JP4018372B2 - コンパレータ回路および赤外線信号受信装置 - Google Patents

コンパレータ回路および赤外線信号受信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力電圧を弁別し、弁別結果を表す論理出力を導出するコンパレータ回路、およびそのようなコンパレータ回路を用いて実現される赤外線信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図8に示すようなコンパレータ回路1が、たとえば赤外線リモコン装置の受信機で積分出力電圧を弁別するためや、高感度センサなどの出力を弁別するために用いられている。コンパレータ回路1では、弁別レベルにヒステリシス特性を持たせたヒステリシスコンパレータ回路2を用いる。ヒステリシスコンパレータ回路2は、入力電圧を弁別レベルと比較し、入力電圧が弁別レベルよりも高くなると出力Vout がONになる。同時に弁別レベルは低下し、入力電圧が少し変動して低下しても出力Vout がOFFにならないようにしている。入力電圧が、低下した弁別レベルよりもさらに低下すると、ヒステリシスコンパレータ回路2の出力Vout はOFFになり、弁別レベルは高くなる。このように、ヒステリシスコンパレータ回路2の弁別レベルであるヒステリシススレッシュ電圧Vthは、動作状態に応じて変化する。
【0003】
ヒステリシスコンパレータ回路2では、弁別レベルがヒステリシス特性を備えるので、弁別レベルが固定されているときに入力電圧が弁別レベル付近で変動して、出力がON/OFFに変動するチャタリング等の回路的な誤動作を防止することができる。赤外線リモコン受信機では、たとえばASK(Amplitude Shift Keying)方式で変調された赤外線信号を赤外線受光素子であるフォトダイオードなどで受光し、キャリア周波数成分を取出して検波し、積分回路で検波出力を積分しながら、ヒステリシスコンパレータ回路2でキャリアの有無を判別し、判別結果を表すデジタル出力を導出する。キャリアの有無の判別結果は、論理回路で処理されるので、デジタル信号に変換される。キャリアの有無を判別するための入力電圧は積分回路の出力であるので、変化は比較的遅いけれども、ノイズなどが重畳して細かい変動が生じやすい。ヒステリシスコンパレータ回路2を用いることによって、安定にキャリアの有無を判別することができる。
【0004】
従来、赤外線リモコン受信機や、高感度センサ回路などの電源電圧は、デジタル回路の一般的な電源電圧である5Vが主流となっていた。近年、大規模半導体集積回路(LSI)の低消費電力化や低電圧化が進み、赤外線リモコン受信機や高感度センサ回路に対しても。3V以下の電源電圧を用いるように、低電圧化が強く要請されている。特に電池を使用するシステムでは、最低動作電圧として、2.4Vや1.8Vなどでの保証が要求されている。ヒステリシスコンパレータ回路2は、チャタリング等の回路的な誤動作を防止する役割を有しているけれども、低電圧で安定に動作可能とするためには、弁別レベルに対する充分なヒステリシス電圧幅の確保と、入力部の飽和防止のためのリミッタ回路3とが必要となる。また、コストを低減するため、半導体集積回路として実現しやすい回路構成で、回路規模を小さく簡潔にする必要がある。
【0005】
リミッタ回路3は、入力電圧Vsig がリミット電圧Vlimit を超えることがないように制限する。Isig として表される信号電流4が容量Cの積分コンデンサ5を充電すると、充電電圧が入力電圧Vsig となる。リミッタ回路3のPNP型のトランジスタ6のベースにバイアス回路7から与えられているバイアス電圧と、トランジスタ6のベース・エミッタ間のPN接合順方向電圧との和がリミット電圧Vlimit となる。入力電圧Vsig がリミット電圧Vlimit を超えると、トランジスタ6のエミッタ・コレクタ間がON状態となり、低インピーダンスとなって、積分コンデンサ5を充電する信号電流4を吸収し、入力電圧Vsig の上昇を抑制する。リミッタ回路3で制限を受ける入力電圧Vsig がヒステリシスコンパレータ回路2内のヒステリシスコンパレータ8に入力され、ヒステリシススレッシュ電圧Vthと比較される。
【0006】
図9は、図8のコンパレータ回路1の主要部分での信号処理波形を示す。実線で示すように、入力電圧Vsig が変動を伴った状態で変化しても、いったんヒステリシススレッシュ電圧Vthを超えると、出力電圧Vout は、ハイレベルからローレベルに変化する。ここで、ヒステリシスコンパレータ8は、出力がOFF状態でハイレベル、ON状態でローレベルとなる負論理で動作するものとする。出力のOFFからONへの遷移とともに、ヒステリシススレッシュ電圧Vthはヒステリシス電圧幅Vhis だけ低下するので、入力電圧Vsig に変動があっても、出力が細かく変動するチャタリングは生じない。
【0007】
入力電圧Vsig が上昇して、リミット電圧Vlimit に達すると、リミッタ回路3によって制限され、リミット電圧Vlimit を超えることはない。入力電圧Vsig が低下を始めて、ヒステリシス電圧幅Vhis だけ元の弁別レベルよりも低下しているヒステリシススレッシュ電圧Vth以下になると、出力電圧Vout はON状態のローレベルからOFF状態のハイレベルに遷移し、ヒステリシススレッシュ電圧Vt hもヒステリシス電圧幅Vhis だけ上昇する。出力電圧Vout としては、入力電圧Vsig の細かい変動を無視して、全体的な変化に対応するパルス出力が得られる。ただし、ON状態であるパルス幅は、リミット電圧Vlimit から低下しているヒステリシススレッシュ電圧Vthまで入力電圧Vsig が下がるまでの時間分長くなってしまう。リミッタ回路3を設けない場合は、破線で示すように、入力電圧Vsig がリミット電圧Vlimit として示すレベルよりもさらに上昇するので、再び低下するまでに要する時間も長くなり、パルス幅はさらに広がってしまう。
【0008】
赤外線リモコン受信機に用いる積分器付コンパレータ回路に関連する先行技術は、本件出願人が特開平10−187862号公報で開示している。この先行技術では、積分器付コンパレータ回路を半導体集積回路で実現する際に、弁別レベルとなる基準電圧などへの半導体の温度特性に基づく影響の低減を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示すようなコンパレータ回路1は、半導体集積回路(IC)で実現することを前提に構成されている。半導体集積回路では、前述のヒステリシススレッシュ電圧Vth、ヒステリシス電圧幅Vhis 、リミット電圧Vlimit などの各種の基準電圧を内部回路で発生させることが多い。このため、基準電圧は、IC製造工程におけるパラメータのバラツキや、動作中の周囲温度の変動などに大きな影響を受ける。
【0010】
図8に示すようなコンパレータ回路1では、パラメータのバラツキ範囲および動作温度範囲内で変動が生じても、次の(1)式の関係が満たされる必要がある。
Vlimit >Vth …(1)
【0011】
周囲温度等の変動によって、Vlimit <Vthとなると、入力電圧Vsig がヒステリシススレッシュ電圧Vthに到達する前にリミット電圧Vlimil を超え、リミッタ回路3によって制限されてしまう。このため、ヒステリシスコンパレータ8はOFF状態を続けるだけで、ON状態へは遷移せず、出力パルスが正常に動作しない。
【0012】
特開平10−187862号公報で開示している先行技術では、リミット電圧Vlimit に相当する基準電圧と、スレッシュ電圧Vthに相当する基準電圧との温度依存性を合わせることによって、比較的広い温度範囲で動作可能にしている。しかし、近年の低電圧化の要求である最低動作電圧2.4Vや1.8Vを満たすには充分ではない。
【0013】
また、リミット電圧Vlimit を充分高く設定するか、リミット回路3を設置しない場合、出力のON期間が長くなり、必要以上にパルス幅が広がってしまうという問題が生じる。また、低電圧化に伴い、ヒステリシス電圧幅Vhis を充分に確保することができなくなり、チャタリング等の誤動作が生じる要因となっている。
【0014】
本発明の目的は、電源電圧を低電圧化しても、リミット回路を適切に動作させて、出力のパルス幅の制御を容易に行うことができるコンパレータ回路および赤外線信号受信装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、入力電圧を、入力端子と電源との間にエミッタ・コレクタ間が接続されるバイポーラトランジスタを備えるリミッタ回路で制限してからヒステリシスコンパレータ回路でヒステリシス特性を備える弁別レベルと前記入力電圧とを比較し、比較結果に基づいて出力をON/OFFするコンパレータ回路において、
前記リミッタ回路が入力電圧を制限する基準となるリミット電圧を、前記ヒステリシスコンパレータ回路の弁別レベルの上下変動に対応して上下変動させるように、前記バイポーラトランジスタのベースに与えるバイアス電圧で設定する電圧設定回路を含むことを特徴とするコンパレータ回路である。
【0016】
本発明に従えば、コンパレータ回路は、入力電圧を、入力端子と電源との間にエミッタ・コレクタ間が接続されるバイポーラトランジスタを備えるリミッタ回路で制限してからヒステリシスコンパレータ回路で弁別レベルと比較し、比較結果に基づいて出力をON/OFFさせるために、電圧設定回路を含む。電圧設定回路は、リミッタ回路が入力電圧を制限する基準となるリミット電圧を、ヒステリシスコンパレータ回路の弁別レベルの上下変動に応じて上下変動するようにバイポーラトランジスタのベースに与えるバイアス電圧で設定する。リミット電圧がヒステリシスコンパレータ回路の弁別レベルの上下変動に応じて変化するので、ヒステリシスコンパレータ回路の弁別レベルとの関係を、動作に応じて調整し、低電圧動作でも、ヒステリシスコンパレータ回路を適切に動作させることができる。リミッタ回路のリミット電圧を調整することによって、出力のパルス幅を制御することができる。
【0017】
また本発明で、前記電圧設定回路は、該リミット電圧を前記出力のOFF時には高く、該出力のON時には低く設定することを特徴とする。
【0018】
本発明に従えば、電圧設定回路は、ヒステリシスコンパレータ回路出力がOFFで弁別レベルがヒステリシス電圧幅だけ高いときにはリミット電圧を高く設定するので、ヒステリシスコンパレータ回路の正常な動作を保証することができる。ヒステリシスコンパレータ回路の出力がONで弁別レベルがヒステリシス電圧幅だけ低いときは、リミット電圧を低く設定するので、出力パルス幅が広がってしまわないように、適切に制御することができる。
【0021】
また本発明で、前記リミッタ回路は、
前記入力電圧を前記弁別レベルよりも電圧が高い範囲で制限するPNPトランジスタからなる上側リミッタと、該入力電圧を該弁別レベルよりも電圧が低い範囲で制限するNPNトランジスタからなる下側リミッタとを含むことを特徴とする。
【0022】
本発明に従えば、リミッタ回路には、入力電圧を前記弁別レベルよりも電圧が高い範囲で制限するPNPトランジスタからなる上側リミッタと、入力電圧を弁別レベルよりも電圧が低い範囲で制限するNPNトランジスタからなる下側リミッタとを含むので、出力パルス幅の制御をより適切に行うことができる。
【0023】
また本発明で、前記電圧設定回路は、前記ヒステリシスコンパレータ回路の動作を入力するためのバッファを含むことを特徴とする。
【0024】
本発明に従えば、ヒステリシスコンパレータ回路の動作を、バッファを介してリミッタ電圧に反映させることができるので、リミッタ回路の動作の影響がヒステリシスコンパレータ回路に及ばないようにすることができる。
【0025】
また本発明で、前記電圧設定回路は、前記ヒステリシスコンパレータ回路の温度変化特性に整合させ、前記リミット電圧に温度変化特性を与えて設定することを特徴とする。
【0026】
本発明に従えば、ヒステリシスコンパレータ回路の動作特性が温度の影響を受けて変動しても、リミット回路のリミット電圧も同様の温度の影響による変動を受けるので、ヒステリシスコンパレータ回路が正常に動作する温度の範囲を広くすることができる。
【0027】
さらに本発明は、前述のいずれかに記載のコンパレータ回路と、
赤外線信号を受光し、赤外線信号に対応する電気信号を発生する赤外線受光回路と、
赤外線受光回路からの電気信号から、予め定める条件に適合する信号を選択的に抽出する信号抽出回路と、
信号抽出手段によって抽出される信号に対して積分処理を行い、積分出力を該コンパレータ回路に入力電圧として与える積分回路とを含むことを特徴とする赤外線信号受信装置である。
【0028】
本発明に従えば、赤外線信号受信装置は、前述のいずれかに記載のコンパレータ回路とともに、赤外線受光回路と、信号抽出回路と、積分回路とを含む。低電圧動作でも、出力のパルス幅を適切に調整可能なコンパレータ回路で、赤外線受光回路が赤外線信号を受光して発生する電気信号から、信号抽出回路が予め定める条件に適合するとして選択的に抽出する信号に対し、積分回路が積分処理を行った出力に、キャリアが含まれているか否かの判別を適切に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態であるコンパレータ回路11の概略的な電気的構成を示す。本実施形態のコンパレータ回路11は、ヒステリシスコンパレータ回路12の入力電圧をリミッタ回路13で制限して、入力部の飽和防止を図る。リミッタ回路13に入力される入力電圧Vsig は、赤外線受光素子や高感度センサなどからの信号電流14であIsig の電流で積分コンデンサ15を充電するときの端子電圧である。この入力電圧Vsig を制限するリミッタ回路13には、PNP型のトランジスタ16とバイアス回路17とが含まれる。ヒステリシスコンパレータ回路12には、ヒステリシス特性を有するヒステリシスコンパレータ18が含まれる。本実施形態のバイアス回路17は、電圧設定手段として、リミット電圧Vlimit を、ヒステリシスコンパレータ18の動作に応じて変化するように設定することができる。
【0030】
リミッタ回路13では、図8のリミッタ回路3と同様に、入力電圧Vsig がリミット電圧Vlimit を超えることがないように制限する。リミッタ回路13のPNP型のトランジスタ16のベースにバイアス回路17から与えられているバイアス電圧と、トランジスタ16のベース・エミッタ間のPN接合順方向電圧との和がリミット電圧Vlimit となる。入力電圧Vsig がリミット電圧Vli mit を超えると、トランジスタ16のエミッタ・コレクタ間がON状態となり、低インピーダンスとなって、積分コンデンサ15を充電する信号電流14を吸収し、入力電圧Vsig の上昇を抑制する。リミッタ回路13で制限を受ける入力電圧Vsig がヒステリシスコンパレータ回路12内のヒステリシスコンパレータ18に入力され、ヒステリシススレッシュ電圧Vthと比較される。これらの動作も、図8のリミッタ回路3と同様である。
【0031】
ただし、本実施形態のリミッタ回路13では、バイアス回路17が入力電圧Vsig を制限する基準となるリミット電圧Vlimit を、ヒステリシスコンパレータ18の動作に応じて変化するように設定する。リミット電圧Vlimit がヒステリシスコンパレータ回路12の動作に応じて変化することになるので、ヒステリシスコンパレータ回路12の弁別レベルであるヒステリシススレッシュ電圧Vthとの関係を、動作に応じて調整し、低電圧動作でも、ヒステリシスコンパレータ回路12を適切に動作させることができ、リミッタ回路13のリミット電圧Vlimit を調整することによって、出力のパルス幅を制御することができる。
【0032】
図2は、図1のコンパレータ回路11の主要部分での信号処理波形を示す。図9と同様に、実線で示すように、入力電圧Vsig が変動を伴った状態で変化しても、いったんヒステリシススレッシュ電圧Vthを超えると、出力電圧Vout は、ハイレベルからローレベルに変化する。ここで、ヒステリシスコンパレータ18は、出力がOFF状態でハイレベル、ON状態でローレベルとなる負論理で動作するものとする。出力のOFFからONへの遷移とともに、ヒステリシススレッシュ電圧Vthはヒステリシス電圧幅Vhis だけ低下する。本実施形態では、ヒステリシススレッシュ電圧Vthが低下するのに対応して、リミット電圧Vlimit も変動幅Va だけ低下する。
【0033】
入力電圧Vsig が上昇して、変動幅Vaだけ低下したリミット電圧Vlimit に達すると、リミッタ回路13によって制限され、リミット電圧Vlimit を超えることはない。入力電圧Vsig が低下を始めて、ヒステリシス電圧幅Vhis だけ元の弁別レベルよりも低下しているヒステリシススレッシュ電圧Vth以下になると、出力電圧Vout はON状態のローレベルからOFF状態のハイレベルに遷移し、ヒステリシススレッシュ電圧Vthもヒステリシス電圧幅Vhis だけ上昇する。このとき、リミット電圧Vlimit が元のまま変化しない場合に、破線で示すようにON状態の期間が長くなるのに対し、パルス幅を制限することができる。
【0034】
以上のように、リミッタ回路13が動作する必要がある領域は、積分コンデンサ15が充電され、入力電圧Vsig がヒステリシススレッシュ電圧Vthを超えた後、すなわちコンパレータ回路11としての出力がONとなっている期間である。出力OFFの期間にはリミッタ回路13は動作しない。ヒステリシススレッシュ電圧Vthは、出力ONの期間はヒステリシス電圧幅Vhis 分の電圧降下があり、低く設定される。したがって、リミット電圧Vlimit をそれに連動させ、出力ON期間は低く、出力OFF期間は高く変動させることで、前述の(1)式の関係に、さらに余裕を持たせることができる。リミット電圧Vlimit の変動幅はVa であるので、次の(2)式を満たすことで回路は安定に動作することになり、(1)式に比較して、Va 分の低電圧化が可能となる。
Vlimit +Va >Vth …(2)
【0035】
図3は、図1のヒステリシスコンパレータ18をIC化する場合の等価回路の一例を示す。ヒステリシスコンパレータ18は、比較回路20、カレントミラー回路21,22,23およびヒステリシス回路24を含む。ヒステリシス回路24は、定電流回路25から供給される電流によってダイオード26のPN接合順方向電圧として発生する電圧と、さらに抵抗27の両端に発生する電圧変動分Vhis を重畳させた電圧とを、ヒステリシススレッシュ電圧Vthとして切換えることができる。ヒステリシスコンパレータ18としての出力Vout は、正の電源電圧にプルアップされている抵抗28を介して、カレントミラー回路23の出力として取出される。カレントミラー回路23には、出力電流を増幅するための抵抗29が含まれる。
【0036】
比較回路20は、定電流回路30にエミッタが共通に接続される一対のNPN型のトランジスタ31,32を含む。一方のトランジスタ31のベースに入力電圧Vsig が与えられ、他方のトランジスタ32のベースにはヒステリシス回路24からのヒステリシススレッシュ電圧Vthが与えられる。トランジスタ31,32のコレクタには、カレントミラー回路21,22からそれぞれ電流が供給される。カレントミラー回路21,22には、それぞれ一対のPNP型トランジスタ33,34;35,36が含まれる。トランジスタ31のコレクタ電流の変化は、カレントミラー回路21を介して、カレントミラー回路23に伝えられる。カレントミラー回路23には、一対のNPN型のトランジスタ37,38が含まれる。
【0037】
比較回路20では、一対のトランジスタ31,32のいずれか一方がONで他方がOFFとなるように動作する。トランジスタ31がOFFとなると、カレントミラー回路21,23はOFFとなり、抵抗28には電圧降下が生じないので、出力電圧Vout はハイレベルとなる。カレントミラー回路22はONとなるので、抵抗27には電圧降下が生じ、ヒステリシススレッシュ電圧Vthは電圧降下分だけ、ダイオード26の順方向電圧よりも高くなる。トランジスタ31がONとなると、カレントミラー回路21,23もONとなり、抵抗28に電圧降下が生じて、出力電圧Vout はローレベルとなる。カレントミラー回路22はOFFとなるので、抵抗27では電圧降下が生じないようになり、ヒステリシススレッシュ電圧Vthはダイオード26の順方向電圧と等しくなって低下する。
【0038】
図4は、本発明の実施の他の形態であるコンパレータ回路41の概略的な電気的構成を示す。本実施形態で図1の実施形態に対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。本実施形態のコンパレータ回路41は、リミッタ回路43として、上側リミッタ44、下側リミッタ45、NPN型のトランジスタ46およびバッファ回路47を備えている。上側リミッタ44は、実質的に、図1のリミッタ回路13と同等の構成を有する。リミッタ回路43は、図1のリミッタ回路13と同様に、ヒステリシスコンパレータ18の入力部の飽和防止の機能を有するばかりではなく、上側リミッタ44および下側リミッタ45のトランジスタ16,46のベースに、電圧設定回路としてのバッファ回路47からヒステリシスコンパレータ18のヒステリシススレッシュ電圧Vthを共通にえるようにしている。
【0039】
リミッタ回路43の動作領域については、図1のリミッタ回路13と同様であるけれども、上側リミッタ44では、リミット電圧Vlimit をヒステリシススレッシュ電圧Vthよりもトランジスタ16のベース・エミッタ間PN接合の順方向電圧Vbe分高く設定することによって、リミット電圧Vlimit を出力ON時に低く、出力OFF時に高く設定することを、簡単な回路で実現することができる。すなわち、次の(3)式は出力ON時、(4)式は出力OFF時のリミット電圧Vlimit を示す。
(出力ON時) Vlimit =Vth+Vbe−Vhis …(3)
(出力OFF時) Vlimit =Vth+Vbe …(4)
【0040】
さらに、(3)式および(4)式から、リミッタ電圧Vlimit とヒステリシススレッシュ電圧Vthの温度特性は最大で1Vbe分(−2mV/℃)であり、特開平10−187862号公報で開示しているような技術で、温度特性を合わせることも容易であることが判る。
【0041】
また、下側リミッタ45を設けているので、電圧が低い側でのリミッタ電圧Vlimit(Lo) を、出力ON時に低く、出力OFF時に高く設定することができる。すなわち、次の(5)式は出力ON時、(6)式は出力OFF時のリミット電圧Vlimit(Lo) を示す。
(出力ON時) Vlimit(Lo) =Vth−Vbe−Vhis …(5)
(出力OFF時) Vlimit(Lo) =Vth−Vbe …(6)
【0042】
本実施形態では、出力がONするまでの時間t1が次の(7)式で表されるので、安定に保つことができ、検出可能なパルス幅の安定が可能となる。
t1=C×Vbe/Isig …(7)
【0043】
また、上側リミッタ44および下側リミッタ45とヒステリシスコンパレータ18でヒステリシススレッシュ電圧Vthを発生している図3のヒステリシス回路24などとの間に、バッファ回路47を設置しているので、リミット回路43の動作時に、充電電流がヒステリシス回路24などに流れ込むことの影響を低減することができる。バッファ回路47がない場合は、トランジスタ16,46の電流増幅率をβとして、充電電流Isig の1/β分の電流がヒステリシス回路24など、ヒステリシスコンパレータ18に流れ込むことになる。このようなバッファ回路47は、図1のリミッタ回路13に用いることもできる。
【0044】
図5は、図4のコンパレータ回路41の主要部分での信号処理波形を示す。ヒステリシスコンパレータ回路12としての動作は図2と同様に行われる。上側リミッタ44の動作も、図1のリミッタ回路13と同様に行われる。本実施形態では、下側リミッタ45による下側のリミット電圧Vlimit(Lo) も、ヒステリシススレッシュ電圧Vthに連動して変化する。
【0045】
図6は、本発明の実施のさらに他の形態である赤外線信号受信装置として、図1の実施形態によるコンパレータ回路11または図4の実施形態によるコンパレータ回路41を用いる赤外線リモコン受信機50の概略的な電気的構成を示す。赤外線リモコン受信機51は、コンパレータ回路51として、前述のコンパレータ回路11,41を用いる。コンパレータ回路51は、フォトダイオード52を含む赤外線受光回路からの出力を増幅回路53で増幅し、選択回路54でキャリアを選択し、検波回路55でキャリアを検波し、積分回路56で積分した電圧を弁別して、キャリアの有無を判別する。増幅回路53には、ヘッドアンプ60、ABCC回路(Auto Bias Current Control)61、第2アンプ62、第3アンプ63、およびローパスフィルタ64が含まれる。選択回路54には、バンドパスフィルタ65およびf0トリミング回路66が含まれる。コンパレータ回路51の出力は、電子機器を制御するマイクロコンピュータ等に与えられる。
【0046】
赤外線リモコン受信機50では、赤外線受光回路を構成するフォトダイオード52が赤外線信号を受光する。フォトダイオード52から出力される光信号電流は、30kHz〜60kHz程度の周波数帯で規定されているキャリアで変調されたASK信号である。増幅回路53などの受信チップでは、入力される光信号電流をアンプで増幅し、キャリアの周波数に合わせたバンドパスフィルタ65でキャリア成分を取出し、検波回路55でキャリアを検出し、積分回路56でキャリアのある時間を積分して、コンパレータ回路51でキャリアの有無を表すデジタル出力を導出する。
【0047】
図7は、図6の赤外線リモコン受信機50の主要部分の信号処理波形を示す。コンパレータ回路51には、キャリアを抽出するバンドパスフィルタ65からの出力を検波、積分した信号を入力電圧Vsig として入力し、ヒステリシススレッシュ電圧Vthと比較し、比較結果を出力する。前述のように、コンパレータ回路51には、入力部の飽和防止のためにリミッタ回路13,43が備えられ、出力パルス幅も大きくなりすぎないように制御している。
【0048】
図1や図4に示すコンパレータ回路11,41は、赤外線信号受信装置ばかりではなく、高感度センサの入力部など、ヒステリシスコンパレータが使用される部分で有効に利用することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、リミッタ回路のリミット電圧がヒステリシスコンパレータ回路の弁別レベルの上下変動に応じて上下変動するので、低電圧動作でも、ヒステリシスコンパレータ回路を適切に動作させることができる。リミッタ回路のリミット電圧を調整することによって、出力のパルス幅を制御することができる。
【0050】
また本発明によれば、ヒステリシスコンパレータ回路がOFFではリミット電圧を高く設定するので、ヒステリシスコンパレータ回路の正常な動作を保証することができる。ヒステリシスコンパレータ回路がONではリミット電圧を低く設定するので、出力パルス幅が広がってしまわないように、適切に制御することができる。
【0052】
また本発明によれば、リミッタ回路には、上側リミッタと下側リミッタとを含むので、出力パルス幅の制御をより適切に行うことができる。
【0053】
また本発明によれば、バッファによって、リミッタ回路の動作の影響がヒステリシスコンパレータ回路に及ばないようにすることができる。
【0054】
また本発明によれば、ヒステリシスコンパレータ回路が正常に動作する温度の範囲を広くすることができる。
【0055】
さらに本発明によれば、低電圧動作でも、出力のパルス幅を適切に調整可能なコンパレータ回路で、赤外線信号にキャリアが含まれているか否かの判別を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるコンパレータ回路11の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の主要部分の動作波形図である。
【図3】図1のヒステリシスコンパレータ18の等価回路図である。
【図4】本発明の実施の他の形態であるコンパレータ回路41の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図5】図4の主要部分の動作波形図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態である赤外線リモコン受信機50の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図7】図6の主要部分の動作波形図である。
【図8】従来からのコンパレータ回路の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図9】図8の主要部分の動作波形図である。
【符号の説明】
11,41,51 コンパレータ回路
12 ヒステリシスコンパレータ回路
13,43 リミッタ回路
15 積分コンデンサ
16,31,32,33,34,35,36,37,28,46 トランジスタ
17 バイアス回路
20 比較回路
24 ヒステリシス回路
44 上側リミッタ
45 下側リミッタ
47 バッファ回路
50 赤外線リモコン受信機
52 フォトダイオード
53 増幅回路
54 選択回路
55 検波回路
56 積分回路

Claims (6)

  1. 入力電圧を、入力端子と電源との間にエミッタ・コレクタ間が接続されるバイポーラトランジスタを備えるリミッタ回路で制限してからヒステリシスコンパレータ回路でヒステリシス特性を備える弁別レベルと前記入力電圧とを比較し、比較結果に基づいて出力をON/OFFするコンパレータ回路において、
    前記リミッタ回路が入力電圧を制限する基準となるリミット電圧を、前記ヒステリシスコンパレータ回路の弁別レベルの上下変動に対応して上下変動させるように、前記バイポーラトランジスタのベースに与えるバイアス電圧で設定する電圧設定回路を含むことを特徴とするコンパレータ回路。
  2. 前記電圧設定回路は、該リミット電圧を前記出力のOFF時には高く、該出力のON時には低く設定することを特徴とする請求項1記載のコンパレータ回路。
  3. 前記リミッタ回路は、
    前記入力電圧を前記弁別レベルよりも電圧が高い範囲で制限するPNPトランジスタからなる上側リミッタと、該入力電圧を該弁別レベルよりも電圧が低い範囲で制限するNPNトランジスタからなる下側リミッタとを含むことを特徴とする請求項1または2記載のコンパレータ回路。
  4. 前記電圧設定回路は、前記ヒステリシスコンパレータ回路の動作を入力するためのバッファを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンパレータ回路。
  5. 前記電圧設定回路は、前記ヒステリシスコンパレータ回路の温度変化特性に整合させ、前記リミット電圧に温度変化特性を与えて設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコンパレータ回路。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のコンパレータ回路と、
    赤外線信号を受光し、赤外線信号に対応する電気信号を発生する赤外線受光回路と、
    赤外線受光回路からの電気信号から、予め定める条件に適合する信号を選択的に抽出する信号抽出回路と、
    信号抽出回路によって抽出される信号に対して積分処理を行い、積分出力を該コンパレータ回路に入力電圧として与える積分回路とを含むことを特徴とする赤外線信号受信装置。
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