JPH057990A - 継目無鋼管用丸ビレツトの製造方法 - Google Patents
継目無鋼管用丸ビレツトの製造方法Info
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- JPH057990A JPH057990A JP3205970A JP20597091A JPH057990A JP H057990 A JPH057990 A JP H057990A JP 3205970 A JP3205970 A JP 3205970A JP 20597091 A JP20597091 A JP 20597091A JP H057990 A JPH057990 A JP H057990A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/12—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
- B22D11/1206—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for plastic shaping of strands
-
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B19/00—Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work
- B21B19/02—Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work the axes of the rollers being arranged essentially diagonally to the axis of the work, e.g. "cross" tube-rolling ; Diescher mills, Stiefel disc piercers or Stiefel rotary piercers
- B21B19/04—Rolling basic material of solid, i.e. non-hollow, structure; Piercing, e.g. rotary piercing mills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、特にボイラ、油井、ガス井、化学
プラント、機械構造用等多岐に用いられる、低CrMo
鋼、高CrMo鋼、オーステナイトステンレス鋼、高合
金鋼用継目無鋼管用丸ビレットの製造方法に関し、丸ビ
レット自身の改善を行うことにより内面欠陥の発生を防
止する。 【構成】 Cr:0.5〜40重量%を含有する鉄合金
連続鋳造鋳片から継目無鋼管用丸ビレットを製造するに
際して、長辺と短辺の比が1.5以上2.0以下である
矩形断面の連続鋳造鋳片を、鋳造開始温度と凝固開始温
度との温度差ΔTを70℃以下として鋳造し、次いで圧
下比が3.0以上となるよう圧延加工を施す。 ここで
上記長辺と短辺の比を2.0以上9.0以下とし、上記
圧下比を2.5以上としてもよい。また、上記鉄合金連
続鋳造鋳片に含まれるSおよびOが、それぞれ0.00
8重量%および0.010重量%であることが好まし
い。
プラント、機械構造用等多岐に用いられる、低CrMo
鋼、高CrMo鋼、オーステナイトステンレス鋼、高合
金鋼用継目無鋼管用丸ビレットの製造方法に関し、丸ビ
レット自身の改善を行うことにより内面欠陥の発生を防
止する。 【構成】 Cr:0.5〜40重量%を含有する鉄合金
連続鋳造鋳片から継目無鋼管用丸ビレットを製造するに
際して、長辺と短辺の比が1.5以上2.0以下である
矩形断面の連続鋳造鋳片を、鋳造開始温度と凝固開始温
度との温度差ΔTを70℃以下として鋳造し、次いで圧
下比が3.0以上となるよう圧延加工を施す。 ここで
上記長辺と短辺の比を2.0以上9.0以下とし、上記
圧下比を2.5以上としてもよい。また、上記鉄合金連
続鋳造鋳片に含まれるSおよびOが、それぞれ0.00
8重量%および0.010重量%であることが好まし
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、0.5重量%以上のC
rあるいは場合によってはさらに0.008重量%以下
のSと0.010重量%以下のOを含有するCr含有継
目無鋼管用丸ビレットの製造方法に係り、特にボイラ、
油井、ガス井、化学プラント、機械構造用等多岐に用い
られる、低CrMo鋼、高CrMo鋼、オーステナイト
ステンレス鋼、高合金鋼用継目無鋼管用丸ビレットの製
造方法に関する。
rあるいは場合によってはさらに0.008重量%以下
のSと0.010重量%以下のOを含有するCr含有継
目無鋼管用丸ビレットの製造方法に係り、特にボイラ、
油井、ガス井、化学プラント、機械構造用等多岐に用い
られる、低CrMo鋼、高CrMo鋼、オーステナイト
ステンレス鋼、高合金鋼用継目無鋼管用丸ビレットの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】継目無鋼管は、中実の丸形ビレットを傾
斜式ロールとプラグを用いて穿孔し、その後、マンドレ
ルミル圧延方式と呼ばれるマンドレルバーを用いた圧延
及び3つの穴形ロールからなる熱間絞り装置による縮径
と伸延を組合せた加工から成形されるか、または、プラ
グミル方式と呼ばれる2つの穴形ロールとプラグによる
圧延、傾斜式ロールとプラグによる摩管、及び2つの穴
形ロールによる縮径加工から成形されるのが一般的であ
る。
斜式ロールとプラグを用いて穿孔し、その後、マンドレ
ルミル圧延方式と呼ばれるマンドレルバーを用いた圧延
及び3つの穴形ロールからなる熱間絞り装置による縮径
と伸延を組合せた加工から成形されるか、または、プラ
グミル方式と呼ばれる2つの穴形ロールとプラグによる
圧延、傾斜式ロールとプラグによる摩管、及び2つの穴
形ロールによる縮径加工から成形されるのが一般的であ
る。
【0003】この継目無鋼管の素材となる中実丸ビレッ
トには、現在ほとんど連続鋳造方式によって製造された
材料が充当されており、その充当方法は矩形素材(以
下、ブルームという)から圧延によって丸形とするか、
または丸形の素材(以下、丸ビレットという)を鋳込み
のままで用いるかの2通りに分けられる。上記方法によ
り継目無鋼管を製造する場合、通常の炭素鋼ではほとん
ど問題なく造管されるが、Cr含有量が0.5重量%以
上のCr含有鋼の場合には、連続鋳造ブルームまたは丸
ビレットの中心部に普通鋼に比べて大きなキャビティが
生じ易く、これが丸ビレットの場合はそのまま残存し、
またブルームの場合にも圧延時に十分圧着せず、これら
から充当された丸ビレットを用いて穿孔するとき、その
中心部にプラグによる穿孔される前に傾斜ロールによる
もみ割れ(以下、マンネスマン割れという)に起因する
大きな空隙が生じ、この部分がプラグと傾斜ロールによ
り圧延されても内面欠陥として残存する場合が多い。
トには、現在ほとんど連続鋳造方式によって製造された
材料が充当されており、その充当方法は矩形素材(以
下、ブルームという)から圧延によって丸形とするか、
または丸形の素材(以下、丸ビレットという)を鋳込み
のままで用いるかの2通りに分けられる。上記方法によ
り継目無鋼管を製造する場合、通常の炭素鋼ではほとん
ど問題なく造管されるが、Cr含有量が0.5重量%以
上のCr含有鋼の場合には、連続鋳造ブルームまたは丸
ビレットの中心部に普通鋼に比べて大きなキャビティが
生じ易く、これが丸ビレットの場合はそのまま残存し、
またブルームの場合にも圧延時に十分圧着せず、これら
から充当された丸ビレットを用いて穿孔するとき、その
中心部にプラグによる穿孔される前に傾斜ロールによる
もみ割れ(以下、マンネスマン割れという)に起因する
大きな空隙が生じ、この部分がプラグと傾斜ロールによ
り圧延されても内面欠陥として残存する場合が多い。
【0004】このような穿孔時のマンネスマン割れのた
め、従来、Cr含有量の多い連続鋳造素材を欠陥なく穿
孔することは困難とされており、中心部にキャピティの
生じ難い鋼塊素材が用いられてきた。しかし、最近の連
続鋳造技術の進歩により、中心部のキャビティ発生もか
なり抑制されるようになったので、現在では連続鋳造素
材も充当されるようになってきているが、連続鋳造素材
を用いた場合、一般的にはかなり高い比率の内面欠陥の
発生が避けられず、これらを手入れにより除去して最終
製品としている。
め、従来、Cr含有量の多い連続鋳造素材を欠陥なく穿
孔することは困難とされており、中心部にキャピティの
生じ難い鋼塊素材が用いられてきた。しかし、最近の連
続鋳造技術の進歩により、中心部のキャビティ発生もか
なり抑制されるようになったので、現在では連続鋳造素
材も充当されるようになってきているが、連続鋳造素材
を用いた場合、一般的にはかなり高い比率の内面欠陥の
発生が避けられず、これらを手入れにより除去して最終
製品としている。
【0005】このようなCr含有鋼組成の継目無鋼管を
マンネスマン圧延方式で製造するに当たって、連続鋳造
素材を使用する場合の穿孔時における内面欠陥を防止す
る方法として、例えば特開平1−293909号公報に
開示されている技術がある。その内容はCr:2〜27
重量%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からな
る連続鋳造鋳片を素材として継目無鋼管を製造するに際
し、この素材に長辺と短辺の比が1.6〜3.0である
矩形の断面形状を有する連続鋳造鋳片を用い、この鋳片
を通常圧延によって丸ビレットとなし、この丸ビレット
を傾斜ロールとプラグによって穿孔するときに、下記式
で定義される穿孔中の歪εn の絶対値|εn |がプラグ
先端より10mmの位置からプラグ後端に向かう位置に
おいて|εn |≦0.015であることを特徴とするC
r含有継目無鋼管の製造方法である。
マンネスマン圧延方式で製造するに当たって、連続鋳造
素材を使用する場合の穿孔時における内面欠陥を防止す
る方法として、例えば特開平1−293909号公報に
開示されている技術がある。その内容はCr:2〜27
重量%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からな
る連続鋳造鋳片を素材として継目無鋼管を製造するに際
し、この素材に長辺と短辺の比が1.6〜3.0である
矩形の断面形状を有する連続鋳造鋳片を用い、この鋳片
を通常圧延によって丸ビレットとなし、この丸ビレット
を傾斜ロールとプラグによって穿孔するときに、下記式
で定義される穿孔中の歪εn の絶対値|εn |がプラグ
先端より10mmの位置からプラグ後端に向かう位置に
おいて|εn |≦0.015であることを特徴とするC
r含有継目無鋼管の製造方法である。
【0006】εn =ln (tn /tn-1 )
ここで、
tn-1 :プラグ先端より10mmの位置からプラグ後端
に向かう任意の位置Pn-1 における肉厚(mm) tn :位置Pn-1 からプラグ後端側に1mm離れた位置
Pn における肉厚である。
に向かう任意の位置Pn-1 における肉厚(mm) tn :位置Pn-1 からプラグ後端側に1mm離れた位置
Pn における肉厚である。
【0007】前記特開平1−293909号公報に示さ
れた方法で造管した場合確かに穿孔時の管内面欠陥はあ
る程度防止することはできるが穿孔時の歪の大きさに制
限があり、適用範囲が限定されているという問題があ
る。
れた方法で造管した場合確かに穿孔時の管内面欠陥はあ
る程度防止することはできるが穿孔時の歪の大きさに制
限があり、適用範囲が限定されているという問題があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】発明は上記のような問
題を解決して、造管時の歪の大きさの制限ではなく、丸
ビレットそのものの改善を行うことにより内面欠陥の発
生防止を目的とするものである。
題を解決して、造管時の歪の大きさの制限ではなく、丸
ビレットそのものの改善を行うことにより内面欠陥の発
生防止を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、鋭意実験・研究を重ねた結果、連続鋳造
に際し、鋳造開始温度と凝固開始温度との温度差ΔT及
び連続鋳造鋳片の断面形状すなわち長辺aと短辺bの比
a/bならびに丸ビレット加工時の圧下比が造管時の内
面欠陥発生率に大きな影響を与え、さらに鋼中のS,O
濃度を低減することによりその効果が一層増大すること
を見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。ここで圧下比とは連続鋳造鋳片の断面積(Scc)
と丸ビレットの断面積(Sb)との比、すなわちScc
/Sbである。
を解決すべく、鋭意実験・研究を重ねた結果、連続鋳造
に際し、鋳造開始温度と凝固開始温度との温度差ΔT及
び連続鋳造鋳片の断面形状すなわち長辺aと短辺bの比
a/bならびに丸ビレット加工時の圧下比が造管時の内
面欠陥発生率に大きな影響を与え、さらに鋼中のS,O
濃度を低減することによりその効果が一層増大すること
を見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。ここで圧下比とは連続鋳造鋳片の断面積(Scc)
と丸ビレットの断面積(Sb)との比、すなわちScc
/Sbである。
【0010】すなわち、連続鋳造鋳片製造条件のうちΔ
Tとa/b及び丸ビレットへの圧下比を適正化し、さら
に場合によっては鋼中のS,O濃度を低減して製造され
たビレットを用いて造管すると、造管時に内面欠陥が発
生しないことが知見された。この原因の具体的原因は十
分に解明されていないが、連続鋳造鋳片の中心部のキャ
ビティが減少し、ビレット内質の熱間加工性が向上して
いるためと考えられる。
Tとa/b及び丸ビレットへの圧下比を適正化し、さら
に場合によっては鋼中のS,O濃度を低減して製造され
たビレットを用いて造管すると、造管時に内面欠陥が発
生しないことが知見された。この原因の具体的原因は十
分に解明されていないが、連続鋳造鋳片の中心部のキャ
ビティが減少し、ビレット内質の熱間加工性が向上して
いるためと考えられる。
【0011】本発明の第1の発明は、Cr:0.5〜4
0重量%を含有する鉄合金連続鋳造鋳片から継目無鋼管
用丸ビレットを製造するに際して、長辺と短辺の比が
1.5以上2.0以下である矩形断面の連続鋳造鋳片
を、鋳造開始温度と凝固開始温度との温度差ΔTを70
℃以下として鋳造し、次いで圧下比が3.0以上となる
よう圧延加工を施すことを特徴とする継目無鋼管用丸ビ
レットの製造方法である。
0重量%を含有する鉄合金連続鋳造鋳片から継目無鋼管
用丸ビレットを製造するに際して、長辺と短辺の比が
1.5以上2.0以下である矩形断面の連続鋳造鋳片
を、鋳造開始温度と凝固開始温度との温度差ΔTを70
℃以下として鋳造し、次いで圧下比が3.0以上となる
よう圧延加工を施すことを特徴とする継目無鋼管用丸ビ
レットの製造方法である。
【0012】また、本発明の第2の発明は上記第1の発
明の要件のうち、長辺と短辺の比を2.0以上9.0以
下に、圧下比を2.5以上に代えたことを特徴とする継
目無鋼管用丸ビレットの製造方法である。また、本発明
の第3の発明は、上記第1または第2の発明において、 S:0.008%以下 O:0.010%以下 だけ含有する前記鉄合金連続鋳造鋳片を用いて継目無鋼
管用丸ビレットを製造することを特徴とする継目無鋼管
用丸ビレットの製造方法である。
明の要件のうち、長辺と短辺の比を2.0以上9.0以
下に、圧下比を2.5以上に代えたことを特徴とする継
目無鋼管用丸ビレットの製造方法である。また、本発明
の第3の発明は、上記第1または第2の発明において、 S:0.008%以下 O:0.010%以下 だけ含有する前記鉄合金連続鋳造鋳片を用いて継目無鋼
管用丸ビレットを製造することを特徴とする継目無鋼管
用丸ビレットの製造方法である。
【0013】
【作用】以下に本発明の限定理由について説明する。
Cr:0.5〜40重量%;Crは耐食性、高温強度、
高温耐酸化性等の改善のため広い範囲で添加されてい
る。Cr添加により一般にマンネスマン圧延方式により
穿孔、圧延すると継目無鋼管に内面欠陥が発生し易くな
るが、0.5重量%未満では内面欠陥発生に対して大き
な問題はなく、一方、40重量%を超えての継目無鋼管
はマンネスマン圧延方式では現状考えられていないこと
からCrは0.5〜40重量%の範囲に限定した。
高温耐酸化性等の改善のため広い範囲で添加されてい
る。Cr添加により一般にマンネスマン圧延方式により
穿孔、圧延すると継目無鋼管に内面欠陥が発生し易くな
るが、0.5重量%未満では内面欠陥発生に対して大き
な問題はなく、一方、40重量%を超えての継目無鋼管
はマンネスマン圧延方式では現状考えられていないこと
からCrは0.5〜40重量%の範囲に限定した。
【0014】S:0.008重量%以下;Sは鋼中に不
純物として含有されるが熱間加工性を害するものと考え
られ、通常0.02〜0.01重量%程度に低減して製
造されている。本発明を達成する過程で種々検討した結
果、Oの低減に加えてSの低減を合わせて行うことによ
りビレット内質向上に対してブルーム比やその後の圧下
比の効果が著しく高められ、造管後の内面欠陥が低減す
ることが知見された。これらSとOの影響についての実
験結果を図5に示す。9Cr−1Mo鋼および13Cr
鋼、22Cr鋼について素材のO濃度を0.012%,
0.010%,0.008%と0.006%の4種類に
変えたものを選び、それぞれのO濃度について素材のS
濃度と丸ビレット造管時の内面疵発生率(%)との関係
を示したものである。このとき長片/短片(=a/
b):2.7で丸ビレットへの圧下比が7.7およびa
/b=4.0で丸ビレットへの圧下比が8.1でいずれ
も△T=30℃である。図に示すようにO濃度が0.0
10%以下で、S濃度が0.008%以下になると内面
疵発生率が3%以下に大幅に低減されることが知見され
た。その際、O濃度の低下につれて内面疵発生率が低下
し、合わせてS濃度が低下するにつれて一層内面疵発生
率が低下する。この知見よりSの上限を0.008%と
した。
純物として含有されるが熱間加工性を害するものと考え
られ、通常0.02〜0.01重量%程度に低減して製
造されている。本発明を達成する過程で種々検討した結
果、Oの低減に加えてSの低減を合わせて行うことによ
りビレット内質向上に対してブルーム比やその後の圧下
比の効果が著しく高められ、造管後の内面欠陥が低減す
ることが知見された。これらSとOの影響についての実
験結果を図5に示す。9Cr−1Mo鋼および13Cr
鋼、22Cr鋼について素材のO濃度を0.012%,
0.010%,0.008%と0.006%の4種類に
変えたものを選び、それぞれのO濃度について素材のS
濃度と丸ビレット造管時の内面疵発生率(%)との関係
を示したものである。このとき長片/短片(=a/
b):2.7で丸ビレットへの圧下比が7.7およびa
/b=4.0で丸ビレットへの圧下比が8.1でいずれ
も△T=30℃である。図に示すようにO濃度が0.0
10%以下で、S濃度が0.008%以下になると内面
疵発生率が3%以下に大幅に低減されることが知見され
た。その際、O濃度の低下につれて内面疵発生率が低下
し、合わせてS濃度が低下するにつれて一層内面疵発生
率が低下する。この知見よりSの上限を0.008%と
した。
【0015】O:0.010重量%以下;Oに関して
は、特別に規制が取られていないのが現状であるが、ブ
ルーム比やその後の圧下比及びS量とビレットの内質と
の関係を調査した結果、図5に示したように、O量の低
減に加えてS量の低減を合わせて行うことにより、ビレ
ット内質向上に対してブルーム比やその後の圧下比の効
果が著しく高められ造管後の内面欠陥が低減することが
知見された。この知見により上限を0.010%とし
た。
は、特別に規制が取られていないのが現状であるが、ブ
ルーム比やその後の圧下比及びS量とビレットの内質と
の関係を調査した結果、図5に示したように、O量の低
減に加えてS量の低減を合わせて行うことにより、ビレ
ット内質向上に対してブルーム比やその後の圧下比の効
果が著しく高められ造管後の内面欠陥が低減することが
知見された。この知見により上限を0.010%とし
た。
【0016】温度差ΔTと断面形状及びビレットへの圧
下比:温度差と断面形状の要件は種々の実験を行うこと
によって初めて知見されたものである。以下実験結果を
用いて説明する。図1は連続鋳造鋳片製造時の鋳造開始
温度と凝固開始温度との温度差ΔTと丸ビレット造管時
の内面疵発生率(%)との関係を示したものである。こ
のときa/b=3.1で丸ビレット1の圧下比は8.7
である。図に示されるように、ΔTが増加するにつれて
内面疵の発生率は増加する。ΔTが70℃を越すと内面
疵発生率は5%以上に高くなる。図2にはΔTとa/b
の組合せを変え、丸ビレットへの圧下比が5〜11であ
る丸ビレットを用いた時の造管時の内面疵発生状況を示
す。本図からわかるようにa/bが1.5以上でΔTが
70℃以下であれば造管時に内面疵が発生しにくい(内
面欠陥発生率4%未満)。一方ΔTが70℃を超える
か、a/bが1.5未満のときは内面欠陥が発生しやす
い(内面欠陥発生率4%以上)。一方a/bが9を越え
ると偏平比が大きいため、丸ビレットへの加工に際して
座屈が生じやすくて形状が悪くなる。これらの結果から
丸ビレット造管時の内面欠陥を減少するためには、鋳造
開始温度と凝固開始温度との温度差ΔTが70℃以下の
条件で、長辺と短辺の比が1.5〜9.0である矩形の
断面形状を有する連続鋳造鋳片を鋳造する必要があるこ
とが分る。
下比:温度差と断面形状の要件は種々の実験を行うこと
によって初めて知見されたものである。以下実験結果を
用いて説明する。図1は連続鋳造鋳片製造時の鋳造開始
温度と凝固開始温度との温度差ΔTと丸ビレット造管時
の内面疵発生率(%)との関係を示したものである。こ
のときa/b=3.1で丸ビレット1の圧下比は8.7
である。図に示されるように、ΔTが増加するにつれて
内面疵の発生率は増加する。ΔTが70℃を越すと内面
疵発生率は5%以上に高くなる。図2にはΔTとa/b
の組合せを変え、丸ビレットへの圧下比が5〜11であ
る丸ビレットを用いた時の造管時の内面疵発生状況を示
す。本図からわかるようにa/bが1.5以上でΔTが
70℃以下であれば造管時に内面疵が発生しにくい(内
面欠陥発生率4%未満)。一方ΔTが70℃を超える
か、a/bが1.5未満のときは内面欠陥が発生しやす
い(内面欠陥発生率4%以上)。一方a/bが9を越え
ると偏平比が大きいため、丸ビレットへの加工に際して
座屈が生じやすくて形状が悪くなる。これらの結果から
丸ビレット造管時の内面欠陥を減少するためには、鋳造
開始温度と凝固開始温度との温度差ΔTが70℃以下の
条件で、長辺と短辺の比が1.5〜9.0である矩形の
断面形状を有する連続鋳造鋳片を鋳造する必要があるこ
とが分る。
【0017】上述のようにΔTとa/bの値を適正にし
て得られた連続鋳片を用いて丸ビレットを製造するに際
して、丸ビレットへの圧下比と内面疵発生との関係を調
査した。図3に示すように、モデルピアサー圧延機1に
てテーパ丸ビレット2を傾斜圧延した丸ビレット3のマ
ンネスマン割れ4の状況を調査した。割れ発生の位置か
ら次式に示したような定義で限界ドラフト率Rを求め
た。
て得られた連続鋳片を用いて丸ビレットを製造するに際
して、丸ビレットへの圧下比と内面疵発生との関係を調
査した。図3に示すように、モデルピアサー圧延機1に
てテーパ丸ビレット2を傾斜圧延した丸ビレット3のマ
ンネスマン割れ4の状況を調査した。割れ発生の位置か
ら次式に示したような定義で限界ドラフト率Rを求め
た。
【0018】
R=(d1 /dO )×(D0 −D1 )/D0
ただし、
D1 :テーパー丸ビレットの小径側直径
DO :テーパー丸ビレットの大径側直径
dO :圧延後の丸ビレットの長さ
d1 :圧延後の丸ビレットの健全な長さ
(割れを除く長さ)
この限界ドラフト率Rの値が大きい方が割れ発生が生じ
にくく、造管時に内面疵が生じにくいことが知られてい
る。ΔT=30℃、長辺と短辺の比a/bが3.2で製
造された鋳片及びΔT=25℃、a/b=1.8で製造
された鋳片について種々の圧下比で丸ビレットに圧延し
上述のテーパー丸ビレットの傾斜圧延を行い、限界ドラ
フト率Rを求めた結果を図4に示した。このように圧下
比が増すほど加工性が向上するため割れが発生しにくい
ことが知見された。
にくく、造管時に内面疵が生じにくいことが知られてい
る。ΔT=30℃、長辺と短辺の比a/bが3.2で製
造された鋳片及びΔT=25℃、a/b=1.8で製造
された鋳片について種々の圧下比で丸ビレットに圧延し
上述のテーパー丸ビレットの傾斜圧延を行い、限界ドラ
フト率Rを求めた結果を図4に示した。このように圧下
比が増すほど加工性が向上するため割れが発生しにくい
ことが知見された。
【0019】ΔT=30℃、a/b=3.2の鋳片に対
しては圧下比2.5以上で限界ドラフト率Rが向上し、
ΔT=25℃、a/b=1.8のスラブに対しては圧下
比3.0で限界ドラフト率Rが向上する知見が得られ
た。このようにΔTとa/bの値を適正に規制して得ら
れた連続鋳造鋳片を用いてかつビレットへの圧下比を
2.5もしくは3.0以上とすることによりマンネスマ
ン割れ性が著しく向上することが知見され、これらの結
果に基いて前記の温度差ΔT、断面形状、圧下比の条件
を限定した。
しては圧下比2.5以上で限界ドラフト率Rが向上し、
ΔT=25℃、a/b=1.8のスラブに対しては圧下
比3.0で限界ドラフト率Rが向上する知見が得られ
た。このようにΔTとa/bの値を適正に規制して得ら
れた連続鋳造鋳片を用いてかつビレットへの圧下比を
2.5もしくは3.0以上とすることによりマンネスマ
ン割れ性が著しく向上することが知見され、これらの結
果に基いて前記の温度差ΔT、断面形状、圧下比の条件
を限定した。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
(実施例1)表1に示す化学組成の鋼種を表2及び表3
に示すΔTとa/bの条件で連続鋳造により矩形断面の
鋳片とした後、圧延により種々のサイズを有する継目無
鋼管用の素材丸ビレットとし、この丸ビレットを傾斜式
ロールとプラグで穿孔し、マンドレルミル、熱間圧延絞
りミル又はプラグミル、リーラー、サイザーミルにより
造管し、造管後の内面欠陥の発生状況を調査した。その
結果を表2及び表3に併せて示した。
に示すΔTとa/bの条件で連続鋳造により矩形断面の
鋳片とした後、圧延により種々のサイズを有する継目無
鋼管用の素材丸ビレットとし、この丸ビレットを傾斜式
ロールとプラグで穿孔し、マンドレルミル、熱間圧延絞
りミル又はプラグミル、リーラー、サイザーミルにより
造管し、造管後の内面欠陥の発生状況を調査した。その
結果を表2及び表3に併せて示した。
【0021】表2及び表3から明らかなように連続鋳造
鋳片製造時の温度差ΔTと断面形状と丸ビレットへの圧
下比が本発明の範囲内にあるときは、すべての鋼種で内
面欠陥発生率が4%未満と小さくなっている。一方比較
例に示したように本発明の範囲外のものは内面欠陥発生
率が高くなっている。
鋳片製造時の温度差ΔTと断面形状と丸ビレットへの圧
下比が本発明の範囲内にあるときは、すべての鋼種で内
面欠陥発生率が4%未満と小さくなっている。一方比較
例に示したように本発明の範囲外のものは内面欠陥発生
率が高くなっている。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】(実施例2)表4に示す化学組成の鋼種を
表5及び表6に示すΔTとa/bの条件で連続鋳造によ
り矩形断面の鋳片とした後、圧延により種々のサイズを
有する継目無鋼管用の素材丸ビレットとし、この丸ビレ
ットを傾斜式ロールとプラグで穿孔し、マンドレルミ
ル、サイザーミルにより造管し、造管後の内面欠陥の発
生状況を調査した。その結果を表5及び表6に併せて示
した。
表5及び表6に示すΔTとa/bの条件で連続鋳造によ
り矩形断面の鋳片とした後、圧延により種々のサイズを
有する継目無鋼管用の素材丸ビレットとし、この丸ビレ
ットを傾斜式ロールとプラグで穿孔し、マンドレルミ
ル、サイザーミルにより造管し、造管後の内面欠陥の発
生状況を調査した。その結果を表5及び表6に併せて示
した。
【0026】表5及び表6から明らかなようにSおよび
Oの組成が本発明中第3の発明の範囲内でかつ連続鋳造
鋳片製造時の温度差ΔTと断面形状と丸ビレットへの圧
下比が本発明の範囲内にあるときは、すべての鋼種で内
面欠陥発生率が4%未満と小さくなっており、しかもそ
の際、ΔTが低いほうが内面疵発生率が小さくなってい
る。一方比較例とした第3の発明の範囲外のもの(*
印)については内面欠陥発生率が高くなっている。
Oの組成が本発明中第3の発明の範囲内でかつ連続鋳造
鋳片製造時の温度差ΔTと断面形状と丸ビレットへの圧
下比が本発明の範囲内にあるときは、すべての鋼種で内
面欠陥発生率が4%未満と小さくなっており、しかもそ
の際、ΔTが低いほうが内面疵発生率が小さくなってい
る。一方比較例とした第3の発明の範囲外のもの(*
印)については内面欠陥発生率が高くなっている。
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば0.5重量%以上のCrを含有するCr含有継目無鋼
管用素材を穿孔、圧延するに際し、管内面に発生する欠
陥を抑制することが可能である。
ば0.5重量%以上のCrを含有するCr含有継目無鋼
管用素材を穿孔、圧延するに際し、管内面に発生する欠
陥を抑制することが可能である。
【図1】連続鋳造鋳片製造時の鋳込温度と凝固開始温度
との温度差ΔTとビレット造管時の内面疵発生率との関
係を示した図である。
との温度差ΔTとビレット造管時の内面疵発生率との関
係を示した図である。
【図2】ΔTと連続鋳造鋳片の長辺(a)と短辺(b)
との比と造管後の内面欠陥発生状況との関係を示した図
である。
との比と造管後の内面欠陥発生状況との関係を示した図
である。
【図3】モデルピアサー試験機によるマンネスマン割れ
試験方法の説明図である。
試験方法の説明図である。
【図4】圧下比と限界ドラフト率の関係を示すグラフで
ある。
ある。
【図5】造管時の内面疵発生率へのS量とO量の影響を
示した図である。
示した図である。
1 モデルピアサー圧延機
2 テーパ丸ビレット
3 丸ビレット
4 マンネスマン割れ
Claims (3)
- 【請求項1】 Cr:0.5〜40重量%含有鉄合金連
続鋳造鋳片から継目無鋼管用丸ビレットを製造するに際
して、長辺と短辺の比が1.5以上2.0以下である矩
形断面の連続鋳造鋳片を、鋳造開始温度と凝固開始温度
との温度差を70℃以下として鋳造し、次いで、圧下比
3.0以上の圧延加工を施すことを特徴とする継目無鋼
管用丸ビレットの製造方法。 - 【請求項2】 Cr:0.5〜40重量%含有鉄合金連
続鋳造鋳片から継目無鋼管用丸ビレットを製造するに際
して、長辺と短辺の比が2.0以上9.0以下である矩
形断面の連続鋳造鋳片を、鋳造開始温度と凝固開始温度
との温度差を70℃以下として鋳造し、次いで、圧下比
2.5以上の圧延加工を施すことを特徴とする継目無鋼
管用丸ビレットの製造方法。 - 【請求項3】 S:0.008重量%以下,O:0.0
10重量%以下含有する前記鉄合金連続鋳造鋳片を用い
て継目無鋼管用丸ビレットを製造することを特徴とする
請求項1又は2記載の継目無鋼管用丸ビレットの製造方
法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205970A JPH057990A (ja) | 1990-10-08 | 1991-08-16 | 継目無鋼管用丸ビレツトの製造方法 |
FR9112300A FR2667524B1 (fr) | 1990-10-08 | 1991-10-07 | Procede pour fabriquer des lingots ronds pour des tuyaux en acier sans soudure. |
DE19914133323 DE4133323A1 (de) | 1990-10-08 | 1991-10-08 | Verfahren zur herstellung eines rundknueppels fuer nahtloses stahlrohr |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26850390 | 1990-10-08 | ||
JP2-268503 | 1990-10-08 | ||
JP3205970A JPH057990A (ja) | 1990-10-08 | 1991-08-16 | 継目無鋼管用丸ビレツトの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057990A true JPH057990A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=26515367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3205970A Pending JPH057990A (ja) | 1990-10-08 | 1991-08-16 | 継目無鋼管用丸ビレツトの製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057990A (ja) |
DE (1) | DE4133323A1 (ja) |
FR (1) | FR2667524B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012152804A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高合金またはステンレス鋼における継目無鋼管の製造方法 |
CN104846279A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-08-19 | 内蒙古包钢钢联股份有限公司 | 一种中合金油井管及其制备方法 |
CN113680823A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-11-23 | 攀钢集团研究院有限公司 | 一种无缝钢管穿孔机及其顶头 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5682602B2 (ja) * | 2012-08-09 | 2015-03-11 | 新日鐵住金株式会社 | 内面品質に優れたNi含有高合金丸ビレットの製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140301A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-27 | Kawasaki Steel Corp | 傾斜圧延方式による、継目無ステンレス鋼管用丸ビレットの製造方法 |
JPH01154848A (ja) * | 1987-12-12 | 1989-06-16 | Nippon Steel Corp | 耐海水性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法 |
JPH01293909A (ja) * | 1988-05-19 | 1989-11-27 | Kawasaki Steel Corp | Cr含有継目無鋼管の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0688102B2 (ja) * | 1988-02-03 | 1994-11-09 | 新日本製鐵株式会社 | 薄肉鋳造法を用いるCr系ステンレス鋼薄板の製造方法 |
JPH03104819A (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-01 | Kawasaki Steel Corp | 高クロム鋼の製造方法 |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP3205970A patent/JPH057990A/ja active Pending
- 1991-10-07 FR FR9112300A patent/FR2667524B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-08 DE DE19914133323 patent/DE4133323A1/de active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140301A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-27 | Kawasaki Steel Corp | 傾斜圧延方式による、継目無ステンレス鋼管用丸ビレットの製造方法 |
JPH01154848A (ja) * | 1987-12-12 | 1989-06-16 | Nippon Steel Corp | 耐海水性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法 |
JPH01293909A (ja) * | 1988-05-19 | 1989-11-27 | Kawasaki Steel Corp | Cr含有継目無鋼管の製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012152804A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高合金またはステンレス鋼における継目無鋼管の製造方法 |
CN104846279A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-08-19 | 内蒙古包钢钢联股份有限公司 | 一种中合金油井管及其制备方法 |
CN113680823A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-11-23 | 攀钢集团研究院有限公司 | 一种无缝钢管穿孔机及其顶头 |
CN113680823B (zh) * | 2021-08-31 | 2024-03-12 | 攀钢集团研究院有限公司 | 一种无缝钢管穿孔机及其顶头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2667524B1 (fr) | 1994-10-28 |
FR2667524A1 (fr) | 1992-04-10 |
DE4133323A1 (de) | 1992-04-09 |
DE4133323C2 (ja) | 1993-01-07 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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