JP2008238926A - シートヒータ - Google Patents

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Abstract

【課題】より良好な座り心地を与えるシートヒータを提供する。
【解決手段】座席10の座面部11に配置されるシートヒータであって、電気絶縁性を有する膜状の基材14と、基材14上に形成された電極15、16と、基材14上に形成され、電極15、16に接続される高分子抵抗体17とを備え、基材14は、座席10に座る人の右太股に対応する右側部14aと、座席10に座る人の左太股に対応し、右側部14aと所定間隔を隔てて配置される左側部14bとを有し、電極15、16および高分子抵抗体17が右側部14aおよび左側部14bの両方に形成されており、右側部14aおよび左側部14bにはそれぞれ、互いに交差する複数本のスリット26、27が形成されている。これにより、基材14の右側部14aおよび左側部14bが複数の方向に延びるように変形することができるので、座席に座る人の太股に馴染みやすくなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、座席の座面に配置されるシートヒータに関し、車両用座席に用いて好適である。
従来、この種のシートヒータとして、電気絶縁性を有する膜状の基材に電極及び高分子抵抗体を印刷し、電極及び高分子抵抗体を電気絶縁性の被覆材で保護した多層構造にしたものが特許文献1に記載されている。
この従来技術では、基材が座席に座る人の右太股に対応する右側部と、左太股に対応し、右側部と所定間隔を隔てて配置された左側部とを有しており、右側部および左側部の両方に電極及び高分子抵抗体を形成している。
そして、右側部および左側部にそれぞれ、左右方向に延びるスリットを複数個形成している。これにより、着座時に基材の右側部および左側部が前後方向に延びるように変形可能になり、シートヒータの柔軟性が向上し、シートヒータによる座り心地の悪化が抑制される。
特開2007−35474号公報
しかしながら、上記従来技術では、スリットの延びる方向が左右方向のみになっているため、右側ヒータ部、左側ヒータ部の変形方向が前後方向に限られ、前後方向以外の方向に延びるように変形することができない。このため、シートヒータが座席に座る人の太股に馴染まず、シートヒータによる座り心地の悪化を十分に解消することができない。
本発明は、上記点に鑑み、より良好な座り心地を与えるシートヒータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、座席(10)の座面部(11)に配置されるシートヒータであって、
電気絶縁性を有する膜状の基材(14)と、
基材(14)上に形成された電極(15、16)と、
基材(14)上に形成され、電極(15、16)に接続される高分子抵抗体(17)とを備え、
基材(14)は、座席(10)に座る人の右太股に対応する右側部(14a)と、座席(10)に座る人の左太股に対応し、右側部(14a)と所定間隔を隔てて配置される左側部(14b)とを有し、
電極(15、16)および高分子抵抗体(17)が右側部(14a)および左側部(14b)の両方に形成されており、
右側部(14a)および左側部(14b)にはそれぞれ、互いに交差する複数本のスリット(26、27)が形成されていることを特徴とする。
これによると、着座時に基材(14)の右側部(14a)および左側部(14b)が複数の方向に延びるように変形することができる。このため、座席(10)に座る人の太股に馴染みやすくなるので、より良好な座り心地を与えることができる。
本発明は、具体的には、右側部(14a)の複数本のスリット(26、27)および左側部(14b)の複数本のスリット(26、27)のうち少なくとも一方には、基材(14)の外縁部を切り欠いた形状(26a)が形成されている。
これにより、右側部(14a)および左側部(14b)のうち少なくとも一方の変形量をより大きくすることができるので、座席(10)に座る人の太股により馴染みやすくなり、より一層良好な座り心地を与えることができる。
ところで、右側部(14a)および左側部(14b)に複数本のスリット(26、27)を形成することによって、右側部(14a)および左側部(14b)が複数の部分に分けられることになる。このため、シートヒータを座席(10)の座面部(11)に組み付ける際に、右側部(14a)および左側部(14b)の複数の部分がばらばらに分かれるように変形してしまい、シートヒータを座席(10)の座面部(11)に組み付ける作業性が良くないという問題が生じる。
この点に鑑み、本発明は、具体的には、右側部(14a)および左側部(14b)のうち高分子抵抗体(17)と反対側の面には、右側部(14a)および左側部(14b)の形状を保持する保持部材(19)が複数本のスリット(26、27)を跨ぐように貼り付けられ、
保持部材(19)は、右側部(14a)および左側部(14b)よりも柔軟性を有する材質で形成されている。
これにより、シートヒータを座席(10)の座面部(11)に組み付ける前の状態において、シートヒータの全体形状を保持部材(19)によって保持することができる。このため、シートヒータを座席(10)の座面部(11)に組み付ける作業性を向上させることができる。
一方、保持部材(19)は右側部(14a)および左側部(14b)よりも柔軟性を有しているので、着座時における右側部(14a)および左側部(14b)の変形が保持部材(19)によって妨げられることを抑制でき、ひいては座り心地が損なわれることを抑制できる。
また、本発明は、具体的には、電極(15、16)および高分子抵抗体(17)を基材(14)と反対側から覆う被覆材(18)を備え、
被覆材(18)のうち高分子抵抗体(17)と反対側の面には、右側部(14a)および左側部(14b)の形状を保持する保持部材(19)が複数本のスリット(26、27)を跨ぐように貼り付けられ、
保持部材(19)は、右側部(14a)および左側部(14b)よりも柔軟性を有する材質で形成されている。
これにより、座り心地が損なわれることを抑制しつつ、シートヒータを座席(10)の座面部(11)に組み付ける作業性を向上させることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図4に基づいて説明する。図1は本発明のシートヒータが適用された車両用座席10の側面図である。図中、前後左右上下の矢印は、車両搭載状態における各方向を示している。
座席10は、乗員の尻部および太股部を支持する座面部(シートクッション)11、および、乗員の背部を支持する背もたれ部(シートバック)12とから構成されている。座面部11は、スポンジ等の弾性材料から成る図示しないクッション部材(シートパッド)と、このクッション部材を上側から覆うように配置される図示しない表皮部材とを備え、表皮部材12が乗員の尻部および太股部に接触するようになっている。
シートヒータ13は、表皮部材を通して乗員の尻部および太股部を暖めるシート状の電気ヒータであり、表皮部材およびクッション部材の間に挟まれている。
図2はシートヒータ13の平面図であり、図3はシートヒータ13の下面図であり、図4は図2のA−A断面図である。シートヒータ13は、電気絶縁性を有する膜状の基材14と、基材14上に形成した一対の電極15、16と、電極15、16に接続される高分子抵抗体17と、電極15、16および高分子抵抗体17を保護する被覆材18と、シートヒータ13全体の形状を保持する保持部材19とを有している。なお、図2では、図示の都合上、被覆材18および保持部材19を省略している。
本例では、基材14はポリエステル等の樹脂材料によって略矩形状に成形されており、長手方向が車両前後方向(座面部11の前後方向)を向くように配置されている。
一対の電極15、16には電源供給線20、21が接続されており、一対の電極15、16のいずれか一方が電気的に正側の電極を構成し、他方が電気的に負側の電極を構成する。一対の電極15、16は、基材14上に導電性ペースト(例えば銀ペースト)を印刷・乾燥することにより形成されている。
高分子抵抗体17は、基材14上に高分子抵抗体インクを印刷・乾燥することにより形成されている。高分子抵抗体17は、一対の電極15、16に重なって配置されている。
被覆材18は、耐水性および防炎性を有する材質(例えば不織布)により形成され、一対の電極15、16および高分子抵抗体17を基材14と反対側から覆うように基材14に接着されている。本例では、被覆材18と基材14の接着を接着剤22により行っているが、両面テープ等により行ってもよい。
保持部材19は、基材14および被覆材18と比較して柔軟性に富む発泡ウレタンフォーム等にて成形された薄板状の部材であり、被覆材18のうち高分子抵抗体17と反対側の面に重なって貼り付けられている。保持部材19の被覆材18への貼り付けは、接着剤または両面テープ等により行うことができる。なお、保持部材19を、基材14のうち高分子抵抗体17と反対側の面に重ねて貼り付けてもよい。
基材14には、車両前方側の外縁部から車両後方側に向かって切り欠かれた第1切り欠き部23が形成されている。第1切り欠き部23は、基材14の車両後方側の外縁部近傍まで形成されている。
基材14のうち第1切り欠き部23よりも車両右方側の右側部14aおよび車両左方側の左側部14bにはそれぞれ、第1切り欠き部23側(車両左右方向中央側)の外縁部から第1切り欠き部23と反対側(車両左右方向両端側)に向かって切り欠かれた第2切り欠き部24、25が打ち抜き成形されている。
第2切り欠き部24、25は第1切り欠き部23の車両前後方向略中央部と交差している。このため、第2切り欠き部24、25によって、基材14の右側部14aおよび左側部14bがそれぞれ車両前後方向に2つに分けられる。換言すれば、第1、第2切り欠き部23〜25は十文字形状を形成し、この十文字形状によって、基材14が4つの部分に分けられることとなる。
これら基材14の4つの部分にはそれぞれ、車両左右方向に直線状に延びる1本の第1スリット26と、車両前後方向に直線状に延びる2本の第2スリット27が打ち抜き成形されている。なお、第1、第2スリット26、27は、本発明における複数本のスリットに該当するものである。
本例では、第1、第2スリット26、27が互いに直角に交差するように配置されている。ここで、「直角に交差する」とは、厳密に直角に交差することのみを意味するものではなく、例えば製造誤差等により直角から若干ずれた角度で交差することをも含む意味のものである。
第1スリット26のうち第1切り欠き部23と反対側の端部には、基材14の外縁部を切り欠いた形状26aが形成されている。第2スリット27は、車両前後方向に延びる長穴形状を有している。2本の第2スリット27のうち1本は、第1スリット26の長手方向略中央部と交差しており、他の1本は第1スリット26の車両左右方向中央側の端部と交差している。
図示を省略しているが、被覆材18の平面形状は基材14の平面形状と同じになっている。つまり、被覆材18には、基材14の第1、第2切り欠き部23、24および第1、第2スリット26、27に対応した切り欠き形状およびスリット形状が打ち抜き成形されている。
なお、被覆材18の平面形状は、必ずしも基材14の平面形状と同じである必要はなく、一対の電極15、16および高分子抵抗体17を覆うことができ、かつ、第1、第2切り欠き部23、24および第1、第2スリット26、27を跨がない形状であればよい。
一対の電極15、16はそれぞれ、幅の広い主電極15a、16aと、主電極15a、16aから櫛状に導出される複数の枝電極15b、16bとで構成されている。主電極15a、16aは、基材14の車両前後方向両端側の外縁部、および、第1、第2切り欠き部23〜25の十文字形状に沿って互いに平行に配置されている。枝電極15b、16bは、主電極15a、16aのうち車両左右方向に延びる部位から第1スリット26側に向かって車両前後方向に延びるように導出されている。
複数の枝電極15b、16bに高分子抵抗体17が重なるように配置されており、高分子抵抗体17に多数の枝電極15b、16bより給電することで高分子抵抗体17に電流が流れて高分子抵抗体17が発熱する。
高分子抵抗体17はPTC特性を有しているので、温度が上昇すると抵抗値が上昇して所定の温度になるという自己温度調節機能を有する。このため、温度コントロールが不要で安全性の高いシートヒータ13を実現することができる。
ここで、PTC特性とは、温度上昇によって抵抗値が上昇し、ある温度に達すると抵抗値が急激に増加する抵抗温度特性(抵抗が正の温度係数を有する意味の英語”Positive Temperature Coefficient”の頭文字を取っている)を意味している。
なお、図2からわかるように、本実施形態では、一対の電極15、16同士が一部重なり合っている。このため、この一対の電極15、16同士が重なり合う部位においては、樹脂等にて薄板状に形成された図示しない電気絶縁部材(レジスト)を電極15、16間に挟まれるように配置することによって、一対の電極15、16間を電気的に絶縁している。なお、一対の電極15、16の配置を変更して、一対の電極15、16同士が重ならないようにしてもよいことは言うまでもない。
なお、保持部材19には、第1、第2切り欠き部23〜25や第1、第2スリット26、27のような切り欠き形状やスリット形状が形成されていない。したがって、保持部材19は、第1、第2切り欠き部23〜25および第1、第2スリット26、27を跨ぐように、被覆材18に貼り付けられている(図4を参照)。
これまでの説明からわかるように、シートヒータ13は、保持部材19を除いて、第1切り欠き部23によって車両左右方向に2つに分けられることとなり、この2つに分けられた部分のうち、第1切り欠き部23よりも車両右方側の部分が乗員の右太股部に対応する右側ヒータ部13aを構成し、第1切り欠き部23よりも車両左方側の部分が乗員の左太股部に対応する左側ヒータ部13bを構成することとなる。
また、両ヒータ部13a、13bはそれぞれ、第2切り欠き部24、25によって車両前後方向に2つに分けられ、さらに、この2つに分けられた部分にはそれぞれ、第1、第2スリット26、27によって4つの短冊状の部分が形成されることとなる。要するに、シートヒータ13は、第1、第2切り欠き部23〜25および第1、第2スリット26、27によって車両前後左右方向に多数の部分に分けられることとなる。
次に、上記構成における作用効果について説明する。乗員が座席10に着座すると、座席10の座面部11は、乗員の尻部および太股部の当たった部分が荷重を受けて大きく変形し、車両前後左右の各方向に延びるように変形する。
すると、図3の矢印に示すように、シートヒータ13の両ヒータ部13a、13bは、第2切り欠き部24、25および第1、第2スリット26、27の形成によって、車両前後左右の各方向に延びるように変形することとなる。このため、両ヒータ部13a、13bが座面部11に対応して非常に柔軟に変形することができる。
特に、第2切り欠き部24、25および第1スリット26が両ヒータ部13a、13bの外縁部を切り欠く形状になっているので、第2切り欠き部24、25および第1スリット26によって両ヒータ部13a、13bの変形量をより大きくすることができる。
本実施形態によると、乗員が着座したときの平均面圧を上記特許文献1に記載の従来技術と比較して約5%低減できる。この結果、乗員の左右太股部に与える着座感が非常に柔らかい感じになり、座り心地が非常に良好になる。
また、本実施形態では、保持部材19が第1、第2切り欠き部23〜25および第1、第2スリット26、27を跨ぐように貼り付けられているので、シートヒータ13を座席10の座面部11に組み付ける前の状態において、シートヒータ13の全体形状を保持することができる。
換言すれば、シートヒータ13を座席10の座面部11に組み付ける際に、シートヒータ13のうち第1、第2切り欠き部23〜25および第1、第2スリット26、27によって分けられた多数の部分がばらばらに分かれるように変形してしまうことを回避できる。このため、シートヒータ13を座席10の座面部11に組み付ける作業性が良好である。
一方、保持部材19は発泡ウレタンフォーム等にて成形され、柔軟性に富んでいるので、着座時におけるシートヒータ13の変形が保持部材19によって妨げられることがなく、ひいては座り心地が損なわれることがない。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、第1、第2スリット26、27が直角に交差しているが、本第2実施形態では、図5に示すように、第1、第2スリット26、27が所定角度で斜めに交差している。
より具体的には、第2スリット27がV字状に屈曲しており、第2スリット27の屈曲部が第1スリット26と交差するようになっている。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、シートヒータ13の両ヒータ部13a、13bが、第2切り欠き部24、25および第1、第2スリット26、27の形成によって、車両前後左右の各方向に延びるように変形することができる。このため、上記第1実施形態と同様の作用効果を発揮することができる。
(第3実施形態)
上記各実施形態では、第2スリット27の長手方向中間部が第1スリット26と交差しているが、本第3実施形態では、図6に示すように、第2スリット27の長手方向一端部が第1スリット26と交差している。
より具体的には、第2スリット27が、第1スリット26の縁部を起点として車両前後方向に対して所定角度だけ斜めに延びる直線状に形成されている。
本実施形態においても、上記各実施形態と同様に、シートヒータ13の両ヒータ部13a、13bが、第2切り欠き部24、25および第1、第2スリット26、27の形成によって、車両前後左右の各方向に延びるように変形することができる。このため、上記各実施形態と同様の作用効果を発揮することができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態における第1、第2スリット26、27の交差形状は一例を示したものであり、種々変形が可能である。例えば、第1スリット26を、車両左右方向に対して所定角度だけ傾斜した方向に延びる形状にしてもよい。
また、上記各実施形態では、基材14の右側部14aおよび左側部14bの両方において、第1スリット26が切り欠き形状になっているが、右側部14aおよび左側部14bのいずれか一方のみ、第1スリット26を切り欠き形状にしてもよい。
また、上記各実施形態では、第2スリット27が長穴形状を有しているが、第2スリット27を第1スリット26のような切り欠き形状にしてもよい。
また、上記各実施形態では、電極15、16がそれぞれ1本に繋がった形状に形成されているが、電極15、16をそれぞれ複数本に分割して形成してもよい。
また、上記各実施形態では、基材14の右側部14aと左側部14bとが一部繋がっているが、右側部14aと左側部14bとが繋がることなく分離していてもよい。この場合には、電極15、16を右側部14aと左側部14bとに分離して配置すればよい。
また、上記各実施形態は、本発明によるシートヒータを車両用座席の座面部に適用した例を示しているが、これに限定されることなく、種々の座席の座面部に適用可能であることはもちろんである。
本発明の第1実施形態を示す車両用座席の側面図である。 図1におけるシートヒータの平面図である。 図1におけるシートヒータの下面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態を示すシートヒータの下面図である。 本発明の第3実施形態を示すシートヒータの下面図である。
符号の説明
14…基材、14a…右側部、14b…左側部、
26…第1スリット(複数本のスリット)、27…第2スリット(複数本のスリット)。

Claims (6)

  1. 座席(10)の座面部(11)に配置されるシートヒータであって、
    電気絶縁性を有する膜状の基材(14)と、
    前記基材(14)上に形成された電極(15、16)と、
    前記基材(14)上に形成され、前記電極(15、16)に接続される高分子抵抗体(17)とを備え、
    前記基材(14)は、前記座席(10)に座る人の右太股に対応する右側部(14a)と、前記座席(10)に座る人の左太股に対応し、前記右側部(14a)と所定間隔を隔てて配置される左側部(14b)とを有し、
    前記電極(15、16)および前記高分子抵抗体(17)が前記右側部(14a)および前記左側部(14b)の両方に形成されており、
    前記右側部(14a)および前記左側部(14b)にはそれぞれ、互いに交差する複数本のスリット(26、27)が形成されていることを特徴とするシートヒータ。
  2. 前記右側部(14a)の複数本のスリット(26、27)および前記左側部(14b)の複数本のスリット(26、27)のうち少なくとも一方には、前記基材(14)の外縁部を切り欠いた形状(26a)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシートヒータ。
  3. 前記右側部(14a)および前記左側部(14b)のうち前記高分子抵抗体(17)と反対側の面には、前記右側部(14a)および前記左側部(14b)の形状を保持する保持部材(19)が前記複数本のスリット(26、27)を跨ぐように貼り付けられ、
    前記保持部材(19)は、前記右側部(14a)および前記左側部(14b)よりも柔軟性を有する材質で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシートヒータ。
  4. 前記電極(15、16)および前記高分子抵抗体(17)を前記基材(14)と反対側から覆う被覆材(18)を備え、
    前記被覆材(18)のうち前記高分子抵抗体(17)と反対側の面には、前記右側部(14a)および前記左側部(14b)の形状を保持する保持部材(19)が前記複数本のスリット(26、27)を跨ぐように貼り付けられ、
    前記保持部材(19)は、前記右側部(14a)および前記左側部(14b)よりも柔軟性を有する材質で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシートヒータ。
  5. 前記複数本のスリット(26、27)が直角に交差していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のシートヒータ。
  6. 前記複数本のスリット(26、27)が所定角度で斜めに交差していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のシートヒータ。
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