JP5537148B2 - 車両用シートヒータ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートヒータに係り、特に、座面部と背面部を有する車両用シートの座面部と背面部とに配設されるシート内蔵式の車両用シートヒータに関する。
従来から、自動車や自動二輪車、スノーモービル等の車両において、車両用シートに車両用シートヒータを配設する技術が知られている。特に、乗員が着座する着座面のみならず、乗員の腰部を支持する背もたれ面にも車両用シートヒータを設けることで、乗員の着座時の快適性を向上させることができる。
このような車両用シートヒータとして、例えば、乗員が着座する前部座席と、乗員の腰部を支持するためのバックレストとのそれぞれに、別体のシートヒータを設ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−279070号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用シートヒータでは、2個の車両用シートヒータをクッション材に対して別個に取り付けなければならず、また、各シートヒータにそれぞれ配線をする必要があるため、その取付作業が極めて煩雑であるという不都合があった。さらに、前部座席及びバックレストを暖めるのに、2個のシートヒータが必要であるため、部品点数が増加するという問題があった。
そこで、部品点数や取付作業の観点から、シートの座面部に配設するシートヒータとバックレスト(背面部)に配設するシートヒータを一体にすることが望まれる。しかし、座面部のシートヒータと背面部のシートヒータを一体にしようとすると、シートの座面部に加わる乗員からの荷重によって座面部のシートヒータが引っ張られ、その引張力が背面部のシートヒータに伝達されることで、シートヒータが変形してしまう可能性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、シートの座面部と背面部とに設けられるシートヒータを一体にしつつ、座面部のシートヒータに生じる引張力が背面部のシートヒータに伝達されることを抑制することが可能な車両用シートヒータを提供することにある。
前記課題は、請求項1に係る車両用シートヒータによれば、座面部と該座面部の車体後方側で乗員の腰部を支持するための背面部とを有するクッション材と、該クッション材を上方から覆う表皮材との間に配設されるシート内蔵式の車両用シートヒータであって、該車両用シートヒータは、面状の基材と、該基材に固定されるヒータ線と、を備え、前記基材は、前記座面部上に配置される座面側配置部と、前記背面部上に配置される背面側配置部と、前記座面側配置部と前記背面側配置部との間に設けられ前記座面側配置部と前記背面側配置部とを接続する接続面部と、一対の挿入部と、を有して一体に形成され、前記ヒータ線は、前記座面側配置部に固定される座面側ヒータ線と、前記背面側配置部に固定される背面側ヒータ線と、前記座面側ヒータ線と前記背面側ヒータ線とを電気的に接続し前記接続面部に固定される接続部ヒータ線と、を有し、前記接続面部は、乗員の荷重移動により前記座面側配置部に乗じる引張力が前記背面側配置部に伝達されることを抑制する伝達抑制手段を有し、前記背面側配置部は、前記座面側配置部の車体後方側端部のうち左右両端部を除く位置から車体後方へ向けて延設され、前記一対の挿入部は、前記座面側配置部の車体後方側端部のうち左右両端部からそれぞれ車体後方へ向けて帯状に延設され、前記クッション材に設けられた孔部に挿入可能に形成されること、により解決される。
上記構成では、クッション材の座面部と背面部とに配設されるシート内蔵式の車両用シートヒータにおいて、座面部上に配置される基材の座面側配置部と、背面部上に配置される基材の背面側配置部と、座面側配置部と背面側配置部とを接続する基材の接続面部とが一体に形成され、接続面部は、乗員の荷重移動により座面側配置部に乗じる引張力が背面側配置部に伝達されることを抑制する伝達抑制手段を有しているため、乗員の荷重移動によって座面部のシートヒータに引張力が生じても、その引張力が背面部のシートヒータまで伝達されるのを抑制し、シートヒータの変形を防止することができる。従って、シートヒータの座面側配置部と背面側配置部とを一体に形成しつつ、耐久性を向上させることができる。
このとき、請求項2のように、前記伝達抑制手段は、撓ませた状態で前記クッション材に設けられた表皮材を吊り込む空間内に挿入され、前記空間の内側の面から離間した状態で配置され、前記座面部と前記背面部との間に配設されていると好適である。このように、伝達抑制手段及び伝達抑制手段を有する接続面部をクッション材の座面部と背面部との間に配設すると、乗員との接触の影響が少ない位置に設けることができ、シートヒータの耐久性が向上する。
また、請求項3のように、前記伝達抑制手段は、折り曲げた状態で前記クッション材に設けられた表皮材を吊り込む空間に配設され、前記伝達抑制部材の折り曲げ部内に前記表皮材の吊り込み部の少なくとも一部が配設されていると好適である。このように、伝達抑制手段をクッション材に設けられた表皮材を吊り込むための空間に配設することで、表皮材の吊り込み用空間を利用して、伝達抑制手段及び伝達抑制手段を有する接続面部をクッション材の表面から内側方向へ離れた位置に配設することができ、乗員との接触による影響を受けることがないため、耐久性が向上する。
さらに、請求項4のように、前記座面側配置部は台形状に形成され、該台形の上底と下底のうち長さが大きい方の辺から前記背面側配置部が延出していると好適である。クッション材の座面部は車体左右方向の両側縁部間の幅が車体前方側から車体後方側へ向かうに従って広く形成されているため、基材の座面側配置部をこの座面部の形状に対応した台形状に形成することで、座面部の車体前方側の加温領域を少なくし、車体後方側、すなわち乗員の臀部が位置する領域の加温領域を十分に確保することで、座面部を効率よく暖めることができ、乗員の快適性が向上する。
このとき、請求項5のように前記背面側ヒータ線は、一対の延設部を有し、前記一対の延設部は、車体後方側へ向かって車体左右方向の離間距離が狭くなるようそれぞれ斜め方向に配線され、車体後方側の端部において車体左右方向の離間距離が最も大きくなるよう配線されると好適である。
また、請求項6のように、前記座面側ヒータ線は、山部と谷部とが連続するように波形状に形成されて車体左右方向に延設される複数の延設部を有すると好適である。このような構成により、座面側配置部に車体左右方向の伸張力が作用した場合には、この延設部も座面側配置部と共に伸張することが可能となる。
請求項1の車両用シートヒータによれば、座面部と背面部とに配設されるシート内蔵式の車両用シートヒータにおいて、座面部のシートヒータと背面部のシートヒータを一体に形成しつつ、乗員の荷重移動によって座面部のシートヒータに引張力が生じても、その引張力が背面部のシートヒータまで伝達されるのを抑制し、シートヒータの耐久性を向上させることができる。
請求項2の車両用シートヒータによれば、伝達抑制手段及び伝達抑制手段を有する接続面部を乗員との接触の影響が少ない位置に設けることができ、シートヒータの耐久性が向上する。
請求項3の車両用シートヒータによれば、伝達抑制手段及び伝達抑制手段を有する接続面部が乗員との接触による影響を受けることがないため、シートヒータの耐久性が向上すると共に、表皮材の吊り込み用空間を有効に活用することができる。
請求項4の車両用シートヒータによれば、乗員の臀部が位置する車体後方側の加温領域を十分に確保することで、座面部を効率よく暖めることができ、乗員の快適性が向上する
求項6の車両用シートヒータによれば、座面側配置部に車体左右方向の伸張力が作用した場合には、この延設部も座面側配置部と共に伸張することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートを備えた車両の斜視図である。 車両用シートヒータが配設された車両用シートの斜視図である。 クッション材の平面図である。 図2のI−I線要部拡大断面図である。 車両用シートヒータの平面図である。 図2のII−II線要部拡大断面図である。 ヒータ線の断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1乃至図7は本発明の一実施形態を示すものであり、図1は車両用シートを備えた車両の斜視図、図2は車両用シートヒータが配設され車両用シートの斜視図、図3はクッション材の平面図、図4は図2のI−I線要部拡大断面図、図5は車両用シートヒータの平面図、図6は図2のII−II線要部拡大断面図、図7はヒータ線の断面図である。なお、図中FRは車体前方を、図中UPは車体上方をそれぞれ示している。また、以下の説明における左右方向は、車体前方を向いた状態での左右方向を意味する。
本実施形態に係る車両用シートは、自動二輪車、自動三輪車、スノーモービル、水上バイク等の乗員が跨って乗車する跨座式の車両に好適に搭載されるものであって、本例では、スノーモービルに搭載される例を示す。なお、本発明の車両用シートは跨座式に限定されず、自動車、鉄道、航空機や船舶等のシートを含むものである。
図1に示すように、本実施形態に係る車両1に設けられる車両用シート10は、前部座席10a及び後部座席10bを備えたタンデムシートであり、前部座席10aと後部座席10bとの間には、前部座席10aに着座する乗員の腰部を支持するためのバックレスト10cが形成されている。この後部座席10bの着座面は、図示のように、前部座席10aの着座面よりも一段高くなっている。
図2に示すように、車両用シート10は、クッション材11と、クッション材11を覆う表皮材12と、クッション材11と表皮材12との間に配設される車両用シートヒータHと、クッション材11を載置する滑らかな凹凸が形成されたボトムプレート15と、を備え、このクッション材11及び表皮材12により所定の形状に成形されている。なお、図2においては、後部座席10bより前方の表皮材12を切り取った状態を図示している。
クッション材11は、伸縮性を有するウレタンフォーム等により形成され、合成樹脂等で形成されたボトムプレート15の上面に載置された状態で固定されている。図2及び図3に示すように、クッション材11は、前部座席10aを構成する前側座面部11aと、後部座席10bを構成する後側座面部11bと、バックレスト10cを構成する背面部11cとを有する。前側座面部11aは、前側座面部11aの車体左右方向の両側縁部間の幅が、車体後方側から車体前方側へ向かうに従って狭くなるように形成され、主として乗員の臀部を下方から支持する。背面部11cは、前側座面部11aの車体後方側縁部から上方且つ車体後方へ向けて延設され、主として乗員の腰部を後方から支持する。なお、この前側座面部11aが、本発明の車両用シートの座面部に該当する。
また、図2に示すように、前側座面部11a及び背面部11cには、後述する車両用シートヒータHが配設されている。この車両用シートヒータHの前側座面部11aに載置される部分は、前側座面部11aの左右両側の縁部11m,11n及び前縁部からそれぞれ内側へ所定距離離間して配設されている。
図3に示すように、クッション材11の前側座面部11aと背面部11cとの間には、クッション材11を覆う表皮材12をボトムプレート15側へ吊り込むための吊り込み用の空間として、断面略凹形状の吊り込み溝11fが、車体左右方向に沿って形成されている。また、吊り込み溝11fの左右両端部からそれぞれ所定距離内側へ離間した位置には、表皮材12をボトムプレート15側へ吊り込む際に引き込み部を挿入するための長孔状の孔部11g,11hがそれぞれ、上方から下方、すなわち前側座面部11a側からボトムプレート15側に貫通して形成されている。この表皮材12の吊り込み用の空間である吊り込み溝11fは、さらに、後述する車両用シートヒータHの一部を挿入するための空間としての機能も備えている。このとき、後述する基材20の挿入部24,25がそれぞれ孔部11g,11hへ挿入される。
表皮材12は、伸縮性を有するウーリーナイロン、ビニールレザーなどからなり、クッション材11を上方から覆うことが可能なように、予め所定の形状に成形されている。なお、この表皮材12の端部は、例えば、ボトムプレート15の裏側縁部にタッカー等により固定されている。
図4は、前部座席10aの車両用シートヒータHが配設されている領域の断面を示す。バックレスト10cの車両用シートヒータHが配設されている領域も同様の構成である。本実施形態では、クッション材11上に両面粘着テープ等の接着シート14を介して車両用シートヒータHの基材20を載置して固定し、さらにその上に高密度の発泡材13を載置して、表皮材12で被覆して形成されている。この発泡材13に軟質・半軟質のスラブウレタンを用いると、多方向に伸縮可能なスラブウレタンの特性により、良好な着座感を得ることができると共に、車体から伝達される振動が効果的に吸収されるため、快適な乗り心地を得ることも可能となり、極めて好適である。
なお、クッション材11に対する車両用シートヒータHの基材20の固定は、接着シート14に限られず、例えば、接着材を用いて固定してもよく、縫製等により固定してもよい。また、本実施形態のようにクッション材11と表皮材12との間に発泡材13を介在させることなく、クッション材11及び車両用シートヒータHを直接表皮材12で被覆する構成としてもよい。
図5に示すように、本実施形態の車両用シートヒータHは、面状の基材20と、基材20に固定されるヒータ線30と、サーミスタ51と、コントローラ52と、ブレーカ53と、電線54と、コネクタ55等を有して構成されている。このヒータ線30は、基材20上に接着等により固着させてあってもよいし、また、図4のように基材20の内部に折り込まれる構成としてもよい。
基材20は、座面側配置部21と、背面側配置部22と、座面側配置部21と背面側配置部22との間に形成された接続面部23と、一対の挿入部24,25とを有し、これらが一体に、すなわち一体の布材等の部材で形成されている。基材20は、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタラート)等の不織布や、ポリウレタンフォーム等の発泡材料などからなる多方向に伸縮可能な部材により形成されている。
座面側配置部21は、クッション材11の前側座面部11a上に配置される部分であり、前側座面部11aの形状に対応して、車体左右方向の両側縁部間の幅が車体後方側から車体前方側へ向かうに従って狭くなるように、略台形状に形成されている。また、座面側配置部21の車体左右方向の両側縁部が、前側座面部11aの左右両側の縁部11m,11n(図2参照)からそれぞれ内側へ所定の距離をおいて配設されるような形状、大きさに形成されている。この左右両側の縁部11m,11nからの所定の距離は、乗員からの最大荷重がかかる領域を避ける距離であり、このように縁部11m,11nから所定の距離を設けることで、車両用シートヒータHの耐久性を向上させることができる。
背面側配置部22は、略矩形状に形成されており、座面側配置部21の車体後方側端部(台形状の幅広く形成された側の端部)のうち左右両端部を除く位置から車体後方へ向けて延設されている。この背面側配置部22は、クッション材11の背面部11c上に配置される部分であり、矩形以外の形状を有してもよく、背面部11c上に配設可能な形状、大きさに形成されていればよい。
接続面部23は、座面側配置部21と背面側配置部22との間に連続して一体に形成された接続部分である。この接続面部23は、基材20をクッション材11上に配設したときに、基材20が緊張状態とならないようにするための遊び(弛み部分)として設けられている。具体的には、図6に示すように、接続面部23を折り曲げた(撓ませた)状態でクッション材11の吊り込み溝11f内に挿入して配置し、座面側配置部21を前側座面部11a上に、背面側配置部22を背面部11c上に、それぞれ配置している。この接続面部23の、折り曲げられて吊り込み溝11f内に配置された遊びの部分が、本発明の本実施形態における伝達抑制手段である。
なお、図6は、クッション材11上に車両用シートヒータHを載置して固定し、発泡材13を載置後、表皮材12で被覆して表皮材12を吊り込んだ状態の断面図を示しており、符号12aは表皮材12の縫合部、12bは吊り込み用部材である。図6で示す吊り込み方法は一例であり、これに限定されず、公知の技術を適宜用いることができる。
このように、座面側配置部21と背面側配置部22との間に遊び(弛み部分)を持たせて基材20を配設することで、座面側配置部21と背面側配置部22とが互いに引っ張り合い、緊張された状態でクッション材11上に配設されることがない。従って、前側座面部11aに着座している乗員の荷重移動によって座面側配置部21に引張力が生じても、その引張力が背面側配置部22まで伝達されるのを抑制することができ、車両用シートヒータHの変形を防止することができる。このように、車両用シートヒータHの座面側配置部21と背面側配置部22とを一体に形成しつつ、耐久性を向上させることができる。
車両用シートヒータHの接続面部23を収納するための空間として、表皮材12を吊り込むための吊り込み溝11fを用いることができるため、特別な構成や部材を追加することなく伝達抑制手段、すなわち接続面部23の折り曲げ(撓み)部分を収納できる。また、この吊り込み溝11fは前側座面部11aと背面部11cとの間に設けられるとともに、クッション材11の表面から内側、すなわちボトムプレート15側に凹形状をなしているため、接続面部23の折り曲げ(撓み)部分が乗員との接触による影響を受けることがない。よって、車両用シートヒータHの耐久性が向上する。
挿入部24,25は、座面側配置部21の車体後方側端部(台形状の幅広く形成された側の端部)のうち左右両端部からそれぞれ車体後方へ向けて帯状に延設されており、基材20をクッション材11上に配設したときに、クッション材11の孔部11g,11h(図2,図3参照)にそれぞれ上方から挿入可能な所定の幅で形成されている。
一方側の挿入部24には、車両用シートヒータHの温度を検知するセンサとしてのサーミスタ51及び車両用シートヒータHの温度制御等を行うためのコントローラ52が電気的に接続された状態で、縫製や接着等の手法により取り付けられている。サーミスタ51及びコントローラ52には、座面側配置部21や背面側配置部22等に固定されるヒータ線30と、車体側に設けられる電源(図示省略)や車両用シートヒータHのON・OFFスイッチ(図示省略)等と接続可能な電線54とが、各々接続されている。また、電線54の先端部には、車体側から延設される電線(図示省略)と係脱可能なコネクタ55が設けられている。
他方側の挿入部25には、過熱防止用の自動復帰型のブレーカ53が縫製や接着等の手法により取り付けられている。ブレーカ53には、座面側配置部21や背面側配置部22等に固定されるヒータ線30が電気的に接続されている。
挿入部24,25のサーミスタ51、コントローラ52、及びブレーカ53が配設された部分は、基材20と同等の布材(図示省略)を貼り合わせることにより、二枚の布材の間にこれらの機器が挟まれるように配設されると好ましい。すなわち、挿入部24,25はヒータ線30(挿入部ヒータ線34,35)が設けられた基材20と、もう一方の布材によって、サーミスタ51、コントローラ52、及びブレーカ53が挟み込まれる構成とすることにより、これらの機器を保護することができる。
図5に示すように、ヒータ線30は、座面側ヒータ線31と、背面側ヒータ線32と、接続部ヒータ線33と、挿入部ヒータ線34,35とを有し、これらは1本の線により、所定の配線パターンで基材20上に配線されている。
座面側ヒータ線31は、車体左右方向に延設される複数の第1の延設部31aと、第1の延設部31aを座面側配置部21の左右の側縁部近傍で接続するように配設される複数のサイド部31bと、を有し、基材20を構成する座面側配置部21上に接着固定されている。
第1の延設部31aは、座面側配置部21の車体左右方向の中央に位置する中央部21aの左右両側において略左右対称となるように配線されると共に、車体前後方向において所定の間隔をあけて略平行に配線されている。また、第1の延設部31aは、略台形状に形成される座面側配置部21の形状に対応して、車体前方側から車体後方側に向かうに従って、車体左右方向の幅が長くなるように形成されている。
そして、第1の延設部31aは、山部と谷部とが連続するように波形状に形成されており、これにより、座面側配置部21に車体左右方向の伸張力が作用した場合には、この延設部31aも座面側配置部21と共に伸張することが可能となっている。また、この山部及び谷部は、第1の延設部31aの車体左右方向の幅長に対応して、山部及び谷部が車体前方側から車体後方側に向かうに従って多く形成されている。
サイド部31bは、座面側配置部21の左右それぞれの側縁部近傍で、車体前後方向に隣り合う第1の延設部31aの端部を接続する部分である。複数のサイド部31bのうち、座面側配置部21の前縁側と後側とを除く部位に配設されるサイド部31bは、座面側配置部21の左右それぞれの側縁部に沿って、側縁部に略平行に設けられている。このように座面側ヒータ線31の一部を座面側配置部21の側縁部に沿って配設しているため、基材20の形状に合せたヒータ領域を確保することができ、効率よく乗員の臀部を暖めることができる。
背面側ヒータ線32は、一対の第2の延設部32a,32aを有し、基材20の背面側配置部22上に接着固定されている。一対の第2の延設部32a,32aは、車体前方側から車体後方側へ向かって、これらの車体左右方向の離間距離が狭くなるように、それぞれ斜め方向に配線されると共に、それぞれ山部と谷部とが連続するように波形状に形成されている。本実施形態では、一対の第2の延設部32a,32aが、このように配線されているため、乗員の腰部から背面側配置部22に対して、車体前後方向及び車体左右方向の伸張力が作用したときに、この第2の延設部32aも背面側配置部22と共に伸張することが可能となっている。
接続部ヒータ線33は、基材20の接続面部23上に接着固定され、座面側ヒータ線31と背面側ヒータ線32とを電気的に接続する。
挿入部ヒータ線34は、基材20の挿入部24上に接着固定され、座面側ヒータ線31及び背面側ヒータ線32からそれぞれ延設される2本の線と、挿入部24に固定されるサーミスタ51及びコントローラ52とを接続する。この挿入部ヒータ線34を構成する2本の線は、それぞれ車体前後方向に、蛇行して略平行に配線されている。
挿入部ヒータ線35は、基材20の挿入部25上に接着固定され、座面側ヒータ線31及び背面側ヒータ線32からそれぞれ延設される2本の線と、挿入部25に固定されるブレーカ53とを接続する。この挿入部ヒータ線35を構成する2本の線は、それぞれ車体前後方向に、蛇行して略平行に配線されている。
次に、車両用シートヒータHを構成するヒータ線30について、図7を参照して説明する。図7に示すように、ヒータ線30は、芯材30aと、発熱体層30bと、絶縁体層30cと、熱融着層30dとを有して形成されている。
芯材30aは、引張力及び耐熱性が極めて大きい繊維、例えば、芳香族ポリアミド繊維を束にすることにより形成されている。発熱体層30bは、芯材30aの外周を被覆するように設けられ、例えば、錫鍍金硬質錫入り銅合金線(SNCC)からなる発熱体素線が複数本束ねられて構成されている。絶縁体層30cは、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体(FEP)等のフッ素樹脂からなり、発熱体層30bの外周を被覆するように形成されている。
熱融着層30dは、ヒータ線30を基材20上に熱溶着するための接着層であり、例えば、発熱体層30bの外周にホットメルト等の熱可塑性硬化型接着材を塗布することにより形成されている。ここで、ホットメルト等の熱可塑性硬化型接着材は、上記基材20を構成するポリエチレンテレフタラート等のポリエステルに含侵し易く、接着強度が極めて高いため、ホットメルト等を熱融着層30dとして用いれば、ヒータ線30を基材20に対して容易且つ強固に接着固定することができる。
このように、ヒータ線30に、引張力及び耐熱性が極めて大きい芯材30aを設けることにより、屈曲性や引張強度に優れたヒータ線30を得ることが可能となる。なお、ヒータ線30は、上記の構成によるものに限られず、例えば、ステンレスや銅等により形成された電熱線の外周に、フッ素樹脂等の絶縁被覆を施したものであってもよい。
次に、本発明に係る車両用シートヒータHを備えた車両用シート10の組み付け方法について説明する。
先ず、車両用シートヒータHを、基材20の接続面部23を中心に折り曲げ、接続面部23を折り曲げた(撓ませた)状態でクッション材11の吊り込み溝11fに挿入する(図6参照)。
その後、車両用シートヒータHを構成する基材20のうち、挿入部ヒータ線34、サーミスタ51及びコントローラ52が固定された挿入部24と、挿入部ヒータ線35、ブレーカ53が固定された挿入部25とを、それぞれクッション材11の前側座面部11a側から、クッション材11を貫通して形成された孔部11gと、孔部11hとに挿入し、クッション材11の裏面側に位置させる(図2参照)。
次に、基材20の座面側配置部21と、背面側配置部22とを、それぞれクッション材11の前側座面部11aと、背面部11cとに、接着シート14を介して取り付ける。このとき、必ずしも接着シート14を用いる必要はなく、適宜接着剤等を用いて車両用シートヒータHを取り付けてもよい。これにより、クッション材11に対する車両用シートヒータHの取り付けが完了する。
次に、クッション材11をボトムプレート15上に載置して、接着剤等を用いて固定する。このとき、サーミスタ51及びコントローラ52が固定された挿入部24と、ブレーカ53が固定された挿入部25は、クッション材11とボトムプレート15との間に形成される空間部(図示省略)に配置される。また、挿入部24の先端から延長している電線54及びコネクタ55は、ボトムプレート15の孔部(図示省略)からボトムプレート15の裏面側へ挿通され、ボトムプレート15の裏面側の所定の位置で固定される。
その後、車両用シートヒータH上に発泡材13を載置して、ボトムプレート15、クッション材11、車両用シートヒータH、発泡材13を、表皮材12で上方から被覆する。このとき、クッション材11の孔部11g,11hを介して表皮材12をボトムプレート15側に吊り込み、固定部材(図示省略)によって固定する。そして、表皮材12の端部をタッカー等によりボトムプレート15の裏側縁部に固定する。これにより、車両用シートヒータHを備えた車両用シート10が完成する。
上記のように構成された車両用シート10を車両1に組み付けるときに、ボトムプレート15の裏面側に固定された電線54と、車体側から延設される電線とを、コネクタ55を介して接続する。これにより、車両用シートヒータHが車体側と電気的に接続される。なお、車両用シート10の車両1への組み付けは、公知の技術を用いて組み付けができるものである。これにより車両1に対する車両用シート10の取り付け作業が完了する。
なお、上記の車両用シートヒータHの取り付けや車両用シート10の組み付けの方法は一例であるため、これらの作業工程を適宜変更してもよい。
以上のように、本実施形態に係る車両用シートヒータH及び車両用シート10によれば、車両用シートヒータHは、車両用シート10の前部座席10a側に配置される車両用シートヒータと、車両用シート10のバックレスト10c側に配置される車両用シートヒータとが一体に形成されているため、車両用シート10の前部座席10a側とバックレスト10c側の双方を暖めるために、1個の車両用シートヒータHをクッション材11に対して取り付ければよく、部品点数を削減できる。また、車両用シートヒータHのクッション材11への取付作業を簡略化することができる。
また、前部座席10a側に配置される車両用シートヒータと、車両用シート10のバックレスト10c側に配置される車両用シートヒータとが一体に形成されているため、前部座席10a側とバックレスト10c側との間において隙間を生じることなく車両用シートヒータH配設することが可能となる。従って、車両用シート10に着座した乗員の臀部から腰部にかけて接する領域を確実に暖めることができ、十分な快適感を与えることができる。
また、車両用シートヒータHは、基材20の接続面部23を折り曲げた状態で、クッション材11の前側座面部11aと背面部11cとの間に形成された吊り込み溝11f内に挿入して、クッション材11に取り付けられている。すなわち、車両用シートヒータHには、この屈曲された接続面部23により、座面側配置部21と背面側配置部22との間に遊び(弛み部分)が形成されるため、車両用シートヒータHが緊張された状態でクッション材11に対して固定されることを回避することができる。従って、前側座面部11aに着座している乗員の荷重移動によって座面側配置部21に引張力が生じても、その引張力が背面側配置部22まで伝達されるのを抑制することができ、車両用シートヒータHの変形を防止することができる。このように、車両用シートヒータHの座面側配置部21と背面側配置部22とを一体に形成しつつ、車両用シートヒータHの耐久性を向上させることができる。また、接続面部23の折り曲げ(撓み)部分が吊り込み溝11f内に収納され、乗員との接触による影響を受けることがないため、耐久性の面でより好適である。
また、車両用シートヒータHは、基材20の座面側配置部21が台形状に形成されている。より詳しくは、座面側配置部21は、車体左右方向の両側縁部間の幅が車体前方側から車体後方側へ向かうに従って広く形成された台形状に形成されている。このため、前側座面部11aの車体前方側の加温領域を少なくし、車体後方側、すなわち乗員の臀部が位置する領域における加温領域を十分に確保することで、乗員の快適性が向上すると共に、前側座面部11aを効率よく暖めることができる。
さらに、基材20の座面側配置部21は、前側座面部11aの車体左右方向の両側の縁部11m,11nからそれぞれ内側方向へ所定の距離をおいて配設されている。この所定の距離を、前側座面部11aの乗員からの最大荷重がかかる領域を避けるような距離に設定すると好適である。特に本実施形態のような跨座式の車両用シート10においては、車両用シートヒータHが、前側座面部11aの両側端部の、乗員からの最大荷重がかかる領域を避けて配設されると、乗員の荷重移動等による影響を受けにくく、車両用シートヒータHの耐久性を向上させることが可能となる。
車両用シートヒータHのヒータ線30は、座面側配置部21に固定される座面側ヒータ線31と、背面側配置部22に固定される背面側ヒータ線32と、座面側ヒータ線31と背面側ヒータ線32とを電気的に接続する接続部ヒータ線33と、を有して構成されている。また、座面側ヒータ線31と背面側ヒータ線32とが接続部ヒータ線33で電気的に接続されており、本実施形態では1本の連続したヒータ線30で構成している。従って、車両用シートヒータHの取り付けに伴う配線接続数を少なくすることができ、取付作業を簡略化することが可能となる。
なお、本実施形態では、基材20を構成する座面側配置部21上において、車体前後方向に沿って蛇行状に配線されるヒータ線を2列としたが、1列であってもよく、また、3列以上であってもよい。
また、1枚の車両用シートヒータHで温める領域を、前部座席10a及びバックレスト10cとしたが、更に、後部座席10bも含めるように構成してもよい。
本実施形態では、基材20の挿入部24と、挿入部25とのそれぞれに、サーミスタ51及びコントローラ52と、ブレーカ53とを固定したが、これらを固定しなくてもよい。また、基材20に、挿入部ヒータ線34が固定された挿入部24と、挿入部ヒータ線35が固定された挿入部25とを設けたが、これらを設けないように構成することも可能である。
また、本実施形態では、座面側配置部21の車体後方左側に設けられた挿入部24にサーミスタ51及びコントローラ52を取り付け、座面側配置部21の車体後方右側に設けられた挿入部25にブレーカ53を取り付けているが、左右の配置はこれに限定されず、車体後方左側の挿入部24にブレーカ53を取り付けて、車体後方右側の挿入部25にサーミスタ51及びコントローラ52を取り付けてもよい。また、挿入部24,25の何れか一方にサーミスタ51、コントローラ52、及びブレーカ53を取り付けてもよい。また、本実施形態においては、過電流が流れることを防止するブレーカ53を備えた構成としているが、これを備えないように構成することも可能であり、適宜構成を変更できる。
本実施形態では、スノーモービルに車両用シートヒータを配設した例を示したが、これに限定されず、本発明の車両用シートヒータは、自動二輪車、自動三輪車や水上バイク等の跨座式の車両や、自動車、鉄道、航空機や船舶等の車両のシートに取り付けることが可能である。
1 車両
10 車両用シート
10a 前部座席
10b 後部座席
10c バックレスト
11 クッション材
11a 前側座面部(座面部)
11b 後側座面部
11c 背面部
11f 吊り込み溝
11g,11h 孔部
11m,11n 縁部
12 表皮材
12a 縫合部
12b 吊り込み用部材
13 発泡材
14 接着シート
15 ボトムプレート
20 基材
21 座面側配置部
21a 中央部
22 背面側配置部
23 接続面部
24,25 挿入部
30 ヒータ線
30a 芯材
30b 発熱体層
30c 絶縁体層
30d 熱融着層
31 座面側ヒータ線
31a 第1の延設部
31b サイド部
32 背面側ヒータ線
32a 第2の延設部
33 接続部ヒータ線
34,35 挿入部ヒータ線
51 サーミスタ
52 コントローラ
53 ブレーカ
54 電線
55 コネクタ
H 車両用シートヒータ

Claims (6)

  1. 座面部と該座面部の車体後方側で乗員の腰部を支持するための背面部とを有するクッション材と、該クッション材を上方から覆う表皮材との間に配設されるシート内蔵式の車両用シートヒータであって、
    該車両用シートヒータは、面状の基材と、該基材に固定されるヒータ線と、を備え、
    前記基材は、前記座面部上に配置される座面側配置部と、前記背面部上に配置される背面側配置部と、前記座面側配置部と前記背面側配置部との間に設けられ前記座面側配置部と前記背面側配置部とを接続する接続面部と、一対の挿入部と、を有して一体に形成され、
    前記ヒータ線は、前記座面側配置部に固定される座面側ヒータ線と、前記背面側配置部に固定される背面側ヒータ線と、前記座面側ヒータ線と前記背面側ヒータ線とを電気的に接続し前記接続面部に固定される接続部ヒータ線と、を有し、
    前記接続面部は、乗員の荷重移動により前記座面側配置部に乗じる引張力が前記背面側配置部に伝達されることを抑制する伝達抑制手段を有し、
    前記背面側配置部は、前記座面側配置部の車体後方側端部のうち左右両端部を除く位置から車体後方へ向けて延設され、
    前記一対の挿入部は、前記座面側配置部の車体後方側端部のうち左右両端部からそれぞれ車体後方へ向けて帯状に延設され、前記クッション材に設けられた孔部に挿入可能に形成されることを特徴とする車両用シートヒータ。
  2. 前記伝達抑制手段は、撓ませた状態で前記クッション材に設けられた表皮材を吊り込む空間内に挿入され、前記空間の内側の面から離間した状態で配置され、前記座面部と前記背面部との間に配設されることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートヒータ。
  3. 前記伝達抑制手段は、折り曲げた状態で前記クッション材に設けられた表皮材を吊り込む空間に配設され
    前記伝達抑制部材の折り曲げ部内に前記表皮材の吊り込み部の少なくとも一部が配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シートヒータ。
  4. 前記座面側配置部は台形状に形成され、該台形の上底と下底のうち長さが大きい方の辺から前記背面側配置部が延出していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用シートヒータ。
  5. 前記背面側ヒータ線は、一対の延設部を有し、
    前記一対の延設部は、車体後方側へ向かって車体左右方向の離間距離が狭くなるようそれぞれ斜め方向に配線され、車体後方側の端部において車体左右方向の離間距離が最も大きくなるよう配線されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用シートヒータ。
  6. 前記座面側ヒータ線は、山部と谷部とが連続するように波形状に形成されて車体左右方向に延設される複数の延設部を有すること特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用シートヒータ。
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