JP4042627B2 - 電源電圧変換回路およびその制御方法、ならびに表示装置および携帯端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源電圧変換回路およびその制御方法、ならびに表示装置および携帯端末に関し、特にキャパシタを充放電駆動するチャージポンプ回路を用いた電源電圧変換回路およびその制御方法、ならびに当該電源電圧変換回路を搭載した表示装置およびこの表示装置を画面表示部として用いた携帯電話機に代表される携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants;携帯情報端末)などの携帯端末の普及がめざましい。これら携帯端末の急速な普及の要因の一つとして、その画面表示部として搭載されている例えば液晶表示装置が挙げられる。その理由は、液晶表示装置が原理的に駆動するための電力を要しない特性を持ち、低消費電力の表示デバイスであるためである。
【0003】
携帯端末では、電源として単一電源電圧のバッテリが用いられる。一方、液晶表示装置において、行列状に配置された画素を駆動する水平駆動回路では、ロジック部とアナログ部とで異なる直流電圧が用いられ、また画素に情報を書き込む垂直駆動回路では、水平駆動回路側よりも絶対値の大きい直流電圧が用いられることになる。したがって、携帯端末に搭載される液晶表示装置には、単一の直流電圧を電圧値の異なる複数種類の直流電圧に変換する電源電圧変換回路、いわゆるDC−DCコンバータが用いられる。
【0004】
従来、液晶表示装置において、DC−DCコンバータとしては、インダクタを用いたものが一般的に使用されてきたが、近年の携帯端末の低消費電力化、小型化に伴ってチャージポンプ型のものも多く使用されるようになってきている(例えば、特許文献1参照)。チャージポンプ型DC−DCコンバータは、電流容量が比較的少ないものの、外付け部品としてインダクタを使わなくて済むため携帯端末の小型化に寄与できるという利点を持っている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−176764号公報(特に、段落0005〜段落0013および図11〜図14)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、チャージポンプ型DC−DCコンバータでは、フライングキャパシタを駆動するトランジスタのゲート電圧を、入力電圧によって制御される電圧振幅にて制御するようにしていたため、大電流容量のDC−DCコンバータを実現しようとすると、トランジスタのサイズが大きくなり、回路サイズが増大する。これは、絶縁基板上に形成される低温ポリシリコンTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)などの移動度の比較的小さなデバイスを用いて回路を作成した場合に非常に大きな問題となる。具体的には、表示装置の所謂額縁(表示エリア部の周辺領域)上にチャージポンプ型DC−DCコンバータを表示エリア部(画素部)と一体化して形成する場合に、DC−DCコンバータの回路サイズの増大が額縁サイズの増大を招く要因となるため、表示装置の小型化を図る上で特に深刻な問題となる。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大電流能力のチャージポンプ回路を小面積で作成可能な電源電圧変換回路およびその制御方法、ならびに当該電源電圧変換回路を搭載した表示装置およびこの表示装置を画面表示部として用いた携帯端末を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、キャパシタと、このキャパシタを充放電駆動するトランジスタ対とを有し、第1の電源電圧を当該電源電圧よりも大なる第2の電源電圧に変換するチャージポンプ回路を用い、電源投入時の一定期間において前記チャージポンプ回路の出力ラインを前記第1の電源電圧の電源ラインに接続するスイッチ素子と、電源投入時に与えられる制御パルスを前記スイッチ素子のゲートに印加する抵抗素子と、前記抵抗素子に対して並列に接続され、前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトするレベルシフト回路とを有する電源電圧変換回路において、前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いてコントロールパルスを振幅変換し、その振幅変換後のコントロールパルスを用いて前記トランジスタ対によって前記キャパシタを充放電駆動することを特徴としている。そして、この電源電圧変換回路は、表示装置の電源回路として用いられる。また、この電源電圧変換回路を備えた表示装置は、携帯端末の画面表示部として用いられる。
【0009】
上記構成の電源電圧変換回路において、第1の電源電圧に対応した振幅のコントロールパルスを、第2の電源電圧に対応した振幅のコントロールパルスに振幅変換し、この振幅変換後のコントロールパルスを、キャパシタを充放電駆動するトランジスタ対に印加することで、当該トランジスタ対のゲート-ソース間電圧が大きくなる。これにより、トランジスタ対のオン抵抗が下がるため、トランジスタ対のトランジスタサイズを小さくでき、その結果、小面積の回路規模にて電流能力の大きな電源電圧変換回路を実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る直流電圧変換回路、即ちチャージポンプ型DC−DCコンバータの構成例を示す回路図である。ここでは、一例として、第1の正側電源電圧VDD1が2.75V、負側電源電圧VSSが0V(グランドレベル)で、第1の正側電源電圧VDD1を2倍、即ち5.5Vの第2の正側電源電圧VDD2に昇圧する場合を例に採って説明するものとする。
【0012】
図1から明らかなように、本実施形態に係るDC−DCコンバータ10は、チャージポンプ回路11、レベルシフタ12、バッファ13、スイッチ素子14および電源立ち上げ制御回路15を有する構成となっている。チャージポンプ回路11は、フライングキャパシタC11と、当該フライングキャパシタC11の一端と第1の正側電源電圧VDD1および負側電源電圧VSSの各電源ラインL11,L12との間に接続され、フライングキャパシタC11を充放電駆動するトランジスタ対、即ちPchMOSトランジスタQp11およびNchMOSトランジスタQn11とを有している。
【0013】
このチャージポンプ回路11において、フライングキャパシタC11の他端と電源ラインL11との間にはスイッチングトランジスタであるNchMOSトランジスタQn12が接続され、フライングキャパシタC11の他端と出力ラインL13との間にはスイッチングトランジスタであるPchMOSトランジスタQp12が接続されている。出力ラインL13は、第2の正側電源電圧VDD2を出力するラインである。
【0014】
MOSトランジスタQn12のゲートはダイオードD11のカソードに接続され、当該ダイオードD11のアノードは電源ラインL11に接続されている。MOSトランジスタQp12のゲートはダイオードD12のカソードに接続され、当該ダイオードD12のアノードは電源ラインL12に接続されている。出力ラインL13と電源ラインL12との間にはキャパシタC14が接続され、さらにNchMOSトランジスタQn13が接続されている。MOSトランジスタQn13のゲートには、インバータ16を介してスタンバイパルスSTBが与えられる。
【0015】
レベルシフタ12は、電源ラインL14によって与えられる第2の正側電源電圧VDD2と負側電源電圧VSSとを動作電源とし、VSS(0V)−VDD1(2.75V)の振幅のコントロールパルス(ポンピングパルス)をVSS−VDD2(5.5V)の振幅のコントロールパルスに振幅変換する振幅変換回路である。このレベルシフタ12で振幅変換されたVSS−VDD2振幅のコントロールパルスは、バッファ13を介してMOSトランジスタQp11,Qn11の各ゲートに与えられるとともに、キャパシタC12,C13を介してMOSトランジスタQn12,Qp12の各ゲートに与えられる。
【0016】
図2は、レベルシフタ12の具体的な構成の一例を示す回路図である。本例に係るレベルシフタ12は、ソースが共に接地されたNchMOSトランジスタQn121,Qn122を有し、これらMOSトランジスタQn121,Qn122のドレイン側がクロスカップルされた差動回路構成となっている。すなわち、MOSトランジスタQn121,Qn122の各ドレインがPchMOSトランジスタQp121,Qp122を介して第2の正側電源電圧VDD2の電源ラインL14に接続され、MOSトランジスタQp121,Qp122の各ゲートがMOSトランジスタQn122,Qn121の各ドレインにそれぞれ接続されている。
【0017】
そして、MOSトランジスタQn121のゲートにはVSS−VDD1振幅のコントロールパルスが印加され、MOSトランジスタQn122のゲートにはCMOSインバータ121で反転されたVSS−VDD1振幅のコントロールパルスが印加されることにより、VSS−VDD1振幅のコントロールパルスがVSS−VDD2の振幅のコントロールパルスに振幅変換されてMOSトランジスタQn122のドレインから導出される。このVSS−VDD2の振幅のコントロールパルスは、CMOSインバータが2段縦続接続されてなるバッファ122を経て出力される。
【0018】
再び図1において、バッファ13は、2つのCMOSインバータ131,132が縦続接続された構成となっている。CMOSインバータ131は、正側電源電圧VDD2の電源ラインL14と負側電源電圧VSSの電源ラインL12との間に直列に接続され、ゲートが共通に接続されたPchMOSトランジスタQp14およびNchMOSトランジスタQn14から構成されている。CMOSインバータ132は、電源ラインL14と電源ラインL12との間に直列に接続され、ゲートが共通に接続されたPchMOSトランジスタQp15およびNchMOSトランジスタQn15から構成されている。
【0019】
スイッチ素子14は、電源投入時の一定期間において出力ラインL13を第1の正側電源電圧VDD1の電源ラインL11に接続するために設けられたものであり、電源ラインL11と出力ラインL13との間に接続されたPchMOSトランジスタQp13によって構成されている。PchMOSトランジスタQp13のゲートには、電源投入時に電源立ち上げ制御回路15を介して電源立ち上げ制御パルスSTTが与えられる。
【0020】
電源立ち上げ制御回路15は、電源投入時にスイッチ素子14を確実にオン状態にし、かつ第2の正側電源電圧VDD2が立ち上がった後に当該スイッチ素子14を確実にオフ状態にするために設けられたものであり、電源立ち上げ制御パルスSTTを直接MOSトランジスタQp13のゲートに与える抵抗素子Rと、この抵抗素子Rに対して並列に接続され、VSS−VDD1振幅の電源立ち上げ制御パルスSTTをVSS−VDD2振幅の電源立ち上げ制御パルスSTTにレベルシフトするレベルシフタ151とを有する構成となっている。レベルシフタ151としては、例えば、図2に示した回路構成のものを用いることができる。
【0021】
次に、上記構成の第1実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータ10の電源投入時の回路動作について、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
【0022】
時刻t11での電源投入により、先ず、第1の正側電源電圧VDD1および電源立ち上げ制御パルスSTTが立ち上がる。そして、その立ち上げ時点から時刻t12までの一定期間T11では、スタンバイパルスSTBが低レベル(グランドレベル)にあり、MOSトランジスタQn13がオン状態となることで、キャパシタC14の電荷が放電される。時刻t12でスタンバイパルスSTBが高レベル(VCC1)となり、MOSトランジスタQn13がオフ状態となる。
【0023】
時刻t12では同時に、電源立ち上げ制御パルスSTTが一定期間T12の間だけ低レベルになり、抵抗素子Rを介してスイッチ素子14であるMOSトランジスタQp13のゲートに印加されることにより、当該MOSトランジスタQp13がオン状態となって出力ラインL13を電源ラインL11に接続する。すると、出力ライン13からは先ず第1の正側電源電圧VDD1が出力される。この正側電源電圧VDD1は、電源ラインL14を経由してレベルシフタ12にも供給される。
【0024】
レベルシフタ12は、正側電源電圧VDD1を電源電圧として動作を開始し、VSS−VDD1振幅のコントロールパルスを、そのままポンピングパルスとしてバッファ13を介してチャージポンプ回路11に与える。コントロールパルスが与えられることで、チャージポンプ回路11は当該コントロールパルスに応じて昇圧動作(ポンピング動作)を開始する。そして、一定期間T12が経過した時刻t13で電源立ち上げ制御パルスSTTが高レベルになり、MOSトランジスタQp13がオフ状態になると、チャージポンプ回路11による昇圧動作によって出力ラインL13の電位がVDD1レベルから徐々に上昇し、最終的にVDD2レベルに収束する。
【0025】
この第2の正側電源電圧VDD2は、電源ラインL14を介してレベルシフタ12,151に供給される。すると、レベルシフタ12は、VSS−VDD1振幅のコントロールパルスを、VSS−VDD2振幅のコントロールパルスに振幅変換(レベルシフト)してチャージポンプ回路11に供給する。同様に、レベルシフタ151は、VSS−VDD1振幅(ロジックレベル)の電源立ち上げ制御パルスSTTを、VSS−VDD2振幅の電源立ち上げ制御パルスSTTに振幅変換してMOSトランジスタQp13のゲートに印加する。
【0026】
上述したように、電源電圧VDD1を電源電圧VDD2に変換する第1実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータ10において、VSS−VDD1振幅のコントロールパルスをVSS−VDD2振幅のコントロールパルスに振幅変換し、この振幅変換後のコントロールパルスをポンピングパルスとして用いてMOSトランジスタQp11,Qn11によってフライングキャパシタC11を駆動するとともに、フライングキャパシタC11の出力側のMOSトランジスタQn12,Qp12をスイッチング制御することにより、VSS−VDD1振幅のコントロールパルスで駆動制御を行う場合よりも、MOSトランジスタQp11,Qn11,Qn12,Qp12のゲート-ソース間電圧が大きくなる、本例では2倍になる。
【0027】
これにより、MOSトランジスタQp11,Qn11,Qn12,Qp12のオン抵抗が下がるため、これらMOSトランジスタのサイズを小さくでき、よってMOSトランジスタQp11,Qn11,Qn12,Qp12の形成面積を小さくできる。その結果、小面積の回路規模にて電流能力の大きなチャージポンプ回路10を実現できる。その効果は、MOSトランジスタQp11,Qn11,Qn12,Qp12としてしきい値Vthが大きいトランジスタ、例えば薄膜トランジスタを用いた場合に特に大きい。
【0028】
また、電源投入時には、スイッチ素子14であるMOSトランジスタQp13によって出力ラインL13をVDD1の電源ラインL11に接続し、出力ラインL13から第1の正側電源電圧VDD1を出力するようにしたことにより、この電源電圧VDD1が電源ラインL14を経由してレベルシフタ12にも与えられることになるため、当該レベルシフタ12が電源立ち上げ時にも正常に動作することが可能になり、安定した立ち上げ動作が可能になる。
【0029】
すなわち、本来第2の正側電源電圧VDD2で動作するレベルシフタ12は、電源立ち上げ時には当該電源電圧VDD2がまだ立ち上がっていないために正常に動作できなく、チャージポンプ回路11に対してコントロールパルスを供給できないことになる。これに対して、電源投入時に出力ラインL13を電源ラインL11に接続することにより、レベルシフタ12に電源電圧VDD1が供給されることになるため、当該レベルシフタ12は電源立ち上げ時にも正常に動作し、チャージポンプ回路11に対してコントロールパルスを正常に供給できることになる。
【0030】
ところで、MOSトランジスタQp13をオン/オフ制御する電源立ち上げ制御パルスSTTは、出力ラインL12の電位の制御を行う必要があることから、出力ラインL12の電位と同レベルの電圧値を有する必要がある。ところが、電源立ち上げ時のMOSトランジスタQp13をオンさせる前の段階では、この電圧値を十分に確保することができない。そこで、電源立ち上げ時には、抵抗素子Rを介してロジックレベルの電源立ち上げ制御パルスSTTをMOSトランジスタQp13のゲートに与え、第2の正側電源電圧VDD2が立ち上がった後はレベルシフタ151によってレベルシフトした電源立ち上げ制御パルスSTTをMOSトランジスタQp13のゲートに与えて、当該MOSトランジスタQp13をスイッチ制御することにより、安定した立ち上げ動作が可能になる。
【0031】
なお、本実施形態では、第1の正側電源電圧VDD1をそれよりも大なる第2の正側電源電圧VDD2に変換(本例では、2倍に昇圧)するチャージポンプ型DC−DCコンバータ10に適用した場合を例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、第1の正側電源電圧VDD1を第2の負側電源電圧VSS2(例えば、−2.75)に変換(−1倍)するチャージポンプ型DC−DCコンバータにも同様に適用可能である(以下に説明する第2実施形態を参照)。さらに、2倍あるいは−1倍のチャージポンプ型DC−DCコンバータに限られるものではないことは勿論である。
【0032】
[第2実施形態]
図4は、本発明の第2実施形態に係る直流電圧変換回路、即ちチャージポンプ型DC−DCコンバータの構成例を示す回路図である。ここでは、一例として、第1の正側電源電圧VDD1が2.75V、第1の負側電源電圧VSS1が0V(グランドレベル)で、第1の正側電源電圧VDD1を5.5V(2倍)の第2の正側電源電圧VDD2に昇圧するとともに、−2.75V(−1倍)の第2の負側電源電圧VSS2に変換する場合を例に採って説明するものとする。
【0033】
図4から明らかなように、本実施形態に係るDC−DCコンバータ20は、コントロール回路部21、5.5V発生回路部22および−2.75V発生回路部23の3つのブロックから構成されている。コントロール回路部21は、ロジックレベルである正側電源電圧VDD1および負側電源電圧VSS1を動作電源とし、リセットパルスRSTおよびスタンバイパルスSTBに基づいて2つの電源立ち上げ制御パルスSTT1,STT2を生成するとともに、スタンバイパルスSTB、マスタークロックMCKおよびモード信号に基づいてポンピングパルスとなるコントロールパルスDDCを生成する。
【0034】
コントロール回路部21において、リセットパルスRSTはインバータ211で反転されてANDゲート212の一方の入力となる。スタンバイパルスSTBは直接ANDゲート212の他方の入力となる。ANDゲート212は、両入力の論理積をとる。ANDゲート212の出力パルスは、インバータ213で反転されて電源立ち上げ制御パルスSTT1となる。また、リセットパルスRSTはインバータ214で反転されて電源立ち上げ制御パルスSTT2となる。
【0035】
コントロール回路部21にはさらに、マスタークロックMCKを例えば64分周する64分周器215と、マスタークロックMCKを例えば256分周する256分周器216とが設けられている。64分周器215は、モード信号が高レベル(H=通常モード)のときに動作状態となってマスタークロックMCKを64分周して得られるコントロールパルスDDCを生成する。256分周器216は、モード信号が低レベル(L=低電力モード)のときに動作状態となってマスタークロックMCKを256分周して得られるコントロールパルスDDCを生成する。
【0036】
このようにして生成されたコントロールパルスDDCは、5.5V発生回路部22および−2.75V発生回路部23において共通に用いられる。なお、5.5V発生回路部22および−2.75V発生回路部23は、必ずしも同じ周波数のコントロールパルスDDCを用いる必要はなく、別々な周波数のコントロールパルスDDCを用いるようにしても構わない。
【0037】
また、ここでは、マスタークロックMCKを通常モードで64分周、低電力モードで256分周して得られる周波数のコントロールパルスDDCを生成するとしたが、この周波数に限られるものではなく、必要な電力能力を確保できればどのような周波数のコントロールパルスDDCであっても構わない。さらに、2つの電源立ち上げ制御パルスSTT1,STT2については、システムの別の場所で生成するようにしても良い。
【0038】
5.5V発生回路部22は、チャージポンプ回路221、レベルシフタ2222、バッファ223、スイッチ素子224および電源立ち上げ制御回路225を有する構成となっている。チャージポンプ回路221は、フライングキャパシタC21と、当該フライングキャパシタC21の一端とVDD1およびVSS2の各電源ラインL21,L22との間に接続されたトランジスタ対、即ちPchMOSトランジスタQp21およびNchMOSトランジスタQn21とを有している。
【0039】
このチャージポンプ回路221において、フライングキャパシタC21の他端と電源ラインL21との間にはスイッチングトランジスタであるNchMOSトランジスタQn22が接続され、フライングキャパシタC21の他端と出力ラインL23との間にはスイッチングトランジスタであるPchMOSトランジスタQp22が接続されている。出力ラインL23は、第2の正側電源電圧VDD2を出力するラインである。
【0040】
MOSトランジスタQn22のゲートはダイオードD21のカソードに接続され、当該ダイオードD21のアノードは電源ラインL21に接続されている。MOSトランジスタQp22のゲートはダイオードD22のカソードに接続され、当該ダイオードD22のアノードは電源ラインL22に接続されている。出力ラインL23と電源ラインL22との間にはキャパシタC34が接続され、さらにNchMOSトランジスタQn23が接続されている。MOSトランジスタQn23のゲートには、インバータ226を介して先述したスタンバイパルスSTBが与えられる。
【0041】
レベルシフタ222は、電源ラインL24によって与えられる第2の正側電源電圧VDD2と、−2.75V発生回路部23から電源ラインL25によって与えられる第2の負側電源電圧VSS2とを動作電源とし、VSS1(0V)−VDD1(2.75V)の振幅のコントロールパルス(ポンピングパルス)DDCをVSS2(−2.75V)−VDD2(5.5V)の振幅のコントロールパルスに振幅変換する振幅変換回路である。このレベルシフタ222で振幅変換されたVSS2−VDD2振幅のコントロールパルスDDCは、バッファ223を介してMOSトランジスタQp21,Qn21の各ゲートに与えられるとともに、キャパシタC22,C23を介してMOSトランジスタQn22,Qp23の各ゲートに与えられる。
【0042】
図5は、レベルシフタ222の具体的な構成の一例を示す回路図である。本例に係るレベルシフタ222は、VSS1−VDD1振幅のコントロールパルスDDCを先ずVSS1−VDD2振幅のコントロールパルスDDCに振幅変換する回路部分222Aと、次いでVSS1−VDD2振幅のコントロールパルスDDCをVSS2−VDD2振幅のコントロールパルスDDCに振幅変換する回路部分222Bとから構成されている。
【0043】
回路部分222Aは、ソースが共に接地されたNchMOSトランジスタQn131,Qn132を有し、これらMOSトランジスタQn131,Qn132のドレイン側がクロスカップルされた差動回路構成となっている。すなわち、MOSトランジスタQn131,Qn132の各ドレインがPchMOSトランジスタQp131,Qp132を介してVDD2の電源ラインL24に接続され、MOSトランジスタQp131,Qp132の各ゲートがMOSトランジスタQn132,Qn131の各ドレインにそれぞれ接続されている。
【0044】
そして、MOSトランジスタQn131のゲートにはVSS1−VDD1振幅のコントロールパルスが印加され、MOSトランジスタQn132のゲートにはCMOSインバータ131で反転されたVSS1−VDD1振幅のコントロールパルスが印加されることで、VSS1−VDD1振幅のコントロールパルスがVSS1−VDD2の振幅のコントロールパルスに振幅変換されてMOSトランジスタQn132のドレインから導出される。このVSS1−VDD2の振幅のコントロールパルスは、CMOSインバータが2段縦続接続されてなるバッファ132を経て互いに逆相のパルスとして回路部分222Bに供給される。
【0045】
回路部分222Bは、ソースが共にVDD2の電源ラインL24に接続されたPchMOSトランジスタQp133,Qp134を有し、これらMOSトランジスタQp133,Qp134のドレイン側がクロスカップルされた差動回路構成となっている。すなわち、MOSトランジスタQp133,Qp134の各ドレインがNchMOSトランジスタQn133,Qn134を介してVSS2の電源ラインL25に接続され、MOSトランジスタQn133,Qn134の各ゲートがMOSトランジスタQp134,Qp133の各ドレインにそれぞれ接続されている。
【0046】
そして、MOSトランジスタQp133,Qp134の各ゲートに、VSS1−VDD2振幅の互いに逆相のコントロールパルスがそれぞれ印加されることにより、VSS1−VDD2振幅のコントロールパルスがVSS2−VDD2の振幅のコントロールパルスに振幅変換されてMOSトランジスタQp134のドレインから導出される。このVSS2−VDD2の振幅のコントロールパルスは、CMOSインバータが2段縦続接続されてなるバッファ133を経由して出力される。
【0047】
再び図4において、バッファ223は、VDD2の電源ラインL24とVSS2の電源ラインL25との間に直列に接続され、ゲートが共通に接続されたPchMOSトランジスタQp24およびNchMOSトランジスタQn24からなるCMOSインバータと、電源ラインL24と電源ラインL25との間に直列に接続され、ゲートが共通に接続されたPchMOSトランジスタQp25およびNchMOSトランジスタQn25からなるCMOSインバータとが縦続接続された構成となっている。
【0048】
スイッチ素子224は、電源投入時の一定期間において出力ラインL23をVDD1の電源ラインL11に接続するために設けられたものであり、電源ラインL21と出力ラインL23との間に接続されたPchMOSトランジスタQp23によって構成されている。MOSトランジスタQp23のゲートには、電源投入時に電源立ち上げ制御回路225を介して先述した電源立ち上げ制御パルスSTT1が与えられる。
【0049】
電源立ち上げ制御回路225は、電源投入時にスイッチ素子224を確実にオン状態にし、かつ電源電圧VDD2が立ち上がった後に当該スイッチ素子224を確実にオフ状態にするために設けられたものであり、電源立ち上げ制御パルスSTT1を直接MOSトランジスタQp23のゲートに印加する抵抗素子R11と、この抵抗素子R11に対して並列に接続され、VSS1−VDD1振幅の電源立ち上げ制御パルスSTT1をVSS1−VDD2振幅の電源立ち上げ制御パルスSTT1にレベルシフトするレベルシフタ152とを有する構成となっている。レベルシフタ152としては、例えば、図2に示した回路構成のものを用いることができる。
【0050】
−2.75V発生回路部23は、チャージポンプ回路231、レベルシフタ2232、バッファ233、スイッチ素子234および電源立ち上げ制御回路235を有する構成となっている。チャージポンプ回路231は、フライングキャパシタC31と、当該フライングキャパシタC31の一端とVDD1およびVSS2の各電源ラインL21,L22との間に接続されたトランジスタ対、即ちPchMOSトランジスタQp31およびNchMOSトランジスタQn31とを有している。
【0051】
このチャージポンプ回路231において、フライングキャパシタC31の他端と電源ラインL22との間にはスイッチングトランジスタであるPchMOSトランジスタQp32が接続され、フライングキャパシタC31の他端と出力ラインL26との間にはスイッチングトランジスタであるNchMOSトランジスタQn32が接続されている。出力ラインL26は、第2の負側電源電圧VSS2を出力するラインである。MOSトランジスタQp32のゲートはダイオードD31のアノードに接続され、当該ダイオードD31のカソードは電源ラインL22に接続されている。MOSトランジスタQn32のゲートはダイオードD32のアノードに接続され、当該ダイオードD32のカソードは電源ラインL21に接続されている。出力ラインL26と電源ラインL22との間にはキャパシタC34が接続されている。
【0052】
レベルシフタ232は、電源ラインL24によって与えられる第2の正側電源電圧VDD2と、−2.75V発生回路部23から電源ラインL27によって与えられる第2の負側電源電圧VSS2とを動作電源とし、VSS1−VDD1振幅のコントロールパルスDDCをVSS2−VDD2の振幅のコントロールパルスに振幅変換する振幅変換回路である。このレベルシフタ232としても、例えば、図5に示す構成のものを用いることができる。レベルシフタ232で振幅変換されたVSS2−VDD2振幅のコントロールパルスDDCは、バッファ233を介してMOSトランジスタQp31,Qn31の各ゲートに与えられるとともに、キャパシタC32,C33を介してMOSトランジスタQp32,Qn33の各ゲートに与えられる。
【0053】
バッファ233は、VDD2の電源ラインL24とVSS2の電源ラインL27との間に直列に接続され、ゲートが互いに共通に接続されたPchMOSトランジスタQp34およびNchMOSトランジスタQn34からなるCMOSインバータと、電源ラインL24と電源ラインL27との間に直列に接続され、ゲートが互いに共通に接続されたPchMOSトランジスタQp35およびNchMOSトランジスタQn35からなるCMOSインバータとが縦続接続された構成となっている。
【0054】
スイッチ素子234は、電源投入時の一定期間において出力ラインL26をVSS1の電源ラインL25に接続するために設けられたものであり、電源ラインL25と出力ラインL26との間に接続されたNchMOSトランジスタQn33によって構成されている。MOSトランジスタQn33のゲートには、電源投入時に電源立ち上げ制御回路235を介して先述した電源立ち上げ制御パルスSTT2が与えられる。
【0055】
電源立ち上げ制御回路225は、電源投入時にスイッチ素子234を確実にオン状態にし、かつ電源電圧VSS2が立ち上がった後に当該スイッチ素子234を確実にオフ状態にするために設けられたものであり、電源立ち上げ制御パルスSTT2を直接MOSトランジスタQp33のゲートに印加する抵抗素子R12と、この抵抗素子R12に対して並列に接続され、VSS1−VDD1振幅の電源立ち上げ制御パルスSTT2をVSS2−VDD1振幅の電源立ち上げ制御パルスSTT2にレベルシフトするレベルシフタ153とを有する構成となっている。
【0056】
レベルシフタ153としては、例えば、図2に示した回路構成のものを用いることができる。ただし、図2に示した回路構成のレベルシフタをレベルシフタ153として用いる場合には、図2において、VSS2をVDD2に、VSS1をVDD1に、VDD1をVSS1にそれぞれ置き換え、かつ全NMOS,PMOSトランジスタを逆導電型のトランジスタに入れ替える必要がある。
【0057】
次に、上記構成の第2実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータ20の電源投入時の回路動作について、図6のタイミングチャートを用いて説明する。
【0058】
先ず、コントロール回路部21において、リセットパルスRSTおよびスタンバイパルスSTBに基づいて2つの電源立ち上げ制御パルスSTT1,STT2が生成されるとともに、スタンバイパルスSTB、マスタークロックMCKおよびモード信号に基づいてコントロールパルスDDCが生成される。そして、コントロールパルスDDCがポンピングパルスとして5.5V発生回路部22および−2.75V発生回路部23に共通に与えられるとともに、電源立ち上げ制御パルスSTT1が5.5V発生回路部22に、電源立ち上げ制御パルスSTT2が−2.75V発生回路部23にそれぞれ供給される。
【0059】
時刻t21での電源投入により、先ず、電源電圧VDD1および電源立ち上げ制御パルスSTT1,STT2が立ち上がる。そして、その立ち上げ時点から時刻t12までの一定期間T21では、スタンバイパルスSTBが低レベル(グランドレベル)にあり、5.5V発生回路部22のMOSトランジスタQn23がオン状態となることで、キャパシタC24の電荷が放電される。また、電源立ち上げ制御パルスSTT2が立ち上がり、当該電源立ち上げ制御パルスSTT2が抵抗素子R12を介してMOSトランジスタQp33のゲートに印加されることにより、当該MOSトランジスタQp33がオン状態となって出力ラインL26を電源ラインL22に接続する。すると、出力ライン26からは先ず負側電源電圧VSS1が出力される。この負側電源電圧VSS1は、電源ラインL25,L27を経由してレベルシフタ222,232にも供給される。
【0060】
時刻t22でスタンバイパルスSTBが高レベル(VCC1)となることにより、MOSトランジスタQn23がオフ状態となる。同時に、電源立ち上げ制御パルスSTT1が一定期間T22の間だけ低レベルになり、抵抗素子R11を介してMOSトランジスタQp23のゲートに印加されることにより、当該MOSトランジスタQp23がオン状態となって出力ラインL23を電源ラインL21に接続する。すると、出力ライン13からは先ず正側電源電圧VDD1が出力される。この正側電源電圧VDD1は、電源ラインL24を経由してレベルシフタ222,232にも供給される。
【0061】
レベルシフタ222,232は、正側電源電圧VDD1および負側電源電圧VSS1を電源電圧として動作を開始し、VSS1−VDD1振幅のコントロールパルスDDCを、そのままバッファ223,233を介してチャージポンプ回路221,231に与える。コントロールパルスDDCが与えられることで、チャージポンプ回路221,231は当該コントロールパルスDDCに応じてポンピング動作を開始する。
【0062】
そして、5.5V発生回路部22において、一定期間T22が経過した時刻t23で電源立ち上げ制御パルスSTT1が高レベルになり、MOSトランジスタQp23がオフ状態になると、チャージポンプ回路221によるポンピング動作によって出力ラインL23の電位がVDD1レベルから徐々に上昇し、最終的にVDD2レベルに収束する。この電源電圧VDD2は、電源ラインL24を介してレベルシフタ222,232に供給される。
【0063】
−2.75V発生回路部23でも同様に、時刻t23で電源立ち上げ制御パルスSTT2が低レベルになり、MOSトランジスタQn33がオフ状態になると、チャージポンプ回路231によるポンピング動作によって出力ラインL26の電位がVSS1レベルから徐々に上昇し、最終的にVSS2レベルに収束する。この電源電圧VSS2は、電源ラインL25,L27を介してレベルシフタ222,232に供給される。
【0064】
これにより、レベルシフタ222は、VSS1−VDD1振幅のコントロールパルスDDCを、VSS2−VDD2振幅のコントロールパルスDDCに振幅変換してチャージポンプ回路221に供給する。同様に、レベルシフタ232は、VSS1−VDD1振幅のコントロールパルスDDCを、VSS2−VDD2振幅のコントロールパルスDDCに振幅変換してチャージポンプ回路231に供給する。
【0065】
また、レベルシフタ152は、VSS1−VDD1振幅の電源立ち上げ制御パルスSTT1を、VSS1−VDD2振幅の電源立ち上げ制御パルスSTT1に振幅変換してMOSトランジスタQp23のゲートに印加し、同様に、レベルシフタ153は、VSS1−VDD1振幅の電源立ち上げ制御パルスSTT2を、VSS2−VDD1振幅の電源立ち上げ制御パルスSTT2に振幅変換してMOSトランジスタQn33のゲートに印加する。
【0066】
上述したように、電源電圧VDD1を電源電圧VDD2および電源電圧VSS2に変換する第2実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータ20においても、振幅したコントロールパルスDDCをポンピングパルスとして用いてポンピング動作を行うことで、第1実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータ10の場合と同様の作用効果を得ることができる。特に、−2.75V発生回路部23で発生した電源電圧VSS2を5.5V発生回路部22側のレベルシフタ222に供給するとともに、5.5V発生回路部22で生成した電源電圧VDD2を−2.75V発生回路部23部22側のレベルシフタ232に供給する構成を採っていることで、より優れた作用効果を得ることができる。
【0067】
すなわち、上記構成を採ることにより、チャージポンプ回路221,231に供給するコントロールパルスDDCの振幅を第1実施形態の場合よりもさらに大きくできる、具体的には第1実施形態の場合にはVSS1−VDD2の振幅であるのに対して、本実施形態の場合にはVSS2−VDD2の振幅となるため、MOSトランジスタQp11,Qn11,Qn12,Qp12のサイズをさらに小さく設定できるため、より小面積の回路規模にて電流能力の大きなチャージポンプ回路20を実現できる。
【0068】
[適用例]
上述した各実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータ(電源電圧変換回路)は、例えば、電気光学素子として液晶セルを用いた画素が行列状に2次元配置されてなる液晶表示装置に代表されるフラットパネル型表示装置の電源回路として用いられる。その構成の一例を図7に示す。ここでは、アクティブマトリクス型液晶表示装置の場合を例に採って説明するものとする。
【0069】
図7において、透明絶縁基板、例えばガラス基板31上には、液晶セルを含む画素が行列状に多数2次元配置されてなる表示エリア部32と共に、上下一対のHドライバ(水平駆動回路)33U,33DおよびVドライバ(垂直駆動回路)34が搭載され、さらに電源電圧変換回路35が搭載されている。電源電圧変換回路35としては、先述した各実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータが用いられる。なお、この電源電圧回路は透明絶縁基板上のどの場所にあっても構わないが、外部との信号接続端子の近傍に配置されるのが好ましい。
【0070】
ガラス基板31は、能動素子(例えば、トランジスタ)を含む多数の画素回路がマトリクス状に配置形成される第1の基板と、この第1の基板と所定の間隙をもって対向して配置される第2の基板とによって構成される。そして、これら第1,第2の基板間に液晶が封止されることによって液晶パネル(表示パネル)が形成される。
【0071】
図8に、表示エリア部32の具体的な構成の一例を示す。ここでは、図面の簡略化のために、3行(n−1行〜n+1行)4列(m−2列〜m+1列)の画素配列の場合を例に採って示している。図8において、表示エリア部32には、垂直走査ライン…,36n−1,36n,36n+1,…と、データライン(信号ライン)…,37m−2,37m−1,37m,37m+1,…とがマトリクス状に配線され、それらの交点部分に単位画素38が配置されている。単位画素38は、画素トランジスタである薄膜トランジスタTFT、液晶セルLCおよび保持容量Csを有する構成となっている。ここで、液晶セルLCは、薄膜トランジスタTFTで形成される画素電極とこれに対向して形成される対向電極との間で発生する容量を意味する。
【0072】
薄膜トランジスタTFTは、ゲート電極が垂直走査ライン…,36n−1,36n,36n+1,…に接続され、ソース電極がデータライン…,37m−2,37m−1,37m,37m+1,…に接続されている。液晶セルLCは、画素電極が薄膜トランジスタTFTのドレイン電極に接続され、対向電極が共通ライン39に接続されている。保持容量Csは、薄膜トランジスタTFTのドレイン電極と共通ライン39との間に接続されている。共通ライン39には、所定の直流電圧がコモン電圧Vcomとして与えられる。
【0073】
垂直走査ライン…,36n−1,36n,36n+1,…の各一端は、図7に示すVドライバ34の対応する行の各出力端にそれぞれ接続される。Vドライバ34は、例えばシフトレジスタによって構成され、垂直転送クロックVCK(図示せず)に同期して順次垂直選択パルスを発生して垂直走査ライン…,36n−1,36n,36n+1,…に与えることによって垂直走査を行う。一方、表示エリア部32において、例えば、奇数番目のデータライン…,37m−1,37m+1,…の各一端が図7に示すHドライバ33Uの対応する列の各出力端に、偶数番目のデータライン…,37m−2,37m,…の各他端が図7に示すHドライバ33Dの対応する列の各出力端にそれぞれ接続される。
【0074】
上記構成のアクティブマトリクス型液晶表示装置において、先述した各実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータが適用される電源電圧変換回路35については、表示エリア部32と同一のガラス基板31上に集積されることになるが、その集積に際しては、表示エリア部32の各画素トランジスタとして薄膜トランジスタTFTを用いていることから、電源電圧変換回路35を構成するトランジスタとしても薄膜トランジスタを用い、少なくともこれらトランジスタ回路を表示エリア部32と同一プロセスを用いて作成することにより、その製造が容易となるとともに、低コストにて実現できる。
【0075】
また、電源電圧変換回路35をHドライバ33U,33DやVドライバ34などの周辺駆動回路と共にガラス基板31上に一体形成する場合には、電源電圧変換回路35で発生される電源電圧を基板外部に取り出す電源出力端子30Aと、基板外部に一旦取り出した電源電圧を基板内部に取り込んで各回路部へ供給する電源入力端子30Bとを設け、これら端子30A,30B間を基板外部で電気的に接続するようにしておくと、電源出力端子30Aを通して電源電圧変換回路35内の各回路の検査を行うことができるため生産上好都合となる。
【0076】
なお、上記の適用例では、先述した各実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータを電源電圧変換回路35としてガラス基板31上に表示エリア部32と一体的に形成するとしたが、必ずしも表示エリア部32と一体形成する必要はなく、液晶表示装置の外部回路として用いても良く、またガラス基板31とは別の基板上に作成するようにしても良い。ただし、表示エリア部32と同一の基板上に一体形成した方が有利であることは、上述したことから明らかである。
【0077】
また、先述した各実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータは、小面積の回路規模にて大きな電流容量を得ることができ、特に薄膜トランジスタのように、しきい値Vthが大きいトランジスタを用いた場合にその効果が極めて大であるため、当該DC−DCコンバータを電源電圧変換回路35として表示エリア部32と同一の基板上に一体形成することで、液晶表示装置を含むセットの低コスト化、さらには薄型化、コンパクト化に大きく寄与できる。
【0078】
また、本発明は、液晶表示装置への適用に限らず、エレクトロルミネッセンス(EL)素子を各画素の電気光学素子として用いたEL表示装置などの他のアクティブマトリクス型表示装置にも同様に適用可能である。
【0079】
また、本発明に係る表示装置は、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等のOA機器やテレビジョン受像機などのディスプレイとして用いられる外、特に装置本体の小型化、コンパクト化が進められている携帯電話機やPDAなどの携帯端末の画面表示部として用いて好適なものである。
【0080】
図9は、本発明が適用される携帯端末、例えば携帯電話機の構成の概略を示す外観図である。
【0081】
本例に係る携帯電話機は、装置筐体41の前面側に、スピーカ部42、画面表示部43、操作部44およびマイク部45が上部側から順に配置された構成となっている。かかる構成の携帯電話機において、表示部43には例えば液晶表示装置が用いられ、この液晶表示装置として、先述した各実施形態に係るDC−DCコンバータ(電源電圧変換回路)を搭載した液晶表示装置が用いられる。
【0082】
このように、携帯電話機やPDAなどの携帯端末において、先述した各実施形態に係るDC−DCコンバータを搭載した液晶表示装置を画面表示部43として用いることにより、これら電源電圧変換回路が小面積の回路規模にて大きな電流容量を得ることが可能であるため、携帯端末の低消費電力化、さらには装置本体の小型化、コンパクト化に大きく寄与できる利点がある。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、チャージポンプ型電源電圧変換回路において、変換後の電源電圧を用いてコントロールパルスを振幅変換し、その振幅変換後のコントロールパルスをポンピングパルスとして用いてキャパシタを充放電駆動することにより、キャパシタを充放電駆動するトランジスタ対のゲート-ソース間電圧が大きくなり、トランジスタ対のトランジスタサイズを小さく設定できるため、小面積の回路規模にて電流能力の大きな電源電圧変換回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータの構成例を示す回路図である。
【図2】レベルシフタの具体的な構成の一例を示す回路図である。
【図3】第1実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータの電源投入時の回路動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータの構成例を示す回路図である。
【図5】レベルシフタの具体的な構成の他の例を示す回路図である。
【図6】第2実施形態に係るチャージポンプ型DC−DCコンバータの電源投入時の回路動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】本発明に係る液晶表示装置の構成例を示す概略構成図である。
【図8】液晶表示装置の表示エリア部の構成例を示す回路図である。
【図9】本発明に係る携帯端末である携帯電話機の構成の概略を示す外観図である。
【符号の説明】
10,20…チャージポンプ型DC−DCコンバータ、11,221,231…チャージポンプ回路、12,151〜153,222,232…レベシフタ、14,224,234…スイッチ素子、15,225,235…電源立ち上げ制御回路、21…コントロール回路部、22…5.5V発生回路部、23…−2.75V発生回路部、31…ガラス基板上、32…表示エリア部、33U,33D…Hドライバ(水平駆動回路)、34…Vドライバ(垂直駆動回路)、35…電源電圧変換回路
Claims (20)
- キャパシタと、前記キャパシタを充放電駆動するトランジスタ対とを有し、第1の電源電圧を当該電源電圧よりも大なる第2の電源電圧に変換するチャージポンプ回路と、
前記トランジスタ対を駆動するコントロールパルスを、前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いて振幅変換する振幅変換回路と、
電源投入時の一定期間において前記チャージポンプ回路の出力ラインを前記第1の電源電圧の電源ラインに接続するスイッチ素子と、
電源投入時に与えられる制御パルスを前記スイッチ素子のゲートに印加する抵抗素子と、
前記抵抗素子に対して並列に接続され、前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトするレベルシフト回路と
を備えたことを特徴とする電源電圧変換回路。 - 第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタを充放電駆動する第1のトランジスタ対とを有し、第1の正側電源電圧を当該正側電源電圧よりも大なる第2の正側電源電圧に変換する第1のチャージポンプ回路と、
第2のキャパシタと、前記第2のキャパシタを充放電駆動する第2のトランジスタ対とを有し、前記第1の正側電源電圧を負側電源電圧に変換する第2のチャージポンプ回路と、
前記第1のトランジスタ対を駆動するコントロールパルスを、前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧および前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いて振幅変換する第1の振幅変換回路と、
前記第2のトランジスタ対を駆動するコントロールパルスを、前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧および前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いて振幅変換する第2の振幅変換回路と
を備えたことを特徴とする電源電圧変換回路。 - 電源投入時の一定期間において前記第1,第2のチャージポンプ回路の各出力ラインを前記第1の正側電源電圧および前記負側電源電圧の各電源ラインに接続する第1,第2のスイッチ素子を有する
ことを特徴とする請求項2記載の電源電圧変換回路。 - 電源投入時に与えられる制御パルスを前記第1のスイッチ素子のゲートに印加する第1の抵抗素子と、
前記第1の抵抗素子に対して並列に接続され、前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトする第1のレベルシフト回路と、
電源投入時に与えられる制御パルスを前記第2のスイッチ素子のゲートに印加する第2の抵抗素子と、
前記第2の抵抗素子に対して並列に接続され、前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトする第2のレベルシフト回路とを有する
ことを特徴とする請求項3記載の電源電圧変換回路。 - キャパシタと、前記キャパシタを充放電駆動するトランジスタ対とを有し、第1の電源電圧を当該電源電圧よりも大なる第2の電源電圧に変換するチャージポンプ回路を用い、電源投入時の一定期間において前記チャージポンプ回路の出力ラインを前記第1の電源電圧の電源ラインに接続するスイッチ素子と、電源投入時に与えられる制御パルスを前記スイッチ素子のゲートに印加する抵抗素子と、前記抵抗素子に対して並列に接続され、前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトするレベルシフト回路とを有する電源電圧変換回路の制御方法であって、
前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いてコントロールパルスを振幅変換し、
その振幅変換後のコントロールパルスを用いて前記トランジスタ対によって前記キャパシタを充放電駆動する
ことを特徴とする電源電圧変換回路の制御方法。 - 第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタを充放電駆動する第1のトランジスタ対とを有し、第1の正側電源電圧を当該正側電源電圧よりも大なる第2の正側電源電圧に変換する第1のチャージポンプ回路と、
第2のキャパシタと、前記第2のキャパシタを充放電駆動する第2のトランジスタ対とを有し、前記第1の正側電源電圧を負側電源電圧に変換する第2のチャージポンプ回路とを備えた電源電圧変換回路の制御方法であって、
前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧および前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いてコントロールパルスを振幅変換し、
その振幅変換後のコントロールパルスを用いて前記第1,第2のチャージポンプ回路の各々において前記第1,第2のトランジスタ対によって前記第1,第2のキャパシタをそれぞれ充放電駆動する
ことを特徴とする電源電圧変換回路の制御方法。 - 電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる表示エリア部と、所定の直流電源電圧を電圧値の異なる電源電圧に変換する電源電圧変換回路とを具備する表示装置であって、
前記電圧変換回路は、
キャパシタと、前記キャパシタを充放電駆動するトランジスタ対とを有し、第1の電源電圧を当該電源電圧よりも大なる第2の電源電圧に変換するチャージポンプ回路と、
前記トランジスタ対を駆動するコントロールパルスを、前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いて振幅変換する振幅変換回路と、
電源投入時の一定期間において前記チャージポンプ回路の出力ラインを前記第1の電源電圧の電源ラインに接続するスイッチ素子と、
電源投入時に与えられる制御パルスを前記スイッチ素子のゲートに印加する抵抗素子と、
前記抵抗素子に対して並列に接続され、前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトするレベルシフト回路とを備えた
ことを特徴とする表示装置。 - 前記電源電圧変換回路は、前記表示エリア部と同じ透明絶縁基板上に形成されている
ことを特徴とする請求項7記載の表示装置。 - 前記電源電圧変換回路から出力される電源電圧を基板外部に取り出す電源出力端子と、前記電源出力端子から出力される電源電圧を基板内部に取り込む電源入力端子とを有し、前記電源出力端子と前記電源入力端子とを基板外部で電気的に接続する
ことを特徴とする請求項8記載の表示装置。 - 電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる表示エリア部と、所定の直流電源電圧を電圧値の異なる電源電圧に変換する電源電圧変換回路とを具備する表示装置であって、
前記電圧変換回路は、
第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタを充放電駆動する第1のトランジスタ対とを有し、第1の正側電源電圧を当該正側電源電圧よりも大なる第2の正側電源電圧に変換する第1のチャージポンプ回路と、
第2のキャパシタと、前記第2のキャパシタを充放電駆動する第2のトランジスタ対とを有し、前記第1の正側電源電圧を負側電源電圧に変換する第2のチャージポンプ回路と、
前記第1のトランジスタ対を駆動するコントロールパルスを、前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧および前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いて振幅変換する第1の振幅変換回路と、
前記第2のトランジスタ対を駆動するコントロールパルスを、前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧および前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いて振幅変換する第2の振幅変換回路とを備えた
ことを特徴とする表示装置。 - 電源投入時の一定期間において前記第1,第2のチャージポンプ回路の各出力ラインを前記第1の正側電源電圧および前記負側電源電圧の各電源ラインに接続する第1,第2のスイッチ素子を有する
ことを特徴とする請求項10記載の表示装置。 - 電源投入時に与えられる制御パルスを前記第1のスイッチ素子のゲートに印加する第1の抵抗素子と、
前記第1の抵抗素子に対して並列に接続され、前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトする第1のレベルシフト回路と、
電源投入時に与えられる制御パルスを前記第2のスイッチ素子のゲートに印加する第2の抵抗素子と、
前記第2の抵抗素子に対して並列に接続され、前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトする第2のレベルシフト回路とを有する
ことを特徴とする請求項11記載の表示装置。 - 前記電源電圧変換回路は、前記表示エリア部と同じ透明絶縁基板上に形成されている
ことを特徴とする請求項10記載の表示装置。 - 前記電源電圧変換回路から出力される電源電圧を基板外部に取り出す電源出力端子と、前記電源出力端子から出力される電源電圧を基板内部に取り込む電源入力端子とを有し、前記電源出力端子と前記電源入力端子とを基板外部で電気的に接続する
ことを特徴とする請求項13記載の表示装置。 - 画面表示部として、
キャパシタと、前記キャパシタを充放電駆動するトランジスタ対とを有し、第1の電源電圧を当該電源電圧よりも大なる第2の電源電圧に変換するチャージポンプ回路と、
前記トランジスタ対を駆動するコントロールパルスを、前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いて振幅変換する振幅変換回路と、
電源投入時の一定期間において前記チャージポンプ回路の出力ラインを前記第1の電源電圧の電源ラインに接続するスイッチ素子と、
電源投入時に与えられる制御パルスを前記スイッチ素子のゲートに印加する抵抗素子と、
前記抵抗素子に対して並列に接続され、前記チャージポンプ回路で変換された前記第2の電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトするレベルシフト回路と
を備えた電源電圧変換回路を有する表示装置を用いた
ことを特徴とする携帯端末。 - 前記電源電圧変換回路は、前記画面表示部の表示エリア部と同じ透明絶縁基板上に形成されている
ことを特徴とする請求項15記載の携帯端末。 - 画面表示部として、
第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタを充放電駆動する第1のトランジスタ対とを有し、第1の正側電源電圧を当該正側電源電圧よりも大なる第2の正側電源電圧に変換する第1のチャージポンプ回路と、
第2のキャパシタと、前記第2のキャパシタを充放電駆動する第2のトランジスタ対とを有し、前記第1の正側電源電圧を負側電源電圧に変換する第2のチャージポンプ回路と、
前記第1のトランジスタ対を駆動するコントロールパルスを、前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧および前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いて振幅変換する第1の振幅変換回路と、
前記第2のトランジスタ対を駆動するコントロールパルスを、前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧および前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いて振幅変換する第2の振幅変換回路と
を備えた電源電圧変換回路を有する表示装置を用いた
ことを特徴とする携帯端末。 - 電源投入時の一定期間において前記第1,第2のチャージポンプ回路の各出力ラインを前記第1の正側電源電圧および前記負側電源電圧の各電源ラインに接続する第1,第2のスイッチ素子を有する
ことを特徴とする請求項17記載の携帯端末。 - 電源投入時に与えられる制御パルスを前記第1のスイッチ素子のゲートに印加する第1の抵抗素子と、
前記第1の抵抗素子に対して並列に接続され、前記第1のチャージポンプ回路で変換された前記第2の正側電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトする第1のレベルシフト回路と、
電源投入時に与えられる制御パルスを前記第2のスイッチ素子のゲートに印加する第2の抵抗素子と、
前記第2の抵抗素子に対して並列に接続され、前記第2のチャージポンプ回路で変換された前記負側電源電圧を用いて前記制御パルスをレベルシフトする第2のレベルシフト回路とを有する
ことを特徴とする請求項18記載の携帯端末。 - 前記電源電圧変換回路は、前記表示エリア部と同じ透明絶縁基板上に形成されている
ことを特徴とする請求項17記載の携帯端末。
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