JP4026815B2 - サブフレームの取り付け構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、衝突時におけるサブフレームと車体との取り付け部の分離機構による乗員保護機能を向上させるサブレームの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、衝突の衝撃負荷により後退するサブフレームの前側フレーム部により車室が変形するのを防止すべく、衝突時の衝突負荷のエネルギー吸収量をより多く得るために、クラッシュブルストロークを稼ぐ技術が種々ある。
その中でサスペンションアームを支持するサブフレームと車体のボルトによる取り付け部を破断させてサブフレームを切り離す車体のサブフレーム締結構造が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、従来、衝突時の衝突負荷のエネルギーを吸収する手段として、衝突時にサブフレームを車体に対してスライド移動させる「スライドによる分離構造」と、衝突時にサブフレームを破壊させることによりサブフレームを車体から分離させる「破壊による分離構造」との手段がある。「スライドによる分離構造」および「破壊による分離構造」は、サブフレームの4箇所を車体に支持する4箇所支持方式で、2箇所の取り付け箇所を衝突時に分離させる手段と、サブフレームの6箇所を車体に支持する6箇所支持方式で、2箇所の取り付け箇所を衝突時に分離させる手段とがある。
【0004】
【特許文献1】
実開昭52−11717号公報(第1頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の車体のサブフレーム締結構造において、ボルト・ナットは、サブフレームと車体の支持状態を音および振動の商品性向上を目的として防振ゴムによるフローティング支持構造を採用している。この防振ゴムによるボルト・ナットの締結は、衝突時におけるエンジン脱落防止等の二重安全的な観点から防振ゴム破損時に脱落防止機能を持つように設定され、それが車体とサブフレームの分離を阻害し、ひいては車体に求められる衝突時の破壊モードをも阻害するという問題点がある。
【0006】
また、前記したようなサブフレームの6箇所を車体に支持する6箇所支持方式サブフレームの支持構造において、比較的大きなサブフレームまたはダブルウイッシュボーン方式サスペンションを支持する場合、クラッシャブルストロークを長くしようとすると、サブフレームの2箇所の基本取り付け部を残して、2箇所を超えた車体の多数の取り付け箇所を安定的に分離させるニーズが生じてくる。
【0007】
サブフレームと車体との多数の取り付け箇所を分離させようとした場合、衝突時に時間軸で複数回にわたって段差的に分離が起きるため、複数回にわたって衝突の慣性力を止める作用が起きる。したがって、サブフレームと車体との分離作用が起きるときは、衝突の慣性力を止めた力がそのまま乗員に衝撃力となって伝わる。このため、乗員への衝撃力の影響を考えると、比較的安定した負荷で取り付け箇所を分離させることが望まれる。
【0008】
本発明の課題は、このような衝突時に受ける乗員のダメージを緩和して、乗員を保護するサブフレームの取り付け構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載のサブフレームの取り付け構造は、サスペンション、または動力源を支持する支持部材が取り付けられるサブフレームを、少なくとも車体の前側左右の2つの取り付け箇所、および車体の後側左右の2つの取り付け箇所で車体に弾性体を介して取り付けるサブフレームの取り付け構造であって、前記前側の取り付け箇所は、ボルトによって車体に取り付けられるとともに軸線が上下方向に配置される内筒と、この内筒を取囲んでサブフレームに取り付けられる外筒と、前記内筒と前記外筒との間に架設される弾性体とを備え、前記後側の取り付け箇所は、車体に取り付けられる部材と、サブフレームに取り付けられる部材と、両部材間の車体の前後方向に延在する空間で両部材間に架設される弾性体と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
請求項1に記載の発明によれば、車体に取り付けられる部材と、サブフレームに取り付けられる部材との間に車体の前後方向に延在する空間で両部材間に架設される弾性体を設けたことにより、前記両部材間に車体の前後方向の負荷が加わった際、弾性体の過大な変形を拘束しないため、両者の取り付け箇所を容易に分離させることができる。
【0017】
請求項2に記載のサブレームの取り付け構造は、サスペンション、または動力源を支持する支持部材が取り付けられるサブフレームを、少なくとも車体の前側左右の2つの取り付け箇所、および車体の後側左右の2つの取り付け箇所で車体に弾性体を介して取り付けるサブフレームの取り付け構造であって、前記前側の取り付け箇所は、ボルトによって車体に取り付けられるとともに軸線が上下方向に配置される内筒と、この内筒を取囲んでサブフレームに取り付けられる外筒と、前記内筒と前記外筒との間に架設される弾性体とを備え、前記後側の取り付け箇所は、車体に取り付けられる部材と、サブフレームに取り付けられる部材と、両部材間に架設される弾性体とを備え、両部材のうち少なくとも一方は上下方向または横方向のねじ止め部にねじ止めされ、そのねじ止め部に切欠部を形成したことを特徴とする。
【0018】
請求項2に記載の発明によれば、後側の取り付け箇所は、衝突時に前後方向の負荷を受けると、車体に取り付けられる部材と、サブフレームに取り付けられる部材との間の弾性体が座屈変形して分離するとともに、更に上下方向の負荷をうけると両部材間のねじ止め部に切欠部を形成したため、ねじがその切欠部内をスライド移動してねじ止め部からねじが離脱し易くなり、パワーユニットを落下し易くするとともに、後側の取り付け箇所が破壊するときに、乗員室への衝撃を大幅に減少させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に係るサブフレームの取り付け構造の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す図面で、要部平面図である。図2は、本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す図面で、要部側面図である。
【0020】
図1および図2に示すように、車両Mには、ボンネットがある前部側に搭載されるサブフレーム1と、リアトランクがある後部側に搭載されるサブフレーム(図示せず)とが備えられている。車両Mの前部側および後部側のサブフレーム1は、サスペンション(図示せず)を支持するため、サスペンションメンバとも呼ばれる骨格であり、ボディサイドフレーム2に弾性支持される。
【0021】
前部側のサブフレーム1は、フロントサブフレームとも呼ばれる骨格であり、車両Mの前後方向に延びパワーユニットPの左側に配置される左サイドメンバ1cと、車両Mの前後方向に延びパワーユニットPの右側に配置される右サイドメンバ1dと、車両Mの左右方向に延びパワーユニットPの前側に配置される前部クロスメンバ1aと、車両Mの左右方向に延びパワーユニットPの後側に配置される後部クロスメンバ1bとを溶接等により一体に固定することにより、平面視して井桁形状をしている。サブフレーム1は、その井桁形状の骨格にエンジンEおよびトランスミッションTを一体にしたパワーユニットPを設置して、衝突したときにパワーユニットPがその衝撃の負荷と自重により落下できるように支持されている。
【0022】
パワーユニットPを支持するサブフレーム1は、エンジンEを支持する右サイドメンバ1dのサイドエンジンマウント40と、前部クロスメンバ1aのフロントマウント18と、後部クロスメンバ1bのリアマウント19と、トランスミッションTを支持するトランスロアマウント23,24とを介してフローティング支持している。
【0023】
また、サブフレーム1は、サスペンションリンク(図示せず)が設置されるサスペンションアーム3およびトランスアッパ25を、防振ゴム(図示せず)を介して支持している。前記トランスアッパ25とサイドエンジンマウント40は、パワーユニットPの略対称位置に設置して、パワーユニットPを保持している。サブフレーム1は、ボディサイドフレーム2を、前後中左右の6箇所の各々ラバーマウントからなるサブフレームマウントB1〜B6を介してボルト28〜33により締結することにより、ボディサイドフレーム2への振動を抑制している。
【0024】
図2に示すように、サブフレーム1の車両Mの前方上側にはラジエータ(図示せず)が配設され、車両Mの前方側にはバンパ21が配設され、車両Mの後方側にはダッシュボード22が配設されている。
【0025】
ボディサイドフレーム2は、側面視してパワーユニットPの中央部位に設けたサイドフレーム2aと、このサイドフレーム2aに連続して下側に配設したサイドシル2bとからなる。サイドシル2bは、サイドフレーム2aから下側に傾斜した傾斜部2cと、傾斜部2cに連続して、ダッシュボード22の下方部位に形成されるとともに、サブフレーム1と同じ高さの位置に水平に配設される。
【0026】
サイドフレーム2a、サイドシル2bおよびサブフレーム1からなる骨格は、図2に示すように側面視して、略台形をしており、パワーユニットPはその台形状骨格の底辺部に載置され、ボディサイドフレーム2に対して重心が低く、衝突したときに、自重により容易に落下できるような構造をしている。
【0027】
図3は、本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す図面で、前後側取り付け部の拡大部分断面図である。
図3に示すように前後側のサブフレームマウントB1〜B4は、同じ構造である。サブフレームマウントB1は、外筒4と、内筒5と、ゴム6,7と、ホルダ8と、ステイ9,10とからなり、サブフレーム1とボディサイドフレーム2とを締結している。鍔付きのボルト28が挿入される内筒5の周囲には、ゴム6が嵌入されて接着剤等により固着され、そのゴム6の周囲には、外筒4が嵌入されて接着剤により固着される。その外筒4は、鍔付き円筒形状のホルダ8に嵌入される。このように、ホルダ8内には、中央部分の内側が肉厚になっている外筒4、ゴム6および内筒5が装着され、そのホルダ8はサブフレーム1に嵌入される。
【0028】
そのサブフレーム1をボルト28によりボディサイドフレーム2に締結するときは、ボルト28を、ステイ10を介して内筒5を挿通し、防振用のゴム7およびステイ9を介してボディサイドフレーム2に螺着する。
【0029】
したがって、サブフレームマウントB1〜B4のゴム6,7が破断しても、前後内筒直径方向には、外筒4もしくはサブフレーム1によって相対変位が規制され、また、上下方向にはボディサイドフレーム2もしくはステイ10よって相対変位が規制されることになり、これらが変形もしくは破断しない限り、サブフレーム1がボディサイドフレーム2から分離することがない。
【0030】
図4は、本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す図面で、中間側取り付け部の拡大部分断面図である。図5は、本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す概略図で、ねじ止め部の分解斜視図である。
【0031】
図4および図5に示すように、サブフレームマウントB5,B6は、サブフレームマウントB1〜B4とは相違した構造をしている。図4に示すように、サブフレームマウントB5,B6は、介在したゴム11により上側金具14と下側金具17に一体に固着してなり、上側金具14をボルト32によりボディサイドフレーム2に締結し、下側金具17をボルト34,35によりサブフレーム1に締結している。
サブフレームマウントB5,B6のねじ止め部39は、ボディサイドフレーム2に対して、ゴム11の下側から空間11aに遊嵌した鍔付きのボルト32によって締結される。
【0032】
上側金具14は、ボルト32のねじ部が挿通される金属製筒体のカラー12と、ゴム11の上面に固着されるとともに、ねじの受け座を構成する金属製板材のアッパープレート13とが一体に溶接の方法で接合してなる。
【0033】
下側金具17には、ゴム11の下面に固着されるとともに、ボルト32の頭部を挿通する孔15aを穿設した金属製板材のロープレート15と、ボルト34,35のねじ止め部38を下方向に突出した金属製板材のブラケット16とが溶接の方法で接合してなる。
【0034】
サブフレームマウントB5,B6の防振および緩衝用としてのゴム11は、カラー12とアッパープレート13とが溶接の方法で接合された上側金具14と、ロープレート15とブラケット16とが溶接の方法で接合された下側金具17とを、それぞれ上下面に接合して一体にして1部品をなしている。ゴム11の中央には、ボルト32の頭部を没入させる中空状の空間11aが形成され、横方向には他の部材を設置していない。
【0035】
図5に示すようにブラケット16は、下方向にU字溝状に形成した切欠部16aを有する。サブフレームマウントB5,B6は、サブフレーム1に対して鍔付きのボルト34,35を左右方向に向けて切欠部16aおよびサブフレーム1のねじ挿通穴1e,1fを挿通し、鍔付きのナット36,37により締結される。
【0036】
このようにして締結されたボディサイドフレーム2とサブフレーム1は、ボルト34,35を挿通したブラケット16の切欠部16aが下側を開放しているため、切欠部16aの開放方向(矢印Y)に外力が負荷されると相対的なスライド移動をして、サブフレーム1およびボディサイドフレーム2が分離する。また、ボディサイドフレーム2とサブフレーム1は、上側金具14と下側金具17とがゴム11により連結されているため、その両者の金具14.17間に前後方向(矢印X)の外力が負荷されるとゴム11が剥離してボディサイドフレーム2とサブフレーム1が分離する。
【0037】
なお、特許請求の範囲におけるところの「弾性体」は、「ゴム6,7,11」に相当する。
また、特許請求の範囲におけるところの「車体に取り付けられる部材」は、「上側金具14」に相当し、「サブフレームに取り付けられる部材」は、「下側金具17」に相当する。
特許請求の範囲におけるところの「取り付け箇所」は、「サブフレームマウントB1〜B6」に相当する。
特許請求の範囲におけるところの「取り付け部」は、「ねじ止め部38,39」に相当する。
特許請求の範囲におけるところの「動力源」は、「パワーユニットP」に相当する。
【0038】
次に本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造の作用を説明する。車両Mが全幅に亘って略均等に障害物に正面衝突すると、まずバンパ21が押圧されて押し潰され、次に左右のボディサイドフレーム2が均等に押し潰される。サブフレーム1の前部クロスメンバ1aは、ボディサイドフレーム2から離れない状態でダッシュボード22側に移動しながらエンジンEを後方に押す。
【0039】
そして、サブフレームマウントB5,B6に衝突の負荷がかかり、破断する。このとき、衝突時にボディサイドフレーム2とサブフレーム1とのサブフレームマウントB1〜B6のうち、中間側箇所であるサブフレームマウントB5,B6の破壊強度が低いため、比較的低い負荷で分離して破壊し、それ以外の前後方向側のサブフレームマウントB1〜B4は、サブフレームマウントB5,B6に対して高い負荷で分離させることができる。このため、サブフレーム1の中間側のサブフレームマウントB4,B5で衝突の慣性力を受け止める作用が小さくなることにより、中間側のサブフレームマウントB5,B6が破壊するときに乗員室への衝撃を減少させることができる。
【0040】
このように、サブフレーム1の前側および後側箇所のサブフレームマウントB1〜B4よりも中間側箇所のサブフレームマウントB5,B6を低い破壊強度にしたことにより、サブフレーム1に衝突の負荷がかかると、最初にサブフレームマウントB5,B6が破壊してサブフレーム1がボディサイドフレーム2から分離する。サブフレームマウントB5,B6が破壊するとき、車両Mの衝突による変速度は、サブフレーム1がボディサイドフレーム2から分離してスライド移動することにより、段差なく緩やかに減速して、このときに乗員が受けるダメージをなくすことができる。
【0041】
このとき、ボディサイドフレーム2にねじ止めした上側金具14と、ボディサイドフレーム2にねじ止めした下側金具17は、ゴム11を介してのみ保持される構造であるため、ゴム11が両者の金具14,17から剥離すると、上側金具14と下側金具17とが比較的低い負荷で容易に分離して前後方向(矢印X)にスライド移動する。
【0042】
また、上側金具14と下側金具17とのねじ止め部38は、ねじ止め部38に上下方向の負荷がかかると、下側金具17の切欠部16aに挿通していたボルト34,35が切欠部16a内を下側方向(矢印Y)にスライド移動して、サブフレーム1とボディサイドフレーム2がスムーズに分離して、パワーユニットPを落下させることができる。
【0043】
なお、ゴム11の破断と、上側金具14および下側金具17の分離とが同時に進行する場合もあり得る。
【0044】
なお、ボディサイドフレーム2とサブフレーム1が分離する構造は、通常、鋼製板材で構成されたボディ構造物の破壊に対しては遥かに低い負荷で、しかも安定的に分離する。
また、すべり分離の場合、上側金具14と下側金具17がゴム11を介してのみ支持される構造のため、ゴム11が比較的大きな範囲で前後方向(矢印Y)に撓むことにより、安定的にスライド方向への負荷発生とブラケット16の開放部からの分離が可能となる。
【0045】
このように、まずサブフレーム1の中間側箇所が破壊して、次にサブフレーム1が車両Mの後方向側のサブフレームマウントB3,B4があるダッシュボード22の手前の所まで移動したときに、前後側の比較的破壊強度が高いサブフレームマウントB3,B4が破壊されて、パワーユニットPおよびサブフレーム1が自重により落下する。これにより、ダッシュボード22は、パワーユニットPに押圧されて変形することがなくなり、乗員室への衝撃を減少させることができる。
【0046】
なお、本発明は、その技術思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
例えば、パワーユニットPのエンジンEは、自動車を駆動する動力源であれば、その他でもよい。
また、サブフレームマウントB1〜B6は、ボルト28〜35およびナット36,37等に限定されるものではなく、サブフレーム1とボディサイドフレーム2とを保持する締結部材であればその他でもよい。また、6箇所からなるサブレレームマウントB1〜B6は、前側をサブフレームマウントB1,B2で構成し、後側をサブフレームマウントB5,B6で構成する4箇所で、サブフレーム1とボディサイドフレーム2とを保持してもよい。
【0047】
そして、ねじ止め部38の切欠部16aおよびねじ挿通穴1e,1fは、図4に示す設置状態とは反対に、切欠部16aをサブフレーム1に形成し、ねじ挿通穴1e,1fをブラケット16に形成してもよく、その場合も全く同じ作用効果を得られる。
また、ゴム6,7,11は、合成樹脂や合成ゴム等からなる弾性体であってもよく、その他でもよい。
【0048】
なお、本実施形態でのサブフレーム1とボディサイドフレーム2との取り付け構造は、車両Mのボンネットがある前部側に搭載されるサブフレーム1に限定されるものではなく、リアトランクがある後部側に搭載されるサブフレームに設置して、車両Mの後方からの追突対策にも適用できるものである。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に記載のサブフレームの取り付け構造によれば、車体に取り付けられる部材と、サブフレームに取り付けられる部材との間に車体の前後方向に延在する空間で両部材間に架設される弾性体を設けたことにより、前記両部材間に車体の前後方向の負荷が加わった際、弾性体の過大な変形を抑制しないため、両者の取り付け箇所を容易に分離させることができる。
【0053】
本発明の請求項2に記載のサブフレームの取り付け構造によれば、後側の取り付け箇所は、衝突時に前後方向の負荷を受けると、車体に取り付けられる部材と、サブフレームに取り付けられる部材との間の弾性体が座屈変形して分離するとともに、更に上下方向の負荷をうけると両部材間のねじ止め部に切欠部を形成したため、ねじがその切欠部内をスライド移動してねじ止め部からねじが離脱し易くなり、パワーユニットを落下し易くするとともに、後側の取り付け箇所が破壊するときに、乗員室への衝撃を大幅に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す図面で、要部平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す図面で、要部側面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す図面で、前後側取り付け部の拡大部分断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す図面で、中間側取り付け部の拡大部分断面図である。
【図5】図5は、本発明の実施形態に係るサブフレームの取り付け構造を示す概略図で、ねじ止め部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 サブフレーム
1e,1f ねじ挿通穴
2 ボディサイドフレーム(車体)
4 外筒
5 内筒
6,7,11 ゴム(弾性体)
11a 空間
14 上側金具
16 ブラケット
16a 切欠部
17 下側金具
28,29,30,31,32,33,34,35 ボルト
38,39 ねじ止め部
B1,B2,B3,B4,B5,B6 サブフレームマウント(取り付け箇所)
M 車両
P パワーユニット(動力源)
Claims (2)
- サスペンション、または動力源を支持する支持部材が取り付けられるサブフレームを、少なくとも車体の前側左右の2つの取り付け箇所、および車体の後側左右の2つの取り付け箇所で車体に弾性体を介して取り付けるサブフレームの取り付け構造であって、
前記前側の取り付け箇所は、ボルトによって車体に取り付けられるとともに軸線が上下方向に配置される内筒と、この内筒を取囲んでサブフレームに取り付けられる外筒と、前記内筒と前記外筒との間に架設される弾性体とを備え、
前記後側の取り付け箇所は、車体に取り付けられる部材と、サブフレームに取り付けられる部材と、両部材間の車体の前後方向に延在する空間で両部材間に架設される弾性体と、を備えたことを特徴とするサブフレームの取り付け構造。 - サスペンション、または動力源を支持する支持部材が取り付けられるサブフレームを、少なくとも車体の前側左右の2つの取り付け箇所、および車体の後側左右の2つの取り付け箇所で車体に弾性体を介して取り付けるサブフレームの取り付け構造であって、
前記前側の取り付け箇所は、ボルトによって車体に取り付けられるとともに軸線が上下方向に配置される内筒と、この内筒を取囲んでサブフレームに取り付けられる外筒と、前記内筒と前記外筒との間に架設される弾性体とを備え、
前記後側の取り付け箇所は、車体に取り付けられる部材と、サブフレームに取り付けられる部材と、両部材間に架設される弾性体とを備え、両部材のうち少なくとも一方は上下方向または横方向のねじ止め部にねじ止めされ、そのねじ止め部に切欠部を形成したことを特徴とするサブレームの取り付け構造。
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