JP4024847B1 - 制御装置、支持体及び車両用タイヤ本体 - Google Patents

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Abstract

車両用タイヤの状況に応じて安全走行状態をなすことを可能とする制御装置を提供することを目的として、支持体(1)を制御する制御装置において、車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは車両用タイヤの車両からの取外し以後に車両用ホイール本体(2)が横状態から縦状態に変化すると支持体のロックを解除し、車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは車両用タイヤの車両からの取外し以後に車両用ホイール本体(2)が縦状態から横状体に変化すると支持体(1)をロックする。
【選択図】図1

Description

本発明は制御装置、支持体及び車両用タイヤ本体に関する。詳しくは、車両用タイヤ本体の本来の機能を充分に発揮することを可能とする制御装置、支持体及び車両用タイヤ本体に関する。
車両用タイヤには、当然のこととして車両を安全に走行させることが求められており、この様な求めに応じて様々な技術の開発がなされている。
車両の安全走行を可能にする技術の一例としては、空気入りタイヤでランフラット走行が可能、即ち、タイヤがパンクしたとしても、ある程度の距離を安心して走行可能なタイヤ(ランフラットタイヤ)に関する様々な技術が提案されており、具体的には、リム組みされた空気入りタイヤの空気室(空洞部)に面したリム上に剛体の支持中子を取り付け、この支持中子でタイヤを支持することによってランフラット走行を可能にする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
即ち、図15に示す様に、支持中子110を適用した空気入りタイヤ101が記載されており、タイヤ本体102は、タイヤビート部102Aに嵌合されたリム103によって支持され、タイヤ内部に挿入されリム103に支持された環状の支持中子110は、周方向に3分割されて、各弧状のセグメント111を環状の締結リング115が一体に締結合体する旨が記載されている。
また、車両の走行中に車両用タイヤ本体が車両用ホイールから意図せずに外れた場合には大惨事を招く結果となるために、車両の安全走行には、車両用タイヤ本体が車両用ホイールに強固に固着されていることも重要になってくる。
特開2001−239814号公報
ところで、車両を安全に走行させることができる状態(以下、「安全走行状態」と称する。)は、その状態が必要とされるタイミングでなされていれば充分であり、常時安全走行状態をなしている必要は無い。その反面、車両の走行前から安全走行状態をなすこと自体が作業上極めて困難を強いる結果を招くことも考えられる。
例えば、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を装着する場合に、車両用ホイール本体に支持中子が車両用タイヤ本体の内壁を支持可能な状態をなして取り付けられていると、支持中子が障害となり車両用タイヤ本体の装着の作業性が著しく低下することとなる。同様に、車両用ホイール本体から車両用タイヤ本体を取り外す場合に、車両用ホイール本体に支持中子が車両用タイヤ本体の内壁を支持可能な状態をなして取り付けられていると、支持中子が障害となり車両用タイヤ本体の取外しの作業性が著しく低下することとなる。
更に、車両用タイヤ(「車両用タイヤ」とは車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を装着した状態を意味する。)を車両に取り付けている状態(「車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは車両用タイヤの車両からの取外し以後」のタイミングを除く「車両用タイヤの車両への取付け後から車両用タイヤの車両からの取外し前」のタイミングの状態)において、安全走行状態をなす様な作動や安全走行状態を解除する様な作動を行なった場合には、これらの作動に伴う車両走行の安全性の低下が懸念される。即ち、車両用タイヤを車両に取り付けている状態において、余分な作動(安全走行状態をなす様な作動、安全走行状態を解除する様な作動)を行なった場合には、そのことに起因する何らかの不都合が生じる可能性があり得る。
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、車両用タイヤの状況に応じて安全走行状態をなすことを可能とする制御装置、支持体及び車両用タイヤ本体を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る制御装置は、車両用ホイール本体と同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体との間で形成される空気室内に配置され、前記車両用タイヤ本体の機能を補助する補助装置を制御する制御装置において、前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体の状態変化を検知すると前記補助装置の作動を制御する、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体の状態変化を検知すると前記補助装置の作動を制御する、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室の状態変化を検知すると前記補助装置の作動を制御する。
ここで、車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは車両用タイヤの車両からの取外し以後に補助装置の作動を制御しているために、即ち、車両用タイヤを車両に取り付けている状態では補助装置の作動の制御をしていないために、補助装置の作動の制御に起因した車両走行の安全性の低下は生じない。
また、「少なくとも車両用ホイール本体の状態変化を検知すると」としているために、車両用ホイール本体の状態変化が検知されたことのみで補助装置の作動を制御しても良いし、車両用ホイール本体の状態変化が検知されると共に他の条件をも満たした際に補助装置の作動を制御しても良い。同様に、「少なくとも車両用タイヤ本体の状態変化を検知すると」としているために、車両用タイヤ本体の状態変化が検知されたことのみで補助装置の作動を制御しても良いし、車両用タイヤ本体の状態変化が検知されると共に他の条件をも満たした際に補助装置の作動を制御しても良い。更には、「少なくとも空気室の状態変化を検知すると」としているために、空気室の状態変化が検知されたことのみで補助装置の作動を制御しても良いし、空気室の状態変化が検知されると共に他の条件をも満たした際に補助装置の作動を制御しても良い。
また、「車両用ホイール本体の状態変化」とは、車両用ホイール本体が車両から取り外された状態から取り付けられた状態に変化する場合や、車両用ホイール本体が車両に取り付けられた状態から取り外された状態に変化する場合や、車両用ホイール本体と水平面との成す角度が変化する場合(具体例としては、車両用ホイール本体が縦状態から横状態に変化する場合、車両用ホイール本体が横状態から縦状態に変化する場合)や、車両用ホイール本体が静止状態から回転状態に変化する場合や、車両用ホイール本体が回転状態から静止状態に変化する場合等が考えられる。また、「車両用タイヤ本体の状態変化」とは、車両用タイヤ本体が車両から取り外された状態から取り付けられた状態に変化する場合や、車両用タイヤ本体が車両に取り付けられた状態から取り外された状態に変化する場合や、車両用タイヤ本体と水平面との成す角度が変化する場合(具体例としては、車両用タイヤ本体が縦状態から横状態に変化する場合、車両用タイヤ本体が横状態から縦状態に変化する場合)や、車両用タイヤ本体が静止状態から回転状態に変化する場合や、車両用タイヤ本体が回転状態から静止状態に変化する場合等が考えられる。更に、「空気室の状態変化」とは、空気室内の圧力が変化する場合や、空気室内の温度が変化する場合や、空気室内の湿度が変化する場合等が考えられる。
なお、「補助装置」とは、車両用タイヤ本体の機能を補助するものであり、例えば車両用タイヤ本体のパンクやバースト時に車両用タイヤ本体を補助するものである。具体的には、ランフラット走行を支援する支持体、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を固着する固着装置、ランフラット走行を支援する支持体や車両用ホイール本体に車両用タイヤを固着する固着装置が設けられ、車両用ホイール本体に巻き付けて固定されるベルト等である。
また、本発明に係る制御装置は、車両用ホイール本体と同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体との間で形成される空気室内に配置され、前記車両用タイヤ本体の機能を補助する補助装置を制御する制御装置において、
前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記補助装置を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記補助装置を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記補助装置を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記補助装置を作動不能とする、あるいは、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用タイヤ本体が第1の状態では前記補助装置を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記補助装置を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用タイヤ本体が第1の状態では前記補助装置を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記補助装置を作動不能とする、あるいは、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記空気室が第1の状態では前記補助装置を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記補助装置を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記空気室が第1の状態では前記補助装置を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記補助装置を作動不能とする。
ここで、「少なくとも車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされたことのみで補助装置を作動可能若しくは作動不能としても良いし、車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に補助装置を作動可能若しくは作動不能としても良い。同様に、「少なくとも車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされたことのみで補助装置を作動可能若しくは作動不能としても良いし、車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に補助装置を作動可能若しくは作動不能としても良い。更には、「少なくとも空気室が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、空気室が第1の状態から第2の状態にされたことのみで補助装置を作動可能若しくは作動不能としても良いし、空気室が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に補助装置を作動可能若しくは作動不能としても良い。
また、「車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされること」とは、車両用ホイール本体が車両から取り外された状態から取り付けられた状態にされることや、車両用ホイール本体が車両に取り付けられた状態から取り外された状態にされることや、車両用ホイール本体と水平面との成す角度が変化する場合(具体例としては、車両用ホイール本体が縦状態から横状態に変化する場合、車両用ホイール本体が横状態から縦状態に変化する場合)や、車両用ホイール本体が静止状態から回転状態にされることや、車両用ホイール本体が回転状態から静止状態にされること等が考えられる。また、「車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされること」とは、車両用タイヤ本体が車両から取り外された状態から取り付けられた状態にされることや、車両用タイヤ本体が車両に取り付けられた状態から取り外された状態にされることや、車両用タイヤ本体と水平面との成す角度が変化する場合(具体例としては、車両用タイヤ本体が縦状態から横状態に変化する場合、車両用タイヤ本体が横状態から縦状態に変化する場合)や、車両用タイヤ本体が静止状態から回転状態にされることや、車両用タイヤ本体が回転状態から静止状態にされること等が考えられる。更に、「空気室が第1の状態から第2の状態にされること」とは、空気室内の圧力が変化する場合や、空気室内の温度が変化する場合や、空気室内の湿度が変化する場合等が考えられる。
また、本発明に係る制御装置は、車両用ホイール本体のリムに取り付けられ、同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体の内壁を支持可能に構成された支持体本体を制御する制御装置において、前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御する、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御する、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体との間で形成される空気室の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御する。
また、本発明に係る支持体は、車両用ホイール本体のリムに取り付けられ、同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体の内壁を支持可能に構成された支持体本体を備える支持体において、前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御可能に構成されており、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体との間で形成される空気室の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御可能に構成されている。
ここで、車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは車両用タイヤの車両からの取外し以後に支持体本体の作動を制御しているために、即ち、車両用タイヤを車両に取り付けている状態では支持体本体の作動を制御していないために、支持体本体の作動の制御に起因した車両走行の安全性の低下は生じない。
また、「少なくとも車両用ホイール本体の状態変化を検知すると」としているために、車両用ホイール本体の状態変化が検知されたことのみで支持体本体の作動を制御しても良いし、車両用ホイール本体の状態変化が検知されると共に他の条件をも満たした際に支持体本体の作動を制御しても良い。同様に、「少なくとも車両用タイヤ本体の状態変化を検知すると」としているために、車両用タイヤ本体の状態変化が検知されたことのみで支持体本体の作動を制御しても良いし、車両用タイヤ本体の状態変化が検知されると共に他の条件をも満たした際に支持体本体の作動を制御しても良い。更には、「少なくとも空気室の状態変化を検知すると」としているために、空気室の状態変化が検知されたことのみで支持体本体の作動を制御しても良いし、空気室の状態変化が検知されると共に他の条件をも満たした際に支持体本体の作動を制御しても良い。
また、本発明に係る制御装置は、車両用ホイール本体のリムに取り付けられ、同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体の内壁を支持可能に構成された支持体本体を制御する制御装置において、前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とする、あるいは、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用タイヤ本体が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用タイヤ本体が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とする、あるいは、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体との間で形成される空気室が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記空気室が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とする。
また、本発明に係る支持体は、車両用ホイール本体のリムに取り付けられ、同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体の内壁を支持可能に構成された支持体本体を備える支持体において、前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とすべく構成され、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とすべく構成されており、あるいは、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体との間で形成される空気室が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とすべく構成され、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記空気室が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とすべく構成されている。
ここで、「少なくとも車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされたことのみで支持体本体を作動可能若しくは作動不能としても良いし、車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に支持体本体を作動可能若しくは作動不能としても良い。同様に、「少なくとも車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされたことのみで支持体本体を作動可能若しくは作動不能としても良いし、車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に支持体本体を作動可能若しくは作動不能としても良い。更には、「少なくとも空気室が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、空気室が第1の状態から第2の状態にされたことのみで支持体本体を作動可能若しくは作動不能としても良いし、空気室が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に支持体本体を作動可能若しくは作動不能としても良い。
また、本発明に係る制御装置は、車両用ホイール本体と同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体との間で形成される空気室内に配置され、前記車両用タイヤ本体を固着する固着装置を制御する制御装置であって、
前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体の状態変化を検知すると前記固着装置の作動を制御する、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体の状態変化を検知すると前記固着装置の作動を制御する、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室の状態変化を検知すると前記固着装置の作動を制御する。
ここで、車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは車両用タイヤの車両からの取外し以後に固着装置の作動を制御しているために、即ち、車両用タイヤを車両に取り付けている状態では固着装置の作動の制御をしていないために、固着装置の作動の制御に起因した車両走行の安全性の低下は生じない。
また、「少なくとも車両用ホイール本体の状態変化を検知すると」としているために、車両用ホイール本体の状態変化が検知されたことのみで固着装置の作動を制御しても良いし、車両用ホイール本体の状態変化が検知されると共に他の条件をも満たした際に固着装置の作動を制御しても良い。同様に、「少なくとも車両用タイヤ本体の状態変化を検知すると」としているために、車両用タイヤ本体の状態変化が検知されたことのみで固着装置の作動を制御しても良いし、車両用タイヤ本体の状態変化が検知されると共に他の条件をも満たした際に固着装置の作動を制御しても良い。更には、「少なくとも空気室の状態変化を検知すると」としているために、空気室の状態変化が検知されたことのみで固着装置の作動を制御しても良いし、空気室の状態変化が検知されると共に他の条件をも満たした際に固着装置の作動を制御しても良い。
また、本発明に係る制御装置は、車両用ホイール本体と同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体との間で形成される空気室内に配置され、前記車両用タイヤ本体を固着する固着装置を制御する制御装置であって、前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記固着装置を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記固着装置を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記固着装置を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記固着装置を作動不能とする、あるいは、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用タイヤ本体が第1の状態では前記固着装置を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記固着装置を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用タイヤ本体が第1の状態では前記固着装置を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記固着装置を作動不能とする、あるいは、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記空気室が第1の状態では前記固着装置を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記固着装置を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記空気室が第1の状態では前記固着装置を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記固着装置を作動不能とする。
ここで、「少なくとも車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされたことのみで固着装置を作動可能若しくは作動不能としても良いし、車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に固着装置を作動可能若しくは作動不能としても良い。同様に、「少なくとも車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされたことのみで固着装置を作動可能若しくは作動不能としても良いし、車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に固着装置を作動可能若しくは作動不能としても良い。更には、「少なくとも空気室が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、空気室が第1の状態から第2の状態にされたことのみで固着装置を作動可能若しくは作動不能としても良いし、空気室が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に固着装置を作動可能若しくは作動不能としても良い。
また、本発明に係る車両用タイヤ本体は、車両用ホイール本体に装着されると共に、係合部を備える車両用タイヤ本体であって、前記係合部は、前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記車両用ホイール本体に取り付けられた固着装置と非係合状態をなし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記固着装置と係合状態をなして前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体とを固着する、または、前記係合部は、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用タイヤ本体が第1の状態では前記固着装置と非係合状態をなし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記固着装置と係合状態をなして前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体とを固着する、または、前記係合部は、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体との間で形成される空気室が第1の状態では前記固着装置と非係合状態をなし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記固着装置と係合状態をなして前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体とを固着する。
ここで、車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは車両用タイヤの車両からの取外し以後に非係合状態から係合状態にされるために、即ち、車両用タイヤを車両に取り付けている状態では非係合状態から係合状態にされることはないために、係合部と固着装置が非係合状態から係合状態へと作動することがなく、非係合状態から係合状態への作動に起因した車両走行の安全性の低下は生じない。
また、「少なくとも車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることのみで非係合状態から係合状態へと作動しても良いし、車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に非係合状態から係合状態へと作動しても良い。同様に、「少なくとも車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることのみで非係合状態から係合状態へと作動しても良いし、車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に非係合状態から係合状態へと作動しても良い。更には、「少なくとも空気室が第1の状態から第2の状態にされることで」としているために、空気室が第1の状態から第2の状態にされることのみで非係合状態から係合状態へと作動しても良いし、空気室が第1の状態から第2の状態にされると共に他の条件をも満たした際に非係合状態から係合状態へと作動しても良い。
上記した本発明の制御装置、支持体及び車両用タイヤ本体では、車両用タイヤの状況に応じて安全走行状態をなすことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明を適用した支持体(1)を説明するための模式図であり、ここで示す支持体1は、車両用ホイール本体2のリム3の外周面に取り付けられた第1の支柱5aと、第1の支柱5aと同様に車両用ホイール本体2のリム3の外周面に第1の支柱5aと所定の間隔を隔てて対面配置される様に取り付けられた第2の支柱5bと、第1の支柱5aと第2の支柱5bの間に回転自在に軸支された棒状のアーム部6と、アーム部6の一端に取り付けられた支持部7とから成る。なお、支持部7は基部7Aと押圧部7Bによって構成されており、基部は押圧部を下から支えることが可能な強度を保つ部材(例えばアルミニウム材料)であり、押圧部は弾性力に富むゴム材料から成り、タイヤのトレッド部内壁を押圧して支持する。なお、第1の支柱5a、第2の支柱5b、アーム部6及び支持部7から構成される構造物が支持体本体の一例である。
ここで、本実施例では棒状のアーム部6を例に挙げて説明を行なっているが、アーム部6はタイヤのトレッド部内壁に向かって立ち上がるものであれば必ずしも棒状である必要は無い。また、本実施例ではゴム材料から成る押圧部7Bを例に挙げて説明を行なっているが、押圧部7Bはタイヤのトレッド部内壁を支持することができるのであれば、必ずしもゴム材料から成る必要は無く、例えば内部に空気層を含んだもので構成されても良い。
また、第1の支柱には心棒を挿通するための断面円形状の挿通孔(貫通孔)8が、第2の支柱には心棒を挿通するための断面円形状の凹部(非貫通孔)9が、アーム部には心棒を挿通するための断面多角形状(例えば断面六角形状)の挿通孔(貫通孔)10が設けられており、第1の支柱側から第2の支柱側に向けて心棒11が挿入されている。
なお、心棒11は基端部と先端部は断面円形状とされ、中間部は断面多角形状とされている。即ち、第1の支柱5aに設けられた挿通孔8及び第2の支柱5bに設けられた凹部9に対応する領域は自在な回転を実現するために断面円形状とされ、アーム部6に設けられた挿通孔10に対応する領域はアーム部内での空回りを避けるために断面多角形状(例えば断面六角形状)とされている。更に、第1の支柱5aに設けられた挿通孔8の外側領域(アーム部とは反対側領域)は、内側領域(アーム部側領域)よりも拡径されている。また、第1の支柱5aに設けられた挿通孔8の外側領域の内壁面にはねじ山が形成され、外周面にねじ山が設けられた固定具12が螺合している。また、固定具12には有底の凹部が設けられており、この凹部内には心棒11の基端部に取り付けられた板状バネ13と、コイルバネ14とが収納されている。更に、凹部の内壁面には板状バネ13の端部が嵌合する補助凹部15が設けられている。なお、板状バネ13、コイルバネ14及び固定具12から構成される部材が制御装置の一例である。
上記の様に構成された支持体では、車両用ホイール本体2が横向き状態(第1の状態の一例)の場合には、心棒11が地面に対して略垂直を成すために、図2(a)で示す様に、コイルバネ14は心棒11の重さにより圧縮されて、心棒11は第1の支柱方向に移動することとなる。そして、心棒11が第1の支柱方向に移動することで板状バネ13は外側方向に拡げられ、板状バネ13が拡げられることで板状バネの端部が補助凹部15と嵌合して心棒11の回転がロックされることとなり、アーム部6の立ち上がりが不能となる。
一方、車両用ホイール本体2が縦向き状態(第2の状態の一例)の場合には、心棒11は地面に対して略水平を成すために、図2(b)で示す様に、コイルバネ14は心棒11の重さから開放されて、コイルバネ14の弾性力によって心棒11が第2の支柱方向に移動することとなる。そして、心棒11が第2の支柱方向に移動することで板状バネ13は内側方向に縮められ、板状バネ13が縮められることで板状バネの端部と補助凹部15との嵌合が解けて心棒11の回転のロックが解除されることとなり、アーム部6の立ち上がりが可能となる。
なお、図2では説明の便宜上、心棒11が挿通孔8や凹部9に挿通されていない状態を図示(具体的には図2(a)では心棒11が凹部9に挿通されていない状態、図2(b)では心棒が挿通孔8に挿通されていない状態を図示)しているが、実際にはアーム部6を支柱5a、5bによって軸支することができる様にすべく、横向き状態及び縦向き状態の双方において心棒は挿通孔8や凹部9に挿通されている。
ここで、車両用ホイール本体2にタイヤを装着する段階では車両用ホイール本体2は横向き状態であり、車両用ホイール本体2にタイヤが装着され車体に取り付けられる段階では車両用ホイール本体2は縦向き状態であることを考え合わせると、車両用ホイール本体2にタイヤを装着する段階ではアーム部6の立ち上がりは不能となり、車両用ホイール本体2にタイヤが装着された後にアーム部6の立ち上がりが可能となる。
なお、本実施例では車両用ホイール本体2にタイヤを装着する段階では心棒11がロックされてアーム部6を移動不能とする場合を例に挙げて説明を行なっているが、車両用ホイール本体2にタイヤを装着する作業の妨げとならなければ、必ずしも心棒11がロックされてアーム部6を移動不能とする必要は無い。
また、本実施例では第1の状態が横向き状態であり、第2の状態が縦向き状態である場合を例に挙げて説明を行なっているが、第1の状態でアーム部6を移動不能とし、第2の状態でアーム部6を移動可能とすることができれば、必ずしも第1の状態が横向き状態であり、第2の状態が縦向き状態である必要は無い。
本発明を適用した支持体(1)は、車両用ホイール本体2を縦向き状態とすることで心棒11の回転のロックが解除されてアーム部6の立ち上がりが可能な状態となるのであるが、その後のアーム部6の立ち上がりについては、以下に具体例を挙げて説明を行なう。なお、アーム部6の立ち上がり方法は以下に示す方法に限定されるものではなく、いかなる方法で立ち上がっても良いことは勿論である。
[1−遠心力による立ち上がり]
車両用ホイール本体2が回転すると、車両用ホイール本体2の回転によってアーム部6は遠心力を受けることになる。具体的には、例えば、車両用ホイール本体2を取り付けた車両を走行させたり、車両に取り付けなかったとしても車両用ホイール本体2を回転させたりすることでアーム部6は遠心力を受けることになる。そして、車両用ホイール本体2が回転することでアーム部6が心棒11を中心として立ち上がり、支持部7はタイヤのトレッド部内壁に向けて移動することとなる。
アーム部6が遠心力により立ち上がると、即ち、初期状態(図3(a)参照。)からタイヤのトレッド部内壁を支持可能な状態(図3(b)参照。)へと移動すると、アーム部6の他端が第1の支柱5aと第2の支柱5bとの間に取り付けられた挟持型固定部材(図3(c)参照。)16によって固定され、アーム部6は立ち上がった状態で固定されることとなる。
[2−自重による立ち上がり]
アーム部6は重力の影響を受けるために、車両用ホイール本体2の下側領域に位置するアーム部6は自重により心棒11を中心として立ち上がり、支持部7はタイヤのトレッド部内壁に向けて移動することとなる。
アーム部6が自重により立ち上がると、即ち、アーム部6がリム3の高さを越えない範囲に収納された状態(図3(a)参照。)からタイヤのトレッド部内壁を支持可能な状態(図3(b)参照。)へと移動すると、アーム部6の他端が第1の支柱5aと第2の支柱5bとの間に取り付けられた挟持型固定部材(図3(c)参照。)16によって固定され、アーム部6は立ち上がった状態で固定されることとなる。
[3−空気室内の圧力変化による立ち上がり(1)]
図4は空気室内を高圧状態にすることによって立ち上がることが可能な支持体の一例を説明するための模式図であり、ここで示す支持体は、アーム部6が中空部を有する様な中空状に構成されている。アーム部6の中空部内には移動可能な仕切板17が配置されており、仕切板17によって中空部は第1の中空部17a(心棒側の中空部)と第2の中空部17b(心棒とは反対側の中空部)とに分けられている。ここで、第2の中空部17bは開放されており空気室と同圧力となる様に構成されている。一方、第1の中空部17aは完全に密封されており、第1の中空部17aの内部圧力は常圧(例えば1気圧)に設定されている。また、仕切板17には表面にねじ山が設けられた板状部材18が取り付けられており、板状部材18の他端はねじ山が設けられた心棒11と噛み合っている。
ところで、車両用ホイール本体2にタイヤを装着した後は、車両用ホイール本体2とタイヤとの間で形成される空気室に空気を充填する必要がある。換言すると、車両用ホイール本体2にタイヤを装着した後に空気室内に空気が充填されて空気室内は高圧状態にされる。そして、空気室内が高圧状態となると第2の中空部内も高圧状態となり、第1の中空部17aと第2の中空部17bの圧力差によって仕切板17は心棒方向に移動することとなる。仕切板17が心棒方向に移動することで板状部材18も心棒方向に移動することとなり、板状部材18と噛み合っている心棒11に回転力が付与されてアーム部6は心棒11を中心として立ち上がり、支持部7はタイヤのトレッド部内壁に向けて移動することとなる。
アーム部6が第1の中空部17aと第2の中空部17bの圧力差により立ち上がると、即ち、アーム部6がリム3の高さを越えない範囲に収納された状態(図3(a)参照。)からタイヤのトレッド部内壁を支持可能な状態(図3(b)参照。)へと移動すると、アーム部6の他端が第1の支柱5aと第2の支柱5bとの間に取り付けられた挟持型固定部材(図3(c)参照。)16によって固定され、アーム部6は立ち上がった状態で固定されることとなる。
[4−空気室内の圧力変化による立ち上がり(2)]
図5は空気室内を高圧状態とすることによって立ち上がることが可能な支持体の他の一例を説明するための模式図であり、ここで示す支持体は、アーム部6が中空部を有する様な中空状に構成されている。アーム部6の中空部内には移動可能な仕切板17が配置されており、仕切板17によって中空部は第1の中空部17aと第2の中空部17bとに分けられている。ここで、第2の中空部17bは開放されており空気室と同圧力となる様に構成されている。一方、第1の中空部17aは完全に密封されており、第1の中空部17aの内部圧力は常圧(例えば1気圧)に設定されている。また、仕切板17には棒状部材19が取り付けられており、棒状部材19の他端は空気が圧縮充填されたボンベ20の噴射スイッチ(図示せず)の近傍に配置されている。なお、ボンベ20の噴射スイッチが押された場合には、アーム部6に設けられた噴射孔21からボンベ内に圧縮充填された空気が噴射する様に構成されている。
ところで、車両用ホイール本体2にタイヤを装着した後は、車両用ホイール本体2とタイヤとの間に形成される空気室に空気を充填する必要がある。換言すると、車両用ホイール本体2にタイヤを装着した後に空気室内に空気が充填されて空気室内は高圧状態にされる。そして、空気室内が高圧状態となると第2の中空部内も高圧状態となり、第1の中空部17aと第2の中空部17bの圧力差によって仕切板17はボンベ方向に移動することとなる。仕切板17がボンベ方向に移動することで棒状部材19もボンベ方向に移動することとなり、棒状部材19がボンベ20の噴射スイッチを押すことで噴射孔21から空気が噴射することになり、その際の衝撃によってアーム部6は心棒11を中心として立ち上がり、支持部7はタイヤのトレッド部内壁に向けて移動することとなる。
アーム部6が噴射孔21から噴射される空気の衝撃により立ち上がると、即ち、アーム部6がリム3の高さを越えない範囲に収納された状態(図3(a)参照。)からタイヤのトレッド部内壁を支持可能な状態(図3(b)参照。)へと移動すると、アーム部6の他端が第1の支柱5aと第2の支柱5bとの間に取り付けられた挟持型固定部材(図3(c)参照。)16によって固定され、アーム部6は立ち上がった状態で固定されることとなる。
[5−空気室に充填する空気の風圧による立ち上がり]
車両用ホイール本体2にタイヤを装着した後は、車両用ホイール本体2とタイヤとの間で形成される空気室に空気を充填することになるが、このとき、充填する空気をアーム部6に吹きつけて空気の風圧を与えてアーム部6を心棒11を中心として立ち上げることで、支持部7をタイヤのトレッド部内壁に向けて移動させることが可能である。
アーム部6が風圧により立ち上がると、即ち、アーム部6がリム3の高さを越えない範囲に収納された状態(図3(a)参照。)からタイヤのトレッド部内壁を支持可能な状態(図3(b)参照。)へと移動すると、アーム部6の他端が第1の支柱5aと第2の支柱5bとの間に取り付けられた挟持型固定部材(図3(c)参照。)16によって固定され、アーム部6は立ち上がった状態で固定されることとなる。
[6−その他の立ち上がり]
その他の方法としては、車両用ホイール本体2を縦向き状態とすることで心棒11の回転のロックを解除した後に、(1)反発力(スプリングの弾性力、形状記憶合金の力、磁石の磁力、火薬を用いた爆発力等)を用いてアーム部6を立ち上げても良いし、(2)通電することで心棒11を回転させてアーム部6を立ち上げても良いし、(3)心棒11に風圧を作用させることで心棒11を回転させてアーム部6を立ち上げても良いし、(4)膨張可能な容器内に空気を充填せしめることでアーム部6を立ち上げても良い。また、上記の各方法を併用してアーム部を立ち上げても良い。
上記した本発明を適用した支持体(1)では、車両用ホール本体2に車両用タイヤ本体を装着する段階と車両用ホイール本体2に車両用タイヤ本体を装着した後の段階といったそれぞれの状況に応じてアーム部6の立ち上がりの可否を制御することができる。具体的には、車両用ホイール本体2に車両用タイヤ本体を装着する段階ではアーム部6が初期状態(立ち上がっていない状態)で移動不能とされているために、極めて容易に車両用タイヤ本体の装着を行なうことができると共に、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を装着した後にはアーム部6の立ち上がりを可能とし、適宜方法でアーム部6を立ち上げることでランフラット走行を実現することができる。
図6−Aは本発明を適用した支持体(2)を説明するための模式図であり、ここで示す支持体1は、上記した本発明を適用した支持体(1)と同様に、車両用ホイール本体のリム(図示せず)の外周面に取り付けられた第1の支柱5aと、第1の支柱5aと同様に車両用ホイール本体のリムの外周面に第1の支柱5aと所定の間隔を隔てて対面配置される様に取り付けられた第2の支柱5bと、第1の支柱5aと第2の支柱5bの間に心棒11によって回転自在に軸支された棒状のアーム部6と、アーム部6の一端に取り付けられた支持部(図示せず)とから成る。なお、第1の支柱5a、第2の支柱5b、アーム部6及び支持部から構成される構造物が支持体本体の一例である。
ここで、車両用ホイール本体が横向き状態の際に上側となるアーム部の面に第1の嵌合凹部30aが設けられ、車両用ホイール本体が横向き状態の際に下側となるアーム部の面に第2の嵌合凹部30bが設けられている。なお、第1の嵌合凹部30aはアーム部6が初期状態(立ち上がっていない状態)で後述する第1の嵌合凸部34aと嵌合可能な位置に設けられており、第2の嵌合凹部30bはアーム部6が立ち上がった状態で後述する第2の嵌合凸部34bと嵌合可能な位置に設けられている。
更に、第2の支柱5bには、円柱状の第1の磁石棒31aがその内部に配置された第1の制御部32aが設けられており、第1の制御部32aの端部には第1の磁石棒31aの端部と反発しあう様に第1の磁石33aが貼り合わせられている。例えば、第1の磁石棒31aの第1の嵌合凹部側の端部の極性がS極だとすると、第1の制御部32aの第1の嵌合凹部側の端部には第1の磁石棒側の極性がS極となる様に第1の磁石33aが貼り合わせられている。また、第1の磁石棒31aの第1の嵌合凹部側端部には第1の嵌合凹部と嵌合する第1の嵌合凸部34aが設けられており、第1の嵌合凸部34aは第1の制御部の外部まで延伸して設けられている。
また、第1の支柱5aには、円柱状の第2の磁石棒31bがその内部に配置された第2の制御部32bが設けられており、第2の制御部32bの端部には第2の磁石棒31bの端部と反発しあう様に第2の磁石33bが貼り合わせられている。例えば、第2の磁石棒31bの第2の嵌合凹部と反対側の端部の極性がS極だとすると、第2の制御部32bの第2の嵌合凹部と反対側の端部には第2の磁石棒側の極性がS極となる様に第2の磁石33bが貼り合わせられている。また、第2の磁石棒31bの第2の嵌合凹部側端部には第2の嵌合凹部と嵌合する第2の嵌合凸部34bが設けられており、第2の嵌合凸部34bは第2の制御部の外部まで延伸して設けられている。
上記の様に構成された支持体の作動について以下に説明を行なう。なお、以下では[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階に分けて説明を行なう。
[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階
車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階(例えば、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を取り付ける段階、車両用タイヤを運搬している段階)では車両用ホイール本体(図示せず)は横向き状態であり、図6−B(a)で示す様に、第1の磁石棒31aは自身の重さによって第1の嵌合凹部方向に移動することとなる。そして、第1の磁石棒31aが第1の嵌合凹部方向に移動することで第1の嵌合凸部34aが第1の嵌合凹部方向に移動して、第1の嵌合凸部34aが第1の嵌合凹部30aと嵌合することでアーム部がロックされることとなり、アーム部6の立ち上がりが不能となる。また、車両用ホイール本体(図示せず)が横向きの状態では、図6−B(a)で示す様に、第2の磁石棒31bは自身の重さによって第2の嵌合凹部方向とは反対方向に移動することで第2の嵌合凸部34bが第2の嵌合凹部方向とは反対方向に移動することとなる。
[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階
車両用タイヤを車両に取り付けた段階では車両用ホイール本体(図示せず)は縦向き状態であり、図6−B(b−1)で示す様に、第1の制御部32aの端部に貼り合わせられた第1の磁石33aによって第1の磁石棒31aは反発して第1の嵌合凹部とは反対方向に移動することとなる。そして、第1の磁石棒31aが第1の嵌合凹部とは反対方向に移動することで第1の嵌合凸部34aが第1の嵌合凹部30aとは反対方向に移動して第1の嵌合凸部34aと第1の嵌合凹部30aとの嵌合が解けてアーム部のロックが解除されることとなり、アーム部6の立ち上がりが可能となる。また、車両用ホイール本体(図示せず)が縦向きの状態では、図6−B(b−1)で示す様に、第2の制御部32bの端部に貼り合わせられた第2の磁石33bによって第2の磁石棒31bは反発して第2の嵌合凹部方向に移動することとなる。そして、第2の磁石棒31bが第2の嵌合凹部方向に移動することで第2の嵌合凸部34bがアーム部の表面に押し当てられる状態となる。但し、支持体が立ち上がっていない状態では、第2の嵌合凸部の位置と第2の嵌合凹部の位置が一致していないために、第2の嵌合凸部と第2の嵌合凹部が嵌合することは無い。
その後、上述した本発明を適用した支持体(1)の場合と同様の方法で支持体が立ち上がり、第2の嵌合凸部の位置と第2の嵌合凹部の位置が一致し、第2の嵌合凸部が第2の嵌合凹部に嵌合することでアーム部がロックされることとなり、支持体の立ち下がりが不能となる(図6−B(b−2)参照。)。
[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階
車両用タイヤを車両から取り外した段階では車両用ホイール本体2は横向き状態であり、図6−B(c−1)で示す様に、第1の磁石棒31aは自身の重さによって第1の嵌合凹部方向に移動することとなる。そして、第1の磁石棒31aが第1の嵌合凹部方向に移動することで第1の嵌合凸部34aがアーム部の表面に押し当てられる状態となる。但し、支持体が立ち上がった状態では、第1の嵌合凸部の位置と第1の嵌合凹部の位置が一致していないために、第1の嵌合凸部と第1の嵌合凹部が嵌合することは無い。また、車両用ホイール本体2が横向きの状態では、図6−B(c−1)で示す様に、第2の磁石棒31bは自身の重さによって第2の嵌合凹部方向とは反対方向に移動することで第2の嵌合凸部34bが第2の嵌合凹部方向とは反対方向に移動して、第2の嵌合凸部34bと第2の嵌合凹部30bとの嵌合が解除されてアーム部のロックが解除されることとなり、支持体は立ち下がり可能となる。
その後、支持体が適宜方法で立ち下がり、第1の嵌合凸部の位置と第1の嵌合凹部の位置とが一致し、第1の嵌合凸部が第1の嵌合凹部に嵌合することでアーム部がロックされることとなり、支持体の立ち上がりが不能となる(図6−B(c−2)参照。)。
本発明を適用した支持体(2)では、[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階のそれぞれの状況に応じて支持体の立ち上がり及び立ち下がりの可否を制御することができる。
図7−Aは本発明を適用した支持体(3)を説明するための模式図であり、ここで示す支持体1は、上記した本発明を適用した支持体(2)と同様に、車両用ホイール本体のリム(図示せず)の外周面に取り付けられた第1の支柱5aと、第1の支柱5aと同様に車両用ホイール本体のリムの外周面に第1の支柱5aと所定の間隔を隔てて対面配置される様に取り付けられた第2の支柱5bと、第1の支柱5aと第2の支柱5bの間に心棒11によって回転自在に軸支された棒状のアーム部6と、アーム部6の一端に取り付けられた支持部(図示せず)とから成る。なお、第1の支柱5a、第2の支柱5b、アーム部6及び支持部から構成される構造物が支持体本体の一例である。
ここで、車両用ホイール本体が横向き状態の際に上側となるアーム部の面に第1の嵌合凹部30a及び第3の嵌合凹部30cが設けられ、車両用ホイール本体が横向き状態の際に下側となるアーム部の面に第2の嵌合凹部30b及び第4の嵌合凹部30dが設けられている。なお、第1の嵌合凹部30aはアーム部6が初期状態(立ち上がっていない状態)で後述する第1の嵌合凸部34aと嵌合可能な位置に設けられており、第2の嵌合凹部30bはアーム部6が立ち上がった状態で後述する第2の嵌合凸部34bと嵌合可能な位置に設けられており、第3の嵌合凹部30cはアーム部6が初期状態(立ち上がっていない状態)で後述する第1の棒状部材34cと嵌合可能な位置に設けられており、第4の嵌合凹部30dはアーム部6が立ち上がった状態で後述する第2の棒状部材34dと嵌合可能な位置に設けられている。
更に、第2の支柱5bには、円柱状の第1の磁石棒31aがその内部に配置された第1の制御部32aが設けられており、第1の制御部32aの端部には第1の磁石棒31aの端部と反発しあう様に第1の磁石33aが貼り合わせられている。例えば、第1の磁石棒31aの第1の嵌合凹部側の端部の極性がS極だとすると、第1の制御部32aの第1の嵌合凹部側の端部には第1の磁石棒側の極性がS極となる様に第1の磁石33aが貼り合わせられている。また、第1の磁石棒31aの第1の嵌合凹部側端部には第1の嵌合凹部と嵌合する第1の嵌合凸部34aが設けられており、第1の嵌合凸部34aは第1の制御部の外部まで延伸して設けられている。
また、第2の支柱5bには、その内部が中空部を有する様な中空状に構成された第3の制御部32cが設けられている。そして、第3の制御部32cの中空部内には移動可能な第1の仕切版39cが配置されており、第1の仕切版39cによって中空部は第1の中空部39ca(第3の嵌合凹部側の中空部)と第2の中空部39cb(第3の嵌合凹部とは反対側の中空部)とに分けられている。ここで、第1の中空部39caは開放されており、空気室と同圧力となる様に構成されている。一方、第2の中空部39cbの内部圧力は常圧(例えば1気圧)より高く空気を充填した際の空気室内の圧力(例えば2気圧)よりも低い圧力(例えば1.5気圧)に設定されている。更に、第1の仕切板39cには第1の棒状部材34cが取り付けられており、第1の棒状部材34cの他端は第3の嵌合凹部30cと嵌合可能に構成されている。
また、第1の支柱5aには、円柱状の第2の磁石棒31bがその内部に配置された第2の制御部32bが設けられており、第2の制御部32bの端部には第2の磁石棒31bの端部と反発しあう様に第2の磁石33bが貼り合わせられている。例えば、第2の磁石棒31bの第2の嵌合凹部とは反対側の端部の極性がS極だとすると、第2の制御部32bの第2の嵌合凹部とは反対側の端部には第2の磁石棒側の極性がS極となる様に第2の磁石33bが貼り合わせられている。また、第2の磁石棒31bの第2の嵌合凹部側端部には第2の嵌合凹部と嵌合する第2の嵌合凸部34bが設けられており、第2の嵌合凸部34bは第2の制御部の外部まで延伸して設けられている。
また、第1の支柱5aには、その内部が中空部を有する様な中空状に構成された第4の制御部32dが設けられている。そして、第4の制御部32dの中空部内には移動可能な第2の仕切板39dが配置されており、第2の仕切板39dによって中空部は第3の中空部39da(第4の嵌合凹部側の中空部)と第4の中空部39db(第4の嵌合凹部とは反対側の中空部)とに分けられている。ここで、第3の中空部39daの内部圧力は常圧(例えば1気圧)より高く空気を充填した際の空気室内の圧力(例えば2気圧)よりも低い圧力(例えば1.5気圧)に設定されており、第4の中空部39dbは開放されている。更に、第2の仕切板39dには第2の棒状部材34dが取り付けられており、第2の棒状部材34dの他端は第4の嵌合凹部30dと嵌合可能に構成されている。
上記の様に構成された支持体の作動について以下に説明を行なう。なお、以下では[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]パンクが生じた段階、[D]車両用タイヤを車両から取り外した段階に分けて説明を行なう。
[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階
車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階(例えば、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を取り付ける段階、車両用タイヤを運搬している段階)では、車両用ホイール本体(図示せず)は横向き状態であり、図7−B(a)で示す様に、第1の磁石棒31aは自身の重さによって第1の嵌合凹部方向に移動することとなる。そして、第1の磁石棒31aが第1の嵌合凹部方向に移動することで第1の嵌合凸部34aが第1の嵌合凹部方向に移動して、第1の嵌合凸部34aが第1の嵌合凹部30aと嵌合することでアーム部がロックされることとなり、アーム部6の立ち上がりが不能となる。また、車両用ホイール本体2が横向きの状態では、図7−B(a)で示す様に、第2の磁石棒31bは自身の重さによって第2の嵌合凹部方向とは反対方向に移動することで第2の嵌合凸部34bが第2の嵌合凹部方向とは反対方向に移動することとなる。
また、車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階では空気室内に空気を充填していない状態(空気室内が常圧状態)であるため、第3の制御部の第1の中空部内も常圧状態であり、第3の制御部の第1の中空部39caと第2の中空部39cbの圧力差によって第1の仕切板39cは第3の嵌合凹部方向に移動することとなる。第1の仕切板39cが第3の嵌合凹部方向に移動することで第1の棒状部材34cも第3の嵌合凹部方向に移動することとなり、図7−B(a)で示す様に、第1の棒状部材34cが第3の嵌合凹部30cと嵌合してアーム部がロックされることとなり、アーム部6の立ち上がりが不能となる。また、空気室内が常圧状態では、第4の制御部の第4の中空部内も常圧状態であり、第4の制御部の第3の中空部39daと第4の中空部39dbの圧力差によって第2の仕切板39dは第4の嵌合凹部方向とは反対方向に移動し、第2の棒状部材34dも第4の嵌合凹部とは反対方向に移動することとなる。
[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階
車両用タイヤを車両に取り付けた段階では車両用ホイール本体は縦向き状態であり、図7−B(b−1)で示す様に、第1の制御部32aの端部に貼り合わせられた第1の磁石33aによって第1の磁石棒31aは反発して第1の嵌合凹部とは反対方向に移動することとなる。そして、第1の磁石棒31aが第1の嵌合凹部とは反対方向に移動することで第1の嵌合凸部34aが第1の嵌合凹部30aとは反対方向に移動して第1の嵌合凸部34aと第1の嵌合凹部30aとの嵌合が解けてアーム部のロックが解除されることとなり、アーム部6の立ち上がりが可能となる。また、車両用ホイール本体が縦向きの状態では、図7−B(b−1)で示す様に、第2の制御部32bの端部に貼り合わせられた第2の磁石33bによって第2の磁石棒31bは反発して第2の嵌合凹部方向に移動することとなる。そして、第2の磁石棒31bが第2の嵌合凹部方向に移動することで第2の嵌合凸部34bがアーム部の表面に押し当てられる状態となる。但し、支持体が立ち上がっていない状態では、第2の嵌合凸部の位置と第2の嵌合凹部の位置が一致していないために、第2の嵌合凸部と第2の嵌合凹部が嵌合することは無い。
また、車両用タイヤを車両に取り付けた後に空気室内に空気が充填されて空気室内が高圧状態になると、第3の制御部の第1の中空部内も高圧状態となり、第3の制御部の第1の中空部39caと第2の中空部39cbの圧力差によって第1の仕切板39cは第3の嵌合凹部とは反対方向に移動することとなる。そして第1の仕切板39cが第3の嵌合凹部とは反対方向に移動することで第1の棒状部材34cと第3の嵌合凹部30cとの嵌合が解けてアーム部のロックが解除されることとなり、アーム部6の立ち上がりが可能となる。また、空気室内が高圧状態になると、第4の制御部の第4の中空部内も高圧状態となり、第4の制御部の第3の中空部39daと第4の中空部39dbの圧力差によって第2の仕切板39dは第4の嵌合凹部方向に移動することとなる。そして、第2の仕切板が第4の嵌合凹部方向に移動することで第2の棒状部材34dがアーム部の表面に押し当てられる状態となる。但し、支持体が立ち上がっていない状態では、第2の棒状部材の位置と第4の嵌合凹部の位置が一致していないために、第2の棒状部材と第4の嵌合凹部が嵌合することは無い。
その後、上述した本発明を適用した支持体(1)の場合と同様の方法で支持体が立ち上がり、第2の嵌合凸部の位置と第2の嵌合凹部の位置が一致すると共に第2の棒状部材の位置と第4の嵌合凹部の位置が一致し、第2の嵌合凸部が第2の嵌合凹部に嵌合すると共に第2の棒状部材が第4の嵌合凹部に嵌合することでアーム部がロックされることとなり、支持体の立ち下がりが不能となる(図7−B(b−2)参照。)。
[C]パンクが生じた段階
パンクが生じると空気室内の圧力が常圧状態となるために、第3の制御部の第1の中空部内も常圧状態となり、第3の制御部の第1の中空部39caと第2の中空部39cbの圧力差によって第1の仕切板39cは第3の嵌合凹部方向に移動することとなる。第1の仕切板39cが第3の嵌合凹部方向に移動することで第1の棒状部材34cも第3の嵌合凹部方向に移動して第1の棒状部材34cがアーム部の表面に押し当てられる状態となる。但し、支持体が立ち上がった状態では、第1の棒状部材の位置と第3の嵌合凹部の位置が一致していないために、第1の棒状部材と第3の嵌合凹部が嵌合することは無い。
また、空気室内の圧力が常圧状態となると、第4の制御部の第4の中空部内も常圧状態となり、第4の制御部の第3の中空部39daと第4の中空部39dbの圧力差によって第2の仕切板39dは第4の嵌合凹部方向とは反対方向に移動し、第2の棒状部材34dも第4の嵌合凹部とは反対方向に移動することとなる(図7−B(c)参照。)。
[D]車両用タイヤを車両から取り外した段階
車両用タイヤを車両から取り外した段階では車両用ホイール本体は横向き状態であり、図7−B(d−1)で示す様に、第1の磁石棒31aは自身の重さによって第1の嵌合凹部方向に移動することとなる。そして、第1の磁石棒31aが第1の嵌合凹部方向に移動することで第1の嵌合凸部34aがアーム部の表面に押し当てられる状態となる。但し、支持体が立ち上がった状態では、第1の嵌合凸部の位置と第1の嵌合凹部の位置が一致していないために、第1の嵌合凸部と第1の嵌合凹部が嵌合することは無い。また、車両用ホイール本体が横向きの状態では、図7−B(d−1)で示す様に、第2の磁石棒31bは自身の重さによって第2の嵌合凹部方向とは反対方向に移動することで第2の嵌合凸部34bが第2の嵌合凹部方向とは反対方向に移動して、第2の嵌合凸部34bと第2の嵌合凹部30bとの嵌合が解除されてアーム部のロックが解除されることとなり、支持体は立ち下がり可能となる。
その後、支持体が適宜方法で立ち下がり、第1の嵌合凸部の位置と第1の嵌合凹部の位置とが一致し、更には、第1の棒状部材の位置と第3の嵌合凹部の位置とが一致し、第1の嵌合凸部が第1の嵌合凹部に嵌合すると共に第1の棒状部材が第3の嵌合凹部に嵌合することでアーム部がロックされることとなり、支持体の立ち上がりが不能となる(図7−B(d−2)参照。)。
本発明を適用した支持体(3)では、[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]パンクが生じた段階、[D]車両用タイヤを車両から取り外した段階のそれぞれの状況に応じて支持体の立ち上がり及び立ち下がりの可否を制御することができる。
図8は本発明を適用した支持体(4)を説明するための模式図であり、ここで示す支持体1は、車両用ホイール本体のリム3の外周面に取り付けられた第1の本体28と、第1の本体28の内部に形成された空洞部内に設けられた第2の本体29とを備え、第2の本体29は第1の本体内の空洞部内をタイヤのトレッド部内壁へ向けて(車両用ホイール本体の径方向外側に向けて)移動することができる様に構成されている。また、第1の本体28の側壁には、板ばね型固定部材50が取り付けられており、この板ばね型固定部材50は、第2の本体29がタイヤのトレッド部内壁へ向けて移動した後に、第2の本体29を支えて第2の本体29が戻らない様に固定する。
また、第2の本体29には、タイヤのトレッド部内壁を押圧して支持する弾力性に富むゴム材料から成る支持部7が設けられている。更に、車両用ホイール本体2が横向き状態の際に下側となる第2の本体の内壁には嵌合凹部30が設けられている。なお、第1の本体28、第2の本体29及び支持部7から構成される構造物が支持体の一例である。
また、車両用ホイール本体のリム3の外周面には、円柱状の磁石棒31がその内部に配置された制御部32が設けられており、制御部32の端部には磁石棒31の端部と反発しあう様に磁石33が貼り合わせられている。例えば、磁石棒31の嵌合凹部側の端部の極性がS極だとすると、制御部32の嵌合凹部側の端部には磁石棒側の極性がS極となる様に磁石33が貼り合わせられ、制御部32の嵌合凹部とは反対側の端部には磁石棒側の極性がN極となる様に磁石33が貼り合わせられている。また、磁石棒31の嵌合凹部側端部には嵌合凹部と嵌合する嵌合凸部34が設けられており、嵌合凸部34は制御部32の外部まで延伸して設けられている。
上記の様に構成された支持体では、車両用ホイール本体2が横向き状態の場合には、図8(a)で示す様に、磁石棒31は自身の重さによって嵌合凹部方向に移動することとなる。そして、磁石棒31が嵌合凹部方向に移動することで嵌合凸部34が嵌合凹部方向に移動して、嵌合凸部34が嵌合凹部30と嵌合することで第2の本体29がロックされることとなり、第2の本体29の立ち上がりが不能となる。
一方、車両用ホイール本体2が縦向き状態の場合には、図8(b)で示す様に、制御部32の嵌合凹部30側の端部に貼り合わせられた磁石33によって磁石棒31は嵌合凹部とは反対方向に移動することとなる。そして、磁石棒31が嵌合凹部とは反対方向に移動することで嵌合凸部34が嵌合凹部30とは反対方向に移動して嵌合凸部34と嵌合凹部30との嵌合が解けて第2の本体29のロックが解除されることとなり、第2の本体29の立ち上がりが可能となる。
ここで、車両用ホイール本体2にタイヤを装着する段階では車両用ホイール本体2は横向き状態であり、車両用ホイール本体2にタイヤが装着され車体に取り付けられる段階では車両用ホイール本体2は縦向き状態であることを考え合わせると、車両用ホイール本体2にタイヤを装着する段階では第2の本体29の立ち上がりは不能となり、車両用ホイール本体2にタイヤが装着された後に第2の本体29の立ち上がりが可能となる。
なお、本実施例では車両用ホイール本体2にタイヤを装着する段階では第2の本体29を移動不能とする場合を例に挙げて説明を行なっているが、車両用ホイール本体2にタイヤを装着する作業の妨げとならなければ、必ずしも第2の本体29をロックして第2の本体29を移動不能とする必要は無い。
本発明を適用した支持体(4)は、車両用ホイール2を縦向き状態とすることで第2の本体29のロックが解除されて第2の本体29の立ち上がりが可能な状態となるのであるが、その後の第2の本体29の立ち上がりについては、以下に具体例を挙げて説明を行なう。なお、第2の本体29の立ち上がり方法は以下に示す方法に限定されるものではなく、いかなる方法で立ち上がっても良いことは勿論である。
[1−遠心力による立ち上がり]
車両用ホイール本体2が回転すると、車両用ホイール本体2の回転によって第2の本体29は遠心力を受けることになる。そして、車両用ホイール本体2が回転することで第2の本体29が立ち上がり、支持部7はタイヤのトレッド部内壁に向けて移動することとなる。
第2の本体29が遠心力により立ち上がると、即ち、初期状態(図9(a)参照。)からタイヤのトレッド部内壁を支持可能な状態(図9(b)参照。)へと移動すると、板ばね型固定部材50によって固定され、第2の本体29は立ち上がった状態で固定されることとなる。
[2−自重による立ち上がり]
第2の本体29は重力の影響を受けるために、車両用ホイール本体2の下側領域に位置する第2の本体29は自重により立ち上がり、支持部7はタイヤのトレッド部内壁に向けて移動することとなる。
第2の本体29が自重により立ち上がると、即ち、初期状態(図9(a)参照。)からタイヤのトレッド部内壁を支持可能な状態(図9(b)参照。)へと移動すると、板ばね型固定部材50によって固定され、第2の本体29は立ち上がった状態で固定されることとなる。
[3−空気室に充填する空気の風圧による立ち上がり]
車両用ホイール本体2にタイヤを装着した後は、車両用ホイール本体2とタイヤとの間で形成される空気室に空気を充填することになるが、このとき、充填する空気を第2の本体の内側に吹き付けて空気の風圧を与え、第2の本体29を立ち上げることで支持部7をタイヤのトレッド部内壁に向けて移動させることが可能である。
第2の本体29が風圧により立ち上がると、即ち、初期状態(図9(a)参照。)からタイヤのトレッド部内壁を支持可能な状態(図9(b)参照。)へと移動すると、板ばね型固定部材50によって固定され、第2の本体29は立ち上がった状態で固定されることとなる。
[4−その他の立ち上がり]
その他の方法としては、車両用ホイール本体2を縦向き状態とすることで第2の本体29のロックを解除した後に、(1)反発力(スプリングの弾性力、形状記憶合金の力、磁石の磁力、火薬を用いた爆発力等)を用いて第2の本体29を立ち上げても良いし、(2)通電することで第2の本体29を立ち上げても良いし、(3)ボンベ内に充填された圧縮空気の噴射の際の衝撃力を用いて第2の本体29を立ち上げても良いし、(4)膨張可能な容器内に空気を充填せしめることで第2の本体29を立ち上げても良い。また、上記の各方法を併用して第2の本体29を立ち上げても良い。
上記した本発明を適用した支持体(4)では、車両用ホイール本体2に車両用タイヤ本体を装着する段階と車両用ホイール本体2に車両用タイヤ本体を装着した後の段階といったそれぞれの状況に応じて第2の本体29の立ち上がりの可否を制御することができる。具体的には、車両用ホイール本体2に車両用タイヤ本体を装着する段階では第2の本体29は初期状態(立ち上がっていない状態)で移動不能とされているために、極めて容易に車両用タイヤ本体の装着を行なうことができると共に、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を装着した後には第2の本体29の立ち上がりを可能とし、適宜方法で第2の本体を立ち上げることでランフラット走行を実現することができる。
図10−Aは本発明を適用した支持体(5)を説明するための模式図であり、ここで示す支持体1は、上記した本発明を適用した支持体(4)と同様に、車両用ホイール本体のリム3の外周面に取り付けられた第1の本体28と、第1の本体28の内部に形成された空洞部内に設けられた第2の本体29とを備え、第2の本体29は第1の本体内の空洞部内をタイヤのトレッド部内壁へ向けて(車両用ホイール本体の径方向外側に向けて)移動することができる様に構成されている。また、第2の本体29には、タイヤのトレッド部内壁を押圧して支持する弾力性に富むゴム材料から成る支持部7が設けられている。更に、車両用ホイール本体(図示せず)が横向き状態の際に下側となる第2の本体の内壁には第5の嵌合凹部30eが設けられ、車両用ホイール本体(図示せず)が横向き状態の際に上側となる第2の本体に貫通孔51が設けられると共に第1の本体の内壁に第6の嵌合凹部30fが設けられている。なお、第5の嵌合凹部30eは第2の本体が初期状態(立ち上がっていない状態)で後述する第3の棒状部材34eと嵌合可能な位置に設けられており、第6の嵌合凹部30fは第2の本体29が立ち上がった状態で後述する第4の棒状部材34fと嵌合可能な位置に設けられている。
また、車両用ホイール本体のリム3の外周面には、その内部に移動可能な第3の仕切板39eが配置された第5の制御部32eが設けられている。そして、第3の仕切板39eは第1のコイルバネ52aによって第5の嵌合凹部とは反対側に付勢力を与えられている。なお、第3の仕切板39eには第3の棒状部材34eが取り付けられており、第3の棒状部材34eの他端は第5の嵌合凹部30eと嵌合可能に構成されている。
また、第2の本体29の内壁面には、その内部に移動可能な第4の仕切板39fが配置された第6の制御部32fが設けられている。そして、第4の仕切板39fは第2のコイルバネ52bによって第6の嵌合凹部側に付勢力を与えられている。なお、第4の仕切板39fには第4の棒状部材34fが取り付けられており、第4の棒状部材34fの他端は貫通孔51を貫通可能に構成されると共に、第6の嵌合凹部30fと嵌合可能に構成されている。
上記の様に構成された支持体の作動について以下に説明を行なう。なお、以下では[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階に分けて説明を行なう。
[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階
車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階(例えば、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を取り付ける段階、車両用タイヤを運搬している段階)では車両用ホイール本体(図示せず)は横向き状態であり、図10−B(a)で示す様に、第3の仕切板39eは自身の重さによって第5の嵌合凹部方向に移動することとなる。そして、第3の仕切板39eが第5の嵌合凹部方向に移動することで第3の棒状部材34eが第5の嵌合凹部方向に移動する。第3の棒状部材34eが第5の嵌合凹部30eと嵌合することで、第2の本体29がロックされることとなり、第2の本体29の立ち上がりが不能となる。また、車両用ホイールが横向きの状態では、図10−B(a)で示す様に、第4の仕切板39fは自身の重さによって第6の嵌合凹部とは反対方向に移動し、第4の棒状部材34fも第6の嵌合凹部とは反対方向に移動することとなる。
[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階
車両用タイヤを車両に取り付けた段階では車両用ホイール本体(図示せず)は縦向き状態であり、図10−B(b−1)で示す様に、第1のコイルバネ52aによって第3の仕切板39eは第5の嵌合凹部30eとは反対方向に移動することとなる。そして、第3の仕切板39eが第5の嵌合凹部とは反対方向に移動することで第3の棒状部材34eが第5の嵌合凹部30eとは反対方向に移動して第3の棒状部材34eと第5の嵌合凹部30eとの嵌合が解けて第2の本体29のロックが解除されることとなり、第2の本体29の立ち上がりが可能となる。また、車両用ホイール本体が縦向き状態では、第2のコイルバネ52bによって第4の仕切板39fは第6の嵌合凹部方向に力が加えられ、第4の棒状部材34fが第1の本体29の内壁に押し当てられる状態となる。但し、第2の本体が立ち上がっていない状態では、第4の棒状部材の位置と第6の嵌合凹部の位置が一致していないために、第4の棒状部材と第6の嵌合凹部が嵌合することは無い。(図10−B(b−1)参照)
その後、上述した本発明を適用した支持体(4)の場合と同様の方法で第2の本体が立ち上がり、第4の棒状部材の位置と第6の嵌合凹部の位置が一致し、第4の棒状部材が第6の嵌合凹部に嵌合することで第2の本体29がロックされることとなり、第2の本体の立ち下がりが不能となる(図10−B(b−2)参照。)。
[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階
車両用タイヤを車両から取り外した段階では車両用ホイール本体(図示せず)は横向き状態であり、図10−B(c−1)で示す様に、第4の仕切板39fは自身の重さによって第6の嵌合凹部とは反対方向に移動し、第4の棒状部材34fが第6の嵌合凹部とは反対方向に移動することで第4の棒状部材と第6の嵌合凹部との嵌合が解け第2の本体のロックが解除されることとなり、第2の本体の立ち下がりが可能となる。
その後、第2の本体が適宜手段で立ち下がり、第3の棒状部材の位置と第5の嵌合凹部の位置が一致する。なお、車両用ホイール本体(図示せず)が横向きの状態では、第3の仕切板39eは自身の重さによって第5の嵌合凹部方向に移動することとなるが、第2の本体が立ち下がることで第3の棒状部材が図中符合Zで示す湾曲部を滑走して第5の嵌合凹部に嵌合し、第2の本体がロックされることとなり、第2の本体の立ち上がりが不能となる(図10−B(c−2)参照。)。
本発明を適用した支持体(5)では、[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階のそれぞれの状況に応じて支持体の立ち上がり及び立ち下がりの可否を制御することができる。
図11−A及び図11−Bは本発明を適用した補助装置の一例である補助ベルトを説明するための模式図であり、ここで示す補助ベルト60は、車両用ホイール本体のリム(図示せず)の外周面に巻き付けられるベルト本体61と、ベルト本体に所定の間隔を隔てて取り付けられた補助装置本体(図示せず)を有して構成される。ここで、補助装置本体はタイヤ本体の機能を補助するものであり、例えば、ランフラット走行を実現するための支持体(例えば、前述の支持体)等が考えられる。
また、ベルト本体の一端側には、空洞部63が設けられ、この空洞部内には車両用ホイール本体の円周方向へ向けて移動することができる移動体64が収納されている。また、移動体64には第3の支柱65aと、第3の支柱65aと所定の間隔を隔てて対面配置される様に取り付けられた第4の支柱65bとが取り付けられ、第3の支柱と第4の支柱の間に回転自在に軸支された棒状の係合部材66が形成されると共に、ベルト本体の一端に軸支された棒状の引張部材67によって第3の支柱及び第4の支柱に対して図中符合Yで示す方向に引張力を印加することで補助ベルトを締め付ける力を印加することができる様に構成されている。なお、引張部材の先端部には第1の環状部材68aが取り付けられており、第3の支柱及び第4の支柱に引張力を与えた際に、第1の環状部材68aはベルト本体に設けられた第2の環状部材68bとその開口領域が重なり合う様に構成されている。また、ベルト本体の他端側には、係合部材と係合可能な係合部69が形成されている。
更に、ベルト本体の一端側には、その内部に移動可能な第5の仕切板39gが配置された第7の制御部32gが設けられている。そして、第5の仕切板39gは第3のコイルバネ52cによって第1の環状部材及び第2の環状部材の重なり開口部(以下、単に「重なり開口部」と称する。)側に付勢力を与えられている。なお、第5の仕切板39gには第5の棒状部材34gが取り付けられており、第5の棒状部材34gの他端は重なり開口部に挿通可能に構成されている。
上記の様に構成された補助ベルトの作動について以下に説明を行なう。なお、以下では[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階に分けて説明を行なう。
[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階
車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階(例えば、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を取り付ける段階、車両用タイヤを運搬している段階)では、補助ベルト60が車両用ホイール本体に巻き付けられると共に、係合部材66を係合部69と係合させた状態で引張部材67によって補助ベルト本体の締め付けを行なう。なお、所定の冶具を用いて引張部材67が容易に立ち上がらない様に構成されている。
ところで、車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階では車両用ホイール本体2は横向き状態であり、図11−B(a)で示す様に、第5の仕切板39gは自身の重さによって重なり開口部とは反対方向に移動し、第5の棒状部材34gも重なり開口部とは反対方向に移動することとなる。
[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階
車両用タイヤを車両に取り付けた段階では車両用ホイール本体(図示せず)は縦向き状態であり、図11−B(b)で示す様に、第3のコイルバネ52cによって第5の仕切板39gは重なり開口部方向に移動することとなる。そして、第5の仕切板39gが重なり開口部方向に移動することで第5の棒状部材34gが重なり開口部に挿通されて引張部材67がロックされ、引張部材の立ち上がりが不能となる。
[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階
車両用タイヤを車両から取り外した段階では車両用ホイール本体は横向き状態であり、図11−B(c)で示す様に、第5の仕切板39gは自身の重さによって重なり開口部とは反対方向に移動し、第5の棒状部材34gも重なり開口部とは反対方向に移動することとなり、第5の棒状部材34gが重なり開口部に挿通された状態が解かれ、引張部材のロックが解除されることとなる。
本発明を適用した補助ベルトでは、[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階のそれぞれの状況に応じて補助ベルトの固着を制御することができる。
図12−Aは本発明を適用した固着装置の一例である車両用タイヤの固着装置を説明するための模式図であり、ここで示す車両用タイヤの固着装置70は、車両用ホイール本体のリム3の側壁に設けられた第5の支柱71a及び第6の支柱71bの間に回転自在に軸支された固着装置本体72から構成されており、固着装置本体72は車両用タイヤ本体のビート部に設けられた環状体73に挿通可能に構成されている。
なお、固着装置本体72の環状体73に挿通される一端側とは反対側の他端側には車両用ホイール本体が縦向き状態とされた際に固着装置本体72が環状体73に挿通状態をなすための重りが取り付けられている。即ち、車両用ホイール本体が縦向き状態とされた際には重りが取り付けられた固着装置本体72の他端側が鉛直下方向に移動することとなるために、車両用ホイール本体の上部に位置する固着装置本体72が環状体73に挿通状態をなすのである。
上記の様に構成された車両用タイヤの固着装置の作動について以下に説明を行なう。なお、以下では[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階に分けて説明を行なう。
[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階
車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階(例えば、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を取り付ける段階、車両用タイヤを運搬している段階)では、車両用ホイール本体2が横向き状態であり、図12−A(a)で示す様に、固着装置本体は環状体には挿通していない状態(非係合状態の一例)をなす。
[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階
車両用タイヤを車両に取り付けた段階では車両用ホイール本体は縦向き状態であり、図12−A(b)で示す様に、固着装置本体は環状体に挿通状態となし(係合状態の一例)、車両用ホイール本体と車両用タイヤ本体とが強固に固着されることとなる。
[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階
車両用タイヤを車両から取り外した段階では車両用ホイール本体は横向き状態であり、図12−A(c)で示す様に、固着装置本体は環状体には挿通していない状態(非係合状態の一例)をなす。
図12−Bは上記した車両用タイヤの固着装置の変形例を説明するための模式図であり、ここで示す車両用タイヤの固着装置の変形例では、固着装置本体72を第5の支柱71a及び第6の支柱71bの間に回転自在に軸支している心棒74が第5の支柱71aから突出する様に構成されると共に、心棒の突出部分には第7の嵌合凹部75が設けられている。なお、第7の嵌合凹部75は固着装置本体72が環状体73に挿通状態(係合状態)で後述する第6の棒状部材76と嵌合可能な位置に設けられている。
また、第5の支柱71aには、円柱状の第3の磁石棒77がその内部に配置された第8の制御部78が設けられており、第8の制御部78の端部には第3の磁石棒77の端部と反発しあう様に第3の磁石79が貼り合わせられている。例えば、第3の磁石棒77の心棒74側の端部の極性がS極だとすると、第8の制御部78の端部には第3の磁石棒側の極性がN極となる様に第3の磁石79が貼り合わせられている。また、第3の磁石棒77の心棒74側端部には第7の嵌合凹部と嵌合する第6の棒状部材76が設けられており、第6の棒状部材76は第8の制御部78の外部まで延伸して設けられている。
上記の様に構成された車両用タイヤの固着装置の変形例の作動について以下に説明を行なう。なお、以下では[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階、[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階、[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階に分けて説明を行なう。
[A]車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階
車両用タイヤを車両に取り付ける前の段階(例えば、車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を取り付ける段階、車両用タイヤを運搬している段階)では、車両用ホイール本体2が横向き状態であり、図12−C(a)で示す様に、固着装置本体は環状体には挿通していない状態をなす。なお、車両用ホイール本体2が横向き状態では、第3の磁石棒77は自身の重さによって心棒74とは反対方向に移動することで第6の棒状部材76が心棒74とは反対方向に移動することとなる。
[B]車両用タイヤを車両に取り付けた段階
車両用タイヤを車両に取り付けた段階では車両用ホイール本体は縦向き状態であり、図12−C(b)で示す様に、固着装置本体は環状体に挿通状態をなし、車両用ホイール本体と車両用タイヤ本体とが強固に固着されることとなる。なお、車両用ホイール本体2が縦向き状態では、第8の制御部78の端部に貼り合わせられた第3の磁石79によって第3の磁石棒77は反発して心棒74方向に移動することとなる。そして、第3の磁石棒77が心棒74方向に移動することで第6の棒状部材76が第7の嵌合凹部75と嵌合して固着装置本体が環状体に挿通状態をなしてロックされることとなる。
[C]車両用タイヤを車両から取り外した段階
車両用タイヤを車両から取り外した段階では、車両用ホイール本体は横向き状態であるために、第3の磁石棒77は自身の重さによって心棒74とは反対方向に移動することで第6の棒状部材76が心棒74とは反対方向に移動することとなり、第6の棒状部材76と第7の嵌合凹部75との嵌合が解けて固着装置本体のロックが解除され、図12−C(c)で示す様に、固着装置本体は環状体には挿通していない状態をなす。
上記した本発明を適用した車両用タイヤの固着装置では、車両用タイヤ本体の状態(横状態若しくは縦状態)に応じて車両用ホイール本体と車両用タイヤ本体との固着を制御することができる。また、車両用タイヤの固着装置の変形例では、固着装置本体が環状体に挿通状態をなしてロックされており、より確実に車両用ホイール本体と車両用タイヤ本体とを固着することができる。
図13及び図14は本発明を適用した支持体(6)を説明するための模式図であり、本発明を適用した支持体(6)は、上記した本発明を適用した支持体(1)と同様に、車両用ホイール本体2のリム3の外周面に取り付けられた第1の支柱5aと、第1の支柱5aと同様に車両用ホイール本体2のリム3の外周面に第1の支柱5aと所定の間隔を隔てて対面配置される様に取り付けられた第2の支柱5bと、第1の支柱5aと第2の支柱5bの間に回転自在に軸支された棒状のアーム部6と、アーム部6の一端に取り付けられた支持部7とから成る(図1参照。)。
また、上記した本発明を適用した支持体(1)と同様に、第1の支柱には心棒を挿通するための断面円形状の挿通孔(貫通孔)8が、第2の支柱には心棒を挿通するための断面円形状の凹部(非貫通孔)9が、アーム部には心棒を挿通するための断面多角形状(例えば断面六角形状)の挿通孔(貫通孔)10が設けられており、第1の支柱側から第2の支柱側に向けて心棒11が挿入されている。なお、心棒11は基端部と先端部は断面円形状とされ、中間部は断面多角形状とされている。即ち、第1の支柱5aに設けられた挿通孔8及び第2の支柱5bに設けられた凹部9に対応する領域は自在な回転を実現するために断面円形状とされ、アーム部6に設けられた挿通孔10に対応する領域はアーム部内での空回りを避けるために断面多角形状(例えば断面六角形状)とされている。更に、第1の支柱5aに設けられた挿通孔8の外側領域(アーム部とは反対側領域)は、内側領域(アーム部側領域)よりも拡径されている。また、第1の支柱5aに設けられた挿通孔8の外側領域の内壁面にはねじ山が形成され、外周面にねじ山が設けられた固定具12が螺合している。
また、心棒11の基端部には磁石80が取り付けられており、心棒11の先端部にはコイルバネ81が取り付けられると共に、固定具12には、有底の凹部が設けられており、この凹部内には磁石80に取り付けられた板状バネ13と、電磁石82とが収納されている。更に、凹部の内壁面には板状バネ13の端部が嵌合する補助凹部15が設けられている。
ここで、車両用ホイール本体2には電磁石82(図13中では符合Bで示す)と電気的に接続された第1の電気配線83が設けられると共に、車両のシャフトにはバッテリー(図13中では符合Aで示す)と電気的に接続された第2の電気配線84が設けられており、第1の電気配線と第2の電気配線とは、車両用ホイール本体を車両に取り付けた際に電気的に接続される様に、即ち、バッテリーから電磁石に電気が供給される様に構成されている。なお、電磁石82は通電されることによって、磁石80と互いに反発し合う磁力を生じる様に構成されている。
上記の様に構成された支持体では、車両用ホイール本体が車両に取り付けられていない場合(車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を装着した車両用タイヤが車両に取り付けられていない場合)には、第1の電気配線と第2の電気配線とが電気的に接続されておらず、電磁石にバッテリーからの電気が供給されてないために、コイルバネ81の弾性力によって心棒11は第1の支柱方向に移動することとなる。そして、心棒11が第1の支柱方向に移動することで板状バネ13は外側方向に拡げられ、板状バネ13が拡げられることで板状バネの端部が補助凹部15と嵌合して心棒11の回転がロックされることとなり、アーム部6の立ち上がりが不能となる(図13(a)、図14(a)参照。)。
一方、車両用ホイール本体が車両に取り付けられた場合(車両用ホイール本体に車両用タイヤ本体を装着した車両用タイヤが車両に取り付けられた場合)には、第1の電気配線と第2の電気配線とが電気的に接続され、電磁石にバッテリーからの電気が供給されるために、電磁石と磁石との反発力によって心棒11が第2の支柱方向に移動することとなる。そして、心棒11が第2の支柱方向に移動することで板状バネ13は内側方向に縮められ、板状バネ13が縮められることで板状バネの端部と補助凹部15との嵌合が解けて心棒11の回転のロックが解除されることとなり、アーム部6の立ち上がりが可能となる。
上記した本発明を適用した支持体(6)では、車両用ホイール本体が車両に取り付けられていない場合と車両用ホイール本体が車両に取り付けられている場合といったそれぞれの状況に応じてアーム部6の立ち上がりの可否を制御することができる。
本発明を適用した支持体(1)を説明するための模式図である。 アーム部のロックを説明するための模式図である。 アーム部の立ち上がりを説明するための模式図である。 空気室内を高圧状態にすることによって立ち上がることが可能な支持体の一例を説明するための模式図である。 空気室内を高圧状態にすることによって立ち上がることが可能な支持体の他の一例を説明するための模式図である。 本発明を適用した支持体(2)を説明するための模式図(1)である。 本発明を適用した支持体(2)を説明するための模式図(2)である。 本発明を適用した支持体(3)を説明するための模式図(1)である。 本発明を適用した支持体(3)を説明するための模式図(2)である。 本発明を適用した支持体(4)を説明するための模式図である。 第2の本体の立ち上がりを説明するための模式図である。 本発明を適用した支持体(5)を説明するための模式図(1)である。 本発明を適用した支持体(5)を説明するための模式図(2)である。 本発明を適用した補助装置の一例である補助ベルトを説明するための模式図(1)である。 本発明を適用した補助装置の一例である補助ベルトを説明するための模式図(2)である。 本発明を適用した固着装置の一例である車両用タイヤの固着装置を説明するための模式図である。 図12−Aで示す車両用タイヤの固着装置の変形例を説明するための模式図(1)である。 図12−Aで示す車両用タイヤの固着装置の変形例を説明するための模式図(2)である。 本発明を適用した支持体(6)を説明するための模式図(1)である。 本発明を適用した支持体(6)を説明するための模式図(2)である。 従来の支持中子を説明するための断面図である。
符号の説明
1 支持体
2 車両用ホイール本体
3 リム
5a 第1の支柱
5b 第2の支柱
6 アーム部
7 支持部
7A 基部
7B 押圧部
8 挿通孔
9 凹部
10 挿通孔
11 心棒
12 固定具
13 板状バネ
14 コイルバネ
15 補助凹部
16 挟持型固定部材
17 仕切板
17a 第1の中空部
17b 第2の中空部
18 板状部材
19 棒状部材
20 ボンベ
21 噴射孔
28 第1の本体
29 第2の本体
30 嵌合凹部
30a 第1の嵌合凹部
30b 第2の嵌合凹部
30c 第3の嵌合凹部
30d 第4の嵌合凹部
30e 第5の嵌合凹部
30f 第6の嵌合凹部
31 磁石棒
31a 第1の磁石棒
31b 第2の磁石棒
32 制御部
32a 第1の制御部
32b 第2の制御部
32c 第3の制御部
32d 第4の制御部
32e 第5の制御部
32f 第6の制御部
32g 第7の制御部
33 磁石
33a 第1の磁石
33b 第2の磁石
34 嵌合凸部
34a 第1の嵌合凸部
34b 第2の嵌合凸部
34c 第1の棒状部材
34d 第2の棒状部材
34e 第3の棒状部材
34f 第4の棒状部材
34g 第5の棒状部材
39c 第1の仕切板
39ca 第1の中空部
39cb 第2の中空部
39d 第2の仕切板
39da 第3の中空部
39db 第4の中空部
39e 第3の仕切板
39f 第4の仕切板
39g 第5の仕切板
50 板ばね型固定部材
51 貫通孔
52a 第1のコイルバネ
52b 第2のコイルバネ
52c 第3のコイルバネ
60 補助ベルト
61 ベルト本体
63 空洞部
64 移動体
65a 第3の支柱
65b 第4の支柱
66 係合部材
67 引張部材
68a 第1の環状部材
68b 第2の環状部材
69 係合部
70 固着装置
71a 第5の支柱
71b 第6の支柱
72 固着装置本体
73 環状体
74 心棒
75 第7の嵌合凹部
76 第6の棒状部材
77 第3の磁石棒
78 第8の制御部
79 第3の磁石
80 磁石
81 コイルバネ
82 電磁石
83 第1の電気配線
84 第2の電気配線

Claims (6)

  1. 車両用ホイール本体のリムに取り付けられ、同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体の内壁を支持可能に構成された支持体本体を制御する制御装置において、
    前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御する
    または、
    前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御する
    または、
    前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体との間で形成される空気室の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御する
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 車両用ホイール本体のリムに取り付けられ、同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体の内壁を支持可能に構成された支持体本体を制御する制御装置において、
    前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とする
    あるいは、
    前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用タイヤ本体が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用タイヤ本体が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用タイヤ本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とする
    あるいは、
    前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体との間で形成される空気室が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とする、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記空気室が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とする
    ことを特徴とする制御装置。
  3. 車両用ホイール本体のリムに取り付けられ、同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体の内壁を支持可能に構成された支持体本体を備える支持体において、
    前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御可能に構成された
    または、
    前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体との間で形成される空気室の状態変化を検知すると前記支持体本体の作動を制御可能に構成された
    ことを特徴とする支持体。
  4. 車両用ホイール本体のリムに取り付けられ、同車両用ホイール本体に装着された車両用タイヤ本体の内壁を支持可能に構成された支持体本体を備える支持体において、
    前記車両用ホイール本体に前記車両用タイヤ本体を装着して構成された車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とすべく構成され、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記車両用ホイール本体が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とすべく構成された
    あるいは、
    前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記車両用ホイール本体と前記車両用タイヤ本体との間で形成される空気室が第1の状態では前記支持体本体を作動不能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動可能とすべく構成され、または、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に前記空気室が第1の状態では前記支持体本体を作動可能とし、前記車両用タイヤの車両への取付け以前若しくは前記車両用タイヤの車両からの取外し以後に少なくとも前記空気室が第1の状態から第2の状態にされることで前記支持体本体を作動不能とすべく構成された
    ことを特徴とする支持体。
  5. 前記支持体本体は、前記車両用ホイール本体または前記空気室が第1の状態から第2の状態にされた後に、前記車両用タイヤ本体の内壁に向かって作動して同車両用タイヤ本体の内壁を支持する状態をなして固定される
    ことを特徴とする請求項に記載の支持体。
  6. 前記支持体本体は、前記車両用ホイール本体または前記空気室が第1の状態から第2の状態にされた後に、前記車両用タイヤ本体の内壁を支持する状態をなして固定された状態が解除されて所定の位置に収納される
    ことを特徴とする請求項に記載の支持体。
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