JP4045813B2 - 継目無鋼管の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、継目無鋼管の製造方法に係り、とくにステンレス鋼などの難加工性材料製継目無鋼管の内面および内質性状の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、継目無鋼管の製造には、マンネスマン方式の製管法が広く用いられている。このマンネスマン方式による継目無鋼管の製造方法は、所定の温度に加熱した圧延素材(丸ビレット)を、まず穿孔圧延機による穿孔圧延工程を経て中空素材としてのち、エロンゲータ、プラグミル、またはマンドレルミル等の延伸圧延機で拡管し肉厚を減じ、さらに必要に応じ再加熱したのちストレッチレデューサ、サイザ等の絞り圧延機により主として外径を減少し所定寸法の継目無鋼管とする方法である。
【0003】
一般に、圧延素材としては、連続鋳造された丸ビレットをそのまま使用するか、あるいは連続鋳造製スラブを熱間圧延により丸形状としたビレット(丸ビレット)が使用されている。
圧延素材である丸ビレットは、穿孔圧延工程で、その断面中央部をプラグで穿孔され中空素管とされる。その際、中空素管内面に欠陥が発生する場合がある。これは、使用する丸ビレットが連続鋳造製の場合は、丸ビレットの断面中央部は、連続鋳造時の最終凝固位置とほぼ一致し、そのため、断面中央部近傍にはキャビティ、ポロシティや中心偏析が存在する(図2(a))。また、連続鋳造製スラブを熱間圧延により丸ビレットとした場合も、連続鋳造製スラブの板厚中央部近傍が最終凝固位置となるため、同様に丸ビレット断面中央部近傍にキャビティ、中心偏析が存在することになる(図2(b))。穿孔時に、これらポロシティ、キャビティ、中心偏析を起因として、中空素管内面に欠陥が発生するとされる。とくに、難加工材であるステンレス鋼でその発生頻度が高いという問題がある。
【0004】
このような問題に対し、例えば、特開平8-52555号公報には、丸ビレット連鋳において、鋳片の最終凝固位置を鋳片中心より鋳片径の1〜3%ずらせた丸ビレットを、圧延温度に加熱し丸ビレット中心をセンターとして穿孔圧延し、中空素管を製造する、内面疵のない継目無鋼管の製造方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平8-52555 号公報に記載された技術では、内面疵の発生は防止することができても、鋼管肉厚内部に二枚板状の欠陥が生じやすくなるという問題がある。
鋳片中心から鋳片径の1〜3%ずれた位置は、プラグによる穿孔時に厳しい剪断変形を受ける箇所であり、そのような位置に強い偏析やポロシティ、キャビティが存在すると、ポロシティ、キャビティの圧着ができないうえ、濃厚偏析部への歪み集中により割れるなどして、二枚板状の欠陥となると考えられる。(図3)
本発明は、上記した従来技術の問題を有利に解決し、内面性状および内質性状に優れた継目無鋼管の製造方法を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記した課題を達成するために、圧延素材の中心偏析位置と二枚板状欠陥の発生との関係について鋭意研究した。その結果、本発明者らは、次(1)式
W(%)=(Δw/D)×100 ……(1)
(ここで、W:偏析分断度(%)、Δw:丸ビレット厚さ中心での偏析分断幅(最終凝固位置間隔)(mm)、D:丸ビレット全厚(外径)(mm))
で定義される偏析分断度Wを20%以上とすることにより、鋼管の内面性状および内質性状がともに改善されることを見いだした。
【0007】
さらに、本発明者らは、前記(1)式で定義される偏析分断度Wが20%以上となる丸ビレットを製造するに好適な連続鋳造製スラブのより安価で、かつ効果的に、そして安定操業により製造する方法について検討した。
連続鋳造により製造される鋳片の最終凝固位置を中心から変位させる方法として、例えば、特開平2-182347 号公報に、鋳片の長辺面同一面内の中央部と周辺部で二次冷却水量を異ならせる方法が提案されている。しかし、本発明者らの検討によれば、単に二次冷却水量を中央部と周辺部で異ならせるだけでは、偏析分断度Wが20%以上となる丸ビレットを製造できるスラブとするにはかなりの困難を伴い、経済上問題を残していた。
【0008】
本発明者らは、タンディッシュ内の溶鋼の過熱度を所定の範囲内として鋳造し、鋳造中にスラブ幅中央部の二次冷却水量をスラブ幅方向周辺部の二次冷却水量に比べ多くしたうえで、完全凝固までの二次冷却水比を所定の範囲内に調整することにより、偏析分断度Wが20%以上となる丸ビレットを製造できるスラブとすることができることを見出した。
【0009】
本発明は、上記した知見に基づき、さらに検討を加え完成されたものである。
すなわち、本発明は、連続鋳造製スラブを熱間圧延により丸ビレットとし、ついで該丸ビレットを所定の温度に加熱し穿孔圧延して中空素管としたのち、該中空素管を延伸圧延、あるいはさらに絞り圧延して所定寸法の鋼管とする継目無鋼管の製造方法において、前記連続鋳造製スラブとして、偏析が軽減もしくは消滅した領域が幅方向中央部に存在して中心偏析帯をスラブ幅中央部で分断する連続鋳造製スラブを使用し、前記丸ビレットとして、次(1)式
W(%)=(Δw/D)×100 ……(1)
(ここで、W:偏析分断度(%)、Δw:丸ビレット厚さ中心での偏析分断幅(最終凝固位置間隔)(mm)、D:丸ビレット全厚(外径)(mm))
で定義される偏析分断度W(%)が20%以上である丸ビレットを使用するとともに前記丸ビレットの断面中央部をプラグで穿孔して中空素管とすることを特徴とする内面および内質性状に優れた継目無鋼管の製造方法である。
【0010】
また、本発明では、前記連続鋳造製スラブが、タンディッシュ内の溶鋼過熱度を25〜65℃とした溶鋼を用いて鋳造し、鋳造中にスラブ幅中央部の二次冷却水量をスラブ幅方向周辺部の二次冷却水量に比べ多くするとともに、完全凝固までの二次冷却水比を1.2 〜2.0 l/kg-steelとして鋳造されたスラブであることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる継目無鋼管の製造工程の概略を図1に示す。
本発明では、まず、所望の組成の溶鋼を、連続鋳造法によりスラブとする。得られた連続鋳造製スラブを、さらに熱間圧延により丸ビレットとし、継目無鋼管用圧延素材とする。
【0012】
本発明で使用する連続鋳造製スラブは、鋳片(スラブ)幅方向中央部で幅Bの10%以上(ΔB)、キャビティ、ポロシティが圧着され偏析が軽減もしくは消滅した領域が存在し、中心偏析帯が分断されたスラブとする。これにより、圧延素材である丸ビレット断面でのキャビティ、ポロシティ、偏析が、穿孔位置から大きく外れて、内面性状の劣化、および内質性状の低下を防止できる。
【0013】
キャビティ、ポロシティが存在せず偏析が軽減もしくは消滅した領域を、スラブの幅方向中央部で出現させる方法としては、例えば、連続鋳造鋳型から出た鋳片の幅方向中央部に、その最終凝固位置近傍で、鍛造圧下を施すことにより、キャビティ、ポロシティの生成を防止するとともに、合金元素の濃縮した未凝固液を排出させる方法がある。
【0014】
鋳型内に注入された溶鋼は、鋳型面からの抜熱により鋳型面に接した表層から凝固し、凝固殻を形成したのち鋳型から引き抜かれる。鋳型から出たのちも、水スプレー等の二次冷却により冷却されて、さらに凝固殻を発達させながら、順次凝固する。最終凝固位置近傍、具体的には未凝固量が1〜5%の位置で1〜10%の鍛圧加工を施すことが、キャビティ、ポロシティの生成を防止し中心偏析を軽減または消滅させるために好ましい。本発明では、鋳片(スラブ)幅方向中央部で幅の10%以上、キャビティ、ポロシティが圧着され偏析が軽減もしくは消滅した領域を形成する。
【0015】
この領域が、鋳片 (スラブ)幅の10%未満では、穿孔圧延時に剪断変形が作用して、中心偏析帯に存在するキャビティ、偏析等に起因して、二枚板状の欠陥が生じやすくなる。一方、この領域は、 広いほど好ましいが、しかしこの領域を広くしようとすると、鍛圧領域を広くする必要があり、そのため鍛圧荷重が増大し、 装置が巨大化し実現不可能となる。このため、この領域は、概ね幅の50%が上限となる。
【0016】
本発明では、キャビティ、ポロシティが存在せず偏析が軽減もしくは消滅した領域を、スラブの幅方向中央部で出現させる方法として、上記した鍛造圧下(鍛圧)に代えて、次のような方法とすることがより一層好ましい。
タンディッシュ内の溶鋼過熱度を25〜65℃とした溶鋼を用いて鋳片 (スラブ)に連続鋳造し、連続鋳造中にスラブ幅中央部の二次冷却水量をスラブ幅方向周辺部の二次冷却水量に比べ多くするとともに、完全凝固までの二次冷却水比を1.2 〜2.0 l/kg-steelとする条件下で鋳造する。
【0017】
中心偏析帯をスラブ幅方向中央部で分断し、偏析が軽減もしくは消滅した領域を、スラブの幅方向中央部で出現させるためには、まず、連続鋳造に際し、柱状晶を発達させて等軸晶の割合を減少させることが好ましい。
連続鋳造製スラブの中心偏析帯の形状と等軸晶率の関係を図5に示す。図5(a)から、等軸晶率が減少するにしたがい、連続鋳造製スラブに発生する中心偏析帯の形状は、図5(b)に示す通常の形状であるcタイプから、中間の形状であるbタイプへ、さらには中心偏析帯がスラブ幅中央部で分断された形状であるaタイプへ移行する傾向を示している。中心偏析帯がスラブ幅中央部で分断されたaタイプは、継目無鋼管用素材として最も好ましい形状である。図5(b)では、Bはスラブ幅、Tはスラブ厚、ΔBはスラブにおける中心偏析分断幅である。
【0018】
等軸晶率の減少により、中心偏析帯がスラブ幅中央部で分断された形状となる正確な機構については、現在のところ明確となっていないが、本発明者らは、次のように考えている。
柱状晶は鋳片表面から成長し、いわゆる凝固シェルを形成し溶鋼静圧に抗することができる。等軸晶が減少した凝固組織、すなわち柱状晶が発達した凝固組織は、凝固シェル厚が厚くなり、溶鋼静圧に抗する強度が大きくなりバルジングの発生が抑制ないしは防止され、中心偏析帯の生成が防止されるものと考えられる。一方、等軸晶が多く形成されると、その分、柱状晶の長さが短くなり、凝固シェル厚が薄くなるとともに、等軸晶は溶鋼中を容易に移動できるため溶鋼静圧に抗する強度が小さくなりバルジングが発生しやすくなり、中心偏析帯が生成されやすくなるものと考えられる。また、等軸晶率が減少し、柱状晶が増加すると、最終凝固する等軸晶の間の残溶鋼体積が少なくなり、最終的に凝固する中心偏析帯の厚みが薄くなり、中心偏析帯の分割が促進されるものと考えられる。
【0019】
等軸晶を生成させない鋳造条件としては、タンディッシュ内の溶鋼過熱度を25〜65℃とした溶鋼を用いることが好ましい。溶鋼過熱度が25℃未満では、等軸晶が生成しやすく、一方、65℃を超えて高くなると、凝固速度が低下し最終凝固位置の遅れが助長され、中心偏析の生成が助長される。このため、溶鋼過熱度は25〜65℃とすることが好ましい。
【0020】
なお、連続鋳造設備によっては鋳型内溶鋼を電磁攪拌する電磁攪拌装置を有するものがある。鋳型内での電磁攪拌は、モールドパウダーの溶解を促進し凝固シェルの均一発達をもたらし、鋳片表層のミクロ偏析を軽減し、鋳片の表面割れ等の欠陥発生を防止するために用いられるが、一方において後述する二次冷却帯での電磁攪拌ほどではないが、等軸晶を増大させる傾向が知られている。したがって、鋳型内での電磁攪拌は、これを使用しないか、使用するにしても等軸晶率を著しく増加させない程度の条件で使用することが好ましい。
【0021】
また、二次冷却帯では、完全凝固までの二次冷却水比を1.2 〜2.0 l/kg-steelとする。二次冷却水比が1.2 l/kg-steel未満では、冷却能が低下し中心偏析帯を分断することができないか、あるいは凝固シェルのバルジングが大きくなり中心偏析の形成が助長される。一方、二次冷却水比が2.0 l/kg-steelを超えて多くなると鋳片表面割れや最終凝固位置でのポロシティーが増加し造管時のラミネーションの発生が懸念される。また、スラブ形状も不均一になり丸ビレット圧延前にスラブ手入れを要する場合が多くなる。このようなことから、完全凝固までの二次冷却水比を1.2 〜2.0 l/kg-steelとした。なお、二次冷却水比は、二次冷却帯における冷却水の総量(l/min)と単位時間当たりの鋳造量(kg-steel/min)との比をいうものとする。
【0022】
また、本発明では二次冷却帯での二次冷却水量を、スラブ幅方向周辺部に比べスラブ幅中央部で多くすることが好ましい。スラブ幅中央部の二次冷却水量をスラブ幅方向周辺部に比べ多くすることにより、スラブ幅中央部での凝固シェルの成長速度が大きくなり柱状晶の発達を促進させるため、中心偏析帯の分断が容易となる。また、スラブ幅中央部の二次冷却水量は、平均でスラブ幅方向周辺部の二次冷却水量の1.3 〜3倍とすることが好ましい。なお、二次冷却水量は、二次冷却帯全域で常にスラブ幅方向周辺部に比べスラブ幅中央部で多くする必要はなく、二次冷却帯の上流側では等しくしてもよい。二次冷却帯全域で平均として、スラブ幅方向周辺部に比べスラブ幅中央部が多くなることが好ましい。
【0023】
なお、ここでいう、「幅中央部」とは、幅方向中心から幅方向の両側にそれぞれ0.1 ×(スラブ幅長さ)〜(スラブ厚み/2)の範囲をいうものとする。「幅方向周辺部」とは、スラブ幅長さから幅中央部と幅方向端部を除いた残りの部分をいうものとする。幅方向端部とは、スラブ幅方向コーナーから中心に向けて100mm 〜スラブ厚み相当長さの領域をいうものとする。
【0024】
二次冷却帯での電磁攪拌は、柱状晶の発達・成長を阻害する傾向を有するため、本発明では二次冷却帯での電磁攪拌は行わないことが特に好ましい。
上記したような鋳造条件を適正範囲内に調整する方法によれば、スラブに鍛圧を施すことなく、スラブの幅方向中央部にキャビティ、ポロシティが存在せず偏析が軽減もしくは消滅した領域をスラブ幅の10%以上、出現させることができる。この方法によれば、鍛圧設備を設置、維持する経済的負荷が必要なくなるという効果もある。
【0025】
このように、キャビティ、ポロシティが圧着され偏析が軽減もしくは消滅した領域を、スラブの幅方向中央部に形成したスラブを、さらに熱間圧延により、所定寸法の丸ビレットとする。
このような方式により、次(1)式
W(%)=(Δw/D)×100 ……(1)
(ここで、W:偏析分断度(%)、Δw:丸ビレット厚さ中心での偏析分断幅(最終凝固位置間隔)(mm)、D:丸ビレット全厚(外径)(mm))
で定義される偏析分断度W(%)が20%以上である丸ビレットとすることができる。偏析分断度Wの定義を図4に図示する。
【0026】
偏析分断度Wを20%以上とすることにより、穿孔圧延時に、キャビティ、偏析の存在領域を内面から外し内面欠陥の発生を防止し内面性状を向上させ、さらに、穿孔圧延時に、キャビティ、偏析の存在領域における剪断変形を小さくでき、それにより二枚割れの発生を防止して内質性状を向上させることができる。
Wが20%未満では、キャビティ、偏析の存在位置が、穿孔時、大きな剪断変形が生じる領域に相当して、内面欠陥および鋼管肉厚内部に二枚割れの発生が懸念される。
【0027】
このようなことから、丸ビレットでの偏析分断度Wを20%以上に限定した。なお、好ましくは20〜60%である。
上記した偏析分断度Wを有する丸ビレットを、ついで所定の温度に加熱し穿孔圧延して中空素管とする。加熱温度は、1200〜1300℃の範囲とするのが好ましく、1200℃未満では、変形抵抗が大きくなり、圧延が困難となる。一方、1300℃を超えると、δフェライトや粒界溶融により熱間加工性が低下したり、酸化スケール発生量が大きくなるという問題が生じる。穿孔圧延の条件はとくに限定されず、通常公知の条件で何ら問題はない。
【0028】
ついで、該中空素管を、必要に応じ再加熱し、マンドレルミル、プラグミル等の延伸圧延機を利用して、所望の寸法に拡管し、肉厚を減少する。延伸圧延の条件は、本発明ではとくに限定する必要はなく、通常公知の条件で何ら問題はない。
延伸圧延を施された継目無鋼管は、必要に応じさらに再加熱して絞り圧延を施される。絞り圧延は、ストレッチレデュサー、サイザー等の絞り圧延機を利用し、外径を縮径し、所定寸法の製品鋼管とされるのが好ましい。絞り圧延の条件は、通常のパススケジュールどおり圧延すればよく、本発明ではとくに限定する必要はない。
【0029】
【実施例】
(実施例1)
表1に示す組成の溶鋼を、転炉で溶製し、さらに真空精錬を施したのち、連続鋳造法で厚み:260mm,幅:750mm のスラブを1.05m/min の鋳造速度で鋳造した。連続鋳造に際して、最終凝固位置近傍、具体的には未凝固量が2%の位置で圧下率:0〜5%の鍛圧加工を、鋳片の幅方向中央部で100 〜300 mmにわたって施した。
【0030】
なお、得られるスラブをガス切断し、断面を研摩、エッチングして、マクロ組織を観察することにより、キャビティ、ポロシティが存在せず偏析が軽減もしくは消滅した領域(中心偏析分断領域)の有無を確認し、中心偏析分断領域の幅ΔB(中心偏析分断幅)を測定した。
得られたスラブを、さらに熱間圧延により、140 〜260 mmφの丸ビレットに圧延した。得られた丸ビレットの断面を、研摩、エッチングして、マクロ組織を観察することにより、キャビティ、偏析位置を確認し、前記(1)式により、偏析分断度Wを算出した。
【0031】
このような丸ビレットを、1250℃に加熱したのち、マンネスマン・プラグミルにより、穿孔圧延し、中空素管とし、ついで、マンドレルミル圧延機により延伸圧延を行い、110 〜172mm φ(肉厚:8mm)の鋼管とし、ついで、ストレッチレジューサ(絞り圧延機)により継目無鋼管(製品鋼管)とした。
得られた製品鋼管の内面、外面および鋼管肉厚内部の性状について、目視、および超音波探傷、磁粉探傷により欠陥を調査した。内外面性状、内質性状の評価は、製品鋼管100 m当たりの内外面疵、二枚割れ個数で評価した。(従来例を100 として、それに対する比率で評価した。)
その結果を表2に示す。
【0032】
【表1】
Figure 0004045813
【0033】
【表2】
Figure 0004045813
【0034】
本発明例はいずれも、難加工性材料においても、内面疵の発生が防止でき、さらに二枚割れ等の鋼管肉厚内部の欠陥発生の防止もでき、従来例にくらべ、内面性状および内質性状の評価が格段に向上している。一方、本発明の範囲を外れる比較例は、内面疵の発生あるいは肉厚内部に割れの発生が認められる。
(実施例2)
表1に示す鋼A組成の溶鋼を、転炉で溶製し、さらに真空精錬を施したのち、連続鋳造法で厚み:260mm,幅:750mm のスラブを1.05m/min の鋳造速度で鋳造した。
【0035】
使用した連続鋳造機は、垂直曲げ型連続鋳造機である。なお、この連続鋳造機は機長が25.6m、二次冷却長さがメニスカスから20mである。連続鋳造は、表3に示す条件で行った。
連続鋳造に際しては、溶鋼過熱度、二次冷却水比を表3に示すように変化し、また、二次冷却水量を表3に示すようにスラブ幅方向で変化した。二次冷却水量のスラブ幅方向での変化は、図6に示すように、スラブ幅方向周辺部(We の範囲)にくらべスラブ幅中央部(Wc の範囲)で多くする、二次冷却水量パターン1と、幅方向で一定とする二次冷却水量パターン2とした。二次冷却水量パターン1では、スラブ幅中央部(幅中心から両側に0.13Bの領域(Wc);Bはスラブ幅mm) をスラブ幅方向周辺部に比べてα倍二次冷却水量を多くし強冷却する。なお、二次冷却水量パターン1では、メニスカスから4.0 mまでをα=1、We =100mm とし、4.0 mから20mまでをα=2、We =200mm として二次冷却した。なお表3の二次冷却水量は、平均値で示した。
【0036】
得られたスラブをガス切断し、鋳造方向に垂直な断面を研摩、エッチングして、マクロ組織を観察することにより、キャビティ、ポロシティが存在せず偏析が軽減もしくは消滅した領域(スラブ中心偏析分断領域)の有無を確認し、スラブ中心偏析分断領域の幅ΔB(スラブ中心偏析分断幅)を測定した。なお、エッチングは、特公平5-70788号公報に記載されたリンプリント法により行った。また、中心偏析帯の形状を図5(b)に示すパターン(a,b,c)で分類した。なお、マクロ組織から等軸晶率についても測定した。
【0037】
得られたスラブを、さらに熱間圧延により、190 mmφの丸ビレットに圧延した。得られた丸ビレットの断面を、研摩、エッチングして、マクロ組織を観察することにより、キャビティ、偏析位置を確認し、前記(1)式により、偏析分断度Wを算出した。
このような丸ビレットを、1250℃に加熱したのち、マンネスマン・プラグミルにより、穿孔圧延し、中空素管とし、ついで、マンドレルミル圧延機により延伸圧延を行い、110 〜172mm φ(肉厚:8mm)の鋼管とし、ついで、ストレッチレジューサ(絞り圧延機)により外径88.8mmφ×肉厚6.5mm の継目無鋼管(製品鋼管)とした。
【0038】
得られた製品鋼管の内面の性状について、超音波探傷法で欠陥を調査した。内面性状の評価は、内面欠陥率(製品鋼管100 m当たりの欠陥個数)で評価した。
その結果を表3に示す。
【0039】
【表3】
Figure 0004045813
【0040】
本発明例はいずれも、難加工性材料においても、継目無鋼管の内面欠陥の発生を激減でき、内面性状が格段に向上している。一方、本発明の範囲を外れる比較例は、内面疵が多発している。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、内面疵の発生は勿論、肉厚内部での二枚割れ等の内部欠陥の発生を防止でき、継目無鋼管の歩留り向上、生産性の向上が可能となり、産業上格段の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における、キャビティ、中心偏析位置と穿孔位置との関係、内部欠陥位置との関係を模式的にしめす説明図である。
【図2】従来例における、キャビティ、中心偏析位置と穿孔位置との関係、内部欠陥位置との関係を模式的にしめす説明図である。
【図3】従来例における、キャビティ、中心偏析位置と穿孔位置との関係、内部欠陥位置との関係を模式的にしめす説明図である。
【図4】偏析分断度Wの定義を説明する説明図である。
【図5】(a)は中心偏析帯の形状に及ぼす等軸晶率の影響を示すグラフである。(b)は中心偏析帯の形状の分類を示す模式図である。
【図6】実施例で使用した二次冷却水量パターンを示す説明図である。

Claims (2)

  1. 連続鋳造製スラブを熱間圧延により丸ビレットとし、ついで該丸ビレットを所定の温度に加熱し穿孔圧延して中空素管としたのち、該中空素管を延伸圧延、あるいはさらに絞り圧延して所定寸法の鋼管とする継目無鋼管の製造方法において、前記連続鋳造製スラブとして、偏析が軽減もしくは消滅した領域が幅方向中央部に存在して中心偏析帯をスラブ幅中央部で分断する連続鋳造製スラブを使用し、前記丸ビレットとして、下記(1)式で定義される偏析分断度W(%)が20%以上である丸ビレットを使用するとともに前記丸ビレットの断面中央部をプラグで穿孔して中空素管とすることを特徴とする内面および内質性状に優れた継目無鋼管の製造方法。

    W(%)=(Δw/D)×100 ……(1)
    ここで、W:偏析分断度(%)
    Δw:丸ビレット厚さ中心での偏析分断幅(最終凝固位置 間隔)(mm)
    D:丸ビレット全厚(外径)(mm)
  2. 前記連続鋳造製スラブが、タンディッシュ内の溶鋼過熱度を25〜65℃とした溶鋼を用いて鋳造し、鋳造中にスラブ幅中央部の二次冷却水量をスラブ幅方向周辺部の二次冷却水量に比べ多くするとともに、完全凝固までの二次冷却水比を1.2 〜2.0 l/kg-steelとして鋳造されたスラブであることを特徴とする請求項1に記載の継目無鋼管の製造方法。
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