JP2002332961A - 流体ポンプ - Google Patents
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-
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Abstract
材やピストン等の可動部材の振動を抑制する。 【解決手段】 フック式の自在継ぎ手状の揺動支持部材
114により、揺動部材110を中心線Lo周りの回転
を規制(阻止)した状態で揺動可能に支持する。これに
より、シャフト106が高速回転した場合であっても、
揺動部材110をシャフト106周りに回転させる力に
より揺動部材110がシャフト周りに回転するように揺
動してしまうことを確実に防止(阻止)することができ
る。したがって、ピストン112が激しく振動してしま
うことを防止(阻止)することができるので、大きな騒
音の発生を防止することができ、高速回転時における信
頼性(耐久性)を高めることができる。
Description
ブル式流体機械)に関するもので、車両用蒸気圧縮式冷
凍サイクルの圧縮機に適用して有効である。
−94085号公報に記載のごとく、シャフトに対して
傾いた傾斜面を有してシャフトと一体的に回転する旋回
部材と、傾斜面とスラスト軸受を介して連結して旋回部
材の回転と共に揺動することによりピストンを往復運動
させる揺動部材とを有して構成されたものである。
発明では、旋回部材に設けたベベルギアと揺動部材に設
けたベベルギアとを噛み合わせることにより揺動部材を
揺動可能に支持する揺動支持機構を構成しているので、
ポンプ(圧縮機)稼働時にベベルギアの歯当たり音によ
る騒音が発生し易い。
公報に記載のごとく、摺動部材の外周側において球面状
の摺動部により揺動部材を支持すれば、歯当たり音によ
る騒音は防止することができるものの、揺動部材の慣性
モーメントの増大を招き、球面状の摺動部材が揺動部材
の外周側にあるため、揺動部材の回転方向の慣性モーメ
ントが大きくなってしまう。
には、揺動部材をシャフト周りに回転させる力により揺
動部材がシャフト周りに回転するように揺動(振動)し
てしまい、ピストンが激しく振動してしまうので、大き
な騒音が発生してしまうとともに、高速回転時における
信頼性(耐久性)が低いと言う問題がある。
いて、高速回転時における揺動部材やピストン等の可動
部材の振動を抑制することを目的とする。
成するために、請求項1に記載の発明では、回転するシ
ャフト(106)を収納するとともに、往復運動するピ
ストン(112)を収納するシリンダボア(103)が
形成されたハウジング(102)と、シャフト(10
6)と一体的に回転するとともに、シャフト(106)
に対して傾いた傾斜面(108a)を有する旋回部材
(108)と、傾斜面(108a)とスラスト軸受(1
11)を介して連結し、旋回部材(108)の回転と共
に揺動することによりピストン(112)を往復運動さ
せる揺動部材(110)と、揺動部材(110)を揺動
可能に支持する自在継ぎ手状の揺動支持機構(114)
とを備え、揺動支持機構(114)は、シャフト(10
6)の中心線(Lo)と直交する第1軸線(L1)周り
に回転可能な第1回転部材(115)と、第1回転部材
(115)に連結され、第1回転部材(115)が中心
線(Lo)周りに回転することを規制する拘束部材(1
16)と、中心線(Lo)と直交し、かつ、第1軸線
(L1)に対して交差する第2軸線(L2)周りに回転
可能に第1回転部材(115)に連結された第2回転部
材(117)とを有して構成されており、さらに、揺動
部材(110)は、第2回転部材(117)に連結され
ていることを特徴とする。
支持部材(114)により中心線(Lo)周りの回転を
規制(阻止)された状態で揺動可能に支持された構造と
なるので、シャフト(106)が高速回転した場合であ
っても、揺動部材(110)をシャフト(106)周り
に回転させる力により揺動部材(110)がシャフト
(106)周りに回転するように揺動してしまうことを
確実に防止(阻止)することができる。
振動してしまうことを防止(阻止)することができるの
で、大きな騒音の発生を防止することができ、高速回転
時における信頼性(耐久性)を高めることができる。
1、2回転部材(115、117)を共に略環状とし、
第1回転部材(115)を円柱状の第1ピン部材(11
8)を介して拘束部材(116)に連結し、さらに、第
2回転部材(117)を円柱状に形成された2本の第2
ピン部材(119)を介して第1回転部材(115)に
連結してもよい。
回部材(108)を傾斜面(108a)と中心線(L
o)との傾斜角(θ)を変化させることができるように
シャフト(106)に連結し、さらに、拘束部材(11
6)を中心線(Lo)の方向に移動可能にハウジング
(102)に配置してもよい。
材(116)の変位量(Δ)に基づいて吐出容量を検出
する吐出容量検出機構(130)を設けてもよい。
10)はリング盤状に形成されており、さらに、揺動支
持機構(114)は、揺動部材(110)の略中央部に
配設されていることを特徴とする。
4)に相当する機構が揺動部材(110)の外周側に配
設されたもの(例えば、特開昭61−218783号公
報に記載の発明)に比べて、流体ポンプの外径寸法を小
さくすることができるとともに、揺動部材(110)の
揺動時の動的バランスが崩れることがない。したがっ
て、流体ポンプの外径寸法を小さくしつつ、揺動部材
(110)を滑らかに揺動させることができる。
(110)の略中央部に配置された揺動支持部材(11
4)により揺動可能に支持された構造となるので、揺動
部材(110)の回転方向の慣性モーメントを小さくす
ることができ、シャフト(106)が高速回転した場合
であっても、揺動部材(110)をシャフト(106)
周りに回転させる力により揺動部材(110)がシャフ
ト(106)周りに回転するように揺動してしまうこと
を格段に低減することができる。
振動してしまうことを防止(阻止)することができるの
で、大きな騒音の発生を防止することができ、高速回転
時における信頼性(耐久性)をより一層高めることがで
きる。
束部材(116)は、その断面形状が多角形状に形成さ
れた柱状ものとし、ハウジング(102)に拘束部材
(116)の断面形状と相似形状の断面形状を有する穴
部(102a)を形成し、さらに、拘束部材(116)
は穴部(102a)に摺動可能に挿入することが望まし
い。
束部材(116)は、その断面形状が歯車状に形成され
た柱状ものとし、ハウジング(102)に拘束部材(1
16)の断面形状と相似形状の断面形状を有する穴部
(102a)を形成し、さらに、拘束部材(116)は
穴部(102a)に摺動可能に挿入することが望まし
い。
束部材(116)は、キー嵌合によりハウジング(10
2)に対して回転不可とした状態で、かつ、中心線(L
o)方向に摺動することができるように構成してもよ
い。
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
本発明に流体ポンプを車両用蒸気圧縮式冷凍サイクル
(車両用空調装置)のワッブル型可変容量式圧縮機(以
下、圧縮機と略す。)に適用したものであって、図1は
車両用蒸気圧縮式冷凍サイクル(車両用空調装置)の模
式図である。
源)E/Gから動力を得て冷媒を吸入圧縮する圧縮機で
あり、100aはエンジンE/Gが発揮する動力の一部
を圧縮機100に断続可能に伝達する電磁クラッチ(動
力伝達手段)である。なお、100bは、エンジンE/
Gから圧縮機100に動力を伝達するVベルトである。
外気とで熱交換して冷媒を凝縮(冷却)する凝縮器(放
熱器)であり、300は凝縮器200から流出した冷媒
を減圧する減圧器であり、400は減圧器300にて減
圧された冷媒と室内に吹き出す空気とを熱交換して冷媒
を蒸発させることにより室内に吹き出す空気を冷却する
蒸発器である。
て圧縮機100に吸入される冷媒の加熱度が所定値とな
るように開度が調節される温度式膨張弁を採用してい
る。
おり、101はアルミニウム製のフロントハウジングで
あり、102は複数本(本実施形態では、5本)のシリ
ンダボア(円柱状の空間)103が形成されたミドルハ
ウジングである。104はシリンダボア103の一端側
を閉塞するバルブプレートであり、このバルブプレート
103はミドルハウジング102とリアハウジング10
5との間に挟まれて固定されている。そして、本実施形
態では、フロントハウジング101、ミドルハウジング
102及びリアハウジング105により圧縮機100の
ハウジングが構成されている。
から駆動力を得て回転するシャフトであり、このシャフ
ト106は、ラジアル軸受107を介してハウジング内
に回転可能に保持されている。
アーム106aの先端側に連結されてシャフト106と
一体的に回転するとともに、シャフト106に対して傾
いた傾斜面108aを有する旋回部材である。
106aに対して揺動(回転)可能に連結するヒンジ機
構を構成する連結ピンであり、106bは連結ピン10
9が挿入されるアーム106側の穴であり、この穴10
6bは長円(楕円)状に形成されている。
旋回部材108の傾斜角θ(傾斜面108aとシャフト
106の中心線Loとのなす角θ)が変化する際には、
連結ピン109は穴106内をその長径方向に摺動(移
動)する。
11を介して連結されたリング盤(ドーナツ盤)状の揺
動部材であり、この揺動部材110は、旋回部材108
の回転と共に、その外周側が波打つように揺動する。
8aに対して垂直な軸周りに旋回部材108が揺動部材
110に対して回転することができるようにする軸受で
あり、本実施形態では、略円柱のコロを有する転がり軸
受を採用している。
するピストンであり、113はピストン112と揺動部
材110とを連結するロッドである。このとき、ロッド
113の一端側は揺動部材110の外周側に揺動可能に
連結され、他端側はピストン112に揺動可能に連結さ
れているので、シャフト106が回転して揺動部材11
0が揺動すると、ピストン112がシリンダボア103
内を往復運動する。
して揺動部材110を揺動可能に支持する自在継ぎ手状
の揺動支持機構であり、以下、図3〜5を用いて揺動支
持機構114について述べる。
6側から見た図であり、図4は図3のA−A断面図であ
り、図5は図3のB−B断面図である。115はシャフ
ト106の中心線Loと直交する第1軸線L1周りに回
転可能な略環状の第1回転部材であり、116は第1回
転部材115に連結されて第1回転部材115が中心線
Lo周りに回転することを規制する拘束部材である。
1回転部材115の内周面に位置する球面摺動部116
aと略円柱状の支持部116bとを有して構成されてい
る。そして、支持部116bの外周面には、その軸方向
に延びる多数本の溝部からなるスプライン(JIS B
1601等参照)116cが設けられてその断面形状
が歯車状に形成され、一方、ミドルハウジング102の
略中央部には、図2に示すように、拘束部材116の断
面形状と相似形状の断面形状を有する穴部102aが形
成されている。
摺動可能に挿入されることにより、拘束部材116は、
ミドルハウジング102に対して回転不可とした状態
で、かつ、中心線Lo方向に摺動することができるよう
にミドルハウジング102に係合される。
15の径方向外側に位置して、中心線Loと直交し、か
つ、第1軸線L1に対して交差する第2軸線L2周りに
回転可能に第1回転部材115に連結された略環状の第
2回転部材であり、揺動部材110は第2回転部材11
7に圧入された状態で連結されている。
1ピン部材118を介して拘束部材116に連結され、
第2回転部材117は、円柱状に形成された2本の第2
ピン部材119を介して第1回転部材115に連結され
ている。また、拘束部材116(支持部116b)内に
は、図2に示すように、揺動支持部材114をシャフト
106側に押圧する弾性力を発揮するコイルバネ(弾性
部材)120が配設されている。
14は、フックの継ぎ手状の自在継ぎ手を構成するの
で、揺動部材110を揺動可能に支持することできる。
ア103、バルブプレート104及びピストン112に
よって形成される複数個の作動室Vに冷媒を分配供給す
る吸入室であり、バルブプレート104には、吸入室1
21と作動室Vとを連通させる吸入ポート123、及び
作動室Vと吐出室122とを連通させる吐出ポート12
4が形成されている。
動室Vから吸入室120へ逆流することを防止するリー
ド弁状の吸入弁(図示せず。)が設けられ、吐出ポート
124には、冷媒が吐出室122から作動室Vへ逆流す
ることを防止するリード弁状の吐出弁(図示せず。)が
設けられている。
開度を規制する弁止板(ストッパ)125と共にミドル
ハウジング102及びリアハウジング105間に挟まれ
て固定されている。
110が収納された空間127)内の冷媒が、フロント
ハウジング101とシャフト106との隙間からハウジ
ング外に漏れ出すことを防止するシャフトシールであ
り、128はクランク室127と吸入室121及び吐出
室122との連通状態を調節することによりクランク室
127内の圧力を制御する圧力制御弁である。
動を述べる。
を吐出圧(作動室V内圧力)より低くする。このとき、
5本のピストン112のうち圧縮工程中にあるピストン
112に着目すると、作動室V内の圧力がクランク室1
27内の圧力より大きいため、揺動部材110(旋回部
材108)には、作動室Vの体積を拡大する向きの力
(以下、この力を圧縮反力と呼ぶ。)が作用する。
14によって拘束されているので、揺動部材110(旋
回部材108)には、連結ピン109を中心とする圧縮
反力により傾斜角θを小さくする向きのモーメント(以
下、このモーメントを傾斜モーメントと呼ぶ。)が作用
する。このため、揺動部材110(旋回部材108)の
傾斜角度θが小さくなり、ピストン112の行程(スト
ローク)が増大するので、吐出容量が増大する。
フト106が1回転する際に吐出される理論体積流量
(ストロークとボア径とで計算される幾何学的な流用)
を言う。
容量運転時に比べて大きくする。このため、最大容量運
転時とは逆に圧縮反力(傾斜モーメント)が小さくなる
ので、傾斜角度θが拡大して吐出容量が減少していく。
べる。
揺動支持部材114により中心線Lo周りの回転を規制
(阻止)された状態で揺動可能に支持されているので、
シャフト106が高速回転した場合であっても、揺動部
材110をシャフト106周りに回転させる力により揺
動部材110がシャフト106周りに回転するように揺
動してしまうことを確実に防止(阻止)することができ
る。
してしまうことを防止(阻止)することができるので、
大きな騒音の発生を防止することができ、高速回転時に
おける信頼性(耐久性)を高めることができる。
ながら揺動部材110の自転を規制する揺動支持機構1
14が、揺動部材110の略中央部に配設されいるの
で、揺動部材110の慣性モーメントを小さくすること
ができ、かつ、例えば揺動部材110の回転を規制する
自転防止機構が揺動部材110の外周側に配設されたも
の(例えば、特開昭61−218783号公報に記載の
発明)に比べて圧縮機100の外径寸法を小さくするこ
とができるとともに、揺動部材110の揺動時の動的バ
ランスが崩れることがない。したがって、圧縮機100
の外径寸法を小さくしつつ、揺動部材110を滑らかに
揺動させることができる。
角θを変化させることができる可変容量式の圧縮機に本
発明を適用したが、本実施形態は、図7に示すように、
傾斜角θが固定された固定容量式の圧縮機に本発明を適
用したものである。
7に示すように、揺動支持部材114の支持部116を
ミドルハウジング102に対して移動不可とした状態で
固定してもよく、また、図2に示すように、移動可能と
した状態で固定すれば、揺動部材110や旋回部材10
8等の駆動部の寸法バラツキ及び組み付けバラツキを吸
収することができる。
すように、吐出容量(揺動部材110(旋回部材10
8)の傾斜角度θ)を検出する吐出容量検出機構130
を設けたものである。
らかなように、揺動部材110の中心(第1、2ピン部
材118、119の軸線の交点)が吐出容量(傾斜角度
θ)の変化に応じてシャフト106の長手方向(軸方
向)に変位(移動)し、しかも、本実施形態では、拘束
部材116の移動量Δと吐出容量比Qとは、図10に示
すように、略比例関係にある。なお、吐出容量比Qと
は、最大吐出容量を100としたときの吐出容量を百分
率で表したものである。
構130として、拘束部材116の移動量Δを検出する
変位センサ(変位検出手段)131をリアハウジング1
05に設け、この変位センサ131の検出信号に基づい
て吐出容量を算出(演算)している。
ある。また、算出(演算)した吐出容量は、容量制御の
ためのフィードバック信号等に利用される。
上死点位置が傾斜角度θによらず、略一定位置となるよ
うに設定されていたので、拘束部材116の移動量Δと
吐出容量比Qとは略比例関係にあったが、ピストン11
2の上死点位置が傾斜角度θに応じて変位するものにお
いては、必ずしも拘束部材116の移動量Δと吐出容量
比Qとは略比例関係とはならないので、その分を考慮し
て吐出容量を算出(演算)する。
検出機構130として、作動トランス機構を用いたもの
である。
材116と一体的に変位する磁性材料からなるセンシン
グロッド132、樹脂等の非磁性体からなるコイルホル
ダ133、及びセンシングロッド132の移動方向に離
隔して配置された第1、2コイル133a、133b等
からなるもので、センシングロッド132の変位に伴っ
て変化する作動トランスの出力電圧によって拘束部材1
16の移動量Δを検出するものである。
プライン(セレーション)嵌合により拘束部材116が
回転することを防止したが、本実施形態は、図12、1
3に示すように、支持部116b(拘束部材116)の
断面形状を多角形とすることにより拘束部材116が回
転することを防止したものである。
スプライン(セレーション)嵌合により拘束部材116
が回転することを防止したが、本実施形態は、図14に
示すように、支持部116b(拘束部材116)に二面
幅を設けることにより拘束部材116が回転することを
防止したものである。
スプライン(セレーション)嵌合により拘束部材116
が回転することを防止したが、本実施形態は、図15、
16に示すように、穴部102aにキー溝102bを設
け、拘束部材116(支持部116b)にキー116d
を配置してキー勘合することにより拘束部材116が回
転することを防止したものである。
ストン112と揺動部材110とをロッド113にて連
結したが、本実施形態は、図17、18に示すように、
ロッド113を廃止し、かつ、揺動部材110と一体的
に揺動する円盤状の斜板113aを設けるとともに、こ
の斜板113aの外径側及びピストン112に摺動可能
に接触し、斜板113aに対してピストン112を揺動
に連結するシュー113bを配置したものである。
し、図18は0%(最小)容量運転時を示すものであ
る。
態では、フックの継ぎ手状の自在継ぎ手を構成すること
により揺動支持機構114を構成したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば等速玉継ぎ手のごと
く、転動体を介した継ぎ手であってもよい。
凍サイクル用の圧縮機に本発明に係る流体ポンプを適用
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その
他の流体ポンプや圧縮機等にも適用することができる。
気圧縮式冷凍サイクルの模式図である。
時における断面図である。
機構の断面図である。
時における断面図である。
ある。
時における断面図である。
時における断面図である。
移動量Δと吐出容量比Qとの関係を示すグラフである。
量時における断面図である。
のミドルハウジングの軸方向断面図であり、(b)は本
発明の第5実施形態に係る圧縮機のミドルハウジングの
正面図である。
る圧縮機のミドルハウジングの軸方向断面図であり、
(b)は本発明の第5実施形態の変形例に係る圧縮機の
ミドルハウジングの正面図である。
のミドルハウジングの軸方向断面図であり、(b)は本
発明の第6実施形態に係る圧縮機のミドルハウジングの
正面図である。
断面図(図16のB−B断面図)である。
量時における断面図である。
量時における断面図である。
グ、103…シリンダボア、104…バルブプレート、
105…リアハウジング、106…シャフト、106a
…アーム、108…旋回部材、110…揺動部材、11
2…ピストン、114…揺動支持部材、115…第1回
転部材、116…拘束部材、117…第2回転部材、1
20…コイルバネ。
Claims (8)
- 【請求項1】 回転するシャフト(106)を収納する
とともに、往復運動するピストン(112)を収納する
シリンダボア(103)が形成されたハウジング(10
2)と、 前記シャフト(106)と一体的に回転するとともに、
前記シャフト(106)に対して傾いた傾斜面(108
a)を有する旋回部材(108)と、 前記傾斜面(108a)とスラスト軸受(111)を介
して連結し、前記旋回部材(108)の回転と共に揺動
することにより前記ピストン(112)を往復運動させ
る揺動部材(110)と、 前記揺動部材(110)を揺動可能に支持する自在継ぎ
手状の揺動支持機構(114)とを備え、 前記揺動支持機構(114)は、 前記シャフト(106)の中心線(Lo)と直交する第
1軸線(L1)周りに回転可能な第1回転部材(11
5)と、 前記第1回転部材(115)に連結され、前記第1回転
部材(115)が前記中心線(Lo)周りに回転するこ
とを規制する拘束部材(116)と、 前記中心線(Lo)と直交し、かつ、前記第1軸線(L
1)に対して交差する第2軸線(L2)周りに回転可能
に前記第1回転部材(115)に連結された第2回転部
材(117)とを有して構成されており、 さらに、前記揺動部材(110)は、前記第2回転部材
(117)に連結されていることを特徴とする流体ポン
プ。 - 【請求項2】 前記第1、2回転部材(115、11
7)は、共に略環状であり、 前記第1回転部材(115)は、円柱状の第1ピン部材
(118)を介して前記拘束部材(116)に連結さ
れ、 さらに、前記第2回転部材(117)は、円柱状に形成
された2本の第2ピン部材(119)を介して前記第1
回転部材(115)に連結されていることを特徴とする
請求項1に記載の流体ポンプ。 - 【請求項3】 前記旋回部材(108)は、前記傾斜面
(108a)と前記中心線(Lo)との傾斜角(θ)を
変化させることができるように前記シャフト(106)
に連結されており、 さらに、前記拘束部材(116)は、前記中心線(L
o)の方向に移動可能に前記ハウジング(102)に配
置されていることを特徴とする請求項1に記載の流体ポ
ンプ。 - 【請求項4】 前記拘束部材(116)の変位量(Δ)
に基づいて吐出容量を検出する吐出容量検出機構(13
0)を有することを特徴とする請求項3に記載の流体ポ
ンプ。 - 【請求項5】 前記揺動部材(110)はリング盤状に
形成されており、 さらに、前記揺動支持機構(114)は、前記揺動部材
(110)の略中央部に配設されていることを特徴とす
る請求項1ないし4に記載の流体ポンプ。 - 【請求項6】 前記拘束部材(116)は、その断面形
状が多角形状に形成された柱状ものであり、 前記ハウジング(102)には、前記拘束部材(11
6)の断面形状と相似形状の断面形状を有する穴部(1
02a)が形成されており、 さらに、前記拘束部材(116)は、前記穴部(102
a)に摺動可能に挿入されていることを特徴とする請求
項3ないし5のいずれか1つに記載の流体ポンプ。 - 【請求項7】 前記拘束部材(116)は、その断面形
状が歯車状に形成された柱状ものであり、 前記ハウジング(102)には、前記拘束部材(11
6)の断面形状と相似形状の断面形状を有する穴部(1
02a)が形成されており、 さらに、前記拘束部材(116)は、前記穴部(102
a)に摺動可能に挿入されていることを特徴とする請求
項3ないし5のいずれか1つに記載の流体ポンプ。 - 【請求項8】 前記拘束部材(116)は、キー嵌合に
より前記ハウジング(102)に対して回転不可とした
状態で、かつ、前記中心線(Lo)方向に摺動すること
ができるようになっていることを特徴とする請求項3な
いし5のいずれか1つに記載の流体ポンプ。
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