JP3982127B2 - 自動車へのガス容器取付け構造 - Google Patents

自動車へのガス容器取付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3982127B2
JP3982127B2 JP35116499A JP35116499A JP3982127B2 JP 3982127 B2 JP3982127 B2 JP 3982127B2 JP 35116499 A JP35116499 A JP 35116499A JP 35116499 A JP35116499 A JP 35116499A JP 3982127 B2 JP3982127 B2 JP 3982127B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas container
floor
gas
mounting
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35116499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001163067A (ja
Inventor
寛明 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP35116499A priority Critical patent/JP3982127B2/ja
Publication of JP2001163067A publication Critical patent/JP2001163067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3982127B2 publication Critical patent/JP3982127B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料ガスを充填したガスボンベ等のガス容器を車体フロアに設けるための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のエンジンを駆動させるために用いる燃料は、大まかにガソリンと圧縮天然ガス等の燃料ガスとに分けられるが、このうちのガソリンを用いるガソリン車の方が、図6に示すような燃料ガス車101よりも生産数が多い。この燃料ガス車101のフロア102には、燃料ガスを充填したガス容器103と該ガス容器103を保護するガス容器カバー104が配設されている。また、これらのガソリン車と燃料ガス車101は、車両構造はほとんど同じで、エンジンや燃料タンク等の一部に相違点があるのみである。
したがって、燃料ガス車101を生産する場合は、生産コストを抑えるべく、生産数の多いガソリン車をベース機種とすると共に、該ガソリン車の車体を流用し、燃料ガス車101と異なる車両構造の部位に変更を加えている。
【0003】
例えば、図7に示すように、燃料ガスを充填したガス容器103をガソリン車のフロア102に取り付ける場合は、ガス容器103を最適な位置で、かつ十分な強度を有する車体側の取付部、例えばクロスメンバ107,108等にガス容器固定バンド110,111,112,113を用いて配設しなければならない。その理由は、以下の2点である。
1)まず、ガソリン用タンクはフロア102の下面に配設された他部品をよけながらも最大容量を確保できるように、通常、略箱形状をしており、略円筒状のガス容器103とは異なった形状をしている。
2)また、該ガソリン用タンクをフロア102に固定するために用いるガソリンタンク取付用ブラケット114,115は、上記クロスメンバ107等の下面で、かつ、その周囲に他部品と干渉しないスペースを有する部位に取り付けているため、ガス容器103の取付けには適さない場合が多い。
次いで、上記ガス容器103をガソリン車のフロア102に配設する取付構造を図7を用いて説明する。
まず、ガソリン車仕様のフロア102の構造を説明する。
フロア102の両側端には、フレーム117が車両前後方向に沿って配設されており、該フレーム117の車幅方向内側に、第1のガソリンタンク取付用ブラケット120が配設されている。このフレーム117と直交するように車幅方向に沿って、十分な強度を有するクロスメンバ107,108が配設されており、これらのクロスメンバ107,108の下面には、第2及び第3のガソリンタンク取付用ブラケット114,115が配設されている。
【0004】
上記ガソリン車のフロア102にガス容器103を取り付ける場合は、別途、図7に示すようなガス容器取付ブラケット126,127をフロア102に配設する。
一方、ガス容器103は、略円筒形状をしており、該ガス容器103をフロア102に取りつけるために、ガス容器固定バンド110〜113は、両端がフランジに形成され、全体が略半円形状に形成されている。これらのガス容器固定バンド110〜113は、前部に配設された上側のバンド110及び下側のバンド111と、後部に配設された上側のバンド112及び下側のバンド113とに分かれており、下側のガス容器固定バンド111,113のフランジには、舌片130,140が延設されており、該舌片130,140の裏面には、ガス容器カバー104を取りつけるための取付穴130c,140cと、該取付穴130c,140cの周囲にはナット130d,140dが溶接されている。さらに、該ガス容器103を飛び石等から防護するガス容器カバー104は略箱形状に形成され、ガス容器103を下方から覆っている。
【0005】
上記ガス容器103をフロア102に取りつける手順を説明する。
まず、車体溶接ラインにおいて、フロア102に種々のブラケット類を溶接するが、その際に、燃料ガス車のフロア102には、ガス容器取付ブラケット126,127を別途に溶接する。
次いで、艤装品組付けラインにおいて、ガス容器固定バンド110〜113によってガス容器103の前部と後部を挟み込み、前側のガス容器固定バンド110,111を、フレーム117及び前側のガス容器取付ブラケット126にボルトを用いて締結すると共に、後側のガス容器固定バンド112,113を、フレーム117に溶接した第1のガソリンタンク取付用ブラケット120及び後側のガス容器取付ブラケット127にボルトによって締結している。さらに、ガス容器カバー104を下側のガス容器固定バンド111,113の舌片130,140にボルトを用いて締結することによって、ガス容器カバー104をフロア102に取り付けている。
【0006】
ここで、ガス容器固定バンド110,111をフロア102に取り付ける際に、該フロア102に十分な強度を有する車体側取付部がない場合、上述したように、フロア102に別途新たにガス容器取付ブラケット126,127を設けなければならない。このガス容器取付ブラケット126,127を製造するためには、専用の成形型が必要となり、多大なコストが発生した。また、生産量が多いベース機種であるガソリン車の仕様との変更点を増やすことになり、車体溶接ラインにおける設備改造が発生し、大幅な管理工数の増加となった。さらに、ベース機種のガソリン用タンクにはカバーを配設していないため、ガス容器カバー104を取りつける場合は、新たに取付け用の座が必要となった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題を解決し、車体溶接ラインにおいて、ガス容器専用の取付ブラケットをフロアに溶接することを極力減らすことを可能とし、ベース機種であるガソリン車のガソリンタンク取付用ブラケットを有効に活用するガス容器取付け構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動車へのガス容器取付け構造は、上記目的を達成するため、車両前後方向に沿って配設された複数のガソリンタンク取付用ブラケットを設けたガソリン車のフロアの下部に、燃料ガスを充填したガス容器をガス容器取付具を介して配設する自動車へのガス容器取付け構造であって、上記ガス容器取付具は、車両前後方向に沿って配設された本体部と、該本体部から上記ガソリンタンク取付用ブラケット及び上記フロアに向かって延びた取付部とを備え、上記フロアに向かって延びた上記取付部をフロアに取り付け、上記ガソリンタンク取付用ブラケットに向かって延びた上記取付部及び上記本体部をガソリンタンク取付用ブラケットに取り付けたのち、上記ガス容器をガス容器固定バンドを介して上記ガス容器取付具に取り付けることによって、ガス容器を車両前後方向に沿って上記フロアに配設している。
上記ガス容器取付け構造によれば、ガソリンタンク取付用ブラケットが車両前後方向に沿って略一直線状に配設されていないフロアであっても、該ガソリンタンク取付用ブラケットを有効に利用して燃料ガスを充填したガス容器を取り付けることができる。また、内装部品やエンジン等を配設する前の車体、いわゆるホワイトボディにおける燃料タンクの取付構造については、ガソリン車と燃料ガス車の構造の差異が少なくなるため、車体溶接ラインにおいて、ガソリン車のフロアと燃料ガス車のフロアとの区別を少なくして生産することが可能となる。さらに、ガソリンタンク取付用ブラケットは、高強度を有する車体側取付部、例えばクロスメンバやフレーム等に配設されているため、ガス容器取付具の取付強度も十分に大きい。従って、上記本体部の取付部としては、例えば、本体部に設けられて車幅方向又はフロア方向に延びるブラケット等を用いることができる。
【0009】
また、本発明の一態様では、上記本体部に、閉断面構造を有する筒状部材を用いることができる。
上記閉断面構造を有する筒状部材としては、例えば角パイプ等の汎用されている部材を用いることができる。この場合は、本体部を生産するために専用型を別途必要としないため、コスト的に安価ですむ。また、本体部の形状が閉断面構造であるため、ガス容器取付具自体の強度も大きくなる。
さらに、本発明の別の態様では、上記本体部として、車両前後方向に延びる、上方が開口した断面略U字形状の部材を用いることができる。
例えば、閉断面構造の部材の底面にナットを溶接する場合には、この溶接をするために、部材上面に作業穴を設ける必要があるが、上記断面略U字形状の部材であれば、これらの作業穴を設ける必要がない。但し、この場合は、取付穴65を設けるブラケット等が別途必要となる。
そして、本発明の更に別の態様では、上記ガス容器を保護するガス容器カバーを、ガス容器固体バンドとガス容器取付具に取り付けている。
従来は、ガス容器カバーを固定するための取付座を、ガス容器を固定するガス容器固定バンド等に設けていたが、本発明によれば、高い強度を有するガス容器取付具にもガス容器カバーを固定することができるため、ガス容器カバーの取付強度を高めることができる。
【0010】
なお、本発明の更に別の態様では、上記ガス容器カバーのガス容器固定バンドとガス容器取付具への取付け、及びガス容器取付具のガソリンタンク取付用ブラケットとフロアへの取付けをボルト結合によって行っている。
上記ボルト結合を採用することによって、車体溶接ラインにおける燃料タンクの取付けについては、ガソリン車と燃料ガス車とで相違が少なくなるため、車体溶接ラインの管理工数の増加や設備改造費を抑えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る自動車へのガス容器取付け構造の一形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るガス容器取付け構造を採用した燃料ガス車1の側面図である。この燃料ガス車1のフロア2の下部には、車両前後方向に沿って高圧天然ガス等の燃料ガスを充填したガス容器3が配設されており、該ガス容器3には、車両走行中の飛び石から保護するためにガス容器カバー4が設けられている。これらのガス容器3及びガス容器カバー4を矢視Aの方向から見た分解斜視図を図2に示す。
【0012】
この図2は、フロア2の車幅方向の右側端部を斜め下方から見た斜視図を示している。フロア2の車幅方向の両側端部には、前後方向に沿ってフレーム5が配設されている。このフレーム5は、断面が略コ字形状に形成されており、開口された上方側をフロア2に溶接することによって、閉断面構造が形成されている。このフレーム5の下面には、後述するガス容器固定バンド8,9を取り付けるための取付穴13が設けられ、車幅方向の内側の側壁面には、第1のガソリンタンク取付用ブラケット15が溶接されている。
また、フロア2の下面には強度が高いクロスメンバー18,19が車幅方向に沿って配設されており、これらに第2及び第3のガソリンタンク取付用ブラケット21,22が配設されている。
【0013】
一方、略円筒形状のガス容器3は、前部のガス容器固定バンド8,9と後部のガス容器固定バンド10,11によって挟持されている。これらのガス容器固定バンド8,9,10,11は上側と下側に分割されており、それぞれのバンド8,9,10,11は、帯状の板材を略半円形状に湾曲させ、その両端部は略水平に屈曲したフランジ28〜35に形成されている。前部の上側に配設されたガス容器固定バンド8のフランジ28,29にはボルト穴28a,29aが穿設され、該ボルト穴28aの裏面の周囲にナット28bが溶接され、その下側のガス容器固定バンド9のフランジ30,31にもボルト穴30a,31aが穿設されると共に、前方に向けて舌片40が延設されており、この舌片40の裏面側には取付穴41が穿設され、該取付穴41の周囲にナット42が溶接されている。また、後部に配設されたガス容器固定バンド10,11も、前部のガス容器固定バンド8,9と略対称な形状をしている。つまり、上側と下側のガス容器固定バンド10,11のフランジ32,33,34,35にはボルト穴32a,33a,34a,35aが設けられ、下側のガス容器固定バンド11には、車両後方に向けて取付穴46とナット47を有する舌片48が設けられている。
また、ガス容器3を保護するためのガス容器カバー4は、上方が開口した略箱形状に形成されており、側面の上端部は略水平状に屈曲したフランジ50に形成されている。このフランジ50の前部と後部には、取付用の取付穴51,52が穿設されている。
さらに、汎用の角パイプを用いたガス容器取付具55を介して上記ガス容器3をフロア2に取りつけている。このガス容器取付具55の構造について、以下に詳細に説明する。
【0014】
図3は、上記ガス容器取付具55を示す斜視図、図4(a)は該ガス容器取付具55の平面図、図4(b)は図4(a)におけるC−C線断面図、及び図5は図2におけるB−B線断面図である。
これらの図に示すように、ガス容器取付具55の本体部57は、慣用的に用いられている汎用の角パイプであり、ガス容器3と略平行に配設されている。該本体部57は、上面58、下面59及び側面60によって閉断面構造に形成されており、その前端62と後端63が開口している。前端部の上面58には、該ガス容器取付具55を第2のガソリンタンク取付用ブラケット21にボルトを用いて締結するための取付穴65が穿設され、該取付穴65の下方に位置する下面59には、このボルト締結作業のための作業穴66が設けられている。該作業穴66の後方にはガス容器カバー4を取り付けるための取付穴67が穿設され、該取付穴67の周囲にナット68が溶接され、更にその後方には、前部のガス容器固定バンド8,9を取りつけるための取付穴69とナット70が下面59に設けられており、これらのナット68,70の上方の上面58には、ナット68,70の溶接作業をするための作業穴72,73が設けられている。このうち、作業穴73には、大きな重量のガス容器3による負荷がかかるために、作業穴73を板材75によって塞ぐと共に、その周囲をアーク溶接等で固定することによって補強をしている。この作業穴73の後方には、第1及び第2のブラケット77,78が本体部57に溶接されている。第1のブラケット77は、上記第3のガソリンタンク取付用ブラケット22に固定されるものであり、車幅方向の内側に向けて突出した状態で、本体部57の下面59と側面60に溶接されており、その上面79に取付穴80が穿設されている。第2のブラケット78は、フロア2に直接に取り付けられるものであり、前方側が開口した断面略コ字形状に形成され、その下端部81が本体部57の側面60と上面58とに溶接されている。上面82は板材によって覆われており、該板材には取付穴83が穿設され、その下面にナット84が溶接されている。そして、上記第2のブラケット78の後方には、後部のガス容器固定バンド10,11を取り付けるための取付穴85とナット86が設けられ、該ナット86の上方にはナット86の溶接作業に用いる作業穴87が穿設されている。該作業穴87も板材88によって塞がれて溶接されている。さらに、本体部57の下面59の後端部にも、取付穴89とナット90が設けられ、該ナット90の上方の上面58の端縁には、ナット90の溶接作業をするための略半円状の切欠き91が形成されている。
【0015】
次いで、上記ガス容器3をフロア2に取り付ける手順を以下に説明する。
図2に示すように、車体溶接ラインにおいて、フロア2には車体前後方向の軸に対して平行に、即ち、略一直線状に設けられていない3つのガソリンタンク取付用ブラケット15,21,22が溶接される。このフロア2は、ガソリン車と燃料ガス車ともに共通に用いられるものである。
こののち、艤装品組付けラインにおいて、図3に示すガス容器取付具55の本体部57の取付穴65を第2のガソリンタンク取付用ブラケット21に合わせ、第1のブラケット77の取付穴80を第3のガソリンタンク取付用ブラケット22に合わせ、第2のブラケット78の取付穴83をフロア2の取付穴93に合致させたのち、ボルトによってそれぞれを締結させることによって、ガス容器取付具55をフロア2に締結する。
次に、上下のガス容器固定バンド8,9,10,11によって、ガス容器3の前部と後部を挟持する。前部のガス容器固定バンド8,9のうち、車幅方向外側のフランジ28,30をボルトで締結し、ガス容器固定バンド8に溶接された延長ブラケット8aをフレーム5の取付穴13にボルト締結し、車幅方向内側のフランジ29,31をガス容器取付具55の本体部57のナット70にボルト締結する。後部のガス容器固定バンド10,11の車幅方向外側のフランジ32,34は、フレーム5に取り付けた第1のガソリンタンク取付用ブラケット15に固定し、車幅方向内側のフランジ33,35をガス容器取付具55の本体部57のナット86にボルト締結する。
さらに、上記ガス容器カバー4のフランジ50に設けた取付穴51,52を用いて前後それぞれ2箇所ずつボルト締結することによって、ガス容器カバー4を取り付ける。即ち、車幅方向の外側は、下側のガス容器固定バンド9,11に延設された舌片40,48にボルト締結し、車幅方向の内側は、ガス容器取付具55の本体部57にボルトによって締結する。
【0016】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想に基づいて種々の変形及び変更が可能である。
例えば、ガス容器取付具55の本体部57は、閉断面構造を有する汎用の角パイプを用いたが、この角パイプの代わりに、上面が開口し、板厚が該角パイプよりも厚く形成された断面略U字形状の細長い部材を用いることも可能である。但し、この場合は、取付穴65を設けるためのブラケット等が別途必要となるが、角パイプに溶接ナットを取り付けるために設けた作業穴や切欠きが不要になり、また、作業穴等を板材で塞ぐ必要もない。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、ガソリンタンク取付用ブラケットが、車両前後方向に略平行な軸線の上に設けられていない場合においても、該ガソリンタンク取付用ブラケットを用いてガス容器固体バンドを車両前後方向に沿って取り付けることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス容器取付け構造を備えた燃料ガス車の側面図である。
【図2】図1を矢視Aから見た、ガス容器を車体フロアに取り付ける状態を示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係るガス容器取付具の斜視図である。
【図4】本図のうち、(a)は本発明に係るガス容器取付具の平面図、(b)は図4(a)のC−C線による断面図である。
【図5】図2のB−B線による断面図である。
【図6】従来のガス容器取付け構造を備えた燃料ガス車の側面図である。
【図7】図6を矢視Dから見た、ガス容器を車体フロアに取り付ける状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 燃料ガス車
2 フロア
3 ガス容器
4 ガス容器カバー
5 フレーム
8,9,10,11 ガス容器固定バンド
13,41,46,51,52,65,67,69,80,83,85,89,93 取付穴
15 第1のガソリンタンク取付用ブラケット
18,19 クロスメンバ
21 第2のガソリンタンク取付用ブラケット
22 第3のガソリンタンク取付用ブラケット
28、29,30,31、32,33,34,35,50 フランジ
40,48 舌片
42,47,68,70,84,86,90,28b ナット
55 ガス容器取付具
57 本体部
58,79,82 上面
59 下面
60 側面
62 前端
63 後端
66,72,73,87 作業穴
75,88 板材
77 第1のブラケット
78 第2のブラケット
81 下端部
91 切欠き
8a 延長ブラケット

Claims (5)

  1. 車両前後方向に沿って配設された複数のガソリンタンク取付用ブラケットを設けたガソリン車のフロアの下部に、燃料ガスを充填したガス容器をガス容器取付具を介して配設する自動車へのガス容器取付け構造であって、
    上記ガス容器取付具は、車両前後方向に沿って配設された本体部と、該本体部から上記ガソリンタンク取付用ブラケット及び上記フロアに向かって延びた取付部とを備え、
    上記フロアに向かって延びた上記取付部を該フロアに取り付け、上記ガソリンタンク取付用ブラケットに向かって延びた上記取付部及び上記本体部を該ガソリンタンク取付用ブラケットに取り付けたのち、上記ガス容器をガス容器固定バンドを介して上記ガス容器取付具に取り付けることによって、該ガス容器を車両前後方向に沿って上記フロアに配設したことを特徴とする自動車へのガス容器取付け構造。
  2. 上記本体部が、閉断面構造を有する筒状部材であることを特徴とする請求項1に記載の自動車へのガス容器取付け構造。
  3. 上記本体部が、車両前後方向に延びる、上方が開口した断面略U字形状の部材であることを特徴とする請求項1に記載の自動車へのガス容器取付け構造。
  4. 上記ガス容器を保護するガス容器カバーを、上記ガス容器固定バンドとガス容器取付具に取り付けたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか 1 に記載の自動車へのガス容器取付け構造。
  5. 上記ガス容器カバーのガス容器固定バンドとガス容器取付具への取付け、及びガス容器取付具のガソリンタンク取付用ブラケットとフロアへの取付けをボルト結合によって行ったことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1 に記載の自動車へのガス容器取付け構造。
JP35116499A 1999-12-10 1999-12-10 自動車へのガス容器取付け構造 Expired - Fee Related JP3982127B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35116499A JP3982127B2 (ja) 1999-12-10 1999-12-10 自動車へのガス容器取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35116499A JP3982127B2 (ja) 1999-12-10 1999-12-10 自動車へのガス容器取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001163067A JP2001163067A (ja) 2001-06-19
JP3982127B2 true JP3982127B2 (ja) 2007-09-26

Family

ID=18415493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35116499A Expired - Fee Related JP3982127B2 (ja) 1999-12-10 1999-12-10 自動車へのガス容器取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3982127B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6536722B2 (en) * 2001-05-04 2003-03-25 Dynetek Industries Ltd. Pressure vessel mounting system
KR100612753B1 (ko) 2004-11-05 2006-08-21 현대자동차주식회사 상용차용 연료탱크의 장착 구조
JP4621978B2 (ja) * 2005-04-22 2011-02-02 マツダ株式会社 車両用シート取付構造
JP5029283B2 (ja) * 2007-10-23 2012-09-19 トヨタ自動車株式会社 高圧タンク搭載車両とタンクアッセンブリ
JP5493901B2 (ja) 2010-01-19 2014-05-14 トヨタ自動車株式会社 高圧ガスタンクのタンク保持機構とこれを用いて高圧ガスタンクを搭載した車両
JP6848834B2 (ja) 2017-11-29 2021-03-24 トヨタ自動車株式会社 タンクの搭載構造及び車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001163067A (ja) 2001-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3660296B2 (ja) 高圧電装ボックスの車載構造
JPH0642542U (ja) 自動車の上部車体構造
JP3498636B2 (ja) 電気自動車のバッテリ取付構造
JP3982127B2 (ja) 自動車へのガス容器取付け構造
US4440438A (en) Rear vehicle body structure of an automotive vehicle
JPH06278468A (ja) トランクリッド構造
JPS6359912B2 (ja)
JP4140272B2 (ja) 車両のエンジンルーム内の配設構造
JP5266690B2 (ja) 車両用補機の配設構造
JPS61282173A (ja) 自動車のリツド構造
JPH06329051A (ja) 自動車の車体構造
JP3865613B2 (ja) 自動車のバンパ補強構造
JP5136025B2 (ja) フェンダーパネルの固定構造
JP2001012308A (ja) 燃料ボンベ付自動車の燃料ボンベ搭載構造
JP2002326585A (ja) 自動車における車体前部構造
JP3367361B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP4193529B2 (ja) 車両の後部車体構造
JP3785858B2 (ja) 燃料ボンベ付自動車の燃料ボンベ取付構造
JP3948829B2 (ja) 自動車用フロントグリル取付構造
JPH0443172A (ja) 自動車のエンジンマウント取付部構造
CN214874089U (zh) 一种载重汽车用板簧支架与管状横梁组合结构
US20230331312A1 (en) Vehicle outer panel assembly
CN211869517U (zh) 车身总成及车辆
KR100482964B1 (ko) 자동차용 연료탱크 공간 구조
JPH07267135A (ja) 車体の補強構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070625

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3982127

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140713

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees