JP3571690B2 - スイッチング電源装置及びスイッチング電源用半導体装置 - Google Patents

スイッチング電源装置及びスイッチング電源用半導体装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力側と出力側とが電気的に絶縁されていない非絶縁型で且つ降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置に関し、特に、軽負荷時及び待機時の消費電力を低減できるスイッチング電源装置及びそれを用いたスイッチング電源用半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチング電源装置について図面を参照しながら説明する。図6は非絶縁降圧型スイッチング電源装置の概略的な回路構成を示し、図7は動作時の電流電圧波形を示している。
【0003】
以下、図6に示すスイッチング電源装置の構成の概略をその動作と共に説明する。
【0004】
まず、制御回路100が起動するまでは、該制御回路100内のスイッチ101は閉じた状態にあり、内部回路電流供給回路102と制御回路用電源コンデンサ103とを接続している。
【0005】
次に、主入力端子104に入力電圧VINが印加されると、内部回路電流供給回路102から、スイッチ101を介して制御回路用電源コンデンサ103に制御電流が流れ、制御回路100の電源電圧Vccが上昇する。電源電圧Vccが制御回路100の起動電圧に達すると起動・停止回路105が動作し始めて、制御回路100が起動する。
【0006】
起動・停止回路105が動作し始めるとスイッチ101が開き、内部回路電流供給回路102からの制御回路用電源コンデンサ103への電流供給が停止する。従って、制御回路100への制御電流の供給は制御回路用電源コンデンサ103から行なわれるようになる。このときの主出力端子106の出力電圧VOUTは0Vである。
【0007】
次に、制御回路100が動作し始めることにより、NチャネルMOSFETからなるスイッチングデバイス107のスイッチング動作、すなわちオンオフ動作が開始され、スイッチングデバイス107がオン状態のときに主入力端子104からスイッチングデバイス107を介して電圧変換回路110のコイル110aにドレイン電流IDSが流れ込む。続いて、スイッチングデバイス107がオフ状態に変化すると、回生用ダイオード110bを経由して、コイル110aに蓄えられた電気エネルギーが主出力端子106に供給され、これにより、主出力端子106の出力電圧VOUTが上昇する。
【0008】
出力電圧VOUTが上昇して、この出力電圧VOUTが、出力電圧検出回路であるツェナーダイオード111の降伏電圧Vz、帰還回路であるダイオード112の順方向電圧Vf、及び制御回路100の電源電圧Vccの合計値、すなわちVz+Vf+Vccよりも大きくなると、スイッチングデバイス107がオフ状態に遷移したときに、主出力端子106からツェナーダイオード111及びダイオード112を経由して制御回路用電源コンデンサ103に電流が流れ込む。その結果、制御回路100に出力電圧VOUTの電圧値が帰還されて、主出力端子106から制御回路100に電源電圧Vccが供給される。
【0009】
このとき、主出力端子106から制御回路100への電圧供給により電源電圧Vccが上昇し、該電源電圧Vccが所定値に達すると、シャントレギュレータ113によってスイッチ素子114がオン状態となり、制御回路用電源コンデンサ103から抵抗器115にPWM制御用電流IPWM が供給されて、抵抗器115の両端に電圧が発生する。
【0010】
スイッチングデバイス107のオンデューティは、抵抗器115の両端の電圧と発振器116からの三角波信号を受けるコンパレータ117の出力信号とによって決定され、スイッチングデバイス107に印加されるパルス幅が決まる。
【0011】
このように、従来のスイッチング電源装置は、スイッチングデバイス107のデューティ比を可変に制御することにより、主出力端子106の出力電圧VOUTを所定値となるように制御している。
【0012】
このように、従来のスイッチング電源装置は、出力電圧VOUTの精度を向上させるためにパルス幅制御(PWM)方式を用いている。一般に、本方式のスイッチング周波数fcは一定値の、例えば100kHz〜200kHz程度に設定されている。また、コンパレータ117は、前述したようにスイッチングデバイス107のオンデューティδを決定し、図7に示すように、待機時を含む軽負荷時においては、一定の周波数で且つ最小のオンデューティで動作している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
近年、地球環境保護の観点から、エネルギー使用量の抑制、すなわち省エネルギー化が求められており、電源装置、主にスイッチング電源装置においては、さらなる低消費電力化及び高効率化が必要とされている。
【0014】
しかしながら、前記従来のスイッチング電源装置は、負荷の軽重に関係なくスイッチングデバイス107がスイッチング動作を行なっているため、主出力端子106に無駄な電力が供給され続け且つ消費され続けるという問題と、スイッチング周波数fcが100kHz以上と比較的に高いため、スイッチング損失が増大するという問題とを有している。
【0015】
本発明は、前記従来の問題を解決し、スイッチング電源装置又はスイッチング電源用半導体装置の低消費電力化と高効率化とを実現できるようにすることを目的としている。
【0016】
【課題を解決しようとするための手段】
前記の目的を達成するため、本発明は、スイッチング電源装置又はスイッチング電源用半導体装置を、出力電圧検出回路により検出され且つ制御回路に帰還して生成される該制御回路の電源電圧に基づいて、スイッチング素子に対するスイッチング信号の出力を停止する構成とする。
【0017】
具体的に、本発明に係る非絶縁型のスイッチング電源装置は、第1の直流電圧を受ける平滑用入力コンデンサと、第1の直流電圧を受けるスイッチング素子と、スイッチング素子の動作を制御する制御回路と、スイッチング素子の出力端子と制御回路の基準電圧端子との間に設けられた制御回路用電源コンデンサと、スイッチング素子からの出力信号を受け、第1の直流電圧よりも電圧の絶対値が小さい第2の直流電圧に変換して出力する電圧変換回路と、出力側に設けられた出力電圧検出回路と、出力電圧検出回路からの検出信号を受け、受けた検出信号を制御回路に帰還する帰還回路とを備え、制御回路は、スイッチング素子の入力端子と基準電圧端子との間に設けられ、基準電圧端子の電圧を所定値に保持するレギュレータと、帰還回路からの帰還電流信号を受けて、電圧信号として出力する出力負荷検出回路と、出力負荷検出回路からの出力電圧信号と基準電圧との差からなる誤差電圧信号を生成して出力する誤差増幅器と、誤差増幅器の出力信号を基準としてスイッチング素子を流れる電流を検出する素子電流検出回路と、誤差電圧信号が下限電圧よりも小さい場合にはスイッチング素子のスイッチング動作を停止させ、誤差電圧信号が上限電圧よりも大きい場合にはスイッチング素子のスイッチング動作を再開させる軽負荷検出回路とを有しており、出力負荷検出回路は、出力端に抵抗が接続されたカレントミラー回路により構成されており、出力負荷検出回路に入力された帰還電流信号は、帰還電圧信号に変換されて誤差増幅回路に出力され、軽負荷検出回路は、下限電圧及び上限電圧を出力する基準電圧源と、基準電圧源が出力する電圧信号と誤差電圧信号とを比較する比較器とを含み、下限電圧又は上限電圧の値は、比較器の出力信号により切り替わるように設定されている。
【0018】
本発明のスイッチング電源装置によると、出力電圧検出回路が負荷への出力電圧を検出して帰還回路がその検出信号を制御回路に帰還する。出力負荷検出回路は帰還回路からの帰還信号を受け、誤差増幅器は出力負荷検出回路からの出力信号と基準電圧との差からなる誤差電圧信号を生成して出力する。誤差電圧信号を受ける軽負荷検出回路は、受けた誤差電圧信号が下限電圧よりも小さい場合にはスイッチング素子のスイッチング動作を停止させ、誤差電圧信号が上限電圧よりも大きい場合にはスイッチング素子のスイッチング動作を再開させる。ところで、スイッチング電源装置は、軽負荷時には、負荷電流が減少して出力電圧である第2の直流電圧が上昇して帰還信号電流が増大するため、出力負荷検出回路からの出力信号の電圧値が上昇する。従って、誤差増幅器において、出力負荷検出回路からの出力信号と基準電圧との差が小さくなるため、誤差電圧信号が下限電圧よりも小さくなるので、スイッチング素子のスイッチング動作が停止する。このため、スイッチング素子におけるスイッチング損失が減り、軽負荷時の消費電力を低減することができる。
【0019】
本発明のスイッチング電源装置において、帰還回路がフォトカプラを含むことが好ましい。
【0020】
本発明のスイッチング電源装置において、誤差電圧信号が帰還回路を流れる電流によって線形的に変化することにより、スイッチング素子のスイッチング動作の停止期間が主出力端子の電力変化に対して線形的に変化するように設定されていることが好ましい。
【0021】
本発明のスイッチング電源装置において、出力電圧検出回路がツェナーダイオードと発光素子との直列接続回路を含むことが好ましい。
【0022】
本発明のスイッチング電源装置において、帰還回路が受光部を有するスイッチ素子を含むことが好ましい。
【0023】
本発明のスイッチング電源装置において、出力電圧検出回路と帰還回路とがツェナーダイオードとフォトカプラとにより構成されていることが好ましい。
【0024】
本発明のスイッチング電源装置において、第1の直流電圧の値がほぼ100V以上であり、第2の直流電圧の値がほぼ25V以下であることが好ましい。
【0025】
本発明のスイッチング電源装置において、制御回路が過電流を検出してスイッチング素子のスイッチング動作を停止する過電流保護手段を有していることが好ましい。
【0026】
本発明のスイッチング電源装置において、制御回路が、過電流状態を検出してスイッチング素子のスイッチング動作を停止する過電流保護手段と、過熱状態を検出してスイッチング素子のスイッチング動作を停止する過熱保護手段とを有していることが好ましい。
【0027】
本発明に係るスイッチング電源用半導体装置は、第1の直流電圧を受ける平滑用入力コンデンサと、第1の直流電圧を受けるスイッチング素子と、スイッチング素子の動作を制御する制御回路と、スイッチング素子の出力端子と制御回路の基準電圧端子との間に設けられた制御回路用電源コンデンサと、スイッチング素子からの出力信号を受け、第1の直流電圧よりも電圧の絶対値が小さい第2の直流電圧に変換して出力する電圧変換回路と、出力側に設けられた出力電圧検出回路と、出力電圧検出回路からの検出信号を受け、受けた検出信号を制御回路に帰還する帰還回路とを備えた非絶縁型のスイッチング電源装置を制御するスイッチング電源用半導体装置を対象とし、スイッチング電源用半導体装置は、スイッチング素子及び制御回路を含み、制御回路は、スイッチング素子の入力端子と基準電圧端子との間に設けられ、基準電圧端子の電圧を所定値に保持するレギュレータと、帰還回路からの帰還電流信号を受けて、電圧信号として出力する出力負荷検出回路と、出力負荷検出回路からの出力電圧信号と基準電圧との差からなる誤差電圧信号を生成して出力する誤差増幅器と、誤差増幅器の出力信号を基準としてスイッチング素子を流れる電流を検出する素子電流検出回路と、誤差電圧信号が下限電圧よりも小さい場合にはスイッチング素子のスイッチング動作を停止させ、誤差電圧信号が上限電圧よりも大きい場合にはスイッチング素子のスイッチング動作を再開させる軽負荷検出回路とを有しており、出力負荷検出回路は、出力端に抵抗が接続されたカレントミラー回路により構成されており、出力負荷検出回路に入力された帰還電流信号は、帰還電圧信号に変換されて誤差増幅回路に出力され、軽負荷検出回路は、下限電圧及び上限電圧を出力する基準電圧源と、基準電圧源が出力する電圧信号と誤差電圧信号とを比較する比較器とを含み、下限電圧又は上限電圧の値は、比較器の出力信号により切り替わるように設定されている。
【0028】
本発明のスイッチング電源用半導体装置によると、本発明のスイッチング電源装置と同様の構成を有しているため、同等の効果を得られる上に、スイッチング素子及び制御回路が半導体装置化されているため、小型化及び低消費電力化が容易となる。
【0029】
本発明のスイッチング電源用半導体装置は、下限電圧又は上限電圧の値を可変に設定できる検出電圧可変手段をさらに備えていることが好ましい。
【0030】
本発明のスイッチング電源用半導体装置において、スイッチング素子及び制御回路は、スイッチング素子の入力端子及び出力端子、並びに制御回路における基準電圧端子及び帰還信号の入力端子が外部接続端子となるように1つの半導体基板上に集積化されていることが好ましい。
【0031】
本発明のスイッチング電源用半導体装置において、スイッチング素子及び制御回路は、スイッチング素子の入力端子及び出力端子、並びに制御回路における基準電圧端子及び帰還信号の入力端子が外部接続端子となるように1つのパッケージに収納されていることが好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0033】
図1は本発明の一実施形態に係る非絶縁降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置の概略的な回路構成を示し、図2は出力負荷状態が定格負荷状態から軽負荷状態に変化するときの電流電圧波形を示している。
【0034】
図1に示すように、本実施形態に係るスイッチング電源装置は、例えばNチャネルパワーMOSFETからなるスイッチングデバイス11と、該スイッチングデバイス11のスイッチング動作を制御する制御回路12と、入力電圧VINを出力電圧VOUTに変換する電圧変換回路13と、所定の出力電圧値V0を検出する出力電圧検出回路14と、所定の出力電圧値V0を超えた場合に制御回路12に帰還信号を送出する帰還回路15と、制御回路12の電源電圧を生成する制御回路用電源コンデンサ16とを有している。ここで、出力電圧検出回路14が帰還回路15を含む構成であってもよい。
【0035】
スイッチングデバイス11は、その入力端子であるドレイン端子T が主入力端子17と接続され、制御端子であるゲートが制御回路12からの出力信号を受け、出力端子であるソース端子T が電圧変換回路13と接続されている。また、主入力端子17とドレイン端子T との間には、平滑用入力コンデンサ18の正極端子が接続されている。
【0036】
制御回路12は、ドレイン端子T 及びソース端子T と接続されており、さらに制御回路12は、制御回路用電源コンデンサ16の正極端子が接続される基準電圧端子TBPと、帰還回路15と接続される帰還信号入力端子TFBとを備えている。
【0037】
電圧変換回路13は、ソース端子T と主出力端子19との間に直列に接続されたコイル13aと、該コイル13aとソース端子T との間にカソードが接続され、アノードが接地された回生用ダイオード13bと、コイル13aと主出力端子19との間に正極端子が接続され、負極端子が接地された出力コンデンサ13cとから構成されている。
【0038】
出力電圧検出回路14は、カソードが主出力端子19と接続され、アノードが帰還回路15と接続されたツェナーダイオードから構成されている。
【0039】
帰還回路15は、フォトカプラからなり、その発光部15aはアノードが出力電圧検出回路14と接続され、カソードが接地された発光ダイオードからなる。また、帰還回路15の受光部15bは、コレクタが制御回路12の帰還信号入力端子TFBと接続され、エミッタがソース端子T と接続されたフォトトランジスタからなる。
【0040】
以下、制御回路12の回路構成を詳細に説明する。
【0041】
制御回路12は、ドレイン端子T と基準電圧端子TBPとの間に接続され、ドレイン端子T から基準電圧端子TBPに電流を供給することにより、該基準電圧端子TBPの電圧値を所定値に保持する電圧レギュレータ21を有している。ここで、基準電圧端子TBPに印加される電圧は、ソース端子T をグランド(基準)とし、出力負荷検出回路30の駆動電圧となる。
【0042】
また、正相入力端子がドレイン端子T と接続されたドレイン電流検出回路22を有し、該ドレイン電流検出回路22は、スイッチングデバイス11のオン状態の電圧を検出する。このため、制御回路12にはスイッチングデバイス11のオン抵抗を過電流レベル検出用の抵抗とした過電流保護機能を備えている。従って、スイッチングデバイス11がオン状態の期間においては、スイッチングデバイス11のドレイン端子T 及びソース端子T との間には、常に過電流検出レベルの電流が流れることになる。また、スイッチングデバイス11のオンデューティδは、電圧変換回路13におけるコイル13aのインダクタンス値により決定される。
【0043】
さらに、制御回路12は、スイッチングデバイス11の最大オンデューティを決定する最大デューティ(MAX DUTY)信号とスイッチング周波数fcを持つクロック(CLOCK)信号とを出力する発振器23を有している。これにより、スイッチングデバイス11がオン状態となる時間は、制御回路12によって一定値に保たれる。なお、ここでのスイッチングデバイス11をオン状態とする時間は制御回路12に対する設定値であって、この設定値は、前述した電圧変換回路13におけるコイル13aのインダクタンス値により決定される時間よりも長い。
【0044】
発振器23から出力される最大デューティ信号は、第1のAND回路24の一端子と、インバータを介してOR回路25の一端子とに入力され、第1のAND回路24の出力信号はスイッチングデバイス11のゲートに出力され、OR回路25の出力信号はRSフリップフロップ回路26のリセット端子Rに出力される。また、OR回路25の他端子には、ドレイン電流検出回路22からの出力信号が入力される。
【0045】
発振器23から出力されるクロック信号と軽負荷検出回路27からの出力信号とは、第2のAND回路28にそれぞれ入力され、第2のAND回路28の出力信号はRSフリップフロップ回路26のセット端子Sに入力される。RSフリップフロップ回路26からの出力信号は、非反転出力端子Qから第1のAND回路24に出力される。
【0046】
第1のAND回路24は、基準電圧端子TBPの電圧を検出して、検出した電圧値が所定値に達しない場合にはローレベルの信号を出力し、所定値に達している場合にはハイレベルの信号を出力する起動・停止回路29と接続されている。従って、第1のAND回路24はスイッチングデバイス11に対して、発振器23からの最大デューティ信号、RSフリップフロップ回路26からの出力信号及び起動・停止回路29からの出力信号の論理積による演算結果を出力する。
【0047】
出力負荷検出回路30は、互いのソース及びゲートを共有する第1のPチャネルFET30a及び第2のPチャネルFET30bを含むカレントミラー回路からなり、第1のPチャネルFET30aのソースは共有ゲートと接続されると共に帰還信号入力端子TFBと接続されている。第2のPチャネルFET30bのソースは誤差増幅回路31への出力端子となると共に、抵抗器30cの一端と接続され、該抵抗器30cの他端はソース端子T と接続されている。
【0048】
誤差増幅回路31は、該誤差増幅回路31内の基準電圧と、出力負荷検出回路30からの出力信号、すなわち帰還電圧信号VFBとの差からなる誤差電圧信号VEAOを出力し、誤差電圧信号VEAOは、軽負荷検出回路27とドレイン電流検出回路22の逆相入力端子とにそれぞれ出力される。
【0049】
軽負荷検出回路27は、正相入力端子が誤差電圧信号VEAOを受ける比較器27aと、該比較器27aの逆相入力端子に基準電圧VRを出力する基準電圧源27bとから構成されている。ここで、基準電圧源27bから出力される基準電圧VRは、比較器27aの出力電圧VOの値によって、下限電圧値VR1と該下限電圧値よりも大きい上限電圧値VR2とのうちのいずれかが選択される。
【0050】
以上の構成により、制御回路12の帰還信号入力端子TFBから流れ出す電流量が帰還電圧信号VFBとなって、誤差増幅回路31に入力される。ここで、誤差増幅回路31が帰還電圧信号VFBを受けると、その出力信号である誤差電圧信号VEAOは帰還信号入力端子TFBから流れ出す電流量によって線形的に変化するため、誤差電圧信号VEAOを受けるドレイン電流検出回路22の基準検出電圧値VCLも線形的に変化する。
【0051】
このように、本実施形態に係るスイッチング電源装置の出力電圧VOUTは、基本的には、出力電圧検出回路14を構成するツェナーダイオードの降伏電圧により決定される。このため、出力電圧VOUTの設定及び変更が容易に行なえるので、リニアレギュレータのような使い易さを実現できる。
【0052】
また、およそ100V以上の直流電圧をおよそ25V以下の直流電圧に変換するスイッチング電源装置において、低コスト化、小型化及び高性能化の効果が著しい。
【0053】
なお、スイッチングデバイス11は、MOSFETの代わりに、バイポーラトランジスタを用いてもよい。
【0054】
以下、前記のように構成されたスイッチング電源装置の動作について図1及び図2を参照しながら説明する。
【0055】
まず、図1に示すように、主入力端子17に第1の直流電圧である入力電圧VINが印加されると、電圧レギュレータ21によって、ドレイン端子T から、基準電圧端子TBPに接続された制御回路用電源コンデンサ16に制御電流が供給されることにより、基準電圧端子TBPの電圧値が上昇する。このとき、主出力端子19の電圧値は0Vであり、基準電圧端子TBPの電圧値が所定の起動電圧値に達すると、スイッチングデバイス11はスイッチング動作状態、すなわち継続的なオンオフ状態(発振状態)となる。この段階では、帰還信号入力端子TFBに電流が流れないため、ドレイン電流検出回路22の基準検出電圧値VCLは一定である。
【0056】
次に、スイッチングデバイス11がオン状態の場合には、主入力端子17から電圧変換回路13のコイル13aにドレイン電流IDSが流れ込む。続いて、スイッチングデバイス11がオン状態からオフ状態に変化すると、主入力端子17からコイル13aに対する電流の供給がなくなるため、コイル13aに蓄えられた電気エネルギーが回生用ダイオード13bを経由して、第2の直流電圧である出力電圧VOUTとして主出力端子19に供給される。
【0057】
ここで、回生用ダイオード13bは、スイッチングデバイス11と同程度の耐圧が必要である。また、回生用ダイオード13bはリカバリ特性が高速である程その電圧変換効率が高いため、逆回復時間又は逆方向電流時間Trrを50ns程度に設定することが望ましい。
【0058】
このように、出力電圧VOUTが所定の出力電圧値V0よりも低い状態(VOUT≦V0)を定格負荷状態と呼び、このときの装置の各部の電流電圧波形は図2の定格負荷時に示すとおりである。
【0059】
次に、出力電圧VOUTが所定の出力電圧値V0よりも高い状態(VOUT>V0)の動作を説明する。この場合には、(1)負荷変動状態と(2)待機状態との2つの状態がある。なお、待機状態が無負荷状態であるとすると、待機状態に至るまでには、軽負荷状態がある。
【0060】
まず、図2に示す負荷変動時について説明する。
【0061】
スイッチングデバイス11のスイッチング動作中に、主出力端子19の出力電圧VOUTが上昇して所定の出力電圧V0を超えると、出力電圧検出回路14のツェナーダイオードがブレークダウンする。ここで、所定の出力電圧V0は、ツェナーダイオードの降伏電圧Vzと、帰還回路15の発光部15aの順方向電圧Vfとの和となる。
【0062】
このとき、出力電圧検出回路14がブレークダウンして帰還回路15の発光部15aに検出電流が流れることにより、帰還回路15の受光部15bがオン状態となるため、帰還信号入力端子TFBから帰還電流が流れる。この帰還電流により、出力負荷検出回路30の帰還電圧信号VFBの電圧値が上昇するため、誤差増幅回路31からの誤差電圧信号VEAOの電圧値は低下する。この誤差電圧信号VEAOの低下に比例して、ドレイン電流検出回路22の基準検出電圧値VCLも低下する。その結果、スイッチングデバイス11に流れるドレイン電流IDSのピーク電流値も基準検出電圧値VCLと比例して減少する。
【0063】
さらに、誤差電圧信号VEAOが低下して、軽負荷検出回路27における基準電圧VRが、その初期値である下限電圧値VR1にまで降下すると、装置の出力負荷状態は待機状態となる。
【0064】
このように、誤差電圧信号VEAOの電圧値が下限電圧値VR1よりも低くなると、図1において、軽負荷検出回路27の比較器27aの出力信号VOはハイレベルからローレベルの信号に遷移するため、第2のAND回路28の出力信号が強制的にローレベルの信号にされると共に、基準電圧源27bの基準電圧VRが下限電圧値VR1から該下限電圧値VR1よりも高い上限電圧値VR2に切り替えられる。
【0065】
第2のAND回路28からの出力信号がローレベルとなることにより、RSフリップフロップ回路26及び第1のAND回路24からの出力信号がローレベルとなり、スイッチングデバイス11はオフ状態となる。
【0066】
次に、スイッチングデバイス11がオフ状態となると、主入力端子17からドレイン電流IDSが供給されなくなるため、図2に示すように、出力コンデンサ13cの両端電圧、すなわち主出力端子19の出力電圧VOUTは徐々に低下する。出力電圧VOUTが低下することにより、フォトカプラ15の発光部15aからの検出信号が徐々に低下して、受光部15bが徐々にオフ状態に近づくため、帰還信号入力端子TFBから流れ出す電流も徐々に減少する。この帰還信号入力端子TFBからの流出電流の減少によって、出力負荷検出回路30の帰還電圧信号VFBの電圧値も低下するため、逆に、誤差増幅回路31から出力される誤差電圧信号VEAOの電圧値は徐々に上昇する。
【0067】
誤差電圧信号VEAOが基準電圧源27bの上限電圧値VR2よりも高くなると、比較器27aからハイレベルの出力信号VOが出力されるため、発振器23からの出力信号によって、スイッチングデバイス11は再度継続的なオンオフ動作を開始する。このとき、比較器27aからのハイレベルの出力信号VOにより、基準電圧源27bの基準電圧VRは再度上限電圧値VR2から下限電圧値VR1に切り替わる。
【0068】
続いて、スイッチングデバイス11の継続的なオンオフ動作が再開されることにより、出力電圧VOUTが再び上昇し始めるため、フォトカプラ15からの帰還信号により、帰還信号入力端子T ら流出する電流量が増加するため、前述したように誤差電圧信号VEAOの電圧値が低下するので、該誤差電圧信号VEAOの電圧値が下限電圧値VR1にまで降下すれば、スイッチングデバイス11は強制的にオフ状態とされる。
【0069】
このように、本実施形態に係るスイッチング電源装置は、主出力端子19の出力電圧VOUTの負荷状態によって所定の出力電圧V0を基準にして制御される。
【0070】
また、制御回路12は、電圧変換回路13のコイル13aの高圧側に位置し、スイッチングデバイス11のソース端子T 、すなわちコイル13aの高圧側端子を基準電位として動作する。また、出力電圧検出回路14は、スイッチングデバイス11の動作状態に関係なく出力電圧VOUTの電圧値の検出を行なう。
【0071】
以上説明したように、本実施形態に係るスイッチングデバイス11は、装置の出力負荷状態に応じて、
(1)定格負荷時には、ドレイン電流IDSのピーク電流値が一定である継続的なスイッチング動作を行ない、
(2)負荷変動時には、ドレイン電流IDSのピーク電流値が負荷状態に連動して変化する継続的なスイッチング動作を行ない、
(3)軽負荷時には、ドレイン電流IDSのピーク電流値が最低レベルである継続的なスイッチング動作を行ない、
(4)待機時には、制御回路12からのオンオフ制御を受けるスイッチング動作状態とオンオフ制御を受けない休止状態とを交互に繰り返す、すなわちスイッチング動作の停止と再開と繰り返す間欠的な動作状態となる。
【0072】
なお、図2に示す電流電圧波形は、出力側からの反射電力がない非連続モード状態として表わしたが、出力側からの反射電力がある連続モード状態であっても、主出力端子19の負荷状態に応じた動作は同様である。
【0073】
但し、連続モード状態の場合は、ドレイン電流IDSの電流波形が、非連続モード状態の場合の三角波電流波形から台形波電流波形に変わる。これは、スイッチングデバイス11のオフ状態時に、電圧変換回路13のコイル13aに蓄えられた電気エネルギーのすべてが出力コンデンサ13cに供給されずに、その一部が残ったままスイッチングデバイス11がオン状態となるためである。
【0074】
また、図1に示した破線20で囲まれた基板上形成領域に含まれる構成要素、すなわち、スイッチングデバイス11及び制御回路12を1つの半導体基板上に集積化して1チップ化を図ることが好ましい。このとき、スイッチングデバイス11における2つの主端子であるドレイン端子T 及びソース端子T と、制御回路12における電源電圧を生成する制御回路用電源コンデンサ16を接続する基準電圧端子TBPと、出力電圧検出回路14により制御される帰還回路15を接続する帰還信号入力端子TFBとの少なくとも4つの端子を外部接続端子として集積化することが好ましい。
【0075】
このように、少なくとも4つの外部接続端子を有するようにパッケージに収納することにより、部品点数を大幅に削減できる上に、部品自体の寸法も小さくなり、より小型で低価格のスイッチング電源装置を実現できる。
【0076】
なお、基板上形成領域20は必ずしも1つの半導体基板ではなく、複数の半導体基板から構成されていてもよい。
【0077】
(一実施形態の第1変形例)
以下、本発明の一実施形態の第1変形例について図面を参照しながら説明する。
【0078】
図3は第1変形例に係る非絶縁降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置の概略的な回路構成を示している。図3において、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0079】
図3に示すように、本変形例に係る制御回路12は、それぞれが第1のAND回路24に出力信号を送出して、スイッチングデバイス11の動作を制御する熱保護回路32と再起動トリガ回路33とを有している。
【0080】
熱保護回路32は、スイッチングデバイス11等に何らかの異常が発生して基板上形成領域20の温度が所定温度以上に上昇するような場合に、第1のAND回路24に対してローレベルの信号を出力することにより、スイッチングデバイス11のスイッチング動作を停止させる。
【0081】
再起動トリガ回路33は、再起動時に、ハイレベルの信号をいったんローレベルに落として第1のAND回路24をリセットする。
【0082】
(一実施形態の第2変形例)
以下、本発明の一実施形態の第2変形例について図面を参照しながら説明する。
【0083】
図4は第2変形例に係る非絶縁降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置の概略的な回路構成を示している。図4において、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0084】
図4に示すように、本変形例に係るスイッチング電源装置は、主出力端子19に出力される出力電圧VOUTの極性を負極性としている。これにより、スイッチングデバイス11及び制御回路12等の基本回路を正極性の電圧源の場合と同等の回路構成のままで、負極性の制御電圧源を必要とする装置に対応することができる。
【0085】
具体的には、電圧変換回路13Aにおいて、コイル13aのソース端子T と反対側の端子を接地すると共に、回生用ダイオード13bのアノードを主出力端子19と接続している。
【0086】
また、ツェナーダイオードからなる出力電圧検出回路14Aにおいて、カソードを接地し、アノードを、フォトカプラからなる帰還回路15Aの発光部15aのアノードと接続している。また、該発光部15aのカソードを主出力端子19と接続している。
【0087】
なお、第2変形例においても、第1変形例に係る熱保護回路32及び再起動トリガ回路33を設けても良い。
【0088】
(一実施形態の第3変形例)
以下、本発明の一実施形態の第3変形例について図面を参照しながら説明する。
【0089】
図5は第3変形例に係る非絶縁降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置の概略的な回路構成を示している。図5において、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0090】
図5に示すように、本変形例に係るスイッチング電源装置は、一端が基板上形成領域20の端部に設けられた軽負荷検出電圧調整用端子TREF を介して軽負荷検出回路27の比較器27aの正相入力端子と接続され、他端がソース端子T と接続された検出電圧可変手段としての軽負荷検出電圧調整用抵抗器35を備えている。
【0091】
このように、軽負荷検出回路27における基準電圧源27bの基準電圧VRを可変に設定できる軽負荷検出電圧調整用抵抗器35を有しているため、該軽負荷検出電圧調整用抵抗器35の抵抗値を適当な値に調整することにより、待機時に必要とされる負荷に合わせて、スイッチングデバイス11のスイッチング動作が停止及び再開する際の負荷電流IOUTの値を最適に調整することができる。その結果、スイッチングデバイス11及び制御回路12が1チップ化されている場合であっても、軽負荷検出回路27における基準電圧VRの下限電圧値VR1又は上限電圧値VR2を本電源装置の用途に応じて変更できるようになる。
【0092】
なお、本変形例においては、軽負荷検出電圧調整用抵抗器35を基板上形成領域20の外部に設けているが、該基板上形成領域20の内部に設けても良い。
【0093】
軽負荷検出電圧調整用抵抗器35を基板上形成領域20に設ける場合には、抵抗35の抵抗値の調整はレーザトリミング法等のトリミング技術により行なえばよい。
【0094】
なお、第3変形例においても、第1変形例に係る熱保護回路32及び再起動トリガ回路33を設けても良い。
【0095】
また、前述の第2変形例に係る負性極性の電源装置に対しても、本変形例に係る軽負荷検出電圧調整用抵抗器35を設けても良い。
【0096】
【発明の効果】
本発明に係るスイッチング電源装置によると、出力電圧検出回路が負荷への出力電圧を検出し、負荷への供給電流が小さくなるとスイッチング素子に流れる電流の最大電流を線形的に低下させることにより、スイッチング素子の消費電流を抑制する。負荷への電流供給がさらに小さくなると、軽負荷検出回路により、スイッチング動作に停止期間が生じ間欠発振状態となって、スイッチング動作時における電流損失が軽減される。このため、軽負荷時における消費電力を低減することができると共に電力効率を改善することができるので、消費電力を大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置を示す概略的な回路図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置の動作を示す電流電圧波形図である。
【図3】本発明の一実施形態の第1変形例に係る降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置を示す概略的な回路図である。
【図4】本発明の一実施形態の第2変形例に係る降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置を示す概略的な回路図である。
【図5】本発明の一実施形態の第3変形例に係る降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置を示す概略的な回路図である。
【図6】従来の降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置を示す概略的な回路図である。
【図7】従来の降圧型チョッパ方式のスイッチング電源装置の動作を示す電流電圧波形図である。
【符号の説明】
11 スイッチングデバイス(スイッチング素子)
12 制御回路
13 電圧変換回路
13A 電圧変換回路
13a コイル
13b 回生用ダイオード
13c 出力コンデンサ
14 出力電圧検出回路(ツェナーダイオード)
15 帰還回路(フォトカプラ)
15A 帰還回路(フォトカプラ)
15a 発光部
15b 受光部
16 制御回路用電源コンデンサ
17 主入力端子
18 平滑用入力コンデンサ
19 主出力端子
20 基板上形成領域
21 電圧レギュレータ
22 ドレイン電流検出回路
23 発振器
24 第1のAND回路
25 OR回路
26 RSフリップフロップ回路
27 軽負荷検出回路
27a 比較器
27b 基準電圧源
28 第2のAND回路
29 起動・停止回路
30 出力負荷検出回路
30a 第1のPチャネルFET
30b 第2のPチャネルFET
30c 抵抗器
31 誤差増幅回路(誤差増幅器)
32 熱保護回路(熱保護手段)
33 再起動トリガ回路
35 軽負荷検出電圧調整用抵抗器(検出電圧可変手段)
ドレイン端子
ソース端子
BP 基準電圧端子
FB 帰還信号入力端子
REF 軽負荷検出電圧調整用端子
VR 軽負荷検出用の基準電圧
VR1 下限電圧値
VR2 上限電圧値
VEAO 誤差電圧信号

Claims (13)

  1. 第1の直流電圧を受ける平滑用入力コンデンサと、
    前記第1の直流電圧を受けるスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子の動作を制御する制御回路と、
    前記スイッチング素子の出力端子と前記制御回路の基準電圧端子との間に設けられた制御回路用電源コンデンサと、
    前記スイッチング素子からの出力信号を受け、前記第1の直流電圧よりも電圧の絶対値が小さい第2の直流電圧に変換して出力する電圧変換回路と、
    出力側に設けられた出力電圧検出回路と、
    前記出力電圧検出回路からの検出信号を受け、受けた検出信号を前記制御回路に帰還する帰還回路とを備え、
    前記制御回路は、
    前記スイッチング素子の入力端子と前記基準電圧端子との間に設けられ、前記基準電圧端子の電圧を所定値に保持するレギュレータと、
    前記帰還回路からの帰還電流信号を受けて、電圧信号として出力する出力負荷検出回路と、
    前記出力負荷検出回路からの出力電圧信号と基準電圧との差からなる誤差電圧信号を生成して出力する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器の出力信号を基準として前記スイッチング素子を流れる電流を検出する素子電流検出回路と、
    前記誤差電圧信号が下限電圧よりも小さい場合には前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止させ、前記誤差電圧信号が上限電圧よりも大きい場合には前記スイッチング素子のスイッチング動作を再開させる軽負荷検出回路とを有しており、
    前記出力負荷検出回路は、出力端に抵抗が接続されたカレントミラー回路により構成されており、前記出力負荷検出回路に入力された前記帰還電流信号は、帰還電圧信号に変換されて前記誤差増幅回路に出力され、
    前記軽負荷検出回路は、前記下限電圧及び上限電圧を出力する基準電圧源と、前記基準電圧源が出力する電圧信号と前記誤差電圧信号とを比較する比較器とを含み、
    前記下限電圧又は前記上限電圧の値は、前記比較器の出力信号により切り替わるように設定されていることを特徴とする非絶縁型のスイッチング電源装置。
  2. 前記帰還回路はフォトカプラを含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記誤差電圧信号は、前記帰還回路を流れる電流によって線形的に変化することにより、前記スイッチング素子のスイッチング動作の停止期間が、主出力端子の電力変化に対して線形的に変化するように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記出力電圧検出回路は、ツェナーダイオードと発光素子との直列接続回路を含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記帰還回路は、受光部を有するスイッチ素子を含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記出力電圧検出回路と前記帰還回路とは、ツェナーダイオードとフォトカプラとにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  7. 前記第1の直流電圧の値はほぼ100V以上であり、前記第2の直流電圧の値はほぼ25V以下であることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  8. 前記制御回路は、過電流を検出して前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止する過電流保護手段を有していることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  9. 前記制御回路は、過電流状態を検出して前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止する過電流保護手段と、過熱状態を検出して前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止する過熱保護手段とを有していることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  10. 第1の直流電圧を受ける平滑用入力コンデンサと、前記第1の直流電圧を受けるスイッチング素子と、前記スイッチング素子の動作を制御する制御回路と、前記スイッチング素子の出力端子と前記制御回路の基準電圧端子との間に設けられた制御回路用電源コンデンサと、前記スイッチング素子からの出力信号を受け、前記第1の直流電圧よりも電圧の絶対値が小さい第2の直流電圧に変換して出力する電圧変換回路と、出力側に設けられた出力電圧検出回路と、前記出力電圧検出回路からの検出信号を受け、受けた検出信号を前記制御回路に帰還する帰還回路とを備えた非絶縁型のスイッチング電源装置を制御するスイッチング電源用半導体装置であって、
    前記スイッチング電源用半導体装置は、前記スイッチング素子及び前記制御回路を含み、
    前記制御回路は、
    前記スイッチング素子の入力端子と前記基準電圧端子との間に設けられ、前記基準電圧端子の電圧を所定値に保持するレギュレータと、
    前記帰還回路からの帰還電流信号を受けて、電圧信号として出力する出力負荷検出回路と、
    前記出力負荷検出回路からの出力電圧信号と基準電圧との差からなる誤差電圧信号を生成して出力する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器の出力信号を基準として前記スイッチング素子を流れる電流を検出する素子電流検出回路と、
    前記誤差電圧信号が下限電圧よりも小さい場合には前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止させ、前記誤差電圧信号が上限電圧よりも大きい場合には前記スイッチング素子のスイッチング動作を再開させる軽負荷検出回路とを有しており、
    前記出力負荷検出回路は、出力端に抵抗が接続されたカレントミラー回路により構成されており、前記出力負荷検出回路に入力された前記帰還電流信号は、帰還電圧信号に変換されて前記誤差増幅回路に出力され、
    前記軽負荷検出回路は、前記下限電圧及び上限電圧を出力する基準電圧源と、前記基準電圧源が出力する電圧信号と前記誤差電圧信号とを比較する比較器とを含み、
    前記下限電圧又は前記上限電圧の値は、前記比較器の出力信号により切り替わるように設定されていることを特徴とするスイッチング電源用半導体装置。
  11. 前記下限電圧又は前記上限電圧の値を可変に設定できる検出電圧可変手段をさらに備えていることを特徴とする請求項10に記載のスイッチング電源用半導体装置。
  12. 前記スイッチング素子及び前記制御回路は、前記スイッチング素子の入力端子及び出力端子、並びに前記制御回路における前記基準電圧端子及び帰還信号の入力端子が外部接続端子となるように1つの半導体基板上に集積化されていることを特徴とする請求項10又は11に記載のスイッチング電源用半導体装置。
  13. 前記スイッチング素子及び前記制御回路は、前記スイッチング素子の入力端子及び出力端子、並びに前記制御回路における前記基準電圧端子及び帰還信号の入力端子が外部接続端子となるように1つのパッケージに収納されていることを特徴とする請求項10又は11に記載のスイッチング電源用半導体装置。
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