JP4047471B2 - クリーニング装置およびそれに用いる現像剤ほぐし部材 - Google Patents

クリーニング装置およびそれに用いる現像剤ほぐし部材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光体表面から除去した現像剤のクリーニング装置およびそれに用いる現像剤ほぐし部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式による画像形成装置には、感光体ドラムからトナーを除去、回収するクリーニング装置が用いられている。クリーニング装置は、例えば、感光体ドラム表面から除去したトナー(以下、廃トナーという)を搬送スクリューにより廃トナー回収部まで搬送し、クリーニング装置外部に排出する。
【0003】
この方式によると、廃トナ−の排出の際、流動性が悪い廃トナーは、クリーニング装置内で堆積または固着してしまう。堆積等した廃トナーは、後から回収される廃トナーを塞ぎ止める。これにより、廃トナーの回収効率が低下し、やがて、廃トナーが装置内に溢れるようになる。この結果、トナーこぼれや搬送スクリューの破損等の不具合を引き起こす。そこで、クリーニング装置内での廃トナーの堆積等を防止する必要がある。
【0004】
従来、このような廃トナーの堆積等を防止する方法として、内部にトナーほぐし部材を備えたクリーニング装置が提案されている。図7、図8は、上述の方法を利用した従来のクリーニング装置の構成を示す断面図である。
【0005】
図7において、感光体ドラム701からクリーニングブレード702により除去された廃トナーTは、トナー受け703により受け止められ、クリーニング装置内に収容される。そして、廃トナーTは、搬送スクリュー704によって図示しないトナー回収部まで搬送される。このとき、トナーほぐし部材705は、搬送スクリュー704の廃トナーTの搬送動作に連動して図7中実線で示す位置Xから破線で示す位置Yまで揺動する。この結果、搬送スクリュー704上部付近に堆積した廃トナーTや搬送スクリュー704に固着した廃トナーTをほぐすことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のクリーニング装置において、トナーほぐし部材705は、揺動範囲の狭い領域に堆積または固着した廃トナーTしかほぐすことができない。したがって、トナー受け703付近すなわち図7中破線で示す位置Yより上部にある廃トナーTは、トナーほぐし部材705によってほぐすことができない。このため、トナー受け703付近には、廃トナーTが堆積または固着してしまう。これにより、廃トナーTの回収効率が悪くなり、クリーニング装置内に廃トナーTが溢れてしまう。このように、従来のトナーほぐし部材705では、トナーこぼれや搬送スクリュー704の破損等の不具合の発生を完全に防止することができない。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、クリーニング装置内に堆積または固着したトナーによる、トナーこぼれや搬送スクリューの破損等の発生を略完全に防止することができるクリーニング装置およびそれに用いる現像剤ほぐし部材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、流動性が悪くクリーニング装置内に堆積または固着した廃トナーを、現像剤搬送手段の搬送動作に連動して現像剤受けの表面近傍を感光体軸に略直交する方向に移動するトナ−ほぐし部材で、トナー受けの表面近傍全体にわたってほぐす。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様のクリーニング装置は、感光体から除去した現像剤を受ける現像剤受けと、前記現像剤を搬送する現像剤搬送手段と、前記感光体軸方向に延伸する櫛歯状のシート部材で構成されかつ当該櫛歯状部が前記現像剤搬送手段の搬送動作に連動して前記現像剤受けの表面近傍を前記感光体軸に略直交する方向に移動する現像剤ほぐし手段とを具備し、前記現像剤ほぐし手段は、隣り合う櫛歯の先端同志間が当該現像剤ほぐし手段の移動方向に延伸するシート状の連結部材で連結させて移動することにより前記現像剤受けに堆積した前記現像剤を前記現像剤受け全体にわたってほぐし得る、構成を採る。
【0010】
この構成によれば、現像剤ほぐし手段は、隣り合う櫛歯の先端同志間が当該現像剤ほぐし手段の移動方向に延伸するシート状の連結部材で連結させて移動することにより前記現像剤受けに堆積した前記現像剤を前記現像剤受け全体にわたってほぐし得る。従って、クリーニング装置内において、従来の現像剤ほぐし手段がほぐすことができる現像剤の位置よりも現像剤搬送手段から遠い位置に堆積する現像剤をほぐすことが可能になる。この結果、クリーニング装置内に堆積等した現像剤により発生し得る、現像剤こぼれや搬送スクリューの破損等の不具合が発生するのを防止できる。
【0012】
また、この構成によれば、現像剤ほぐし手段は、シート状部材で構成され、かつ隣り合う櫛歯と、この櫛歯先端同志間を当該現像剤ほぐし手段の移動方向に延伸して連結する連結部材とにより中空構造が形成されている従って、現像剤ほぐし手段の軽量化が図れる。この結果、現像剤搬送手段にかかる現像剤ほぐし手段の揺動負荷が小さくなる。
【0013】
本発明の第2の態様のクリーニング装置は、感光体から除去した現像剤を受ける現像剤受けと、回転することにより前記現像剤を搬送する搬送スクリューと、前記感光体軸方向に延伸する櫛歯状のシート部材で構成されかつ当該櫛歯が前記搬送スクリューの回転に連動して前記現像剤受けの表面近傍を前記感光体軸に略直交する方向に移動する現像剤ほぐし手段とを具備し、前記現像剤ほぐし手段は、隣り合う櫛歯の先端同志間ごとに、当該現像剤ほぐし手段の移動方向に延伸するシート状の連結部材で連結され、前記搬送スクリューの表面に沿って一方の櫛歯が移動するに伴い他方の櫛歯が前記感光体側に、個別独立して移動することにより、前記現像剤受けに堆積した前記現像剤を前記現像剤受け全体にわたってほぐし得る構成を採る。
【0014】
この構成によれば、隣り合う櫛歯の先端同志間ごとに、当該現像剤ほぐし手段の移動方向に延伸するシート状の連結部材で連結され、前記搬送スクリューの表面に沿って一方の櫛歯が移動するに伴い他方の櫛歯が前記感光体側に、個別独立して移動する。従って、クリーニング装置内において、従来の現像剤ほぐし手段がほぐすことができる現像剤の位置よりも搬送スクリューから遠い位置に堆積または固着する現像剤をほぐすことができる。この結果、クリーニング装置内に堆積等した現像剤による、現像剤こぼれや搬送スクリューの破損等の不具合が発生するのを防止できる。
【0020】
また、搬送スクリューの搬送動作に連動して、現像剤ほぐし手段が揺動するとき、隣り合う櫛歯及び連結部材は、クリーニング装置内に堆積した現像剤の異なる部分に接触する。従って、現像剤ほぐし手段において、クリーニング装置内に堆積した現像剤と接触する部分が拡大する。この結果、現像剤をほぐす効果を有する領域が拡大される。
【0021】
本発明の第の態様のクリーニング装置は、第1の態様乃至第2の態様いずれかにおいて、前記現像剤受けは少なくとも一部が前記感光体に摺接し、前記現像剤ほぐし手段が前記現像剤受けの表面近傍を前記感光体軸に略直交する方向に移動して最も感光体側に寄ったときに、前記連結部材は前記現像剤受けが感光体に摺接する部分の上方まで到達する、構成を採る。
【0022】
この構成によれば、現像剤ほぐし手段が現像剤受けの表面近傍を感光体軸に略直交する方向に移動して最も感光体側に寄ったときに、連結部材は現像剤受けが感光体に摺接する部分の上方まで到達する。従って、クリーニング装置内において、従来の現像剤ほぐし手段がほぐすことができる現像剤の位置よりも搬送スクリューから遠い現像剤受けが感光体に摺接する部分の上方位置に堆積または固着する現像剤をほぐすことができる。この結果、クリーニング装置内に堆積等した現像剤による、現像剤こぼれや搬送スクリューの破損等の不具合が発生するのを防止できる。
【0025】
本発明の第4の態様の現像剤ほぐし部材は、略平行に配置された第1の縁部と第2の縁部と、この第1の縁部から第2の縁部に向かって2つの縁部間の中央位置まで延伸する第1のリブ群と、前記第2の縁部から第1の縁部に向かって2つの縁部間の中央位置まで延伸し前記第1のリブ群の各々のリブと各々のリブとが隣り合う第2のリブ群と、隣り合う各リブ間の先端をリブの延伸する方向に略直行する方向に連結する屈曲部と、を備えるシート状部材を形成し、前記隣り合うリブ部の前記屈曲部近傍2箇所で前記2つの縁部をそれぞれ内方に折り曲げて形成する構成を採る。
【0026】
この構成によれば、上記第1の態様から第の態様に示す効果を奏する現像剤ほぐし手段をシート状部材から容易に製造することができる。
【0027】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0028】
図1および図2は、本発明の一実施の形態に係るクリーニング装置の構成を示す断面図である。なお、本実施の形態においては、現像剤としてトナーを使用した場合の例について説明する。
【0029】
図1において、感光体ドラム101は、帯電することによりトナーを表面に付着させる。そして、付着したトナーは、記録用紙等に転写される。転写終了後の感光体ドラム101の表面には、一部のトナーが記録用紙に転写せずに付着している(以下、転写残りトナーという)。
【0030】
感光体ドラム101の周面外側であって回転方向Aに沿って見て用紙転写位置よりも後側には、転写残りトナーを除去、回収するクリーニング装置102を配置している。
【0031】
クリーニング装置102は、内部が中空の筐体103を有する。筐体103は、感光体ドラム101の軸方向長さ全体にわたって延設されている。筐体103の感光体ドラム101の側壁面には、開口部103aが形成されている。開口部103aは、感光体ドラム101の軸方向に沿って、感光体ドラム101周面上のトナーが付着している可能性がある印刷領域の長さよりも長く設定されている。
【0032】
筐体103の、開口部103aに沿った上側縁部には、スペーサ104およびL字型部材105を介して、平板状のクリーニングブレード106が取り付けられている。クリーニングブレード106は、感光体ドラム101の軸方向に沿って、少なくとも感光体ドラム101表面上の印刷領域の長さよりも長く設定されている。クリーニングブレード106の先端部106aは、感光体ドラム101の回転方向Aに対向するように配置され、かつ、感光体ドラム101の周面に摺接している。
【0033】
筐体103の開口部103aに沿った下側縁部には、平板状のトナー受け107が取り付けられている。トナー受け107は、感光体ドラム101の軸方向に沿って、筐体103と同程度の長さに設定されている。トナー受け107の先端部107aは、クリーニングブレード106と対向するように配置され、かつ、感光体ドラム101の周面に摺接している。また、トナー受け107は、例えば、ウレタンシート等の弾性シートで構成される。
【0034】
トナー受け107が取り付けられた筐体103の下側縁部から下側に突出するようにして、略U字型の垂直断面形状を有する底部103bが、感光体ドラム101の軸方向に連続して形成されている。この底部103b内には、搬送スクリュー108が配置されている。
【0035】
搬送スクリュー108は、回転軸108aと複数の螺旋羽根108bを有する。搬送スクリュー108の回転軸108aの両端部は、筐体103の両側壁面部に緩挿されている。回転軸108aには、図示しない駆動モータが連結されている。搬送スクリュー108の螺旋羽根108bは、回転軸108aのうち、筐体103内部に配置された部分に固定されている。搬送スクリュー108の螺旋羽根108bは、筐体103の底部103bに干渉しない大きさになっている。
【0036】
筐体103の開口部103aに対向する壁面103c(以下、固定部という)には、トナーほぐし部材109の上端部が固定されている。
【0037】
トナーほぐし部材109は、感光体ドラム101の軸方向に沿って配置されている。トナーほぐし部材109は、互いに重ねたシート状の第1部材109aおよび第2部材109bを具備する。第1部材109aが感光体ドラム101側に、第2部材109bが搬送スクリュー108側に夫々位置する。第1部材109aおよび第2部材109bは、図2に示すように、感光体ドラム101の軸方向に対して略直交する方向に沿って複数の細片に分割され、しかも細片の間に隙間が設けられている。言い換えれば、第1部材109aおよび第2部材109bは櫛歯状になっている。第1部材109aの櫛歯と第2部材109bの櫛歯とは互い違いに配置されている。すなわち、櫛歯どうしは、廃トナーTの搬送方向にわずかにずれて互いに重複しない部分を有している。対向する櫛歯の先端どうしの間は、シート状の連結部材109cにより連結されている。したがって、第1部材109aおよび第2部材109bの先端部は、連結部材109cの長さの分だけ厚みが付けられている。この結果、第1部材109a、第2部材109bおよび連結部材109cにより中空部109dが形成される。すなわち、固定部103cに取り付けた箇所を頂点とした、第1部材109a、第2部材109bおよび連結部材109cからなる三角形が形成される。以下、第1部材109aおよび第2部材109bの櫛歯並びに連結部材109cを、トナーほぐし単位109−1という。
【0038】
図1に示すように、搬送スクリュー108の回転軸108aは、トナーほぐし部材109の頂点よりも感光体ドラム101側にシフトしているので、第2部材109bの外側表面は、搬送スクリュー108の螺旋羽根108bに付勢押圧されるようになっている。これにより、第2部材109bは、搬送スクリュー108の回転に従って、搬送スクリュー108の頂点および底点の間で移動する。言い換えれば、第2部材109bは、螺旋羽根108bの頂点および回転軸108aの周面の間で移動する。これに伴い、連結部材109cを介して連結された第1部材109bが移動する。このように、各トナーほぐし単位109−1が、搬送スクリュー108と共動して、別個独立して揺動するようになっている。
【0039】
連結部材109cの長さ、すなわちトナーほぐし単位109−1の厚みは、トナーほぐし単位109−1が最も感光体ドラム101側に寄ったとき、すなわち、第2部材109bと搬送スクリュー108の頂点とが当接したとき、第1部材109aは、トナー受け107の先端部107aの上方まで到達し得るように設定されている。
【0040】
次いで、上記構成を有するクリーニング装置の動作について図1および図2を用いて説明する。
【0041】
感光体ドラム101は、図示A方向に回転しながら、記録用紙等に対してトナーの転写を行う。クリーニングブレード106は、感光体ドラム101の表面上の転写残りトナーを削ぎ落とす。
【0042】
クリーニングブレード106に削ぎ落とされた廃トナーTは、トナー受け107に受け止められる。そして、これらの廃トナーTのうち、ある程度は自重によって搬送スクリュー108の回転領域まで落下する。搬送スクリュー108は、駆動モータにより図示B方向に回転する。搬送スクリュー108の回転にしたがい、廃トナーTは、廃トナー回収部まで感光体ドラム101の軸方向に搬送される。
【0043】
一方、廃トナーTのうち、流動性が悪いものは、トナー受け107または搬送スクリュー108に堆積または固着する。このとき、トナーほぐし部材109のトナーほぐし単位109−1は、搬送スクリュー108の廃トナーTの搬送動作に連動して図1中に実線で示す位置109Aから破線で示す位置109Bまで揺動している。これにより、トナーほぐし単位109−1は、トナー受け107または搬送スクリュー108に堆積または固着した廃トナーTをほぐす。ほぐされた廃トナーTは、搬送スクリュー108の回転領域まで落下する。これらの廃トナーTは、上述のように搬送スクリュー108により、廃トナー回収部まで搬送される。
【0044】
以下、具体的にトナーほぐし単位109−1がトナー受け107または搬送スクリュー108に堆積または固着した廃トナーTをほぐす手順のついて説明する。
【0045】
第2部材109bは、上述のように、常に搬送スクリュー108の回転軸108aまたは螺旋羽根108bに付勢押圧されている。これにより、第2部材109bは、当接した搬送スクリュー108の周面に沿って揺動する。
【0046】
より具体的にいうと、第2部材109b−1が搬送スクリュー108の回転軸108aに当接するとき、第2部材109b−1は、図1中破線で示す位置109Aに移動する。このとき、第2部材109b−1により、回転軸108aに堆積または固着した廃トナーTがほぐされる。
【0047】
一方、第2部材109b−1が搬送スクリュー108の螺旋羽根108bに当接するとき、第2部材109b−1は、螺旋羽根108bの回転軸108aからの高さに対応して移動する。したがって、トナーほぐし単位109−1は、図2中に示す矢印Cのように搬送スクリュー108の回転軸108a方向に揺動する。これにより、螺旋羽根108bの上に堆積または固着した廃トナーTがほぐされる。
【0048】
また、第2部材109b−1が螺旋羽根108bの回転軸108aからの高さが最も高いところに当接するとき、第2部材109b−1は、図1中実線で示す位置109Bに移動する。これに伴い、トナーほぐし単位109−1は、図1中実線で示す位置109Bに移動する。すなわち、第2部材109b−1が移動すると、連結部材109c−1で連結された第1部材109a−1も移動する。上述の通り、連結部材109c−1によりトナーほぐし単位109−1は、厚みが付けられているので、第1部材109a−1は、回転軸108aから最も遠い位置、すなわち、トナー受け107の先端部107aの上方付近に到達する。
【0049】
上述のように、本実施の形態に係るクリーニング装置102によれば、トナーほぐし部材109のトナーほぐし単位109−1は、搬送スクリュー108の廃トナーTの搬送動作に連動して揺動し、トナー受け107の表面近傍を移動して堆積した廃トナーTをほぐす。このとき、トナーほぐし単位109−1は、連結部材109c−1により、トナー受け107全体にわたって堆積した廃トナーTをほぐし得る厚みが付けられている。これにより、トナーほぐし単位109−1の移動により、廃トナーTを広範囲にわたってほぐすことが可能である。この結果、トナーこぼれや搬送スクリュー108の破損等の不都合が発生するのをより確実に防止することできる。
【0050】
また、本実施の形態では、トナーほぐし単位109−1は、シート状の第1部材109a−1および第2部材109b−1の櫛歯と、連結部材109c−1により構成され、内部が中空になっているので、トナーほぐし単位109−1は、十分な厚みがあるにもかかわらず、極めて軽くできているので、スムーズに揺動可能であると共に、搬送スクリュー108の回転を妨げるおそれがほとんどない。
【0051】
また、トナーほぐし部材109の第1部材109aの櫛歯と第2部材109bの櫛歯とは互い違いに配置されている。これにより、第1部材109aの櫛歯と第2部材109bの櫛歯とが完全に重なって配置されている場合と比べて、トナーほぐし部材109が廃トナーTをほぐす効果の及ぶ領域が拡大される。すなわち、第1部材109aの櫛歯と第2部材109bの櫛歯とが互い違いに配置されると、廃トナーTに接触する部分は、第1部材109aに限定されず、第2部材109bの搬送スクリュー108接触面の裏側の面も廃トナーTをほぐすことができる。この結果、廃トナーTをほぐす効果の及ぶ領域が拡大される。
【0052】
また、本実施の形態のクリーニング装置において、第1部材109aおよび第2部材109bの櫛歯は、5mm以下の比較的狭い幅に設定し、ある程度の剛性が確保されている。このように設定すると、第1部材109aおよび第2部材109bは、適量の廃トナーTをほぐすことができる。すなわち、第1部材109aおよび第2部材109bの櫛歯の幅を5mm以上に設定すると、適量以上の廃トナーTが第1部材109aおよび第2部材109bの櫛歯に接触する。したがって、トナーほぐし部材109の揺動負荷が大きくなる。また、第1部材109aあるいは第2部材109bの櫛歯にある程度の剛性を確保しないと、堆積または固着した廃トナーTに接触して、第1部材109aおよび第2部材109bの櫛歯が撓ってしまう。このため、トナーほぐし部材109は、堆積または固着した廃トナーTをほぐすことができない。
【0053】
また、本実施の形態のクリーニング装置において、第1部材109aの隣接する櫛歯間および第2部材109bの隣接する櫛歯間の間隔は、それぞれ約10mm〜20mmに設定されている。このように設定すると、廃トナーTを適度にほぐす効果と回収する効果を確保することができる。
【0054】
すなわち、これらの間隔を10mm以下に設定すると、第1部材109aの隣接する櫛歯間および第2部材109bの隣接する櫛歯間の間隔が狭くなる。このため、ほぐした廃トナーTがそれぞれの隣接する櫛歯間から十分に排出されない。廃トナーTが十分に排出されないと、廃トナーTは、第1部材109aおよび第2部材109bの上にそのまま残る。これにより、トナーほぐし部材109は、この廃トナーTの重量に対応して撓ってしまう。このため、堆積または固着した廃トナーTと接触する部分が縮小する。この結果、廃トナーTをほぐす効果が低減する。
【0055】
これに対して、これらの間隔を20mm以上に設定すると、第1部材109aの隣接する櫛歯間あるいは第2部材109bの隣接する櫛歯間の間隔が広くなる。このため、廃トナーTの中に、第1部材109aおよび第2部材109bのいずれにも接触しない部分が発生する。この結果、堆積または固着した廃トナーTと接触する部分が縮小する。この結果、廃トナーTをほぐす効果が低減する。
【0056】
また、本実施の形態のクリーニング装置において、連結部材109cは、トナー受け107との間隔が約1〜3mmに保つように設定されている。このように設定すると、トナー受け107を介して感光体ドラム101に圧力を加えて破損するのを防止できる。また、トナー受け107とトナーほぐし部材109の間に廃トナーTが堆積または固着するのを防止できる。すなわち、この間隔を1mm以下に設定すると、トナーほぐし部材109は、トナー受け107を介して廃トナーTを感光体ドラム101に押し付ける。押し付けられた廃トナーTは、感光体ドラム101を傷付ける原因となる。これに対して、この間隔を3mm以上に設定すると、トナーほぐし部材109が廃トナーTをほぐす効果の及ぶ領域が縮小される。この結果、廃トナーTは、トナーほぐし部材109とトナー受け107との間の領域に堆積または固着する。
【0057】
次いで、適度に廃トナーTをほぐす効果を有するトナーほぐし部材109の製造方法について図3および図4を用いて説明する。図3は、トナーほぐし部材109の形状を形成する前の展開図である。図4は、トナーほぐし部材109の形状を形成した後の組立図である。
【0058】
図3に示すように、略平行に縁部301Aおよび301Bを有するシート部材を配置する。そして、これらの縁部301Aおよび301Bを架け渡すようなリブ部302を設ける。リブ部302は、縁部301Aおよび縁部301Bに略平行な方向に複数個設けられている。各リブ部302は、等間隔に設けられている。リブ部302は、縁部301Aおよび301Bに略直交するように架け渡されている。リブ部302は、縁部301Aおよび301Bから略同一距離のところに屈曲部303を有する。
【0059】
屈曲部303は、縁部301Aから延伸するリブ部302Aとの関係において、リブ部302Aの延伸方向からL字型の形状になっている。同様に縁部301Bから延伸するリブ部302Bとの関係においても、リブ部302Bの延伸方向からL字型の形状になっている。このように、リブ部302Aとリブ部302Bは、同一直線上に形成されていない。
【0060】
このような構成を有するシート状部材をリブ部302Aおよびリブ部302Bが屈曲部303に連結される部分近傍、すなわち、図3に示す折り曲げ位置X1および折り曲げ位置X2で夫々折りまげる。これにより、縁部301Aおよび301Bを互いに対向させる。次いで、対向する縁部301Aおよび301Bを接合することにより、図4のようなトナーほぐし部材109が完成する。
【0061】
このトナーほぐし部材109を本実施の形態のクリーニング装置102に取り付けた場合、リブ部302Aは、第一部材109aとなる。また、リブ部302Bは、第二部材109bとなる。また、屈曲部303を含む2つの折り曲げ位置に挟まれた部分は、連結部材109cとなる。
【0062】
このトナーほぐし部材109は、2つの折り曲げ位置を基準として折り曲げられる。このため、折り曲げ位置近傍において、リブ部302Aおよびリブ部302Bの間には、折り曲げ位置X1および折り曲げ位置X2の間の長さの分だけ厚みが付けられている。この結果、クリーニング装置102内において、このトナーほぐし部材109が搬送スクリュー108の廃トナーTの搬送動作に連動して揺動した場合、この厚みに対応して廃トナーTをほぐす効果のおよぶ領域が拡大する。
【0063】
また、組み立て前のトナーほぐし部材109を製造する場合には、トナーほぐし部材109に適切な弾性シート等をプレス型等で打ち抜くことによって簡単に製造することができる。これにより、従来のクリーニング装置が使用していた弾性シート等の素材と同様の素材で、容易に本実施の形態に係るトナーほぐし部材109を製造することができる。
【0064】
次に、本発明に係るクリーニング装置の変形例について説明する。図5に示すように、トナーほぐし単位109−1の連結部材109c−1と隣接するトナーほぐし単位109−2の連結部材109c−2とを、また、トナーほぐし単位109−2の連結部材109c−2と隣接するトナーほぐし単位109−3の連結部材109c−3とをつなげる。これにより、上記実施の形態に係るクリーニング装置102に比べると、各トナーほぐし単位109−nが揺動する自由度が減少する。このため、廃トナーTをほぐす効果が及ぶ領域が縮小される。しかし、このように変形した場合、トナーほぐし部材109としての剛性を増強することができる。また、この場合でも、目的とする廃トナーTをほぐす効果は、十分得ることができる。
【0065】
また、上記実施の形態では、クリーニング装置の筐体103に対して、第1部材109aと第2部材109bとを1箇所で重ねて固定したトナーほぐし部材109について説明した。しかし、第1部材109aと第2部材109bとを1箇所で重ねて固定せず、図6に示すように、第1部材109aと第2部材109bとを別々に分けて、筐体103に対して2箇所で固定してもよい。
【0066】
また、上記実施の形態では、連結部材109cで連結された第1部材109aと第2部材109bとを有するトナーほぐし部材109について説明した。このトナーほぐし部材109によれば、第1部材109aと第2部材109bとの間に連結部材109cの長さに対応した空間が形成される。しかし、このような空間を内部に有するトナーほぐし部材109を使用せず、連結部材109cの長さに対応するような厚みを有するトナーほぐし部材109に変更してもよい。このように変形した場合でも、本実施の形態のクリーニング装置と同様に廃トナーTをほぐす効果が得られる。ただし、トナーほぐし部材109は、搬送スクリュー108の廃トナーTの搬送動作に連動して揺動する。このため、トナーほぐし部材109は、搬送スクリュー108に余分な揺動負荷を与えないものが望ましい。また、廃トナーTは、トナーほぐし部材109にほぐされた後、搬送スクリュー108によって廃トナー回収部まで搬送される。このため、トナーほぐし部材109は、ほぐした後の廃トナーTが適度に下方に落下する通路を確保するものが望ましい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、クリーニング装置内に堆積または固着したトナーによる、トナーこぼれや搬送スクリューの破損等の発生を略完全に防止することができるクリーニング装置およびそれに用いる現像剤ほぐし部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るクリーニング装置の断面図
【図2】上記実施の形態に係るクリーニング装置の横断面図
【図3】上記実施の形態に係るクリーニング装置に用いるトナーほぐし部材の展開図
【図4】上記実施の形態に係るクリーニング装置に用いるトナーほぐし部材の組立図
【図5】上記実施の形態に係るクリーニング装置の変形例を説明するための横断面図
【図6】上記実施の形態に係るクリーニング装置の変形例を説明するための断面図
【図7】従来のクリーニング装置の断面図
【図8】従来のクリーニング装置の横断面図
【符号の説明】
101 感光体ドラム
102 クリーニング装置
103 筐体
106 クリーニングブレード
107 トナー受け
108 搬送スクリュー
108a 回転軸
108b 螺旋羽根
109 トナーほぐし部材
109a 第1部材
109b 第2部材
109c 連結部材

Claims (4)

  1. 感光体から除去した現像剤を受ける現像剤受けと、前記現像剤を搬送する現像剤搬送手段と、前記感光体軸方向に延伸する櫛歯状のシート部材で構成されかつ当該櫛歯状部が前記現像剤搬送手段の搬送動作に連動して前記現像剤受けの表面近傍を前記感光体軸に略直交する方向に移動する現像剤ほぐし手段とを具備し、前記現像剤ほぐし手段は、隣り合う櫛歯の先端同志間が当該現像剤ほぐし手段の移動方向に延伸するシート状の連結部材で連結されて移動することにより前記現像剤受けに堆積した前記現像剤を前記現像剤受け全体にわたってほぐし得ることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 感光体から除去した現像剤を受ける現像剤受けと、回転することにより前記現像剤を搬送する搬送スクリューと、前記感光体軸方向に延伸する櫛歯状のシート部材で構成されかつ当該櫛歯が前記搬送スクリューの回転に連動して前記現像剤受けの表面近傍を前記感光体軸に略直交する方向に移動する現像剤ほぐし手段とを具備し、前記現像剤ほぐし手段は、隣り合う櫛歯の先端同志間ごとに、当該現像剤ほぐし手段の移動方向に延伸するシート状の連結部材で連結され、前記搬送スクリューの表面に沿って一方の櫛歯が移動するに伴い他方の櫛歯が前記感光体側に、個別独立して移動することにより、前記現像剤受けに堆積した前記現像剤を前記現像剤受け全体にわたってほぐし得ることを特徴とするクリーニング装置。
  3. 前記現像剤受けは少なくとも一部が前記感光体に摺接し、前記現像剤ほぐし手段が前記現像剤受けの表面近傍を前記感光体軸に略直交する方向に移動して最も感光体側に寄ったときに、前記連結部材は前記現像剤受けが感光体に摺接する部分の上方まで到達することを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載のクリーニング装置。
  4. 略平行に配置された第1の縁部と第2の縁部と、この第1の縁部から第2の縁部に向かって2つの縁部間の中央位置まで延伸する第1のリブ群と、前記第2の縁部から第1の縁部に向かって2つの縁部間の中央位置まで延伸し前記第1のリブ群の各々のリブと各々のリブとが隣り合う第2のリブ群と、隣り合う各リブ間の先端をリブの延伸する方向に略直行する方向に連結する屈曲部と、を備えるシート状部材を形成し、前記隣り合うリブ部の前記屈曲部近傍2箇所で前記2つの縁部をそれぞれ内方に折り曲げて形成したクリーニング装置に用いる現像剤ほぐし部材。
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