JP3975828B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチング電源制御用の半導体装置に関し、特に、軽負荷時における消費電力の削減を実現することができるスイッチング電源制御用の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、従来のスイッチング電源制御用半導体装置の一例を示す回路図である。この半導体装置32では、パワーMOSFETなどのスイッチング素子1とスイッチング素子1のスイッチング制御を行うための回路がワンチップに集積化されており、スイッチング素子1の高電圧端子(DRAIN端子)とGND端子(SOURCE端子)および制御信号を入力するための制御端子(CONTROL端子)の3端子で構成されている。
【0003】
2は誤差増幅器で、半導体装置32の電源電圧VCCがマイナス入力として与えられ、この誤差増幅器2のプラス入力端子には、予め設定された所定の基準電圧が与えられており、誤差増幅器2は、入力される電源電圧VCCと基準電圧とを比較して、電源電圧VCCが基準電圧を下回った場合に、誤差電圧信号VEAOが、ドレイン電流検出用比較器4および軽負荷検出用比較器12のプラス入力となるように出力される。
【0004】
ドレイン電流検出用比較器4のマイナス入力には、スイッチング素子1のドレインに接続されたドレイン電流検出回路3から出力される検出電圧VCLが与えられている。ドレイン電流検出回路3は、スイッチング素子1に流れる電流を検出し、検出した電流を電圧信号に変換して、検出電圧VCLとして出力する。
【0005】
ドレイン電流検出用比較器4は、スイッチング素子1に流れる電流の検出信号VCLと誤差電圧信号VEAOとを比較して、両者の信号が等しくなったときに、出力信号をRSフリップフロップ回路14のリセット端子へ出力する。
【0006】
誤差増幅器2から出力される誤差電圧信号VEAOは、過電流保護回路5によって、その誤差電圧信号VEAOの最大値を固定されるようになっており、この過電流保護回路5によって、スイッチング素子1に過電流が流れることが防止されている。
【0007】
発振器6は、スイッチング素子1のスイッチング周波数を決定するためのクロック信号8と、スイッチング素子1の最大デューティーサイクルを決定するための最大デューティーサイクル信号9とをそれぞれ出力する。
【0008】
また、誤差増幅器2の出力が与えられる軽負荷検出回路20が設けられており、この軽負荷検出回路20には、軽負荷検出用比較器12が設けられている。軽負荷検出用比較器12のプラス入力としては、誤差増幅器2から出力される出力電圧VEAOが与えられており、マイナス入力としては、基準電圧源11から出力される基準電圧が与えられている。軽負荷検出用比較器12は、入力される出力電圧VEAOと基準電圧とを比較して、出力電圧VEAOが基準電圧を上回った場合に、AND回路13に所定の信号を出力するようになっている。
【0009】
また、軽負荷検出用比較器12の出力は、基準電圧源11にも与えられており、基準電圧源11は、軽負荷検出用比較器12の出力信号を受けて出力電圧VRが変化するようになっている。
【0010】
スイッチング素子1のドレイン端子には、半導体装置32の電源電流を供給するための内部回路電流供給回路16が接続されている。内部回路電流供給回路16は、半導体装置32の起動および停止を制御する起動/停止回路15によって、電源投入時などの電源電圧VCCが起動電圧よりも低いときにのみ動作されるようになっている。起動/停止回路15の出力は、NAND回路18に入力されている。
【0011】
過熱保護回路17は、半導体装置32のチップ温度が設定値以上に上昇した場合に、スイッチング素子1の発振を停止させるための回路であり、過熱保護回路17の出力は、NAND回路18に入力されている。
【0012】
AND回路13には、発振器6から出力されるクロック信号8が他の入力として与えられており、AND回路13の出力が、RSフリップフロップ回路14のセット端子に与えられている。RSフリップフロップ回路14の出力は、NAND回路18へ出力されている。従って、NAND回路18には、RSフリップフロップ回路14の出力信号と、発振器6から出力されるスイッチング素子1の最大デューティーサイクル信号9と、起動/停止回路15からの出力信号と、過熱保護回路17とが、それぞれ入力されている。そして、NAND回路18の出力が、スイッチング素子1のスイッチング制御信号として、ドライブ回路19を介してスイッチング素子1に与えられている。スイッチング素子1は、ドライブ回路19から出力されるスイッチング制御信号によってスイッチング制御される。
【0013】
図13は、従来のスイッチング電源制御用半導体装置を用いて構成した、スイッチング電源の一例を示す回路図である。このスイッチング電源装置では、商用の交流電源が、ダイオードブリッジなどの整流器22により整流されて入力コンデンサ23にて平滑化されることにより、直流電圧VINとされて、電力変換用トランス24に与えられている。電力変換用のトランス24は、第1の一次巻線24aおよび第2の一次巻線24bと、二次巻線24cとを有しており、直流電圧VINが第1の一次巻線24aに与えられる。
【0014】
トランス24の第1の一次巻線24aに与えられた直流電力は、半導体装置32内に設けられたスイッチング素子1によりスイッチングされる。そして、そのスイッチング素子1のスイッチング動作によって、トランス24の二次巻線24cに電流が取り出される。二次巻線24cに取り出された電流は、二次巻線24cに接続されたダイオード27およびコンデンサ28により、整流および平滑化され、出力電圧VOの直流電力として負荷29へ供給される。
【0015】
トランス24の第2の一次巻線24bにも、第1の一次巻線24aから出力される直流電力が与えられている。第2の一次巻線24bから出力される直流電流は、補助電源部であるダイオード25およびコンデンサ26により整流および平滑化されて補助電源電圧VCCとして出力される。そして、補助電源部から出力される補助電源電圧VCCが、半導体装置32の制御端子(CONTROL端子)に入力され、半導体装置32の電源電圧として用いられている。この補助電源電圧VCCは、トランス24の二次巻線24cから負荷29に供給される出力電圧VOと比例する電圧であり、出力電圧VOを安定化させるための帰還信号としても用いられている。
【0016】
このように構成されたスイッチング電源装置の動作を以下に説明する。
【0017】
整流器22に商用電源からの交流電流が入力されると、入力された交流電流が整流器22とコンデンサ23とにより、整流および平滑化されて、直流電圧VINに変換される。この直流電圧VINがトランス24の第1の一次巻線24aに印加される。また、直流電圧VINは、半導体装置32内の起動/停止回路15によって起動された内部回路電流供給回路16を介して、第2の一次巻線24bに印加されて、補助電源電圧VCC用のコンデンサ26を充電する。
【0018】
その後、補助電源電圧VCCが半導体装置32内の起動/停止回路15で設定された起動電圧に達すると内部回路が起動し、スイッチング素子1によるスイッチング動作の制御が開始されると共に、起動/停止回路15によって、内部回路電流供給回路16が停止される。このような動作により、通常動作時における半導体装置32の消費電力が低く抑えられている。
【0019】
半導体装置32は、負荷29に対する出力電圧VOが、所定の電圧にて安定化するように、補助電源電圧VCCに基づいて、スイッチング素子1によるスイッチング動作を制御している。負荷29に対する出力電圧VOと、補助電源電圧VCCとは、トランス24の第2の一次巻線24bと二次巻線24cの巻数比に比例した電圧になっている。
【0020】
すなわち、図14のタイムチャートに示すように、負荷29への電流供給が小さくなると、出力電圧VOが若干上昇して(図14(a))、負荷29への供給電流Ioが低下すると(図14(b))、補助電源電圧VCCが上昇して(図14(c))、誤差増幅器2の出力電圧VEAOが低下するが(図14(d))、この誤差増幅器2の出力電圧VEAOとスイッチング素子1を流れる電流検出電圧VCLが等しくなると、ドレイン電流検出用比較器4から、RSフリップフロップ回路14のリセット端子へリセット信号が出力される。これにより、NAND回路18からは、スイッチング素子1をオフにする信号が出力される。その結果、スイッチング素子1は、スイッチング制御において、オン時間が短くなり、スイッチング素子1を流れる電流IDが低下する(図14(e))。
【0021】
このように、制御回路4は、負荷29に供給される電流に応じて、スイッチング素子1に流れる電流の大きさが制御される電流モード制御方式になっている。誤差増幅器2の出力電圧VEAOと基準電圧源11の出力電圧VRとを比較する。基準電圧源の出力電圧VRは、当初、軽負荷検出下限電圧VR1となっている(図14(e))。負荷29への電流供給がさらに小さくなる待機時の場合等においては、出力電圧VOがさらに上昇して(図14(a))、負荷29への供給電流Ioが低下すると(図14(b))、補助電源電圧VCCが上昇して(図14(c))、誤差増幅器2の出力電圧VEAOが低下する(図14(d))。
【0022】
そして、誤差増幅器2の出力電圧VEAOが軽負荷検出下限電圧VR1よりも小さくなると、軽負荷検出状態となり、軽負荷検出用比較器12の出力はローレベルになる。これにより、AND回路13の出力はローレベルになり、スイッチング素子1のスイッチング動作が停止する。このとき同時に、軽負荷検出用比較器12の出力を受けて、基準電圧源11の出力電圧VRは、軽負荷検出下限電圧VR1から軽負荷検出上限電圧VR2へ変更される(図14(e))。
【0023】
スイッチング素子1によるスイッチング動作が停止して、スイッチング素子1がオフ状態になると、スイッチング素子1には電流が流れない状態になる(図14(f))。これにより、トランス24の第1の一次巻線24aを介した二次巻線24cへの電力供給が行われなくなるため、負荷29への電力供給はコンデンサ28からのみとなり、出力電圧VOは徐々に低下する。これにより、誤差増幅器2の出力電圧VEAOが徐々に上昇するが、基準電圧源11の出力電圧は、軽負荷検出下限電圧VR1よりも高い軽負荷検出上限電圧VR2になっているため、図14に示すように、スイッチング素子1によるスイッチング動作が直ちに再開されることはない。そして、さらに出力電圧VOが低下して、誤差増幅器2の出力電圧VEAOが軽負荷検出上限電圧VR2を越えたときには、比較器12の出力はハイレベルとなり、スイッチング素子1のオンオフ動作が再開される。
【0024】
このとき、同時に、基準電圧源11の出力電圧VRは、軽負荷検出上限電圧VR2から軽負荷検出下限電圧VR1へ変更される。
【0025】
スイッチング素子1によるスイッチング動作が再開されると、スイッチング素子1に流れる電流は、軽負荷検出時の電流値よりも大きくなっているため、負荷29への電力供給は過剰となり、再び出力電圧VOが上昇し、誤差増幅器2の出力電圧VEAOが低下する。そして再び軽負荷検出されると、スイッチング素子1のオンオフの繰り返しによるスイッチング動作が停止する。
【0026】
このように、基準電圧源11からの出力電圧VRが、軽負荷検出することによって、軽負荷検出下限値VR1から軽負荷検出上限値VR2へと変化するため、軽負荷を検出している間は、スイッチング素子1のオンオフ動作を繰り返すスイッチング制御は、停止と再開とが繰り返されるといった間欠発振状態となる。出力電圧VOは、この間欠発振の軽負荷停止期間中に低下するが、この低下の度合いは負荷29の電流と一次側での電力ロスに依存する。しかし、負荷29での消費電力に対して一次側での電力ロスが小さい場合においては、負荷29の電流が小さくなるほど出力電圧VOの低下が緩やかになり、間欠発振の停止期間は負荷29の電流が小さいほど長くなり、軽負荷になるほど(待機状態2)、スイッチング素子1のスイッチング動作が減少することになる。無負荷状態に近づくほど、つまり、負荷29への電流供給が小さくなればなるほど、一次側の半導体装置32の内部回路電流による電力損失が無視できなくなってくる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスイッチング電源制御用半導体装置の構成では、軽負荷時での軽負荷停止期間においては、スイッチング素子のスイッチング動作を停止させることで、スイッチング動作を間引くことによって軽負荷時の電力ロスを低減していた。しかし、スイッチングの停止期間を設けることでの電力削減以下にはトータルロスを低減することができないという課題がある。
【0028】
本発明は、これらの問題を解決するものであり、軽負荷時の電力損失をさらに低減することができるスイッチング電源制御用の半導体装置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載のスイッチング電源制御用の半導体装置は、スイッチング電源のスイッチング動作用スイッチング素子と、前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御回路と、を備えたスイッチング電源制御用の半導体装置において、前記制御回路が、前記制御回路の電源電圧と予め設定された基準電圧との誤差電圧信号を生成する誤差増幅器と、前記スイッチング素子を流れる電流を検出する電流検出回路と、前記誤差増幅器の出力信号と前記電流検出回路の出力信号とを比較する比較器と、前記比較器の出力に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング動作させるための制御信号を出力する制御信号発生回路と、前記制御回路の電源電圧が上昇して、前記誤差増幅器が軽負荷状態を検出したときに、前記誤差増幅器の出力により前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止させる一方、逆に前記制御回路の電源電圧が低下したときに、前記誤差増幅器の反転出力により、前記スイッチング素子のスイッチング動作を再開させる軽負荷検出回路とを具備する。
【0030】
上記の構成により、制御回路の電源電圧が上昇する軽負荷の時には、スイッチング素子のスイッチング動作を停止させるため、回路の消費電流を低減することができる。逆に軽負荷状態が解除されて電源電圧が低下すると、スイッチング素子のスイッチング動作を再開して出力電圧を安定化することができ、回路の負荷状態に合わせて回路電流および電力ロスを低減することができる。
【0031】
本発明の請求項2に記載のスイッチング電源制御用の半導体装置は、スイッチング電源のスイッチング動作用スイッチング素子と、前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御回路と、を備えたスイッチング電源制御用の半導体装置において、前記制御回路が、前記制御回路の電源電圧と予め設定された基準電圧との誤差電圧信号を生成する誤差増幅器と、前記スイッチング素子を流れる電流を検出する電流検出回路と、前記誤差増幅器の出力信号と前記電流検出回路の出力信号とを比較する比較器と、前記比較器の出力に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング動作させるための制御信号を出力する制御信号発生回路と、前記制御回路の電源電圧が上昇して、前記誤差増幅器が軽負荷状態を検出したときに、前記差動増幅器の出力に応じて前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止状態にする軽負荷検出回路とを具備し、前記スイッチング動作の停止状態から復帰するために必要な少なくとも一つの回路ブロックを除いて、他の回路ブロックへの供給電流を通常動作時の1/2以下に低減することを特徴とする。
【0032】
上記の構成により、軽負荷状態を検出してスイッチング素子のスイッチング動作を停止させる時、その停止状態から復帰するために必要な少なくとも1つの回路ブロックを除いたその他の回路ブロックへの電力供給を低減させるため、軽負荷状態の回路の消費電流を小さく抑えられ、電力ロスを低減することができる。また、少なくとも復帰するために必要な回路ブロックは通常の回路電流で機能しているため、軽負荷状態が解除されて電源電圧が低下した場合には、出力電圧を安定化する通常の回路動作には何ら支障は生じない。
【0033】
本発明の請求項3に記載のスイッチング電源制御用の半導体装置は、前記誤差増幅器の出力電圧が軽負荷検出電圧よりも小さくなったときに、前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止させる軽負荷停止期間において、前記制御回路の電源電圧を検出する起動/停止回路以外の回路ブロックへの電力供給を停止することを特徴とする。
【0034】
上記の構成により、軽負荷状態を検出して前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止させる時、制御回路の電源電圧を検出する起動/停止回路以外への電力供給を停止させることにより、回路消費電流を最小限にして、軽負荷状態での回路電流による電力ロスを低減することができる。
【0035】
本発明の請求項4に記載のスイッチング電源制御用の半導体装置は、請求項1、請求項2および請求項3に記載のスイッチング電源制御用の半導体装置は、前記スイッチング素子と前記制御回路をワンチップに集積化し、前記スイッチング素子の出力端子と、前記スイッチング素子および前記制御回路の接地端子と、前記制御回路の制御端子との3つの端子を外部出力端子としていることを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて具体的に説明する。
【0037】
図2に示すように軽負荷停止期間での回路電流および、動作期間での回路電流を低減し、電力ロスを低減するために少なくとも一つの回路ブロックにおいて各回路素子の消費電流を低減したり、定電流源の値を低減した構成とする。構成例を図1に示す。なお、図1において、図12に示す半導体装置と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。従来では回路の消費電流が約2mA程度あり、260V入力で約100mWの無負荷時消費電力であったが、ここで、前記構成とすることで、回路の消費電流を例えば、1mA以下にすることができ、電源として260VAC入力時において約40mWの無負荷時消費電力を実現可能である。
【0038】
また別の方法として、本発明の半導体装置の実施の形態の一例を示す回路図を図3に示す。なお、図3において、図12に示す半導体装置と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0039】
図3に示す半導体装置30には、軽負荷停止期間において電源電圧を検出する回路以外の少なくとも一つの回路ブロックへの電力供給を低減させるために、軽負荷検出用比較器12の出力VO1を入力として受け、軽負荷時停止信号を出力する手段を内蔵した起動/停止回路10が設けられている。起動/停止回路10から出力される軽負荷停止信号S2on offにより、電源電圧を検出する起動/停止回路10以外の少なくとも一つの回路ブロックへの電力供給を強制的に制限することで軽負荷停止期間での回路電流を低減させる。また、軽負荷停止期間からの復帰は起動/停止回路10の内部で電源電圧を検出し、軽負荷検出時の電源電圧:Vc cnt(軽負荷検出用比較器12の出力VO1が“H”から“L”になる時の電源電圧)以下の電圧:Vc Rに電源電圧が低下することを検出し、復帰信号を軽負荷停止信号S2on offとして出力する信号を少なくとも一つの停止している各回路ブロックが受けることで行う。
【0040】
軽負荷停止信号S2on offの入力を受けて電力消費を低減する方法としては電源電圧の供給を強制的に切断する方法がある。また、別の方法として、定電流源を用いて電力供給をしている場合は、その定電流源からの電力供給を切断する方法もある。
【0041】
軽負荷停止期間において、誤差増幅器42への電力供給を切断する場合において、軽負荷検出回路40への電力供給も同時に切断する場合は、誤差増幅器42の出力を固定する必要はないが、軽負荷停止期間において、比較的に回路の消費電力の大きい誤差増幅器42への電力供給を切断し、比較的に回路の消費電力の小さい軽負荷検出回路40への電力供給を切断しない場合は、軽負荷停止期間において誤差増幅器42の出力電圧VEAOを軽負荷検出比較器12への基準電圧VR以下に固定する必要がある。その際の誤差増幅器における実施形態の一例を図8に示す。
【0042】
通常動作期間においては、軽負荷停止信号S2on off信号は“H”信号を出力し、各スイッチ77は導通状態にある。また、軽負荷停止期間においては、軽負荷停止信号S2on off信号は“L”信号を出力し、各スイッチ77は切断状態になり、誤差増幅器42の出力電圧VEAOは電流出力がなくなり、抵抗によって接地されるためにほぼSOURCE電位と同等の固定された“L”信号を出力する。このように図8に示す構成とすることで、軽負荷停止期間において誤差増幅器42の出力電圧VEAOを軽負荷検出比較器12への基準電圧VR以下に固定することができ、軽負荷停止期間において、比較的回路の消費電力の大きな誤差増幅器への電力供給の切断が可能となる。
【0043】
図9は、スイッチング素子1が大きな場合において、それを駆動するために回路の消費電力が比較的大きくなるゲートドライバにおいて、軽負荷停止期間に電力供給を切断する場合のゲートドライバ構成の一例を示す。
【0044】
動作時の回路の消費電流を低減するために比較的小さな定電流源79を用い、MOSトランジスタをミラー接続することで、大きな駆動電流をスイッチング素子に出力する構成をとっている。この定電流源79の消費電流は動作時においてはゲートドライバトータルの消費電流に対しての比率としては小さいが、軽負荷停止期間においては、スイッチング素子1への電流供給を行わないため、定電流源79の消費電流は比率としては比較的大きくなる。この定電流源79からの電流を切断するために軽負荷停止信号S2on off信号によって、制御されるスイッチ80を設けることによって、軽負荷停止期間においてゲートドライバの消費電力を低減することを可能としている。
【0045】
図4は、本発明のスイッチング電源制御用半導体装置を用いて構成した、スイッチング電源の一例を示す回路図である。図4において、図13に示すスイッチング電源装置と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。図13との違いは、半導体装置30のみであり、他の構成は全て同一である。また、図4における起動/停止回路10の実施形態を図5、図6、図7に示す。
【0046】
図5は起動/停止回路10において軽負荷停止信号S2on offを生成する一例を示す。図5に示す起動/停止回路10には、制御回路の起動および停止電圧を設定するために、起動/停止比較器45が設けられている。この起動/停止比較器45のマイナス入力には基準電圧源46が入力され、プラス入力には電源電圧VCCを検出するために電源電圧VCCを抵抗分割した信号が入力される。そして基準電圧源46は起動/停止比較器45の出力を受けて二つの基準電圧に変化する。それにより、起動時の電源電圧Vc onと停止時の電源電圧Vc offの関係はVc on>Vc offとなる。軽負荷状態となり、起動/停止回路10以外の少なくとも一つの回路ブロックへの電力供給を切断するために軽負荷停止信号S2on offが“L”信号を出すのは軽負荷検出回路40からの出力VO1が“L”になったときである。そのときの電源電圧をVc cnt1とする。軽負荷停止信号S2on offが“L”信号を出す軽負荷停止期間においては起動停止信号Von offも“L”信号を出力するために図3でのNAND回路18へ“L”信号が出力され、スイッチング素子1の動作は停止する。
【0047】
また、軽負荷状態からの復帰信号は誤差増幅器42、軽負荷検出回路40への電力供給が切断されていていなければ、VO1が“H”となることで、各回路ブロックへの電力供給を復帰すればよいが、軽負荷停止期間において、誤差増幅器42、軽負荷検出回路40への電力供給を切断する場合にはVO1を復帰信号として用いることはできない。そこで、図5においては電源電圧がVc cnt1よりも低い電圧であるVc R4に低下したことを検出して、電力供給を切断されている各回路ブロックへの電力供給を復帰させるために軽負荷停止信号S2on offが“H”信号を出す動作を行う。
【0048】
ここで、Vc cnt1 、Vc R4、Vc offの関係はVc cnt1>Vc R4>Vc offである。
【0049】
この動作によって軽負荷停止期間において誤差増幅器42、軽負荷検出回路40への電力供給を切断することが可能となる。
【0050】
軽負荷停止期間においてはスイッチング素子1がスイッチング動作を停止しているため、電源電圧の変動要因が少なくなるため、復帰信号を電源電圧を直接抵抗分割で行うことで生成することが比較的容易である。上記構成において基準電圧源57は軽負荷復帰検出用比較器47の基準電圧であり、軽負荷復帰検出用比較器47の出力VRSを受けて、VR57 A>VR57 Bの関係にある二つの電圧VR57 AとVR57 Bの値を出力する。このことにより、軽負荷復帰検出用比較器47の出力VRSが、“L”から“H”に変化したとき安定して一定期間“H”信号を保つことができ、再度、軽負荷状態への移行が可能となる。
【0051】
図10は図5に示す構成の起動/停止回路を用い、さらに誤差増幅器としては図8に示す構成を用いた場合の電源としてのタイミングチャートを示す。
【0052】
定常負荷状態から負荷が軽くなり、負荷29への電流供給が小さくなると、出力電圧VOが若干上昇して(図10(a))、負荷29への供給電流Ioが低下すると(図10(b))、補助電源電圧VCCが上昇して(図10(c))、誤差増幅器42の出力電圧VEAOが低下するが(図10(d))、この誤差増幅器42の出力電圧VEAOとスイッチング素子1を流れる電流検出電圧VCLが等しくなると、ドレイン電流検出用比較器4からRSフリップフロップ回路14のリセット端子へリセット信号が出力される。これにより、NAND回路18からは、スイッチング素子1をオフにする信号が出力される。その結果、スイッチング素子1は、スイッチング制御において、オン時間が短くなり、スイッチング素子1を流れる電流IDが低下する(図10(i))。
【0053】
このように、制御回路30は、負荷29に供給される電流に応じて、スイッチング素子1に流れる電流の大きさが制御される電流モード制御方式になっている。
【0054】
さらに負荷が軽くなり、出力電圧VOが上昇すると、誤差増幅器42の出力電圧VEAOも低下し、電源電圧VCCが軽負荷検出電源電圧:Vc cnt1に達すると、軽負荷検出回路の出力電圧VO1が“H”から“L”に反転し(図10(e))、スイッチング素子1の動作が停止する(図10(i))。また、このとき同時に軽負荷停止信号S2on offが“H”から“L”に反転し(図10(h))、少なくとも一つの回路ブロックへの電力供給切断のための信号が出力される。このとき、軽負荷停止信号S2on offにより、誤差増幅器42への電力供給が切断され、VEAOが“L”となる(図10(d))。その後、軽負荷停止期間において出力電圧が徐々に低下し、電源電圧が軽負荷復帰電圧に達すると、軽負荷復帰検出用比較器47の出力電圧VRSが“L”から“H”となり(図10(f))、軽負荷停止信号S2on offが“L”から“H”に反転し、軽負荷停止期間が解除される。
【0055】
このような、動作を行うことで、軽負荷停止期間の回路の消費電流を小さく抑えることができ、さらには消費電流を低減することで、軽負荷停止期間を長く保つことが可能となるため、軽負荷時の消費電力を低減することができる。
【0056】
起動/停止回路の別の実施形態を図6に示す。図6に示す起動/停止回路には軽負荷停止期間から復帰するために電源電圧を検出する軽負荷復帰検出用比較器47が設けられている。また、回路の起動/停止信号を出力するための起動用比較器、停止用比較器も設けられている。図6の構成においては軽負荷復帰検出用比較器47の基準電圧は一定値に設定し、軽負荷停止信号S2on offの出力をスイッチング素子1の発振周期以下の遅延時間を発生させる遅延回路81を通して出力する構成をとっている。また、起動電圧検出用の比較器50と停止電圧検出用の比較器49が別々に設けられている。さらにそれぞれの出力をRSフリップフロップのSおよびRへ入力することで、起動電圧、停止電圧を設定する。その際に、起動用比較器、停止用比較器、軽負荷復帰検出用比較器、それぞれの基準電圧を全て同一値のVb1とすることで、起動開始電源電圧Vc onと、停止時電源電圧Vc offと、軽負荷停止復帰時電源電圧Vc Rの相対関係をより安定して設定できるという特徴がある。また、図6において、接点Aと接点Bの接続を変えてVc onとVc Rの関係を変えてもよい。
【0057】
図11は図6の構成の起動/停止回路を用い、さらに誤差増幅器としては図8に示す構成を用いた場合の電源としてのタイミングチャートを示す。
【0058】
軽負荷時に少なくとも一つの回路への電力供給を切断するための軽負荷停止信号S2on offの“L”出力は、軽負荷検出回路40の出力VO1が“H”から“L”に反転する(図11(e))ことで出力される。但し、軽負荷停止信号S2on offは遅延回路81を介して出力されるため、ある値の遅延時間後に“H”から“L”へ反転する(図11(h))。
【0059】
また、軽負荷停止期間からの復帰は、軽負荷復帰検出用比較器47の出力電圧VRSが“H”になる(図11(f))のを受けて、ある一定の遅延時間後に軽負荷停止信号S2on offが“L”から“H”に反転することで復帰信号が出力されることで行われる(図11(h))。
【0060】
さらに、起動/停止回路の別の実施形態を図7に示す。図7の実施形態においては起動電圧、停止電圧を一つの比較器56で検出し、尚且つ、比較器56の基準電圧と軽負荷復帰検出用比較器47の基準電圧を同一値にすることで、構成する素子を少なくし、かつ、起動開始電源電圧Vc onと、停止時電源電圧Vc offと、軽負荷停止復帰時電源電圧Vc Rの相対関係をより安定して設定できるという特徴がある。
【0061】
図7において、NAND回路55の入力となる信号PUは、起動前の状態ではローレベルになっており、起動前の状態においてはNAND回路55の出力はハイレベル、スイッチング素子53はオン状態、スイッチング素子52はオフ状態になっている。また、図7において、接点Aと接点Bの接続を変えてVc onとVc Rの関係を変えてもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上のように、本発明のスイッチング電源制御用の半導体装置は、制御回路の電源電圧が上昇する軽負荷の時には、スイッチング素子のスイッチング動作を停止させるため、回路の消費電流を低減することができる。逆に軽負荷の状態が解除されて電源電圧が低下する時には、スイッチング素子のスイッチング動作を再開して出力電圧を安定化する通常の動作を再開する。即ち、回路の負荷状態に合わせて回路電流および電力ロスを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の実施の形態の一例を示す回路図
【図2】本発明の半導体装置の軽負荷時動作、および電流特性を示す図
【図3】本発明の半導体装置の実施の形態の一例を示す回路図
【図4】本発明の半導体装置を備えたスイッチング電源装置の一例を示す回路図
【図5】本発明の半導体装置の起動/停止回路の内部回路の一例を示す回路図
【図6】本発明の半導体装置の起動/停止回路の内部回路の一例を示す回路図
【図7】本発明の半導体装置の起動/停止回路の内部回路の一例を示す回路図
【図8】本発明の半導体装置の誤差増幅器の内部回路の一例を示す回路図
【図9】本発明の半導体装のゲートドライバの内部回路の一例を示す回路図
【図10】本発明の半導体装置およびその半導体装置を備えたスイッチング電源装置の動作を説明するためのタイムチャート
【図11】本発明の半導体装置およびその半導体装置を備えたスイッチング電源装置の動作を説明するためのタイムチャート
【図12】従来の半導体装置の一例を示す回路図
【図13】その半導体装置を備えたスイッチング電源装置の一例を示す回路図
【図14】その半導体装置およびその半導体装置を備えたスイッチング電源装置の動作を説明するためのタイムチャート
【符号の説明】
1 スイッチング素子
2 誤差増幅器
3 ドレイン電流検出回路
4 ドレイン電流検出用比較器
5 過電流保護回路
6 発振器
7 シャントレギュレータ
8 クロック信号
9 最大デューティーサイクル信号
10 起動/停止回路
11 基準電圧源
12 軽負荷検出用比較器
13 AND回路
14 RSフリップフロップ回路
15 起動/停止回路
16 内部回路電流供給回路
17 過熱保護回路
18 NAND回路
19 ドライブ回路
20 軽負荷検出回路
22,25,27 整流器
23,26,28 コンデンサ
24 トランス
29 負荷
30、32 半導体装置
41 基準電圧源
40 軽負荷検出回路
42 誤差増幅器
45 起動/停止比較器
46 起動/停止電圧用基準電圧源
47 軽負荷復帰検出用比較器
48 スイッチング素子
49 停止用比較器
50 起動用比較器
51 RSフリップフロップ
52、53 スイッチング素子
54 インバータ
55 NAND回路
56 比較器
57 基準電圧源
58 スイッチング素子
59 NAND回路
60 インバータ
76 発振器
77、80 スイッチ
78 抵抗
79 定電流源
81 遅延回路
Claims (3)
- スイッチング電源のスイッチング動作用スイッチング素子と、
前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御回路と、
を備えたスイッチング電源制御用の半導体装置において、
前記制御回路が、前記制御回路の電源電圧と予め設定された基準電圧との誤差電圧信号を生成する誤差増幅器と、
前記スイッチング素子を流れる電流を検出する電流検出回路と、
前記誤差増幅器の出力信号と前記電流検出回路の出力信号とを比較する比較器と、
前記比較器の出力に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチング動作させるための制御信号を出力する制御信号発生回路と、
前記制御回路の電源電圧が上昇して、前記誤差増幅器が軽負荷状態を検出したときに、前記誤差増幅器の出力に応じて前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止状態にする軽負荷検出回路とを具備し、
前記誤差増幅器の出力電圧が軽負荷検出電圧よりも小さくなったときに、前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止させる軽負荷停止期間において、前記制御回路の電源電圧を検出する起動/停止回路以外の回路ブロックへの電力供給を停止することを特徴とするスイッチング電源制御用の半導体装置。 - 前記スイッチング動作の停止状態から復帰するために必要な少なくとも一つの回路ブロックを除いて、他の回路ブロックへの供給電流を低減することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源制御用の半導体装置。
- 前記スイッチング素子と前記制御回路をワンチップに集積化し、前記スイッチング素子の出力端子と、前記スイッチング素子および前記制御回路の接地端子と、前記制御回路の制御端子との3つの端子を外部出力端子としていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチング電源制御用の半導体装置。
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