JP4000886B2 - 車両のシート装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ウレタン等により形成されたクッション部材と、このクッション部材を覆う生地などの表皮材とを備えたような車両のシート装置に関し、詳しくは上述のクッション部材と表皮材との間に面状導電体が敷設されるような車両のシート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両に搭載されているフロントシート、リヤシート等のシートクッションは図10に断面図で示すように、ウレタン等により形成された伸縮性のクッション部材81と、このクッション部材81の表面全体を覆う生地などの表皮材(図示せず)を備えており、上述のクッション部材81と表皮材との間には面状導電体としての非伸縮性のフレキシブルフィルム82(内部に導電体が設けられた可撓性のフィルム)が敷設される。
【0003】
また上述のクッション部材81の一部分には車両の前後方向および車幅方向に延びる複数の吊込み溝83が形成され、上述の表皮材はその一部がデザイン性確保のために該吊込み溝83内に凹設されている。このため、上述のフレキシブルフィルム82は吊込み溝83の部位においては略U字状または略V字状に該溝83内に配設される。
【0004】
図10に示す従来構造において上方から衝撃荷重がフレキシブルフィルム82およびクッション部材81に繰返して付勢されると、クッション部材81は収縮する一方、内部に導電体を備えたフレキシブルフィルム82は収縮しないので、図11に示すように、このフィルム82が吊込み溝83内で弛んで折損し、フィルム82内の導電体が断線する問題点があり、このことはデザイン性向上のために吊込み溝83を深く形成した場合には、より一層顕著となる。
【0005】
このような問題点を解決するために図12に示す構造と、図13に示す構造と、図14、図15に示す構造とが考えられる。
図12に示す構造は、フレキシブルフィルム82が吊込み溝83を横断する部位に対応して、該吊込み溝83にブリッジ部84を形成して、吊込み溝83を局部的に浅く形成するものである。
【0006】
この構造によれば、吊込み溝83を局部的に浅く形成したことにより、フレキシブルフィルム82の折損および導電体の断線を防止することができる利点がある反面、ブリッジ部84により吊込み溝83がその部分において潰れるので、シートの見栄えが悪化し、商品性に問題があった。
【0007】
また図13に示す構造は、フレキシブルフィルム82が吊込み溝83を横断する位置に対応して、クッション部材81に溝83底部に対応するフラット部81aと、このフラット部81aの両端からクッション部材81上面に向けて傾斜するスロープ部81b,81cとを形成して、これらの各部81a,81b,81cに沿ってフレキシブルフィルム82を配設すると共に、スロープ部81b,81cのフィルム82上にはクッション部材81とは別部材の略三角形状のクッションパッド85,85を配置して、このクッションパッド85でフィルム82が浮き上がらないように構成したものである。
【0008】
このように構成すると、フィルム82の浮き上がりをクッションパッド85にて防止できるので、フレキシブルフィルム82の折損および導電体の断線を防止することができる利点がある反面、フレキシブルフィルム82が吊込み溝83を横断する全ての部分に、比較的小形状のクッションパッド85を挿入固定する必要があり、組付け工数が多大となって、コスト高となる問題点があった。
【0009】
図14に平面図で、図15に断面図で示す構造は、吊込み溝83のフィルム82横断部と対応してクッション部材81に逆台形状のフィルム配設部86を設けると共に、この配設部86の上方にはフィルム82を上方から押さえる曲率状に膨出した突出部87(いわゆるオーバハング部)をクッション部材81に一体形成し、一対の突出部87,87間にフィルム82を嵌め込んで、該フィルム82をフィルム配設部86にセットしたものである。
このように構成すると、上述の突出部87によりフレキシブルフィルム82の浮き上がりを防止することができるので、該フィルム82の折損および導電体の断線を防止することができる利点がある反面、フィルム82のセット性が悪化する。つまり突出部87の突出量を大と成すと、フィルム82の浮き上がり防止が良好となるが、突出量が大きくなったことにより、フィルム82のセット性は悪化する。しかも、図14、図15で示す構造では基本的に型が抜きにくい構造となって、成形性が悪化するという問題が発生する。
【0010】
一方、特開2000−318503号公報には、シートバックのクッションパッドと接着剤層との間に保護シートの延長部を差込んで、乗員検知センサの導電体皮膜の割れを防止するように構成したものが開示されているが、これは単に保護シートでフィルムを保護するものに過ぎず、吊込み溝への適用およびフィルムの撓みを分散させる点については何等開示されていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、吊込み溝を有するクッション部材と、表皮材との間に面状導電体を敷設するものにおいて、面状導電体の少なくとも吊込み溝の上方に位置する部分には、該面状導電体の厚みを増す補強処理部を設けることで、補強処理部が湾曲しにくくなり、面状導電体の折損に起因する電気的断線(いわゆるパターンクラック)の発生を防止することができ、上記吊込み溝で面状導電体が撓んでも、面状導電体がスライドし、吊込み溝以外の面状導電体が広範囲に撓むことで、撓みを分散し、局部的な湾曲が小さくなり、面状導電体の全体で撓みを吸収することができ、さらにクッション部材の吊込み溝を何等潰すことなく、面状導電体を配設して、シートの美観を向上させることができる車両のシート装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両のシート装置は、クッション部材と、該クッション部材を覆う表皮材とを備えた車両のシート装置であって、上記クッション部材と表皮材との間に面状導電体が敷設され、上記クッション部材の一部には上面から凹形状に形成された吊込み溝が設けられ、上記面状導電体の少なくとも吊込み溝の上方に位置する部分には、該面状導電体の厚みを増す補強処理部が設けられたものである。
【0013】
上記構成のクッション部材はウレタンで形成してもよく、表皮材は生地やレザーで形成してもよい。また面状導電体は乗員や物体を検知する面状検知体(いわゆる乗員検知体)または面状発熱体(いわゆるシートヒータ)に設定してもよい。
【0014】
上記構成によれば、上記所定部の面状導電体の厚みを増す補強処理部を設けたので、この補強処理部が厚みの増加により湾曲しにくくなり、面状導電体の折損に起因する電気的断線(いわゆるパターンクラック)の発生を防止することができる。
【0015】
また吊込み溝で面状導電体が撓んでも、面状導電体がスライドして、吊込み溝以外の面状導電体が広範囲に撓むことで、撓みを分散し、局部的な湾曲が小さくなり、面状導電体の全体で撓みを吸収することができる。
さらに、クッション部材の吊込み溝を何等潰すことなく、面状導電体を配設できるので、シートの美観を向上させることができる。
【0016】
この発明による車両のシート装置はまた、クッション部材と、該クッション部材を覆う表皮材とを備えた車両のシート装置であって、上記クッション部材と表皮材との間に面状導電体が敷設され、上記クッション部材の一部には上面から凹形状に形成された吊込み溝が設けられ、上記面状導電体の少なくとも吊込み溝の上方に位置する部分には、該面状導電体の滑りを増加または弾性力を増加する補強処理部が設けられたものである。
【0017】
上記構成の面状導電体の滑りを増加するとは、ウレタン等からなるクッション部材に対する摩擦抵抗の低減を意味し、PETやPIなどのプラスチック系部材の付設により滑りを増加させてもよく、また面状導電体の肉厚を増加させて所定部の弾性力を増加させてもよい。
【0018】
上記構成によれば、上記所定部の面状導電体の滑りを増加または弾性力を増加する補強処理部を設けたので、この補強処理部がその滑り、また弾性力により湾曲しにくくなり、面状導電体の折損に起因する電気的断線(いわゆるパターンクラック)の発生を防止することができる。
【0019】
また吊込み溝で面状導電体が撓んでも、面状導電体がスライドして、吊込み溝以外の面状導電体が広範囲に撓むことで、撓みを分散し、局部的な湾曲が小さくなり、面状導電体の全体で撓みを吸収することができる。
さらに、クッション部材の吊込み溝を何等潰すことなく、面状導電体を配設できるので、シートの美観を向上させることができる。
【0020】
この発明の一実施態様においては、上記面状導電体は乗員または物体の存在を検知する面状検知体に設定されたものである。
上記構成によれば、面状導電体(面状検知体)で乗員を検知することができ、例えば、この検知出力によりエアバッグ展開の可否を選定することができる。
【0021】
この発明の一実施態様においては、上記補強処理部は面状導電体の少なくとも片面に補強部材を貼付けて構成されたものである。
上記構成の補強部材としてはプラスチック系の部材を用いることができ、特に、薄く成形でき、滑りが得られ、かつ弾性力が確保されるという条件を満たす点からPET(ポリエチレンテレフタレート)、PI(ポリイミド)が望ましい。
【0022】
上記構成によれば、補強部材(いわゆるカットピース)の貼付けにより厚みの増加、滑りの増加、弾性力の増加が図れ、簡単に補強処理部を構成することができる。
【0023】
この発明の一実施態様においては、上記補強処理部は吊込み溝の長手方向に対して略直交するように形成されたものである。
上記構成によれば、補強処理部が吊込み溝の長手方向と略直交するので、この補強処理部の吊込み溝に対する弾性力および復元力がより一層効果的に作用し、面状導電体の折損および導電体の断線を効果的に防止することができる。
【0024】
この発明の一実施態様においては、上記面状検知体の少なくとも一部には、該検知体の上面に作用する圧力によって上下に対向する導電体面が接触して通電する感圧センサ部が設けられたものである。
上記構成によれば、乗員や物体の存在を検知する面状検知体には上述の感圧センサ部が設けられ、この感圧センサ部からのセンシング信号が導電体を介して取出されるが、面状導電体の折損、導電体の断線が防止される構造であるから、感圧センサ部からの信号を適切に取出すことができる。
【0025】
この発明の一実施態様においては、上記面状導電体のうち吊込み溝の上方に位置する部分には、該吊込み溝の長手方向へ突出する突出部が設けられたものである。
【0026】
上記構成によれば、吊込み溝の上方位置と対応するように面状導電体には吊込み溝の長手方向へ突出する突出部を設けたので、シートに対する乗員の着座の繰返し時に、面状導電体がその厚み、滑り、弾性力の増加により位置ずれをしようとするのを、該突出部にて防止することができ、補強処理部の位置決め性向上を確保することができる。
【0027】
この発明の一実施態様においては、上記面状導電体は面状発熱体に設定されたものである。
上記構成によれば、補強処理部が設けられることで、折損および断線が防止された面状導電体にて面状発熱体(いわゆるシートヒータ)を構成することができる。
【0028】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のシート装置を示し、図1は表皮材を取り除いた状態で示すシートクッションの平面図、図2は吊込み溝部分の表皮材およびクッション部材の部分断面図であって、このシート装置のシートクッション1はウレタン等により形成されたクッション部材2と、このクッション部材2を覆う生地などから成る表皮材3とを備えている。
【0029】
上述のクッション部材2は中央の座面部2Aと、その両側のサポート部2B,2Bとを有し、このクッション部材2の座面部2Aと、両側のサポート部2Bとの間には車両の前後方向に延びる凹形状の吊込み溝4,4が形成されると共に、座面部2Aの中間部分には上記吊込み溝4,4を車幅方向に連結する凹形状の吊込み溝5,5が前後に離間して形成されている。
【0030】
クッション部材2の一部にその上面2Uから凹形状に形成された上述の吊込み溝4,5(以下単に凹溝と略記する)の下部におけるクッション部材2には図2に示すようにワイヤ6が埋設されており、このワイヤ6に係止させたクリップ7を用いて表皮材3の凹溝4,5と対向する部分を該凹溝4,5内に略U字状に凹設して、シートクッション1のデザイン性を確保すべく構成している。
【0031】
また上述のクッション部材2と表皮材3との間には図1に示すように面状導電体8が敷設される。
この面状導電体8は合成樹脂製のフレキシブルフィルムの内部に所定パターンの導電体(図示せず)を内蔵したもので、以下単にフィルムと略記する。
【0032】
上述のフィルム8は図1に平面図で示すように座面部2Aの中央において車両の前後方向に延びる縦部材8Aと、サポート部2Bの中間の略前後方向に延びる縦部材8B,8Cと、これらの各縦部材8B,8A,8C間を略車幅方向に連結する複数の横部材8D,8D…とを有しており、フィルム8の前部中央には内部の導電体と電気的に接続され、かつCPUが内蔵された制御部9を備えている。
【0033】
ここで、上述のフィルム8における縦部材8B,8C、横部材8Dには図1に点線丸印で示すように多数の感圧センサ部10を構成している。
この感圧センサ部10はその断面構造を図3に示すように、上下の可撓電極11,12間に中空部13が形成されるように、これら電極11,12間にスペーサ14,14を介設し、スペーサ14および電極11,12の上下両部をオーバレイ15およびアンダレイ16にて一体的に被覆したものである。
【0034】
すなわち、図1、図3の実施例ではフィルム8を、乗員または物体の存在を検知する面状検知体に設定し、面状検知体に設定されたフィルム8の少なくとも一部(部材8B,8C,8D参照)に該フィルム8の上面に作用する圧力によって上下に対向する導電体面としての上下の可撓電極11,12面が図3に仮想線で示す如く接触して通電するところの感圧センサ10を設けたものである。なお、上述のオーバレイ15上面とアンダレイ16下面との間の厚さは約400ミクロンに設定される。
【0035】
図1に示すように上述のフィルム8はその縦部材8Aが車幅方向に延びる凹溝5を横断し、また横部材8Dが車両の前後方向に延びる凹溝4を横断するが、以下、図4、図5、図6、図7を参照して、この横断部分の構造について詳述する。
なお図4〜図7では図1のA部の構造を例示するが、他の横断部分についても、これと同様に構成される。
【0036】
図4は図1のA部の拡大断面図、図5は図4のB−B線矢視断面図、図6は横断部分であって、図5に示すように凹溝4をフィルム8が横断する位置に対応して、クッション部材2には、凹溝4の底部4a(図6参照)と一致するフラット部2Fと、このフラット部2Fの両端からクッション部材2の上面2Uに向けて傾斜するスロープ部2S,2Sとから成る逆台形状のフィルム配設部17が形成されている。
【0037】
そして、上述のフィルム8はその横断部においては図5、図6に示すようにフィルム配設部17の上面に沿って配置されるが、凹溝4の低部4a上に位置するフィルム8にはこの凹溝4の長手方向へ所定長さ突出する突出部18,18を一体形成している。
【0038】
しかも上述のフィルム8における横断部すなわち少なくとも凹溝4上方に位置する部分、この実施例では逆台形状のフィルム配設部17と対応する部分には図7のa〜cに示すような補強処理部19が設けられている。なお、図7では図示の便宜上、フィルム8をフィルム配設部17に配設する前段階の所謂展開した状態で示している。
【0039】
図7のaに示す補強処理部19はフィルム8のPET基材8aの下面側にプラスチック系部材、望ましくは薄く成形でき、滑りが得られ、かつ弾性力が確保されるという条件を満たすPETまたはPI製のカットピースを補強部材20として貼付けて、所定部の厚み、滑り、弾性力を増加させたものである。
【0040】
図7のbに示す補強処理部19はフィルム8のPET基材8aの上面側にプラスチック系部材、望ましくは薄く成形でき、滑りが得られ、かつ弾性力が確保されるという条件を満たすPETまたはPI製のカットピースを補強部材20として貼付けて、所定部の厚み、滑り、弾性力を増加させたものである。
【0041】
図7のcに示す補強処理部19はフィルム8のPET基材8aの下面側をフィルム配設部17の全長にわたって厚肉に一体形成した厚肉部21を設け、この厚肉部21で補強処理部19を構成したものである。
【0042】
図7のdに示す補強処理部19はフィルム8のPET基材8の上下両側をフィルム配設部17の全長にわたってスラント部22を介して厚肉に一体形成した厚肉部23を設け、この厚肉部23で補強処理部19を構成したものである。
【0043】
図7のc,dで示したPET基材8aと一体の補強処理部19は、PETそれ自体が薄く成形でき、滑りが得られ、かつ弾性力が確保されるという条件を満たすので、カットピースの貼付け工程を要することなく、厚みを増加させた補強処理部19を形成することができる。
【0044】
上述の補強処理部19としては図7のa,b,c,dで示した何れかの構造を採用するものであって、この補強部材19は凹溝4(または凹溝5)の長手方向に対して略直交し、かつ該直交方向に所定の長さを有するように形成されている。なお、図1において符号Fは車両の前方を示す。
【0045】
このように構成したフィルム8を図1に示すようにクッション部材2と表皮材3(図2参照)との間に敷設し、図5に示すノーマルな状態のシートクッション1に上方からの衝撃荷重が付勢されると、伸縮性のクッション部材2が収縮される一方、非伸縮性のフィルム8における横断部分はその補強処理部19(図7参照)の厚み、滑り、弾性力の増加により図8に仮想線で示す状態を経て、同図に実線で示すように上方かつ外方へスライドする。
【0046】
この結果、凹溝4以外のフィルム8が広範囲に撓み、撓みを分散して、局部的な湾曲が小さくなり、フィルム8の全体で撓みを吸収するので、フィルム8の折損、並びに該折損に起因する電気的断線(いわゆるパターンクラック)の発生を防止することができる。
【0047】
このように図1〜図8で示した実施例の、車両のシート装置は、クッション部材2と、該クッション部材2を覆う表皮材3とを備えた車両のシート装置であって、上記クッション部材2と表皮材3との間に面状導電体としてのフィルム8が敷設され、上記クッション部材2の一部には上面から凹形状に形成された吊込み溝としての凹溝4,5が設けられ、上記フィルム8の少なくとも凹溝4,5の上方に位置する部分には、該フィルム8の厚みを増す補強処理部19(図7参照)が設けられたものである。
【0048】
この構成によれば、上記所定部のフィルム8の厚みを増す補強処理部19を設けたので、この補強処理部19が厚みにより湾曲しにくくなり、フィルム8の折損に起因する電気的断線(いわゆるパターンクラック)の発生を防止することができる。
【0049】
また凹溝4,5でフィルム8が撓んでも、このフィルム8がスライドして、凹溝4,5以外のフィルム8が広範囲に撓むことで、撓みを分散し、局部的な湾曲が小さくなり、フィルム8の全体で撓みを吸収することができる。
さらに、クッション部材2の凹溝4,5を何等潰すことなく、フィルム8を配設できるので、シートの美観を向上させることができる。
【0050】
上記実施例の車両のシート装置はまた、クッション部材2と、該クッション部材2を覆う表皮材3とを備えた車両のシート装置であって、上記クッション部材2と表皮材3との間に面状導電体としてのフィルム8が敷設され、上記クッション部材2の一部には上面から凹形状に形成された吊込み溝としての凹溝4,5が設けられ、上記フィルム8の少なくとも凹溝4,5の上方に位置する部分には、該フィルム8の滑りを増加または弾性力を増加する補強処理部19(図7参照)が設けられたものである。
【0051】
この構成によれば、上記所定部のフィルム8の滑りを増加または弾性力を増加する補強処理部19を設けたので、この補強処理部19がその滑り、また弾性力により湾曲しにくくなり、フィルム8の折損に起因する電気的断線(いわゆるパターンクラック)の発生を防止することができる。
【0052】
また凹溝4,5でフィルム8が撓んでも、このフィルム8がスライドして、凹溝4,5以外のフィルム8が広範囲に撓むことで、撓みを分散し、局部的な湾曲が小さくなり、フィルム8の全体で撓みを吸収することができる。
さらに、クッション部材2の凹溝4,5を何等潰すことなく、フィルム8を配設できるので、シートの美観を向上させることができる。
【0053】
しかも、上記フィルム8は乗員または物体の存在を検知する面状検知体に設定されたものである。
この構成によれば、フィルム8(面状検知体)で乗員を検知することができ、例えば、この検知出力によりエアバッグ展開の可否を選定することができる。
【0054】
また図7のa,bで示したように、上記補強処理部19はフィルム8の少なくとも片面に補強部材20を貼付けて構成されたものである。
この構成によれば、補強部材20(いわゆるカットピース)の貼付けにより厚みの増加、滑りの増加、弾性力の増加が図れ、簡単に補強処理部19を構成することができる。
【0055】
さらに、上記補強処理部19は凹溝4,5の長手方向に対して略直交するように形成されたものである。
この構成によれば、補強処理部19が凹溝4,5の長手方向と略直交するので、この補強処理部19の凹溝4,5に対する弾性力および復元力がより一層効果的に作用し、フィルム8の折損およびその内部の導電体の断線を効果的に防止することができる。
【0056】
上記面状検知体(フィルム8参照)の少なくとも一部には、図3で示したように該検知体(フィルム8参照)の上面に作用する圧力によって上下に対向する導電体面(電極11,12面参照)が接触して通電する感圧センサ部10が設けられたものである。
【0057】
この構成によれば、乗員や物体の存在を検知する面状検知体(フィルム8参照)には上述の感圧センサ部10が設けられ、この感圧センサ部10からのセンシング信号が導電体を介して取出されるが、フィルム8の折損、導電体の断線が防止される構造であるから、感圧センサ部10からの信号を適切に取出すことができる。
【0058】
また、上記フィルム8のうち凹溝4,5の上方に位置する部分には、該凹溝4,5の長手方向へ突出する突出部が設けられたものである。
【0059】
この構成によれば、凹溝4,5の上方位置と対応するようにフィルム8には凹溝4,5の長手方向へ突出する突出部18を設けたので、シートに対する乗員の着座の繰返し時に、フィルム8がその厚み、滑り、弾性力の増加により位置ずれをしようとするのを、該突出部18にて防止することができ、補強処理部19の位置決め性向上を確保することができる。
【0060】
図9は車両のシート装置の他の実施例を示し、シートクッション1におけるクッション部材2の座面部2Aを車幅方向に延びる2つの凹溝5,5により座面前部、座面中央部、座面後部の3つの部分に分割する一方、これら各部分に対応する前部24F、中央部24C、後部24Rを備えた面状導電体としてのフレキシブルフィルム24を設け、このフィルム24の各部24F,24C,24R間左右を、上記凹溝5を横断する横断部24Aにて連結したものである。
【0061】
またフィルム24の前部24Fのフロン側中央にはコネクタ25を設け、このコネクタ25に電気的に接続されたニクロム線26を上記各部24F,24C,24R,24A内に蛇行状に内設して、フィルム24を面状発熱体としてのシートヒータに設定している。
【0062】
この実施例においても上述のフィルム24は先の実施例と同様にしてクッション部材2と、表皮材3との間に敷設されるもので、凹溝5を車両の前後方向に横断する上述の横断部24Aに前述同様の補強処理部(図7参照)を設け、かつクッション部材2側に前述同様のフィルム配設部を設ける。
【0063】
このように、上記フィルム24をシートヒータに設定し、その横断部24Aに補強処理部を設けると、フィルム24の折損およびニクロム線26の断線が防止されたシートヒータを構成することができる。
【0064】
図9に示すこの実施例においても、クッション部材2の構成、表皮材3の取付け構造、横断部24Aに補強処理部を設ける点については先の実施例と同様であるから、図9において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0065】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の面状導電体は、実施例のフィルム8,24に対応し、
以下同様に、
吊込み溝は、凹溝4,5に対応し、
面状検知体は、フィルム8に対応し、
面状発熱体は、フィルム24に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0066】
例えば図3で示した感圧センサ部10に代えて、フィルム8(面状検知体)の上面に作用する圧力によって上下に対向する導電体面間の距離が変化することにより乗員を検知する誘電体センサ部を採用してもよい。
【0067】
【発明の効果】
この発明によれば、吊込み溝を有するクッション部材と、表皮材との間に面状導電体を敷設するものにおいて、面状導電体の少なくとも吊込み溝の上方に位置する部分には、該面状導電体の厚みを増す補強処理部を設けたので、補強処理部が湾曲しにくくなり、面状導電体の折損に起因する電気的断線(いわゆるパターンクラック)の発生を防止することができ、上記吊込み溝で面状導電体が撓んでも、面状導電体がスライドし、吊込み溝以外の面状導電体が広範囲に撓むことで、撓みを分散し、局部的な湾曲が小さくなり、面状導電体の全体で撓みを吸収することができ、さらにクッション部材の吊込み溝を何等潰すことなく、面状導電体を配設して、シートの美観を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両のシート装置を示す平面図。
【図2】 表皮材の取付け構造を示す断面図。
【図3】 感圧センサ部の構成を示す断面図。
【図4】 図1のA部の拡大平面図。
【図5】 図4のB−B線矢視断面図。
【図6】 図5の斜視図。
【図7】 補強処理部の説明図。
【図8】 車両のシート装置の荷重付勢時の作用説明図。
【図9】 本発明の車両のシート装置の他の実施例を示す平面図。
【図10】 従来の車両のシート装置を示す部分断面図。
【図11】 フィルムの折損を示す断面図。
【図12】 吊込み溝を局部的に浅くした従来構造の断面図。
【図13】 クッションパッドを配置した従来装置の断面図。
【図14】 突出部を一体形成した従来装置の平面図。
【図15】 図14のC−C線矢視断面図。
【符号の説明】
2…クッション部材
3…表皮材
4,5…凹溝(吊込み溝)
8…フィルム(面状検知体)
10…感圧センサ部
18…突出部
19…補強処理部
20…補強部材
24…フィルム(面状発熱体)

Claims (8)

  1. クッション部材と、該クッション部材を覆う表皮材とを備えた車両のシート装置であって、
    上記クッション部材と表皮材との間に面状導電体が敷設され、
    上記クッション部材の一部には上面から凹形状に形成された吊込み溝が設けられ、
    上記面状導電体の少なくとも吊込み溝の上方に位置する部分には、該面状導電体の厚みを増す補強処理部が設けられた
    車両のシート装置。
  2. クッション部材と、該クッション部材を覆う表皮材とを備えた車両のシート装置であって、
    上記クッション部材と表皮材との間に面状導電体が敷設され、
    上記クッション部材の一部には上面から凹形状に形成された吊込み溝が設けられ、
    上記面状導電体の少なくとも吊込み溝の上方に位置する部分には、該面状導電体の滑りを増加または弾性力を増加する補強処理部が設けられた
    車両のシート装置。
  3. 上記面状導電体は乗員または物体の存在を検知する面状検知体に設定された
    請求項1または2記載の車両のシート装置。
  4. 上記補強処理部は面状導電体の少なくとも片面に補強部材を貼付けて構成された
    請求項1,2または3記載の車両のシート装置。
  5. 上記補強処理部は吊込み溝の長手方向に対して略直交するように形成された
    請求項1,2,3または4記載の車両のシート装置。
  6. 上記面状検知体の少なくとも一部には、該検知体の上面に作用する圧力によって上下に対向する導電体面が接触して通電する感圧センサ部が設けられた
    請求項3記載の車両のシート装置。
  7. 上記面状導電体のうち吊込み溝の上方に位置する部分には、該吊込み溝の長手方向へ突出する突出部が設けられた
    請求項1,2,3,4,5または6記載の車両のシート装置。
  8. 上記面状導電体は面状発熱体に設定された
    請求項1または2記載の車両のシート装置。
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