JP4041631B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン、パチスロ遊技機およびパチンコ遊技機等の遊技機に係り、特に遊技媒体を受ける受皿の構造を改良した遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン、パチスロ遊技機およびパチンコ遊技機等の遊技機では、遊技結果が入賞態様になると、入賞役に応じた数の遊技媒体が払出口から受皿へ払い出される。すなわち、スロットマシンに代表されるスロット遊技機は遊技媒体として遊技メダルを用いており、筐体下部に設けられたメダル払出口からメダル受皿へ入賞役に応じた枚数の遊技メダルが払い出される。一方、パチンコ遊技機に代表される弾球遊技機は遊技媒体として遊技球を用いており、上部払出口から上受皿へ入賞役に応じた個数の遊技球が払い出され、上受皿が満杯のときには下部払出口から下受皿へ遊技球が払い出される。
【0003】
特に、スロット遊技機においては、メダル受皿の上部に設けられた化粧用パネルが筐体内に設けられた蛍光灯により照明されているが、専ら装飾効果を奏するだけで、受皿を照明するまでには至らず、払出口から受皿へ払い出された遊技メダルが視認しづらかった。
【0004】
そこで、第2843732号特許掲載公報には、メダル受皿を照明する構造を有する「スロットマシン」に係る発明が開示されている。すなわち、この発明の要旨は、「化粧用パネルを裏面側から照明する内部光源からの光の一部をライトガイド(導光板)に入射させ、払出しメダルを貯留するメダル受皿をライトガイドから射出する光で照明する。」ことにあり、その効果は、スロットマシンを大型化せず、しかも製造コストを大幅に引き上げることなく、メダル受皿内を明るくすることができるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に開示された発明は、メダル受皿を照明する光源として化粧用パネルの裏面に設けられた蛍光灯の光を利用しているので、単に受皿内を照明するだけの常灯であり、このような照光手段による照明では、遊技媒体が払い出されるときの演出効果は期待できない。
【0006】
また、遊技の結果が入賞態様になったときに、遊技媒体の受皿を上方や背面から照明する照光手段を作動させる構造も存在するが、受皿自体が発光して演出効果を高めるものは存在していない。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、入賞態様時における演出効果を飛躍的に高めることができるとともに、受皿内部を照明して遊技媒体の視認性を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の遊技機は、
遊技結果が入賞態様になったときに、入賞役に応じた数の遊技媒体が払出口から受皿へ払い出される遊技機において、
前記受皿の凹部を形成する端縁部の形状に沿うように、遊技結果が入賞態様になったときに発光する受皿発光部が設けられ、
前記受皿発光部に透明レンズが設けられ、該透明レンズに光源の点灯光または点滅光が導入され、
前記光源がエレクトロルミネッセンスからなり、前記受皿の端縁部は、該受皿の底部と平行な平面上においてU字状とされ、前記受皿発光部では、前記透明レンズおよび前記エレクトロルミネッセンスが前記端縁部のU字状と略同一のU字状に形成され、当該透明レンズと当該端縁部との間に、前記エレクトロルミネッセンスが配設されていることで、
上記目的を達成するものである。
また、本発明の第2の遊技機は、遊技結果が入賞態様になったときに、入賞役に応じた数の遊技媒体が払出口から受皿へ払い出される遊技機において、
前記受皿の凹部を形成する端縁部の形状に沿うように、遊技結果が入賞態様になったときに発光する受皿発光部が設けられ、
前記受皿発光部に透明レンズが設けられ、該透明レンズに光源の点灯光または点滅光が導入され、
前記受皿発光部の透明レンズが設けられた前記受皿の端縁部から前記受皿内を通って遊技機筐体内へ延入するように、側断面形状がJ字状となる光導入部材を設け、この光導入部材を介して遊技機筐体内に配設された光源の光が前記透明レンズへ導入されることで、
上記目的を達成するものである。
また、上記いずれかの遊技機において、前記遊技媒体が遊技メダルであり、遊技メダルの払出しソレノイドがオンしたときに、払出音が出音されるとともに前記受皿発光部の点灯または点滅が開始し、払出しソレノイドがオフしたときに、払出音が消音され、役物入賞音の出音が開始されるとともに前記受皿発光部の点灯または点滅が終了すること、が好ましい。
【0010】
上記いずれかの遊技機において、前記透明レンズの受皿内側に露出した部分に、レンズカット加工が施されていることが好ましい。
また、上記第1または第2の遊技機において、前記受皿発光部は、少なくとも遊技媒体が払出口から払い出される間において点灯または点滅することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明するが、本発明は本実施形態に限るものではない。
図6は、本発明の第1の実施形態における遊技機の全体外観を示す斜視図である。なお、本発明の遊技機はスロットマシン、パチスロ遊技機およびパチンコ遊技機等に適用することができるが、第1の実施形態では、例えばパチスロ遊技機1として構成されている。
【0012】
このパチスロ遊技機1の筐体2を区画形成する前面パネル3の上半部には、複数の表示窓5a〜cの開口された表示パネル4が設けられている。表示パネル4の各窓5a〜cにはそれぞれ回転リール6a〜cが臨んでおり、各回転リール6a〜cの外周面には種々のシンボルが描かれている。
【0013】
表示パネル4の下方における一側部には、遊技者が遊技媒体としてのメダルを投入するための投入口7が形成されている。また他側部には、各回転リール6a〜cを回転操作するスタートレバー8が取り付けられている。そして、各窓5の直下には、スタートレバー8により回転操作された回転リール6を停止させるストップボタン9がそれぞれ設けられている。
【0014】
前面パネル3の下半分における腰部には、化粧用パネル10が枠11によって保持固定されている。この化粧用パネル10の表面には、キャラクターの図柄等の図示しない情報が描かれている。化粧用パネル10の枠11の下方には、遊技結果が入賞態様の場合に入賞役に応じた枚数の遊技メダルを払い出す払出口12、および遊技メダルを受けるメダル受皿13が設けられている。
【0015】
そして、図7に示すように、化粧用パネル10の背面側の筐体内部には蛍光灯14が内蔵されており、キャラクター等の図柄は蛍光灯14の光によって照射されて、背面側から映し出されるように成っている。
【0016】
上述したように、化粧用パネル10の枠11の下方にはメダル受皿13が設けられており、図1に示すように、このメダル受皿13の少なくとも開口周縁部には受皿発光部15が設けられている。この受皿発光部15は、遊技結果が入賞態様になったときに、メダル受皿13の少なくとも開口周縁部において点灯または点滅するようになっている。具体的には、この受皿発光部15は、例えば透明レンズ16によって形成されており、図2、図4および図5に示すような態様で、この透明レンズ16に光源17の点灯光または点滅光が導入されるようになっている。
【0017】
この透明レンズ16の材質としては、例えばABS樹脂、ポリカーボネートおよびアクリル樹脂等のプラスチックやガラス等の透光性の材料を採用することができ、無色透明、有色透明または半透明に形成される。
【0018】
図2は、受皿発光部の光源として発光ダイオード(LED)を採用した態様を示す概略斜視図である。図示するように、メダル受皿13の開口周縁部には、この受皿13の端縁部の形状に沿うように平面形状がU字状を呈する透明レンズ16が設けられており、透明レンズ16があたかもメダル受皿13の端縁部に装着された枠体の如き様相を呈している。この透明レンズ16の一端部には光源17としてLED18が設けられており、その発光部を透明レンズ16へ臨ませることにより、エッジ効果によって透光性材料内にLED18の光が導入され、透明レンズ16全体を点灯または点滅させるようになっている。
【0019】
図2では、メダル受皿13の開口周縁部にのみ透明レンズ16を設けているが、これに限るものではなく、メダル受皿13の内周面または/および外周面に沿って広い範囲に、あるいはメダル受皿13の内周面または/および外周面全体に透明レンズ16を装着してもよい。このように透明レンズ16を装着する面積が大きい場合には、透明レンズ16の一端部にLED18を複数個設けることが好ましい。なお、採用するLED18の個数や発光色等は、メダル受皿13に装着する透明レンズ16の形状、大きさ、色等に応じて適宜選択される。
【0020】
そして、この透明レンズ16の受皿内側に露出した部分には、Vカット加工を複数条平行に配設したレンズカット加工19を施すことが好ましい。これにより、図3に示すように、メダル受皿13内を鮮やかに光らせることができ、受皿内部を照明してメダル払出口から払い出される遊技球の視認性を高めることができる。
【0021】
また図4は、受皿発光部の光源としてエレクトロルミネッセンス(EL)を採用した態様の側断面を示す概略図である。図2と同様に、メダル受皿13の開口周縁部には、この受皿13の端縁部の形状に沿って、平面形状がU字状の透明レンズ16が設けられている。光源17としてEL20を用いる場合には、透明レンズ16とメダル受皿13の端縁部との間にEL20を介設しており、その発光面を透明レンズ16の裏面に当接させることにより、透光性材料内をEL20の光が透過して、透明レンズ16全体を点灯または点滅させるようになっている。
【0022】
光源17としてEL20を用いる場合にも、上述したように、メダル受皿13の内周面または/および外周面に沿って広い範囲に、あるいはメダル受皿13の内周面または/および外周面全体に透明レンズ16を装着してもよい。このように広い面積に透明レンズ16を装着する場合には、透明レンズ16の裏面全体に亘ってEL20を配置することが好ましい。なお、採用するEL20の枚数や発光色等は、メダル受皿13に装着する透明レンズ16の形状、大きさ、色等に応じて適宜選択される。さらに、EL20に接続されるインバータ(図示せず)の電圧等も、所望の照度等に応じて適宜設計される。
【0023】
また上述したように、この透明レンズ16の受皿内側に露出した部分には、レンズカット加工を施すことが好ましい。これにより、図3に示したように、メダル受皿13内を鮮やかに光らせることができ、受皿内部を照明してメダル払出口から払い出される遊技球の視認性を高めることができる。
【0024】
さらに図5は、受皿発光部の光源として蛍光灯を採用した態様であり、(a)は概略斜視図、(b)は側断面を示す概略図、(c)は変形態様の側断面を示す概略図である。図5では、メダル受皿13が成型部品によって成形されており、その成形の際に、透明レンズ16がメダル受皿13内にインサート成形されている。メダル受皿13内にインサート成形された透明レンズ16は、この受皿13の開口周縁部に露出されており、その露出部分の平面形状はメダル受皿13の端縁部の形状に沿ってU字状を呈している。また図5(b)に示すように、この透明レンズ16の側断面形状は略J字状を呈しており、その基端部側が筐体2内に延入され起立した状態になっている。
【0025】
透明レンズ16の筐体2内に延入された基端部には、光源17として蛍光灯21が設けられており、その灯部を透明レンズ16の基端部に臨ませることにより、エッジ効果によって透光性材料内に蛍光灯21の光が導入され、透明レンズ16全体を点灯または点滅させるようになっている。光源17として用いる蛍光灯21は、上記化粧用パネル10の背面側の筐体内部に内蔵した蛍光灯14を兼用してもよく、あるいは筐体内部に受皿発光部用の蛍光灯を別個に設けてもよい。
【0026】
図5では、インサート成形された透明レンズ16がメダル受皿13の開口周縁部にのみ露出されているが、これに限るものではなく、メダル受皿13の内周面または/および外周面に沿って広い範囲に、あるいはメダル受皿13の内周面または/および外周面全体に透明レンズ16を露出させてもよい。なお、採用する蛍光灯21の個数や発光色等は、メダル受皿13にインサート成形する透明レンズ16の形状、大きさ、色等に応じて適宜選択される。
【0027】
また図5(c)に示すように、この透明レンズ16の露出面積を大きく形成した場合、その受皿内側に露出した部分には、レンズカット加工19を施すことが好ましい。これにより、図3に示したように、メダル受皿13内を鮮やかに光らせることができ、受皿内部を照明してメダル払出口から払い出される遊技球の視認性を高めることができる。
【0028】
このように本実施形態では、受皿発光部15を点灯または点滅させる光源17としてLED18、EL20または蛍光灯21を採用しているが、これに限るものではなく、ランプや冷陰極管等の他の光源を採用することもでき、各々の特性に応じて適宜設計変更される。
【0029】
上記受皿発光部15は、少なくともメダル払出口12から遊技メダルが払い出される間において点灯または点滅させることが好ましく、具体的には、図8から図11に示すような発光タイミングチャートに基づいて、受皿発光部15を点灯または点滅させる。
【0030】
図8は、BB(ビッグボーナス)入賞時におけるタイミングチャートを示す説明図である。図示するように、パチスロ遊技機においてBB入賞すると、払出処理が実行されるとともに、遊技メダル払出音が出音され、これらと同期して受皿発光部がパターン点灯し、遊技メダルの払出終了後に役物連続作動増加装置の入賞音が連続して所定時間だけ出音される。すなわち、メダル受皿13の受皿発光部15は通常時において消灯しており、払出口12からBB入賞に応じた枚数の遊技メダルが払い出される間においてパターン点灯するように制御される。
【0031】
図9は、化粧用パネル照明用の蛍光灯を光源として兼用する場合のBB入賞のタイミングチャートを示す説明図である。化粧用パネル10の背面側の筐体内部に設けられた蛍光灯14を受皿発光部15の光源17として兼用する場合、この蛍光灯14は化粧用パネル10の照明用として通常時に点灯している。したがって、払出口12からBB入賞に応じた枚数の遊技メダルが払い出される間において、蛍光灯14が点滅・消灯するように制御され、これ以外は図8と同様である。
【0032】
図10は、小役入賞時におけるタイミングチャートを示す説明図である。図示するように、パチスロ遊技機において小役入賞すると、払出処理が実行されるとともに、受皿発光部がパターン点灯し、遊技メダルの払出終了後に役物入賞音が連続して所定時間だけ出音される。すなわち、メダル受皿13の受皿発光部15は通常時において全消灯しており、払出口12から小役入賞に応じた枚数の遊技メダルが払い出される間においてパターン点灯するように制御される。
【0033】
図11は、化粧用パネル照明用の蛍光灯を光源として兼用する場合の小役入賞のタイミングチャートを示す説明図である。化粧用パネル10の背面側の筐体内部に設けられた蛍光灯14を受皿発光部15の光源17として兼用する場合、この蛍光灯14は化粧用パネル10の照明用として通常時に点灯している。したがって、払出口12から小役入賞に応じた枚数の遊技メダルが払い出される間において、蛍光灯14が点滅するように制御され、これ以外は図10と同様である。
【0034】
図8から図11においては、払出処理が実行されると、受皿発光部15がパターン点灯または点滅されるが、具体的には、遊技メダルの払出しソレノイド(図示せず)がオンしたときに受皿発光部15のパターン点灯または点滅が開始し、払出しソレノイドがオフしたときに受皿発光部15のパターン点灯または点滅が終了するように制御される。
上述した一連の遊技動作は、筐体2内に設けられたパチスロ遊技機用の制御装置23により制御される。
【0035】
<パチスロ機用の制御装置>
この制御装置23を図12に基づいて説明する。
図12に示すように、制御装置23は、CPU24、ROM25、RAM26、CPU24の動作クロック信号を生成するためのクロック回路27、入賞発生確率を設定するための確率設定部28を備えている。
【0036】
上記ROM25には、パチスロ遊技機1の遊技における処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されているとともに、抽選確率等を決定するための入賞確率テーブル等のデータが記憶されており、シーケンスプログラムに基づいてCPU24等が動作することによりパチスロ遊技機1における遊技が制御される。
【0037】
上記クロック回路27は、所定周波数の基準クロックを発生するためのクロックパルス発生器29と、基準クロック信号を分周することによりCPU24の動作クロック信号を生成するための分周器30を備えている。
【0038】
上記確率設定部28は、CPU24の制御に従って一定範囲の乱数を発生させるための乱数発生器31と、乱数発生器31で発生した乱数の中から任意の乱数を抽出してCPU24へ送信するための乱数サンプリング回路32を備えている。
【0039】
上記CPU24に備えられた複数のI/Oポートには、ベットスイッチ42、マックスベットスイッチ43、C/Pスイッチ45、スタートスイッチ46、メダルセンサ44、モータ駆動回路33、リール位置検出回路34、リール停止信号回路35、ホッパー駆動回路36、払出完了信号回路37、表示駆動回路38、スピーカ駆動回路39、ランプ駆動回路40、受皿発光部駆動回路48が接続されている。
【0040】
以下、上記各回路について詳しく説明する。
上記モータ駆動回路33には、リール6a〜cを回転駆動するためのステッピングモータ41a〜cが接続されており、CPU24の制御に基づいて各ステッピングモータ41a〜cへ駆動パルスを供給あるいは供給停止することにより、各リール6a〜cの回転を開始させたり停止させたりする。なお、ステッピングモータ41a〜cが、回転駆動装置として機能する。
【0041】
上記リール位置検出回路34には、リール6a〜cの回転位置を検出するための光センサ等からなる位置検出センサが設けられており、この位置検出センサで検出されたリール6a〜cの位置検出信号がCPU24へ送信される。なお、このリール位置検出回路34が、リール6a〜cの回転停止位置を検出するための回転停止位置検出手段として機能する。
上記リール停止信号回路35には、ストップスイッチ47a〜cが接続されており、遊技者によりストップスイッチ47a〜cが操作されると、これを検知してストップスイッチ検出信号がCPU24へ送信される。
上記ホッパー駆動回路36には、遊技メダルを貯留するためのホッパー22が接続されている。
【0042】
上記払出完了信号回路37には、払出しソレノイド54、メダル貯留部49およびメダル検出部50が接続されている。払出しソレノイド54は、遊技メダルの払出し開始(オン)信号をCPU24に送信するとともに、払出し終了(オフ)信号を払出し完了信号回路37に送信する。メダル貯留部49は、メダル投入口7から投入された遊技メダルや賞として払い出される遊技メダルを貯留記憶するための部分で、所定の最大許容貯留数に達するまで遊技メダルを貯留記憶することができる。この最大許容貯留数は、例えば50枚となっており、50枚までの遊技メダルを貯留記憶するとともに、この50枚を超えた遊技メダルは、実際にホッパー22からメダル受皿13に払い出される。また、実際に払い出される遊技メダルは、メダル検出部50により、ホッパー22からメダル受皿13に払い出される際に計数される。そして、メダル貯留部49に加算記憶される加算値、あるいはメダル検出部50における計数値が所定の払出枚数に達すると、払出完了信号回路37からCPU24に対して払出完了信号が送信される。
【0043】
上記表示駆動回路38には、有効ライン表示ランプ、報知LED、クレジット数表示器、払出枚数表示器の各表示部51が接続されており、CPU24の制御に基づいてこれらの有効ライン表示ランプ、報知LEDを点灯させたり、クレジット数表示器および払出枚数表示器における表示を行う。
【0044】
スピーカ駆動回路39には、効果音等を発生するためのスピー力52が接続されており、ランプ駆動回路40には、表示窓5a〜cを通して視認される図柄をリール6a〜eの内面側から透過照明するためのリールランプ53が接続されている。
【0045】
受皿発光部駆動回路48には、受皿発光部15を点灯または点滅させる光源17が接続されており、払出しソレノイド54からCPU24に送信された遊技メダルの払出し開始信号を受信して光源17を点灯または点滅させるとともに、払出し完了信号回路37からCPU24に送信された払出し完了信号を受信して光源17を消灯または継続点灯させるようになっている。
【0046】
また図13は、本発明の第2の実施形態における遊技機の外観を示す正面図である。前述したように、本発明の遊技機はスロットマシン、パチスロ遊技機およびパチンコ遊技機等に適用することができるが、第2の実施形態では、例えば弾球遊技機の代表例であるパチンコ遊技機61として構成されている。
【0047】
図13に示すように、パチンコ遊技機61の遊技盤62の表面には、その左側に配設された略円弧状の内外一対の案内レール63,64により、図示しない発射部から発射された遊技球を案内するための発射球案内路65が形成されており、内側案内レール63および外側案内レール64の延長部により囲まれた略円形の領域が遊技部66となっている。
【0048】
この遊技部66内には、ほぼ中央に可変表示装置67が取り付けられ、可変表示装置67の周囲には天釘等の複数の障害釘68が植設されている。また、遊技部66内における可変表示装置67の下方には、普通変動入賞装置であり、始動口機能を有する始動入賞装置69が設けられている。この始動入賞装置69のさらに下方には、大型変動入賞装置であるアタッカ70が設けられている。
【0049】
また遊技部66には、一般入賞口としての複数のチャッカ71や、風車72および袖通路73等の演出部品が設けられている。さらにアタッカ70の下方には、遊技部66内に弾発されていずれの一般入賞口71あるいは始動入賞装置69にも入賞しなかった遊技球を遊技部66から排出するためのアウト口74が設けられている。
上記発射球案内路65の上端部には、発射部から遊技部66内へ向かう方向にのみ遊技球の通過を許す戻り球防止装置75が設けられている。
【0050】
本実施形態の弾球遊技機61において、遊技盤62の下方における腰部には、図14に示すように前面パネル76が保持固定されており、前面パネル76の上下には、遊技球を払い出す上部払出口77および下部払出口78が設けられており、各払出口77,78の前方には遊技球を受ける上受皿79および下受皿80が設けられている。遊技球がアタッカ70等の役物に入賞したときには、上部払出口77から上受皿79へ入賞役に応じた個数の遊技球が払い出され、上受皿79が満杯のときには下部払出口78から下受皿80へ遊技球が払い出される。
【0051】
上述したように、腰部の前面パネル76の上下には上受皿79および下受皿80が設けられており、図14に示すように、各受皿79,80の少なくとも開口周縁部には受皿発光部15が設けられている。この受皿発光部15は、遊技球が役物に入賞したときに、各受皿79,80の少なくとも開口周縁部において点灯または点滅するようになっている。具体的には、この受皿発光部15は、例えば透明レンズ16によって形成されており、図14および図15に示すような態様で、この透明レンズ16に光源17の点灯光または点滅光が導入されるようになっている。
【0052】
第1の実施形態と同様に、この透明レンズ16の材質としては、例えばABS樹脂、ポリカーボネートおよびアクリル樹脂等のプラスチックやガラス等の透光性の材料を採用することができ、無色透明、有色透明または半透明に形成される。
【0053】
図14は、受皿発光部の光源としてELを採用した態様であり、(a)はその要部を示す斜視図、(b)はその横断面構造を示す概略図、(c)は変形態様の側断面を示す概略図である。図示するように、上受皿79の開口周縁部には、この受皿79の端縁部の形状に沿うように平面形状が略円弧状を呈する透明レンズ16が設けられており、また下受皿80の開口周縁部には、この受皿80の端縁部の形状に沿うように平面形状がU字状を呈する透明レンズ16が設けられている。各透明レンズ16は、あたかも各受皿79,80の端縁部に装着された枠体の如き様相を呈している。
【0054】
各透明レンズ16と各受皿79,80の端縁部との間には、図14(b)に示すように、それぞれ光源17としてEL20が介設されており、それぞれの発光面を各透明レンズ16の裏面に当接させることにより、透光性材料内をEL20の光が透過して、各透明レンズ16全体を点灯または点滅させるようになっている。
【0055】
図14では、各受皿79,80の開口周縁部にのみ透明レンズ16を設けているが、これに限るものではなく、各受皿13の内周面または/および外周面に沿って広い範囲に、あるいは各受皿79,80の内周面または/および外周面全体に透明レンズ16を装着してもよい。このように広い面積に透明レンズ16を装着する場合には、透明レンズ16の裏面全体に亘ってEL20を配置することが好ましい。本実施形態では、上受皿79および下受皿80の双方に受皿発光部15を設けたが、これに限るものではなく、上受皿79または下受皿80の一方に受皿発光部15を設けてもよい。
【0056】
なお、採用するEL20の枚数や発光色等は、各受皿79,80に装着する透明レンズ16の形状、大きさ、色等に応じて適宜選択される。さらに、EL20に接続されるインバータ(図示せず)の電圧等も、所望の照度等に応じて適宜設計される。
【0057】
図14(c)に示すように、この透明レンズ16の受皿内側に露出した部分には、Vカット加工を複数条平行に配設したレンズカット加工19を施すことが好ましい。これにより、上記図3と同様に、各受皿79,80内を鮮やかに光らせることができ、受皿内部を照明してメダル払出口から払い出される遊技球の視認性を高めることができる。
【0058】
図15は、受皿発光部の光源として蛍光灯を採用した態様であり、(a)は概略斜視図、(b)および(c)は側断面を示す概略図である。上受皿79および下受皿80が成型部品によって成形されており、透明レンズ16が各受皿79,80内に内装されている。各受皿79,80内にそれぞれ内装された透明レンズ16は、各受皿79,80の開口周縁部および内周面に沿って露出されている。上受皿79の開口周縁部に露出された透明レンズ16の平面形状は略円弧状を呈しており、下受皿80の開口周縁部に露出された透明レンズ16の平面形状はU字状を呈している。また、各受皿79,80に内装された透明レンズ16の側断面形状は、略L字状を呈しており、その基端部側が筐体内に延入されている。
【0059】
各透明レンズ16の筐体内に延入された基端部には、それぞれ光源17として蛍光灯81,82が設けられており、その灯部を各透明レンズ16の基端部に臨ませることにより、エッジ効果によって透光性材料内に蛍光灯81,82の光が導入され、各透明レンズ16全体を点灯または点滅させるようになっている。
【0060】
図15では、各受皿79,80に内装された透明レンズ16が各受皿79,80の開口周縁部および内周面に沿って露出されているが、これに限るものではなく、各受皿79,80に透明レンズ16をインサート成形して各受皿79,80の開口周縁部のみに露出させてもよく、あるいは各受皿79,80の内周面および外周面に沿って広い範囲に、あるいは各受皿79,80の内周面および外周面全体に透明レンズ16を露出させてもよい。なお、採用する蛍光灯81,82の個数や発光色等は、各受皿79,80に内装する透明レンズ16の形状、大きさ、色等に応じて適宜選択される。
【0061】
また図16は、受皿発光部の光源として蛍光灯を採用する場合の変形態様であり、(a)は共通光源を使用する場合の側断面を示す概略図、(b)は透明レンズにレンズカット加工を施す場合の側断面を示す概略図である。上記図15では、筐体内部に光源17として上受皿79の受皿発光部用の蛍光灯81と下受皿80の受皿発光部用の蛍光灯82とを別個に設けているが、図16(a)に示すように、上記前面パネル76の背面側の筐体内部に内蔵した蛍光灯83を共通光源として兼用してもよい。この場合は、上受皿79に内装された透明レンズ16の側断面形状は、略カギ状を呈しており、その基端部側が筐体内に延入され垂下した状態になっている。一方、下受皿80に内装された透明レンズ16の側断面形状は、略U字状を呈しており、その基端部側が筐体内に延入され起立した状態になっている。
【0062】
さらに図16(b)に示すように、各透明レンズ16の受皿内側に露出した部分には、上述したようにレンズカット加工19を施すことが好ましい。これにより、上記図3に示したように、各受皿79,80内を鮮やかに光らせることができ、受皿内部を照明してメダル払出口から払い出される遊技球の視認性を高めることができる。
【0063】
このように本実施形態では、受皿発光部15を点灯または点滅させる光源17としてEL20、蛍光灯81,82または83を採用しているが、これに限るものではなく、LED、ランプおよび冷陰極管等の他の光源を採用することもでき、各々の特性に応じて適宜設計変更される。
【0064】
上記受皿発光部15は、少なくとも上部払出口77または下部払出口78から遊技球が払い出される間において点灯または点滅させることが好ましく、具体的には、図17および図18に示すような発光タイミングチャートに基づいて、受皿発光部15を点灯または点滅させる。
【0065】
図17は、遊技球が大入賞口に入った場合におけるタイミングチャートを示す説明図である。図示するように、パチンコ遊技機において遊技球が大入賞口に入り、例えば15個の払出しを行う場合、カウントスイッチがオンした後に、入賞検知スイッチがオンして大入賞口に入った遊技球の数を計測し、AおよびBの期間(12.0ms+12.0ms)経過後に払出ソレノイドがオンする。そして、遊技球の出し過ぎを防止するため、上部払出口77または下部払出口78に対応する払出個数スイッチ(上または下)が5個加算した後Cの期間(405.333ms)だけ払出ソレノイドがオフし、また5個加算した後Cの期間だけ払出ソレノイドがオフし、さらに4個加算した後D(202.667ms)の期間だけ払出ソレノイドがオフして、最後に1個加算する。
【0066】
上受皿79に対応する受皿発光部(1)は、上部払出口77に対応する払出個数スイッチ(上)が加算を開始してから最後の1個の加算を完了するまで、連続してパターン点灯または点滅し続けるように制御される。一方、下受皿80に対応する受皿発光部(2)は、下部払出口78に対応する払出個数スイッチ(下)が加算を開始してから最後の1個の加算を完了するまで、連続してパターン点灯または点滅するように制御される。受皿発光部(2)は、遊技球が実際に下受皿80に出てくるタイミングに合わせて受皿発光部(1)をずらしたものである。
【0067】
図18は、遊技球が一般入賞口に入った場合におけるタイミングチャートを示す説明図である。図示するように、パチンコ遊技機において遊技球が一般入賞口に入り、例えば6個の払出しを行う場合、入賞検知スイッチがオンして一般入賞口に入った遊技球の数を計測し、AおよびBの期間(12.0ms+12.0ms)経過後に払出ソレノイドがオンする。そして、遊技球の出し過ぎを防止するため、上部払出口77または下部払出口78に対応する払出個数スイッチ(上または下)が5個加算した後Cの期間(405.333ms)だけ払出ソレノイドがオフして、最後に1個加算する。
【0068】
上受皿79に対応する受皿発光部(1)は、上部払出口77に対応する払出個数スイッチ(上)が加算を開始してから最後の1個の加算を完了するまで、連続してパターン点灯または点滅し続けるように制御される。一方、下受皿80に対応する受皿発光部(2)は、下部払出口78に対応する払出個数スイッチ(下)が加算を開始してから最後の1個の加算を完了するまで、連続してパターン点灯または点滅するように制御される。受皿発光部(2)は、遊技球が実際に下受皿80に出てくるタイミングに合わせて受皿発光部(1)をずらしたものである。
【0069】
すなわち、図17および図18においては、払出処理が実行されると、受皿発光部15がパターン点灯または点滅されるが、具体的には、遊技球の払出個数検知スイッチ(図示せず)が検知を開始したときに受皿発光部15のパターン点灯または点滅が開始し、払出個数検知スイッチが検知を完了したときに受皿発光部15のパターン点灯または点滅が終了するように制御される。
【0070】
上述した一連の遊技動作は、筐体内に設けられたパチンコ遊技機用の制御装置90により制御される。
この制御装置90は、図19に示すように、CPU91、ROM92、RAM93等を備えたマイクロコンピュータ等から構成され、CPU91には、複数のセンサや駆動回路等が接続されている。
【0071】
すなわち、CPU91には、入賞球検知スイッチ94、始動入賞球センサ95、カウントスイッチ96、払出個数検知スイッチ(上、下)97から出力された検知信号が入力されるとともに、発射球センサ98,戻り球センサ99およびアウト球センサ100から出力される検知信号が入力される。
【0072】
発射球センサ98は、ハンドルの回動操作によって球発射装置から弾発される遊技球を検知して、信号を出力する。戻り球センサ99は、球発射装置によって弾発されたが遊技部66まで達せずに案内レール63,64を戻ってくる、いわゆるファール球を検知して信号を出力する。また、アウト球センサ100は、遊技部66内に弾発されていずれの入賞口にも入賞せずにアウト口74に集められた遊技球を検知して信号を出力する。
【0073】
また、CPU91は、可変表示装置駆動回路101へ駆動信号を出力し、可変表示装置67の液晶画面に画像を表示させる。
また、CPU91は、開閉モータを駆動するアタッカ駆動回路103へ駆動信号を出力し、アタッカ70の扉の開閉制御を行う。
【0074】
ROM92には、パチンコ遊技機61の遊技動作を処理制御するプログラムが記憶されており、可変表示装置67はこのプ口グラムに基づくCPU91の処埋制御によって可変表示される。また、ROM92には大当たり入賞判定テーブル、大当たり発生確率テーブル等も記憶されている。これらテーブルは大当たり入賞態様決定回路による大当たり入賞判定の際に参照される。
【0075】
CPU91、乱数発生器105および乱数サンプリング回路106は、入賞態様決定回路を構成している。大当たり入賞判定テーブルには、この乱数発生器105で発生する一定範囲の乱数を各入賞態様に区画するデータが記憶されている。
【0076】
始動口に遊技球が入賞したことを始動入賞球センサ95が検知すると、CPU91は乱数発生器105へ信号を出力して乱数を発生させる。サンプリング回路106は、この乱数の中から1つの乱数を抽出する。入賞態様は、このサンプリング回路106によって抽出された乱数の値が、大当たり入賞判定テーブルのどの区画に属するかによって決定される。
【0077】
抽出された乱数値が、大当たり判定テーブルに大当たり入賞区画に属する確率は、大当たり発生確率テーブルに設定された確率値に基づいでいる。大当たり発生確率テーブルには、複数の確率値が記憶されており、大当たり入賞の発生確率は設定操作部107の操作により、例えば3段階に可変設定することが可能となっている。例えば、設定1では、1/215、設定2では、1/230、設定3では、1/245の大当たり発生確率に設定される。
CPU91には、この設定操作部107の設定状態が入力され、設定表示部駆動回路108によって読み込んだ設定状態を設定表示部109に表示させる。
【0078】
入賞態様決定回路で大当たり入賞が決定されると、可変表示装置67に「1」〜「15」の中のいずれかの同一図柄が、横並びに3個停止表示される。この際、「1」,「3」,「5」,「7」,「9」,「11」または「13」のいずれかの特定図柄が、可変表示装置67に横並びに3個停止表示されると、大当たり発生確率は高確率値となって確率変動状態になる。すなわち、設定操作部107によるテーブルの可変設定1、2、3にかかわらず、大当たり発生確率テーブルには1/25の大当たり発生確率値が設定される。したがって、次回の乱数抽選で大当たりが再度発生する確率が極めて高くなる。
この確率変動制御は、初回の大当たり入賞の発生を含めて所定回数の大当たり入賞が発生することによって終了し、その後は通常の大当たり発生確率値に復帰する。
【0079】
なお、上述した制御装置90は、変動入賞装置であるアタッカ70が開成状態となった場合に、アタッカ70のカウントスイツチ96により遊技球が検出される毎に抽選を行う抽選手段として機能するとともに、抽選手段における抽選結果が開成状態の継続を許可するものである場合に、開成状態の現サイクルの終了後において次のサイクルを開始させる開成状態継続手段として機能する。すなわち、制御装置90が、ROM92に予め記憶されたプログラムに基づいて動作することにより、抽選手段および開成状態継続手段として機能する。
【0080】
また、いわゆる大当たり状態において、抽選手段における抽選結果がアタッカ70の開成状態の継続を許可するものである場合に、所定のタイミングによってその旨を報知するようにしている。すなわち、この報知は電飾装置による視覚的な報知および音声発生装置による聴覚的な報知によりなされる。
【0081】
具体的には、上記乱数抽選の結果、上記制御装置90がアタッカ70の開成状態の継続条件が達成されたと判断した場合には、CPU91からLED駆動回路110および音出力回路112に対して駆動信号が出力される。
【0082】
これに基づきLED111やその他の電飾装置が点灯または点滅状態となり、また、スピーカ113から特別遊技状態中の通常の効果音とは異なる態様の効果音が発生する。LED111は大入賞口内LEDのほか遊技盤62上の各所に配されており(例えば、袖通路LED、表示部上LED、表示部サイドLED、大入賞口LED)、またその他の電飾装置としては、遊技盤62の周りに配された盤面飾りランプ、枠上部ランプがあり、上記継続条件の達成に応じてこれらの電飾装置が一斉にその表示態様を所定の基間に亘り変化することになる。
【0083】
また、上記電飾装置の変化態様としては、電飾装置の消灯状態から点灯状態、あるいは消灯状態から点滅状態、または点灯状態から点滅状態、または点滅状態からさらに速い点滅状態に変化させる等の態様、さらには電飾装置の明るさや色彩を変化させたり、複数の電飾装置のうち点滅する電飾装置の組合わせを変化させたり、点滅のタイミングを変化させたりする態様がある。なお、このことは、本実施形態の受皿発光部15においても、同様である。
【0084】
また、特別遊技状態中の通常の効果音とは異なる態様の効果音として上記スピーカ113から発生させる効果音の変化態様としては、例えば音の組合わせ、音の高さ、音のテンポ、音の大きさを変化させる態様が考えられる。さらに、複数の音源を備えておき、上記継続条件が達成されたとさは、特別遊技状態中の通常の効果音発生音源とは異なる音源からスピーカ113に効果音を出力することも可能である,
上記視覚的な報知の態様として可変表示装置67の表示態様を変化させるようにしてもよい。例えば、可変表示装置67に表示されていたキャラクタが上記継続条件の達成に応じて特定のポーズをしたり、その色彩が変化するように設定することも可能である。
【0085】
また、上記CPU91の信号は上下受皿発光部駆動回路114に出力されるようになっており、この上下受皿発光部駆動回路114によって受皿発光部(1)(2)を発光させる光源17がパターン点灯または点滅するように制御される。その制御は、上述したように、払出個数検知スイッチ(上,下)97からの信号に基づいて、上記図17および図18のタイミングチャートに示したように行われる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の遊技機によれば、受皿の凹部を形成する端縁部の形状に沿うように、遊技結果が入賞態様になったときに発光する受皿発光部を設けたので、遊技機の入賞態様時における演出効果を高めることができる。
特に、受皿発光部を少なくとも遊技媒体が払出口から払い出される間において点灯または点滅させることにより、入賞態様時における演出効果が飛躍的に向上する。
【0087】
また、受皿発光部を透明レンズによって形成し、この透明レンズにLED、ELまたは蛍光灯等の光源の点灯光または点滅光を導入することにより、簡単な構造で入賞態様時における演出効果を高めることができる。
【0088】
さらに、透明レンズの受皿内側に露出した部分に、レンズカット加工を施すことにより、受皿内を鮮やかに光らせることができ、受皿内部を照明して遊技媒体の視認性を高めることができる。
【0089】
また、遊技媒体が遊技メダルであるスロット遊技機において、遊技メダルの払出しソレノイドがオンしたときに、払出音が出音されるとともに受皿発光部の点灯または点滅を開始し、払出しソレノイドがオフしたときに、払出音が消音され、役物入賞音の出音が開始されるとともに受皿発光部の点灯または点滅を終了することにより、スロット遊技機の入賞態様時における演出効果を飛躍的に高めることができるとともに、受皿内部を照明して遊技媒体の視認性を高めることができる。
【0090】
さらに、遊技媒体が遊技球である弾球遊技機において、受皿が遊技球が払い出される上部受皿と、この上部受皿が満杯のときに遊技球が払い出される下部受皿を有し、遊技球の上部受皿の払出個数検知スイッチが検知を開始したときに受皿発光部の点灯または点滅を開始し、上部受皿の払出個数検知スイッチが検知を完了したときに受皿発光部の点灯または点滅を終了し、遊技球の下部受皿の払出個数検知スイッチが検知を開始したときに下部受皿発光部の点灯または点滅が開始され、下部受皿の払出個数検知スイッチが検知を完了したときに下部受皿発光部の点灯または点滅が終了することにより、弾球遊技機の入賞態様時における演出効果を飛躍的に高めることができるとともに、受皿内部を照明して遊技媒体の視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の第1の実施形態における要部を示す斜視図
【図2】第1の実施形態の遊技機おいて、受皿発光部の光源として発光ダイオード(LED)を採用した態様を示す概略斜視図
【図3】第1の実施形態の遊技機おいて、受皿の点灯状態または点滅状態を示す概略図
【図4】第1の実施形態の遊技機おいて、受皿発光部の光源としてエレクトロルミネッセンス(EL)を採用した態様の側断面を示す概略図
【図5】第1の実施形態の遊技機おいて、受皿発光部の光源として外部蛍光灯を採用した態様であり、(a)は概略斜視図、(b)は側断面を示す概略図、(c)は変形態様の側断面を示す概略図
【図6】本発明の第1の実施形態における遊技機の全体外観を示す斜視図
【図7】第1の実施形態の遊技機において、化粧用パネルの背面側に設けられた蛍光灯を示す概略図
【図8】第1の実施形態の遊技機において、BB入賞時におけるタイミングチャートを示す説明図
【図9】第1の実施形態の遊技機において、化粧用パネル照明用の蛍光灯を光源として兼用する場合のBB入賞のタイミングチャートを示す説明図
【図10】第1の実施形態の遊技機において、小役入賞時におけるタイミングチャートを示す説明図
【図11】第1の実施形態の遊技機において、化粧用パネル照明用の蛍光灯を光源として兼用する場合の小役入賞のタイミングチャートを示す説明図
【図12】第1の実施形態の遊技機において、制御装置の構成を示すブロック図
【図13】本発明の第2の実施形態における遊技機の外観を示す正面図
【図14】第2の実施形態の遊技機において、受皿発光部の光源としてELを採用した態様であり、(a)はその要部を示す斜視図、(b)はその横断面構造を示す概略図、(c)は変形態様の側断面を示す概略図
【図15】第2の実施形態の遊技機において、受皿発光部の光源として蛍光灯を採用した態様であり、(a)は概略斜視図、(b)は側断面を示す概略図
【図16】第2の実施形態の遊技機において、受皿発光部の光源として蛍光灯を採用する場合の変形態様であり、(a)は共通光源を使用する場合の側断面を示す概略図、(b)は透明レンズにレンズカット加工を施す場合の側断面を示す概略図
【図17】第2の実施形態の遊技機において、遊技球が大入賞口に入った場合におけるタイミングチャートを示す説明図
【図18】第2の実施形態の遊技機において、遊技球が一般入賞口に入った場合におけるタイミングチャートを示す説明図
【図19】第2の実施形態の遊技機において、制御装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 パチスロ遊技機
2 筐体
3 前面パネル
4 表示パネル
5a〜c 窓
6a〜c 回転リール
7 メダル投入口
8 スタートレバー
9 ストップボタン
10 化粧用パネル
11 枠
12 払出口
13 メダル受皿
14 蛍光灯
15 受皿発光部
16 透明レンズ
17 光源
18 LED
19 レンズカット加工
20 EL
21 蛍光灯
22 ホッパー
23 制御装置
24 CPU
25 ROM
26 RAM
27 クロック回路
28 確率設定部
29 クロックパルス発生器
30 分周器
31 乱数発生器
32 乱数サンプリング回路
33 モータ駆動回路
34 リール位置検出回路
35 リール停止信号回路
36 ホッパー駆動回路
37 払出完了信号回路
38 表示駆動回路
39 スピーカ駆動回路
40 ランプ駆動回路
41a〜c ステッピングモータ
42 ベットスイッチ
43 マックスベットスイッチ
44 メダルセンサ
45 C/Pスイッチ
46 スタートスイッチ
47a〜c ストップスイッチ
48 受皿発光部駆動回路
49 メダル貯留部
50 メダル検出部
51 表示部
52 スピー力
53 リールランプ
54 払出しソレノイド
61 パチンコ遊技機
62 遊技盤
63,64 案内レール
65 発射球案内路
66 遊技部
67 可変表示装置
68 障害釘
69 始動入賞装置
70 アタッカ
71 一般入賞口
74 アウト口
75 戻り球防止装置
76 前面パネル
77 上部払出口
78 下部払出口
79 上受皿
80 下受皿
81,82,83 蛍光灯
90 制御装置
91 CPU
92 ROM
93 RAM
94 入賞球検知スイッチ
95 始動入賞球センサ
96 カウントスイッチ
97 払出個数検知スイッチ(上、下)
98 発射球センサ
99 戻り球センサ
100 アウト球センサ
101 可変表示装置駆動回路
103 アタッカ駆動回路
105 乱数発生器
106 サンプリング回路
107 設定操作部
108 設定表示部駆動回路
109 設定表示部
110 LED駆動回路
111 LED
112 音出力回路
113 スピーカ
114 上下受皿発光部駆動回路
115 受皿発光部(1)(2)

Claims (5)

  1. 遊技結果が入賞態様になったときに、入賞役に応じた数の遊技媒体が払出口から受皿へ払い出される遊技機において、
    前記受皿の凹部を形成する端縁部の形状に沿うように、遊技結果が入賞態様になったときに発光する受皿発光部が設けられ、
    前記受皿発光部に透明レンズが設けられ、該透明レンズに光源の点灯光または点滅光が導入され、
    前記光源がエレクトロルミネッセンスからなり、前記受皿の端縁部は、該受皿の底部と平行な平面上においてU字状とされ、前記受皿発光部では、前記透明レンズおよび前記エレクトロルミネッセンスが前記端縁部のU字状と略同一のU字状に形成され、当該透明レンズと当該端縁部との間に、前記エレクトロルミネッセンスが配設されている、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技結果が入賞態様になったときに、入賞役に応じた数の遊技媒体が払出口から受皿へ払い出される遊技機において、
    前記受皿の凹部を形成する端縁部の形状に沿うように、遊技結果が入賞態様になったときに発光する受皿発光部が設けられ、
    前記受皿発光部に透明レンズが設けられ、該透明レンズに光源の点灯光または点滅光が導入され、
    前記受皿発光部の透明レンズが設けられた前記受皿の端縁部から前記受皿内を通って遊技機筐体内へ延入するように、側断面形状がJ字状となる光導入部材を設け、この光導入部材を介して遊技機筐体内に配設された光源の光が前記透明レンズへ導入される、
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 前記遊技媒体が遊技メダルであり、遊技メダルの払出しソレノイドがオンしたときに、払出音が出音されるとともに前記受皿発光部の点灯または点滅が開始し、払出しソレノイドがオフしたときに、払出音が消音され、役物入賞音の出音が開始されるとともに前記受皿発光部の点灯または点滅が終了することを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記透明レンズの受皿内側に露出した部分に、レンズカット加工が施されていることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか記載の遊技機。
  5. 前記受皿発光部は、少なくとも遊技媒体が払出口から払い出される間において点灯または点滅することを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
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