JP2005234411A - クリーニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 感光体ドラムの周面の残留トナーをファーブラシによってより確実に除去する。
【解決手段】 感光体ドラム4の周面におけるブレード40の上流側に設けられ、感光体ドラム4と平行に配されたブラシ軸51回りの順回転で先端が感光体ドラム4の周面と摺接するファーブラシ50が所定のケーシング30内に装着された状態で感光体ドラム4の周面に対向配置され、ケーシング30内には、先端側がブレード40の先端とファーブラシ50の周面との間に位置した状態で基端側がケーシング30の内壁面に固定され、且つ先端がファーブラシ50内に没入した撓み付与部材80が設けられ、この撓み付与部材80は、ファーブラシ50の感光体ドラム4周面との当接位置より上流側であって、当該撓み付与部材80と干渉して撓んだ後のファーブラシ50のブラシ毛52の先端が感光体ドラム4の周面に叩き付けられ得る位置に設けられている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複写機やファクシミリ装置、あるいは各種のプリンタ等の画像形成装置に設けられた感光体ドラム周面の清浄化処理のために用いられるクリーニング装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような感光体ドラムのクリーニング装置が知られている。このクリーニング装置は、感光体ドラムの周面に形成されたトナー像が用紙に転写された後、同周面に付着している残留トナー(残留トナーがプラスに帯電している場合には、当該残留トナーに用紙中のマイナスに帯電し易いタルクが付着し易い。特に粗悪な用紙を使用するとその傾向が著しくなる。)を除去して清浄化するためのものであり、開口が感光体ドラムの周面に対向するように形成された所定のケーシング内に、感光体ドラムと平行なブラシ軸回りに順方向(感光体ドラムの回転方向と逆方向)に回転駆動するファーブラシと、感光体ドラムの回転方向におけるファーブラシの下流側に先端が感光体ドラムの周面と摺接するように設けられたブレードと、これらブレードによって除去されファーブラシによって回収された回収残留トナーを系外に運び出すスクリューフィーダとが装着されて形成されている。
そして、ブレードによって感光体ドラムの周面から掻き落された残留トナーは、その下方位置で感光体ドラムの周面と接触しながら順方向に駆動回転しているファーブラシに一旦受けられたのち遠心力で感光体ドラムと反対方向に向けて投げ出され、スクリューフィーダによってケーシングから系外に搬出されるようになっている。
また、ケーシングの内壁面には、櫛状の残留トナー堆積防止部材(フリッカ)がその櫛歯の先端をファーブラシ内に没入させた状態で取り付けられ、このフリッカと回転しているファーブラシとの摺接干渉によって、残留トナーがファーブラシ内に堆積することを防止するようになされている。
なお、同様のクリーニング装置であって、ファーブラシを二連で設けるものが特許文献2にも記載されている。
特開平6−102801号公報 特開平6−282208号公報
ところで、特許文献1に記載のクリーニング装置は、感光体ドラムの真横に設けられ、ファーブラシで除去された感光体ドラム周面の残留トナーがファーブラシを挟んで感光体ドラムの周面と対向した位置に設けられたスクリューフィーダによって系外に運び出されるようになっているため、捕捉されたファーブラシ中の残留トナーをスクリューフィーダへ向けて叩き落すべく、フリッカは、感光体ドラムの周面とは相当離間したスクリューフィーダの近傍に設けられている。
したがって、フリッカとの干渉でファーブラシに捕捉された残留トナーのスクリューフィーダへの移行は良好に行われるが、感光体ドラムの周面はファーブラシで撫ぜられるだけであるため、感光体ドラムの周面からの残留トナーの除去が思わしくないという問題点が存在する。
また、近年、画像形成装置のコンパクト化が種々図られており、特許文献2のもののように、従来感光体ドラムの真横に配置されていたクリーニング装置を感光体ドラムの上方に配置することが行われる場合があるが、このような位置にクリーニング装置が置かれると、ブレードの水平面に対する角度が小さくなって水平状態に近づくため、ブレードによって掻き取られ順回転しているファーブラシによって戻された残留トナーがブレード近辺に従来にも増して堆積し易くなるという新たな問題点が提起される。
かかる問題点を解消するために、特許文献2に記載されたクリーニング装置は、ファーブラシが略水平なブレードの上方位置において二連で設けられ、感光体ドラムの周面に当接している方のファーブラシによって捕捉された残留トナーを連設されたもう一方のファーブラシで残留トナー収納部へ送り込むようになされている。そして、フリッカは、ブレードの上面からファーブラシの軸心に向うように突設され、これによってファーブラシに捕捉された直後の残留トナーがフリッカとの干渉で叩き落とされるようになっている。
しかしながら、フリッカがファーブラシの回転方向の下流側に設けられているため、フリッカと干渉して撓んだファーブラシがその復元力で感光体ドラムの周面に影響を与えることがないため、特許文献1と同様に感光体ドラムの周面からの残留トナーの除去が思わしくないという問題点が存在する。
本発明は、かかる状況に鑑みなされたものであって、感光体ドラムの周面の残留トナーをファーブラシによってより確実に除去することができるクリーニング装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、感光体ドラムの周面に付着した残留トナーを掻き取るブレードと、感光体ドラムの周面における前記ブレードの上流側に設けられ、感光体ドラムと平行に配されたブラシ軸回りの順回転でブラシ毛の先端が感光体ドラムの周面と摺接するファーブラシとが所定のケーシング内に装着された状態で感光体ドラムの周面に対向配置されてなるクリーニング装置において、前記ケーシング内には、基端側がケーシングの内壁面に固定され、且つ先端が前記ファーブラシ内に没入することにより回転しているブラシ毛に撓みを与える撓み付与部材が設けられ、前記撓み付与部材は、前記ファーブラシの前記感光体ドラム周面との当接位置より回転方向上流側であって、当該撓み付与部材と干渉して撓んだ後のブラシ毛の先端が感光体ドラムの周面を叩き付け得る位置に設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、感光体ドラムと反対方向に回転しているブラシ毛は、撓み付与部材との干渉でファーブラシの回転方向と反対方向に向けて一旦撓み、先端が撓み付与部材から外れると、撓んでいたブラシ毛がしなった状態で元に復元して感光体ドラムの周面を叩打するため、このときの衝撃で感光体ドラムの周面に付着していた残留トナーが感光体ドラムの周面から浮き立たされ、ブラシ毛の間に捕捉されて回収される。
したがって、従来のファーブラシは、ブラシ毛が感光体ドラムの周面をただ撫ぜるだけであったことから、感光体ドラムの周面からの残留トナーの除去が不十分となり、これによって、特に再生紙を使用した場合、紙粉の付着した残留トナーがブレードの位置にまで到達し、紙粉中の填料である炭酸カルシウムやタルク等の硬度の高い物質がブレードによって感光体ドラムの周面にフィルム状に押し付けられることで感光体ドラムの周面を傷付け、当該傷部分に残留トナーが堆積していく、いわゆるフィルミングが発生していたが、かかる不都合は有効に防止される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記撓み付与部材は、前記ブラシ軸の軸心と前記感光体ドラムの回転中心とを結んだ線を基準として、前記軸心周りに上流側へ向けて90°以内の位置に設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、撓み付与部材と干渉したブラシ毛は、空振りのない状態で感光体ドラムの周面を叩打する。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記撓み付与部材は、平板状部材によって形成されているとともに、少なくともブラシ毛と接する部分がブラシ毛の延びる方向を基準としてファーブラシの回転方向に所定角度傾斜していることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、ブラシ毛は、その先端が先ず撓み付与部材の上面側に当接した後、撓みながら先端が撓み付与部材の先端縁部に到達し、その後先端が撓み付与部材の先端縁部を外れて感光体ドラムの周面を叩打することになる。
請求項1記載の発明によれば、撓み付与部材は、ファーブラシの感光体ドラム周面との当接位置より上流側であって、当該撓み付与部材と干渉した後のブラシ毛の先端が感光体ドラムの周面を叩き付ける位置に設けられているため、ブラシ毛は感光体ドラムの周面と当接するに際し、常に同周面を叩打することになり、これによって感光体ドラムの周面に付着していた残留トナーを有効に除去することができる。したがって、周面からの残留トナーの除去が不十分であると、特に再生紙を使用した場合に、紙粉の付着した残留トナーがブレードの位置にまで到達してフィルミングが発生し、フィルミング部分が帯電され難いために画像カブリが発生するような不具合を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、撓み付与部材は、ブラシ軸の軸心と前記感光体ドラムの回転中心とを結んだ線を基準として、前記軸心周りに上流側へ向けて90°以内の位置に設けられているため、撓み付与部材と干渉したブラシ毛は、空振りのない状態で感光体ドラムの周面を叩打することになり、空振りにより感光体ドラム周面の付着残留トナーが除去されなくなるような不都合の発生を確実に防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、撓み付与部材は、平板状部材によって形成されているとともに、少なくともブラシ毛と接する部分がブラシ毛の延びる方向を基準としてファーブラシの回転方向に所定角度傾斜しているため、ブラシ毛は、その先端が先ず撓み付与部材の上面側に当接した後、撓みながら先端が撓み付与部材の先端縁部に到達し、その後先端が撓み付与部材の先端縁部を外れて感光体ドラムの周面を叩打することになり、ブラシ毛の一部が撓み付与部材の先端縁部と衝突することによってその部分が折れ曲がり、これによってブラシ毛に癖がつくような不都合の発生を確実に防止することができる。
図1は本発明に係るクリーニング装置が適用された胴内排出型の複写機(画像形成装置)1の概略構成を説明するための説明図である。図1に示すように、複写機1では、コピー動作を行う場合、複写機本体100内の像形成部130において、帯電ユニット3により図中のA方向に回転する小径の感光体ドラム4が一様に帯電され、原稿読取部5で読み取られた原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザ走査ユニット等)8からのレーザビームにより感光体ドラム4上に静電潜像が形成され、現像ユニット7により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。この現像ユニット7へのトナーの供給はトナーコンテナ6から行われる。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム4に向けて、用紙が給紙機構9から用紙搬送路10およびレジストローラ対14を経由して像形成部130に搬送され、この像形成部130において転写ローラ11(画像転写部)により感光体ドラム4の表面におけるトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム4から分離され、定着ローラ対12aを有する定着部12に搬送されてトナー像が定着される。定着部12を通過した用紙は、複数方向に分岐した用紙搬送路13に送られて、用紙搬送路13の分岐点に設けられた複数の経路切換ガイドを有する経路切換機構21,22,23によって搬送方向が振り分けられ、そのまま(或いは、用紙搬送路17に送られて両面コピーされた後に)、第1排出トレイ102a、第2排出トレイ102bまたは第3排出トレイ102cのいずれかに排紙される。
本実施形態においては、クリーニング装置20が、感光体ドラム4の回転方向における転写ローラ11の下流側であって、感光体ドラム4の頂部位置に設けられているとともに、これに続いて帯電ユニット3、露光ユニット8、現像ユニット7が感光体ドラム4の回転方向に向けて順次配設され、感光体ドラム4の左側にクリーニング装置20等が配設されないことによって、その分、複写機本体100のコンパクト化に貢献し得るようになっている。
また、図示しないが、感光体ドラム4の表面の残留電荷を除去する除電装置がクリーニング装置20の下流側に設けられている。さらに、給紙機構9は、複写機本体100に着脱自在に取り付けられ、用紙を収納する複数の給紙カセット91,92と、その上方に設けられるスタックバイパス(手差しトレイ)93とを備えてなり、これらは用紙搬送路10によって感光体ドラム4および現像ユニット7等からなる像形成部130に繋がっている。
用紙搬送路13は、具体的には、定着ローラ対12aの下流側において、まず左右に二股状に分岐し、一方の経路(図1では右方向に分岐する経路)は第1排出トレイ102aに連通するように構成されている。そして、他方の経路(図1では左方向に分岐する経路)は搬送ローラ対141を経由して、上下二股に分岐し、一方の経路(図1では上方向に分岐する経路)は第2排出トレイ102bに連通するように構成されている。これに対し、他方の経路(図1では下方向に分岐する経路)は、上記分岐点の直下において二股に分岐し、一方の経路は排出ローラ対144を経由して第3排出トレイ102cに用紙を排出するように構成されている一方、他方の経路は用紙搬送路17に連通するように構成されている。
図2は、本発明に係るクリーニング装置20の一部切欠き分解斜視図であり、図3は、その一部切欠き組立て斜視図である。また、図4は、図3に示すクリーニング装置20の側面視の断面図であり、図5は、ファーブラシ50、スクリューフィーダ60、トナー掻き落し部材70および撓み付与部材80の相対的な位置関係を示す平面視の説明図である。なお、図2〜図5において、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
これらの図に示すように、クリーニング装置20は、感光体ドラム4の周面の残留トナーを掻き取るブレード40と、感光体ドラム4の周面における前記ブレード40の上流側(感光体ドラム4の回転方向(時計方向)を基準とした上流側であって、図2における前方)に設けられたファーブラシ50と、前記ブレード40によって掻き取られ、このファーブラシ50によって感光体ドラム4の表面から拭き取られた回収トナーを系外に排出するスクリューフィーダ(回収トナー搬送部材)60と、前記ファーブラシ50内にトナーが溜り込まないようにファーブラシ50が保持しているトナーを掻き落すトナー掻き落し部材70と、ブラシ毛52に撓みを付与する撓み付与部材80とが感光体ドラム4の上方位置に配されたケーシング30に装着されることによって構成されている。
前記ケーシング30は、感光体ドラム4の周面に長手方向で対応し得るように幅方向に長尺に形成され、図4に示すように、側面視で二瘤状に形成されたトナー回収部31と、このトナー回収部31の後方に延設された帯電ユニット保持部34とを備えている。
前記トナー回収部31は、二瘤状の前方のものからなる側面視で上部が円弧状に形成されたファーブラシ装着部32と、このファーブラシ装着部32から後方に向けて延設された同円弧状を呈するスクリューフィーダ装着部33とからなっている。ファーブラシ装着部32の前方位置には、円弧状の部分から感光体ドラム4の方向に向けて延設された前壁321が形成されているとともに、スクリューフィーダ装着部33の後方位置には、円弧状の部分から感光体ドラム4へ向けて延設されて後壁331が設けられている。
前記前壁321の内面側には、撓み付与部材80の基端側の縁部を接着剤を介して嵌め込む幅方向に長尺の嵌込み溝322が設けられている。
前記後壁331の下端縁部には、後方に向けて延設された、ケーシング30の幅方向の全長に亘るフランジ部332が設けられているとともに、このフランジ部332の下面側にブレード40およびトナー掻き落し部材70を取り付けるための側面視でL字状を呈した装着板35が固定されている。この装着板35は、前後幅寸法がフランジ部332のそれより長尺に設定された装着板本体351と、この装着板本体351の後縁部から上方に向けて折り曲げられることによって形成した折り曲げ部352とからなっている。
前記装着板本体351には、長手方向に向けて所定ピッチで前後方向に延びる複数の長孔353が穿設されている一方、前記フランジ部332には、長孔353に対応した位置にねじ孔333が螺設され、ビスBを前記長孔353を介してねじ孔333に螺着し締結することによって装着板35がフランジ部332に固定されるようになっている。そして、ビスBを緩めた状態で装着板35を前後動させることにより、装着板35の前端縁(後述の突設縁354)のフランジ部332からの突出量を調節し得るようになっている。
かかる装着板35の前端部は、当該装着板35がフランジ部332に固定された状態で後壁331から前方に向かって突出した幅方向に延びる突設縁354が設けられ、この突設縁354の下面側に前記ブレード40がねじ止めその他で固定されるとともに、同上面側にトナー掻き落し部材70がねじ止めその他で固定されるようになっている。
また、トナー回収部31の幅方向の各端部には、側壁311がそれぞれ設けられ、これによってケーシング30は、下面側に感光体ドラム4の周面に対向した幅方向に長尺の矩形状の開口が形成された状態になっている。
そして、前記各側壁311には、ファーブラシ装着部32の円弧状を呈した天井部の曲率中心位置に、ファーブラシ50をトナー回収部31内に装着するためのファーブラシ用貫通孔312が穿設されているとともに、スクリューフィーダ装着部33の円弧状を呈した天井部の曲率中心位置には、スクリューフィーダ60をトナー回収部31内に装着するためのスクリューフィーダ用貫通孔313が穿設されている。
かかるケーシング30のトナー回収部31内の下部位置であって、ブレード40、ファーブラシ50およびスクリューフィーダ60によって囲繞された空間に、感光体ドラム4から掻き落されて回収された回収トナーを一時的に貯留するトナー一時貯留空間310が形成されている。
前記帯電ユニット保持部34は、フランジ部332から後方に向けて所定形状を呈した状態で延設されている。かかる帯電ユニット保持部34に前記帯電ユニット3が装着されている。ケーシング30をトナー回収部31と帯電ユニット保持部34とで構成することにより複写機1のコンパクト化に寄与し得るようにしている。
前記ブレード40は、時計方向に向けて回転している感光体ドラム4のトナー画像転写処理が終了した周面に残留している紙粉の付着した残留トナーを掻き取るものである。かかるブレード40は、幅方向の長さ寸法が感光体ドラム4の有効長と等しくなるように長さ設定されているとともに、突設縁354に固定された状態でその前端縁部が感光体ドラム4の周面に当接するように前後幅寸法が設定されている。
前記ファーブラシ50は、順方向に回転(感光体ドラム4の回転に追随するように感光体ドラム4の回転方向と反対方向に向かう回転)することによって、ブレード40が感光体ドラム4の周面から掻き取った掻き取りトナーをスクリューフィーダ60に向けて掃き送るものであり、ブラシ軸51と、このブラシ軸51の全周から径方向に向けて突設された多数のブラシ毛52とを備えて構成されている。
かかるファーブラシ50は、ブラシ軸51の両端部がケーシング30の一対の側壁311にそれぞれ穿設された前記ファーブラシ用貫通孔312に嵌挿されることによってケーシング30のファーブラシ装着部32内に装着されるようになっている。かかるファーブラシ50のブラシ毛52は、ファーブラシ50がファーブラシ装着部32に装着された状態でその先端が感光体ドラム4の周面に当接し得るように長さ寸法が設定されている。したがって、このファーブラシ50が順回転することによって、ブレード40で掻き取られた感光体ドラム4周面の残留トナーが、系外に漏洩することなくスクリューフィーダ60に向けて掃き送られることになる。
前記スクリューフィーダ60は、ブレード40により掻き取られ、ファーブラシ50により掃き送られた回収トナーをその回転によって系外に搬出するためのものであり、フィーダ軸61と、このフィーダ軸61に同心で一体に付設されたスパイラルフィン62とを備えて構成されている。かかるスクリューフィーダ60は、フィーダ軸61の両端部がケーシング30の一対の側壁311にそれぞれ穿設された前記スクリューフィーダ用貫通孔313に嵌挿されることによってケーシング30のスクリューフィーダ装着部33内に装着されるようになっている。
前記スパイラルフィン62は、径寸法がスクリューフィーダ装着部33の円弧状を呈した天井部内面側の曲率半径より僅かに短めに寸法設定され、これによって回収トナーを効率的に排出し得るようになっている。かかるスパイラルフィン62のフィーダ軸61回りの回転によってスクリューフィーダ装着部33の一方の端部に送り込まれた回収トナーは、トナー回収部31の下面開口から系外に排出され、図略の回収容器に回収されるようになっている。
そして、ケーシング30の近傍には、駆動モータや各種のギヤが組み合わされて形成した動力伝達手段等からなる図略の駆動手段が設けられ、この駆動手段の駆動力がブラシ軸51およびフィーダ軸61に伝達されることにより、ファーブラシ50およびスクリューフィーダ60が駆動回転するようになっている。
前記トナー掻き落し部材70は、感光体ドラム4の周面から掻き落されたトナーがファーブラシ50の多数のブラシ毛52間に留まって固まってしまうのを防止するためのものであり、前後幅寸法がスパイラルフィン62の直径より大きく寸法設定されているとともに、長さ寸法(左右幅寸法)がケーシング30の一対の側壁311間の内寸法より僅かに短く寸法設定されている。
かかるトナー掻き落し部材70は、その後端縁が前記装着板35の突設縁354の上面側にねじ止めその他で固定されている。前記突設縁354は、上面側が前方に向かって若干先上りに形成され、これによってトナー掻き落し部材70は、前方に向かって先上り状態になっている。突設縁354に固定されたトナー掻き落し部材70は、装着板35を前後動させることによってフランジ部332からの突出量を調節することができる。
そして、このようなトナー掻き落し部材70の前方位置には、ブレード40とトナー掻き落し部材70との間に溜まった回収トナーをスクリューフィーダ60に向かわせるための複数個の角孔71が穿設されている。
前記撓み付与部材80は、ブラシ軸51回りに順方向(図4における反時計方向)に回転しているブラシ毛52に対して一旦撓みを付与し、この撓みの復元によって感光体ドラム4周面をブラシ毛52で叩打させるためのものであり、ブラシ毛52と干渉するように前壁321から突設された板状体によって形成されている。
かかる撓み付与部材80は、ファーブラシ50の前記感光体ドラム4周面との当接位置より上流側であって、当該撓み付与部材80と干渉して撓んだ後のブラシ毛52の先端が感光体ドラムの周面を叩き付けることができる位置である、ファーブラシ装着部32の前壁321に設けられているのである。
具体的には、撓み付与部材80は、例えばアルミニウム合金などの金属材料や、硬質の合成樹脂材料によって形成され、前壁321に凹設された幅方向に延びる嵌込み溝322に例えば接着剤を介して圧入されることによってファーブラシ装着部32の前壁321に固定されている。
図6は、撓み付与部材80のファーブラシ50および感光体ドラム4に対する相対位置関係を示す説明図である。なお、図6におけるYによる方向表示は、図2の場合と同様である。この図に示すように、撓み付与部材80は、感光体ドラム4の中心O1とブラシ軸51の軸心O2とを結ぶ直線L1と、この直線L1に直交し、かつ、ブラシ軸51の軸心O2通って前方に延びる直線L2との間、すなわち、直線L1と直線L2とで形成される角度αが90°以内の位置に先端(後端)がブラシ毛52に没入する状態で設けられている。
このようにされるのは、直線L1を基準として角度α(90°)を越える位置に撓み付与部材80が設けられた場合には、撓み付与部材80との干渉で一旦撓んだブラシ毛52が感光体ドラム4の周面に到達するまでの間に元の状態に復元してしまい、ブラシ毛52で感光体ドラム4の周面を叩打することができなくなるからである。
また、撓み付与部材80は、少なくともブラシ毛52と接する部分がブラシ毛52の延びる方向(すなわちブラシ軸51の径方向)を基準としてファーブラシ50の回転方向に所定角度傾斜している。具体的には、当該撓み付与部材80の上面前端縁部81と、ブラシ軸51の軸心O2とを結ぶ直線L3(つまりブラシ毛52の延びる方向)より下方に位置するように、すなわち、ケーシング30の前壁321からの撓み付与部材80の突出方向と、同一起点からのファーブラシ50の径方向へ向う直線L4とによって形成される角度βが180°以下の角度になるように傾斜姿勢が設定されている。
このようにされるのは、角度βが180°を越えると、ブラシ軸51回りに反時計方向に回転しているブラシ毛52は、その中間位置が撓み付与部材80の後端縁部の上方の角に先ず衝突するため、衝突した部分に折れ曲がりの癖が付いてしまうばかりか、長期間に亘る衝突の繰り返しでブラシ毛52が折損してしまうことがあるという不都合が生じるからである。
これに対し、角度βを180°以下に設定しておくと、ブラシ毛52は、その先端部分がまず撓み付与部材80の上面に衝突し、ファーブラシ50の回転に伴って先端側から順次中央部へ向けて撓み付与部材80に対する当接状態が進行していくため、ブラシ毛52に折れ癖が付いたり折損するような不都合の発生が有効に防止されるのである。
角度βが180°以下であることを前提として、ブラシ毛52の延びる方向(直線L4)に対する撓み付与部材80の傾斜角度をγ(γ=180°−β)とすると、この傾斜角度γは、5°〜30°の範囲内に設定するのが好ましい。その理由は、傾斜角度γが5°未満であると、回転によって若干撓んでいるブラシ毛52が撓み付与部材80の先端の角部に衝突してブラシ毛52を損傷させる可能性があるからであり、傾斜角度が30°を越えると、回転によって撓み付与部材80と干渉したブラシ毛52を良好に撓ませることができず、これによってブラシ毛52が感光体ドラム4の周面を叩打し得なくなるからである。
そして、ファーブラシ50がブラシ軸51の軸心O2回りに順方向(図6における反時計方向)に回転すると、ブラシ毛52が撓み付与部材80と干渉することにより一旦下に凸の状態で撓み、この撓んだブラシ毛52が撓み付与部材80の先端縁部から外れると、その復元力によってブラシ毛52の先端が感光体ドラム4の周面を叩打するため、これによる衝撃で感光体ドラム4の周面に付着していた残留トナーPが浮き立たされ、これによって感光体ドラム4の周面に付着していた残留トナーPが効果的に取り除かれることになる。
そして、感光体ドラム4から取り除かれ、ブラシ毛52の間に保持された残留トナーPは、下流側でブラシ毛52がトナー掻き落し部材70と干渉することによる衝撃で振るい落とされ、スクリューフィーダ60(図3)によって系外へ排出される。
本発明に係るクリーニング装置20は、以上詳述したように、感光体ドラム4の周面の残留トナーPを掻き取るブレード40と、感光体ドラム4の周面におけるブレード40の上流側に設けられ、感光体ドラム4と平行に配されたブラシ軸51回りの順回転で先端が感光体ドラム4の周面と摺接するファーブラシ50とが所定のケーシング30内に装着された状態で感光体ドラム4の周面に対向配置されてなるものであり、ケーシング30内には、先端側がブレード40の先端とファーブラシ50の周面との間に位置した状態で基端側がケーシング30の内壁面に固定され、且つ先端がファーブラシ50内に没入した撓み付与部材80が設けられ、撓み付与部材80は、ファーブラシ50の感光体ドラム4周面との当接位置より上流側であって、当該撓み付与部材80と干渉して撓んだ後のファーブラシ50のブラシ毛52の先端が感光体ドラム4の周面に叩き付けられ得る位置に設けられている。
かかるクリーニング装置20によれば、感光体ドラム4と反対方向に回転しているファーブラシ50のブラシ毛52は、撓み付与部材80との干渉でファーブラシ50の回転方向と反対方向に向けて一旦撓み、先端が撓み付与部材80から外れると、撓んでいたファーブラシ50のブラシ毛52がしなった状態で元に復元して感光体ドラム4の周面を叩打するため、このときの衝撃で感光体ドラム4の周面に付着していた残留トナーPが感光体ドラム4の周面から浮き立たされ、ファーブラシ50のブラシ毛52の間に捕捉されて回収される。
したがって、従来のファーブラシ50は、そのブラシ毛52が感光体ドラム4の周面をただ撫ぜるだけであったことから、感光体ドラム4の周面からの残留トナーPの除去が不十分となり、これによって残留トナーがブレード40の位置まで到達し、ブレード40によって感光体ドラム4の周面にフィルム状に押し付けられる、いわゆるフィルミングが発生していたが、本発明に係るクリーニング装置20によれば、かかる不都合の発生を有効に防止することができる。
このように、本発明に係るクリーニング装置20によれば、撓み付与部材80は、ファーブラシ50の感光体ドラム4周面との当接位置より上流側であって、当該撓み付与部材80と干渉した後のファーブラシ50のブラシ毛52の先端が感光体ドラム4の周面を叩き付ける位置に設けられているため、ファーブラシ50のブラシ毛52は感光体ドラム4の周面と当接するに際し、常に同周面を叩打することになり、これによって感光体ドラム4の周面に付着していた残留トナーPが有効に除去される。したがって、周面からの残留トナーPの除去が不十分な場合、この残留トナーPによってトナー画像の転写される用紙が汚染されるような不都合の発生を有効に防止することができる。
また、撓み付与部材80は、ブラシ軸51の軸心O2と感光体ドラム4の中心O1とを結んだ直線L1を基準として、ブラシ軸51の軸心O2周りに上流側へ向けて90°以内の位置に設けられているため、撓み付与部材80と干渉したファーブラシ50のブラシ毛52は、空振りのない状態で感光体ドラム4の周面を叩打することが可能になり、空振りにより感光体ドラム4周面の付着残留トナーPが除去されなくなるような不都合の発生を回避することができる。
さらに、撓み付与部材80は、少なくともブラシ毛52と接する部分がブラシ毛52の延びる方向を基準としてファーブラシ50の回転方向に所定角度γだけ傾斜している(すなわち、ケーシング30からの突出方向がファーブラシ50の径方向に対してファーブラシ50の回転方向と反対方向に180°以下の角度βで交差している)ため、ファーブラシ50のブラシ毛52は、その先端が先ず撓み付与部材80の上面側に当接した後、撓みながら先端が撓み付与部材80の先端縁部に到達し、その後先端が撓み付与部材80の先端縁部を外れて感光体ドラム4の周面を叩打することになる。したがって、ファーブラシ50のブラシ毛52の一部が撓み付与部材80の先端縁部と衝突することによってその部分が折れ曲がり、これによってファーブラシ50のブラシ毛52に癖が付いたり折損するような不都合の発生を確実に防止することができる。
(1)上記の実施形態においては、クリーニング装置20は、複写機1のコンパクト化を図るために、感光体ドラム4の上方位置に配されているが、本発明は、クリーニング装置20を感光体ドラム4の上方に配することに限定されるものではなく、複写機1のコンパクト化を犠牲にする場合には、感光体ドラム4の側部に設けてもよい。
(2)上記の実施形態においては、ケーシング30は、トナー回収部31と帯電ユニット保持部34とから構成され、クリーニング装置20および帯電ユニット3を同一のケーシング30に保持させるようにしているが、こうする代わりに、各画像形成装置の特性やローカルコンディションに応じてクリーニング装置20および帯電ユニット3のそれぞれについて専用のケーシングを採用するようにしてもよい。
(3)上記の実施形態においては、スクリューフィーダ60のフィーダ軸61にトナー掻き落し部材70と干渉する回転翼を設け、スクリューフィーダ60の回転に応じた回転翼のトナー掻き落し部材70に対する干渉によって当該トナー掻き落し部材70を間欠的に弾性変形させるようにしてもよい。こうすることによってスクリューフィーダ60の回転でトナー掻き落し部材70が震えるため、ブラシ毛52に保持された残留トナーPの放出がより効果的に行われる。
本発明に係るクリーニング装置20の効果を確認するために、同一の複写機1について、そのクリーニング装置20に本発明に係る撓み付与部材80を採用した場合(実施例)と、撓み付与部材80を本発明の条件で採用しなかった場合(採用しない場合および感光体ドラム4の中心O1とブラシ軸51の軸心O2とを結ぶ直線L1に対するブラシ軸51の軸心O2中心とした撓み付与部材80の設置位置の角度が90°を超えた場合)(比較例)とで、複写機1の印写試験により得られた画像に変化があるか否かを確認する比較試験を実施した。実施例では、感光体ドラム4の中心O1とブラシ軸51の軸心O2とを結ぶ直線L1に対する撓み付与部材80の設置角度および撓み付与部材80のブラシ毛52に対する食込み量を種々変更し、これによって最適の条件を見出すようにした。
この試験で使用した複写機1は、京セラミタ株式会社製の「KM−1620(16ppm機)」であり、感光体ドラム4は、外径寸法が30mmのものであった。また、ファーブラシ50は、ブラシ毛52がポリアミド製のもので外径寸法が12.5mm(ブラシ毛52の長さ寸法は2.75mm)のものを使用した。また、ファーブラシ50のブラシ毛52先端の線速度と、感光体ドラム4の周面の線速度との比は、「1.1:1」に設定した。
トナー掻き落し部材70は、ステンレススチール(SUS316)製の厚み寸法が0.3mmのものを採用した。実施例で使用する撓み付与部材80としては、トナー掻き落し部材70と同様の仕様のものを採用した。この撓み付与部材80は、感光体ドラム4の中心O1とブラシ軸51の軸心O2とを結ぶ直線L1からファーブラシ50の回転方向の反対側40°の位置に設けている。
このような条件に設定された複写機1により、紙粉の発生が多い再生紙を用いて実際に複写処理を行い、フィルミングによるカブリが何枚目の用紙に現れるかを調べた。試験結果を表1に示す。
Figure 2005234411
表1に示すとおり、実施例の場合、90°以内に設定された撓み付与部材80の設置角度、撓み付与部材80のブラシ毛52に対する食込み量および撓み付与部材80の厚み寸法に拘らず、複写枚数が30,000枚になってからカブリが発生しているのに対し、比較例の場合には、撓み付与部材80の採用(但し、撓み付与部材80の設置角度は90°を超えた100°に設定されている)、非採用に拘らず複写枚数20,000枚でカブリが発生している。
このことは、撓み付与部材80の設置角度を90°以内に設定する本願発明が優れていることを示している。
本発明に係るクリーニング装置が適用された画像形成装置の一実施形態を示す説明図である。 本発明に係るクリーニング装置の一部切欠き分解斜視図である。 図2に示すクリーニング装置の一部切欠き組立て斜視図である。 図3に示すクリーニング装置の側面視の断面図である。 ファーブラシ、スクリューフィーダ、トナー掻き落し部材および撓み付与部材の相対的な位置関係を示す平面視の説明図である。 撓み付与部材のファーブラシおよび感光体ドラムに対する相対位置関係を示す説明図である。
符号の説明
1 複写機(画像形成装置)
3 帯電ユニット 4 感光体ドラム
6 トナーコンテナ 7 現像ユニット
8 露光ユニット 9 給紙機構
10 用紙搬送路 11 転写ローラ
12 定着部 12a 定着ローラ対
13 用紙搬送路 14 レジストローラ対
17 用紙搬送路 21,22,23 経路切換機構
100 複写機本体 102a 第1排出トレイ
102b 第2排出トレイ 102c 第3排出トレイ
130 像形成部 141 搬送ローラ対
144 排出ローラ対 91,92 給紙カセット
93 スタックバイパス(手差しトレイ)
20 クリーニング装置 30 ケーシング
31 トナー回収部 310 トナー一時貯留空間
311 側壁 312 ファーブラシ用貫通孔
313 スクリューフィーダ用貫通孔
32 ファーブラシ装着部 321 前壁
33 スクリューフィーダ装着部 331 後壁
332 フランジ部 333 ねじ孔
34 帯電ユニット保持部 35 装着板
351 装着板本体 352 折り曲げ部
353 長孔 354 突設縁
40 ブレード 50 ファーブラシ
51 ブラシ軸 52 ブラシ毛
60 スクリューフィーダ 61 フィーダ軸
62 スパイラルフィン 70 トナー掻き落し部材
71 角孔 80 撓み付与部材
81 上面前端縁部 B ビス
O1 感光体ドラム4の中心 O2 ブラシ軸51の軸心
L1 感光体ドラム4の中心とブラシ軸の軸心とを結ぶ直線
L2 ブラシ軸の軸心から直線L1に対し90°で前方に向う直線
P 残留トナー

Claims (3)

  1. 感光体ドラムの周面に付着した残留トナーを掻き取るブレードと、感光体ドラムの周面における前記ブレードの上流側に設けられ、感光体ドラムと平行に配されたブラシ軸回りの順回転でブラシ毛の先端が感光体ドラムの周面と摺接するファーブラシとが所定のケーシング内に装着された状態で感光体ドラムの周面に対向配置されてなるクリーニング装置において、
    前記ケーシング内には、基端側がケーシングの内壁面に固定され、且つ先端が前記ファーブラシ内に没入することにより回転しているブラシ毛に撓みを与える撓み付与部材が設けられ、
    前記撓み付与部材は、前記ファーブラシの前記感光体ドラム周面との当接位置より回転方向上流側であって、当該撓み付与部材と干渉して撓んだ後のブラシ毛の先端が感光体ドラムの周面を叩き付け得る位置に設けられていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記撓み付与部材は、前記ブラシ軸の軸心と前記感光体ドラムの回転中心とを結んだ線を基準として、前記軸心周りに上流側へ向けて90°以内の位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のクリーニング装置。
  3. 前記撓み付与部材は、平板状部材によって形成されているとともに、少なくともブラシ毛と接する部分がブラシ毛の延びる方向を基準としてファーブラシの回転方向に所定角度傾斜していることを特徴とする請求項1または2記載のクリーニング装置。
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