JPH01138376A - 本体回転式油圧伝動装置の振動防止法 - Google Patents

本体回転式油圧伝動装置の振動防止法

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JPH01138376A
JPH01138376A JP62298319A JP29831987A JPH01138376A JP H01138376 A JPH01138376 A JP H01138376A JP 62298319 A JP62298319 A JP 62298319A JP 29831987 A JP29831987 A JP 29831987A JP H01138376 A JPH01138376 A JP H01138376A
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JP
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swash plate
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fixed swash
pump
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JP62298319A
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Tameichi Oka
岡 為一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 八 発明の目的 (り産業上の利用分野 本発明は、同方向回転で同一軸心の斜板式アキン1ルポ
ンプ・モータを組合せ、ポンプ固定斜板とモータ固定斜
板が支持及び固定されている本体を入出力軸と同方向に
回転させる方法で伝動効率の向上を図っている本体回転
式油圧伝動装置に関する。
(2)従来の技術 −従来の本体回転式油圧伝動装置は、特装昭和i2−4
2Lfi2にょて低に知られている。
(3)発明が解決しようとする問題点 本体回転式油圧伝動装置は本体を回転させる方法で伝動
効率を向上させている。 本体回転式油圧伝動装置に従
来油圧伝動装置を適用すると、可変固定斜板の傾動とと
もに可変固定斜板重心も移動し、斜板を支持している本
体の重心が本体回転軸軸心から偏心する。 また、可変
固定斜板の傾動とともに可変固定斜板の慣性主軸が傾動
し、この斜板を支持している本体の慣性主軸も変化する
さらに、可変固定斜板の傾動とともに移行するピストン
によってピストンを納めているシリンダーボックスの慣
性主軸が変化し、シリンダーボックスを支承している本
体の慣性主軸も変化する。
本体慣性主軸と本体回転軸が一致しない状因で本体を回
転させると、本体に不釣合偶力が生じ振動が発生する。
本発明は、可変固定斜板を傾動させても、本体が円滑に
回転する本体回転式油圧伝動装置を得ることを目的とし
ている。
B 発明の構成 (1)問題を解決するための手段 本発明では、可変固定斜板とこの可変固定斜板と共に傾
動する部分の合わせた重心を本体回転軸中心線と可変固
定斜板傾動軸中心線の交点に位置させるために、かつ可
変固定斜板とこの可変固定斜板と共に傾動する部分が持
つ偶力に対抗して常に釣合いをとる偶力を発生させるた
めに、可変固定斜板の傾動軸両端にバランスウェイトを
同容している。
さらに、本発明では、可変固定斜板の傾動と共に移行す
るピストンが持つ偶力に対抗して常に釣り合いをとる偶
力を発生させるために、前記ピストンに対して逆移行す
る部分を本体に設けている。
(2)作用 本発明では、可変固定斜板とこの可変固定斜板と共に傾
動する部分の合わせた重心を本体回転軸中心線と可変固
定斜板傾動軸中心線の交点に位置させるためにかつ可変
固定斜板とこの可変固定斜板と共に傾動する部分が持つ
偶力゛に対抗して常に釣合いをとる偶力を発生させるた
めに可変固定斜板の傾動軸両端にバランスウェイトを固
着し、さらに可変固定斜板の傾動と共に移行するピスト
ンが持つ偶力に対抗して常に釣合いをとる偶力を発生さ
せるために前記ピストンに対して逆移行する部分を本体
に設けているので、可変固定斜板が傾動しても本体重心
が本体回転軸から遍心せずかつ本体慣性主軸も変化しな
い。
(3)実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。 
第1図は、斜板式アキシァルポンプ・モータの組合わせ
による油圧伝動装置である。 本体(3)は入出力軸(
1)+2)と同一軸心を持つ回転体である。ポンプ(4
)の可変固定斜板(6)は、本体(3)に支持され、油
圧(14)によって駆動するサーボシリンダー(1])
で傾動を操作する。 また、モータ(7)の固定斜板(
9)は本体(3)に固定されているO いま、速度比が1以下〔可変固定斜板(6)が固定斜板
(9)の傾斜角より小さい〕の場合、本体(3)に作用
する入出力軸(1)(2)の回転とは反対の回転力によ
って本体(3)は回転しようとするが、本体(3)と固
定部(16)の間にに装置した本体(3)を入出力軸(
1)(2)と同方向だけに回転させる一方向クラ、チ(
15)によって、固定部(16)に本体は固定され通常
の変速を行う。
そして、速度比が1〔可変固定斜板(6)と固定斜板(
9)が同じ傾斜角〕になると、本体(])に作用する力
はな(なり、ポンプ(4)とモータ(7)の作動抵抗に
より本体(3)は入出力軸(102,)と同方向に回転
を始め二 やがて本体(1)・入出力軸(102トボン
プ(4)・モータ(7)は一体回転する。
また、可変固定斜板N)が固定斜板(りに対して逆傾斜
〔入力軸(+1から出力軸(2)に逆回転の伝導を行わ
せる可変固定斜板(6)の傾斜角〕の場合、本体(])
に作用する入力軸(1)と同方向の回転力によって、本
体(3)はポンプ(4)とモータ(7)の吐出■で決定
される回転比で回転し、入力軸(1)の回転を出力軸(
2)に伝達しない。  これは、回転を伝速しない可変
固定斜板(6)傾角の角度設定を容易(こするという効
果を持つ。
さらに、出力軸(2)側の10性力などによって出力軸
(2)から動力が伝達される逆負荷状態、になると、本
体(3)に作用する出力軸(2)と同方向の回転力によ
って、本体(3)は出力軸(2)回転と同方向に、ポン
プ(4)とホータ(7)の吐出量で決定される回転比で
回転し、出力軸(2)の回転を入力軸(+)に伝達しな
い。 このことによって、底い速度比で逆負荷状態が発
生したときに装置を保護する事ができるとともに、車両
用変速機として使用した場合に滑らかな走行を行うこと
ができる。
以上のことから、斜板式アキシァルポンプ・モータを組
み合わせた本体回転式油圧伝動装置では、可変固定斜板
(6)の全傾斜角で本体(3)は円滑に回転しなければ
ならない。
本発明では、可変固定斜板(6)とこの可変固定斜板(
6)とともに傾動するシュープレート(11)とを合わ
せた重心が、本体(3)回転軸中心線と可変固定斜板(
6)傾動軸中心線の交点(17)に位置するように、可
変固定斜板(6)の傾動軸(20)両端にバランスウェ
イト(18)(+9)(第1図では図示せず、第2.3
.4図に図示〕を固芒させている。
従って、可変固定斜板(6)が傾動しても可変固定斜板
(6)の重心が移動せず、可変固定斜板N)を支持して
いる本体(3)の重心も本体(3)回転軸から偏心しな
い。
また同時に、バランスウェイト(+111(+9)は、
第5図に図示する「回転体の釣り合うモーメントJを利
用して、円柱形から可変固定斜板(6)の半分をそれぞ
れから摘出した形状をしている。
以下、第5図の「回転体の釣り合うモーメント」を説明
する。 傾動軸Xにm+(kg)とm t(kg )の
物体を、傾動軸Xに直角な平面内に傾動軸X上の点0を
中心にして直角な関係で、点0からr 、(m )とr
 =(m )の距離に取り付けて、点0を通り傾動軸X
に直角な回転軸YY’のまわりに傾動軸Xを毎分nai
1転させると、物体m、とm、に遠心力F。
(N)とV t(N)が生じる。
1ml OYを0として   10m2PzθF、 ”
ml r、 sinθ(2xn/6・戸F、 = ms
 r、 cosO(2πn/81 )”そして、 F、
、Fjによる点0を中心とする二つのモーメントはF+
Xy++FtXYtである。
F、 x yl =mlr、t s+no cosO(
2rn/6・戸r、 xy2 = my 12” Co
gθsinθ(2πn/1ill )”このとき、 m
、X r +””m、X r 、’の関係があれば、角
0が変化しても〔傾動軸Xが傾動しても〕物体ml、m
lの遠心力F、、F、による点Oを中心とする二つのモ
ーメント〔傾動軸Xを傾動させようとする力) F +
×V l+  F tX Y t  は常に釣り合う。
さらに、物体m、を傾動軸Xに平行移動してm、′とす
ると、遠心力F、による傾動軸Xに直角方向の成分F、
′はF、と等しい。
l P’ m、’ Pをφとして  l O’ m、’
 P’ =θFI= m2’ r、’ cosθ□(2
r n/60) ”cosφ F、’ = FIX cosφ= my’ r)’ c
osO(2in/6tl)’m、±mz’    r2
=r2”    yl”)’1′F、’=F。
したがって、 物体mI+ m 2’による傾動軸Xを
中心とする二つのモーメント〔傾動+h xを1lfi
動させようとする力) F +X Y l+  F W
’ X V t’ は常に釣り合う。
以上の「回転体の釣り合うモーメント」を利用すること
によって、可変固定斜板(1)とシュープレー) (1
1)の持つ偶力に対抗して、常に釣合いをとる偶力をバ
ランスウェイト(IB)(+りで発生させる事ができる
さらに、可変固定斜板(°6)の傾動と共に移行するポ
ンプピストン(5)とシ、 −(II)が持つ偶力に対
抗して常に釣合いをとる偶力を発生させるための部分を
サーボシリンダー(13)ピストンが受は持っている。
可変固定斜板(1)の傾動を行うサーボシリンダー(1
3)は、入力軸(!)中心線から可変固定斜板(6)傾
動軸中心線に垂直な方向に配置されている。 シ、−’
(10)は、11心が常にポンプピストン(5)の中心
線に位置し、重心とポンプピストン(5)との相対位置
が変化しないように形成されている。 ポンプピストン
(S)は、可変固定斜板(1)が傾動すると、入力軸(
+)中心線と可変固定斜板(6)傾動軸中心線によって
造られる平面で、入力軸(1)側に移行するピストン群
と出力軸(2)側に移行するピストン群とに分けられる
。 サーボシリンダー(13)ピストンは、サーボシリ
ンダー(1コ)が位置する側のピストンnTに対して逆
移行するように、振動リンク(I2)を介して可変固定
斜板(6)の傾動を行う。 可変固定斜板(1)の傾動
と共に移行するポンプピストン(5)とシニ−(目)が
、ポンプ(4)シリンダーボックスを介して、本体(3
)に作用させる偶力に対抗して常に釣合いをとる偶力を
発生させるように、サーボシリンダー(13)ピストン
は移行m、入力軸(1)からの距離9重さが設定されて
いる。
C3発明の効果 以上のように、本発明は、斜板式アキシァルポンプ・モ
ータを組み合わせた本体回転式油圧伝動装置に於いて、
可変固定斜板の傾動軸両端にバランスウェイトが同性さ
れ、さらに可変固定斜板の傾動と共に移行するピストン
に対して逆移行する部分が設けられているので、可変固
定斜板を傾動させても本体慣性主軸が変化せず、装置の
振動を抑制し、変速を円滑に行わせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本体回転式油圧伝動装置の断面図である。 第2.3.4図は、可変固定斜板の傾動軸両端にバラン
スウェイトが固ごされている部分の 正面図。 側面図、平面図である。 第5図は、本発明が利用する、「回転体の釣り合うモー
メント」の説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同方向回転で軸を一直線上に置く斜板式アキシァ
    ルポンプ・モータを組合せ、ポンプ固定斜板とモータ固
    定斜板が支持及び固定されている本体を入出力軸と同一
    軸心の回転体とし、前記本体を入出力軸と同方向に回転
    させる方法で伝動効率の向上を図っている油圧伝動装置
    に於いて、可変固定斜板の傾動軸両端にバランスウェイ
    トを固着させた振動防止法。
  2. (2)可変固定斜板の傾動と共に移行するピストンに対
    して逆移行する部分を本体に設けている特許請求の範囲
    第一項記載の振動防止法。
JP62298319A 1987-11-26 1987-11-26 本体回転式油圧伝動装置の振動防止法 Pending JPH01138376A (ja)

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JP62298319A JPH01138376A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 本体回転式油圧伝動装置の振動防止法

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JP62298319A Pending JPH01138376A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 本体回転式油圧伝動装置の振動防止法

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JP (1) JPH01138376A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7083396B2 (en) * 2002-05-29 2006-08-01 Denso Corporation Balanced variable displacement fluid apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7083396B2 (en) * 2002-05-29 2006-08-01 Denso Corporation Balanced variable displacement fluid apparatus

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