JP4011374B2 - 車載用省電力化装置および車載用省電力化方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車載電装機器へ電力を供給する車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図る車載用省電力化装置および車載用省電力化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車における無駄な電力消費を防止するための車載用省電力化装置としては、停車時または設定速度以下である低速度走行時に作動させる必要のない車載電装機器に対し、検知した車速をもとに電力供給をオンまたはオフする技術が知られている。このような技術は、具体的には、特開平7−257296号公報、特開平9−311043号公報、特開平11−65683号公報などに開示されており、あるいは車のヘッドライトを停車時に自動的に消灯し、車が走り出して一定の速度を超えると再度点灯させるような技術としても知られている。
特開平7−257296号公報に開示された技術は、停車時または設定速度以下である低速度走行時に作動させる必要のない車載電装機器に対し、検知した車速をもとにスイッチを制御し電力供給を遮断し、また、車速が一定速度を超えると前記スイッチを制御し電力供給を開始するものである。
また、特開平9−311043号公報に開示された技術は、不必要な電流消費を防止し、電池寿命を延命化し、かつ全体の消費電流を低減することの可能なナビゲーション装置であり、車両の停止状態、走行状態の判定やGPS衛星の捕捉状態を監視することにより、装置の一部の回路への電流供給を制御するものである。
また、特開平11−65683号公報に開示された技術は、複数の電力供給系を備え、装置の動作状態に応じて電力供給系を切り換えることにより、装置の省電力モードへ移行するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車載用省電力化装置は以上のように構成されていたので、電力供給が制御される車載電装機器についてはあらかじめ製造時に決められており、ユーザによる選択の余地はなく、さらに、電力供給の制御形態も“供給”、“遮断”のいずれか、あるいは各電力供給系から出力される電力レベルの切り換えであり、電力供給が制御される車載電装機器および電力供給の制御形態はいずれも固定化されており、柔軟性に欠けるという課題があった。
【0004】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、車載電装機器の選択および電力供給の制御について柔軟性を持たせ、電力を供給する車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる車載用省電力化装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る車載用省電力化装置は、車両情報取得手段が取得した車両情報に応じて車載電装装置の消費電力の低減について判定を行う消費電力判定手段と、前記消費電力判定手段の判定結果に応じて前記車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御する制御手段と、低消費電力モードを設定する手段とを備え、前記低消費電力モードはユーザが前記低消費電力モードへ移行するための条件としての前記車両情報の状態および前記所定量を任意に設定可能なマニュアルモードを有するようにしたものである。
【0006】
この発明に係る車載用省電力化装置は、案内音声を出力する音声出力手段を備え、車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を音声によりアナウンスするようにしたものである。
【0007】
この発明に係る車載用省電力化装置は、車両情報に含まれる車速が所定の速度を下回ると、制御手段が車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御するようにしたものである。
【0008】
この発明に係る車載用省電力化装置は、車両情報取得手段が取得した照明機器の点灯状態を含む車両情報に応じ、消費電力判定手段が前記照明機器の消費電力の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記照明機器の消費電力を設定された所定量以下に制御するようにしたものである。
【0009】
この発明に係る車載用省電力化装置は、車両情報取得手段が取得したヘッドライトの点灯状態を含む車両情報に応じて、消費電力判定手段が前記ヘッドライトの消費電力の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記ヘッドライトの光量低減または消灯を行い、前記ヘッドライトの消費電力を設定された所定量以下に制御するようにしたものである。
【0010】
この発明に係る車載用省電力化装置は、車両情報取得手段が取得したワイパーの動作状態を含む車両情報に応じて、消費電力判定手段が前記ワイパーの消費電力の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記ワイパーの駆動速度の低減または停止を行い、前記ワイパーの消費電力を設定された所定量以下に制御するようにしたものである。
【0011】
この発明に係る車載用省電力化装置は、車両情報取得手段が取得した空調機器の動作状態を含む車両情報に応じて、消費電力判定手段が前記空調機器の消費電力の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記空調機器の風量低減または停止を行い、前記空調機器の消費電力を設定された所定量以下に制御するようにしたものである。
【0012】
この発明に係る車載用省電力化装置は、車両情報取得手段が取得したナビゲーション装置の動作状態を含む車両情報に応じて、消費電力判定手段が前記ナビゲーション装置の消費電力の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記ナビゲーション装置の表示画面の固定またはドライブのモータ回転を停止し、前記ナビゲーション装置の消費電力を設定された所定量以下に制御するようにしたものである。
【0013】
この発明に係る車載用省電力化装置は、低消費電力化により走行の妨げにならない車載電装装置についてその消費電力を設定された所定量以下に制御するようにしたものである。
【0014】
この発明に係る車載用省電力化装置は、車載電装装置における消費電力をマニュアル設定するための消費電力設定画面を表示する表示手段を備えるようにしたものである。また、車載電装装置への電力供給の制御状態又は低消費電力設定画面を表示する表示手段を備えるようにしたものである。
【0015】
この発明に係る車載用省電力化装置は、ナビゲーション装置に内蔵した構成を備えるようにしたものである。
【0016】
この発明に係る車載用省電力装置は、低消費電力モードが設定されると、車両情報取得工程で取得した車両情報に応じて消費電力判定工程が車載電装装置の消費電力の低減の判定を行い、この判定結果に応じて制御工程が前記車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御するものであり、低消費電力モードはユーザが前記低消費電力モードへ移行するための条件としての車両情報の状態および所定量を任意に設定可能なマニュアルモードを有するものである。また、案内音声を出力する音声出力工程を備え、車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を音声によりアナウンスするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1の車載用省電力化装置の構成を示すブロック図である。図において、1はBATT(バッテリ電源)、ACC(アクセサリ電源)、車速、BACK(バック信号)、ILL(イルミネーション)、PARKING(パーキングブレーキ)、ECU(エンジンコントロールユニット)などを含む車載電装装置7の状態を示す各種車両情報を取り込む車両情報取得手段である。この車載電装装置7の状態を示す各種車両情報は、“BATT”であればバッテリの端子電圧やバッテリから電力供給が行なわれている状態であるか否かについての情報、“ACC”であればアクセサリ電源が動作しているか否かについての情報、“車速”については車速情報、“BACK”であれば車がバック走行中であるか否かについての情報、“ILL”であればパネルメータなどのイルミネーションが点灯中であるか否かについての情報、“PARKING”であれば車がパーキング状態にあるか否かについての情報、“ECU”であればエンジンコントロールユニットが動作しているか否かについての情報を含む。
【0018】
2は操作スイッチ、操作ボタンおよびリモコン方式、音声認識方式などによる入力手段である。この入力手段2には、後述する低消費電力モード設定用ボタン、エコノミーモード、マニュアルモードを設定するためのモード設定用ボタン、バッテリ電圧条件を低消費電力モード起動条件に加えるか否かをユーザ自らが入力設定するための操作手段が含まれる。
【0019】
3はBATT(バッテリ電源)、ACC(アクセサリ電源)、車速、BACK(バック信号)、ILL(イルミネーション)、PARKING(パーキングブレーキ)、ECU(エンジンコントロールユニット)などを含む車両の状態を示す各種車両情報に応じた車載バッテリの負担軽減、車載電装装置の消費電力の低減について判定を行う消費電力判定手段、4は液晶ディスプレイによる表示装置やスピーカへ表示信号や音声信号を出力する出力手段、5は液晶ディスプレイ装置、スピーカなどを含む表示装置・音声装置である。
【0020】
6はヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などを含む車載電装装置7の消費電力を制御する制御手段である。この制御手段による消費電力の制御により、ヘッドライトについてはランプへ供給される電力制御によって光量が制御され、光量の抑制または消灯となる。ルームエアコンについては風量が抑制または零となるように制御され、パワーウィンドウについては駆動モータにより駆動速度が制御され、駆動速度が低下する結果となる。また、ワイパーについては駆動モータにより間欠動作の周期および駆動速度が低下したり停止するように制御される。車室内の照明および各種計器の照明については発光体へ供給される電力が制御され、光量が抑制されたり消灯する結果となる。
【0021】
次に動作について説明する。
図2は、この実施の形態1の車載用省電力化装置の動作を示すフローチャートであり、以下、このフローチャートに従って説明する。先ず、低消費電力モードを起動するかしないかの判定を行う(ステップST1)。低消費電力モードの設定は、例えばあらかじめ設けられている低消費電力モード設定用ボタンをユーザが操作することで低消費電力モードを設定するようにし、ステップST1では、前記低消費電力モード設定用ボタンの状態と現在の車速とを検出し、前記低消費電力モード設定用ボタンの状態と前記検出した現在の車速が低消費電力モード開始速度を下回っているか否かをもとに、低消費電力モードを起動するかしないかの判定を行う。あるいは、低消費電力モードで設定されていなくても、バッテリ電圧容量が所定値以下の時、自動的に低消費電力モードを起動するようにしてもよい。この低消費電力モード開始速度は、後述するエコノミーモードではあらかじめ決められた速度であり、またマニュアルモードではユーザ自らが設定可能な速度である。
【0022】
前記低消費電力モード設定用ボタンにより低消費電力モードが設定されており、前記現在の車速が低消費電力モード開始速度を下回っていればステップST1においては低消費電力モードと判定し、低消費電力モードへ移行する。なお、この低消費電力モードへの移行条件として、前記操作手段に対するユーザの操作によりバッテリ電圧条件を加えることが可能である。
【0023】
また、ステップST1においては、前記現在の車速が低消費電力モード開始速度を下回っていなければ通常モードへ移行する(ステップST6)。この通常モードでは、従来のようにヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などを含む車載電装装置7へその定格消費電力を供給する。
【0024】
ステップST1において低消費電力モードへ移行すると、続いてエコノミーモードであるかマニュアルモードであるかの判定を行う(ステップST2)。このエコノミーモードであるかマニュアルモードであるかの判定は、例えばあらかじめ設けられているモード設定用ボタンをユーザが操作しエコノミーモードまたはマニュアルモードを設定するため、このモード設定用ボタンの状態を判定することで行う。
【0025】
エコノミーモードでは前記低消費電力モード開始速度は省電力プログラムによりあらかじめ決定されており、この低消費電力モードへ移行すると、前記省電力プログラムが起動され、この省電力プログラムによりヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などの車載電装装置7の状態を含む車両の状態を示す車両情報をもとに車載バッテリの負担を軽減する。そして、車載電装装置7が動作して電力を消費すると、動作しているヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などを含む車載電装装置7へ供給される電力を車両の走行上安全性を確保できる定格消費電力より低い電力に制御し、車載電装装置7における消費電力を制御する(ステップST3)。また、このときの車載電装装置7への電力供給の制御状態が、消費電力判定手段3から出力手段4を介して表示装置・音声装置5へ出力される。
【0026】
図3は、エコノミーモードが設定されたときにおける前記表示装置・音声装置5のディスプレイ画面の一例を示す画面図であり、図において、11は表示された車の概略構成、12はバッテリ負荷率が表示されるバッテリ負荷率表示部、13は定格消費電力を100パーセントとした場合のワイパーで消費する電力の低消費電力化の割合を表示する低消費電力化率表示部、14は同様にパワーウインドウで消費する電力の低消費電力化の割合を表示する低消費電力化率表示部、15は同様にヘッドライトで消費する電力の低消費電力化の割合を表示する低消費電力化率表示部、16は低消費電力モード開始速度が表示される低消費電力モード開始速度表示部である。
また、21は図1に示した表示装置・音声装置5の音声装置であるスピーカを示しており、エコノミーモードでは、図3の画面表示の低消費電力設定状態の内容や警告が音声によりアナウンスされる。
【0027】
一方、ステップST2においてマニュアルモードが設定されていると判定すると、低消費電力モードへ移行するための条件の1つである前記低消費電力モード開始速度、前記車載電装装置7のそれぞれにおいて消費される電力を定格消費電力に対しどの程度の割合で抑制するか(例えば、ヘッドライトであればその定格消費電力100%に対し1/2に消費電力を抑制する場合には50%)を設定したり、バッテリ負荷率の設定などをユーザが行うための図4に示す設定用画面が出力される。なお、このマニュアルモードでは、車の走行上安全に問題のない車載電装装置についてのみ低消費電力化が可能なようになっている。
【0028】
前記設定用画面に対し既に設定入力済みであれば、この設定入力されている各種設定内容に従ってヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などを含む車載電装装置7について低消費電力化が図られ、バッテリの負荷軽減が行われる(ステップST4)。また、前記設定用画面によりユーザが再設定する場合には、ユーザ自らが低消費電力モード開始速度を設定したり、ヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などを含む車載電装装置7で消費する電力を、例えば定格消費電力を100パーセントとしてその定格消費電力に対する割合で再設定する。
【0029】
図4において、31はユーザにより設定された前記低消費電力モード開始速度が表示される低消費電力モード開始速度表示部、32は前記低消費電力モード開始速度を増加させる際に操作する操作部、33は前記低消費電力モード開始速度を減少させる際に操作する操作部である。34は定格消費電力を100パーセントとした場合のヘッドライトで消費する電力の低消費電力化の割合を表示する低消費電力化率表示部、35は前記低消費電力化率表示部34へ表示された低消費電力化の割合を増加させる際に操作する操作部、36は前記低消費電力化率表示部34へ表示された低消費電力化の割合を減少させる際に操作する操作部である。
【0030】
37は定格消費電力を100パーセントとした場合のワイパーで消費する電力の低消費電力化の割合を表示する低消費電力化率表示部、38は前記低消費電力化率表示部37へ表示された低消費電力化の割合を増加させる際に操作する操作部、39は前記低消費電力化率表示部37へ表示された低消費電力化の割合を減少させる際に操作する操作部である。40は定格消費電力を100パーセントとした場合のエアコンで消費する電力の低消費電力化の割合を表示する低消費電力化率表示部、41は前記低消費電力化率表示部40へ表示された低消費電力化の割合を増加させる際に操作する操作部、42は前記低消費電力化率表示部40へ表示された低消費電力化の割合を減少させる際に操作する操作部である。43はバッテリ負荷率を表示するバッテリ負荷率表示部、44は前記バッテリ負荷率表示部43へ表示されたバッテリ負荷率を増加させる際に操作する操作部、45は前記バッテリ負荷率表示部43へ表示されたバッテリ負荷率を減少させる際に操作する操作部である。
【0031】
以上のように、この実施の形態1によれば、低消費電力モードでは、エコノミーモードまたはマニュアルモードのいずれかを選択でき、マニュアルモードでは低消費電力モードを起動するかしないかの判定条件の1つとなる低消費電力モード開始速度の設定をユーザの希望に応じた速度に柔軟に設定することができ、さらにヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などを含む車載電装装置7で消費する電力の低消費電力化の割合を木目細かく柔軟に制御できるなど、低消費電力化を行う車載電装装置の選択および電力供給の制御について柔軟性を持たせることができ、車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる車載用省電力化装置が得られる効果がある。
【0032】
また、エコノミーモードでは低消費電力モード開始速度、低消費電力化についての設定入力をユーザは行うことなく車載電装装置7で消費する電力をあらかじめ設定された低消費電力化率で低く抑制でき、また、マニュアルモードでは、車両の走行上安全性を確保できる範囲内で、ユーザ自ら設定入力した内容で低消費電力モード開始速度、車載電装装置7で消費する電力を低く抑制でき、車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる車載用省電力化装置が得られる効果がある。
【0033】
実施の形態2.
図5は、前記実施の形態1で説明した車載用省電力化装置をナビゲーション装置へ適用したときのブロック図であり、図において、50はナビゲーション装置の中核をなすナビゲーションユニット、51はナビゲーション装置としての機能を実現するために用いる地図データを含む各種データ、制御プログラム、さらにこの車載用省電力化装置としての機能を実現するために使用する省電力化プログラムが格納されたDVDのドライブ装置またはHDDを示す。52は前記ナビゲーション装置の液晶ディスプレイなどのモニタ装置、53は音声案内を行うためのスピーカなどの音声出力装置、54,55,56,57,58はヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などを含む車載電装装置である。
【0034】
また、61はナビゲーションユニットに内蔵されたマイクロコンピュータであり、この発明の車載用省電力化装置としての機能を実現するための図1に示す消費電力判定手段3に対応する。62は前記DVDのドライブ装置またはHDD51によりDVDやHDから読み出されたナビゲーション装置としての機能を実現するために用いる地図データ、各種制御プログラム、さらに車載用省電力化装置としての機能を実現するために使用する前記省電力化プログラムなどを格納したメモリ、63は前記DVDのドライブ装置またはHDD51から前記各種データ、前記制御プログラムおよび前記省電力化プログラムを読み出すためのドライブインタフェース、64は車内バスを介したり通信手段を介してこの車載用省電力化装置を実現するための車両情報を収集する図1の車両情報取得手段1に対応する車両インタフェース、65はリモコン装置からこの車載用省電力化装置に必要な入力信号を取り込むためのリモコンインタフェースであり、図1に示す入力手段2に対応する。
【0035】
66はこの車載用省電力化装置において入力される音声信号を取り込むための音声入力インタフェースであり、図1に示す入力手段2に対応する。67は携帯電話などから外部情報を受信したり、FM多重放送やビーコンなどからVICS情報を取り込むための通信インタフェース、68は前記モニタ装置52へこの車載用省電力化装置およびナビゲーション装置で表示する必要のある映像信号を出力するための映像インタフェースであり、図1に示す出力手段4に対応する。69はこの車載用省電力化装置およびナビゲーション装置で音声案内する必要のある音声信号を前記音声出力装置53へ出力するための音声インタフェースであり、図1に示す出力手段4に対応する。70は前記各車載電装装置54,55,56,57,58との間で通信を行い、前記マイクロコンピュータ61からの命令を前記各車載電装装置へ送るための通信インタフェースであり、図1に示す制御手段6に対応する。71は前記マイクロコンピュータ61、メモリ62および前記各インタフェースとの間を接続した、ナビゲーションユニット51のシステムバスである。
【0036】
次に動作について説明する。
先ず、車両インタフェース64により、ヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などを含む車載電装装置54,55,56,57,58の状態を車両情報として図示していない車内バスを介して取り込み、さらにシステムバス71を経由して前記取り込んだ車両情報をマイクロコンピュータ61へ送る。マイクロコンピュータ61は、さらにナビゲーション装置の動作状態も取り込む。また、リモコンインタフェース65や音声入力インタフェース66により、リモコン装置、操作スイッチにより入力された各種入力情報、音声信号から認識された各種入力情報を取り込み、システムバス71を経由して前記取り込んだ各種入力情報をマイクロコンピュータ61へ送る。
【0037】
マイクロコンピュータ61では、前記システムバス71を経由して送られてきた車両情報、各種入力情報をもとに低消費電力モードが設定されているか否か、設定されている場合は、そのモードがエコノミーモードの設定か、またはマニュアルモードの設定かを判定し、前記判定したモードおよび前記車両情報に応じて、前記通信インタフェース70と前記車内バスを介して前記車載電装装置54,55,56,57,58を制御し、さらに前記映像インタフェース68や前記音声インタフェース69へ映像信号や音声信号を出力し、モニタ装置52にはこの車載用省電力化装置として必要な画像を表示し、また音声出力装置53により車載用省電力化装置として必要な音声案内を行う。さらにまた、前記ナビゲーション装置の表示画面の固定またはモータ回転を停止し、前記ナビゲーション装置の消費電力を制御する。
【0038】
車載電装装置54,55,56,57,58に対し行う制御は、設定されているモードがマニュアルモードであるかエコノミーモードであるかに応じて異なるものの低消費電力化を実現するための制御であり、この低消費電力化についての説明は前記実施の形態1で詳しく述べたので説明を省略するが、この実施の形態2では前記ナビゲーション装置の表示画面の固定またはモータ回転を停止し、前記ナビゲーション装置の消費電力を設定された所定量以下に抑制する制御を含む。
また、前記映像インタフェース68へ出力された映像信号により、モニタ装置52には車両情報、車載電装装置の状態、設定されているマニュアルモードまたはエコノミーモードの表示、マニュアルモードが設定されているときの図4に示すように操作設定画面、エコノミーモードが設定されているときの前記実施の形態1で説明した図3に示すような車の概略構成11、バッテリ負荷率表示部12、各車載電装装置の低消費電力化率表示部13,14,15、低消費電力モード開始速度16などを表示する。また、車の概略構成11の表示では部分的に点滅させたりすることも可能である。また、モニタ装置52への表示出力、音声出力装置53による音声案内については、ユーザが前もってモニタ装置52への表示や音声出力装置53による音声案内を行うか否かについて設定することが可能であり、また、いつどのタイミングでどれだけの時間、モニタ装置52へ表示するかをリモコン装置からユーザ自ら設定できる。
【0039】
以上のように、この実施の形態2によれば、車載用省電力化装置としての機能を備えたナビゲーション装置が得られ、ナビゲーション装置としての機能から車載用省電力化装置としての機能へ切り替え、あるいはナビゲーション装置としての機能および車載用省電力化装置としての機能を並行して動作させ、ヘッドライト、ルームエアコン、パワーウィンドウ、ワイパー、車室内の照明、各種計器の照明などの車載用電装装置54,55,56,57,58で消費する電力、さらに前記ナビゲーション装置の表示画面の固定またはモータ回転を停止し、前記ナビゲーション装置の消費電力を設定された所定量以下に抑制する低消費電力化の割合を木目細かく柔軟に制御でき、車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。
【0040】
特に、低消費電力モード移行後、エコノミーモードまたはマニュアルモードのいずれかを選択でき、エコノミーモードでは低消費電力モード開始速度、低消費電力化についての設定入力をユーザは行うことなく車載電装装置や前記ナビゲーション装置で消費する電力をあらかじめ設定された低消費電力化率で低く抑制でき、また、マニュアルモードではユーザ自ら設定入力した内容で低消費電力モード開始速度、車載電装装置や前記ナビゲーション装置で消費する電力を低く抑制でき、ナビゲーション装置と一体化した車載用省電力化装置が得られる効果がある。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、車両情報取得手段が取得した車両情報に応じて車載電装装置の消費電力の低減について判定を行う消費電力判定手段と、前記消費電力判定手段の判定結果に応じて、前記車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御する制御手段と、低消費電力モードを設定する手段とを備え、前記低消費電力モードはユーザが前記低消費電力モードへ移行するための条件としての前記車両情報の状態および前記所定量を任意に設定可能なマニュアルモードを有するように構成したので、電力供給が制御される車載電装機器および電力供給の制御について柔軟性を持たせ、車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減が図れる効果がある。
【0042】
この発明によれば、案内音声を出力する音声出力手段を備え、車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を音声によりアナウンスするように構成したので、ユーザが車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を音声により容易に把握することができる効果がある。
【0043】
この発明によれば、低消費電力モードにおいて車両情報に含まれる車速が所定の速度を下回ると、制御手段が車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御するように構成したので、発電量が期待できない車速になると車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御し、車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。
【0044】
この発明によれば、車両情報取得手段が取得した照明機器の点灯状態を含む車両情報に応じ、消費電力判定手段が前記照明機器の消費電流の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記照明機器の消費電力を設定された所定量以下に制御するように構成したので、照明機器が点灯されている場合にその照明機器へ供給される電力を抑制し、電力を供給する車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。
【0045】
この発明によれば、車両情報取得手段が取得したヘッドライトの点灯状態を含む車両情報に応じ、消費電力判定手段が前記ヘッドライトの消費電力の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記ヘッドライトの光量低減または消灯を行い、前記ヘッドライトの消費電力を設定された所定量以下に制御するように構成したので、ヘッドライトが点灯されている場合にそのヘッドライトへ供給される電力を抑制し、電力を供給する車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。
【0046】
この発明によれば、車両情報取得手段が取得したワイパーの動作状態を含む車両情報に応じ、消費電力判定手段が前記ワイパーの消費電力の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記ワイパーの駆動速度の低減または停止を行い、前記ワイパーの消費電力を設定された所定量以下に制御するように構成したので、ワイパーが動作している場合にそのワイパーへ供給される電力を抑制し、電力を供給する車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。
【0047】
この発明によれば、車両情報取得手段が取得した空調機器の動作状態を含む車両情報に応じ、消費電力判定手段が前記空調機器の消費電力の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記空調機器の風量低減または停止を行い、前記空調機器の消費電力を設定された所定量以下に制御するように構成したので、空調機器が動作している場合にその空調機器へ供給される電力を抑制し、電力を供給する車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。
【0048】
この発明によれば、車両情報取得手段が取得したナビゲーション装置の動作状態を含む車両情報に応じ、消費電力判定手段が前記ナビゲーション装置の消費電力の低減について判定を行い、前記消費電力判定手段の判定結果に応じ制御手段が前記ナビゲーション装置の表示画面の固定またはドライブのモータ回転を停止し、前記ナビゲーション装置の消費電力を設定された所定量以下に制御するように構成したので、ナビゲーション装置が動作している場合にそのナビゲーション装置へ供給される電力を抑制し、電力を供給する車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。
【0049】
この発明によれば、低消費電力化により走行の妨げにならない車載電装装置についてその消費電力を設定された所定量以下に制御するように構成したので、走行中であっても走行については安全性が確保された状態で、電力供給が制御される車載電装機器の選択および電力供給の制御について柔軟に車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。
【0050】
この発明によれば、車載電装装置における消費電力をマニュアル設定するための消費電力設定画面を表示する表示手段を備えるように構成したので、ユーザは前記消費電力設定画面に対し操作を行い、走行については安全性が確保された状態で、電力供給が制御される車載電装機器の選択および電力供給の制御について柔軟に車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。また、車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を表示する表示手段を備えるように構成したので、ユーザが車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を表示により把握することができる。
【0051】
この発明によれば、ナビゲーション装置に内蔵したので、ナビゲーション装置に車載用省電力化装置としての機能を追加することか容易に実現でき、車載用バッテリや車載用発電機を含む車載用電力供給装置の負荷軽減を図れる効果がある。
【0052】
この発明によれば、低消費電力モードが設定されると、車両情報取得工程で取得した車両情報に応じて消費電力判定工程が前記車載電装装置の消費電力の低減の判定を行い、この判定結果に応じて制御工程が前記車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御し、低消費電力モードはユーザが前記低消費電力モードへ移行するための条件としての前記車両情報の状態および前記所定量を任意に設定可能なマニュアルモードを有するように構成したので、車載電装機器に対する電力供給を適切に制御でき、車載用電力供給装置の負荷軽減が図れる効果がある。また、案内音声を出力する音声出力工程を備え、車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を音声によりアナウンスするように構成したので、ユーザが車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を音声により容易に把握することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の車載用省電力化装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の車載用省電力化装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1の車載用省電力化装置においてエコノミーモードが設定されたときにディスプレイに表示出力される一例を示す画面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の車載用省電力化装置においてマニュアルモードが設定されたときにディスプレイに表示出力される一例を示す画面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による車載用省電力化装置をナビゲーション装置へ適用したときの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 車両情報取得手段、3 消費電力判定手段、6 制御手段、7,54,55,56,57,58 車載電装装置、50 ナビゲーションユニット、61 マイクロコンピュータ(消費電力判定手段)、64 車両インタフェース(車両情報取得手段)、70 通信インタフェース(制御手段)。
Claims (14)
- 車両情報を取得する車両情報取得手段と、
車載電装装置の消費電力を判定する消費電力判定手段と、
前記車載電装装置の消費電力を制御する制御手段と、
低消費電力モードを設定する手段とを備え、
前記低消費電力モードが設定されると、前記消費電力判定手段は、前記車両情報取得手段が取得した車両情報に応じて、前記車載電装装置の消費電力の低減について判定を行い、
前記制御手段は、前記消費電力判定手段の判定結果に応じて、前記車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御する車載用省電力化装置において、前記低消費電力モードはユーザが前記低消費電力モードへ移行するための条件としての前記車両情報の状態および前記所定量を任意に設定可能なマニュアルモードを有することを特徴とする車載用省電力化装置。 - 案内音声を出力する音声出力手段を備え、前記音声出力手段は車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を音声によりアナウンスすることを特徴とする請求項1記載の車載用省電力化装置。
- 制御手段は、車両情報に含まれる車速が所定の速度を下回ると、車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載用省電力化装置。
- 消費電力判定手段は、車両情報取得手段が取得した照明機器の点灯状態を含む車両情報に応じて、前記照明機器の消費電力の低減について判定を行い、制御手段は、前記消費電力判定手段の判定結果に応じて、前記照明機器の消費電力を設定された所定量以下に制御することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の車載用省電力化装置。
- 消費電力判定手段は、車両情報取得手段が取得したヘッドライトの点灯状態を含む車両情報に応じて、前記ヘッドライトの消費電力の低減について判定を行い、制御手段は、前記消費電力判定手段の判定結果に応じて、前記ヘッドライトの光量低減または消灯を行い、前記ヘッドライトの消費電力を設定された所定量以下に制御することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の車載用省電力化装置。
- 消費電力判定手段は、車両情報取得手段が取得したワイパーの動作状態を含む車両情報に応じて、前記ワイパーの消費電力の低減について判定を行い、制御手段は、前記消費電力判定手段の判定結果に応じて、前記ワイパーの駆動速度の低減または停止を行い、前記ワイパーの消費電力を設定された所定量以下に制御することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の車載用省電力化装置。
- 消費電力判定手段は、車両情報取得手段が取得した空調機器の動作状態を含む車両情報に応じて、前記空調機器の消費電力の低減について判定を行い、制御手段は、前記消費電力判定手段の判定結果に応じて、前記空調機器の風量低減または停止を行い、前記空調機器の消費電力を設定された所定量以下に制御することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の車載用省電力化装置。
- 消費電力判定手段は、車両情報取得手段が取得したナビゲーション装置の動作状態を含む車両情報に応じて、前記ナビゲーション装置の消費電力の低減について判定を行い、制御手段は、前記消費電力判定手段の判定結果に応じて、前記ナビゲーション装置の表示画面の固定またはドライブのモータ回転を停止し、前記ナビゲーション装置の消費電力を設定された所定量以下に制御することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の車載用省電力化装置。
- 制御手段は、低消費電力化により走行の妨げにならない車載電装装置についてその消費電力を設定された所定量以下に制御することを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の車載用省電力化装置。
- 車載電装装置における消費電力をマニュアル設定するための消費電力設定画面を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項9のうちいずれか1項記載の車載用省電力化装置。
- 車載用電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項10のうちいずれか1項記載の車載用省電力化装置。
- ナビゲーション装置に内蔵された請求項1から請求項11のうちのいずれか1項記載の車載用省電力化装置。
- 車両情報を取得する車両情報取得工程と、
車載電装装置の消費電力を判定する消費電力判定工程と、
前記車載電装装置の消費電力を制御する制御工程と、
低消費電力モードを設定する工程とを備え、
前記低消費電力モードが設定されると、前記消費電力判定工程は、前記車両情報取得工程が取得した車両情報に応じて、前記車載電装装置の消費電力の低減について判定を行い、前記制御工程は、前記消費電力判定工程の判定結果に応じて、前記車載電装装置の消費電力を設定された所定量以下に制御する車載用省電力化方法において、前記低消費電力モードはユーザが前記低消費電力モードへ移行するための条件としての前記車両情報の状態および前記所定量を任意に設定可能なマニュアルモードを有することを特徴とする車載用省電力化方法。 - 案内音声を出力する音声出力工程を備え、前記音声出力工程は前記車載電装装置への電力供給の制御状態または低消費電力設定状態の内容を音声によりアナウンスすることを特徴とする請求項13記載の車載用省電力化方法。
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