JP4023351B2 - 揺動斜板型可変容量式圧縮機 - Google Patents

揺動斜板型可変容量式圧縮機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、揺動斜板型可変容量式圧縮機に関するもので、車両用蒸気圧縮式冷凍機の圧縮機に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ワッブル式流体機械(揺動斜板型圧縮機)は、シャフトに対して傾いた傾斜面を有してシャフトと一体的に回転する旋回部材、傾斜面とスラスト軸受を介して連結されて旋回部材の回転とともに揺動してピストンを往復運動させる揺動部材、及び揺動部材が旋回部材とともに回転することを防止する回り止め機構を有して構成されている。
【0003】
この回り止め機構として、特開昭63−94085号公報に記載の発明では、旋回部材に設けたベベルギアと揺動部材に設けたベベルギアとを噛み合わせることにより揺動部材を揺動可能に支持する揺動支持機構を構成しているので、ポンプ(圧縮機)稼働時にベベルギアの歯当たり音による騒音が発生し易い。
【0004】
これに対して、特開平2−275070号公報に記載のごとく、摺動部材の外周側において球面状の摺動部により揺動部材を支持すれば、歯当たり音による騒音は防止することができるものの、シャフトが高速で回転したときには、揺動部材をシャフト周りに回転させる力により、揺動部材がシャフト周りに回転するように揺動(振動)してしまい、その振動がハウジングに伝わり大きな騒音が発生してしまうとともに、摺動部材とその支持部が高速で摺動してしまうので、信頼性(耐久性)が低いと言う問題がある。
【0005】
また、揺動部材に配置された周り止め部分の存在により揺動部材が非対称形状となるため、揺動部材に傾斜角を増減させる方向のモーメントが作用する。この結果、例えば傾斜角を変えて吐出容量を可変制御する可変容量型圧縮機では、高速運転時に容量、つまり傾斜角が不安定となり、ハンチングにより振動を誘発してしまう。
【0006】
本発明は、上記点に鑑み、揺動斜板型可変容量式圧縮機において、高速運転時の耐久性及び静粛性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、回転するシャフト(106)を収納するとともに、往復運動する複数のピストン(112)を収納する複数のシリンダボア(103)が形成されたハウジング(102)と、シャフト(106)に一体形成されたアーム(106a)と、円柱状の連結ピン(109)と連結ピン(109)が挿入される楕円状の挿入穴(106b)とを有して構成されるヒンジ機構によってアーム(106a)に連結されてシャフト(106)と一体的に回転するとともに、シャフト(106)に対するきを変化させることが可能な傾斜面(108a)を有する旋回部材(108)と、傾斜面(108a)とスラスト軸受(111)を介して連結し、前記旋回部材(108)の回転と共に揺動することにより、それぞれ連結棒(113)により連結された複数のピストン(112)を往復運動させる揺動部材(110)と、揺動部材(110)を揺動可能に支持する自在継ぎ手状の揺動支持機構(114)とを備え、揺動支持機構(114)は、シャフト(106)の中心線(Lo)と直交する第1軸線(L1)周りに回転可能な第1回転部材(115)と、第1回転部材(115)に連結され、第1回転部材(115)が中心線(Lo)周りに回転することを規制する拘束部材(116)と、中心線(Lo)と直交し、かつ、第1軸線(L1)に対して交差する第2軸線(L2)周りに回転可能に第1回転部材(115)に連結された第2回転部材(117)とを有して構成され、揺動部材(110)は、第2回転部材(117)に連結されており、拘束部材(116)は、第1回転部材(115)の内周面に位置する摺動部(116a)と、スプライン(116c)が設けられた支持部(116b)とを有して構成され、ハウジング(102)には、支持部(116b)が中心線(Lo)の方向に摺動可能に挿入される穴部(102a)が形成されており、第1軸線(L1)と第2軸線(L2)との交点である揺動支持機構(114)の傾転中心(P1)は、連結棒(113)と揺動部材(110)との連結中心を通る連結中心線(L3)を挟んでピストン(112)と反対側に位置付けられ、さらに、傾転中心(P1)は、第2回転部材(117)、揺動部材(110)、スラスト軸受(111)及び旋回部材(108)からなる可変機構部の略重心位置に構成されていることを特徴とする。
【0008】
これにより、揺動部材(110)の傾斜角度を増減させるような傾転モーメントが構造的に発生しないので、傾転中心(P1)に対する偏心量が0となる。したがって、高速運転時においても、大きな振動や騒音が発生することを防止することができ、高速運転時の耐久性及び静粛性を向上させることができる。
【0010】
つまり、本発明では、傾転中心(P1)を第2回転部材(117)揺動部材(110)、スラスト軸受(111)及び旋回部材(108)からなる可変機構部の重心と略一致させているので、揺動部材(110)の傾斜角度を増減させるような傾転モーメントが構造的に発生しないばかりか、傾転中心(P1に対する偏心量が0となる。
【0011】
したがって、高速運転時においても、大きな振動や騒音が発生することを防止することができ、高速運転時の耐久性及び静粛性を向上させることができる。
【0012】
また、揺動部材(110)は、揺動支持機構(114)により中心線(Lo)周りの回転を規制(阻止)された状態で揺動可能に支持された構造となるので、シャフト(106)が高速回転した場合であっても、揺動部材(110)をシャフト(106)周りに回転させる力により揺動部材(110)がシャフト(106)周りに回転するように揺動してしまうことを確実に防止(阻止)することができる。
【0013】
したがって、ピストン(112)が激しく振動してしまうことを防止(阻止)することができるので、大きな騒音の発生を防止することができ、高速回転時における信頼性(耐久性)を高めることができる。
【0014】
請求項に記載の発明では、第2回転部材(117)は、軸方向両端側が開いた筒状に形成されていることを特徴とするものである。
【0029】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明を車両用蒸気圧縮式冷凍サイクル(車両用空調装置)のワッブル型可変容量式圧縮機(以下、圧縮機と略す。)に適用したものであって、図1は車両用蒸気圧縮式冷凍サイクル(車両用空調装置)の模式図である。
【0031】
図1中、圧縮機100は走行用の駆動源をなすエンジンE/Gから動力を得て冷媒を吸入圧縮するものであり、プーリ100aはエンジンE/Gが発揮する動力の一部を圧縮機100に伝達する動力伝達手段である。なお、Vベルト100bはエンジンE/Gから圧縮機100に動力を伝達するベルト手段である。
【0032】
凝縮器200は圧縮機100から吐出した冷媒と外気とで熱交換して冷媒を凝縮(冷却)する放熱器であり、減圧器300は凝縮器200から流出した冷媒を減圧する減圧手段であり、蒸発器400は減圧器300にて減圧された冷媒と室内に吹き出す空気とを熱交換して冷媒を蒸発させることにより室内に吹き出す空気を冷却する低圧側熱熱交換器である。
【0033】
なお、本実施形態では、減圧器300として圧縮機100に吸入される冷媒の加熱度が所定値となるように開度が調節される温度式膨張弁を採用している。
【0034】
次に、圧縮機100について述べる。
【0035】
図2は圧縮機100の軸方向断面を示しており、フロントハウジング101はアルミニウム製であり、ミドルハウジング102には、複数本(本実施形態では、5本)のシリンダボア(円柱状の空間)103が形成されている。
【0036】
バルブプレート104はシリンダボア103の一端側を閉塞する円盤状のものであり、このバルブプレート10はミドルハウジング102とリアハウジング105との間に挟まれて固定されている。
【0037】
そして、本実施形態では、フロントハウジング101、ミドルハウジング102及びリアハウジング105により圧縮機100のハウジングが構成されている。
【0038】
シャフト106は車両走行用エンジン(図示せず)から駆動力を得て回転する回転軸であり、このシャフト106は、ラジアル軸受107を介してハウジング内に回転可能に保持されている。
【0039】
旋回部材108はシャフト106に一体形成されたアーム106aの先端側に連結されてシャフト106と一体的に回転するとともに、シャフト106に対して傾いた傾斜面108aを有する部材である。
【0040】
なお、連結ピン109は、旋回部材108をアーム106aに対して揺動(回転)可能に連結するヒンジ機構を構成する円柱状のものであり、穴106bはアーム106に形成された連結ピン109が挿入される挿入穴であり、この穴106bは長円(楕円)状に形成されている。
【0041】
このため、後述するように、旋回部材108の傾斜角θが変化する際には、連結ピン109は穴106内をその長径方向に摺動しながら移動する。なお、傾斜角θとは、傾斜面108aとシャフト106の中心線Loとのなす角を言う。
【0042】
揺動部材110は傾斜面108aとスラスト軸受111を介して連結されたリング盤(ドーナツ盤)状の部材であり、この揺動部材110は、旋回部材108の回転と共に、その外周側が波打つように揺動する。
【0043】
なお、スラスト軸受111は、傾斜面108aに対して垂直な軸周りに旋回部材108が揺動部材110に対して回転することができるようにする軸受であり、本実施形態では、略円柱のコロを有する転がり軸受を採用している。
【0044】
ピストン112はシリンダボア103内で往復運動するものであり、ロッド113はピストン112と揺動部材110とを連結する連結棒である。このとき、ロッド113の一端側は揺動部材110の外周側に揺動可能に連結され、他端側はピストン112に揺動可能に連結されているので、シャフト106が回転して揺動部材110が揺動すると、ピストン112がシリンダボア103内を往復運動する。
【0045】
揺動支持機構114は揺動部材110の略中央部に位置して揺動部材110を揺動可能に支持するとともに、揺動部材110が旋回部材108とともに回転することを防止する回り止め機構をなす自在継ぎ手状の揺動支持機構であり、以下、図3〜5を用いて揺動支持機構114について述べる。
【0046】
図3は揺動支持機構114をシャフト106側から見た図であり、図4は図3のA−A断面図であり、図5は図3のB−B断面図である。
【0047】
第1回転部材115はシャフト106の中心線Loと直交する第1軸線L1周りに回転可能な略環状のリングであり、拘束部材116は第1回転部材115に連結されて第1回転部材115が中心線Lo周りに回転することを規制する部材である。
【0048】
そして、拘束部材116は、図4に示すように、第1回転部材115の内周面に位置する摺動部116aと略円柱状の支持部116bとを有して構成されている。
【0049】
また、支持部116bの外周面には、その軸方向に延びる多数本の溝部からなるスプライン(JIS B 1601等参照)116cが設けられてその断面形状が歯車状に形成され、一方、ミドルハウジング102の略中央部には、図2に示すように、拘束部材116の断面形状と相似形状の断面形状を有する穴部102aが形成されている。
【0050】
そして、拘束部材116が穴部102aに摺動可能に挿入されることにより、拘束部材116は、ミドルハウジング102に対して回転不可とした状態で、かつ、中心線Lo方向に摺動することができるようにミドルハウジング102に係合される。
【0051】
また、図3中、第2回転部材117は、第1回転部材115の径方向外側に位置して、中心線Loと直交し、かつ、第1軸線L1に対して交差する第2軸線L2周りに回転可能に第1回転部材115に連結された略環状のリングであり、揺動部材110は第2回転部材117に圧入された状態で連結されている。
【0052】
一方、第1回転部材115は、円柱状の第1ピン部材118を介して拘束部材116に連結され、第2回転部材117は、円柱状に形成された2本の第2ピン部材119を介して第1回転部材115に連結されている。
【0053】
また、拘束部材116(支持部116b)内には、図2に示すように、揺動支持機構114をシャフト106側に押圧する弾性力を発揮する弾性部材をなすコイルバネ120が配設されている。
【0054】
そして、本実施形態では、第1軸線L1と第2軸線L2との交点である傾転中心P1(図3参照)が、第2回転部材117、揺動部材110、スラスト軸受111及び旋回部材108からなる可変機構部の重心と略一致するように、可変機構部の形状寸法を設定している。
【0055】
具体的には、図4に示すように、第2回転部材117を軸方向両端側が開いた筒状とするとともに、傾転中心P1が、ロッド113と揺動部材110との連結中心を通る連結中心線L3(図2参照)を挟んでピストン112と反対側に位置するようにしたものである。
【0056】
以上に述べた構成により、揺動支持機構114は、フックの継ぎ手状の自在継ぎ手を構成するので、揺動部材110を揺動可能に支持することできる。なお、図6は図3のA−A断面における揺動支持機構114の揺動状態を示し、図7は図3のB−B断面における揺動支持機構114の揺動状態を示している。
【0057】
ところで、図2中、吸入室121は、シリンダボア103、バルブプレート104及びピストン112によって形成される複数個の作動室Vに冷媒を分配供給する室であり、バルブプレート104には、吸入室121と作動室Vとを連通させる吸入ポート123、及び作動室Vと吐出室122とを連通させる吐出ポート124が形成されている。
【0058】
そして、吸入ポート123には、冷媒が作動室Vから吸入室120へ逆流することを防止するリード弁状の吸入弁(図示せず。)が設けられ、吐出ポート124には、冷媒が吐出室122から作動室Vへ逆流することを防止するリード弁状の吐出弁(図示せず。)が設けられている。
【0059】
なお、吸入弁及び吐出弁は、吐出弁の最大開度を規制する弁止板(ストッパ)125と共にミドルハウジング102及びリアハウジング105間に挟まれて固定されている。
【0060】
因みに、シャフトシール126は、クランク室、つまり揺動部材110が収納された空間127内の冷媒が、フロントハウジング101とシャフト106との隙間からハウジング外に漏れ出すことを防止するシール手段であり、圧力制御弁128はクランク室127と吸入室121及び吐出室122との連通状態を調節することによりクランク室127内の圧力を制御するバルブ手段である。
【0061】
次に、本実施形態に係る圧縮機100の作動を述べる。
【0062】
1.最大容量運転時(図2参照)
圧力制御弁128を調節してクランク室127内の圧力を吐出圧(作動室V内圧力)より低くする。このとき、5本のピストン112のうち圧縮工程中にあるピストン112に着目すると、作動室V内の圧力がクランク室127内の圧力より大きいため、揺動部材110(旋回部材108)には、作動室Vの体積を拡大する向きの力(以下、この力を圧縮反力と呼ぶ。)が作用する。
【0063】
一方、揺動部材110は、揺動支持機構114によって拘束されているので、揺動部材110には、連結ピン109を中心とする圧縮反力により傾斜角θを小さくする向きのモーメント(以下、このモーメントを傾斜モーメントと呼ぶ。)が作用する。このため、揺動部材110(旋回部材108)の傾斜角度θが小さくなり、ピストン112のストロークが増大するので、吐出容量が増大する。
【0064】
ここで、圧縮機の吐出容量とは、シャフト106が1回転する際に吐出される理論体積流量、つまりストロークとボア径とで計算される幾何学的な流量を言う。
【0065】
2.可変容量運転時(図8参照)
圧力制御弁を調節してクランク室127内の圧力を最大容量運転時に比べて大きくする。このため、最大容量運転時とは逆に圧縮反力(傾斜モーメント)が小さくなるので、傾斜角度θが拡大して吐出容量が減少していく。
【0066】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0067】
本実施形態によれば、揺動部材110は、揺動支持機構114により中心線Lo周りの回転を規制(阻止)された状態で揺動可能に支持されているので、シャフト106が高速回転した場合であっても、揺動部材110をシャフト106周りに回転させる力により揺動部材110がシャフト106周りに回転するように揺動してしまうことを確実に防止(阻止)することができる。
【0068】
したがって、ピストン112が激しく振動してしまうことを防止(阻止)することができるので、大きな騒音の発生を防止することができ、高速回転時における信頼性(耐久性)を高めることができる。
【0069】
また、揺動部材110を揺動可能に支持しながら揺動部材110の自転を規制する揺動支持機構114が、揺動部材110の略中央部に配設されいるので、揺動部材110の慣性モーメントを小さくすることができ、かつ、例えば揺動部材110の回転を規制する自転防止機構が揺動部材110の外周側に配設されたもの(例えば、特開昭61−218783号公報に記載の発明)に比べて圧縮機100の外径寸法を小さくすることができるとともに、揺動部材110の揺動時の動的バランスが崩れることがない。したがって、圧縮機100の外径寸法を小さくしつつ、揺動部材110を滑らかに揺動させることができる。
【0070】
また、傾転中心P1を第2回転部材117、揺動部材110、スラスト軸受111及び旋回部材108からなる可変機構部の重心と一致させているので、揺動部材110(旋回部材108)の傾斜角度θを増減させるような傾転モーメントが構造的に発生しないばかりか、傾転中心P1に対する偏心量が0となる。
【0071】
したがって、高速運転時においても、大きな振動や騒音が発生することを防止することができ、高速運転時の耐久性及び静粛性を向上させることができる。
【0072】
また、第2回転部材117を軸方向両端側が開いた筒状としているので、傾転中心P1を容易に連結中心線L3を挟んでピストン112と反対側に位置させることができるので、容易に傾転中心P1を第2回転部材117、揺動部材110、スラスト軸受111及び旋回部材108からなる可変機構部の重心と一致させることができる。
【0073】
なお、傾転中心P1を連結中心線L3を挟んでピストン112側に位置させた状態で、容易に傾転中心P1を第2回転部材117、揺動部材110、スラスト軸受111及び旋回部材108からなる可変機構部の重心と一致させるには、揺動部材110、ロッド113及びピストン112の質量を十分に小さくする必要があるので、現実的には、傾転中心P1を第2回転部材117、揺動部材110、スラスト軸受111及び旋回部材108からなる可変機構部の重心と一致させることが難しい。
【0074】
因みに、図9(a)は従来の技術の傾転モーメントと本実施形態の傾転モーメントとを比較した棒グラフであり、図9(b)は従来の技術の遠心力と本実施形態の遠心力とを比較したグラフである。
【0075】
(第1参考例
第1実施形態では、ワッブル型可変容量式圧縮機に本発明を適用したが、本参考例は、図10に示すように、斜板型圧縮機に本発明を適用したものである。
【0076】
なお、斜板型圧縮機とは、周知のごとく、中心線Loに対して傾斜した状態でシャフト106と一体的に回転することによりピストン112を往復運動させる斜板130、斜板130の外径側を挟むように斜板130と摺動可能に接触して斜板130とピストン112とを揺動可能に連結するシュー131、及び斜板131に作用する遠心力を打ち消すバランサー132等からなるもので、ワッブル型可変容量式圧縮機と同様に、斜板室、つまり斜板130が収納された空間127内の圧力を圧力制御弁(図せず。)にて調節して斜板130の傾斜角度θを変化させて吐出容量を変化させる。
【0077】
そして、本参考例では、斜板130の傾転中心P1と斜板130の重心とを略一致させることにより、第1実施形態と同様に、傾斜角度θを増減させるような傾転モーメントが構造的に発生しないようにするとともに、傾転中心P1に対する偏心量を0としている。
【0078】
したがって、高速運転時においても、大きな振動や騒音が発生することを防止することができるので、高速運転時の耐久性及び静粛性を向上させることができる。
【0079】
なお、本参考例における傾転中心P1とは、一対のシュー131間の中点を結ぶ基準線L4と中心線Loとの交点を言い、傾転中心P1と斜板130の重心とが略一致している場合には、斜板130の略重心位置は中心線Lo上に位置する。
【0080】
斜板型圧縮機の斜板は、シュー131が接触する摺動面を有する円盤部135、及び連結ピン109を介してシャフト106側のアーム106aに連結されて円盤部135に回転力をを伝達するアーム136等から構成されている。
【0081】
このとき、アーム136は、円盤部135の重心位置からずれた部位にて円盤部135に一体化されているため、斜板130の重心位置は、円盤部135の重心位置、つまりシャフト106の中心軸上からずれてしまう。
【0082】
そこで、本参考例では、斜板130の傾斜角度に係わらず、常に斜板130の傾転中心P1と斜板130の重心とを略一致させるべく、アーム136による偏心量を相殺するバランス調整部、つまりバランサー132を円盤部135の重心位置を挟んでアーム136と反対側であって、シュー131との接触面以外の部位に配置している。
【0083】
なお、本参考例では、バランサー132を斜板130、つまり円盤部135と一体成形したが、本参考例は、これに限定されるものではなく、バランサー132を別体として製造した後、ネジ結合や溶接等により円盤部135に一体化してもよい。
【0084】
(第2参考例
参考例は、第1参考例の変形例であり、本参考例では、シャフト106に摺動変位可能に装着された円筒状のカラー133の外周面に支持ピン134を設け、斜板130を支持ピン134を中心に揺動傾斜させるようにしたものである。このため、本参考例では、支持ピン134の中心が傾転中心P1となる。
【0085】
(第3参考例
参考例は、第1、2参考例に関する変形例である。具体的には、図12、13に示すように、バランサー132を円盤部135の重心位置を挟んでアーム136と反対側の円盤部135のうち、円盤部135の中心線、つまり基準線L4よりアーム136側に配置したものである。
【0086】
なお、図13に示す例は、図12に示す例に円盤部135の重心に関する慣性モーメントを増大させる鍔部132aを追加したものである。
【0087】
(第4参考例
参考例も第1、2参考例に関する変形例である。具体的には、図14に示すように、バランサー132を円盤部135の重心位置を挟んでアーム136と反対側の円盤部135のうち、基準線L4を挟んでアーム136と反対側に配置したものである。
【0088】
(第5参考例
参考例も第1、2参考例に関する変形例である。具体的には、図15に示すように、バランサー132を円盤部135の重心位置を挟んでアーム136と反対側の円盤部135のうち、最外径部(外周部)に設けたものである。
【0089】
これにより、バランサー132の質量を大きくすることなく、大きな慣性モーメントを得ることができるので、シャフト106の駆動力が増大することを抑制しつつ、斜板130のバランスを取ることができる。
【0090】
(第6参考例
参考例は、図16、17に示すように、円盤部135のうち傾転中心P1よりアーム136側に穴132bを設ける等して、円盤部135のうち傾転中心P1よりアーム136側の慣性モーメントを反対側より小さくすることにより、アーム136による慣性モーメント分を相殺して斜板130のバランスを取るものである。
【0091】
これにより、斜板130の質量及び慣性モーメントを小さくしてシャフト106の駆動力が増大することを抑制しつつ、斜板130のバランスを取ることができる。
【0092】
(その他の実施形態)
また、第1実施形態では、フックの継ぎ手状の自在継ぎ手を構成することにより揺動支持機構114を構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば等速玉継ぎ手のごとく、転動体を介した継ぎ手であってもよい。
【0093】
また、上述の実施形態では、蒸気圧縮式冷凍機用の圧縮機に本発明に係る揺動斜板型可変容量式圧縮機を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の流体ポンプや圧縮機等にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る圧縮機を用いた蒸気圧縮式冷凍サイクルの模式図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る圧縮機の最大容量時における断面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る圧縮機の揺動支持機構の断面図である。
【図4】 図3のA−A断面図である。
【図5】 図3のB−B断面図である。
【図6】 図3のA−A断面における揺動支持機構114の揺動状態を示す図である。
【図7】 図3のB−B断面における揺動支持機構114の揺動状態を示す図である。
【図8】 本発明の第1実施形態に係る圧縮機の最小容量時における断面図である。
【図9】 (a)は従来の技術の傾転モーメントと本実施形態の傾転モーメントとを比較した棒グラフであり、(b)は従来の技術の遠心力と第1実施形態の遠心力とを比較したグラフである。
【図10】 本発明の第1参考例に係る圧縮機の断面図である。
【図11】 本発明の第2参考例に係る圧縮機の断面図である。
【図12】 本発明の第3参考例に係る圧縮機の説明図である。
【図13】 本発明の第3参考例に係る圧縮機の説明図である。
【図14】 本発明の第4参考例に係る圧縮機の説明図である。
【図15】 本発明の第5参考例に係る圧縮機の説明図である。
【図16】 本発明の第6参考例に係る圧縮機の説明図である。
【図17】 本発明の第6参考例に係る圧縮機の説明図である。
【符号の説明】
101…フロントハウジング、102…ミドルハウジング、
103…シリンダボア、104…バルブプレート、105…リアハウジング、
106…シャフト、106a…アーム、108…旋回部材、
110…揺動部材、112…ピストン、114…揺動支持機構
115…第1回転部材、116…拘束部材、117…第2回転部材、
120…コイルバネ。

Claims (2)

  1. 回転するシャフト(106)を収納するとともに、往復運動する複数のピストン(112)を収納する複数のシリンダボア(103)が形成されたハウジング(102)と、
    前記シャフト(106)に一体形成されたアーム(106a)と、
    円柱状の連結ピン(109)と前記連結ピン(109)が挿入される楕円状の挿入穴(106b)とを有して構成されるヒンジ機構によって前記アーム(106a)に連結されて前記シャフト(106)と一体的に回転するとともに、前記シャフト(106)に対するきを変化させることが可能な傾斜面(108a)を有する旋回部材(108)と、
    前記傾斜面(108a)とスラスト軸受(111)を介して連結し、前記旋回部材(108)の回転と共に揺動することにより、それぞれ連結棒(113)により連結された前記複数のピストン(112)を往復運動させる揺動部材(110)と、
    前記揺動部材(110)を揺動可能に支持する自在継ぎ手状の揺動支持機構(114)とを備え、
    前記揺動支持機構(114)は、前記シャフト(106)の中心線(Lo)と直交する第1軸線(L1)周りに回転可能な第1回転部材(115)と、前記第1回転部材(115)に連結され、前記第1回転部材(115)が前記中心線(Lo)周りに回転することを規制する拘束部材(116)と、前記中心線(Lo)と直交し、かつ、前記第1軸線(L1)に対して交差する第2軸線(L2)周りに回転可能に前記第1回転部材(115)に連結された第2回転部材(117)とを有して構成され、
    前記揺動部材(110)は、前記第2回転部材(117)に連結されており、
    前記拘束部材(116)は、前記第1回転部材(115)の内周面に位置する摺動部(116a)と、スプライン(116c)が設けられた支持部(116b)とを有して構成され、
    前記ハウジング(102)には、前記支持部(116b)が前記中心線(Lo)の方向に摺動可能に挿入される穴部(102a)が形成されており、
    前記第1軸線(L1)と前記第2軸線(L2)との交点である前記揺動支持機構(114)の傾転中心(P1)は、前記連結棒(113)と前記揺動部材(110)との連結中心を通る連結中心線(L3)を挟んで前記ピストン(112)と反対側に位置付けられ、
    さらに、前記傾転中心(P1)は、前記第2回転部材(117)、前記揺動部材(110)、前記スラスト軸受(111)及び前記旋回部材(108)からなる可変機構部の略重心位置に構成されていることを特徴とする揺動斜板型可変容量式圧縮機
  2. 前記第2回転部材(117)は、軸方向両端側が開いた筒状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の揺動斜板型可変容量式圧縮機
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