JP4022409B2 - 中通し竿 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、竿体内部をリールからの釣糸が挿通する中通し竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の中通し竿は、内部に釣糸が挿通可能な釣糸通路を有する複数の竿体を順次振出形式や並継形式で連結して構成されている。例えば、最も手元側に位置する元竿には、リールを取り付け可能なリールシートが形成され、リールシートの穂先側にはリールからの釣糸を竿体内部の釣糸通路に導入するための釣糸導入口が形成される。また、最も穂先側に位置する穂先竿の穂先側端部にはトップガイドが設けられている。そして、リールシートに取り付けられたリールからの釣糸は釣糸導入口から竿体内部へ導かれ、順次各竿体を挿通して穂先側のトップガイドへ至り、トップガイドから外部へ導出されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような中通し竿では、釣りをおこなう際に釣糸に付着した水が、釣糸の巻き上げと共に中通し竿内に侵入し、竿体内部に溜まってしまう場合がある。このような竿体内へ水の侵入は、釣りを行っている最中において釣竿の重量化を招くと共に、竿体内に溜まった水は釣糸の抵抗を増大させる。さらに、釣竿を痛める一因ともなる。特に、近年の中通し竿においては、竿体内部の通路に軸方向に螺旋状に連続して突起を形成し、釣糸の摺動抵抗の軽減を図るような工夫が施されていることもある。このような中通し竿においては、突起と突起との間に水が特に溜まりやすい。
【0004】
このようにして竿体内部に溜まってしまった場合、竿体を勢いよく振る等して水を外部に排出することになるが、良好に水を排水できるものではない。
【0005】
本発明の課題は、釣糸に付着して竿体内部に溜まってしまった水を容易に排水可能な中通し竿を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1の中通し竿は、リールを脱着自在に装着可能なリールシートを周面に有する筒状の元竿と、元竿の穂先側に振出形式で連結され、周面にリールからの釣糸を竿体内部に導入するための釣糸導入口を有すると共に、元竿内に挿入される軸方向一定範囲の竿元側周面が、元竿の軸方向の全体に亘って挿入される間に元竿の穂先側端部の内径に連続的に当接する当接周面となっている筒状の元上竿と、元上竿の穂先側に順次連結され内部に釣糸が挿通可能な釣糸通路を有する複数の筒状の竿体からなる竿体ユニットとを備えている。
【0007】
この中通し竿は、釣りを行う際には、元竿の穂先側に元上竿を引き出し、竿体ユニットを順次連結し、一本の長い釣竿とした上で、リールからの釣糸を釣糸導入口から竿体内に導入して穂先側へ導いて用いられる。魚釣りを行って釣糸を巻き上げる等の作業を繰り返した際に、釣糸と共に竿体内部に導入されて竿体内に溜まってくる水は、以下の様な手順で排水する。
【0008】
各竿体を連結して一本の長い釣竿としている状態で、例えば釣糸導入口を手で抑える等して塞いだ上で、元竿を穂先側に勢いよく押し出し、元上竿を元竿内に収納した状態とする。元竿と元上竿とは振出形式で連結され、且つ元竿内に挿入される軸方向一定範囲の竿元側周面が元竿の軸方向の全体に亘って挿入される間に元竿の穂先側端部の内径に連続的に当接する当接周面となっている。即ち、元上竿の外径と元竿の穂先側端部内径との間は殆ど隙間が生じないように設定されている。このため、元竿と元上竿とはシリンダとピストンのように作用し、元竿内の空気が元上竿内に押し出され、この押し出された空気が元上竿,竿体ユニット内に溜まった水を穂先側へ押し出す。
【0009】
発明2の中通し竿は、発明1の中通し竿であって、元竿は軸方向においてテーパの変化がないストレート形状又はテーパが0/1000〜2/1000の超スローテーパが施された筒状部材であり、元上竿は元竿内に挿入される軸方向の一定範囲が元竿の形状に合致するように設定されている。
【0010】
この中通し竿では、元竿及び元上竿が軸方向にストレート形状又は所定のテーパが施された筒状体として構成され、元竿内に挿入される元上竿の軸方向一定範囲の竿元側周面が元竿の穂先側端部の内径に軸方向に連続的に当接する。即ち、元上竿の外径と元竿の穂先側端部内径との間は軸方向に連続して殆ど隙間が生じないように設定されている。そして、元竿を穂先側に押し出した際には、元竿内の空気が他に逃げることなく元上竿や竿体ユニット内の水を良好に排水する。
【0011】
発明3の中通し竿は、発明1の中通し竿であって、元竿は、軸方向において内径が変化しないストレート部分又はテーパが0/1000〜2/1000の超スローテーパ部分と、ストレート部分または超スローテーパ部分の穂先側に形成され内径が穂先側ほど小径化するテーパ部分とを有している。一方、元上竿は、テーパ部分の内周面に嵌着可能な嵌合雄部を竿元側外周面に有すると共に、ストレート部分または超スローテーパ部分に連続的に当接する当接周面を竿元側端部外周面に有している。
【0012】
この中通し竿では、元上竿を元竿内に出し入れする際に、元竿のストレート部分または超スローテーパ部分の内周面と元上竿の当接周面が軸方向に連続的に当接する。即ち、元上竿の当接周面の外径と元竿のストレート部分または超スローテーパ部分の内径との間は軸方向に連続して殆ど隙間が生じないように設定されている。そして、元竿を穂先側に押し出した際には、元竿内の空気が他に逃げることなく元上竿や竿体ユニット内の水を良好に排水する。
【0013】
なお、元上竿を元竿の穂先側に引き出した際には、元竿の穂先側のテーパ部分の内周面が元上竿の竿元側の外周面に嵌着して、元竿と元上竿とが固定されることになる。
【0014】
発明4の中通し竿は、発明1〜3の何れかの中通し竿であって、元竿の竿元側端部に脱着自在に装着され、元上竿の竿元側端部を係止可能な係止手段を有する底栓をさらに備えている。
【0015】
この中通し竿では、元上竿を元竿内に収納した際には、元上竿の竿元側端部が底栓に係止されて固定される。このように、元上竿を元竿内に収納した状態においても両者を固定可能であり、元上竿を元竿内に収納した状態でも釣りを行うことが可能である。
【0016】
発明5の中通し竿は、発明1〜4のいずれかの中通し竿であって、元上竿の周面に形成される釣糸導入口は、元上竿が元竿内に収納された際に元竿の穂先側端部近傍に位置する。
【0017】
この中通し竿では、釣糸導入口が元上竿の所定位置に形成されることで、元竿を元上竿方向へ押し出し排水作業を行う際に、釣糸導入口を手で塞ぎやすく、排水操作も容易である。
【0018】
発明6の中通し竿は、発明5の中通し竿であって、釣糸導入口を開閉自在に覆う蓋部をさらに備える。
【0019】
この中通し竿においては、蓋部を閉じて釣糸導入口を塞いて排水作業を行う。釣糸導入口を塞いで空気漏れを効果的に抑えて、元上竿乃至竿体ユニット内の水をより効果的に穂先側に排水可能となる。
【0020】
発明7の中通し竿は、発明6の中通し竿であって、蓋部は、元上竿の釣糸導入口付近の周面に周方向に回転自在に配置される筒状体であり、釣糸導入口に合致する開口を有している。
【0021】
この中通し竿で排水作業を行う際には、蓋部を周方向に回転させて、釣糸導入口を蓋部で塞ぐ。一方、釣りを行う際には、蓋部を周方向に回転させて開口を釣糸導入口に合致させて、釣糸導入口を開口させる。
【0022】
発明8の中通し竿は、発明6の中通し竿であって、蓋部は、元上竿の釣糸導入口付近の周面に軸方向に滑動自在に配置される筒状体である。
【0023】
この中通し竿で排水作業を行う際には、蓋部を軸方向に移動させて釣糸導入口を蓋部で塞ぐ。一方、釣りを行う際には、蓋部を軸方向に移動させて釣糸導入口を開口させる。
【0024】
発明9の中通し竿は、発明6の中通し竿であって、元上竿は、元上竿の釣糸導入口の開口周縁に沿って配置される開口リングと、開口リング上に配置されるゴムパッキンをさらに備えている。そして、蓋部は、元上竿の釣糸導入口の穂先側周面を回動中心として元上竿に固定されたアーム部分と、アーム部分の元上竿側面に配置され釣糸導入口を閉塞可能な弾性体とを有している。
【0025】
この中通し竿で排水作業を行う際には、蓋部のアーム部分を回動させて弾性体で釣糸導入口を塞ぐ。一方、釣りを行う際には、アーム部分を回動させて弾性体を釣糸導入口から外す。釣りを行っている際には、釣糸導入口周縁の開口リングが釣糸と接触して元上竿と釣糸とが相互に傷つけ合うのを防止する。また、釣糸導入口を弾性体部分で塞いでいる際にはゴムパッキンが弾性体と開口リングとの隙間からの空気漏れを防ぐ。
【0026】
発明10の中通し竿は、発明6の中通し竿であって、元上竿は、元上竿の釣糸導入口の開口周縁に沿って配置される開口リングをさらに備えている。そして、蓋部は、元上竿の釣糸導入口の穂先側周面を回動中心として元上竿に固定されたアーム部分と、アーム部分の元上竿側面に配置されたゴムパッキンと、ゴムパッキン上に配置された釣糸導入口を閉塞可能な弾性体とを有している。
【0027】
この中通し竿で排水作業を行う際には、蓋部のアーム部分を回動させて弾性体で釣糸導入口を塞ぐ。一方、釣りを行う際には、アーム部分を回動させて弾性体部分を釣糸導入口から外す。釣りを行っている際には、釣糸導入口周縁の開口リングが釣糸と接触して元上竿と釣糸とが相互に傷つけ合うのを防止する。また、釣糸導入口を弾性体で塞いでいる際には、ゴムパッキンが弾性体と開口リングとの隙間からの空気漏れを防ぐ。
【0028】
発明11の中通し竿は、発明6の中通し竿であって、蓋部は、元上竿の釣糸導入口の穂先側周面を回動中心として元上竿に固定されたアーム部分と、アーム部分の元上竿側面に配置され釣糸導入口を閉塞可能な弾性体とを有し、弾性体は液体を吸湿可能なスポンジ材である。
【0029】
この中通し竿で排水作業を行う際には、この中通し竿で排水作業を行う際には、蓋部のアーム部分を回動させてスポンジ材で釣糸導入口を塞ぐ。一方、釣りを行う際には、アーム部分を回動させてスポンジ材を釣糸導入口から外す。
【0030】
さらに、スポンジ材に撥水材を含浸させておき、フラット部分で釣糸導入口を塞ぎつつ釣糸を巻き上げれば、釣糸の表面に撥水材を順次塗布できる。そして、釣糸の竿体内周面や竿体外周面へのべたつきも防止できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0032】
本発明の第1実施形態を採用した中通し竿は、図1に示すように、元竿1と、元竿1の穂先側に連結された元上竿2と、元上竿2の穂先側に連結された中竿3,4,5及び、その穂先側に連結された穂先竿6とを有している。これら元竿1〜穂先竿6は炭素繊維またはガラス繊維等に合成樹脂を含浸させたプリプレグから形成される先細り筒状部材である。そして、元上竿2〜穂先竿6は穂先側から順次竿元側の竿体の内部に挿入され出し入れ自在になっており、いわゆる振出形式で連結されている。もっとも、竿体の本数は必要とされる釣竿全体の長さ等によって適宜設定するものであり、このように6本に限定されるものではなく、任意の本数を用いることが可能である。また、元上竿2〜穂先竿6の内部は釣糸が挿通するための釣糸通路となっており、これらの内周面には軸方向に螺旋状に連続して形成される釣糸支持突起等を形成してもよい。
【0033】
元竿1は、外周面に形成されリール(図示せず)を脱着自在に装着可能なリールシート8を有し、竿元側端部には尻栓9が脱着自在に装着されている。この元竿1は、軸方向に於いて径が変化しないストレート形状、若しくは0/1000〜2/1000程度の先細り超スローテーパが施された筒状部材である。このテーパ値は、後述のように元竿1内の空気を漏れを排除するために、好ましくは、0/1000〜1/1000,より好ましくは0/1000〜0.7/1000程度に設定する。また、竿元側端部内周面にはねじ山が直接形成され又は別途雌ねじ部材がはめ込まれて固定されており、ここに底栓9が脱着自在に螺合している。
【0034】
元上竿2には、リールからの釣糸を竿体内部に導入する釣糸導入口10が穂先側の外周面に形成されており、釣糸導入口10の竿元側には、リールからの釣糸を釣糸導入口10に案内するための釣糸導入ガイド11が配置されている。釣糸導入口10の開口周縁には、釣糸との接触から竿体自体を保護するために硬質セラミックなどをはめ込んでもよい。また、この実施形態では釣糸導入ガイド11を釣糸導入口10の竿元側に配置しているが、釣糸導入口10を軸方向に跨ぐように配置してもよい。この釣糸導入口10及び釣糸導入ガイド11は、後述のように元上竿2が元竿1内に収納された際に、元竿1の穂先側端部近傍に位置する。
【0035】
先にも述べたように元上竿2は元竿1の穂先側に振出形式で連結されている。そして、元竿1内に収納されることになる元上竿2の竿元側部分2aは、図2に詳しく示すように、軸方向に一定の範囲において他の部分よりやや大径化しており、これらの部分が元竿1の内周面に軸方向に連続的にほぼ当接する。上述のように、元竿1はストレート形状若しくは先細り超スローテーパが施された筒状部材部材であり、この元上竿2の竿元側部分2aもこれに対応してストレート形状若しくは先細り超スローテーパとなる。なお、元上竿2の竿元側端部は部分的にさらに大径化しており、穂先側に元上竿2が引き出された際に元竿1の穂先側端部内周面に嵌着して振出形式に嵌合固定可能となっている。
【0036】
これらの元上竿2の竿元側部分2aと軸方向に連続的に当接することになる元竿1の内周面及び/または元上竿2の竿元側部分2aは、元上竿2と元竿1との接触摩耗等を防止するために、比較的柔らかい不織布製プリプレグ層等を設けることも考えられる。
【0037】
なお、この実施形態では特に設けていないものの、元竿1の竿元側端部内周面(底栓9に隣接するような位置)で、元上竿2の竿元側端部外周をさらに元竿1に嵌着可能に、元竿1の竿元側端部に被嵌着部材を配置してもよい。このように設定すれば、元上竿2は元竿1の穂先側に引き出した状態と元竿1内に収納した状態の何れに於いても元竿1に固定可能となり、釣竿全体の長さを調整しつつ魚釣りを行うことも可能となる。
【0038】
各中竿3〜5及び穂先竿6は周知の振出形式の竿体であり、それぞれ振出形式に嵌合可能なように穂先側端部内周面及び竿元側端部外周面に嵌合部分を有する。また、穂先竿6の穂先側端部にはトップガイド7が装着されている。
【0039】
この中通し竿で釣りを行う際には、元竿1の穂先側に元上竿2〜穂先竿6を順次引き出し、一本の長い釣竿とした上で、リールからの釣糸を釣糸導入ガイド11を介して釣糸導入口10から竿体内に導入し、穂先側へ導いてトップガイド7から外部へ導出する。魚釣りを行って釣糸を巻き上げる等の作業を繰り返した際に、釣糸と共に各竿体内部に導入されて竿体内に溜まってくる水は、以下のようにして排水する。
【0040】
図3に示すように、各竿体を連結して一本の長い釣竿としている状態で、釣糸導入口10を手で抑える等して塞いだ上で、元竿1を穂先側に勢いよく押し出し、元上竿2を元竿内に収納した状態とする(作業を模式的に示した図4(a)(b)参照)。元竿1と元上竿2とは振出形式で連結され、且つ元上竿2の元竿1内に挿入される軸方向一定範囲の竿元側周面2aが元竿の穂先側端部の内径に連続的に当接する当接周面となって、元上竿2の外径と元竿1の内径との間は軸方向に連続して殆ど隙間が生じないように設定されている。このため、元竿1を穂先側に押し出した際には、元竿1内の空気が他に逃げることなく、元竿1と元上竿2とはシリンダとピストンのように作用し、元竿1内の空気が元上竿2内に押し出され、この押し出された空気が元上竿2やその穂先側の各竿体内に溜まった水を穂先側へ押し出し、トップガイド7より排水する。
【0041】
[第2実施形態]
上記第1実施形態のように、元上竿2の元竿1内に収納される竿元側部分2aを軸方向に一定の範囲で連続的に当接するように設定する代わりに、図5に示すように、元上竿2の竿元側端部外周面に弾性を有する短筒状部材30を配置して、元竿1内の空気を円滑に元上竿2方向へ押し出すことも考えられる。この短筒状部材30は元竿1の穂先側端部内周面側に配置してもよい。このような短筒状部材30を配置することで、元竿1の穂先側から元竿1内に空気が逃げることなく、円滑に空気を元上竿2内へ押し出すことが可能である。
【0042】
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態を採用した中通し竿においても、第1実施形態と同様に、元竿1の穂先側に振出形式に元上竿2が連結されている。
【0043】
元竿1は、図6に示すように、外周面に設けられるリール(図示せず)を脱着自在に装着可能なリールシート8を有し、竿元側端部には尻栓19が脱着自在に装着されている。この元竿1は、竿元側端部よりおよそ軸方向全体に於いて内径が変化しないストレート形 状、若しくは0/1000〜2/1000程度の先細り超スローテーパが施された筒状部材である。この部分においては内径の径が変化せず若しくは超スローテーパとなっていれば足り、必要な場合、外径においては径を変化させてもよい。そして、元竿1の穂先側端部、即ち、ストレート形状若しくは超スローテーパ部分の穂先側の一部は穂先側ほど内径が小径化するテーパ部分1aとなっている(図7参照)。
【0044】
一方、元竿1の竿元側端部外周面は一部が切り欠かれて切り欠き部が形成されると共に、この切り欠き部にリング状の雄ねじ部材21が装着されている。そして、ここに底栓19が脱着自在に螺合している。
【0045】
図7に詳しく示すように、底栓19は略短筒状の栓部材である。底栓19は穂先側端部内周面にねじ山を有しており、このねじ山が上述の雄ねじ部材21に螺合する。また、底栓19の穂先側端面には元竿1の内部に向かって穂先側に突出する係止突起19aを有している。この係止突起19aはゴムなどの弾性部材からなり、その外径は、後述の元上竿2の竿元側端部の内径に合致するように設定される。このように係止突起19aに元上竿2の竿元側端部を係止させることで(図7参照)、元上竿2を元竿1に収納した状態での釣りも可能となるのである。
【0046】
図7に示すように、元上竿2は、先細りテーパの施された筒状部材である。竿元側部分に於いて特に外径が竿元側ほど大径化する他の部分より傾斜の大きいテーパ部分2bを有する。この元上竿2のテーパ部分2bのテーパ傾斜は、上述の元竿1のテーパ部分1aの内径に合致するように設定されている。そして、元上竿2を元竿1の穂先側に引き出した状態で、この元上竿2の竿元側外周面と元竿1の穂先側内周面とが嵌着して、元竿1と元上竿2は相互に連結固定されることになる。
【0047】
また、テーパ部分2bの竿元側端部、即ち、元上竿2の竿元側端部の外径はおよそ元竿1のストレート形状若しくは超スローテーパ部分の内径に合致するように設定されて当接周面となっている。当接周面を形成する元上竿2の竿元側端部の外周面の軸方向範囲は、任意に設定可能であるが、好ましくは、1〜20mm程度とするのがよい。
【0048】
この中通し竿で釣りを行う際には、第1実施形態と同様に、元竿1の穂先側に元上竿2〜穂先竿6を順次引き出し、一本の長い釣竿とした上で、リールからの釣糸を釣糸導入口10から竿体内に導入し、穂先側へ導いてトップガイド7から外部へ導出する。そして、魚釣りを行って釣糸を巻き上げる等の作業を繰り返した際に、釣糸と共に各竿体内部に導入されて竿体内に溜まってくる水は、第1実施形態と同様の手順で排水可能となる。
【0049】
即ち、各竿体を連結して一本の長い釣竿としている状態で、釣糸導入口10を手で抑える等して塞いだ上で、元竿1を穂先側に勢いよく押し出し、元上竿2を元竿内に収納した状態とする。この際、元上竿2の竿元側端部の当接周面が元竿1のストレート若しくは超スローテーパ部分の内周面に軸方向に連続的に当接して、元竿1内の空気を逃がすことなく、元竿1と元上竿2とはシリンダとピストンのように作用し、元竿1内の空気が元上竿2内に押し出され、この押し出された空気が元上竿2やその穂先側の各竿体内に溜まった水を穂先側へ押し出し、トップガイド7より排水する。
【0050】
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態として、上述の第3実施形態の変形例を示す。
【0051】
図8に示すように、元竿1は第3実施形態と同様のものであり、竿元側端部よりおよそ軸方向全体に於いて内径が変化しないストレート形状、若しくは0/1000〜2/1000程度の先細り超スローテーパが施された筒状部材である。そして、元竿1の穂先側端部、即ち、ストレート形状若しくは超スローテーパ部分の穂先側の一部は穂先側ほど内径が小径化するテーパ部分1aとなっている。そして、元竿1の竿元側端部外周面は一部が切り欠かれて切り欠き部が形成されると共に、この切り欠き部にリング状の雄ねじ部材21が装着されている。
【0052】
図9に詳しく示すように、底栓29は略短筒状の栓部材である。底栓29は穂先側端部内周面にねじ山を有しており、このねじ山が雄ねじ部材21に螺合する。また、底栓29のねじ山の竿元側の内周面には周方向に間隔を隔てて形成され径内方向に突出する複数の係止リブ29が形成されている。この係止リブ29aの内径は、後述する元上竿2の竿元側端部に装着される当接部材25の外径に合致するように設定されており、元上竿2が元竿1内に挿入された際に、係止リブ29aが当接部材25を係止する。そして、元上竿2を元竿1に収納した状態での釣りも可能としている。
【0053】
図8に示すように、元上竿2は、先細りテーパの施された筒状部材である。第3実施形態と同様に、竿元側部分に於いて特に外径が竿元側ほど大径化する他の部分より傾斜の大きいテーパ部分2bを有する。この元上竿2のテーパ部分2bのテーパ傾斜は、上述の元竿1のテーパ部分1aの内径に合致するように設定されている。そして、元上竿2を元竿1の穂先側に引き出した状態で、この元上竿2の竿元側外周面と元竿1の穂先側内周面とが嵌着し、元竿1と元上竿2は相互に連結固定されることになる。
【0054】
また、元上竿2の竿元側端部には、ゴムなどの弾性体からなる筒状の当接部材25が連結されている。この当接部材25は元上竿2に接着固定若しくはねじ式で脱着自在に連結され、その外径は上述の元竿1のストレート形状若しくは超スローテーパ部分の内径に合致するように設定されている。
【0055】
この中通し竿においても、第3実施形態と同様に、釣りを行う際に竿体内部に釣糸と共に侵入してたまってしまう水を排水可能である。即ち、各竿体を連結して一本の長い釣竿としている状態で、釣糸導入口10を手で抑える等して塞いだ上で、元竿1を穂先側に勢いよく押し出し、元上竿2を元竿内に収納した状態とする。この際、元上竿2の竿元側端部の当接部材25の外周面が元竿1のストレート若しくは超スローテーパ部分の内周面に軸方向に連続的に当接して、元竿1内の空気を逃がすことなく、元竿1と元上竿2とはシリンダとピストンのように作用し、元竿1内の空気が元上竿2内に押し出され、この押し出された空気が元上竿2やその穂先側の各竿体内に溜まった水を穂先側へ押し出し、トップガイド7より排水するのである。
【0056】
[第5実施形態]
上述の各実施形態における元上竿2の釣糸導入口10付近に、以下のような、蓋部材50を配置することも可能である。
【0057】
図10に示すように、元上竿2の釣糸導入口10付近及びその穂先側の一定範囲の周面には、軸方向に延びる溝51が形成される。この溝51は、釣糸導入口10を上面側として、その左右両側面にそれぞれ軸方向に延びて形成される。元上竿2を製造後に周面を削って形成すればよい。また、別途レール状の部材を元上竿2の周面に接着等により固定することも可能である。
【0058】
そして、この溝51が形成されている元上竿2の周面上に蓋部材50が軸方向に滑動自在に配置される。この蓋部材50は合成樹脂または金属などからなるパイプ状の部材である。この蓋部材50の内周面には上述の溝51に噛み合うように軸方向に延びるレール52が形成され、蓋部材50は溝51に沿って元上竿2上を軸方向に移動可能となっている。
【0059】
この中通し竿にあっては、元竿1と元上竿2とをピストン・シリンダのように作用させて、竿体内部に溜まった水を排水する場合には、蓋部材50を釣糸導入口10上に移動させて釣糸導入口10を塞ぎ、竿体内の空気が釣糸導入口10から外部に流れ出てしまうのを抑える。一方、釣りを行う際には、蓋部材50を釣糸導入口10より穂先側に移動させて釣糸導入口10を開口させる。
【0060】
なお、このように蓋部材50を元上竿2の周面に軸方向に滑動可能とする代わりに、図11に示すように、蓋部材53を周方向に回転自在に配置することも可能である。
【0061】
この場合、元上竿2の釣糸導入口10付近には周方向に溝を形成する。一方、蓋部材53には周方向の一部に釣糸導入口10に合致するような開口53aを設けておく。そして、蓋部材53を元上竿2の周面で周方向に回転させることで、釣糸導入口10を開閉する。なお、開口53aの周縁には必要に応じてセラミックスなどの硬質材を配置してもよい。
【0062】
[第6実施形態]
図12に示すように、リールシートが設けられる一般に元竿と呼ばれる竿体1の竿元側に、別途、筒状の袴部材40を振出形式に連結する手法もある。この袴部材40の押し出し作業によって、各竿体内に溜まった水を穂先側に排水することが可能となる。
【0063】
[第7実施形態]
図13及び図14に示すように、元上竿2の釣糸導入口10を塞ぐための蓋部材60を用いることも可能である。この蓋部材60は、元上竿2の釣糸導入口10の穂先側に隣接する周面に固定される釣糸導入口10の幅方向に延びる軸受け61aを有するリング部61と、軸受け61aを中心にして回動自在に配置されたアーム62と、アーム62の裏面側に釣糸導入口10に合致するように貼り付けられた弾性体63とを有している。そして、必要に応じて付勢バネ64などを軸受け61aに配置して、アーム62を起立状態となるように付勢しておく。
【0064】
このような蓋部材60を用いても、容易に釣糸導入口10を閉じて、竿体内部に溜まった水を排水可能となる。
【0065】
また、この弾性体63としてを液体を吸収可能なスポンジ状のものを用いてもよい。そして、この弾性体63にフッ素系の撥水材を含浸させて、アーム62を回動させて弾性体63で釣糸導入口10を塞ぎながら釣糸をリールで巻き上げる作業を行えば、撥水剤を順次釣糸の周面に塗布することも可能となる。
【0066】
[その他の実施形態]
(a)さらに、上記第7実施形態の変形例として、釣糸導入口10付近の構造にあっては、以下のようなものとすることも可能である。
【0067】
図15及び図16に示すように、元上竿2の釣糸導入口10には、その開口形状である長孔に合致するような開口リング70をはめ込んで固定する。開口リング70は上面方向視において、釣糸導入口10より一回り大きな長孔をなし、釣糸導入口10の周縁に填るフランジ部分を有してこれを釣糸導入口10に填め込んで接着剤等で固定されている。上述の第7実施形態における蓋部60の弾性体63はこの開口リング70の開口にほぼ合致するように設定され、開口リング70の開口を塞ぎつつこれに当接する。また、この開口リング70の上面の外周縁に沿って周状にリング状のゴムパッキン71が配置され固定される。図15に示すように、ゴムパッキン71は弾性体63をリング内に収納して、アーム62と当接する。
【0068】
このような開口リング70を元上竿2の釣糸導入口10の周縁に配置することで、釣糸導入口10の周縁と釣糸とが相互に傷つけ合うのを防止できる。さらに、ゴムパッキン71によって釣糸導入口10閉塞時の空気漏れをも防げる。
(b)さらに、ゴムパッキンは蓋部60側に設置することも可能である。
【0069】
例えば、図17に示すように、アーム62の元上竿側面にシート状のゴムパッキン65を貼り付け、そのゴムパッキン65の面上に別途弾性体63を積層した2層構造とする。弾性体63によって開口リング70の開口を閉塞すると共に、ゴムパッキン65が弾性体63と開口リング70との隙間からの空気漏れを防ぐことができる。特に、弾性体63自体がゴムパッキン上に積層されており、弾性体63による開口リング70の開口の閉塞もスムーズなものとなる。
【0070】
【発明の効果】
本発明にかかる中通し竿によれば、釣糸と共に竿体内部に溜まってしまう水を円滑に排水できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を採用した中通し竿の全体図。
【図2】 図1の元上竿2及び元竿1を示した図。
【図3】 図1の中通し竿の排水作業を示した図。
【図4】 図3の排水作業を示す模式図。
【図5】 本発明の第2実施形態を採用した元上竿2を示した図。
【図6】 本発明の第3実施形態を採用した中通し竿の元竿1と元上竿2とを示した図。
【図7】 図6の元竿1及び元上竿2を示した断面図。
【図8】 本発明の第4実施形態を採用した中通し竿の図7に相当する図。
【図9】 図8の底栓29を示した図。
【図10】 本発明の第5実施形態を示した元上竿2の釣糸導入口10付近を示した図。
【図11】 図10の変形例を示した図。
【図12】 本発明の第6実施形態を採用した元竿1及び袴部材40を示した図。
【図13】 本発明の第7実施形態を採用した蓋部材60を示した図。
【図14】 図13の側面方向視図。
【図15】 本発明の他の実施形態を採用した元上竿2の釣糸導入口10付近を示した図。
【図16】 図15の上面図。
【図17】 本発明のさらに別の実施形態を採用した元上竿2の釣糸導入口10付近を示した図。
【符号の説明】
1 元竿
2 元上竿
10 釣糸導入口
30 短筒部材
40 袴部材
50,13,60 蓋部材
Claims (11)
- リールを脱着自在に装着可能なリールシートを周面に有する筒状の元竿と、
前記元竿の穂先側に振出形式で連結され、周面に前記リールからの釣糸を竿体内部に導入するための釣糸導入口を有すると共に、前記元竿内に挿入される軸方向一定範囲の竿元側周面が前記元竿の軸方向の全体に亘って挿入される間に前記元竿の穂先側端部の内径に連続的に当接する当接周面となっている筒状の元上竿と、
前記元上竿の穂先側に順次連結され内部に釣糸が挿通可能な釣糸通路を有する複数の筒状の竿体からなる竿体ユニットと
を備えた中通し竿。 - 前記元竿は軸方向においてテーパの変化がないストレート形状又はテーパが0/1000〜2/1000の超スローテーパが施された筒状部材であり、
前記元上竿は前記元竿内に挿入される軸方向一定範囲が前記元竿の形状に合致するように設定されている、請求項1に記載の中通し竿。 - 前記元竿は、軸方向において内径が変化しないストレート部分又はテーパが0/1000〜2/1000の超スローテーパ部分と、前記ストレート部分または超スローテーパ部分の穂先側に形成され内径が穂先側ほど小径化するテーパ部分とを有し、
前記元上竿は、前記テーパ部分の内周面に嵌着可能な嵌合雄部を竿元側外周面に有すると共に、前記ストレート部分または前記超スローテーパ部分に連続的に当接する当接周面を竿元側端部外周面に有している、請求項1に記載の中通し竿。 - 前記元竿の竿元側端部に脱着自在に装着され、前記元上竿の竿元側端部を係止可能な係止手段を有する底栓をさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載の中通し竿。
- 前記元上竿の周面に形成される釣糸導入口は、前記元上竿が前記元竿内に収納された際に前記元竿の穂先側端部近傍に位置する、請求項1〜4の何れかに記載の中通し竿。
- 前記釣糸導入口を開閉自在に覆う蓋部をさらに備える、請求項5に記載の中通し竿。
- 前記蓋部は、前記元上竿の釣糸導入口付近の周面に周方向に回転自在に配置される筒状体であり、前記釣糸導入口に合致する開口を有している、請求項6に記載の中通し竿。
- 前記蓋部は、前記元上竿の釣糸導入口付近の周面に軸方向に滑動自在に配置される筒状体である、請求項6に記載の中通し竿。
- 前記元上竿は、前記元上竿の前記釣糸導入口の開口周縁に沿って配置される開口リングと、前記開口リング上に配置されるゴムパッキンをさらに備え、
前記蓋部は、前記元上竿の前記釣糸導入口の穂先側周面を回動中心として前記元上竿に固定されたアーム部分と、前記アーム部分の前記元上竿側面に配置され前記釣糸導入口を閉塞可能な弾性体とを有している、請求項6に記載の中通し竿。 - 前記元上竿は、前記元上竿の前記釣糸導入口の開口周縁に沿って配置される開口リングをさらに備え、
前記蓋部は、前記元上竿の前記釣糸導入口の穂先側周面を回動中心として前記元上竿に固定されたアーム部分と、前記アーム部分の前記元上竿側面に配置されたゴムパッキンと、前記ゴムパッキン上に配置された前記釣糸導入口を閉塞可能な弾性体とを有している、請求項6に記載の中通し竿。 - 前記蓋部は、前記元上竿の前記釣糸導入口の穂先側周面を回動中心として前記元上竿に固定されたアーム部分と、前記アーム部分の前記元上竿側面に配置され前記釣糸導入口を閉塞可能な弾性体とを有し、前記弾性体は液体を吸湿可能なスポンジ材である、請求項6に記載の中通し竿。
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