JP4005157B2 - アリールアルキルピリダジノン化合物 - Google Patents

アリールアルキルピリダジノン化合物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規なアリールアルキルピリダジノン化合物およびそれらの生理学的に許容される塩、これらの化合物の製造方法およびこれらの化合物を含有する医薬製剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
類似の化合物は、例えばDE19502699.3に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、医薬の製造に使用することができる新規化合物を見出すことにあった。
本発明の課題はまた、ホスホジエステラーゼIV抑制作用を示し、喘息疾患の処置に使用することができる化合物を見出すことにあった。
本発明の課題はまた、TNF(腫瘍壊死因子)の生成に対して抑制作用を示し、アレルギー性および炎症性疾患、自己免疫疾患および移植拒絶反応の処置に使用することができる化合物を見出すことにあった。
さらにまた、本発明の課題は、別の医薬活性化合物を製造するための中間体として有用な化合物を見出すことにあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によって、下記式Iで表わされる新規アリールアルキルピリダジノン化合物およびそれらの生理学的に許容される塩が、上記課題の解決に有用であることが見出だされた。
従って、本発明は下記式Iで表わされる新規アリールアルキルピリダジノン化合物およびその生理学的に許容される塩に関する:
【化4】
Figure 0004005157
【0005】
式中、
1およびR2は、それぞれ相互に独立して、HまたはAであり、
3およびR4は、それぞれ相互に独立して、−OH、−OR10、−S−R10、−SO−R10、−SO210、Hal、メチレンジオキシ、−NO2、−NH2、−NHR10または−NR1011であり、
5は、未置換の、または置換基として1個または2個のR6および(または)R7を有するフェニル基であり、
Qは、存在していないか、またはC原子1〜6個を有するアルキレンであり、R6およびR7は、それぞれ相互に独立して、−NH2、−NR89、−NHR10、−NR1011、−NO2、Hal、−CN、−OA、−COOHまたは−COOAであり、
【0006】
8およびR9は、それぞれ相互に独立して、Hであるか、あるいはC原子1〜8個を有し、そして置換基として1〜5個のF原子および(または)Cl原子を有していてもよいアシル、−COOA、−SO−A、−SO2A、−CONH2、−CONHA、−CONA2、−CO−COOH、−CO−COOA、−CO−CONH2、−CO−CONHAまたは−CO−CONA2であり、
Aは、C原子1〜6個を有し、そして置換基として1〜5個のF原子および(または)Cl原子を有していてもよいアルキルであり、
10およびR11は、それぞれ相互に独立して、A、C原子3〜7個を有するシクロアルキル、C原子4〜8個を有するメチレンシクロアルキルまたはC原子2〜8個を有するアルケニルであり、そして
Halは、F、Cl、BrまたはIである。
【0007】
本発明の目的は、有用な性質を有する新規化合物、特に医薬の製造に使用することができる新規化合物を発見することにあった。
式Iで表わされる化合物およびそれらの塩が、良好な寛容性を備えた、価値ある薬理学的性質を有することが見出された。特に、これらの化合物は、ホスホジエステラーゼIV抑制作用を示し、喘息疾患の処置に使用することができる。この抗喘息作用は、例えばT.OlssonによるActa allergologica,26,438 〜447(1971) に記載の方法に従い評価することができる。
さらに、これらの化合物は、TNF(腫瘍壊死因子)の生成に対して抑制作用を示し、従ってアレルギー性および炎症性疾患、自己免疫疾患および移植拒絶反応の処置に適している。これらの化合物は記憶障害の処置に使用することもできる。
従って、式Iで表わされる化合物は、ヒトおよび動物の医療における医薬活性化合物として使用することができる。さらにまた、これらの化合物は、別の医薬活性化合物を製造するための中間体として使用することもできる。
【0008】
従って、本発明は式Iで表わされる化合物およびそれらの塩に関し、およびまたこれらの化合物の製造方法に関し、この方法は、式II
【化5】
Figure 0004005157
式中、R1、R2、R3およびR4は請求項1に記載の意味を有する、
で表わされる化合物を式III
5−Q−X III
式中、R5およびQは前記の意味を有し、そして
Xは、Cl、Br、OHまたは反応性にエステル化されているOH基である、で表わされる化合物と反応させる、あるいは
【0009】
式IV
【化6】
Figure 0004005157
式中、R1、R2、R3およびR4は前記の意味を有し、そして
Eは、Hであるか、またはC原子1〜4個を有するアルキルである、
で表わされる化合物を式V
2N−NH−Q−R5
式中、QおよびR5は前記の意味を有する、
で表わされる化合物と反応させる、あるいは
【0010】
式Iで表わされる化合物において、その分子中に存在する基R5を、ニトロ基の還元、一級または二級アミノ基のアルキル化またはアシル化、あるいはシアノ基の加水分解により別の基R5に変換する、あるいは
3および(または)R4の代わりに、1個または2個の遊離のOH基を有する以外は式Iに対応する化合物を、式R3−XまたはR4−X(各式中、R3、R4およびXは前記の意味を有する)で表わされる化合物とそれぞれ反応させる、そして(または)
式Iで表わされる塩基を、酸で処理することによって、その塩の1種に変換する、
ことを特徴とする方法である。
【0011】
本明細書全体をとおして、基R1、R2、R3、R4、R5、QおよびXは、別段の記載がないかぎり、式I、IIおよびIIIの場合について前記した意味を有するものとする。
Aはアルキルである。
前記式において、アルキルは、好ましくは非分枝鎖状であり、C原子1〜6個、好ましくはC原子1個、2個、3個または4個を有し、そして好ましくはメチルであり、さらにまた好ましくは、エチルまたはプロピルであり、さらにまた好ましくは、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルまたはtert−ブチルであるが、またn−ペンチルまたはイソペンチルであることもできる。シクロアルキルは、好ましくはC原子3〜7個を有し、そして好ましくはシクロプロピルまたはシクロブチルであり、さらにまた好ましくは、シクロペンチルまたはシクロヘキシルであり、さらにまたシクロヘプチルであることもできる。
【0012】
メチレンシクロアルキルは、好ましくはC原子4〜8個を有し、そして好ましくはメチレンシクロプロピルまたはメチレンシクロブチルであり、さらにまた好ましくは、メチレンシクロペンチルまたはメチレンシクロヘキシルであり、さらにまたメチレンシクロヘプチルであることもできる。
アルケニルは、好ましくはビニル、1−または2−プロペニル、1−ブテニル、イソブテニル、sec−ブテニルであり、そしてまた好ましくは1−ペンテニル、イソペンテニルまたは1−ヘキセニルである。
アルキレンは、好ましくは非分枝鎖状であり、好ましくはメチレンまたはエチレンであり、さらにまた好ましくはプロピレンまたはブチレンである。
基R1およびR2のうちの一方は好ましくは水素であり、そして他方は好ましくはプロピルまたはブチルであるが、特に好ましくは、エチルまたはメチルである。さらにまた、R1およびR2は両方ともに、それぞれ好ましくは水素である。
【0013】
Halは好ましくは、F、ClまたはBrであるが、またIであることもできる。
基R3およびR4は同一または相違していてもよく、好ましくはフェニル環の3位置または4位置に存在する。例えば、R3およびR4は相互に独立して、ヒドロキシル、−S−CH3、−SO−CH3、−SO2CH3、F、Cl、BrまたはIであり、あるいはR3とR4とは一緒になって、メチレンジオキシを表わす。しかしながら、特に好ましくはR3およびR4はそれぞれ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、シクロペントキシであり、あるいはまたフルオロ−、ジフルオロ−またはトリフルオロメトキシ、あるいは1−フルオロ−、2−フルオロ−、1,2−ジフルオロ−、2,2−ジフルオロ−、1,2,2−トリフルオロ−または2,2,2−トリフルオロエトキシである。
【0014】
基R5は好ましくは、フェニルである。このフェニル基は好ましくは、1個または2個の置換基を有する。好適な置換基は、シアノ、ニトロ、アミノ、アセトアミド、トリフルオロアセトアミド、メトキシおよび(または)塩素であり、また好ましくは、メチルスルホンアミド、プロピオニルアミノ、2−メチルプロピオニルアミノ、イソブチリルアミノおよび(または)ピバリルアミノであり、さらにまた好ましくは、メトキシカルボニルアミノ、メトキサリルアミノ、ウレイドおよび(または)カルボキシルであることができる。
【0015】
Q−R5は好ましくは、ベンジル、2−、3−または4−ニトロベンジル、2−、3−または4−シアノベンジル、2−、3−または4−アミノベンジル、2−、3−または4−アセトアミドベンジル、2−、3−または4−トリフルオロアセトアミドベンジル、2−、3−または4−メトキシベンジル、2−、3−または4−クロロベンジルであり、さらにまた好ましくは、2−、3−または4−メチルスルホンアミドベンジル、2−、3−または4−プロピオニルアミノベンジル、2−、3−または4−(2−メチルプロピオニルアミノ)−ベンジル、2−、3−または4−イソブチリルアミノベンジル、2−、3−または4−ピバリルアミノベンジル、2−、3−または4−メトキシカルボニルアミノベンジル、2−、3−または4−ウレイドベンジル、2−、3−または4−カルボキシベンジル、2−、3−または4−メトキサリルアミノベンジル、
【0016】
およびまた好ましくは、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジニトロベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジアミノベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジアセトアミドベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ビス(トリフルオロアセトアミド)ベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジメトキシベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジクロロベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジメチルスルホンアミドベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジプロピオニルアミノベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ビス(2−メチルプロピオニルアミノ)ベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジイソブチリルアミノベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジメトキシカルボニルアミノベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジメトキサリルアミノベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジウレイドベンジル、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−または3,5−ジカルボキシベンジルである。
【0017】
本発明は特に、その分子中に存在する前記基の少なくとも1個が上記の好ましい意味の一つを有する式Iで表わされる化合物に関する。これらの化合物の数種の好適群は下記の付属式Ia〜Ieで表わされる化合物である。これらの式Ia〜Ieは下記に詳細に示されている基以外は、式Iの場合について前記した意味を有する式Iに対応する:
Figure 0004005157
【0018】
Figure 0004005157
【0019】
式Iで表わされる化合物およびまたこれらの化合物を製造するための出発物質は、刊行物(例えば、Houben−WeylによるMethoden der Organischen Chemie(有機化学の方法)、Georg−Thieme出版社、Stuttgart 、特にDE195502699.3)に記載の方法などのそれ自体公知の方法により、すなわち前記反応に適する、公知の反応条件の下に製造される。この点に関して、それ自体公知であるが、ここでは詳細に説明されていない変法を使用することもできる。
式IIおよび式IVで表わされる化合物において、R1、R2、R3およびR4は前記の意味、特に前記の好適な意味を有する。
式IIIおよび式Vで表わされる化合物において、Qは好ましくは、メチレンまたはエチレンであり、およびまた好ましくはプロピレンまたはブチレンである。
式IVで表わされる化合物において、Eは好ましくは、H、メチルまたはエチルであり、さらにまた好ましくはプロピルまたはブチルである。
【0020】
式IIIおよび式Vで表わされる化合物において、R5は前記の好適な意味を有し、他方XはCl、Br、OHまたは反応性にエステル化されているOH基である。
Xが反応性にエステル化されているOH基である場合に、この基は好ましくはC原子1〜6個を有するアルキルスルホニルオキシ(好ましくは、メチルスルホニルオキシ)あるいはC原子6〜10個を有するアリールスルホニルオキシ(好ましくは、フェニル−またはp−トリル−スルホニルオキシ、およびまた2−ナフタレンスルホニルオキシ)である。
所望により、出発物質はまた、これらを反応混合物から単離せずに、直ちにさらに反応させて式Iで表わされる化合物を生成させるような方法により、その場で生成させることもできる。
別法として、この反応は段階的に行うこともできる。
【0021】
式Iで表わされる化合物は好ましくは、式IIで表わされる化合物と式IIIで表わされる化合物との反応により得ることができる。
式IIおよび式IIIで表わされる出発物質は若干について公知である。公知ではない化合物は、それ自体公知の方法により製造することができる。
式IIで表わされるピリダジノン化合物は、例えばEur. J. Med. Chem.−Chim. Therapeut. 9, 644〜650(1977) に記載されている。
別法として、式IIIで表わされる化合物は刊行物(例えば、Houben−Weyl によるMethoden der Organischen Chemie(有機化学の方法)、Georg−Thieme出版社、Stuttgart )に記載の方法などのそれ自体公知の方法により、すなわち前記反応に適する、公知の反応条件の下に製造される。この点に関して、それ自体公知であるが、ここでは詳細に説明されていない変法を使用することもできる。
【0022】
詳細には、2,3,4,5−テトラヒドロピリダジノン化合物と式IIIで表わされる化合物との反応は、約−20〜約150゜、好ましくは20〜100゜の温度において、不活性溶媒の存在または不存在の下に行う。
適当な不活性溶媒の例には、ヘキサン、石油エーテル、ベンゼン、トルエンまたはキシレンなどの炭化水素類;トリクロロエチレン、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素、クロロホルムまたはジクロロメタンなどの塩素化炭化水素類;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、n−ブタノールまたはtert−ブタノールなどのアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)またはジオキサンなどのエーテル類;エチレングリコールモノメチルまたはモノエチルエーテル(メチルグリコールまたはエチルグリコール)、エチレングリコールジメチルエーテル(ジグリム)、などのグリコールエーテル類;アセトンまたはブタノンなどのケトン類;アセトアミド、ジメチルアセトアミドまたはジメチルホルムアミド(DMF)などのアミド類;アセトニトリルなどのニトリル類;ジメチルスルホキシド(DMSO)などのスルホキシド類;二硫化炭素;ギ酸または酢酸などのカルボン酸類;ニトロメタンまたはニトロベンゼンなどのニトロ化合物;酢酸エチルなどのエステル類あるいは上記溶媒の混合物がある。
【0023】
さらにまた、式Iで表わされる化合物は式IVで表わされる化合物と式Vで表わされる化合物との反応により得ることができる。
詳細には、この式IVで表わされる化合物と式Vで表わされる化合物との反応は、前記の温度において前記不活性溶媒の存在または不存在の下に行う。
式IVおよび式Vで表わされる出発物質は若干の場合に、公知である。これらの化合物が未知である場合には、これらの化合物はそれ自体公知の方法によって製造することができる。
式IVで表わされる化合物および式Vで表わされる化合物は、刊行物(例えば、Houben−WeylによるMethoden der Organischen Chemie(有機化学の方法)、Georg−Thieme出版社、Stuttgart などの標準学術書)に記載の方法などのそれ自体公知の方法により、すなわち前記反応に適する、公知の反応条件の下に製造される。この点に関して、それ自体公知であるが、ここでは詳細に説明されていない変法を使用することもできる。
【0024】
さらにまた、式Iで表わされる化合物において、その基R5を、別の基R5に変換することもでき、例えばニトロ基の還元により(例えば、メタノールまたはエタノールなどの不活性溶媒中において、ラネイニッケルまたはPd−炭素上で水素添加することにより)、アミノ基に変換することができ、あるいはシアノ基をCOOH基に加水分解することができる。遊離のアミノ基はまた、酸クロライドまたは無水物を使用する慣用の方法でアシル化することができ、あるいは未置換のまたは置換基を有するアルキルハライドを、特にジクロロメタンまたはTHFなどの不活性溶媒中で、および(または)トリエチルアミンまたはピリジンなどの塩基の存在の下に、−60゜〜+30゜の温度においてアルキル化することができる。
【0025】
さらにまた、R3および(または)R4の代わりに、1個または2個の遊離のOH基を有する以外は式Iに対応する化合物を、式R3−XまたはR4−X(各式中、R3、R4およびXは前記の意味を有する)で表わされる化合物とそれぞれ反応させることもできる。このOH基のエーテル化は、例えば刊行物(例えば、Houben−WeylによるMethoden der Organischen Chemie(有機化学の方法)、Georg−Thieme出版社、Stuttgart などの標準的学術書)に記載されているようなそれ自体公知の方法により、すなわち公知であり、前記反応に適する反応条件の下に行う。この点に関して、それ自体公知であるが、ここでは詳細に説明されていない変法を使用することもできる。
【0026】
式Iで表わされる塩基は、酸を使用することによって、例えば当量の塩基と酸とを、エタノールなどの不活性溶媒中で反応させ、次いで蒸発させることによって、対応する酸付加塩に変換することができる。この反応に適する酸は特に、生理学的に許容される塩を生成させる酸である。従って、無機酸、例えば硫酸、硝酸、ヒドロハロ酸(例えば塩酸または臭化水素酸)、リン酸(例えばオルトリン酸)、スルファミン酸、およびまた有機酸、特に脂肪族、脂環族、芳香族−脂肪族、芳香族または複素環状の一塩基性または多塩基性カルボン酸、スルホン酸あるいはまた硫酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、ピバリン酸、ジエチル酢酸、マロン酸、コハク酸、ピメリン酸、フマール酸、マレイン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、グルコン酸、アスコルビン酸、ニコチン酸、イソニコチン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ナフタレンモノスルホン酸およびナフタレンジスルホン酸およびまたラウリル硫酸を使用することができる。生理学的に許容されない塩、例えばピクリン酸も、式Iで表わされる化合物の単離および(または)精製に使用することができる。
【0027】
他方、式Iで表わされる遊離塩基は、所望により塩基(例えば水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウム)を使用して、それらの塩から遊離させることができる。
式Iで表される化合物は、1個または2個以上の不斉中心を有することができる。この場合に、これらの化合物は通常、ラセミ体形態である。得られるラセミ体は、それ自体公知の方法により、機械的にまたは化学的に、それらのエナンチオマーに分割することができる。好ましくは、ラセミ体混合物から、光学活性分割剤との反応によって、ジアステレオマーを生成させることができる。
すでに光学的に活性である出発物質を使用することによって、前記方法に従い、式Iで表わされる光学活性化合物を得ることができることは勿論のことである。 式Iは全部の立体異性体およびその混合物、例えばラセミ体を包含するものとする。
【0028】
本発明はまた、式Iで表される化合物および(または)それらの生理学的に許容される塩を、特に非化学的方法による医薬製剤の製造に使用することに関する。この場合に、これらの化合物は、少なくとも1種の固体、液体および(または)半液体の賦形剤または助剤とともに、所望により1種または2種以上の別の活性成分と組み合わせて、適当な剤型にすることができる。
本発明はまた、ホスホジエステラーゼIV抑制剤としての式Iで表される化合物およびそれらの生理学的に許容される塩の医薬に関する。
本発明はさらにまた、少なくとも1種の式Iで表される化合物および(または)その生理学的に許容される塩の1種を含有する医薬製剤に関する。
【0029】
これらの製剤は、ヒトまたは動物医療における医薬として使用することができる。適当な賦形剤には、経腸投与(例えば経口)、非経口投与または局所投与に適しており、かつまた本発明の新規化合物と反応しない、有機または無機物質、例えば水、植物油、ベンジルアルコール、アルキレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセロールトリアセテート、ゼラチン、炭水化物類(例えば乳糖またはデンプン)、ステアリン酸マグネシウム、タルクおよび石油ゼリーがある。錠剤、ピル、被覆錠剤、カプセル剤、粉末、顆粒、シロップ、ジュースまたは滴剤は、特に経口投与に使用され、座薬は直腸投与に使用され、溶液、好ましくは油性または水性溶液およびまた懸濁液、エマルジョンまたはインプラントは非経口投与に使用され、そして軟膏、クリームまたは粉末は局所投与に使用される。本発明の新規化合物はまた、凍結乾燥させることができ、得られる凍結乾燥物は、例えば注射製剤の製造に使用することができる。
【0030】
上記製剤は、殺菌することができ、そして(または)助剤、例えば滑剤、保存剤、安定剤および(または)湿潤剤、乳化剤、浸透圧に影響する塩類、緩衝物質、着色剤、芳香付与剤および(または)1種または2種以上の別の活性成分、例えば1種または2種以上のビタミン類を含有することができる。
式Iで表される化合物およびそれらの生理学的に許容される塩は、cAMP(環状アデノシンモノホスフェート)レベルの増加が炎症および筋肉弛緩の抑制または防止を導く、疾患の抑制に使用することができる。本発明による化合物は、特にアレルギー性疾患、喘息、慢性気管支炎、アトピー性皮膚炎、乾癬およびその他の皮膚疾患、ならびに自己免疫障害の処置に使用することができる。
【0031】
【実施例】
本明細書の全体をとおして、温度はいずれも、℃で示されている。以下の例において、「慣用の仕上げ処理」の用語は、下記の意味を有するものとする:
必要に応じて、水を添加し、この混合物のpHを必要に応じて、最終生成物の構造に依存して2〜10に調整し、次いで酢酸エチルまたはジクロロメタンにより抽出し、その有機相を分離採取し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、蒸発させ、次いでシリカゲル上のクロマトグラフイおよび(または)結晶化により精製する。
【0032】
例1
THF150ml中の6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン(化合物A)4.70gの懸濁液を、カリウムtert−ブトキシド2.24gで処理し、30分間撹拌する。ここに、4−ニトロベンジルクロライド4.32gを添加し、この混合物を室温で10時間撹拌する。溶媒を除去し、残留物を慣用の仕上げ処理に付す。2−(4−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる、融点:126゜。
【0033】
同様に、化合物Aとの反応により、下記の化合物が得られる:
3−ニトロベンジルクロライドを反応させて、2−(3−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:122゜;
2−ニトロベンジルクロライドを反応させて、2−(2−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2,3−ジニトロベンジルクロライドを反応させて、2−(2,3−ジニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2,4−ジニトロベンジルクロライドを反応させて、2−(2,4−ジニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2−メトキシベンジルクロライドを反応させて、2−(2−メトキシベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0034】
4−メトキシベンジルクロライドを反応させて、2−(4−メトキシベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2−クロロベンジルクロライドを反応させて、2−(2−クロロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2,6−ジクロロベンジルクロライドを反応させて、2−(2,6−ジクロロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
4−シアノベンジルクロライドを反応させて、2−(4−シアノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
4−カルボキシベンジルクロライドを反応させて、2−(4−カルボキシベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0035】
例2
例1と同様に、6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン(化合物B)と、4−ニトロベンジルクロライドとの反応により、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる。
【0036】
同様に、化合物Bとの反応により、下記の化合物が得られる:
3−ニトロベンジルクロライドを反応させて、2−(3−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2−ニトロベンジルクロライドを反応させて、2−(2−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2,3−ジニトロベンジルクロライドを反応させて、2−(2,3−ジニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2,4−ジニトロベンジルクロライドを反応させて、2−(2,4−ジニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2−メトキシベンジルクロライドを反応させて、2−(2−メトキシベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0037】
4−メトキシベンジルクロライドを反応させて、2−(4−メトキシベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2−クロロベンジルクロライドを反応させて、2−(2−クロロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2,6−ジクロロベンジルクロライドを反応させて、2−(2,6−ジクロロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
4−シアノベンジルクロライドを反応させて、2−(4−シアノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
4−カルボキシベンジルクロライドを反応させて、2−(4−カルボキシベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0038】
例3
例1と同様に、6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン(化合物B)と4−ニトロベンジルクロライド(化合物C)との反応により、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる。
【0039】
同様に、化合物Cとの反応により、下記の化合物が得られる:
6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0040】
6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0041】
6−(3−メトキシ−4−エトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−メトキシ−4−エトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
6−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0042】
6−(4−メチルスルホニルフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(4−メチルスルホニルフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
6−(4−メチレンオキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(4−メチレンオキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシ)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを反応させて、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0043】
例4
メタノール60ml中の2−(4−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン4.6gの溶液を、ラネイニッケルの存在の下に、水素添加する。触媒を濾別し、この溶液を濃縮させる。再結晶後に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる、融点:184゜。
【0044】
同様に、
2−(3−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(3−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる、融点:140゜;
2−(2−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(2−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(2,3−ジニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(2,3−ジアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
【0045】
2−(2,4−ジニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(2,4−ジアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(3−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(3−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる、融点:49゜;
【0046】
2−(2−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(2−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(2,3−ジニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(2,3−ジアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(2,4−ジニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(2,4−ジアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
【0047】
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
【0048】
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
【0049】
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−メトキシ−4−エトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−エトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
【0050】
2−(4−ニトロベンジル)−6−(4−メチルスルホニルフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(4−メチルスルホニルフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロベンジル)−6−(4−メチレンオキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(4−メチレンオキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
【0051】
2−(3−ニトロベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(3−アミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる、融点:109゜;
2−(4−ニトロフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(4−ニトロフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(4−アミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる;
2−(3−ニトロベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンの水素添加により、2−(3−アミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる、融点:112゜。
【0052】
例5
2−(4−シアノベンジル)−6−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン10gを撹拌しながら、水100ml中のNaOH 1.2gの冷却した溶液に添加し、この混合物を引続いて、10時間撹拌する。この溶液を注意して加温し、次いで空気流を通す。次いで冷却した硫酸および水を添加する。この混合物を慣用の仕上げ処理に付し、2−(4−カルボキシベンジル)−6−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0053】
例6
ジクロロメタン80ml中の2−(4−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン(化合物D)3.0gおよびピリジン0.75mlの溶液を、ブチリルクロライド1.0gにより処理し、引続いて1時間撹拌する。溶媒を除去し、残留物を慣用の仕上げ処理に付す。再結晶後に、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンが得られる、融点:148゜。
【0054】
同様に、化合物Dとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:183゜;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:210゜;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:138゜;
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:176゜;
【0055】
2,2−ジメチルプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−tert−ブチルカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:155゜;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0056】
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:147゜;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0057】
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0058】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:133゜;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0059】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:81゜;
2,2−ジメチルプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−tert−ブチルカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:117゜;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0060】
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:144゜;
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:154゜;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0061】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0062】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0063】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0064】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0065】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0066】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:162゜;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0067】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:69゜;2,2−ジメチルプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−tert−ブチルカルボニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0068】
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:73゜;
【0069】
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0070】
同様に、2−(4−アミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0071】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0072】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0073】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0074】
同様に、2−(3−アミノベンジルル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(3−アセトアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(3−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:142゜;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(3−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0075】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(3−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:126゜;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(3−ブチリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(3−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(3−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0076】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(3−ピバリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(3−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(3−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:54゜;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(3−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0077】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(3−ウレイドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(3−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(3−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(3−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0078】
同様に、2−(4−アミノベンジルル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0079】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0080】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0081】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−フルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0082】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0083】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0084】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0085】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−ジフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0086】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0087】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0088】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0089】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−トリフルオロメトキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0090】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0091】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0092】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0093】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−フルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0094】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0095】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0096】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0097】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0098】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0099】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0100】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0101】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0102】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン、融点:120゜との反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:170゜;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0103】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0104】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:128゜;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0105】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0106】
同様に、2−(4−アミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0107】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
2,2−ジメチルプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−tert−ブチルカルボニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0108】
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0109】
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0110】
同様に、2−(4−アミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(4−アセトアミドフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(4−トリフルオロアセトアミドフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(4−メチルスルホンアミドフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0111】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−プロピオニルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(4−ブチリルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(4−イソブチリルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−メトキシカルボニルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0112】
ピバリルクロライドを反応させて、2−(4−ピバリルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(4−シクロペンチルカルバモイルフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(4−エトキシカルボニルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(4−メトキサリルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0113】
クロロホルムアミドを反応させて、2−(4−ウレイドフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタノイルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(4−ヘキサノイルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(4−ペンタフルオロプロピオニルアミノフェネチル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0114】
同様に、2−(3−アミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(3−アセトアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:105゜;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(3−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:136゜;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(3−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:177゜;
【0115】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(3−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:152゜;
2,2−ジメチルプロピオニルクロライドを反応させて、2−(3−tert−ブチルカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(3−ブチリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(3−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0116】
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(3−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ピバリルクロライドを反応させて、2−(3−ピバリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(3−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(3−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:179゜;
【0117】
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(3−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
クロロホルムアミドを反応させて、2−(3−ウレイドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(3−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(3−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(3−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0118】
同様に、2−(3−アミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンとの反応により、下記の化合物が得られる:
アセチルクロライドを反応させて、2−(3−アセトアミドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
トリフルオロアセチルクロライドを反応させて、2−(3−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:70゜;
メチルスルホニルクロライドを反応させて、2−(3−メチルスルホンアミドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0119】
プロピオニルクロライドを反応させて、2−(3−プロピオニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:113゜;
2,2−ジメチルプロピオニルクロライドを反応させて、2−(3−tert−ブチルカルボニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ブチリルクロライドを反応させて、2−(3−ブチリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
イソブチリルクロライドを反応させて、2−(3−イソブチリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
【0120】
メチルクロロホーメートを反応させて、2−(3−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ピバリルクロライドを反応させて、2−(3−ピバリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
シクロペンタンカルボニルクロライドを反応させて、2−(3−シクロペンチルカルバモイルベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
エチルクロロホーメートを反応させて、2−(3−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:153゜;
【0121】
メトキサリルクロライドを反応させて、2−(3−メトキサリルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
クロロホルムアミドを反応させて、2−(3−ウレイドベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタノイルクロライドを反応させて、2−(3−ペンタノイルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ヘキサノイルクロライドを反応させて、2−(3−ヘキサノイルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る;
ペンタフルオロプロピオニルクロライドを反応させて、2−(3−ペンタフルオロプロピオニルアミノベンジル)−6−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0122】
例7
氷酢酸100ml中の3−(3,4−ジメトキシベンゾイル)プロピオン酸2.4gの溶液を、p−ニトロベンジルヒドラジン1.7gで処理し、次いで100゜で2時間撹拌する。溶媒を除去し、残留物を慣用の仕上げ処理に付し、2−(4−ニトロベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る、融点:126゜。
同様に、3−(3,4−ジメトキシベンゾイル)プロピオン酸と4−ニトロフェニルヒドラジンとの反応により、2−(4−ニトロフェニル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オンを得る。
【0123】
以下の例は、医薬製剤に関するものである。
例A:注射バイアル
二重蒸留水3リットル中の式Iで表わされる活性化合物100gおよびリン酸水素二ナトリウム5gの溶液のpHを、2N塩酸を用いてpH6.5に調整し、殺菌濾過し、注射バイアルに充填し、次いで無菌条件の下に、凍結乾燥させ、これらのバアイルを、無菌条件の下に封止する。各注射バイアルは活性化合物5mgを含有する。
例B:座薬
式Iで表わされる活性化合物20gの混合物を、大豆レシチン100gおよびカカオ脂1400gとともに溶融し、この混合物を型中に注入し、次いで冷却させる。各座薬は活性化合物20mgを含有する。
【0124】
例C:溶液
二重蒸留水940ml中の式Iで表わされる活性化合物1g、NaH2PO4・2H2O 9.38g、Na2HPO4・12H2O 28.48gおよびベンザルコニウムクロライド0.1gから溶液を調製する。この混合物のpHを6.8に調整し、全量を1リットルにし、次いで照射により殺菌する。この溶液は、点眼剤の形態で使用することができる。
例D:軟膏
式Iで表わされる活性化合物500mgを、無菌条件の下に、石油ゼリー99.5gと混合する。
【0125】
例E:錠剤
式Iで表わされる活性化合物1kg、乳糖4kg、ジャガイモデンプン1.2kg、タルク0.2kgおよびステアリン酸マグネシウム0.1kgの混合物を、慣用の方法で圧縮して、各錠剤が活性化合物10mgを含有する錠剤を得る。例F:被覆錠剤
例Eに記載のとおりに錠剤を圧縮成形し、次いで慣用の方法で、ショ糖、ジャガイモデンプン、タルク、トラガカントゴムおよび着色剤からなる被膜により被覆する。
【0126】
例G:カプセル剤
硬質ゼラチンカプセルに、式Iで表わされる活性化合物2kgを慣用の方法で充填し、各カプセルが活性化合物20mgを含有するカプセル剤を得る。
例H:アンプル
二重蒸留水60リットル中の式Iで表わされる活性化合物1kgの溶液を、殺菌濾過し、アンプルに充填し、殺菌条件の下に凍結乾燥させ、次いで無菌条件の下に封止する。各アンプルは活性化合物10mgを含有する。

Claims (4)

  1. 下記式Iで表わされる化合物またはそれらの生理学的に許容される塩:
    Figure 0004005157
    式中、
    1 は、Hであり、
    2 は、メチルまたはエチルであり、
    3およびR4は、それぞれ相互に独立して、OR10 あり、
    5、置換基として1個または2個のR6および(または)R7を有するフェニル基であり、
    Qは、存在していないか、またはC原子1〜6個を有するアルキレンであり、
    6およびR7は、それぞれ相互に独立して、NR89 あり、
    8およびR9は、それぞれ相互に独立して、HであるかC原子1〜8個を有し、そして置換基として1〜5個のF原子および(または)Cl原子を有していてもよいアシルであるか、あるいは−COOAであり、
    Aは、C原子1〜6個を有し、そして置換基として1〜5個のF原子および(または)Cl原子を有していてもよいアルキルであり、
    10 A、または、C原子3〜7個を有するシクロアルキルであり、そして
    Halは、F、Cl、BrまたはIである。
  2. 請求項1に記載の式Iで表わされる化合物のエナンチオマー。
  3. a)2−(4−トリフルオロアセトアミドベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン;
    b)2−(4−エトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン;
    c)2−(4−メトキシカルボニルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン;または
    d)2−(4−ブチリルアミノベンジル)−6−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−エチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン
    である、請求項1に記載の式Iで表わされる化合物。
  4. 請求項1に記載の式Iで表わされる化合物またはそれらの塩の製造方法であって、式II
    Figure 0004005157
    式中、R1、R2、R3およびR4は請求項1に記載の意味を有する、
    で表わされる化合物を式III
    5−Q−X III
    式中、R5およびQは前記の意味を有し、そして
    Xは、Cl、Br、OHまたは反応性にエステル化されているOH基である、で表わされる化合物と反応させる、あるいは式IV
    Figure 0004005157
    式中、R1、R2、R3およびR4は前記の意味を有し、そして
    Eは、Hであるか、またはC原子1〜4個を有するアルキルである、
    で表わされる化合物を式V
    2N−NH−Q−R5
    式中、QおよびR5は前記の意味を有する、
    で表わされる化合物と反応させる、あるいは
    式Iで表わされる化合物において、その分子中に存在する基R5を、ニトロ基の還元、一級または二級アミノ基のアルキル化またはアシル化、あるいはシアノ基の加水分解により別の基R5に変換する、あるいは
    3および(または)R4の代わりに、1個または2個の遊離のOH基を有する以外は式Iに対応する化合物を、式R3−XまたはR4−X(各式中、R3、R4およびXは前記の意味を有する)で表わされる化合物とそれぞれ反応させる、そして(または)
    式Iで表わされる塩基を、酸で処理することによって、その塩の1種に変換する、
    ことを特徴とする製造方法。
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