JP2007014687A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機に搭載されている液晶画面をより大型化することを可能とし、従来の発光部の機能も失われていない遊技機を提供すること。
【解決手段】 本体4において、上部ランプ21を扉部3ではなく天井部(キャビネット天井面70a)に設置し、扉部3の前面最上部に光が透過可能である透過窓79を設ける。これにより、扉部3の前面に設置されている液晶表示装置の画面を大型化することが可能となる。更に、従業員が、上部ランプ21の発光を容易に視認できるので、従業員に対して認知せしめる機能としての発光部の機能も失われない。また、本発明が適用された遊技機で遊技をしている遊技者に対しても透過窓79により、演出補助としての発光を強く感受させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スロットマシン等に代表される遊技機に関するものである。
スロットマシン等に代表される遊技機は、遊技価値媒体であるコイン(メダル)を使用してゲームを楽しむように構成されている。図7は従来の一般的スロットマシンの正面図である。図示のように、本体の前面はコイン投入口101が設けられており、これにコインを1枚以上投入し、1枚ベットボタン102、2枚ベットボタン103、マックスベットボタン104のいずれかを押してコインをベットするものである。その際、ベットしたコインの枚数に応じて、有効ラインが決まりベットランプ105が点灯する。スタートレバー106を下方に押し下げる、或いは上方に押し上げることによって回転ドラム107が高速で回転を始め、ストップボタン108を任意の時点で押すことにより、回転ドラム107上のある絵柄が停止する。この結果得られた停止絵柄に応じてコイン払い出し口109から払い出されるコインの枚数が決定されるものである。
この種の遊技機においては、近年遊技機に液晶表示装置を搭載したものが増加している。この液晶表示装置を設置することの一般的な目的は、液晶表示装置の画面に映し出される映像を演出として加えることによって、遊技者の興趣を高めるという演出補助である。この液晶表示装置の搭載は、遊技機の扉部前面にて行われている。上記図7にも示されているように、扉部前面の中央部に、変動図柄が表示される回転ドラム107を視認するための視認窓112が配置され、その直上部に遊技においての補助となる液晶表示装置111、更に、その直上部に、発光ダイオード基板とレンズ部材により構成される上部ランプ110が設置されている。
なお、スロットマシンの本体の内部のホッパ(図示せず)にある払い出し用コインがすべて払いだされる等のエラーが発生した場合、上部ランプ110は自動的に点灯するように構成されている。従業員は、点灯した上部ランプ110を視て、ホールに多数設置されているスロットマシンの中からエラーを起こしているスロットマシンを識別し対処する。
また、上部ランプ110は、回転ドラム107上の絵柄や液晶表示装置111の遊技演出を補助する機能がある。例えば、遊技機がボーナス状態に突入した際に液晶表示装置111の映像における演出のほかに、上部ランプ110を激しく点滅させるなどして遊技者の興趣を向上させるというものである。
しかし、近年、遊技者の興趣を更に向上させるために液晶表示装置の画面の大型化が望まれている。この液晶表示装置の画面の大型化に対応するためには、遊技機の前面部に大きなスペースを確保する必要がある。しかし、遊技機の前面には、例えば、回転ドラムを視認するための視認窓、回転ドラムのストップボタン、スピーカ、発光部(上述の上部ランプ110に該当)等が存在しており、これらを取り除くことはできない。また、これらの小型化については、上述の視認窓は遊技機の筐体内部にある回転ドラムを遊技者が視認しやすくするために設けられているので、困難であり、また、ストップボタンについても遊技者にとって使い勝手が悪くなり、実行することはできない。更に、スピーカは従来からある程度小型化されてはいるが、それでも上述のようなスペースを確保するには不十分である。
このようなことを考慮すると、上述の液晶表示装置の画面の大型化に対応する方法としては、発光部をより小さく構成する若しくは撤去してしまうことと、遊技機の本体を大きく構成することであるである。しかし、集積回路やコネクタを備えるため発光ダイオード基板の面積を小さく構成することには限界があり、この発光ダイオード基板を扉部前面に設置する場合、基板の面積分のスペースを要していた。また、上述のように発光部は、少なくとも従業員から認知される必要があることと、遊技の演出補助機能を有しているので、撤去することも出来ない。一方、遊技機を大きく構成することについては、設置場所のスペースが限られているホールが多いことから難しいと考えられる。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技機に搭載されている液晶表示装置の画面をより大型化することを可能とし、従来の発光部の機能も失われていない遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る遊技機は、
前面側に開放部が形成された筐体と、該筐体の前記開放部に設置された扉部と、を有する本体を備えた遊技機において、前記本体は、少なくとも発光状態を従業員に対して認知せしめる機能を有し、前記扉部の前面ではなく前記本体の天井部に該天井部外方から認識可能に発光する様に設けられた発光部と、該発光部からの光の一部を前記扉部前面から外方へ放出するための光通過部と、を有することを特徴とする。
これにより、遊技機の扉部の前面に設けられていた発光部の大きなスペースを利用して扉部の前面に設置されている液晶表示装置の画面を大型化することが可能となる。また、天井部外方から発光部を視認することができるので、遊技機を管理する従業員が、エラーを起こしたことなどにより発光部が点灯している遊技機を発見することも容易に行うことができる。
更に、遊技機の天井部に設けられている発光部による光の一部を、扉部の前面から外方へ放出するための光通過部を有していることによって、遊技機の前面に座った状態で遊技している遊技者も上述の発光部による発光を視認することが出来る。従って、各遊技機毎の遊技者に対する遊技演出補助機能としての発光部の機能も失われていない。
請求項2に係る遊技機は、
前記発光部は、基板と、該基板に設けられた発光体と、該基板及び発光体を覆うカバー部と、を有し、前記基板は前記天井部と略平行に設置されたことを特徴とする。
これにより、基板を扉部の前面に略平行(縦置き)に設置した場合の様に、扉部の内側の基板の前後に無用のスペースが発生することを回避することができる。すなわち、天井部に略平行(横置き)にしたことにより、扉部の内側すなわち筐体内の利用可能なスペースを大きく確保することができる。
請求項3に係る遊技機は、
前記光通過部は、前記扉部の前面最上部に形成された光透過口と、前記発光体からの光を前記本体内で前記光透過口へ導く空間として形成された光誘導路と、を備えたことを特徴とする。
これにより、扉部の前面に設置されている液晶表示装置の画面の大型化を阻害せず、各遊技者においても発光状態を容易に視ることができる。また、光誘導路が空間として構成されていることにより、内部の構造の複雑化を防止できる。
請求項4に係る遊技機は、
前記光誘導路は、前記カバー部の内側面に取り付けられ、前記発光体からの光の一部を前記扉部の光透過口へ向けて反射させる反射体と、該反射体からの反射光を透過させるために前記基板と本体構成部材との間に設けられた間隙部と、を含むことを特徴とする。
これにより、発光体からの光透過口に導かれる光量を増やすことができ、遊技者に対して発光体からの光をより強く感受せしめることができる。また、基板と本体構成部材の間を光が通過するので、光を誘導するのに複雑な構造を必要とせず、実施が容易となる。
請求項5に係る遊技機は、
前記扉部の光透過口は、前記扉部の上部の所定領域を、光透過性の部材にて形成した窓部として構成したことを特徴とする。これにより、窓部は透明の樹脂部材等または、色彩を有する樹脂などの半透明材料にて簡単に構成することができ、遊技者にとって、通常は内部が視えないが、発光時のみ内部の発光体の光を視えるようにすることも可能である。
本発明に係る遊技機によれば、遊技機本体の天井部に発光部を設けたことにより、従来発光部が取り付けられていた遊技機の本体の扉部にスペースを開けることが可能となり、液晶表示装置の画面を大型化することができる。これにより、遊技者に対して演出効果の高い映像を提供することが可能となる。また、発光部は本体の天井部に設けられているので、立っている従業員からの視認性も良好に確保される。更に、光透過部の存在により遊技機本体の天井部に設けられている発光部からの光を、遊技機の前に座って遊技している遊技者本人が視ることができるので、遊技者に対する遊技演出補助機能も損なわれることがない。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照にして説明する。 図1は、本発明におけるスロットマシンの斜視図である。図示のように、スロットマシン1は、内部に機器を収納した筐体2と、前面側の開放部に設置される扉部3とからなる正面視略矩形状の本体4を有している。後述するように本実施の形態における特徴的部分は、扉部3の前面ではなく、天井部(キャビネット天井面)70aにそこから外方に向けて発光するように発光部(上部ランプ)21を設け、更に、当該スロットマシン1で遊技している遊技者からもその光の一部が光通過口(透過窓)79を通して視えるようにしたことである。
扉部3は、図1に示すように、上方から下方に向かって順番に表示部3A、操作部3B、貯留部3Cの3つの部分を備えている。表示部3Aの上部で、扉部3の天井部であるキャビネット天井面70aには、演出補助或いは、従業員が視認するための発光部である上部ランプ21が設置されている。また、扉部3の前面最上部に位置する上部壁82には遊技者が上部ランプ21からの光を視えるようにするための窓部である透過窓79(光通過口)が設けられている。この透過窓79は光透過性を有する透明樹脂で構成されている。
更に、扉部3の上部領域には左右両側に各々配置されて種々の効果音等を発生させる一対のスピーカ22と、これら一対のスピーカ22の間に配設されて画像・映像などの種々の情報を表示する液晶表示装置の大型の液晶画面23を有している。また、表示部3Aの略中央高さ位置には、筐体2内で回転する複数個の回転ドラム11をそれぞれ視認するための透明窓24が設けられており、透明窓24の左側にはコインのベット数(賭け数)に応じて点灯するベットランプ25が配設されている。回転ドラム11は3つの横に並んだ中空の円筒体ドラムから構成されており、ドラム1つに対して21個の図柄が表示されている。スロットマシン1の前面から透明窓24を通してドラム1つに対して3つの図柄が視認可能であり、透明窓24を通して縦3つ、横3つの9つの図柄が視認可能である。そして、表示部3Aの下部には、左側から右側に向かって順番にクレジット枚数表示部26、ゲーム数表示部27、払出枚数表示部28が設けられている。
操作部3Bは、表示部3Aの下端で折曲されて手前側に向かって延在する平面部分Fと、その平面部分Fの手前側の端部で折曲されて下方に向かって垂下する縦壁部分Hを有しており、平面部分Fには、左側位置に1枚用と2枚用のベットボタン31、32が設けられ、その右側近傍位置にマックスベットボタン33が設けられている。そして、平面部分Fの右側位置には、コイン投入口41が配設されている。コイン投入口41から投入されたコインは、本体4の内部においてコイン払い出し検出部を有するホッパ(それぞれ図示せず)に貯留されるように構成されている。なお、ホッパのコイン払い出し検出部は、所定の間隔をおいて設けられた複数のコイン通過センサを備えており、1枚のコインの通過を検出することによって、コインの払い出しを認識できるように構成されている。
縦壁部分Hの上部には左側から右側に向かって順番に、コインを貯留するか否かを選択するためのクレジットボタン34、回転ドラム11の回転開始を指示するためのスタートレバー35、回転ドラム11の回転停止を指示するためのストップボタン36が設けられている。スタートレバー35は、縦壁部分Hから手前側に向かって突設されており、下方に押し下げる、或いは上方に押し上げることによって操作される。ストップボタン36は、各回転ドラム11に対応する位置にそれぞれ配設されており、押し動作によって操作される。また、操作部3Bの下部には、機種名や遊技に関わるキャラクタ等が表示された表示プレート15等が設けられている。貯留部3Cは、操作部3Bの下方位置で左右方向に亘って延在するように配置形成されており、コイン払出口7から払い出されたコインを受けて貯留するコイン受け皿16や灰皿17等が設けられている。
次に、本発明における特徴的構成である上部ランプ21の構成について図2を用いて説明する。なお、同図は、図1とは異なるデザインの扉部3に本発明の構成を適用した例が示されている。図示のように、上部ランプ21は発光ダイオード基板71とレンズ部材72とから構成されている。発光ダイオード基板71は略半円形の板状体として構成されており、その上面部71aには、複数の発光ダイオード71bが設けられている。また、略半円形の弦部分の両端には、レンズ部材72と結合するためのねじ止め箇所であるねじ孔71cが設けられている。
また、レンズ部材72は、アクリル樹脂やポリカーボネート等で構成されており、略半円型の平面形状を有すると共に側面視ドーム状に盛り上がった形状で、発光ダイオード基板71を十分に覆うことができる大きさで構成されている。なお、レンズ部材72の発光ダイオード71bから照射される光が透過する部位は、透過光に種々の広がりを持たせるため表面の凸曲面形状をダイヤカットなどの方法により加工することも可能であり、また、外表面にいわゆる銀鏡塗装を施すことも好適であり、これにより、外部から筐体2の内部を見えなくすることができ、また、後述する鏡80の影を外方から見えなくすることも可能である。
略半円型の縁部には、取り付けのための鍔部73が設けられており、略半円形の弦の両側端部には、扉部3への取り付けのためのねじ穴が備えられているねじ穴部84が設けられている。更に、内側面には、発光ダイオード基板71と結合させるための略円柱形のボス90が2箇所に設けられていて、内側面の略中央部近傍に、図示していないが鏡80が設置されている。
一方、キャビネット70のキャビネット天井面70aの上部面の略中央部には上部ランプ21に対応するように本体前面側に向かって弧を描くように略半円型の切欠部74が設けられている。また、切欠部74の内縁部には、鍔部73を嵌入可能とする凹部75が形成されている。また、キャビネット天井面70aの内側縁部には、レンズ部材72の設置時に上述のねじ穴部84と対向する箇所にあるねじ受け部86が備えられている。
次に、レンズ部材72と発光ダイオード基板71の取り付け方法について説明する。図3はレンズ部材72と発光ダイオード基板71の取り付け方法の説明図である。レンズ部材72の内側面に設置されているボス90の略中心部にはねじ孔92が設けられており、このねじ孔92と発光ダイオード基板71に設けられているねじ孔94が、位置を合わされねじ96によってねじ止めされる。
また、図4は、図2に示した扉部3の部分縦断面図である。レンズ部材72の鍔部73はキャビネット天井面70aの凹部75と嵌合されて設置されており、レンズ部材72と発光ダイオード基板71はボス90の部分で結合固定されている。この設置状態において、発光ダイオード基板71に対しレンズ部材72の光透過面を可及的に近接させ、上部ランプ21のキャビネット天井面70aの上面からの突出量をできるだけ低くすることが好ましい。
また、レンズ部材72の内側には、発光ダイオード71bから発せられる光の一部が透過窓79に向けて反射されるように角度調節された反射体としての鏡80が設けられている。本実施の形態では、図示のように、鏡80のほぼ真下の部分に位置する発光ダイオード71bからの光が鏡80に照射され、他の部分の発光ダイオード71bからの光がそのままレンズ部材72に照射されるものである。なお、鏡80の位置は、レンズ部材72の内側で、後に詳細に述べるように、発光ダイオード基板71bからの光を反射し透過窓79に照射可能な位置であればどこに設けても良い。
また、発光ダイオード基板71とレンズ部材72との間には空間が開けられ光誘導路としての間隙部98となっている。したがって、上記鏡80によって反射された光、すなわち反射光99は間隙部98を通り透過窓79に照射される。これにより、スロットマシン1で遊技している遊技者は、この透過窓79を透過した光を視認することができる。
この様に、本実施の形態では間隙部98と透過窓79によって光通過部が構成され、これによって、発光ダイオード71bからの光100は、レンズ部材72から外方に向かって発せられるものと、光通過部を通って透過窓79から発せられるものに分けられるものである。
なお、発光ダイオード基板71は一個だけの設置に限定されるものではなく、鏡80に向けて発光するものと、レンズ部材72の天井に向けて発光するものをそれぞれ別の(二つ以上の)発光ダイオード基板とすることも可能である。これにより、鏡80により反射され透過窓79から発せられる光と、レンズ部材72から外方に発せられる光とで異なる色の光を用いることができる。更に、それら複数の発光ダイオード基板を別々に発光制御することも好適であり、これにより遊技者の興趣を高めることができる。また、当該遊技機を使用している遊技者のみに対しての演出として上部ランプ21の発光を使用したいときには、鏡80に向かう光を発する発光ダイオードを備えた発光ダイオード基板だけを用いればよく、従業員に対しての連絡のためだけに上部ランプ21の発光を使用したいときは、もう一方の発光ダイオード基板を用いればよい。
図5は、図2に示した扉部3の外観部分斜視図である。上述の構成により、図示のように、扉部3の前面上部には、大きな領域で液晶画面23が設置されている。これにより、大型の液晶画面23上で、遊技者の興趣を向上させるための迫力のある演出を行うことができる。
また、上部ランプ21はキャビネット天井面70aに設置されていることから従業員や他のホール客からも視認しやすい。例えば、遊技の最中に後述するようなホッパ内のコインがなくなる等のエラーが発生した場合、従業員はエラーを起こしているスロットマシン1の上部ランプ21の点灯をすぐに発見することが可能であり、速やかに対処することが出来る。また、他のホール客は上部ランプ21の発光状態を確認することにより、スロットマシン1の遊技の状態を把握することができる。
更に、スロットマシン1で遊技している遊技者は、発光ダイオード71bから放たれる光を、透過窓79を通して視認することができる。上部ランプ21をキャビネット天井面70aに設けた場合、その遊技機の遊技者自身はその光を視ることができないか視づらくなるが、透過窓79により、この光を視ることができる。なお、遊技者の視界に並んでいる他の遊技機の天井部に設置された上部ランプ21は視ることができるので、この光による遊技者への興趣高揚効果も発揮される。
次に、上記本発明が適用されたスロットマシン1の電気的構成について説明する。図6はスロットマシン1の電気的構成を表すブロック図である。メイン制御基板60には、演算装置である1チップマイコンとしてのMPU61と、そのMPU61に接続されると共にセンサ類やスイッチ類などの各種の入出力手段に接続された入出力ポート62が搭載されている。MPU61には、MPU61により実行されるエラー報知制御プログラム等の制御プログラムや払い出し枚数等の固定値データを記憶したROM63と、そのROM63内に記憶される制御プログラムの実行にあたって各種のデータ等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM64と、割込回路やタイマ回路、データ送受信回路等の各種回路(図示せず)等が内蔵されている。
入出力ポート62には、1枚ベットボタン31、2枚ベットボタン32、マックスベットボタン33、スタートレバー35、ストップボタン36、1〜3枚ベットランプ25、クレジット枚数表示部26、ゲーム数表示部27、払出枚数表示部28、サブ制御基板65等が接続されている。サブ制御基板65は、メイン制御基板60から送信されるコマンドを受信して所定の制御処理を行うものであり、本実施の形態では、スピーカ22から効果音等の出力制御、上部ランプ21の発光の出力制御、表示用制御基板66を制御して液晶画面23上に演出表示等を行わせるように構成されている。サブ制御基板65には、上部ランプ21、スピーカ22、表示用制御基板66等が接続されており、表示用制御基板66との間ではデータ等を双方向に送受信可能に構成されている。
電源基板67はスロットマシン1の各電子機器に駆動電力を供給する電源部68と、電源断の発生を監視する停電監視回路69等の各種回路を備えている。スロットマシン1の電源オフ後には、電源基板67の電源部68から入出力ポート62を通してRAM64にバックアップ電圧が供給される。
MPU61は、入出力ポート62に接続されている各種センサ類、スイッチ類からの検出信号等に基づき、ROM63内に格納されているプログラムを実行することによって種々の処理を行う制御手段を構成する。例えば、所定の入賞役に当選すると、その入賞役に対応したコインの払い出し枚数をROM63から取得して、電源基板67を介してホッパにコインの払い出しにかかる信号を出力し、電源基板67の電源部68からホッパに電源を供給してコインの払い出しを開始する。このとき、MPU61では、ホッパに設けられた複数のコイン通過センサからのコインの通過にかかる信号に基づいて払い出されているコインの枚数をカウントするように構成されている。
そして、コインの払い出しの過程で払い出すべき枚数に到達する前にホッパからコインの通過にかかる信号が入力されない場合、MPU61は、ホッパ内にコインが貯留されていないものと判断し、エラー報知制御プログラムに基づき入出力ポート62を介してサブ制御基板65に上部ランプ21の点灯にかかる信号を出力する。なお、エラー発生時には、上部ランプ21を点滅させる信号を出力するようにしても良い。
MPU61は、上部ランプ21の点灯にかかる信号に加えて、ホッパ内にコインが貯留されていない旨のエラーコードをゲーム数表示部27に表示する信号を入出力ポート62を介してサブ制御基板65に出力する。また、MPU61は、エラー報知制御プログラムに基づき当該スロットマシン1を含む複数のスロットマシンを監理・制御するホールの端末機に入出力ポート62を介してエラー発生にかかる信号を出力するようにしても良い。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、遊技者から視ることのできる光量を変化させるために鏡80を複数個設置したり、透過窓79を複数のスリットで構成しても良く、また、透過窓79や鏡80をハーフミラーなどの半透明部材で構成しても良い。
本実施の形態に係るスロットマシンの斜視図である。 図1とは異なるデザインの扉部に上部ランプを設けた状態を示す構成図である。 上部ランプの構成要素であるレンズ部材と発光ダイオード基板の設置図である。 図2に示した扉部の部分縦断面図である。 図2に示した扉部の部分外観斜視図である。 本発明が適用されたスロットマシンの電気的構成を表すブロック図である。 従来の一般的なスロットマシンの正面図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 筐体
3 扉部
4 本体
21 上部ランプ
23 液晶画面
70 キャビネット
70a キャビネット天井面
71 発光ダイオード基板
71a 発光ダイオード基板上面
71b 発光ダイオード
71c ねじ孔
72 レンズ部材
73 鍔部
74 切欠部
75 凹部
79 透過窓
80 鏡
82 上部壁
84 ねじ穴部
86 ねじ受け部
90 ボス
92 ねじ孔
94 ねじ孔
96 ねじ
98 間隙部
99 反射光
100 他の光
110 上部ランプ

Claims (5)

  1. 前面側に開放部が形成された筐体と、
    該筐体の前記開放部に設置された扉部と、を有する本体を備えた遊技機において、
    前記本体は、
    少なくとも発光状態を従業員に対して認知せしめる機能を有し、前記扉部の前面ではなく前記本体の天井部に該天井部外方から認識可能に発光する様に設けられた発光部と、
    該発光部からの光の一部を前記扉部前面から外方へ放出するための光通過部と、を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記発光部は、
    基板と、該基板に設けられた発光体と、該基板及び発光体を覆うカバー部と、を有し、
    前記基板は前記天井部と略平行に設置されたことを特徴とする請求項1の遊技機。
  3. 前記光通過部は、
    前記扉部の前面最上部に形成された光透過口と、
    前記発光体からの光を前記本体内で前記光透過口へ導く空間として形成された光誘導路と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の遊技機。
  4. 前記光誘導路は、
    前記カバー部の内側面に取り付けられ前記発光体からの光の一部を前記扉部の光透過口へ向けて反射させる反射体と、
    該反射体からの反射光を透過させるために前記基板と本体構成部材との間に設けられた間隙部と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記扉部の光透過口は、
    前記扉部の上部の所定領域を、光透過性の部材にて形成した窓部として構成したことを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機。
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