JP4373072B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ、パチスロ、スロットマシンと呼ばれる遊技機には、遊技球、コイン、メダル、トークンといった遊技媒体が多量に用いられている。これらの遊技媒体は、遊技者が遊技機に投入することにより遊技が開始され、例えば、パチスロ、スロットマシンであれば、変動表示する複数の図柄が所定の組合せとして停止表示するように停止操作を行うことにより遊技が行われる。
【0003】
そして、停止表示した図柄の組合せが所定の組合せとなり、入賞成立となった場合には、その組合せに応じた数量の遊技媒体が遊技者に対して払い出されることになる。
【0004】
通常、払い出される遊技媒体は、遊技機の前面下部に設けられた払出口から払い出され、払出口下部に設けられた遊技媒体受皿に貯留される。
【0005】
払い出される遊技媒体が受皿に貯留しきれなくなった場合には、各遊技場に用意されている、いわゆる「ドル箱」と呼ばれる、遊技媒体貯留用、運搬用の容器に移し替えられる。
【0006】
上述した遊技機では、一般に遊技媒体受皿は遊技機に固設されているため、上述した受皿から「ドル箱」への移し替え作業は、特に、パチスロ、スロットマシンの場合には、遊技者の手によって、受皿に貯留されているコインを掴み上げ、掴んだコインを「ドル箱」に移し入れることにより行われている。
【0007】
この移し替え作業は、受皿からコインを掻き出すように行う方が効率が良いため、コインがこぼれ落ちないように、「ドル箱」を受皿に近づけて行うことが好ましく、また、多くの遊技者が、「ドル箱」を受皿に近づけることにより移し替え作業を行っている。
【0008】
しかし、「ドル箱」を受皿に近づけて移し替え作業を行う場合には、片手で「ドル箱」を支えて、もう一方の手でコインを掻き出す動作を行わなければならない。このため、移し替えるコインが大量にある場合には、コインの重量により、「ドル箱」を支える片手に大きな負担がかかってしまうものである。
【0009】
そこで、上述したような移し替え作業を行う遊技者の負担を軽減させようとする遊技機が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。この遊技機は、受皿の前面に、受皿の前面縁よりも前方へ突出するとともに左右水平方向に向かう突条部を設け、「ドル箱」の上方開口部前縁部をこの突条部に掛合させることにより、「ドル箱」を支える片手にかかる重量を分散させ、負担を軽減しようというものである。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−276315号公報(第2−3頁、第4図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した遊技機のように、受皿の前面に突条部を設けるように構成し、この突条部に「ドル箱」の上方開口部前縁部を掛合させることができても、片手で支えなければならないことにかわりはなく、片手がふさがったまま、残ったもう一方の手で移し替え作業を行わなければならない。
【0012】
また、幅約1cm、厚み約3mmという、わずかに前方に突出した突条部に、「ドル箱」の上方開口部前縁部という、「ドル箱」のごく一部分を、非常に小さい接触面積で掛合することとなるので、片手にかかる負担は軽減されたとしても、掛合されているという安心感から少しでも気を緩めると「ドル箱」を落下させてしまうおそれもあり、不安定な状態で移し替え作業を行わなければならないことにかわりはない。
【0013】
更に、この移し替え作業は、多量のコインが払い出され得る大当たり遊技中に行うこととなる場合が多い。上述したような遊技機では、多くの遊技者が大当たり遊技を行うことを望んで遊技を行うものである。特に、遊技機では、上述した如く、停止操作を行わなければならないが、移し替え作業で両手がふさがっている場合には、停止操作を行うことができず、遊技を中断しなければならない場合もある。これが遊技者の待ち望んだ大当たり遊技中である場合には、遊技者の高揚した気持ちに水を差し、遊技意欲を損なわせてしまうおそれもある。
【0014】
更にまた、多量のコインが連続して払い出されている状態にあって、移し替え作業に時間がかかってしまう場合には、コインの払い出しに移し替え作業が追いつかず、コイン詰まりを引き起こしてしまうおそれもある。この場合には、遊技が強制的に中断してしまい、遊技者の遊技意欲を更に損なわせてしまうことにもなりかねない。
【0015】
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技媒体受皿から遊技媒体貯留容器への遊技媒体の移し替え作業における不安定な状態を解消して、遊技者にかかる負担を軽減することが可能な遊技機を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明は以下のものを提供する。
【0017】
(1) 遊技の結果に応じて遊技媒体が払い出される払出口と、前記払出口の下方に固設され、前記払出口から払い出された遊技媒体を受けて当該遊技媒体の貯留を行う遊技媒体受皿と、前記遊技媒体受皿の裏面に前後方向に略平行に配置され、遊技媒体を貯留可能な上方が開放した開口部を有する遊技媒体貯留容器を着脱可能な一対のレールと、を備え、前記一対のレールのうち一方のレールは前記遊技媒体受皿に対して固設され、他方のレールは前記一方のレールに対して略平行に配置された状態で左右方向に移動自在に設けられ、前記一対のレールは、その断面が、少なくとも前記遊技媒体受皿から下方に向かう垂直部分と、当該垂直部分から水平方向に延在する水平部分とからなる係合部を有し、前記遊技媒体貯留容器は、前記開口部の周縁に外方に向かって延出する鍔部を有し、前記鍔部と前記係合部とが係合することで前記一対のレールに沿って前後方向に引き出し自在に設けられていることを特徴とする遊技機。
【0018】
(2) 前記一方のレールと前記他方のレールとは弾性体を介して連結され、前記他方のレールが前記一方のレールに対して離間する方向に移動したときに前記弾性体が伸長することを特徴とする(1)に記載の遊技機。
【0019】
(3) 前記一対のレールは、前後方向に伸縮自在に構成されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載の遊技機。
【0020】
(1’) 遊技の結果に応じて遊技媒体が払い出される払出口と、当該払出口から払い出された遊技媒体を受けて当該遊技媒体の貯留を行う遊技媒体受皿と、を備え、前記遊技媒体受皿の下方に、遊技媒体を貯留可能な遊技媒体貯留容器を着脱可能で、かつ、当該遊技媒体貯留容器を引き出し自在な状態で保持を行う保持部を備えてなることを特徴とする遊技機。
上述した(1’)の発明によると、「遊技の結果に応じて遊技媒体が払い出される払出口と、当該払出口から払い出された遊技媒体を受けて当該遊技媒体の貯留を行う遊技媒体受皿と、を備え」る遊技機は、「前記遊技媒体受皿の下方に、遊技媒体を貯留可能な遊技媒体貯留容器を着脱可能で、かつ、当該遊技媒体貯留容器を引き出し自在な状態で保持を行う保持部を備えてなる」ので、遊技媒体受皿の下方に設けられた保持部に、遊技媒体貯留容器を、着脱自在に、かつ、引き出し自在に保持させることが可能となる。
【0021】
従来、遊技機では、パチンコ球、コイン、メダル等の遊技媒体が払いだされ、受皿に一杯になると、いわゆる「ドル箱」と呼ばれる遊技媒体を貯留するための上方が開口した箱に移し替えられる。この際、この移し替え作業は、特にパチスロ、スロットといった遊技機では、受皿から遊技媒体であるコインを掬い上げるか、摘み上げる等の動作を数回繰り返すことにより行われる。この間、遊技者は、遊技媒体の落下や散乱等の防止や、移し替え作業を行う手の移動距離を短くする等の遊技者なりの工夫から、「ドル箱」を受皿に近づけるものである。このとき、「ドル箱」を片手で支えながら移し替え作業を行っている。このため、貯留されている遊技媒体が多量の場合には、作業が煩雑となり、多くの時間がかかってしまう場合もあり、また、多量の遊技媒体が移された「ドル箱」は、重量が大きくなり、これを片手で支えるため、非常に労力が大きいものであった。また、通常、この移し替え作業は、入賞が成立し、多量の遊技媒体が払い出される大当たり遊技中に行う場合が多く、遊技に集中したい遊技者にとっては、負担が大きく、遊技意欲を損ねてしまいかねないものである。
しかし、この遊技機を用いると、「ドル箱」を受皿の直ぐ下方に着脱可能、かつ、引き出し自在に取り着けることができるので、遊技者は、移し替え作業を行う際に片手で「ドル箱」を支える必要がなくなり、両手を使用して安定した状態で移し替え作業を行うことができ、遊技者にかかる作業負担を軽減し、作業速度を向上させることが期待できる。
【0022】
(2’)遊技の結果に応じて遊技媒体が払い出される払出口と、当該払出口から払い出された遊技媒体を受けて当該遊技媒体の貯留を行う遊技媒体受皿と、を備え、前記遊技媒体受皿の裏面に所定間隔を隔てて平行に配置された一対のレールを設け、このレールに沿って上部に開口を有する遊技媒体貯留容器を前後方向に引き出し自在に設けてなることを特徴とする遊技機。
上述した(2’)の発明によると、「遊技の結果に応じて遊技媒体が払い出される払出口と、当該払出口から払い出された遊技媒体を受けて当該遊技媒体の貯留を行う遊技媒体受皿と、を備え」る遊技機において、「前記遊技媒体受皿の裏面に所定間隔を隔てて平行に配置された一対のレールを設け、このレールに沿って上部に開口を有する遊技媒体貯留容器を前後方向に引き出し自在に設けてなる」ので、移し替え作業を行う必要が無い場合は、「ドル箱」を受皿の下方に収納させ、移し替え作業を行う場合には、受皿の下方に収納した「ドル箱」を前方に引き出すというように、「ドル箱」が遊技の邪魔にならないように、遊技者は自在に収納、引き出しを行うことが可能となる。
【0023】
(3’) 前記レールは、その断面が、少なくとも前記遊技媒体受皿から下方に向かう垂直部分と、当該垂直部分から水平方向に延在する水平部分とから構成され、前記水平部分に前記遊技媒体貯留容器の縁部を係合するように構成してなることを特徴とする(2’)に記載の遊技機。
【0024】
上述した(3’)の発明によると、(2’)に記載の遊技機において、「前記レールは、その断面が、少なくとも前記遊技媒体受皿から下方に向かう垂直部分と、当該垂直部分から水平方向に延在する水平部分とから構成され、前記水平部分に前記遊技媒体貯留容器の縁部を係合するように構成してなる」ので、遊技者は、「ドル箱」を受皿の裏面に設けた一対のレールに係合させたまま、自在に収納、引き出しを行うことが可能となり、「ドル箱」をより安定させた状態で移し替え作業を行うことが期待できる。
【0025】
[用語の定義等]
本発明に係る「遊技媒体」とは、遊技機における遊技の開始、進行や結果を定め得るものを示す概念であり、パチンコ等の弾球遊技機におけるパチンコ球や、スロットマシンやパチスロ等の回胴式の遊技機におけるコインやメダルやトークン等を含む概念である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態について図面に基づいて説明する。
【0027】
尚、以下において説明する実施形態においては、本発明に係る遊技機に好適な実施形態として、本発明をスロットマシンに適用した場合について説明する。
【0028】
また、この遊技機10で用いられる遊技媒体は、コインが適用されるものとして説明する。
【0029】
更に、以下において説明する実施形態における遊技機10では、スロットマシンに適用した場合について説明するが、本発明はこれに限らず、メダル遊技機その他のコインを使用して遊技を行う遊技機にも適用でき、また、コインを使用して遊技を行う遊技機以外にも、パチンコ球を使用するパチンコ遊技機にも適用できるものであり、更には、遊技媒体が払い出され、払いだされた遊技媒体を貯留するための遊技媒体受皿を有する遊技機であれば、本発明を適用できるものである。
【0030】
[遊技機の構成]
本発明の一実施形態である遊技機10の概観を示す斜視図を図1に示す。
【0031】
遊技機10は、図1に示す如く、本体筐体12(以下、単に筐体12という。)と、メインドア16と、を備えている。
【0032】
この筐体12は、遊技者を臨む位置が開放されている凹部を有しており、遊技場の所定の場所に固設される。筐体12の凹部には、後述する如く、遊技者を臨む位置に回動可能に配置された3個のリール26L、26C、26Rや、遊技機10を電気的に制御するための主制御回路や、コインの貯留、払出を制御するためのホッパー等が設けられている。
【0033】
また、メインドア16は、筐体12の凹部を外側に露呈しないように覆うこととなる。また、メインドア16は、筐体12の凹部を開閉可能なように、正面から見て左側で筐体12と軸着されており、その軸着された部分を中心として回動自在となっている。
【0034】
メインドア16は、正面から見て右側で、筐体12に対して施錠及び解錠が行われるものである。
【0035】
メインドア16の略中央には、略垂直に形成された縦長矩形の3つの表示窓14L、14C、14Rが設けられている。これらの表示窓14L、14C、14Rには、5本の入賞ライン、即ち、水平に3本(中央L1、上下L2A、L2B)、及び斜めに2本(斜め右下がりL3A、斜め右上がりL3B)の入賞ラインが設けられている。これらの入賞ラインL1、L2A、L2B、L3A及びL3Bの左端部と右端部とには、投入されたコインの枚数により有効となった入賞ライン(以下、有効ラインと称する)と、コインの賭け枚数と、を表示するための賭け枚数表示部18が、上から順に「3」、「2」、「1」、「2」、「3」の如く設けられている。
【0036】
筐体12の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄が描かれた3個のリール26L、26C、26Rが回転自在に設けられている。これらのリール26L、26C、26Rの各々は、上述した表示窓14L、14C、14Rを介して視認可能に設けられている。後述する如く、リール26L、26C、26Rは、表示窓14L、14C、14Rにおいて、リール26L、26C、26Rの外周面に描かれた図柄が上から下に向かって移動するように回転駆動される。
【0037】
後述する1−BETスイッチ20を遊技者が操作したときには、5本の入賞ラインのうちの1本、例えば入賞ラインL1を有効化し、2−BETスイッチ22を操作したときには、5本の入賞ラインのうちの3本、例えば入賞ラインL1、L2A及びL2Bを有効化し、最大BETスイッチ24を操作したときには、5本の入賞ラインの全て、即ちL1、L2A、L2B、L3A及びL3Bを有効化する。有効化された入賞ラインは、賭け枚数表示部18の背面に設けられている有効ライン表示ランプ(図示せず)を点灯することにより明示される。
【0038】
また、上述した表示窓14L、14C、14Rの下方には、略水平の台座部28が設けられており、その中央には液晶ディスプレイパネルからなる表示装置30が設けられている。この表示装置30においては、遊技履歴が表示されたり、ボーナスゲームにおける画像演出等が行われる。
【0039】
表示装置30の右側には、遊技機10にコインを投入するためのコイン投入口31が設けられている。
【0040】
上述した如く、表示装置30の左側には、1回の押動操作により、既に投入されているコインのうちの1枚だけを遊技の賭けの対象とするための1−BETスイッチ20と、既に投入されているコインのうちの2枚だけを遊技の賭けの対象とするための2−BETスイッチ22と、既に投入されているコインのうち1回の遊技に可能な最大枚数のコインを遊技の賭けの対象とするための最大BETスイッチ24とが設けられている。これらのBETスイッチ20、22又は24を押動操作することで、押動操作されたBETスイッチに応じて上述した入賞ラインが有効化されることとなる。
【0041】
台座部28の前面の左側には、スタートレバー32が傾動可能に設けられている。このスタートレバー32を遊技者が傾動操作することにより、上述した3つのリール26L、26C、26Rの回転が一斉に開始される。3つのリール26L、26C、26Rが回転したときには、リール26L、26C、26Rの各々の外周面に描かれている図柄が、表示窓14L、14C、14Rの各々において変動表示されることとなる。
【0042】
上述した3つのリール26L、26C、26Rの回転速度が一定の速度に達したときには後述する停止スイッチ34L、34C、34Rの遊技者による操作が有効となる。
【0043】
台座部28の前面の中央には、3個の停止スイッチ34L、34C、34Rが設けられている。停止スイッチ34Lはリール26Lに対応し、停止スイッチ34Cはリール26Cに対応し、停止スイッチ34Rはリール26Rに対応している。停止スイッチ34Lを遊技者が押動操作したときには、リール26Lが停止し、停止スイッチ34Cを遊技者が押動操作したときには、リール26Cが停止し、停止スイッチ34Rを遊技者が押動操作したときには、リール26Rが停止するようになされている。
【0044】
リール26L、リール26C、リール26Rが停止するときには、リール26L、リール26C、リール26Rの各々の外周面に描かれている図柄が上述した入賞ラインL1、L2A、L2B、L3A及びL3Bに位置付けられて停止表示されるように制御される。
【0045】
スタートレバー32の左側には、払出スイッチ36が設けられている。遊技者が払出スイッチ36を押動操作したときには、クレジットされているコインが正面下部のコイン払出口38から払い出され、払い出されたコインはコイン受皿40に受け止められ、貯留される。
【0046】
[コイン受皿の構成]
本発明の一実施形態であるコイン受皿40の拡大図を図2に示す。上述した如く、コイン受皿40は、筐体12内部に設けられたホッパーを介してコイン払出口38から払い出されたコインを受け止め、受け止めたコインの貯留を行うためのものである。
【0047】
コイン受皿40は、コイン払出口38の下方に位置し、全体形状が略直方体であって、その上面が開放する略箱状に形成されており、遊技機10のメインドア16に固設されているものである。
【0048】
また、コイン受皿40は、長方形状のコイン貯留部41と、このコイン貯留部41を形成する、四方周囲の壁部、即ち、前壁部42、後壁部43、右壁部44及び左壁部45、と、底面部46から構成されている。
【0049】
尚、上述した四方周囲の壁部における、前後左右の位置づけは、遊技機10に対向する位置で遊技を行う遊技者側からの視点に基づくものである。又、以下に述べる前後左右の位置づけも同様であるとする。
【0050】
[保持部の構成]
図2に示す如く、コイン受皿40の底面部46には、コイン受皿40に貯留されるコインが一杯になった場合に、この一杯になったコインの移し替え用に遊技場に予め用意されているコイン貯留容器60を保持するための保持部が設けられている。
【0051】
この保持部は、左右一対のレール47からなり、この左右一対のレール47は、コイン受皿40の前後幅と略同じ長さを有している。
【0052】
また、この左右一対のレール47は、その左右間が、保持することになるコイン貯留容器60が有する長さに相当する一定の間隔をもって、前後方向に略平行となるように位置づけられ、コイン受皿40の底面部46に固設される。
【0053】
更に、レール47は、コイン受皿40の底面部46から垂直方向に延在する垂直部48と、この垂直部48の下端から水平方向に延在する水平部49と、この水平部49の端部からコイン受皿40の底面部46に向かう垂直方向に延在する返し部50と、から構成されている。
【0054】
上述したコイン貯留容器60は、図3に示す如く、上方が開放した開口部を有する略箱状に形成されており、この開口部の周縁には、外方に向かって延出する鍔部62が形成されている。鍔部62の左右側部は、その端部から下方へ向かう垂直方向へと延出するように構成されている。
【0055】
尚、本実施形態におけるレール47は、上述の如く、コイン受皿40の前後幅と略同じ長さを有していることとしたが、本発明はこれに限らず、コイン受皿40の前後幅よりも長く構成することとし、レール47を前方へ延出させるように構成してもよい。
【0056】
これにより、レール47とコイン貯留容器60とがより長い部分まで係合することとなるので、より安定してコイン貯留容器60を保持することが可能となる。
【0057】
また、上述したレール47を、伸縮自在に構成することとしてもよい。
【0058】
この場合には、例えば、レール47を、固定レール部と、スライドレール部と、から構成し、固定レール部をコイン受皿40の底面部46に設け、スライドレール部が固定レール部に沿って前後方向に移動するように構成することとしてもよい。
【0059】
これにより、コインの移し替え作業が必要な場合と、必要でない場合に応じて、レールの長さの調節が可能となるとともに、レール47とコイン貯留容器60とが伸長させたレールの長さの部分まで係合することとなるので、より安定してコイン貯留容器60を保持することが可能となる。また、コイン貯留容器60の有する大きさ、即ち、コイン貯留容器60の前後の幅の長さに応じてレール47間の幅を調節することが可能となり、様々な種類のコイン貯留容器60を取り付けることが期待できる。
【0060】
更に、本実施形態におけるレール47は、左右一対のレールであり、その左右間が、保持することになるコイン貯留容器60が有する長さに相当する一定の間隔をもって、前後方向に略平行となるように位置づけられ、コイン受皿40の底面部46に固設されることとしたが、本発明はこれに限らず、レール47は、略平行に設けられた左右レールの間隔を調節自在な構成として、コイン受皿40の底面部46に設けられることとしてもよい。
【0061】
この場合には、例えば、固定部材にスライド部材が移動可能に組み込まれた略長板状のレール幅調節装置を、スライド部材が左右方向に移動するようにコイン受皿40の底面部46に設け、かつ、一対のレール47のうち左レール47を固定部材に設ける一方、右レール47をスライド部材に設け、固定部材に組み込まれたスライド部材が固定部材に沿って左右方向に移動を行い、スライド部材に設けられた右レール47がスライド部材に伴って左右への移動を行うことにより一対のレール47間の幅の調節が可能となるように構成することとしてもよい。
【0062】
これにより、一対のレール47間の幅の調節を自由に行うことができるため、コイン貯留容器60の有する大きさ、即ち、コイン貯留容器60の左右の幅の長さに応じてレール47間の幅を調節することが可能となり、様々な種類のコイン貯留容器60を取り付けることが期待できる。また、通常、遊技場に用意されているコイン貯留容器60は、遊技場ごとにその大きさが異なるものであるため、遊技場ごとにレール幅の調節を行うことがなく、煩雑な調整作業を行う必要がなくなる。
【0063】
更にまた、上述したレール幅調節装置を構成する固定部材とスライド部材とをバネ部材等の弾性体で連結するように構成してもよい。
【0064】
これにより、例えば、上述したスライド部材が固定部材に組み込まれている状態からスライド部材を右方向に移動させたときに、バネ材が伸長するように構成すれば、一対のレール47は、一対のレール47が保持するコイン貯留容器60を、バネ材の付勢力を利用して、挟持することが可能となる。このため、コイン貯留容器60をより安定して保持させることが可能となり、コイン貯留容器60がレール47から外れてしまうことや、落下してしまうことを防止することが期待できる。
【0065】
更にまた、本実施形態におけるレール47は、コイン受皿40の底面部46から垂直方向に延在する垂直部48と、この垂直部48の下端から水平方向に延在する水平部49と、この水平部49の端部からコイン受皿40の底面部46に向かう垂直方向に延在する返し部50と、から構成され、断面略L字形状であることとしたが、本発明はこれに限らず、レール47の構成は、係合するものであれば如何なる構成であることとしてもよい。例えば、コイン受皿40の底面部46から垂直方向に延在する垂直部と、この垂直部の下端から左右の水平方向に延在する水平部と、から構成され、断面T字形状として構成することとしてもよい。
【0066】
更にまた、本実施形態においては、保持部を一対のレール47として説明したが、本発明はこれに限らず、本発明における保持部は様々な形態とすることが可能である。
【0067】
例えば、本発明における保持部を、図6に示す如く、一対の棒状体70として構成することとしてもよい。この場合には、棒状体70を、コイン受皿40の下方であって、遊技機10のメインドア16から水平方向に突出させ、棒状体70の水平端部にストッパー71を設ける構成とし、コイン貯留容器60を係合させることとしてもよい。
【0068】
また、係合させるに限らず、上述した棒状体70を、コイン受皿40の下方であって、コイン受皿40の底面部46から一定の間隔を有して設け、コイン貯留容器60をこの棒状体70に載置させることにより保持するような構成とすることとしてもよい。この場合には、コイン受皿40の底面部46と棒状体70との間隔は、コイン貯留容器60の高さと略同じ長さであることが好ましい。また、上述したレール47と同様に、コイン受皿40の前後幅よりも長く構成することとし、前方へ延出させるように構成してもよく、更には、伸縮自在に構成することとしてもよい。
【0069】
更に、例えば、本発明における保持部を、一枚の板状体から構成されるテーブル80として構成することとしてもよい。このテーブル80は、矩形状の板状体であり、その後半分をコイン受皿40の底面部46に固設し、その前半分をコイン受皿40の前壁部42から前方の水平方向へ延出させるような構成となっている。また、テーブル80の水平端部には、この水平端部から上方の垂直端部に延在するストッパー81が設けられている。
【0070】
これにより、コイン貯留容器60をテーブル80に載置することが可能となる。このため、コイン貯留容器60をコイン貯留容器60の底面全体で支えることができ、より安定して保持することが可能となり、また、ストッパー81により更に安定して保持することが可能となり、コイン貯留容器60の落下を防止することができる。
【0071】
更にまた、上述したテーブル80を引き出し自在に構成することとしてもよい。この場合には、図8に示す如く、固定部材82にスライド部材であるテーブル80が移動可能に組み込まれたテーブルスライド装置をコイン受皿40の底面部46に設けるように構成する。具体的には、固定部材82を、スライド部材が前後方向に引き出し自在となるように、コイン受皿40の底面部46に設け、固定部材82に組み込まれたスライド部材であるテーブル80が固定部材82に沿って前後方向に移動を行うように構成することとしてもよい。
【0072】
これにより、上述した、コイン貯留容器60をコイン貯留容器60の底面全体で支えることができ、より安定して保持することが可能となり、また、ストッパー81により更に安定して保持することが可能となり、コイン貯留容器60の落下を防止することができる、という効果に加えて、コインの移し替え作業が必要な場合と、必要でない場合に応じて、テーブル80の引き出し及び収納が可能となるとともに、コイン貯留容器60の有する大きさ、即ち、コイン貯留容器60の前後の幅の長さに応じてテーブル80を引き出す長さを調節することが可能となり、様々な種類のコイン貯留容器60を取り付けることが期待できる。
【0073】
[作用]
以下、上述した構成を有する遊技機10について、その動作を中心に説明する。
【0074】
上述した遊技機10の筐体12に内在する主制御装置は、遊技者により、コイン投入口31にコインが投入され、スタートレバー32が傾動操作されたことを検知すると、3つのリール26L、26C、26Rを回転駆動させるための駆動回路に駆動信号及び電力を供給し、3つのリール26L、26C、26Rの回転が一斉に開始される。
【0075】
また、3つのリール26L、26C、26Rが回転したことにより、リール26L、26C、26Rの各々の外周面に描かれている図柄が、表示窓14L、14C、14Rの各々において変動表示されることとなる。
【0076】
次いで、主制御装置は、遊技者が所定のタイミングで3個の停止スイッチ34L、34C、34Rを押圧操作したことを検知すると、押圧操作を検知した停止スイッチ34L、34C、34Rに応じて、上述した回転する3つのリール26L、26C、26Rの停止制御を行う。
【0077】
また、主制御装置は、リール26L、リール26C、リール26Rの各々の外周面に描かれている図柄が上述した入賞ラインL1、L2A、L2B、L3A及びL3Bに位置付けられて停止表示されるように制御を行う。
【0078】
次いで、主制御装置は、予め行った内部抽選による内部入賞役に対応する所定の図柄の組合せとして停止制御が行われたか否かを判断し、内部入賞役に対応する所定の図柄の組合せとして停止制御が行われた、即ち、入賞が成立したと判別した場合には、筐体12に内部に設けられたホッパーを駆動させるべく、ホッパー駆動回路に駆動信号及び駆動電力を供給し、コイン払出口38に所定量のコインを払い出すように制御を行う。
【0079】
コイン払出口38から払い出されたコインは、コイン受皿40のコイン貯留部41に受け止められ、貯留されることとなる。
【0080】
複数回の払い出しが行われ、コイン貯留部41に貯留されるコイン数量がコイン貯留部41の許容数量を超えることとなった場合には、コイン貯留部41を空にして再度コイン貯留部41に貯留を行うべく、貯留されたコインを他の容器等に移し替える作業を行う必要性が生じる。
【0081】
上述した如く、コイン受皿40のコイン貯留部41に貯留されたコインを移し替えるためのコイン貯留容器60は、一般的には、遊技場ごとに予め用意されているものである。
【0082】
このコイン貯留容器60は、上述した如く、図3に示したように、上方が開放した開口部を有する略箱状に形成されており、この開口部の周縁には、外方に向かって延出する鍔部62が形成されている。鍔部62の左右側部は、その端部から下方へ向かう垂直方向へと延在するように構成されている。この垂直方向に延在する部分は凸部として形成されている。
【0083】
遊技者は、このコイン貯留容器60を、上述したレール47に保持させることになる。
【0084】
上述した如く、レール47は、左右一対のレール47からなり、この左右一対のレール47は、コイン受皿40の前後幅と略同じ長さを有し、かつ、その左右間が、保持することになるコイン貯留容器60が有する長さに相当する一定の間隔をもって、前後方向に略平行となるように位置づけられ、コイン受皿40の底面部46に固設されている。
【0085】
また、レール47は、コイン受皿40の底面部46から垂直方向に延在する垂直部48と、この垂直部48の下端から水平方向に延在する水平部49と、この水平部49の端部からコイン受皿40の底面部46に向かう垂直方向に延在する返し部50と、から構成され、垂直部48、水平部49、返し部50で囲まれた部分は凹部として形成されている。
【0086】
遊技者により、コイン貯留容器60は、前方よりレール47に向かって水平方向に挿入される。このとき、図4に示す如く、上述したコイン貯留容器60の鍔部62の左右側部に形成された凸部と、レール47の垂直部48、水平部49、返し部50で囲まれて形成された凹部が係合することになる。
【0087】
これにより、「ドル箱」を受皿の直ぐ下方に着脱可能、かつ、引き出し自在に取り着けることができるので、遊技者は、移し替え作業を行う際に片手で「ドル箱」を支える必要がなくなり、両手を使用して安定した状態で移し替え作業を行うことができ、遊技者にかかる作業負担を軽減し、作業速度を向上させることが期待できる。
【0088】
また、図4に示す状態で、コイン貯留容器60が後方に押圧されると、図5に示す如く、上述したコイン貯留容器60の鍔部62の左右側部に形成された凸部と、レール47の垂直部48、水平部49、返し部50で囲まれて形成された凹部が係合した状態で、後方に水平移動され、コイン受皿40の下方に収納される。更に、図5に閉めす状態で、コイン貯留容器60が前方に引き出されると、図4に示す如く、上述したコイン貯留容器60の鍔部62の左右側部に形成された凸部と、レール47の垂直部48、水平部49、返し部50で囲まれて形成された凹部が係合した状態で、前方に水平移動され、コイン貯留容器60の上方開口部が露呈される。
【0089】
これにより、移し替え作業を行う必要が無い場合は、「ドル箱」を受皿の下方に収納させ、移し替え作業を行う場合には、受皿の下方に収納した「ドル箱」を前方に引き出すというように、「ドル箱」が遊技の邪魔にならないように、遊技者は自在に収納、引き出しを行うことが可能となる。
【0090】
また、遊技者は、「ドル箱」を受皿の裏面に設けた一対のレールに係合させたまま、自在に収納、引き出しを行うことが可能となり、より安定した状態で移し替え作業を行うことが期待できる。
【0091】
尚、本実施形態においては、本発明を、遊技媒体としてコインを使用するスロットマシンに適用した例について説明したが、本発明はこれに限らず、遊技媒体としてパチンコ球を使用するパチンコ遊技機について適用しても問題はない。
【0092】
パチンコ遊技機での遊技媒体の移し変え作業は、スロットマシンと比較すると、比較的遊技者に負担をかけることなく、簡便に行われるものとなっている。
【0093】
パチンコ遊技機での具体的な移し替え作業について説明する。パチンコ遊技機で使用される遊技媒体であるパチンコ球は球形状を有していることから、一般に、遊技媒体受皿の底面に開閉可能な開口部を設け、この開口部を開放させることにより、パチンコ球がこの開口部に向かって転動し、開口部から下方に落下される。そして、遊技媒体受皿の下方に遊技媒体貯留容器を用意しておくことにより、この落下したパチンコ球が遊技媒体貯留容器に受け止められ、貯留され、移し替え作業が行われる。
【0094】
このため、パチンコ遊技機においては、遊技媒体受皿に貯留されたパチンコ球を掻き出す必要がなく、また、遊技媒体貯留容器を遊技媒体受皿に近づけるべく、持ち上げて、支える必要もない。
【0095】
しかし、遊技媒体貯留容器は、プラスチック等で成型され、空の状態では重量の軽いものである。このため、遊技媒体受皿の下方に置かれた遊技媒体貯留容器は、遊技者がわずかに接触することによって、押し動かされ、上述した開口部からずれてしまい、落下した遊技球が受け止められず、貯留されずに、四方に転動し、散在してしまうことも起こっていた。
【0096】
そこで、この発明を用いると、上述した図5に示す如く、遊技媒体貯留容器を前後方向にスライド可能に保持し、遊技媒体受皿の下方に収納することが可能となるので、遊技媒体貯留容器を遊技媒体受皿の下方に確実に位置させることができ、遊技媒体受皿に貯留された遊技媒体を確実に遊技媒体貯留容器に移し替えることが可能となる。また、遊技媒体貯留容器を遊技媒体受皿の下方に収納させることが可能となるため、遊技者の身体が接触することによって遊技者の遊技の妨げとなることを防止することも可能となる。
【0097】
【発明の効果】
本発明によれば、「遊技の結果に応じて遊技媒体が払い出される払出口と、当該払出口から払い出された遊技媒体を受けて当該遊技媒体の貯留を行う遊技媒体受皿と、を備え」る遊技機は、「前記遊技媒体受皿の下方に、遊技媒体を貯留可能な遊技媒体貯留容器を着脱可能で、かつ、当該遊技媒体貯留容器を引き出し自在な状態で保持を行う保持部を備えてなる」ので、遊技媒体受皿の下方に設けられた保持部に、遊技媒体貯留容器を、着脱自在に、かつ、引き出し自在に保持させることが可能となり、遊技者は、移し替え作業を行う際に片手で「ドル箱」を支える必要がなくなり、両手を使用して安定した状態で移し替え作業を行うことができ、遊技者にかかる作業負担を軽減し、作業速度を向上させることが期待できる。
【0098】
また、「遊技の結果に応じて遊技媒体が払い出される払出口と、当該払出口から払い出された遊技媒体を受けて当該遊技媒体の貯留を行う遊技媒体受皿と、を備え」る遊技機において、「前記遊技媒体受皿の裏面に所定間隔を隔てて平行に配置された一対のレールを設け、このレールに沿って上部に開口を有する遊技媒体貯留容器を前後方向に引き出し自在に設けてなる」ので、移し替え作業を行う必要が無い場合は、「ドル箱」を受皿の下方に収納させ、移し替え作業を行う場合には、受皿の下方に収納した「ドル箱」を前方に引き出すというように、「ドル箱」が遊技の邪魔にならないように、遊技者は自在に収納、引き出しを行うことが可能となる。
【0099】
更に上述した遊技機において、「前記レールは、その断面が、少なくとも前記遊技媒体受皿から下方に向かう垂直部分と、当該垂直部分から水平方向に延在する水平部分とから構成され、前記水平部分に前記遊技媒体貯留容器の縁部を係合するように構成してなる」ので、遊技者は、「ドル箱」を受皿の裏面に設けた一対のレールに係合させたまま、自在に収納、引き出しを行うことが可能となり、「ドル箱」をより安定させた状態で移し替え作業を行うことが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である遊技機10の概観を示す斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態であるコイン受皿40の拡大図である。
【図3】 本発明の一実施形態であるコイン貯留容器60の拡大図である。
【図4】 本発明の一実施形態である遊技機10の概観を示す斜視図である。
【図5】 本発明の一実施形態である遊技機10の概観を示す斜視図である。
【図6】 本発明の一実施形態である遊技機10の概観を示す斜視図である。
【図7】 本発明の一実施形態である遊技機10の概観を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 遊技機
12 筐体
16 メインドア
31 コイン投入口
38 コイン払出口
40 コイン受皿
41 コイン貯留部
47 レール
60 コイン貯留容器

Claims (3)

  1. 遊技の結果に応じて遊技媒体が払い出される払出口と、
    前記払出口の下方に固設され、前記払出口から払い出された遊技媒体を受けて当該遊技媒体の貯留を行う遊技媒体受皿と
    前記遊技媒体受皿の裏面に前後方向に略平行に配置され、遊技媒体を貯留可能な上方が開放した開口部を有する遊技媒体貯留容器を着脱可能な一対のレールと、を備え、
    前記一対のレールのうち一方のレールは前記遊技媒体受皿に対して固設され、他方のレールは前記一方のレールに対して略平行に配置された状態で左右方向に移動自在に設けられ、
    前記一対のレールは、その断面が、少なくとも前記遊技媒体受皿から下方に向かう垂直部分と、当該垂直部分から水平方向に延在する水平部分とからなる係合部を有し、
    前記遊技媒体貯留容器は、前記開口部の周縁に外方に向かって延出する鍔部を有し、前記鍔部と前記係合部とが係合することで前記一対のレールに沿って前後方向に引き出し自在に設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記一方のレールと前記他方のレールとは弾性体を介して連結され、前記他方のレールが前記一方のレールに対して離間する方向に移動したときに前記弾性体が伸長することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記一対のレールは、前後方向に伸縮自在に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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