JPH0820832B2 - 画像形成装置におけるクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置におけるクリーニング装置

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JPH0820832B2
JPH0820832B2 JP16459087A JP16459087A JPH0820832B2 JP H0820832 B2 JPH0820832 B2 JP H0820832B2 JP 16459087 A JP16459087 A JP 16459087A JP 16459087 A JP16459087 A JP 16459087A JP H0820832 B2 JPH0820832 B2 JP H0820832B2
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blade
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scraping
roller
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JP16459087A
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和則 秋山
尚樹 水谷
郁雄 牧江
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機、プリンタ等において、感光体ドラ
ム表面に付着した残存現像剤を除去し、この現像剤を現
像剤回収部まで搬送するクリーニング装置に関するもの
である。
(従来技術) 現在、複写機あるいはファクシミリ等に用いられてい
るクリーニング装置としては、感光体ドラム表面から上
ブレード等により除去した現像剤を螺旋(スパイラル)
状の搬送ローラの回転駆動によって現像剤回収部まで搬
送し、外部に排出するようにしたものが一般的となって
いる。
ところが、上記現像剤は流動性に乏しいため、除去さ
れた現像剤は、クリーニング装置内おいて搬送ローラの
近傍、例えば羽根の間等で堆積し、固まり易い。このよ
うに固まって、いわゆるブロッキング状態となった現像
剤は搬送ローラによっても搬送が困難であり、後から順
次回収される現像剤は、この搬送ローラと、この搬送ロ
ーラに現像剤を導く下ブレードとの間に堆積する。
このようにして下ブレード上に堆積した現像剤は、ク
リーニング装置から飛散し易く、また感光体ドラムの交
換時にクリーニング装置から落下したり、あるいはその
自重により下ブレードを押圧して感光体ドラムに押付け
ることにより、この下ブレードと感光体ドラムとの間を
除去されるべき現像剤がすりぬけることができずに下方
の転写紙に落下し、画像に影響を及ぼしたりする可能性
がある。
さらに、セレン系の感光体ドラムを使用している装置
のように、上ブレードと感光体ドラムとを接離可能に構
成している装置では、堆積した現像剤が上ブレードと感
光体ドラムとの当接点まで到達すると、堆積した現像剤
の上に上ブレードが当接することとなり、十分なクリー
ニングを行うことかできない。また、このような事態を
避けるため上ブレードと下ブレードとの隙間を大きく設
定すると、装置のコンパクト化が困難となる。
そこで、上記のようにブロッキング状態となって搬送
ローラの付近に溜った現像剤を掻き払うための装置が、
従来から必要とされていた。
例えば特開昭61−210385号公報には、上記搬送ローラ
の近傍にアジテータを配設し、このアジテータによっ
て、堆積した現像剤を掻き払うようにした装置が開示さ
れている。しかし、この場合、上記アジテータの駆動機
構が必要であり、構造が複雑となる。また、このアジテ
ータによれば搬送ローラの上方に溜ったトナーは掻き払
うことはできるが、搬送ローラの下部に溜っている現像
剤は掻き払うことができず、搬送スパイラルと下ブレー
ドとの間にトナーが溜ることを未然に防止できる効果は
得られない。
また、実開昭60−178857号公報には、搬送ローラの羽
根面に接触するブラシ状の清掃部材を備えたものが示さ
れている。しかし、この場合にも、搬送ローラの下部に
堆積した現像剤を掻き払うことはできない。
(発明の目的) 本発明は上記欠点を解消するためになされたものであ
り、簡単な構造で、搬送ローラの近傍、特にその下部に
溜っている現像剤を効果的に掻き払い、これによって現
像剤の飛散等による画像への影響を防止することができ
る画像形成装置のクリーニング装置を提供することを目
的とする。
(発明の構成) 本発明は、感光体ドラムの表面に付着した残存現像剤
を除去する除去手段と、中心軸の周面に螺旋状の羽根を
有する搬送ローラとを本体内に備え、上記搬送ローラの
回転駆動により、上記除去手段が除去した現像剤を現像
剤回収部まで搬送するようにした複写機等におけるクリ
ーニング装置において、上記搬送ローラの下部にある現
像剤を掻き払う掻き払い部材を備え、この掻き払い部材
は、可撓性材料により形成され、上記搬送ローラの中心
軸と同方向に延び装置本体側に固定される基部と、この
基部から搬送ローラの下部に向かってその羽根の下半部
の螺旋部分の傾斜方向と逆方向に傾斜して延び、この搬
送ローラの回転によって搬送ローラの羽根の下端面に弾
性変形しながら当接する複数本の掻き払い片とからなる
ものである。
このような構成によれば、搬送ローラの回転に伴い、
それぞれの掻き払い片が搬送ローラの羽根の下端面に当
接した状態で上下動し、これによって搬送ローラの下部
に溜った現像剤(回収トナー)が掻き払われる。従っ
て、搬送不良による現像剤の堆積は未然に防止される。
(実施例) 本発明の実施例を第1〜4図に基づいて説明する。
第1図において1は感光体ドラムであり、2はクリー
ニング装置の本体である。この本体2内には、上ブレー
ド(除去手段)3および回動部材4を設けている。
回動部材4は、ブラケット41、ブラケット42および重
り43からなり、本体2内の軸2aに回動自在に支持されて
いる。ブラケット41には上記上ブレード3を固定してお
り、ブラケット42には重り43を固定している。そして、
この重り43から本体2外部に向かって突出するように、
重り43にレバー5の一端を固定している。
レバー5は、ソレノイド(図示せず)に連結されてお
り、このソレノイドの作動により、上記回動部材4とと
もに軸2aを中心に上下に揺動する。そして、ソレノイド
がOFFの状態では、上記重り43の自重によりレバー5が
最下位の位置にあり、この位置で第1図のように上ブレ
ード3が感光体ドラム1周面に圧接する。これに対しソ
レノイドがONになると、レバー5が上がって上ブレード
3が感光体ドラム1から離反する。この上ブレード3
は、感光体ドラム1に当接した状態でその表面に付着し
た残存トナー(現像剤)を掻き落すようになっている。
本体2の下部には、感光体ドラム1の軸方向と同方向
に延びる搬送ローラ6を設けている。搬送ローラ6は中
心軸61を有し、この中心軸61の周面に沿って螺旋(スパ
イラル)状の羽根62が一体に形成されている。この搬送
ローラ6は、適宜の駆動手段により第1図の矢印方向に
回転駆動され、この回転によってトナーを第2図の矢印
方向に搬送するようになっている。
一方、装置本体2の下部には、感光体ドラム1の表面
に軽く接触する下ブレード7を固定している。そして、
上記上ブレード3により除去されたトナーはこの下ブレ
ード7により搬送ローラ6に導かれ、この搬送ローラ6
の作用により図外のトナー回収部に回収されるようにな
っている。
さらに、この装置の本体2内には、ポリエステルフィ
ルム等の可撓性材料からなる掻き払い部材8を設けてい
る。この掻き払い部材8は、上記搬送ローラ6の中心軸
と同方向に延びる基部81と、この基部81から延びる多数
本の掻き払い片82とからなっており、装置本体2への取
付前の状態では、第4図のように基部81と掻き払い片82
との間が塑性変形により屈曲した形状を有している。
第2図および第3図は装置本体2内を上から見た断面
図であるが、同図にも示されるように、基部81は、装置
本体2の内壁に接着剤等により固定されており、掻き払
い片82は、基部81から搬送ローラ6の下部に向かって搬
送ローラ6の羽根62の下半部の螺旋部分の傾斜方向とは
逆向きに傾斜して延びている。それぞれの掻き払い片82
は、搬送ローラ6の回転によって、第1図の実線および
二点鎖線に示されるように、搬送ローラ6の羽根62の下
端面に弾性変形しながら当接するようになっており、こ
の掻き払い片82が羽根62の下端面に当接する状態で、掻
き払い片82と装置本体2の底壁2bとの間には少なくとも
第1図に示されるような微小の隙間aが形成される。な
お、同図において9は、感光体ドラム1の周面上に付着
したキャリアを吸引するためのマグネットである。
次に、上記構造の作用を説明する。感光体ドラム1の
周面に付着している残存トナーは、上記上ブレード3に
より掻き落され、本体2の下部に落下する。そして、回
転する搬送ローラ6によって第2図の矢印方向に搬送さ
れる。
この搬送ローラ6の回転に伴って、羽根62の位相が進
行するため、掻き払い片82は、搬送ローラ6の羽根62の
下端面によって完全に下方に押付けられた位置(第1図
の実線および第2図に示される位置)と、羽根62の下端
面に当接しながらも若干中心軸61側に入り込んだ位置
(第1図の二点鎖線および第3図に示される位置)との
間で上下動し、これによって搬送ローラ6の下部に溜っ
たトナーが掻き落される。
以上のようにこの装置によれば、掻き払い片82が羽根
62の下端面に当接しながら上下動することにより、搬送
ローラ6の近傍、特にその下部において堆積しブロッキ
ング状態となったトナーを効果的に掻き払うことができ
る。従って、搬送ローラ6による現像剤の搬送不良がな
くなり、搬送ローラ6と下ブレード7との間に次々とト
ナーが堆積するのを防ぐことができ、これによって、ト
ナーの飛散等による画像への影響を防止することができ
る。
また、掻き払い片82を搬送ローラ6の中心軸61に対し
て羽根62の傾斜方向と同方向に延びるように形成した場
合には、搬送ローラ6の回転に伴う羽根62の位相の進行
により、掻き払い片82が2枚の羽根62の間に入り込み、
この状態から羽根62に引掛けられて第5図に示されるよ
うに中心軸61の軸方向にも変形し、クリーニング装置本
体2の内壁と搬送ローラ6とに挟まれて破損等を生じる
可能性があるのに対し、上記のように掻き払い片82を羽
根62の下半部の螺旋部分の傾斜方向と逆向きに傾斜させ
て形成した場合には、掻き払い片82は羽根62の下端面に
当接しながら搬送ローラ6の半径方向に弾性変形するだ
けであるので、破損は生じず、掻き払い片82の寿命の短
縮を防ぐことができる。
この掻き払い部材8は、上記のように搬送ローラ6の
半径方向の弾性変形が可能なものであればよく、フィル
ム(薄板)状のものの他、線材を加工したものでもよい
し、その材質に関しても、例えば塩化ビニルやリン青銅
板を用いても構わない。
掻き払い部材8の形状に関しても、上記実施例では各
掻き払い片82を個別に形成しているが、第6図に示され
るように各掻き払い片82の先端が連結され、羽根62が臨
む窓83が形成されるような形状によっても上記効果を得
ることができる。また掻き払い片82同士の間隔も自由に
設定してよく、例えば第7図に示されるように、基部81
と同方向に延びる板状の部材84にスリット85を設けるこ
とにより掻き払い片82を形成するようにしてもよい。
なお、本発明にかかる装置は、二成分系現像剤を使用
した複写機等に限らず、様々な複写機等に対して適用で
きるものである。
(発明の効果) 以上のように本発明は、中心軸の周面にスパイラル状
の羽根を有する搬送ローラを備えたクリーニング装置に
おいて、この搬送ローラに向かって傾斜して延び、搬送
ローラの羽根の下端面に弾性変形しながら当接する掻き
払い片を有する掻き払い部材を備えているので、この掻
き払い片の上下動によって、搬送ローラの近傍、特にそ
の下部にブロッキング状態で溜っている現像剤を掻き払
うことができる。従って、掻き払い部材を取付けるだけ
の簡単な構成で、現像剤の堆積を未然に防ぎ、これによ
って現像剤の飛散等による画像への影響を防止すること
ができる。
しかも、掻き払い片は羽根の下半部の螺旋部分の傾斜
方向と逆向きに傾斜して延びているので、進行する羽根
に引掛けられて搬送ローラの中心軸と同方向に変形する
ことがなく、掻き払い部材の寿命の短縮を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるクリーニング装置の
破断正面図、第2図および第3図は同装置の破断平面
図、第4図は取付前の掻き払い部材の側面図、第5図は
他の形状を有する掻き払い片の変形状態を示す平面図、
第6図は他の実施例におけるクリーニング装置の破断平
面図、第7図は他の実施例における掻き払い部材の正面
図である。 1…感光体ドラム、2…クリーニング装置本体、3…上
ブレード(除去手段)、6…搬送ローラ、61…中心軸、
62…羽根、8…掻き払い部材、81…基部、82…掻き払い
片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−121664(JP,U) 実開 昭60−178857(JP,U) 実開 昭63−174366(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムの表面に付着した残存現像剤
    を除去する除去手段と、中心軸の周面に螺旋状の羽根を
    有する搬送ローラとを本体内に備え、上記搬送ローラの
    回転駆動により、上記除去手段が除去した現像剤を現像
    剤回収部まで搬送するようにした画像形成装置における
    クリーニング装置において、上記搬送ローラの下部にあ
    る現像剤を掻き払う掻き払い部材を備え、この掻き払い
    部材は、可撓性材料により形成され、上記搬送ローラの
    中心軸と同方向に延び装置本体側に固定される基部と、
    この基部から搬送ローラの下部に向かってその羽根の下
    半部の螺旋部分の傾斜方向と逆方向に傾斜して延び、こ
    の搬送ローラの回転によって搬送ローラの羽根の下端面
    に弾性変形しながら当接する複数本の掻き払い片とから
    なることを特徴とする画像形成装置におけるクリーニン
    グ装置。
JP16459087A 1987-06-30 1987-06-30 画像形成装置におけるクリーニング装置 Expired - Lifetime JPH0820832B2 (ja)

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TWI257406B (en) 2002-05-20 2006-07-01 Mitsui Chemicals Inc Resin composition for sealant, laminate, and container obtained therefrom
JP2007249123A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像剤搬送装置及びそれを装着した画像形成装置
EP2042553B1 (en) 2006-07-13 2011-09-21 Mitsui Chemicals, Inc. Thermoplastic resin composition, multilayer laminate made of the same, article obtained by having the thermoplastic resin composition adhered thereto, and method for protecting surface of article
JP5278063B2 (ja) * 2009-03-16 2013-09-04 富士ゼロックス株式会社 現像剤搬送装置及び画像形成装置

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