JP4024024B2 - スロットマシン - Google Patents

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JP4024024B2 JP2001300033A JP2001300033A JP4024024B2 JP 4024024 B2 JP4024024 B2 JP 4024024B2 JP 2001300033 A JP2001300033 A JP 2001300033A JP 2001300033 A JP2001300033 A JP 2001300033A JP 4024024 B2 JP4024024 B2 JP 4024024B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシンにおいては、スタートレバー操作により可変表示部である複数列のリールが回転開始され、各リールの停止ボタンが押し込まれることにより、上記リールは停止される。このときに各リール上に描かれた図柄が有効ライン上に所定の役を構成するようにそろって停止されると、所定枚数のメダルが受皿に払い出される。就中、上記所定態様にそろった図柄がいわゆるビッグボーナス(以下においては「BB」という。)賞に相当するものである場合、その後のBBゲーム期間の短時間に数百枚のメダルが一挙に払い出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、メダル受皿の貯留可能数も高々数百枚程度であるため、受皿がメダルであふれ、ホッパーからのメダル送出が不可能となる、いわゆるホッパージャムが発生することがあった。このようなホッパージャムが発生すると、当該スロットマシンでのゲームは中断され、遊技店従業員を呼び寄せてホッパージャムを解消させる必要があった。したがって、BBゲームにより盛り上がっていたプレイヤーの興趣は萎縮し、また遊技店従業員もジャムの解消に忙殺されるという問題があった。またこのようなホッパージャムを回避するためには、プレイヤーはゲーム中にメダルをメダル受皿から、遊技店の用意するいわゆるドル箱へと移す必要がある。しかし、特に女性は大量のメダルに直接触れることを好まない傾向がある。
【0004】
一方、上記BB賞に入賞するまでには多くのハズレゲームがあり、またクレジット機能が設けられている遊技機であっても、クレジット枚数にも上限があるため、長時間ゲームを楽しもうとするプレイヤーは、1回のゲーム毎に自らの手で、メダルを受皿から取り上げてメダル投入口から投入する動作を余儀なくされている。したがって、一ゲーム毎に必要となるこの動作をなるべく楽なものにすれば、プレイヤーはよりゲームに集中することができ、さらに長時間のゲームを楽しむことが可能となる。
【0005】
そこで、本発明は、ホッパージャムの発生を防止することができ、プレイヤーがなるべくメダルに触れる機会を少なくして、さらにプレイヤーのメダル投入動作を楽なものにすることができるスロットマシンを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】
第1の本発明は、複数の図柄を表示する可変表示部と可変表示部に隣接して設けられた操作部(12)とを具備し、遊技価値媒体たるメダルを投入するメダル投入口(5)とが備えられたスロットマシン(1)であって、操作部内にはさらにメダルが払い出される上部受皿(10)が設けられるとともに上部受皿の下方には下部受皿(20)が設けられ、上部受皿から下部受皿へのメダルの流通を可能とする経路(40)を備えていることを特徴とするスロットマシンにより前記課題を解決する。
【0008】
この発明によれば、メダル受皿として上部受皿と下部受皿とが設けられているので、全体としてメダル受皿の容量が増大される。また、上部受皿と下部受皿とはメダルの流通を可能とする経路によって連結されているので、上部受皿に払い出されたメダルを容易に下部受皿に移し替えることが可能である。例えばパチンコ遊技機の場合、遊技価値媒体たるパチンコ球は形状が球形であるので、複数の遊技価値媒体貯留手段が設けられている場合であっても、二つの遊技価値媒体貯留手段間の移動機構は一定の上下方向の落差さえあれば、比較的容易に構成することが可能である。これに対して、スロットマシンの遊技価値媒体たるメダルの形状は通常円板状であり、その移動機構を構成することはパチンコ球の場合に比較して一般に困難である。しかし、本発明のスロットマシンでは、二つの受皿を上下に配置したので、円板形状のメダルであっても円滑に上部受皿から下部受皿へと移動させることが可能である。したがって、メダル受皿からドル箱への頻繁なメダル移替え作業から、プレイヤーを開放することができる。また、操作部が可変表示部に隣接して設けられており、上部受皿は操作部内に設けられているので、スロットマシンを操作する操作部材が操作部内に一まとまりになっており、操作性がよいスロットマシンを構成することができる。また、プレイヤーは可変表示部から上部受皿、さらにはメダル投入口へと視線を移してゆく際に、視線移動量を最小限に抑えることができる。通常、ゲーム中にプレイヤーの視線は可変表示部にくぎ付けとなるが、クレジット賭けからメダル賭けへと変更する際など、その視線をメダル受皿やメダル投入口に移す必要がある場合がある。このような場合でも、本構成によると、プレイヤーは視線の移動量を最小限に抑えることができる。このような利点はスロットマシンのゲームに熟達していない初心者等に特に有効である。かくしてプレイヤーの肉体的な負担は軽減され、長時間のゲームを快適に楽しむことができる。
【0009】
第2の本発明は、複数の図柄を表示する可変表示部と可変表示部に隣接して設けられた操作部とを具備し、操作部内にはメダルを投入するメダル投入口とメダルが払い出される上部受皿とが隣接して設けられ、上部受皿の下方には下部受皿が設けられるとともに、上部受皿から下部受皿へのメダルの流通を可能とする経路を備えていることを特徴とするスロットマシンにより前記課題を解決せんとするものである
【0010】
この発明によれば、従来操作部の下方に配置されていたメダル受皿がメダル投入口に隣接する上部に移動して配置されている。したがって、プレイヤーが上部受皿からメダルを取り出して、メダル投入口に持ってゆく際の手の移動距離を少なくすることができる。スロットマシンによるゲームの場合、ひとつのBB賞入賞で開始されるBBゲーム終了後からつぎのBB賞入賞に至るまでの間には、通常多くのハズレゲームを行うこととなる。この場合たとえスロットマシンにクレジット機能が備えられていたとしても、クレジット数に上限が設定されているため、いずれプレイヤーの手により直接メダルを受皿から取り出して、メダル投入口へと投入せざるを得なくなる場合が多い。このような場合に、上部受皿がメダル投入口に隣接して設けられているので、それだけプレイヤーに要求される手の移動距離は短くて済むこととなり、プレイヤーの肉体的負担が軽減される。したがってプレイヤーは長時間のゲームを快適に楽しむことができる。また上部受皿の下方に下部受皿が配置されているので、上部受皿から下部受皿へのメダルの流通を円滑に行うことができる。また複数の受皿を配置したことにより、全体として受皿の容量を増加することができるので、プレイヤーに受皿に貯留されるメダルをドル箱へと移し替える時間的な余裕が生まれる。また、これにより受皿がメダルであふれるような事態が回避されるので、ホッパージャムの発生回数を少なくすることができる。
【0011】
上記第1の本発明及び上記第2の本発明において、上部受皿は水平な軸(31)のまわりに回転可能に操作部に取り付けられており、上部受皿が回転されることにより上部受皿内のメダルは経路内に落とし込まれて下部受皿へと移されることが好ましい。
【0012】
この発明によれば、上部受皿を回転させることにより上部受皿に貯留されているメダルの全てをいともたやすく、下部受皿へと移し替えることができる。
【0013】
上記第1の本発明及び上記第2の本発明において、上部受皿は開口部(105a、105b)を具備し、開口部は経路へと開口していることが好ましい。
【0014】
この発明によれば、開口部を介して上部受皿に貯留されているメダルを下部受皿へと移し替えることができる。この場合、上部受皿と下部受皿との間にはほぼ垂直方向の落差があるので、開口部を常に開放しておけば、特に駆動機構を必要とすることなく、またプレイヤーの手を煩わせることなく、受皿間のメダルの移替えが可能である。
【0015】
上部受皿は開口部 ( 105a、105b)を具備し、開口部は経路へと開口している上記第1の本発明及び上記第2の本発明において、開口部は上部受皿の側面(102)に、上部受皿の底面から所定高さの位置に設けられていることが好ましい。
【0016】
この発明によれば、上部受皿に所定量のメダルを貯留しつつ、所定量を超えたメダルをプレイヤーの手を煩わせることなく下部受皿へと移し替えることができる。
【0017】
上部受皿は開口部 ( 105a、105b)を具備し、開口部は経路へと開口している上記第1の本発明及び上記第2の本発明において、底面(201)は、傾斜して形成されていることが好ましい。
【0018】
この発明によれば、傾斜を利用して上部受皿内に積み上げられたメダルを開口部に導くことができる。
【0019】
上部受皿は開口部 ( 105a、105b)を具備し、開口部は経路へと開口している上記第1の本発明及び上記第2の本発明において、開口部はスリット状であることが好ましい。
【0020】
この発明によれば、メダルの厚さよりわずかに大きな開口を設ければ、メダルの通過を許容することが可能となるので、上部受皿の強度上、デザイン上の自由度を大きくとることができる。
【0021】
上部受皿は開口部 ( 105a、105b)を具備し、開口部は経路へと開口している上記第1の本発明及び上記第2の本発明において、開口部には開閉機構が備えられていることが好ましい。
【0022】
この発明によれば、開閉機構を開閉することにより、上部受皿に貯留されているメダルを任意のタイミングで下部受皿へと移し替えることができる。
【0023】
開口部には開閉機構が備えられている上記第1の本発明及び上記第2の本発明において、上部受皿にはメダルが満杯であることを感知するメダル満杯感知手段が設けられ、メダル満杯感知手段が上部受皿内のメダルが満杯であることを感知した場合には、開閉機構が開放されるように構成されていることが好ましい。
【0024】
この発明によれば、上部受皿がメダルで満杯になると、メダル満杯感知手段がそれを感知して自動的に開閉機構が開放され、上部受皿中のメダルは下部受皿へと落とし込まれるので、プレイヤーは上部受皿に貯留されるメダルの量を気にすることなくゲームに没頭することができる。
【0025】
請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、下部受皿の底面はプレイヤー側に向かって下方に傾斜が設けられ、下部受皿のプレイヤー側側面は、水平な軸のまわりに回転可能に構成されていることを特徴とする。
【0026】
この発明によれば、プレイヤーはメダルに触れることなく、下部受皿からドル箱へのメダルの移替えを容易に行うことができる。
【0027】
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態であるスロットマシン1の外観を示す斜視図である。スロットマシン1の筐体は、本体2と本体2の前面に取り付けられたフロントドア3とを備えている。フロントドア3の上段には、所定の情報をプレイヤーに提示する液晶表示装置9が設けられている。またフロントドア3上段には、液晶表示装置9を取り囲むように各一対のスピーカ13a、13bと、インジケーターランプ14a、14bとが設けられている。フロントドア3中段のパネル表示部11には表示窓4が設けられている。表示窓4上には水平に3本、斜めに2本の合計5本の入賞ライン(不図示)が描かれている。本体2内部のパネル表示部11に対応する位置には、各々の外周面に複数種類の図柄が描かれた3列のリール(不図示)が回転自在に設けられている。表示窓4は例えばアクリル樹脂等の透明な材料により形成されており、各リールの図柄は、表示窓4を透かしてプレイヤーから観察できるように構成されている。
【0029】
表示窓4の下方には、プレイヤーがゲームを実行するための各種操作部材が配置された操作部12が設けられている。操作部12内の、図では向かって右側にメダル投入口5が設けられている。また、操作部12内左側には、メダル投入の代わりに、制御装置内に記憶されたメダル数を賭け数としてゲームに賭けることができるBETボタン15が設けられている。
【0030】
操作部12において、BETボタン15の下方には、プレイヤーの操作により上記リールを回転させ、表示窓4内の図柄の可変表示を開始させるスタートレバー6が所定の角度範囲内に回動自在に取り付けられている。操作部12の前面中央には、表示窓4内で回転する3列のリールをそれぞれ停止させるための3個のストップボタン7a、7b、7cが設けられている。操作部12内左側には、メダルをスロットマシン1に貯留するか否かを決定するためのクレジットボタン8が設けられている。
【0031】
操作部12の中央には上部受皿10が設けられている。上部受皿10の後面側壁部34b(図3参照)にはメダル払出し口10aが、受皿奥側に開口して設けられている。上部受皿10の上部開口33奥側の側壁上部には上部受皿10を回転させる際に使用する取っ手30が設けられている。これについては後に詳述する。さらに、フロントドア3の下段には下部受皿20が設けられている。そして下部受皿20内部のスロットマシン1本体側にはメダル吐き出し孔20aがプレイヤー向きに設けられている。
【0032】
図1から明らかなように、操作部12は、プレイヤーから見た場合、表示窓4を透かして見える3列のリールの直下に配置されている。また、操作部12内には、ゲームの進行に必要な操作部材である、スタートレバー6、ストップボタン7a〜7c、クレジットボタン8、BETボタン15等が配置されている。さらに操作部12中央には上部受皿10が設けられ、それに隣接してメダル投入口5が設けられている。このように、ゲーム中にプレイヤーの視線移動先および手の移動範囲を表示窓4に隣接する操作部12に集中して配置したので、プレイヤーはゲーム中に、視線を大きく振る必要がなく、かつ、手の移動距離を最小限におさえることができる。特にスロットマシンの初心者等においては、手の移動に合わせて視線を移動させる必要があることが多いので、本発明の効果による意義は大きい。また、ベテランのプレイヤーであっても、1回のゲームごとにメダルを受皿から取り出して、メダル投入口に投入する動作は要求されるので、上部受皿10とメダル投入口5とが隣接して配置されている本発明の効果は大きなものとなる。すなわち、これらの構成により、プレイヤーの肉体的負担が軽減され、プレイヤーは長時間のゲームを快適に楽しむことができる。
【0033】
また、図1にも表されているように、メダルが払い出される上部受皿10に加えて、上部受皿10の下方に下部受皿20が配置されている。したがってメダル受皿全体としての容量が増加されるので、プレイヤーは受皿からドル箱への頻繁なメダルの移替えから開放される。
【0034】
図2及び図3は、図1のスロットマシン1において、上部受皿10と、上部受皿10と下部受皿20とのメダル通路として機能するメダルシュート40とを透視して示す図である。
【0035】
上部受皿10は、プレイヤー側から見て、左右のほぼ「U」字型の側面32、32と、前面側壁部34aと、後面側壁部34bと、上部開口33との、5つの平面及び曲面により形成されており、前面側壁部34aと、後面側壁部34bとが形成する下部曲面が底面を形成している。前述したとおり、後面側壁部34bには、メダル払出口10aが開口として形成されており、上部開口33は、メダル投入口5に隣接して、表示窓4から前面(プレイヤー側)に張り出すように設けられている。両側面32、32の略中央部には、左右方向に張り出すように軸31、31が取り付けられている。そして上部受皿10は、軸31、31がフロントドア3筐体に設けられた嵌合孔に嵌入されることにより、スロットマシン1に対して軸31、31の周りに回転可能に取り付けられている。
【0036】
メダルシュート40は、ほぼ垂直方向上下に、上部開口41と下部開口42とを備え、フロントドア3内部に固定して取り付けられている。メダルシュート40の上部開口41は、ほぼ水平面に平行に形成されて上部受皿10の下面をのぞんでいる。また、上部開口41は、上部受皿10の上部開口33より、奥行きが大きく形成されている。一方両者の幅はほぼ等しく、メダルシュート40の上部開口41のほうがわずかに大きく形成されている。下部開口42は、下部受皿20のメダル吐き出し孔20aに、位置及び形状が一致するよう形成されている。
【0037】
図2及び図3からも明らかなように、プレイヤーが上部受皿10の取っ手30を手前側に引き寄せると、上部受皿10全体が軸31、31の周りに回転され、上部受皿10の内部にある全てのメダルが、上部開口41からメダルシュート40内に落とし込まれる。前記したように上部開口41のほぼ垂直下方に下部開口42が設けられているので、上部開口41からメダルシュート40内に落とし込まれたメダルは容易に下部開口42に達し、下部受皿20のメダル吐き出し孔20aから下部受皿20内に吐き出される。したがってプレイヤーは上部受皿10の取っ手30を手前側に引き寄せるだけで、上部受皿10内に貯留されている全てのメダルを下部受皿20に移し替えることができる。また、この間にメダルに触れる必要がない。
【0038】
図4は、上部受皿10の第二実施形態を示す図である。この実施形態の上部受皿100は、フロントドア3に固定されて取り付けられている。上部開口103が、メダル投入口5に隣接して、表示窓4からプレイヤー側に張り出すように設けられている点、及びメダル払出口100aが後面側壁部104bに形成されている点は前述した実施形態の上部受皿10と同様である。本実施形態の上部受皿100においては、両側面102、102の上部に水平方向のスリット105a、105bが形成されている。このスリット105a、105bの水平方向の幅はメダルの直径より十分に大きく、また垂直方向高さはメダルの厚さより十分に大きくなるように形成されている。さらにそれぞれのスリット105a、105bには、受皿外方にゆくほど低くなるように傾斜が設けられている。また本実施形態においては、メダルシュート40bの上部開口41bは、横方向の長さが上部受皿100の上部開口103の幅より十分に大きく形成されている。
【0039】
図5は、図4におけるV−V線矢視断面図である。メダル払出口100aより払い出され、上部受皿100内に貯留されるメダルの量が多くなると、メダルは図の一点鎖線に示されるように、中央部が高い凸状に上部受皿100内に堆積される。そして所定量以上のメダルが上部受皿100内に堆積されると、それを超えてメダル払出口100aより払い出されたメダルは、すでに堆積されているメダル上を滑走してスリット105a、105bから上部受皿100の外部へとオーバーフローされ、上部開口41bからメダルシュート40b内へと落とし込まれる。さらにこの際に、スリット105a、105bには外側に向かって下向きの傾斜が設けられているので、メダルはスリット105a、105bに引っかかることなく円滑にメダルシュート40bへと転落してゆく。
【0040】
この実施形態の上部受皿100によれば、上部受皿100内のメダルの量が所定数以上となれば、それ以上払い出されたメダルは自動的にオーバーフローされ、下部受皿20へと落としこまれる。したがって、上部受皿100に所定量のメダルを蓄えつつ、それ以上払い出されるメダルを、プレイヤーの手を煩わせることなく、上部受皿100から下部受皿20へと移替えることができる。また特に複雑な構造を設けることを要しない。したがって、機械的、意匠的な設計の自由度を大きくとることができる。
【0041】
図6は、上部受皿の第三実施形態を示す図である。この実施形態においては、上部受皿200の底面201には正面からみて左右方向に傾斜が設けられている。傾斜の上側に寄せるようにメダル払出口200aが配置され、傾斜下側の側面202の中央やや上よりにスリット203が形成されている。
【0042】
図7は、図6のVII−VII線矢視断面図である。メダル払出口200aより払い出され、上部受皿200内に貯留されるメダルの量が多くなると、メダルは図の一点鎖線に示されるように、斜面に沿って、斜め凸状に受皿200内に堆積される。そして所定量以上のメダルが上部受皿200内に堆積されると、それを超えてメダル払出口200aより払い出されたメダルは、すでに堆積されているメダル上を滑走してスリット203から上部受皿200の外部へとオーバーフローされ、下方に配置されているメダルシュート内へと落とし込まれる。この第三実施形態の上部受皿200によっても上記した第二実施形態の上部受皿100と同様の効果を得ることができる。
【0043】
図8は、上部受皿の第四実施形態を示す断面図である。この上部受皿300の底面は中央に行くにしたがって下方に傾斜され、中央部にはメダルの大きさより十分に大きな開口部301が形成されている。開口部301には開閉機構302、303が形成されている。この開閉機構は図にあるようにスライド式でもよくまた回転式でもよい。またモータ等を利用した電動式でもよく、プレイヤーの手動に委ねるように構成してもよい。このように構成した上部受皿300によれば、開閉機構を開放することにより、上部受皿300内に貯留されているメダルを、メダルシュートを介して、一気に下部受皿20へと移し替えることができる。
【0044】
図9は、下部受皿の一実施形態を示す図である。この下部受皿400は、手前方向に下向きに傾斜した底面401を備えている。また前面側壁部402は、蝶番機構409を介して、水平な軸の周りに回転可能に底面401のプレイヤー側先端に取り付けられている。後面側壁部403の上部にはメダル吐き出し口400aが設けられている。また、前面側壁部402の左右端面上部には、係止凸部407、407が設けられている。係止凸部407、407は、前面側壁部402内部に設けられた不図示のコイルばねによりそれぞれ左右外方に付勢されている。また、左右の側面404、405には係止凸部407、407に対応する位置に係止穴408、408が設けられている。通常の使用状態においては、前面側壁部402は、図9の姿勢から図の点線矢印とは逆方向に、すなわちスロットマシンの奥側に約90度回転させられて、係止凸部407、407が係止穴408、408にそれぞれ嵌入されることにより、左右の側面404、405に固定される。
【0045】
上記構成において、前面側壁部402の上部に設けられた取っ手406を手前側に引き寄せると、係止穴408、408に嵌入していた係止凸部407、407が前面側壁部402の内部に押し込まれて、前面側壁部402が回動自由となり、図面手前側に回動され、下部受皿400の前面が開放される。しかも、下部受皿400の底面401は、プレイヤー側に下がるように傾斜が設けられている。したがって、ドル箱を下部受皿手前側下方にあてがって、上記操作を行うことにより、下部受皿400内に貯留されている全てのメダルを、メダルに触れることなく容易にドル箱に移し替えることができる。
【0046】
なお、以上の説明において、スリット105a、105b、203は常に開放されている例を示したが本発明はこれに限定されるものではなく例えば開閉機構を設け、その開閉をプレイヤーに委ねるようにしてもよい。
【0047】
また上部受皿にメダルの満杯を感知するセンサを設けて、これに開閉機構を連動させて、上部受皿にメダルが満杯になったときには自動的に開閉機構により上部受皿の開口部又はスリットを開放して、メダルを下部受皿へと落とし込むように構成してもよい。
【0048】
また、下部受皿400において、蝶番機構409を前面側壁部402の上端両翼に、係止凸部407、407を前面側壁部402の下部に設けて、前面側壁部402を下側開きに構成してもよい。
【0049】
また、上部受皿10及び下部受皿20は、独立一体に形成されたものとして説明したが、その一部をフロントドア3などの筐体と共有するように構成してもよい。
【0050】
以上、現時点において、最も、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うスロットマシンもまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
【0051】
【発明の効果】
以上に説明したように、複数の図柄を表示する可変表示部と可変表示部に隣接して設けられた操作部とを具備し、遊技価値媒体たるメダルを投入するメダル投入口とが備えられたスロットマシンであって、操作部内にはさらにメダルが払い出される上部受皿が設けられるとともに上部受皿の下方には下部受皿が設けられ、上部受皿から下部受皿へのメダルの流通を可能とする経路を備えていることを特徴とするスロットマシンによれば、メダル受皿として上部受皿と下部受皿とが設けられているので、全体としてメダル受皿の容量が増大される。また、上部受皿と下部受皿とはメダルの流通を可能とする経路にて連結されているので、上部受皿に払い出されたメダルを容易に下部受皿に移し替えることが可能である。例えばパチンコ遊技機の場合、遊技価値媒体たるパチンコ球は形状が球形であるので、複数の遊技価値媒体貯留手段が設けられている場合であっても、二つの遊技価値媒体貯留手段間の移動機構は一定の上下方向の落差さえあれば、比較的容易に構成することが可能である。これに対して、スロットマシンの遊技価値媒体たるメダルの形状は通常円板状であり、その移動機構を構成することはパチンコ球の場合に比較して一般に困難である。しかし、本発明のスロットマシンでは、二つの受皿を上下に配置したので、円板形状のメダルであっても円滑に上部受皿から下部受皿へと移動させることが可能である。したがって、メダル受皿からドル箱への頻繁なメダル移替え作業から、プレイヤーを開放することができる。また、操作部が可変表示部に隣接して設けられており、上部受皿は操作部内に設けられているので、スロットマシンを操作する操作部材が操作部内に一まとまりになっており、操作性がよいスロットマシンを構成することができる。また、プレイヤーは可変表示部から上部受皿、さらにはメダル投入口へと視線を移してゆく際に、視線移動量を最小限に抑えることができる。通常、ゲーム中にプレイヤーの視線は可変表示部にくぎ付けとなるが、クレジット賭けからメダル賭けへと変更する際など、その視線をメダル受皿やメダル投入口に移す必要がある場合がある。このような場合でも、本構成によると、プレイヤーは視線の移動量を最小限に抑えることができる。このような利点はスロットマシンのゲームに熟達していない初心者等に特に有効である。かくしてプレイヤーの肉体的な負担は軽減され、長時間のゲームを快適に楽しむことができる。
【0052】
また、複数の図柄を表示する可変表示部と可変表示部に隣接して設けられた操作部とを具備し、操作部内にはメダルを投入するメダル投入口とメダルが払い出される上部受皿とが隣接して設けられ、上部受皿の下方には下部受皿が設けられるとともに、上部受皿から下部受皿へのメダルの流通を可能とする経路を備えていることを特徴とするスロットマシンによれば、従来操作部の下方に配置されていたメダル受皿がメダル投入口に隣接する上部に移動して配置されている。したがって、プレイヤーが上部受皿からメダルを取り出して、メダル投入口に持ってゆく際の手の移動距離を少なくすることができる。スロットマシンによるゲーム遊技の場合、ひとつのBB賞入賞で開始されるBBゲーム終了後当選からつぎのBB賞入賞当選に至るまでの間には、通常多くのハズレゲームを行うこととなる。この場合たとえスロットマシンにクレジット機能が備えられていたとしても、クレジット数に上限が設定されているため、いずれプレイヤーの手により直接メダルを受皿から取り出して、メダル投入口へと投入せざるを得なくなる場合が多い。このような場合に、上部受皿がメダル投入口に隣接して設けられているので、それだけプレイヤーに要求される手の移動距離は短くて済むこととなり、プレイヤーの肉体的負担が軽減される。したがってプレイヤーは長時間のゲーム遊技を快適に楽しむことができる。また状部受皿の下方に下部受皿が配置されているので、上部受皿から下部受皿へのメダルの流通を円滑に行うことができる。また複数の受皿を配置したことにより、全体として受皿の容量を増加することができるので、プレイヤーが受皿に貯留されるメダルをドル箱へと移し替える余裕が生まれる。また、これによりホッパージャムの発生回数を少なくすることができる。
【0053】
また、上部受皿は水平な軸の回りに回転可能に操作部に取り付けられており、上部受皿が回転されることにより上部受皿内のメダルは経路内に落とし込まれて下部受皿へと移されることとすれば、上部受皿を回転させることにより上部受皿に貯留されているメダルの全てをいとも容易に下部受皿へと移し替えることができる。
【0054】
また、上部受皿は開口部を具備し、開口部は経路へと開口していることとすれば、開口部を介して上部受皿に貯留されているメダルを下部受皿へと移し替えることができる。この場合、上部受皿と下部受皿との間にはほぼ垂直方向の落差があるので、開口部を常に開放しておけば、特に駆動機構を必要とすることなく、またプレイヤーの手を煩わせることなく、受皿間のメダルの移替えが可能である。
【0055】
また、開口部は上部受皿の側面に、上部受皿底面から所定高さの位置に設けられていることとすれば、上部受皿に所定量のメダルを貯留しつつ、所定量を超えたメダルをプレイヤーの手を煩わせることなく下部受皿へと移し替えることができる。
【0056】
また、底面は、傾斜して形成されていることとすれば、傾斜を利用して上部受皿内に積み上げられたメダルを開口部に導くことができる。
【0057】
また、開口部はスリット状であることとすれば、メダルの厚さよりわずかに大きな開口を設ければ、メダルの通過を許容することが可能となるので、上部受皿の強度上、デザイン上の自由度を大きくとることができる。
【0058】
また、開口部には開閉機構が備えられていることとすれば、開閉機構を開閉することにより、上部受皿に貯留されているメダルを任意のタイミングで下部受皿へと移し替えることができる。
【0059】
また、上部受皿にはメダルが満杯であることを感知するメダル満杯感知手段が設けられ、メダル満杯感知手段が上部受皿内のメダルが満杯であることを感知した場合には、開閉機構が開放されるように構成されていることとすれば、上部受皿がメダルで満杯になると、メダル満杯感知手段がそれを感知して自動的に開平機構が開放され、上部受皿中のメダルは下部受皿へと落とし込まれるので、プレイヤーは上部受皿に貯留されるメダルの量を気にすることなくゲームに没頭することができる。
【0060】
さらに、下部受皿の底面はプレイヤー側に向かって下方に傾斜が設けられ、下部受皿のプレイヤー側側面は、底面と側面とが交差する線のまわりに回転可能に構成されていることとすれば、プレイヤーはメダルに触れることなく、下部受皿からドル箱へのメダルの移替えを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの全体をを示す斜視図である。
【図2】図1のスロットマシンにおいて、上部受皿とメダルシュートとを透視して示す図である。
【図3】上部受皿から下部受皿へとメダルを移し替える様子を示す図である。
【図4】上部受皿の第二実施形態を示す図である。
【図5】図4におけるV−V線矢視断面図である。
【図6】上部受皿の第三実施形態を示す図である。
【図7】図6のVII−VII線矢視断面図である。
【図8】上部受皿の第四実施形態を示す断面図である。
【図9】下部受皿の一実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン
5 メダル投入口
10 上部受皿
12 操作部
20 下部受皿
31 軸
40 メダルシュート(経路)
102 側面
105a 開口部(スリット)
105b 開口部(スリット)
201 底面

Claims (3)

  1. 複数の図柄を表示する可変表示部と、前記可変表示部に隣接して設けられた操作部とを具備し、
    遊技価値媒体たるメダルを投入するメダル投入口とが備えられたスロットマシンであって、
    前記操作部内にはさらに前記メダルが払い出される上部受皿が設けられるとともに、前記上部受皿の下方には下部受皿が設けられ、
    前記上部受皿から前記下部受皿へのメダルの流通を可能とする経路を備え
    前記上部受皿は、開口部を具備し、前記開口部は前記経路へと開口し、
    前記開口部は前記上部受皿の側面に、前記上部受皿の底面から所定高さの位置に設けられていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 複数の図柄を表示する可変表示部と、前記可変表示部に隣接して設けられた操作部とを具備し、
    前記操作部内にはメダルを投入するメダル投入口と、前記メダルが払い出される上部受皿とが隣接して設けられ、
    前記上部受皿の下方には下部受皿が設けられるとともに、前記上部受皿から前記下部受皿へのメダルの流通を可能とする経路を備え
    前記上部受皿は、開口部を具備し、前記開口部は前記経路へと開口し、
    前記開口部は前記上部受皿の側面に、前記上部受皿の底面から所定高さの位置に設けられていることを特徴とするスロットマシン。
  3. 前記開口部は、前記上部受皿の外方にゆくほど低くなるように傾斜が設けられていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のスロットマシン。
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