JP3978880B2 - 移動体の接近警告システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に接近する移動体がいることを当該車両の運転手に警告する移動体の接近警告システム、およびそれに用いる車載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラック等の大型車両において、右左折時等でウィンカーを出したときに、チャイム等で車両の周囲に警告を与えるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した装置においては、大型車両からその周囲に存在する移動体、例えばバイク、自転車、歩行者などに対して一方向に警告を発するものであるため、当該車両の運転手がウィンカーを出し忘れた場合、あるいはその車両の周囲にいるバイク、自転車に乗っている人あるいは歩行者などがその警告を聞いていなかった場合には、上記した警告による効果を発揮することができない。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両に接近している移動体から車両の方にその存在を知らせて車両の運転手に警告を与えることにより、車両の右左折時等の安全走行に寄与することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、移動体から当該移動体を示す移動体情報を送信し、車両においては当該車両に接近する移動体から移動体情報を受信して、その移動体情報に応じた警告を当該車両の運転手に与える移動体の接近警告システムであり、さらに、車両においては車両周囲のエリア毎に移動体を検知する複数の指向性アンテナを備え、複数の指向性アンテナのうちどの指向性アンテナにて移動体情報を受信したかを識別して、表示器により移動体の検知方向を示すようになっていることを特徴としている。このことにより、車両に接近する移動体がいることを車両の運転手に確実に伝え、車両の右左折時等の安全走行に寄与することができる。
【0006】
この場合、請求項2に記載の発明のように、移動体情報の中に当該移動体を特定する情報を含み、車両において受信した移動体情報を記録するようにすれば、移動体と車両の間で事故が発生した場合にその受信記録から事故に対する対応を適切に取ることができる。
特に、移動体が歩行者の場合には、請求項3に記載の発明のように、移動体情報の中に歩行者の身元確認ができる情報を含んでおけば、事故によって歩行者が意識不明となった場合でもその身元確認を行うことができる。
【0007】
なお、請求項1乃至3に記載の移動体の接近警告システムにおいて、車両側には請求項4、5に示す車載装置を用いることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の一実施形態にかかる移動体の接近警告システムの概念図を示す。
この図においては、トラックにバイクが接近している状態を示している。この場合、バイクの送信機10からトラックに向けてバイクの移動体情報を微弱電波によって送信し、トラックにおいてはバイクからその移動体情報を受信機20にて受信して、バイクが接近していることを警告手段をなす警告器30により運転手に警告する。その警告としては、例えば、図2に示すように、トラックのインストルメントパネルに設けた警告器30において、「バイク接近注意」の表示を行う他、後方にバイクが接近している旨の音声警告を行う。
【0009】
なお、接近する移動体がバイク以外に自転車、歩行者、車両(普通自動者、トラック、バス等を含む)などにおいては、その移動体に応じた警告を行い、接近する移動体が複数ある場合には、それに応じた警告を行う。例えば、バイク1台と歩行者1人が接近したいることを同時に検出したときには、「バイク1台 歩行者1人 接近注意」の警告を行う。また、接近する移動体を連続して検出している状態においては、警告表示は継続するものの、音声警告については最初の検出時にのみ1回行うのが好ましい。
【0010】
また、移動体情報を受信して警告を行う車両としては、トラック以外にバス、普通自動者などの車両に適用することができる。
このようにバイク、自転車、歩行者、車両などの移動体から移動体情報を送信し、普通自動者、トラック等の車両がその移動体情報を受信して、その移動体情報に応じた警告を運転手に与えるようにしているため、右左折時の安全運転に寄与できる他、見通しの悪い曲がり角から出ようとする時の安全確認、ミラーの死角に移動体が存在するか否かの確認、レーンチェンジにおける確認、駐車場から出る場合の安全確認、夜間での安全確認など、種々の場合における安全運転に寄与することができる。
【0011】
次に、上記した接近警告システムに用いる装置について説明する。
図3に、移動体が搭載もしくは携帯する送信機の構成を示す。この送信機は、アンテナ11と、送信回路12と、送信制御回路13と、記憶回路14とから構成されている。
送信制御回路13は、マイクロコンピュータ等のコンピュータ手段によって構成されており、記憶回路14に記憶された移動体情報を定期的に送信回路12から移動体の前方もしくは周囲に送信させる。具体的には、図4に示す送信処理を行う。まず、ステップ101にて乱数を発生させ、ステップ102に進んでその乱数を送信待ち時間にセットする。そして、ステップ103にて待ち時間が経過したことを判定すると、ステップ104にて移動体情報を送信回路12から送信させる。この処理を繰り返し実行することにより、移動体情報がランダムに送信される。このことにより移動体情報を受信する車両においては、複数の移動体から移動体情報が送信されても、混信なく移動体情報を受信することができる。
【0012】
なお、移動体情報の送信をランダムにしなくても送信周波数を何種類かに分けることによって混信を防ぐこともできるが、その送信周波数の数は物理的に限られるため、上記したランダム送信の方が好ましい。
上記した受信機は、移動体が車両、バイク等の場合には移動体に搭載され、車載バッテリあるいは電池から電源供給を受けて動作するようになっており、移動体が歩行者の場合には、図18に示すように、ランドセル、学生鞄(図18(a)参照)、マスコット、キーホルダ(図18(b)参照)、靴(図18(c)参照)、傘(図18(d)参照)、帽子、ヘルメット(図18(e)参照)などに送信機10を組み込んで携帯可能とし、電池から電源供給を受けて動作するようなっている。
【0013】
図5に、移動体情報の送信データフォーマットを示す。移動体情報は、ヘッダ、開始フラグ、識別コード、個別情報、誤り検出、終了フラグ、フッダから構成されており、識別コードと個別情報により、移動体を特定する情報を構成している。ここで、識別コードは、移動体の種類を識別するためのもので、歩行者、自転車、バイク、普通自動者、トラック、バスなどの移動体の種類を表すコードとなっている。個別情報は、車両の場合には車両番号、ナンバープレートを表す情報、歩行者などの個人の場合には小学生、中学生、血液型、およびその他その個人の身元確認ができる情報から構成されている。なお、ヘッダ、開始フラグ、誤り検出、終了フラグ、フッダは、固定コードで受信信号の同期、データの正当性をチェックするのに用いられる。
【0014】
このように移動体情報に移動体を示す識別コードを含ませておくことにより、受信機を備えた車両においては、移動体情報に含まれている識別コードからバイク、歩行者などの移動体の種類を特定することができ、上述したように移動体に応じた警告を運転者に与えることができる。
また、移動体情報に個別情報を含ませておくことにより、万一事故が発生したときでも、車両側の受信記録(ログ)から、移動体側の車両あるいは個人を特定することができる。この受信機のログの一例を図6に示す。このような受信記録から、被害者が意識不明の場合の身元確認を行うことができる。被害者のログを読み出すことにより、加害者が特定可能となる。ログは100件程度が望ましく一杯になれば古い順に上書きされる。また、加害者が逃走した場合でも、その加害者が乗っていた車両の受信機におけるログを、ログ読み出し機の電波による検索にて調査することができる。例えば、図6における歩行者(身元を確認できる個別情報として「147977861616」を有するもの)のサーチコマンドをログ読み出し機から発信し、車両の受信機からそのサーチコマンドに対する応答を調べることにより、加害者が乗っていた車両を調べることができる。この場合、その車両のエンジンが停止している場合でも、受信機からログを読み出せるようにしておくことが好ましい。また、そのログの読み出しを行うことによって、加害者でなくても目撃者を見つけることもできる。
【0015】
次に、車両に搭載される受信機の構成について説明する。
図7に、その構成を示す。受信機は、アンテナ21と、受信回路22と、制御回路23と、記憶回路24と、表示回路25と、警告音発生回路26とから構成されており、車載バッテリあるいは電池から電源供給を受けて動作するようになっている。
【0016】
制御回路23は、マイクロコンピュータ等のコンピュータ手段によって構成されており、受信回路22を介して移動体から移動体情報を受信したことを検出すると、上述したように、表示回路25および警告音発生回路26を動作させて図2に示す警告器30から移動体の接近注意を表示させるとともに接近注意の音声を発生させる。さらに、この制御回路23は、その受信記録(ログ)を記憶回路24に記憶させる。
【0017】
また、この受信機に送信機の機能を持たせ、図8に示すように、送信機と受信機を一体にした送受信機として構成することもできる。
この場合、送信機単独では、例えば図9の送信機Aあるいは送信機Bに示すように、送信タイミングをランダム(送信間隔T121、T122参照)にすることによって混信を防ぐようにすることができるが、送受信機とした場合には、図8の送受信機Cに示すように、他の移動体からの送信状態を検出し、他の移動体から送信が行われているときには送信を待機し、他の移動体から送信が行われていないときに、T123時間後に送信を行うようにすることができ、このことによって混信を非常に少なくすることができる。図10に、この場合の送受信機の送信処理を示す。
【0018】
まず、ステップ105にて他の移動体から移動体情報が送信されているか、すなわち他の移動体からの移動体情報を受信しているか否かを判定する。移動体情報を受信しているときには、ステップ106にてその受信が完了したか否かを判定する。そして、他の移動体から移動体情報を受信していないとき、あるいは他の移動体からの移動体情報の受信が完了したときに、ステップ101に進んで乱数を発生させ、ステップ102に進んでその乱数を送信待ち時間にセットする。そして、ステップ107にて他の移動体からの移動体情報の受信を開始したか否かを判定するとともにステップ103にて待ち時間が経過したか否かの判定を行い、他の移動体からの移動体情報を受信する前に待ち時間が経過すると、ステップ104にて移動体情報を送信回路12から送信させる。
【0019】
なお、上記した受信機あるいは送受信機において、その受信範囲(検知範囲)を、図11に示すように、車速に応じて変化させるようにしてもよい。具体的には、車速が大きいほど受信範囲が大きくなるように、受信回路22の受信感度を変化させる。このように車速に応じて受信範囲を変化させることにより、無意味な移動体情報の検知を防ぐことができる。また、図12に示すように、複数の指向性アンテナによって車両周囲のAからGのエリア毎に移動体を検知し、どのアンテナから受信があったかを識別して、図13に示すような表示器により移動体の検知方向を示すようにしてもよい。
【0020】
また、受信機あるいは送受信機において、移動体情報を受信したときには、その受信が終了してから一定時間警告表示を継続させるのが好ましい。この場合、図14に示すように、移動体情報を受信したときにタイマをスタートさせ、再度同じ移動体情報を受信したときに、そのタイマをプリセットするようにすれば、移動体情報を受信している間および受信が終了してから一定時間(T141)の間警告表示を行うことができる。このことにより移動体の存在を運転手に確実に知らせることができる。
【0021】
また、同一の移動体情報を所定回数連続して受信したときには、図15に示すように、警告表示を一定時間(T152)停止させ、その後、再度移動体情報を受信したときに警告表示を再開させるようにすれば、運転手に必要以上の警告による不快感を与えないようにするとともに、いつも警告するというイメージを取り除くことができる。
【0022】
上記した図14、図15に示す受信機あるいは送受信機の受信処理を図16、図17に示す。この受信処理において、受信コードとは、図5に示す送信データフォーマットにおける識別コードと個別情報を意味し、監視中受信コードとは、一度受信完了した受信コードを意味する。また、この監視中受信コードに対応して監視テーブルが設定され、この監視テーブルは各監視中受信コード別に表示OFFタイマ、未受信監視タイマ、連続受信完了カウンタから構成されている。なお、表示OFFタイマは、図14中のT141を計数するためのものであり、未受信監視タイマは、図15中のT152を計数するためのものである。また、警告表示を行う警告器30をHMI(ヒューマン マシン インターフェース)と略して説明する。
【0023】
以下、図16、図17に示すフローチャートに従って受信処理を説明する。まず、ステップ201において監視中受信コードがあるか否かを判定する。電源立ち上げ時の最初の到来時においては、監視中受信コードがないため、その判定がNOになり、ステップ207に進んで移動体情報の受信を完了したか否かを判定する。その受信を完了しない間は、ステップ201からステップ207への処理を繰り返す。
【0024】
この後、ステップ207にて移動体情報の受信を完了したことを判定すると、ステップ208に進み、正常な受信コードであるか否かを判定する。正常な受信コードであると、図17のステップ209に進んで受信コードが監視中受信コードであるか否かを判定し、最初の到来時には受信コードがまだ監視中受信コードになっていないので、その判定がNOになり、ステップ210に進んで受信コードを監視テーブルに登録する。そして、ステップ211に進んで連続受信完了カウンタをクリアし、ステップ212に進んでHMIにより運転手に警告を発生させ、ステップ213に進んで表示OFFタイマをスタートさせる。
【0025】
このとき、まだ未受信監視タイマは動作していないので、次のステップ214の判定がNOになり、ステップ215に進んで連続受信完了カウンタをインクリメントし、その連続受信完了カウンタがn回以上でないときにはステップ216の判定がNOになり、ステップ219に進んでその判定がNOになる。
このように監視受信コードが登録されると、図16のステップ201に到来したときその判定がYESになり、ステップ202に進んで未受信監視タイマが動作していないので、その判定がNOになり、ステップ204に進んで表示OFFタイマがT141の時間に到達したか否かを判定する。表示OFFタイマがT141の時間に到達しない間はステップ204の判定がNOになり、ステップ207に進む。以後、上記したステップ201からステップ202、204を経てステップ207に至る処理を繰り返し実行する。
【0026】
この状態において、監視中受信コードを再度受信したときには、ステップ207、208からステップ209に進み、受信コードが監視中受信コードであるため、その判定がYESになり、ステップ213に進んで表示OFFタイマをリスタートさせる。
また、監視中受信コードを再度受信せずに表示OFFタイマがT141の時間に到達したときには、ステップ204に到来したときその判定がYESになり、ステップ205に進んでHMIによる運転手への警告表示を停止させ、ステップ206に進んで監視テーブルからその受信コードを削除する。従って、図14に示すように、最後に移動体情報を受信してからT141の時間警告表示を継続させ、T141の時間経過したときにその警告表示を停止させることができる。
【0027】
また、表示OFFタイマがT141の時間に到達する前に監視中受信コードを連続して受信したときには、その受信を行う度に、ステップ207、208、209、214からステップ215に進んで連続受信完了カウンタをインクリメントする。そして、その連続受信完了カウンタがn回に達すると、ステップ216の判定がYESになり、ステップ217に進んでHMIによる運転手への警告表示を停止させ、ステップ218に進んで未受信監視タイマをスタートさせる。
【0028】
未受信監視タイマが動作を開始すると、ステップ201からステップ202に到来したときその判定がYESになり、ステップ203に進んで未受信タイマがT152の時間に到達したか否かを判定する。未受信タイマがT152の時間に到達していない間はステップ203の判定がNOになり、ステップ201に進む処理を繰り返す。従って、未受信監視タイマが動作している間は、警告表示の停止が継続される。また、このような状態において、監視中受信コードを再度受信したときにはステップ207、208、209、214からステップ219に到来したときその判定がYESになり、ステップ220に進んで未受信監視タイマをリスタートさせる。
【0029】
そして、未受信監視タイマがT152の時間に到達すると、ステップ203に到来したときその判定がYESになり、ステップ206に進んで監視テーブルからその受信コードを削除する。従って、図15に示すように、同一の移動体情報を所定回数(n回)連続して受信したときには、警告表示をT152の時間停止させることができ、その後、再度移動体情報を受信したときに警告表示を再開させる。
【0030】
なお、上記したT141、T152の時間は、固定した一定時間である必要はなく、何らかの条件で可変にした時間であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる移動体の接近警告システムの概念図を示す図である。
【図2】図1中の警告器30の具体的な構成を示す図である。
【図3】送信機の構成を示す図である。
【図4】図3に示す送信機による送信処理を示すフローチャートである。
【図5】移動体情報の送信データフォーマットを示す図である。
【図6】受信記録(ログ)の一例を示す図である。
【図7】受信機の構成を示す図である。
【図8】送信機と受信機を一体にした送受信機の構成を示す図である。
【図9】複数の移動体からの送信タイミングを示す図である。
【図10】図8に示す送受信機の送信処理を示すフローチャートである。
【図11】車速に応じて受信範囲を変える場合の説明図である。
【図12】複数の指向性アンテナにより車両の周囲の複数エリアの移動体を検知する場合の説明図である。
【図13】図12に示す場合の表示器の表示状態を示す図である。
【図14】移動体情報を受信してから受信終了後一定時間警告表示を継続させる状態を示す図である。
【図15】同一の移動体情報を所定回数連続して受信したときに警告表示を一定時間停止させる状態を示す図である。
【図16】受信機あるいは送受信機の受信処理を示すフローチャートである。
【図17】図16に続く受信処理を示すフローチャートである。
【図18】送信機10を携帯可能なものに組み込んだ状態を示す図である。
【符号の説明】
10…送信機、20…受信機、30…警告器。
Claims (5)
- 車両に接近する移動体がいることを当該車両の運転手に警告する移動体の接近警告システムであって、
前記移動体から当該移動体を示す移動体情報を送信し、
前記車両においては当該車両に接近する移動体から前記移動体情報を受信して、その移動体情報に応じた警告を当該車両の運転手に与える移動体の接近警告システムであり、
さらに、前記車両においては車両周囲のエリア毎に移動体を検知する複数の指向性アンテナを備え、前記複数の指向性アンテナのうちどの指向性アンテナにて前記移動体情報を受信したかを識別して、表示器により移動体の検知方向を示すようになっていることを特徴とする移動体の接近警告システム。 - 前記移動体情報の中に当該移動体を特定する情報を含み、前記車両においては、受信した移動体情報を記録することを特徴とする請求項1に記載の移動体の接近警告システム。
- 前記移動体が歩行者の場合に、前記移動体情報の中に前記特定する情報として前記歩行者の身元確認ができる情報を含んでいることを特徴とする請求項2に記載の移動体の接近警告システム。
- 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の移動体の接近警告システムに用いられる車載装置であって、車両周囲のエリア毎に移動体を検知する複数の指向性アンテナを備え、前記移動体からの移動体情報を受信する手段と、受信した移動体情報に応じた警告を行う警告手段とを有し、さらに前記複数の指向性アンテナのうちどの指向性アンテナにて前記移動体情報を受信したかを識別して、表示器により移動体の検知方向を示すようになっていることを特徴とする車載装置。
- 同一の移動体情報を所定回数連続して受信したときに、前記警告を所定時間停止させ、その後、再度移動体情報を受信したときに警告表示を再開させる手段を有することを特徴とする請求項4に記載の車載装置。
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