JP5023438B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5023438B2
JP5023438B2 JP2005114738A JP2005114738A JP5023438B2 JP 5023438 B2 JP5023438 B2 JP 5023438B2 JP 2005114738 A JP2005114738 A JP 2005114738A JP 2005114738 A JP2005114738 A JP 2005114738A JP 5023438 B2 JP5023438 B2 JP 5023438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
light
side wall
front door
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005114738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006288811A (ja
JP2006288811A5 (ja
Inventor
憲一郎 三谷
渉 押見
善男 是枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP2005114738A priority Critical patent/JP5023438B2/ja
Publication of JP2006288811A publication Critical patent/JP2006288811A/ja
Publication of JP2006288811A5 publication Critical patent/JP2006288811A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5023438B2 publication Critical patent/JP5023438B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

本発明は、コイン払出口から払い出されたコインを貯留するコイン貯留部を備えた遊技機に関する。
スロットマシン等に代表される遊技機は、遊技媒体であるコイン(メダル)を使用して遊技を楽しむように構成されており、通常1 回の遊技で予め設定された入賞役に入賞すると所定枚数のコインが払い出されるように設定されている。そして、従来の遊技機では、遊技機の前面扉の下方位置に設けられたコイン払出口から払い出されたコインをコイン貯留部内に収容するようにしている。
図11は、従来の遊技機に設けられているコイン貯留部の構成を説明する図である。
コイン貯留部101は、前面扉111の下方位置に設けられたコイン払出口113から払い出されるコインMを収容するものであり、前面扉111の左右の幅方向に延在するように取り付け固定されている。コイン貯留部101は、前面扉111の幅方向へ略水平に延在する平坦な底面103aを有し、コイン払出口113から払い出されたコインを受ける底板部103と、底板部103から上方に向かって延出し、払い出されたコインの外方への流出を防ぐコイン流出阻止壁部105と、コイン流出阻止壁部105の上端部で上方に向かって開口するコイン取り出し口107とを有している。なお、前面扉111の前面側には、遊技機の機種名等をデザインした表示パネル115が設けられ、表示パネル115の裏面側から蛍光灯117等の照明装置によって照明されている。
上記構成を有するコイン貯留部101の場合、入賞役に入賞することによって前面扉111のコイン払出口113から払い出されたコインMは、コイン貯留部101の底板部103上に収容されていた。また、払い出されたコインMは、コイン貯留部101のコイン流出阻止壁部105に接触して跳ね返ることによって外方へ漏れ出ることのないようにされていた。そして、コイン貯留部101の内部のコインMを掴み取ってコイン取り出し口107から取り出し、遊技機の前面扉111に設けられたコイン投入口(図示せず)にコインを投入することにより遊技を開始するようにしていた。そして、遊技を終了するときには、電子的に貯留されていた全てのコインをコイン払出口113から払い出し、コイン貯留部101に収容された全てのコインを回収するようにしていた。
ところが、遊技機の配置されている遊技場は、演出効果等の観点から室内照明を暗くした状態であることが多い。これにより、コイン貯留部101の内部のコインMを回収する場合、コイン取り出し口107の上方からコイン貯留部101の内部のコインMを認識しづらいことから、コインM の取り忘れが屡々発生していた。
或いは、遊技場の室内照明が明るい場合でも、図11に示すように、前面扉111は、蛍光灯117を表示パネル115の裏側に配置する等することから手前側に向かって突設されており、遊技場の室内照明がコイン貯留部1 0 1 の内部にまで到達しづらい状況にあった。従って、遊技場の室内照明が暗いときと同様にコイン貯留部101内部のコインMを認識しづらいことから、コインMの取り忘れが屡々発生していた。
そして、蛍光灯117の光は表示パネル115を裏面側から照明できるものの、コイン貯留部101まで到達していなかった。そこで、従来よりコイン貯留部101内のコインMの取り忘れを防止する種々の遊技機が開発されている。
例えば、特開平10−174738号では、遊技機の前面扉から手前側の方向に突出するように配置された表示パネル保持枠において、表示パネル保持枠内に保持される表示パネルを裏面側より照射する照明装置の光が通過する開口部をコイン貯留部と対向する表示パネル保持枠の下面に開口形成し、開口部を通過する光によって内部が照明されるコイン貯留部を備えた遊技機について提案している(特許文献1参照)。
特開平10−174738号
しかしながら、特許文献1に開示されている遊技機の場合、照明装置は、表示パネルを裏面から照射して表示パネルのデザイン等を際立たせることが主目的である。これにより、表示パネル保持枠の開口部を比較的大きさをもって開口形成し、コイン貯留部の照明のために照明装置の光を十分に確保することができない。従って、照明装置によって、コイン貯留部の内部を十分に照明することができないという課題を有していた。
本発明は、これら種々の問題を鑑み、従来技術の課題を解決すべくなされたものであり、コイン貯留部の内部を好適に照明し得る遊技機を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に記載した遊技機の発明は、前方に開放された箱状の筐体と、該筐体の前面開口を塞ぐ前面扉とを備え、前記前面扉は、機種に関わる表示が施された表示プレート保持部と、該表示プレート保持部の下方に開口するコイン払出口と、該コイン払出口よりも下方で該コイン払出口の開口より広く前記前面扉の幅方向に延在して前記コイン払出口から払い出されたコインを受ける底板部と、該底板部から上方に向かって延出して前記コインの外方への流出を防止するコイン流出阻止壁部とを有するコイン貯留部と、備え、前記表示プレート保持部が、前記コイン流出阻止壁部で囲われた前記コイン貯留部の一部と、該コイン貯留部の上方で重なるように突設された遊技機において、前記コイン貯留部のコイン流出阻止壁部は、前記前面扉から手前側に向かって延在するように基端が前記前面扉に固定されるとともに前記基端から前記手前側に向かって漸次低くなるように形成された一対の側壁部と、該一対の側壁部の互いに対向する手前側端部を連結し、前記コイン払出口の前方に設けられる正面壁部とを有し、少なくともいずれか一方の前記側壁部には、前記コイン貯留部において内側に位置する面に、前記前面扉の幅方向に沿って光軸が向けられて配列された複数の発光体を有する照明手段が設けられ、前記照明手段が、前記表示プレート保持部の下方に位置する前記側壁部の一部において該側壁部の基端から手前側に延在して設けられ、且つ前記複数の発光体の一部が前記正面壁部よりも上側の高さ位置に亘るように設けられ、前記照明手段が取り付けられた側壁部は、所定の間隔をもって設けられる一対の壁面と、該一対の壁面の前記基端側を除いた一部の側辺を連結する周壁とを有する内部が中空状に構成され、前記コイン貯留部において内側に位置する前記壁面には、前記基端側から手前側に向かって切欠くことで形成される照明手段取付孔が設けられ、前記照明手段は、前記発光体が装着される基板と、該基板の発光体装着面側に取り付られる板状の光透過部材と、を有して構成され、前記照明手段が、前記照明手段取付孔に前記光透過部材が挿入され、且つこの挿入された前記光透過部材と前記壁面とが略面一となるように、前記側壁部の開放された基端側から前記手前側に向かってスライド装着されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、コイン貯留部のコイン流出阻止壁部に配置された照明手段によってコイン貯留部の内部を好適に照明することができる
本発明にかかる遊技機によれば、コイン貯留部のコイン流出阻止壁部に配置された照明手段によってコイン貯留部の内部を好適に照明することができる
はじめに、本実施の形態から抽出され得る発明群を手段n(n=0,1,2・・・)として区分して示し、それらを必要に応じて効果等を示しつつ説明する。
手段0.前方に開放された箱状の筐体と、該筐体の前面開口を塞ぐ前面扉とを備え、前記前面扉は、機種に関わる表示が施された表示プレート保持部と、該表示プレート保持部の下方に開口するコイン払出口と、該コイン払出口よりも下方で該コイン払出口の開口より広く前記前面扉の幅方向に延在して前記コイン払出口から払い出されたコインを受ける底板部と、該底板部から上方に向かって延出して前記コインの外方への流出を防止するコイン流出阻止壁部とを有するコイン貯留部と、備え、前記表示プレート保持部が、前記コイン流出阻止壁部で囲われた前記コイン貯留部の一部と、該コイン貯留部の上方で重なるように突設された遊技機において、前記コイン貯留部のコイン流出阻止壁部は、前記前面扉から手前側に向かって延在するように基端が前記前面扉に固定されるとともに前記基端から前記手前側に向かって漸次低くなるように形成された一対の側壁部と、該一対の側壁部の互いに対向する手前側端部を連結し、前記コイン払出口の前方に設けられる正面壁部とを有し、少なくともいずれか一方の前記側壁部には、前記コイン貯留部において内側に位置する面に、前記前面扉の幅方向に沿って光軸が向けられて配列された複数の発光体を有する照明手段が設けられ、前記照明手段が、前記表示プレート保持部の下方に位置する前記側壁部の一部において該側壁部の基端から手前側に延在して設けられ、且つ前記複数の発光体の一部が前記正面壁部よりも上側の高さ位置に亘るように設けられることを特徴とする。
手段1.前面扉のコイン払出口の下方位置で該コイン払出口の開口より広く前記前面扉の幅方向に延在し、前記コイン払出口から払い出されたコインを受ける底板部と、該底板部から上方に向かって延出し、前記コインの外方への流出を防止するコイン流出阻止壁部とを有するコイン貯留部を備えた遊技機において、前記コイン貯留部のコイン流出阻止壁部には、前記コイン貯留部の内部を照明する照明手段と、該照明手段を配置するための開口形成された照明手段取付孔と、が設けられたことを特徴とする。
手段0及び手段1によれば、コイン貯留部のコイン流出阻止壁部に照明手段と照明手段を配置するための開口形成された照明手段取付孔とを設けたので、照明手段の光をコイン貯留部の内部に到達させることができる。これにより、照明手段の光は、コイン貯留部の底板部に直接到達するだけでなく、コイン流出阻止壁部で反射することから、コイン貯留部の内部を十分な光をもって照明することができる。従って、コイン貯留部の内部のコインを容易に認識することができ、コインの取り忘れを防止することができる。
手段2.手段2は、手段1の遊技機において、照明手段は、発光体と、該発光体の光を受光可能な位置に設けられ、該発光体の光を透過させる光透過部とから構成され、照明手段取付孔には、光透過部を設け、該光透過部に発光体を一体に設けたことを特徴とする。
手段2によれば、照明手段の構成を具体的に限定したものであり、これによれ
ば、照明手段の発光体と光透過部は一体に形成されているので、照明手段の照明手段取付孔への組付けを容易に行うことができる。
手段3.手段3は、手段2の遊技機において、光透過部に発光体を一体に設ける構成に代えて、照明手段取付孔には、光透過部を設け、該光透過部と発光体とを別個に設けたことを特徴とする。
手段3は、手段2に記載の照明手段の他の形態について規定したものである。これによれば、光透過部が発光体の光を受光できれば、光透過部を照明手段取付
孔に設けた状態で所望の位置に発光体を設けることができるので、照明手段の設計の自由度を高めることができる。
手段4.手段4は、手段2の遊技機において、光透過部に発光体を一体に設ける構成に代えて、照明手段取付孔には、発光体を設け、光透過部を設けないようにしたことを特徴とする。
手段4は、手段2の照明手段の他の形態について規定したものである。これによれば、照明手段は発光体のみによって構成されているので、照明手段の構成を簡素なものとすることができる。また、照明手段として発光体だけを用いるので、照明手段を安価に形成することができる。
手段5.手段1〜4の遊技機において、コイン貯留部の底板部は、略矩形状を有し、コイン貯留部のコイン流出阻止壁部は、前面扉から手前側に向かって延在するように基端が前面扉に固定された一対の側壁部と、該
一対の側壁部の互いに対向する先端側端部を連結し、コイン払出口に対向配置される正面壁部とを有しており、照明手段取付孔は、コイン流出阻止壁部における一対の側壁部の互いに対向する内面側のいずれか一方又は両方に開口形成されていることを特徴とする。
手段5は、コイン貯留部の好適な形状を具体的に限定したものであり、これによれば、照明手段はコイン貯留部の側壁部の内面側に配置されているので、前面扉の幅方向に広く延在するコイン貯留部の内部を有効に照明することができる。従って、コイン貯留部の内部のコインを容易に認識することができるので、コインの取り忘れを防止することができる。特に、コイン貯留部の両方の側壁部に照明手段を取り付ければ、コイン貯留部の内部の照明効果を更に高めることができる。
また、コイン貯留部の一対の側壁部は、前面扉の近傍に配置されることから、照明手段の発光体までの配線を複雑にする必要のないようにすることができる。
それから、照明手段はコイン貯留部の一対の側壁部のいずれか一方又は両方に設けられているので、コイン払出口から払い出されたコインとの接触頻度を少なくすることができる。従って、コインの接触による照明手段の光透過部の損傷を少なくして、メンテナンスの回数の削減を図ることができる。
手段6.手段6は、請求項5の遊技機において、照明手段取付孔は、側壁部の基端側から先端側の方向に向かって切り欠くことによって開口形成されていることを特徴とする。
手段6は、コイン貯留部の照明手段取付孔の構成を具体的に限定したものであり、これによれば、照明手段取付孔は側壁部の基端側から先端側の方向に切り欠き形成されたので、照明手段を側壁部の基端側から先端側の方向にスライドするだけで照明手段取付孔に容易に取り付け固定することができる。従って、照明手段をコイン貯留部に取り付ける作業性の向上を図ることができる。
また、照明手段を取り外すときには、側壁部の先端側から基端側の方向に照明手段をスライドするだけで簡単に取り外すことができるので、照明手段のメンテナンスを容易に行うことができる。
手段7.手段7は、手段5又は6の遊技機において、コイン流出阻止壁部の各々の側壁部は、前面扉の幅方向に所定の間隔をおいて設けられ、前面扉から手前側に向かって延在するように基端が前面扉に固定された一対の側壁面と、該一対の側壁面の互いに対向する先端側辺部を連結する前壁面とを有し、照明手段取付孔は、一対の側壁部の互いに対向する内側の側壁面のどちらか一方又は両方に開口形成されていることを特徴とする。
手段7は、コイン流出阻止壁部の側壁部の構成を更に具体的に限定したものであり、これによれば、コイン流出阻止壁部の各々の側壁部は、一対の側壁面と、一対の側壁面の先端側辺部を連結する前壁面とからなる二重構造としたので、コイン貯留部の前面扉に対する取付構造を強固なものとすることができる。遊技機は、遊技の進行中又は遊技の終了後に複数枚のコインがコイン払出口からコイン貯留部に払い出される構成となっていることから、コイン貯留部を前面扉に強固に取り付けることにより多量のコインを貯留することができる。
また、コイン貯留部は、一対の側壁面及び前面壁を有する一対の側壁部と、一対の側壁部を連結する正面壁部によって安定した姿勢状態にて形成できるので、前面扉への取付構造を確保することができる。
手段8.手段8は、手段7の遊技機において、照明手段取付孔は、側壁面の基端側から先端側の方向に向かって切り欠くことによって開口形成されていることを特徴とする。
手段8は、照明手段取付孔の構成を更に具体的に限定したものであり、これによれば、照明手段取付孔は、互いに対向する内側の側壁面の基端側から先端側の方向に切り欠き形成されたので、手段3と同様に照明手段を照明手段取付孔に沿ってスライドするだけで、容易に照明手段の着脱を行うことができる。
また、側壁部は、一対の側壁面を有しており、内側の側壁面を開口形成するだけで照明手段取付孔を設けることから、照明手段取付孔の開口形成を簡易に行うことができる。
手段9.手段9は、手段7又は8の遊技機において、各々の側壁部は、一対の側壁面と前壁面によって囲まれて該一対の側壁面の互いに対向する基端側辺部側を奥側に向かって開放することにより内部に空間部を形成し、該側壁部の空間部には、照明手段を照明手段取付孔の位置で固定する保持手段が設けられていることを特徴とする。
手段9は、コイン流出阻止壁部の側壁部の構成を更に具体的に限定したものであり、これによれば、各々の側壁部の内部は中空となるように空間部が形成されることから、コイン貯留部の前面扉に対する強固な取付を確保しつつ、コイン貯留部の軽量化を図ることができる。
また、側壁部の空間部には保持手段を設けたので、照明手段を照明手段取付孔に取り付けた後は、照明手段取付孔の位置で保持手段によって照明手段が保持されることから、照明手段の取付後の脱離を防止することができる。
手段10.手段10は、手段9の遊技機において、側壁部の空間部には、側壁部の一方の側壁面から他方の側壁面に亘って延在するリブ部が設けられ、保持手段は、リブ部に一体に設けられていることを特徴とする。
手段10は、側壁部の構成を具体的に限定したものであり、これによれば、側壁部の一方の側壁面から他方の側壁面に亘ってリブ部が延在しているので、側壁部の強度をさらに向上させることができる。
また、正面壁部によって一対の側壁部の先端側端部を連結したことと相俟ってコイン貯留部の姿勢状態が安定するので、コイン貯留部の前面扉への取り付けを容易に行うことができるだけでなく、前面扉に対するコイン貯留部の取付構造の向上を図ることもできる。
そしてまた、側壁部の強度が向上することから、コイン貯留部の強度が得られ、コイン払出口から払い出されたコインを多量に貯留することができる。
それから、このように側壁部の空間部内に設けられたリブ部に保持手段を一体に設けるようにしたので、部品点数を増大させることなく、空間部内に保持手段を配置することができる。
手段11.手段11は、手段9 又は10の遊技機において、側壁部の照明手段取付孔には、照明手段の光透過部が取り付けられ、該側壁部の空間部には、該照明手段の発光体が配置されるようにしたことを特徴とする。
手段11は、照明手段の取り付けを具体的に限定したものであり、これによれば、側壁部の照明手段取付孔に照明手段の光透過部を設け、側壁部の空間部に発光体が配置されるので、コイン払出口からコイン貯留部の内部に払い出されたコインが光透過部によって照明手段の発光体に接触して損傷を与えることがない。従って、照明手段のメンテナンスの回数を少なくすることができる。
手段12.手段12は、手段5の遊技機において、照明手段取付孔は、コイン流出阻止壁部における一対の側壁部の互いに対向する内面側のいずれか一方又は両方に開口形成する構成に代えて、コイン払出口に対向する正面壁部の内面側に開口形成されるようにしたことを特徴とする。
手段12は、コイン貯留部の照明手段取付孔の構成を具体的に限定したものであり、これによれば、照明手段取付孔をコイン流出阻止壁部の正面壁部に配置したので、コイン貯留部の正面壁部から遊技機の前面扉の方向に向かって照射できるように形成されている。これにより、発光体の光は前面扉で反射されてコイン貯留部の内部に適度に散乱することから、コイン貯留部の内部を照明することができる。
手段13.手段13は、手段1〜12の遊技機において、コイン流出阻止壁部の内面側には、発光体の光を反射する反射材が設けられていることを特徴とする。
手段13は、コイン貯留部のコイン流出阻止壁部の構成を具体的に限定したものであり、これによれば、発光体の光は反射材によって反射されてコイン貯留部の内部に適度に分散するので、発光体による照明効果を更に高めることができる。
(第1実施の形態)
以下、本発明の一実施の形態について遊技機の一例としてスロットマシンの場合を例に図面に基づいて説明する。
図1は、スロットマシン1の前面扉3が閉じた状態を示した斜視図、図2は、スロットマシン1の前面扉3が開いた状態を示した斜視図、図3は、コイン受け皿41を前面扉3から取り外した状態のスロットマシン1の斜視図である。スロットマシン1は、図1に示すように筐体2と前面扉3とからなる正面視略矩形状の本体4を有している。
筐体2は、スロットマシン1の骨格をなす部材であり、図2に示すように、前面側を開放部とした箱形状を有している。筐体2の内部には、各種の図柄等が表示される複数個の回転ドラム11と、スロットマシン1の遊技動作を制御するメイン制御基板60(図9を参照)等を収納した制御基板収納ボックス12と、電源スイッチ13a、リセットスイッチ13b等を備える電源ボックス13と、遊技媒体であるコインを貯留する補助タンク14a、及び補助タンク14a内のコインを排出用通路7からコイン払出口8に払い出す支払装置14bを備えたホッパ14等が収容されている。
前面扉3は、図2に示すように、左側辺部の上下2カ所がヒンジ5によって筐体2に連結されて取り付けられており、筐体2の前面側の開放部を容易に閉塞及び開放できるように構成されている。
前面扉3は、図1に示すように、上方から下方に向かって順番に表示部3A、操作部3B、貯留部3Cの3つの部分を備えている。表示部3Aは、前面扉3の上辺に沿って設けられ遊技の進行に伴って点灯・点滅する上部ランプ21と、上部ランプ21の下方位置で左右両側に各々配置されて種々の効果音等を発生させる一対のスピーカ22と、これら一対のスピーカ22の間に配設されて画像・映像等の種々の情報を表示する液晶ディスプレイ23を有している。また、表示部3Aの略中央高さ位置には、筐体2内で回転する複数個の回転ドラム11をそれぞれ視認するための透明窓24が設けられており、透明窓24の左側にはコインのベット数(賭け数)に応じて点灯するベットランプ25が配設されている。そして、表示部3Aの下部には、左側から右側に向かって順番にクレジット枚数表示部26、ゲーム数表示部27、払出枚数表示部28が設けられている。
操作部3Bは、表示部3Aの下端で折曲されて手前側に向かって延在する平面部分Fと、その平面部分Fの手前側の端部で折曲されて下方に向かって垂下する縦壁部分Hを有している。平面部分Fには、左側位置に1枚用と2枚用のベットボタン31、32が設けられ、その右側近傍位置に3枚用のベットボタン33が設けられている。そして、平面部分Fの右側位置にはコイン投入口36が配設されている。
縦壁部分Hの上部の略中央部分において左側から右側に向かって順番に、コインを貯留するか否かを選択するためのクレジット投入ボタン34、回転ドラム11の回転開始を指示するためのスタートレバー35、回転ドラム11の回転停止を指示するためのストップボタン37が設けられている。
クレジット投入ボタン34の操作によってコインを貯留するように選択した場合、一度の遊技に使用される3枚のコインに加えて、予め設定されている枚数まで投入可能に設定されている。本実施の形態において、例えば既に投入されたコインの枚数を含めて最大53枚まで投入可能に設定されている。一方、クレジット投入ボタン34の操作によってコインを貯留しないように選択した場合、上記の3枚のコインのみ投入可能に設定され、4枚目以降のコインについては、排出用通路7からコイン払出口8に返却されるように構成されている。
スタートレバー35は、縦壁部分Hから手前側に向かって突設されており、下方に押し下げる、或いは上方に押し上げることによって操作される。ストップボタン37は、各回転ドラム11に対応する位置にそれぞれ配設されており、押し動作によって操作される。また、操作部3Bの下部には、機種名や遊技に関わるキャラクタ等が表示された表示プレート38aを保持する表示プレート保持枠38が前面扉3から手前側に突設されている。そして、表示プレートの裏面側には、表示プレート38aの表示を際立たせる所定の照明装置(図示せず)が設けられている。
貯留部3Cは、操作部3Bの下方位置で前面扉3の左右方向に延在するように配置形成されており、コイン受け皿41等が設けられている。また、貯留部3Cは、図3に示すように、前面扉3の左右辺部の近傍で上下方向に延在するように取り付け固定された補強部材6を有しており、貯留部3Cの略中央高さの位置に、コイン払出口8がコインの外径より広く開口形成されている。
左右の補強部材6は、金属部材によって形成されており、主として前面扉3の強度を確保するために設けられている。左右の補強部材6は、前面扉3の後面側において、ほぼ下端位置から上方に向かって延在し、前面扉3の表示部3Aの所定位置まで到達するように延在している。
前面扉3の左辺部近傍の補強部材6は、前面扉3の左辺部の上下2カ所に設けられたヒンジ5を取り付け固定する支持フレームとして構成されている。また、前面扉3の右辺部近傍の補強部材6には、筐体2の開放部分を閉塞する前面扉3を解錠又は施錠する前面扉3のロック機構が取り付け固定されている。そして、左右の補強部材6の下方位置の前面扉3の貯留部3Cにおいて、それぞれコイン受け皿取付孔6aが上下方向に所定の間隔をおいて2カ所に設けられている。
次に、コイン受け皿41について図4〜図8を参照しつつ説明する。図4は、コイン受け皿41の斜視図、図5は、コイン受け皿41の背面図、図6は、コイン受け皿41の要部拡大図、図7は、コイン受け皿41の正面側の分解図、図8は、背面側のコイン受け皿41の分解図である。
コイン受け皿41は、ホッパ14のホッパ駆動モータの回転駆動によりコイン払い出し通路7を介してコイン払出口8から払い出されたコインを貯留するためのものであり、コイン受け皿取付板42を間に介して前面扉3の貯留部3Cに取り付け固定されている。
コイン受け皿取付板42は、一枚の金属板によって形成されており、本実施の形態において貯留部3Cの形状に対応して略矩形状を有している。コイン受け皿取付板42は、前面扉3の貯留部3Cとほぼ同じ大きさもって前面扉3の左右の幅方向に延在している。コイン受け皿取付板42は、前面扉3の貯留部3Cのコイン払出口8に対応する位置に開口形成したコイン出口42aと、補強部材6のコイン受け皿取付孔6aの位置に対応して設けられたコイン受け皿取付孔42bと、後述の照明手段の配線を挿通させる配線挿通孔42cを有している。
コイン受け皿取付板42の配線挿通孔42cは、コイン受け皿取付板42の左右の辺部から内側に向かって切り欠くことによって凹設されている。配線挿通孔42cは、照明手段の配線をスロットマシン1の筐体2内部に引き込むことができればどのような形であっても良く、例えば、コイン受け皿取付板42の上下方向に延在する長孔状とすることも可能である。
従って、コイン受け皿41は、補強部材6のコイン受け皿取付孔6a及びコイン受け皿取付板42のコイン受け皿取付孔42bに前面扉3の裏面側からネジ留めすると共に、配線挿通孔42cから照明手段の配線を筐体2内部に引き込むことによって前面扉3の貯留部3Cに取り付けることができるように構成されている。そして、コイン受け皿41は、図4に示すように、底板部43、コイン流出阻止壁部44、コイン取り出し口49を有している。
底板部43は、コイン払出口8から払い出されたコインを受けるものであり、コイン払出口8の開口部分より広く前面扉3の左右の幅方向に沿って略水平に延在する底面43aを有している。底板部43は、例えば本実施の形態において前面扉3の幅方向の方がこの幅方向に交差する方向よりも長い略矩形状を有している。従って、コイン受け皿41は、払い出された複数枚のコインを受けつつ前面扉3から手前側に向かって大きく突出することのないように構成されている。
コイン流出阻止壁部44は、底板部43で受けたコインの移動を規制して、コインが外方に漏れ出ることがないようにするためのものであり、底板部43から上方に向かって延出するように構成されている。コイン流出阻止壁部44は、コイン受け皿取付板42から手前側に向かって延在するように基端がコイン受け皿取付板42に固定された左右一対の側壁部45、46と、左右一対の側壁部45、46の互いに対向する先端側端部を連結し、コイン払出口8に対向配置される正面壁部47とを有している。
左右一対の側壁部45、46は、コイン払出口8から底板部43に払い出されたコインが前面扉3の幅方向に漏れ出ることがないように所定の高さを有している。本実施の形態において、一対の側壁部45、46の高さは、手前側に向かって漸次低くなるように形成されている。左側壁部45は、前面扉3の左側辺部から内側の位置に配置されており、左側壁部45の外側面から連続して前面扉3の左側辺部に到達するように灰皿41a等が設けられている(図1を参照)。
右側壁部46は、前面扉3の右側辺部の位置に対応して配置されている。右側壁部46は、コイン受け皿取付板42から手前側に向かって延在するようにコイン受け皿取付板42に固定された一対の外壁面46a及び内壁面46bと、外壁面46a及び内壁面46bの対向する手前側辺部を連結する前壁面46cとを有している。右側壁部46の外壁面46a及び内壁面46bは、前面扉3の幅方向に所定の間隔をおいて設けられており、外壁面46a及び内壁面46bの対向する奥側辺部側は後方に向かって開放されている。従って、右側壁部46は、右側壁部46の外壁面46a、内壁面46b及び前壁面46cに囲われることにより内部が中空となるように空間部を有している。
なお、本実施の形態において、右側壁部46が空間部を有する構成としたが、左側壁部45も同様の構成とすることができる。
右側壁部46の空間部には、右側壁部46の補強のためリブ46dが設けられている。本実施の形態において、リブ46は板状を有し、右側壁部46の空間部の上方位置及び下方位置でそれぞれ右側壁部46の外壁面46aから内壁面46bに亘って延在する上下一対の横リブ46eと、上下一対の横リブ46eを連結するように上下方向に延在する縦リブ46fによって形成されている。そして、上下の横リブ46eと縦リブ46fは、補強部材6のコイン受け皿取付孔6a及びコイン受け皿取付板42のコイン受け皿取付孔42bの位置に対応して、コイン受け皿取付孔46gが形成できるように配置されている。
これにより、右側壁部46は、前面扉3の幅方向に所定の間隔をおいて配置された外壁面46aと内壁面46bによって二重構造とし、二重構造の右側壁部46の内部に上下の横リブ46eと縦リブ46fを配置したので、コイン受け皿41の強度を確保することができる。これにより、コイン受け皿41に多量のコインを貯留することができる。
また、右側壁部46の外壁面46aと内壁面46bは、前面扉3の幅方向に所定の間隔をおいて設けられていることから、右側壁部46の空間部において、上下の横リブ46e、縦リブ46fを比較的自由に配置することができ、右側壁部46の設計の自由度が得られる。これにより、右側壁部46の十分な強度を確保するのに十分な横リブ46e及び縦リブ46fの配置を可能にし、正面壁部47の構成と相俟って、コイン受け皿41の取付強度の向上を図ることができる。
そして、右側壁部46bには、外壁面46a、内壁面46b及び前壁面46cに囲まれた中空の空間部を形成したので、コイン受け皿41の軽量化を図ることができる。
右側壁部46の内壁面46bには、後述のコイン受け皿用ライト51を取り付けるコイン受け皿用ライト取付孔48が開口形成されている。コイン受け皿用ライト取付孔48は、右側壁部46の内壁面46bの基端側から先端側の方に向かって切り欠くことによって開口形成され、本実施の形態において略矩形状を有している。コイン受け皿用ライト取付孔48は、コイン受け皿用ライト51を右側壁部46の基端側から先端側の方向又は右側壁部46の先端側から基端側の方向にスライドできるように構成されている。
コイン受け皿用ライト取付孔48は、右側壁部46の内壁面46bの上下方向に所定の位置に設けられている。しかしながら、コイン受け皿用ライト取付孔48の位置は、右側壁部46のより上部側に配置されると、右側壁部46の上部側は下方側に比べて手前側に大きく突出していないことから、コイン受け皿用ライト51の大きさによってはコイン受け皿用ライト取り付け孔48を開口形成できない場合もある。また、右側壁部46のより下部側に配置されると、コイン受け皿41の底板部43の構成部材が干渉してコイン受け皿用ライト51を取り付けることができない場合もある。特に、右側壁部46の下端にコイン受け皿用ライト取付孔48を配置すると、コイン受け皿用ライト51が下方に脱離し、好ましくない。従って、コイン受け皿用ライト取付孔48は、右側壁部46の上下方向において、コイン受け皿用ライト51を取り付け固定でき且つ取付時にコイン受け皿41の構成部材が干渉しないような位置を適当に選択するのが好ましい。
また、コイン受け皿用ライト取付孔48は、上述のように右側壁部46の内壁面46bの基端側から先端側の方に向かって切り欠き略矩形状に形成したが、コイン受け皿用ライト51を取り付けることができれば種々の形態によって形成することができる。例えば、右側壁部46の内壁面46bの所定の位置にコイン受け皿用ライト51の形状に対応した孔部を単に開口形成することも可能である。
従って、本発明において、コイン受け皿用ライト51の「取付孔」は、本実施の形態の切り欠きによる孔部や、右側壁部46の内壁面46bの所定位置に単に設けられた孔部等の、コイン受け皿用ライト51を設けることができる種々の孔部を表す意味合いで用いられる。同様に、「開口形成」するとは、上述の切り欠きによる孔部や単に設けられた孔部等の、右側壁部46の内壁面46bに形成しようとする孔部の種々の開口動作を含む意味合いで用いられている。
右側壁部46のコイン受け皿用ライト取付孔48の下方位置には、右側壁部46の先端側から基端側の方向に向かって延在するように保持レール46hがコイン受け皿用ライト取付孔48に沿って設けられている。保持レール46hは、下側の横リブ46eに設けられており、下側の横リブ46eから上方に向かって突出し、上端がコイン受け皿用ライト取付孔48まで到達しないように形成されている。保持レール46hは、下側の横リブ46eに一体に形成されていても良く、又は別個の構成部材として形成して、保持レール46hを下側の横リブ46eに一体となるように設けることも可能である。
また、右側壁部46のコイン受け皿用ライト取付孔48の上方位置には、右側壁部46の先端側から基端側の方向に向かって延在するように保持板46jがコイン受け皿用ライト取付孔48に沿って設けられている。保持板46jは、上側の横リブ46eに設けられており、上側の横リブ46eから下方に向かって延出し、下端がコイン受け皿用ライト取付孔48まで到達しないように形成されている。保持板46jは、上側の横リブ46eに一体に形成されていても良く、又は別個の構成部材として形成して、保持板46jを上側の横リブ46eに一体となるように設けることも可能である。
このように、内外の側壁面46a、46bを前壁面46cで連結することによって右側壁部46を二重構造とするように空間部を形成し、上下の横リブ46e及び縦リブfを設けて右側壁部46の強度向上を図っている。そして、本実施の形態における保持レール46h及び保持板46jは、このように右側壁部46の空間部に配置された上下の横リブ46e及び縦リブfを利用して設けるようにしたものである。これにより、保持レール46h及び保持板46jを設けるための部材を必要としないので、部品点数の増大を防止することができる。
従って、保持レール46h及び保持板46jは、コイン受け皿用ライト51をコイン受け皿用ライト取付孔48に配置し、配置後はコイン受け皿用ライト51を保持する保持手段を形成する。これにより、コイン受け皿用ライト51の取付後は、保持レール46h及び保持板46jによって保持されて、脱離等を防ぐことができる。
特に、本実施の形態の保持手段の保持レール46h及び保持板46jは、コイン受け皿用ライト取付孔48に沿って延在することから、コイン受け皿用ライト51をスライドするだけでコイン受け皿用ライト取付孔48へ円滑に誘導することができる。これにより、コイン受け皿用ライト51を、保持レール46h及び保持板46jに沿ってスライドするだけで良いので、コイン受け皿用ライト取付孔48にコイン受け皿用ライト51を簡易に取り付け固定することができる。
また、コイン受け皿41は、コイン受け皿用ライト51をコイン受け皿用ライト取付孔48にスライドさせて取り付けた状態で、左右の側壁部45、46の奥側端部側からコイン受け皿取り付け板42をコイン受け皿41に当接させて密着させ、その状態で前面扉3の貯留部3Cに取り付けることができる。これにより、従来のコイン受け皿41の組み付けを行う中で取付行程を増やすことなくコイン受け皿用ライト51をコイン受け皿用ライト取り付け孔48に取り付けることができる。
そしてまた、保持手段によって誘導されたコイン受け皿用ライト51は、右側壁部46の内壁面46bと、保持手段の保持レール46h及び保持板46jによってコイン受け皿用ライト51を挟持する形でコイン受け皿用ライト51を保持できるので、部品点数を増やすことなくコイン受け皿用ライト51の固定を行うことができる。
それから、コイン受け皿用ライト51は、右側壁部46に内壁面46bと、保持手段の保持レール46h及び保持板46jによって挟持されることから、取付後のコイン受け皿用ライト51の脱落等を防ぐことができる。
なお、リブ47d及び保持手段の保持レール46h及び保持板46jは、コイン受け皿用ライト51をスライドさせて取り付け固定し、取付後の脱離の防止を図るように右側壁部46の内部の空間部に配置されているが、コイン受け皿用ライト51をコイン受け皿用ライト取付孔48に取り付け固定し、取付後にコイン受け皿用ライト51の脱離等を防ぐことができれば、上記のような形態の配置に限定されるものではない。
例えば、コイン受け皿用ライト取付孔48が、切り欠きにより形成されずに右側壁部46の内壁面46bの所定位置に単に開口形成された場合、コイン受け皿用ライト51にコイン受け皿用ライト取付孔48に係止する係止部を設け、ネジ止め等によってコイン受け皿用ライト51を取り付けることができる。
コイン流出阻止壁部44の正面壁部47は、コイン払出口8から払い出されたコインを跳ね返すことによってコインの外方への移動を規制して、コインが漏れ出ることのないようにするものであり、底板部43から上方に移行するに従って前面扉3から漸次離反するように構成されている。これにより、正面壁部47の上端部で、この正面壁部47と左右の側壁部45、46によって囲まれることにより形成されるコイン取り出し口49は、底板部43より広く開口形成することができる。
従って、コイン取り出し口49の上方からコイン受け皿41の内部を認識しやすくなり、コインの取り忘れを防止することができる。また、コイン受け皿41の内部のコインを掴み取ってコイン取り出し口49から容易に取り出せるので、コインの回収を円滑に行うことができる。そしてまた、上方からのコイン受け皿41内部の認識が容易なので、コイン受け皿41に貯留されたコインの量を容易に把握することができる。
コイン流出阻止壁部44の一対の側壁部45、46及び正面壁部47の内面には、コイン受け皿用ライト51の光を反射する反射材を設けるようにしても良い。これにより、コイン受け皿用ライト51の光は反射材によって適度に分散されるので、コイン受け皿用ライト51による照明効果を更に高めることができる。
コイン受け皿用ライト取付孔48に取り付け固定されるコイン受け皿用ライト51は、コイン受け皿41の内部を照明する照明手段を構成し、基板51a、LED51b、レンズ51cを有している。コイン受け皿用ライト51の基板51aは、コイン受け皿取付板42の配線挿通孔42cから配線がスロットマシン1の筐体2内部に引き込まれ、必要により中継基板(図示せず)を間に介してサブ制御基板(図9を参照)に接続されている。基板51a上には、本発明の発光体を構成する複数個のLED51bが実装されている。なお、本実施の形態では、LEDを使用しているが、表示プレート38aの照明装置の光より明るさを確保できれば他の発光体を用いることも可能である。
レンズ51cは、基板51a上に実装されたLED51bからの光を受光可能な位置に配置され、LED51bの光を透光可能な光透過部として構成されている。レンズ51cは、LED51bの光をコイン受け皿41に向けて適度に分散させるだけでなく、基板51aに実装されたLED51bを保護する保護カバーとしての機能を兼備しており、ポリカーボネート等のプラスチック材料によって構成されている。レンズ51cは、LED51bを実装した基板51aにビス等によって取り付け固定されている。
レンズ51cは、基板51aより若干大きさをもって形成され、本実施の形態において略矩形状を有している。レンズ51cは、コイン受け皿用ライト取付孔48の大きさに対応した本体部51dと、コイン受け皿用ライト51をコイン受け皿用ライト取付孔48に取り付けるときに、右側壁部46の内壁面46bと保持レール46h及び保持板46jとの間に挿入される挿入部51eとを有している。レンズ51cの本体部51dは、コイン受け皿用ライト51が取り付けられたときに露出することから比較的厚みを持って形成され、一方、レンズ51cの挿入部51eは、右側壁部46の内壁面46bと保持レール46h及び保持板46jとの間に挿入できる程度の厚みを持って形成されている。
そして、コイン受け皿用ライト取付孔48にコイン受け皿用ライト51が取り付けられたとき、レンズ51cの本体部51dは、右側壁部46の内壁面46bと同一面を形成するように構成されている。これにより、コイン受け皿用ライト51は、右側壁部46からコイン受け皿41の内側に突出しないことから、コイン受け皿41のコインを貯留する容量を損なうことなくコイン受け皿41の内部を照明することができる。
このように、本発明の照明手段としてのコイン受け皿用ライト51は、LED51bを基板51aに実装させ、ビス止め等によってレンズ51cを基板51aに取り付けた一体型によって形成したが、コイン受け皿41の内部を照明することができれば、このような構成に限定されるものではない。
例えば、レンズ51cをコイン受け皿用ライト取付孔48に取り付け固定した状態で、基板51aに実装させたLED51bをレンズ51cに対向配置するように縦リブ46fに取り付けて、レンズ51cと基板51aに実装させたLED51bとを別個に設けることも可能である。
また、コイン受け皿用ライト51は、コイン受け皿41の右側壁部46に設けられているので、払い出されたコインとの接触頻度が少ないことから、レンズ51cを設けることなく、基板51aと、基板51aに実装させたLED51bとによって形成することも可能である。
次に、制御基板収納ボックス12内に配設されているスロットマシン1のメイン制御基板60等について図9に基づいて説明する。図9は、スロットマシン1の電気的構成を説明するブロック図である。
メイン制御基板60には、演算装置である1チップマイコンとしてのMPU61と、そのMPU61に接続されると共にセンサ類やスイッチ類等の各種の入出力手段に接続された入出力ポート62が搭載されている。
MPU61には、MPU61により実行されるコイン払出プログラム等の制御プログラムやコイン払い出し間隔等の固定値データを記憶したROM63と、そのROM63内に記憶される制御プログラムの実行にあたって各種のデータ等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM64等が内蔵されている。
入出力ポート62には、クレジット投入ボタン34、スタートレバー35、ストップボタン37、クレジット枚数表示部26、ゲーム数表示部27、払出枚数表示部28、ホッパ14、サブ制御基板70等が接続されている。
サブ制御基板70は、メイン制御基板60から送信されるコマンドを受信して所定の制御処理を行うものであり、本実施の形態では、スピーカ22から効果音等の出力制御、コイン受け皿用ライト51の発光制御等を行わせるように構成されている。
電源基板80は、電源ボックス13内に設けられており、メイン制御基板60の他に、ホッパ14等のスロットマシン1の各電子機器に駆動電力を供給する電源部81と、電源断の発生を監視する停電監視回路82等の各種回路を備えている。スロットマシン1の電源オフ後には、電源基板80の電源部81からRAM64にバックアップ電圧が供給される。
MPU61は、入出力ポート62に接続されている各種センサ類、スイッチ類からの検出信号等に基づき、ROM63内に格納されているプログラムを実行することによって種々の処理を行う制御手段を構成する。
例えば、クレジット投入ボタン34を押下する操作にかかる検出信号が入出力ポート62を介して入力されると、MPU61は、コイン払出プログラムに基づき解析して貯留モードから払い出しモードへの切り替えなのか、払い出しモードから貯留モードへの切り替えなのかを判断する。そして、コインの貯留モードから払い出しモードへの切り替わりであると判断すると、入出力ポート62を介してホッパ14の駆動モータを回転駆動する信号を出力し、ホッパ14の駆動モータに電力を供給してホッパ14の駆動モータを回転駆動させる処理を行わせる。
ホッパ14の支払装置14bからコイン排出用通路7を介してコインの払い出しが開始されると、MPU61はクレジット枚数表示部26に表示されている数値を1ずつ減じ、「0」になるまで払い出し処理を行う。なお、コイン排出用通路7には、少なくとも2個のコイン検出センサ(図示せず)が所定間隔をおいて設けられており、MPU61ではコイン検出センサからの検出信号に基づいてコインの通過、すなわちコインの払い出しを判断している。
MPU61は、コイン検出センサの検出信号に基づきコインの払い出し間隔を判断し、払い出し間隔が予め設定されている払い出し間隔を超えたと判断すると、入出力ポート62を介してコイン受け皿用ライト51を点灯させる信号をサブ制御基板70に出力し、サブ制御基板70からコイン受け皿用ライト51の基板51aに電力を供給してLED51bを発光させる処理を行わせる。このとき、クレジット枚数表示部26の表示は「0」となっている。
そして、コイン受け皿用ライト51を所定時間に亘って点灯した後、MPU61は、所定の検出信号、例えばスタートボタン35の操作にかかる検出信号の入力を検出しない場合、入出力ポート62を介してコイン受け皿用ライト51の点灯を止める信号をサブ制御基板70に出力し、サブ制御基板70からコイン受け皿用ライト51の基板51aへの電力を供給を止めてLED51bの発光を止める処理を行わせる。
このように、コイン払出プログラムに基づきコインの払い出し後にコイン受け皿用ライト51を点灯するようにしたが、コインの払い出し中にコイン受け皿用ライト51を極めて短い間隔で点滅するようにし、払い出し終了後に所定時間点灯する処理を行っても良い。また、コインの払い出し中とコインの払い出し終了後で、LED51bの明るさを変更する処理を行うようにしても良い。
上記構成を有するスロットマシン1によれば、コイン受け皿41は、コイン流出阻止壁部44の右側壁部46にコイン受け皿用ライト取付孔48を開口形成し、コイン受け皿用ライト51を取り付け固定する構成としたので、前面扉3の幅方向に広く延在するコイン受け皿41の内部を照明することができる。これにより、コイン受け皿41の内部のコインを容易に認識することができ、コインの取り忘れを防止することができる。
また、コイン受け皿41の内部では、コイン受け皿用ライト51の発光体がレンズ51cによって適度に分散することから、前面扉3の操作部3Bが手前側に突出していてもコイン受け皿41の内部を簡易に認識することができる。従って、遊技の進行中において、コイン受け皿41に貯留されたコインの量を簡易に把握することができる。
そしてまた、コイン受け皿用ライト51は、コイン流出阻止壁部44の右側壁部46に設けられているので、コイン払出口8から払い出されたコインとの接触頻度を少なくすることができる。これにより、コイン受け皿用ライト51はコインによる損傷を受けることが少ないので、メンテナンスの回数を削減することができる。
特に、コイン受け皿用ライト51は、右側壁部46からコイン受け皿41の内側に突出しないように配置されることから、コイン受け皿41内で貯留できるコインの容量に影響を与えることなくコイン受け皿41の内部を照明することができる。
そしてまた、コイン受け皿用ライト取付孔48は、コイン流出阻止壁部44の右側壁部46の基端側から先端側に向かって切り欠き開口形成する構成としたので、コイン受け皿用ライト51をスライドするだけで、コイン受け皿用ライト取付孔48にコイン受け皿用ライト51を取り付け固定し、そしてコイン受け皿用ライト取付孔48から取り外すことができる。これにより、コイン受け皿用ライト51を取り付ける作業性が確保されると共に、メンテナンスを容易に行うことができる。
それから、コイン受け皿41は、コイン受け皿取付板42を間に介して前面扉3の貯留部3Cに取り付けられるので、コイン受け皿取付板42によってコイン受け皿用ライト取付孔48に配置されたコイン受け皿用ライト51の脱落等を防ぐことができる。従って、コイン受け皿用ライト51をコイン受け皿用ライト取付孔48にスライドさせた状態で、コイン受け皿取付板42に当接させ、コイン受け皿取付板42の裏側からネジ止め等によってコイン受け皿41を前面扉に取り付けることができるので、コイン受け皿用ライト51の組み付けが容易に行われる。
更に、コイン流出阻止壁部44の右側壁部46は、外壁面46aと内壁面46bを有する二重構造とし、コイン受け皿用ライト取付孔48を内壁面46bに開口形成する構成としたので、コイン受け皿用ライト51を外方側に露出しないようにすることができる。これにより、コイン受け皿41の外観については、容易に設計変更を行うことができるので、市場の流行に迅速に対応することができる。
特に、右側壁部46の二重構造により、コイン受け皿41の強度を確保することができるので、コイン受け皿41に多量のコインを貯留することができる。また、二重構造の右側壁部46と、コイン受け皿41の前面扉3に対する取付強度を確保することができる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、コイン受け皿用ライト取付孔48は、コイン流出阻止壁部44の右側壁部46の基端側から先端側に向かって切り欠き開口形成する構成としたが、コイン受け皿用ライト51を取り付け固定することができれば、右側壁部46の任意の位置にコイン受け皿用ライト取付孔48を単に開口形成する構成としても良い。
また、コイン受け皿用ライト取付孔48は、コイン流出阻止壁部44の右側壁部46に開口形成する構成としたが、左側壁部45に開口形成するか、又は左右の側壁部45、46の両方に開口形成する構成とすることもできる。特に、左右の側壁部45、46にコイン受け皿用ライト取付孔48を開口形成すれば、コイン受け皿41の内部の照明効果を更に高めることができる。
そして、コイン受け皿用ライト取付孔48をコイン流出阻止壁部44の左右の側壁部45、46に開口形成する構成に代えて、コイン流出阻止壁部44の正面壁部47に開口形成するようにしても良い。前面扉3の操作部3Bは手前側に向かって突設されていることから、コイン受け皿用ライト51の光は、コイン受け皿取付板42で反射してコイン受け皿41の内部に適度に散乱し、所定の照明効果を確保することができる。
(第2実施の形態)
図10は、本発明の第2実施の形態を説明するコイン受け皿91の斜視図である。
コイン受け皿91は、第1実施の形態におけるコイン受け皿取付板42を間に介して前面扉3の貯留部3Cに取り付け固定する構成に代えて、コイン受け皿91の奥側壁部92を前面扉(図示せず)に直接取り付けるように構成されている。
本実施の形態のコイン受け皿91は、図10に示すように、後述のコイン払出口92bの下方位置で前面扉の幅方向に延在する底板部93と、前面扉から手前側に向かって延在するように基端が前面扉に固定された左右一対の側壁部95、96と、左右の側壁部95、96の互いに対向する先端側の端部を連結し、コイン払出口92bに対向配置される正面壁部97と、左右の側壁部95、96の互いに対向する基端側の端部を連結し、コイン払出口92bを設けた奥側壁部92とを有している。
奥側壁部92の略中央位置には、第1実施の形態におけるコイン払出口8に対応するコイン払出口92bが設けられている。コイン払出口92bは、奥側壁部92から更に奥側に向かって延在するように基端が固定された左右一対の誘導部92c、92dと、左右の誘導部92c、92dの奥側端部を連結する縦壁部92eとによって構成されている。
コイン払出口92bの縦壁部92eは、コイン払出口92bの上辺部から垂下されて所定の距離だけ延出し、所定の距離に到達すると手前側に向かって曲折されて、下方に移行するに従って手前側に延出するスロープ部92fを有している。従って、コイン排出用通路から払い出されたコインは、左右の誘導部92c、92d及び縦壁部92eに沿って落下し、スロープ部92fに当接してコイン受け皿91の底板部93に誘導される。或いは、コイン排出用通路から払い出されたコインは、左右の誘導部92c、92d及び縦壁部92eに接触して跳ね返ることによりスロープ部92f上に案内され、コイン受け皿91の底板部93に到達する。
そして、奥側壁部92のコイン払出口92bの右側には、コイン受け皿用ライト取付孔92gが設けられている。コイン受け皿用ライト取付孔92gは、奥側壁部92の上辺部から下方に向かって切り欠くことによって開口形成されている。また、奥側壁部92の裏面側には、コイン受け皿用ライト取付孔92gに沿って左右両側にコイン受け皿用ライトを保持する保持手段92hが設けられている。
左右の保持手段92は、奥側壁部92の裏面側から奥側に向かって所定の距離だけ延出し、所定の距離に到達してから曲折して互いに接近する方向に延出することによって溝状に形成されている。従って、コイン受け皿用ライトをコイン受け皿用ライト取付孔92gの上方から奥側壁部92と左右の保持手段92hの間に挿入し、下方に向かってスライドするだけでコイン受け皿用ライトをコイン受け皿用ライト取付孔92gに容易に取り付けることができる。また、コイン受け皿用ライトを取り付けた後は、左右の保持手段92によってコイン受け皿用ライトをコイン受け皿用ライト取付孔92gから脱離しないように保持することができる。
また、本実施の形態のコイン受け皿用ライトにおいて、第1実施の形態のコイン受け皿用ライト51のレンズ51cに対応して比較的厚みを持って形成された本体部51dと、本体部51dより厚みを持って形成されていない挿入部51eと同様の構成を有するレンズを備える場合、コイン受け皿用ライト取付孔92gの下辺部にレンズの厚み部分が当接するので、下方への脱離を防ぐことができる。
そしてまた、前面扉は、少なくともコイン受け皿91の奥側壁部92より手前側まで突出しているので、コイン受け皿用ライト取付孔92g内のコイン受け皿用ライトの上方への抜け止めとなり、上方への脱離を防ぐことができる。
なお、特に図示しないが、コイン受け皿用ライトのレンズの構成が、上述の構成と異なり、ほぼ同一の厚みを持って形成されて、コイン受け皿用ライト取付孔92gの下辺部に当接しないような構成を有している場合、奥側壁部92の裏面側コイン受け皿用ライト取付孔92gの下辺部に沿ってコイン受け皿用ライトのストッパを設けて、上方から挿入されたコイン受け皿用ライトの脱離を図ることも可能である。また、ストッパを設けることなく、ネジ止め等によってコイン受け皿用ライトを固定することも可能である。
第1実施の形態におけるスロットマシン1の前面扉3が閉じた状態を示す斜視図である。 同じくスロットマシン1の前面扉3を開いた状態を示す斜視図である。 同じくコイン受け皿41を前面扉3から取り外したスロットマシン1の斜視図である。 同じくコイン受け皿41の斜視図である。 同じくコイン受け皿41の背面図である。 同じくコイン受け皿41の要部拡大図である。 同じくコイン受け皿41の正面側の分解図である。 同じくコイン受け皿41の背面側の分解図である。 同じくスロットマシン1の電気的構成を説明するブロック図である。 第2実施の形態におけるコイン受け皿91の斜視図である。 従来技術を説明する図である。
1 スロットマシン(遊技機)
2 筐体
3 前面扉
3C 貯留部
4 本体
6 補強部材
7 コイン排出用通路
8 コイン払出口
14 ホッパ
14b 支払装置
22 スピーカ
34 クレジット投入ボタン
41、91 コイン受け皿(コイン貯留部)
42 コイン受け皿取付板
42a コイン出口
43、93 底板部
44 コイン流出阻止壁部
45、95 左側壁部
46、96 右側壁部
46a 外壁面
46b 内壁面
46c 前壁面
46d リブ
46e 横リブ
46f 縦リブ
46h 保持レール
46j 保持板
47、97 正面壁部
48 コイン受け皿用ライト取付孔(照明手段取付孔)
49 コイン取り出し口
51 コイン受け皿用ライト(照明手段)
51a 基板
51b LED(発光体)
51c レンズ(光透過部)
60 メイン制御基板
6a、42b、46g コイン受け皿取付孔
92 奥側壁部

Claims (1)

  1. 前方に開放された箱状の筐体と、該筐体の前面開口を塞ぐ前面扉とを備え、
    前記前面扉は、機種に関わる表示が施された表示プレート保持部と、該表示プレート保持部の下方に開口するコイン払出口と、該コイン払出口よりも下方で該コイン払出口の開口より広く前記前面扉の幅方向に延在して前記コイン払出口から払い出されたコインを受ける底板部と、該底板部から上方に向かって延出して前記コインの外方への流出を防止するコイン流出阻止壁部とを有するコイン貯留部と、備え、
    前記表示プレート保持部が、前記コイン流出阻止壁部で囲われた前記コイン貯留部の一部と、該コイン貯留部の上方で重なるように突設された遊技機において、
    前記コイン貯留部のコイン流出阻止壁部は、前記前面扉から手前側に向かって延在するように基端が前記前面扉に固定されるとともに前記基端から前記手前側に向かって漸次低くなるように形成された一対の側壁部と、該一対の側壁部の互いに対向する手前側端部を連結し、前記コイン払出口の前方に設けられる正面壁部とを有し、
    少なくともいずれか一方の前記側壁部には、前記コイン貯留部において内側に位置する面に、前記前面扉の幅方向に沿って光軸が向けられて配列された複数の発光体を有する照明手段が設けられ、
    前記照明手段が、前記表示プレート保持部の下方に位置する前記側壁部の一部において該側壁部の基端から手前側に延在して設けられ、且つ前記複数の発光体の一部が前記正面壁部よりも上側の高さ位置に亘るように設けられ
    前記照明手段が取り付けられた側壁部は、所定の間隔をもって設けられる一対の壁面と、該一対の壁面の前記基端側を除いた一部の側辺を連結する周壁とを有する内部が中空状に構成され、
    前記コイン貯留部において内側に位置する前記壁面には、前記基端側から手前側に向かって切欠くことで形成される照明手段取付孔が設けられ、
    前記照明手段は、前記発光体が装着される基板と、該基板の発光体装着面側に取り付られる板状の光透過部材と、を有して構成され、
    前記照明手段が、前記照明手段取付孔に前記光透過部材が挿入され、且つこの挿入された前記光透過部材と前記壁面とが略面一となるように、前記側壁部の開放された基端側から前記手前側に向かってスライド装着されることを特徴とする遊技機。
JP2005114738A 2005-04-12 2005-04-12 遊技機 Expired - Fee Related JP5023438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005114738A JP5023438B2 (ja) 2005-04-12 2005-04-12 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005114738A JP5023438B2 (ja) 2005-04-12 2005-04-12 遊技機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006288811A JP2006288811A (ja) 2006-10-26
JP2006288811A5 JP2006288811A5 (ja) 2008-05-01
JP5023438B2 true JP5023438B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=37410062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005114738A Expired - Fee Related JP5023438B2 (ja) 2005-04-12 2005-04-12 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5023438B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9802115B2 (en) 2004-09-21 2017-10-31 Koninklijke Philips N.V. Game board, pawn, sticker and system for detecting pawns on a game board

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4984507B2 (ja) * 2005-12-02 2012-07-25 株式会社三洋物産 遊技機
JP6143532B2 (ja) * 2013-04-26 2017-06-07 サンデンホールディングス株式会社 自動販売機用の照明装置、及び、自動販売機

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048947Y2 (ja) * 1985-10-08 1992-03-05
JP3916173B2 (ja) * 1996-01-29 2007-05-16 株式会社ソフィア 遊技機
JPH10174738A (ja) * 1996-12-16 1998-06-30 Aruze Kk スロットマシン
JP2001145761A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機の基板ボックス取付構造
JP4041631B2 (ja) * 1999-12-03 2008-01-30 アルゼ株式会社 遊技機
JP2001353263A (ja) * 2001-05-14 2001-12-25 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2003126385A (ja) * 2001-10-29 2003-05-07 Sansei R & D:Kk 弾球遊技機
JP2004181148A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Heiwa Corp 遊技機用照明システム
JP2004216141A (ja) * 2002-12-26 2004-08-05 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9802115B2 (en) 2004-09-21 2017-10-31 Koninklijke Philips N.V. Game board, pawn, sticker and system for detecting pawns on a game board

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006288811A (ja) 2006-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5023438B2 (ja) 遊技機
JP5317159B2 (ja) 遊技機
JP2005261612A (ja) 遊技機
JP2013188622A (ja) 遊技機
JP5252526B2 (ja) 遊技機の不正操作防止構造
JP2009072225A (ja) 遊技機
JP5914583B2 (ja) 遊技機
JP4984507B2 (ja) 遊技機
JP2007014687A (ja) 遊技機
JP5071790B2 (ja) 遊技機
JP6522066B2 (ja) 遊技機
JP5242989B2 (ja) 遊技機
JP4390672B2 (ja) 遊技機
JP4637127B2 (ja) 遊技台
JP6000304B2 (ja) 遊技機
JP6782318B2 (ja) 遊技機
JP6794072B2 (ja) 遊技機
JP6862061B2 (ja) 遊技機
JP5273509B2 (ja) 遊技機
JP2007202624A (ja) 遊技機
JP4701845B2 (ja) 遊技機
JP4361051B2 (ja) 遊技機
JP5317157B2 (ja) 遊技機
JP5317158B2 (ja) 遊技機
JP2013188618A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080311

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120210

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120604

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5023438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees