JP4696353B2 - アクティブマトリクス型表示装置およびこれを用いた携帯端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクティブマトリクス型表示装置およびこれを用いた携帯端末に関し、特に単一の直流電圧を電圧値の異なる複数種類の直流電圧に変換する電源回路を備えたアクティブマトリクス型表示装置およびこれを表示部に用いた携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯端末の普及がめざましい。これら携帯端末の急速な普及の要因の一つとして、その出力表示部として搭載されている液晶表示装置が挙げられる。その理由は、液晶表示装置が原理的に駆動するための電力を要しない特性を持ち、低消費電力の表示デバイスであるためである。
【0003】
携帯端末では、電源として単一電源電圧のバッテリが用いられる。一方、液晶表示装置において、マトリクス状に配された画素を駆動する水平駆動回路では、ロジック部とアナログ部とで異なる直流電圧が用いられ、また画素に情報を書き込む垂直駆動回路では、水平駆動回路側よりも絶対値の大きい直流電圧が用いられることになる。したがって、携帯端末に搭載される液晶表示装置には、単一の直流電圧を電圧値の異なる複数種類の直流電圧に変換する電源電圧変換回路(DC−DCコンバータ)が電源回路として用いられることになる。
【0004】
電源回路を搭載した表示装置としては、次の2つが代表的なものとして挙げられる。その一つ、即ち従来例1に係る表示装置は、図9に示すように、電源回路101として例えばチャージポンプ型DC−DCコンバータを用いた場合において、発振回路102を備え、この発振回路102で発生されるクロックを電源回路101のスイッチング動作のためのクロックとして用いる構成となっている。電源回路101でDC−DC変換されて得られる直流電圧は、タイミングコントロール回路103やドライバ回路104に供給される。
【0005】
タイミングコントロール回路103は、電源回路101から与えられる直流電圧を回路電源として動作し、外部から与えられる水平同期信号、垂直同期信号およびマスタークロック信号に基づいて、ドライバ回路104に対して各種のタイミング信号を与える。ドライバ回路104は、画素がマトリクス状に多数配置されてなる表示エリア部105を表示駆動するためのものであり、表示エリア部105内の各画素を行単位で選択する垂直駆動系と、この垂直駆動系によって選択された行の各画素に対して画像情報を書き込む水平駆動系とを有している。
【0006】
従来技術の他の一つ、即ち従来例2に係る表示装置は、図10に示すように、タイミングコントロール回路103で発生される各種のタイミング信号のうちの一つである水平転送クロックを、電源回路101の動作クロックとして用いる構成となっている。ここで、水平転送クロックとは、ドライバ回路104内の水平駆動系の回路動作に用いられるクロック信号である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
これら2つの従来技術のうち、従来例1に係る表示装置では、電源回路101の動作に用いるクロック信号を外部から取り込む必要がないため、省電力モードなどでマスタークロック信号が途絶えた場合であっても、電源回路101が安定に動作するという利点を持つが、その反面、発振回路102を設ける分だけ回路面積が増大したり、発振回路102の発振クロックと表示エリア部105に表示する映像信号との同期がとれないため、ノイズ発生の原因となって画乱れ等を発生するという問題がある。
【0008】
一方、従来例2に係る表示装置では、従来例1で用いた発振回路102が不要な分だけ回路面積を削減でき、またノイズによる画乱れ等を低減できるという利点がある。しかしながら、電源回路101は常に動作していなければならなく、水平転送クロックを止める訳にはいかないことから、省電力モードなどで水平転送クロックの基準となるマスタークロック信号を停止することができないため、効果的な低消費電力モードを実現することができないという問題がある。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型化、低ノイズ化が可能で、かつ省電力モードにも対応できることで低消費電力化が可能なアクティブマトリクス型表示装置およびこれを用いた携帯端末を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、電気光学素子を有する画素がマトリクス状に配置されてなる表示エリア部と、この表示エリア部の各画素を行単位で選択する垂直駆動回路と、この垂直駆動回路によって選択された行の各画素に対して画像信号を供給する水平駆動回路とを具備するアクティブマトリクス型表示装置において、単一の直流電圧を電圧値の異なる複数種類の直流電圧に変換して少なくとも垂直駆動回路および水平駆動回路に与える電源回路が、表示エリア部に表示する映像信号に同期した同期信号に基づいて動作する構成となっている。そして、このアクティブマトリクス型表示装置は、携帯端末の表示部として用いられる。
【0011】
上記構成のアクティブマトリクス型表示装置あるいはこれを用いた携帯端末において、映像信号に同期した同期信号は表示制御のための基準となる信号であることから、この同期信号を電源回路の動作の基準となるクロック信号として用いることで、クロック信号を生成するための回路が不要となり、また元々映像信号に同期した信号であることから、クロック信号と映像信号との非同期によるノイズが発生することもない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るアクティブマトリクス型表示装置の構成例を示す概略構成図である。ここでは、例えば、各画素の電気光学素子として液晶セルを用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置に適用した場合を例に採って説明するものとする。
【0013】
図1において、透明絶縁基板、例えばガラス基板11上には、液晶セルを含む画素がマトリクス状に多数配置されてなる表示エリア部12と共に、上下一対のHドライバ(水平駆動回路)13U,13DおよびVドライバ(垂直駆動回路)14が搭載され、さらに電源回路15およびタイミングコントロール回路16が集積されている。ガラス基板11は、能動素子(例えば、トランジスタ)を含む多数の画素回路がマトリクス状に配置形成される第1の基板と、この第1の基板と所定の間隙をもって対向して配置される第2の基板とによって構成される。そして、これら第1,第2の基板間に液晶が封入される。
【0014】
図2に、表示エリア部12の具体的な構成の一例を示す。ここでは、図面の簡略化のために、3行(n−1行〜n+1行)4列(m−2列〜m+1列)の画素配列の場合を例に採って示している。図2において、表示エリア部12には、垂直走査ライン…,21n−1,21n,21n+1,…と、データライン…,22m−2,22m−1,22m,22m+1,…とがマトリクス状に配線され、それらの交点部分に単位画素23が配置されている。
【0015】
単位画素23は、画素トランジスタである薄膜トランジスタTFT、液晶セルLCおよび保持容量Csを有する構成となっている。ここで、液晶セルLCは、薄膜トランジスタTFTで形成される画素電極(一方の電極)とこれに対向して形成される対向電極(他方の電極)との間で発生する容量を意味する。
【0016】
薄膜トランジスタTFTは、ゲート電極が垂直走査ライン…,21n−1,21n,21n+1,…に接続され、ソース電極がデータライン…,22m−2,22m−1,22m,22m+1,…に接続されている。液晶セルLCは、画素電極が薄膜トランジスタTFTのドレイン電極に接続され、対向電極が共通ライン24に接続されている。保持容量Csは、薄膜トランジスタTFTのドレイン電極と共通ライン24との間に接続されている。共通ライン24には、所定の直流電圧がコモン電圧Vcomとして与えられる。
【0017】
垂直走査ライン…,21n−1,21n,21n+1,…の各一端は、図1に示すVドライバ14の対応する行の各出力端にそれぞれ接続される。Vドライバ14は、例えばシフトレジスタによって構成され、垂直転送クロックVCK(図示せず)に同期して順次垂直選択パルスを発生して垂直走査ライン…,21n−1,21n,21n+1,…に与えることによって垂直走査を行う。
【0018】
一方、表示エリア部12において、例えば、奇数番目のデータライン…,22m−1,22m+1,…の各一端が図1に示すHドライバ13Uの対応する列の各出力端に、偶数番目のデータライン…,22m−2,22m,…の各他端が図1に示すHドライバ13Dの対応する列の各出力端にそれぞれ接続される。Hドライバ13U,13Dの具体的な構成の一例を図3に示す。
【0019】
図3に示すように、Hドライバ13Uは、シフトレジスタ25U、サンプリングラッチ回路(データ信号入力回路)26U、線順次化ラッチ回路27UおよびDA変換回路28Uを有する構成となっている。シフトレジスタ25Uは、水平転送クロックHCK(図示せず)に同期して各転送段から順次シフトパルスを出力することによって水平走査を行う。サンプリングラッチ回路26Uは、シフトレジスタ25Uから与えられるシフトパルスに応答して、入力される所定ビットのディジタル画像データを点順次にてサンプリングしてラッチする。
【0020】
線順次化ラッチ回路27Uは、サンプリングラッチ回路26Uで点順次にてラッチされたディジタル画像データを1ライン単位で再度ラッチすることによって線順次化し、この1ライン分のディジタル画像データを一斉に出力する。DA変換回路28Uは例えば基準電圧選択型の回路構成をとり、線順次化ラッチ回路27Uから出力される1ライン分のディジタル画像データをアナログ画像信号に変換して先述した画素エリア部12のデータライン…,22m−2,22m−1,22m,22m+1,…に与える。
【0021】
下側のHドライバ13Dについても、上側のHドライバ13Uと全く同様に、シフトレジスタ25D、サンプリングラッチ回路26D、線順次化ラッチ回路27DおよびDA変換回路28Dを有する構成となっている。なお、本例に係る液晶表示装置では、表示エリア部12の上下にHドライバ13U,13Dを配する構成を採ったが、これに限定されるものではなく、上下のいずれか一方のみに配する構成を採ることも可能である。
【0022】
図1および図3から明らかなように、電源回路15およびタイミングコントロール回路16についても、Hドライバ13U,13DおよびVドライバ14と同様に、表示エリア部12と共に同一のガラス基板11上に集積される。ここで、例えば表示エリア部12の上下にHドライバ13U,13Dを配する構成を採る液晶表示装置の場合には、Hドライバ13U,13Dが搭載されていない辺の額縁エリア(表示エリア部12の周辺エリア)に電源回路15およびタイミングコントロール回路16を搭載するのが好ましい。
【0023】
何故ならば、Hドライバ13U,13Dは、上述した如くVドライバ14に比べて構成要素が多く、その回路面積が非常に大きくなる場合が多いことから、Hドライバ13U,13Dが搭載されていない辺の額縁エリアに搭載することで、有効画面率(ガラス基板11に対する有効エリア部12の面積率)を低下させることなく、電源回路15およびタイミングコントロール回路16を表示エリア部12と同一のガラス基板11上に集積することができるからである。
【0024】
なお、本例に係る液晶表示装置においては、Hドライバ13U,13Dが搭載されていない辺の額縁エリアの一方側にはVドライバ14が集積されていることから、その反対側の辺の額縁エリアに電源回路15およびタイミングコントロール回路16を集積する構成を採っている。
【0025】
また、電源回路15の集積に際しては、表示エリア部12の各画素トランジスタとして薄膜トランジスタTFTを用いていることから、電源回路15を構成するトランジスタとしても薄膜トランジスタを用い、少なくともこれらトランジスタ回路を表示エリア部12と同一プロセスを用いて作成することにより、その製造が容易になるとともに、低コストにて実現できる。
【0026】
薄膜トランジスタについては、近年の性能向上や消費電力の低下に伴って集積化が容易になっているのが現状である。したがって、電源回路15、特に少なくともトランジスタ回路を表示エリア部12の画素トランジスタと同じ薄膜トランジスタを用いて同一のガラス基板11上に同一プロセスにて一体的に形成することにより、製造プロセスの簡略化に伴う低コスト化、さらには集積化に伴う薄型化、コンパクト化を図ることができる。
【0027】
電源回路15は、例えばチャージポンプ型電源電圧変換回路(DC−DCコンバータ)からなり、外部から与えられる単一の直流電源電圧VCCを電圧値の異なる複数種類の直流電圧に変換し、これら直流電圧をHドライバ13U,13DやVドライバ14、さらにはタイミングコントロール回路16に与える。本実施形態に係る電源回路15は、表示エリア部12に表示する映像信号に同期した同期信号、例えば水平同期信号HDをそのスイッチング動作の基準となるクロック信号として用いている。
【0028】
タイミングコントロール回路16は、外部から与えられる水平同期信号HD、垂直同期信号VDおよびマスタークロック信号MCKに基づいて、Hドライバ13U,13DやVドライバ14で用いる各種のタイミング信号を生成する。一例として、Hドライバ13U,13Dに対して水平スタートパルスHSTや水平転送クロックHCKを与え、Vドライバ14に対して垂直スタートパルスVSTや垂直転送クロックVCKを与える。
【0029】
上述したように、アクティブマトリクス型液晶表示装置において、電源回路15のスイッチング動作の基準となるクロック信号として、映像信号に同期した同期信号、例えば水平同期信号HDを用いることにより、この水平同期信号HDは元々タイミングコントロール回路16で用いられている信号であることから、クロック信号を生成するための回路を新たに設ける必要がないため、ガラス基板11上に作成する回路面積を削減できる。したがって、液晶表示装置の小型化、薄型化が図れる。
【0030】
また、水平同期信号HDは、例えば外部の同期分離回路(図示せず)において表示エリア部12に表示する映像信号から同期分離された信号であり、当然のことながら映像信号に同期した信号であることから、クロック信号と映像信号との非同期によるノイズが発生することもないため、当該ノイズによる画乱れ等の問題が発生することもない。したがって、画品位に優れた液晶表示装置を提供できる。
【0031】
なお、本例では、映像信号に同期した信号として、水平同期信号HDを用いるとしたが、これに限られるものではなく、垂直同期信号VDや、水平同期信号HDあるいは垂直同期信号VDを分周した信号等を用いることも可能であり、いずれも映像信号に同期した信号であることから、上記と同様の作用効果を得ることができる。
【0032】
また、タイミングコントロール回路16の電源電圧としては、必ずしも電源回路15で生成した直流電圧を用いる必要はなく、外部から直接入力される電源電圧を用いても良い。
【0033】
続いて、電源回路15の具体的な構成について説明する。ここでは、電源回路15として、例えばチャージポンプ型電源電圧変換回路を用いた場合を例に採って説明するものとする。
【0034】
図4は、チャージポンプ型の電源電圧変換回路の第1構成例を示す回路図であり、(A)は負電圧発生タイプを、(B)は昇圧タイプをそれぞれ示している。本例に係るチャージポンプ型電源電圧変換回路には、クロック信号として、例えば水平同期信号HDが与えられる。この水平同期信号HDは、デューティ変換回路31に供給される。デューティ変換回路31は、例えば分周回路によって構成されており、水平同期信号HDをデューティ比がほぼ50%のクロックパルスに変換してスイッチングパルスとする。
【0035】
一方、外部から与えられる電源電圧VCCの電源とグランド(GND)との間には、PchMOSトランジスタQp11とNchMOSトランジスタQn11とが直列に接続され、かつ各ゲートが共通に接続されてCMOSインバータ32を構成している。このCMOSインバータ32のゲート共通接続点には、デューティ変換回路31から水平同期信号HDをデューティ変換して得られるクロックパルスがスイッチングパルスとして与えられる。
【0036】
CMOSインバータ32のドレイン共通接続点(ノードB)には、コンデンサC11の一端が接続されている。コンデンサC11の他端には、スイッチ素子、例えばNchMOSトランジスタQn12のドレインおよびPMOSトランジスタQp12のソースがそれぞれ接続されている。NchMOSトランジスタQn12のソースとグランドとの間には、負荷コンデンサC12が接続されている。
【0037】
CMOSインバータ32のゲート共通接続点には、コンデンサC13の一端が接続されている。コンデンサC13の他端には、ダイオードD11のアノードが接続されている。ダイオードD11は、そのカソードが接地されて第1のクランプ回路33を構成している。コンデンサC13の他端にはさらに、NchMOSトランジスタQn12およびPchMOSトランジスタQp12の各ゲートがそれぞれ接続されている。PchMOSトランジスタQp12のドレインは接地されている。
【0038】
コンデンサC13の他端とグランドとの間には、PchMOSトランジスタQp13が接続されている。このPchMOSトランジスタQp13のゲートには、パルス発生回路34で発生されるクランプ用パルスがレベルシフト回路35でレベルシフトされて与えられる。これらPchMOSトランジスタQp13、パルス発生回路34およびレベルシフト回路35は、スイッチングトランジスタ(NchMOSトランジスタQn12およびPchMOSトランジスタQp12)のスイッチングパルス電圧をクランプする第2のクランプ回路36を構成している。
【0039】
この第2のクランプ回路36において、パルス発生回路34は、水平同期信号HDとこれをデューティ変換回路31でデューティ変換して得られるクロックパルスとに基づいてクランプ用パルスを発生する。レベルシフト回路35は、電源電圧VCCを正側回路電源、負荷コンデンサC12の両端から導出される本回路の出力電圧Voutを負側回路電源とし、パルス発生回路34で発生される振幅VCC−0[V]のクランプ用パルスを、振幅VCC−Vout[V]のクランプ用パルスにレベルシフトしてPchMOSトランジスタQp13のゲートに与える。
【0040】
次に、上記構成の負電圧発生タイプのチャージポンプ型電源電圧変換回路における回路動作について、図5(A)のタイミングチャートを用いて説明する。なお、図5(A)のタイミングチャートには、図4(A)の回路におけるノードA〜Gの各信号波形A〜Gを示している。
【0041】
電源投入時(起動時)には、水平同期信号HDをデューティ変換回路31でデューティ変換して得られるクロックパルス(スイッチングパルス)に基づくコンデンサC13の出力電位、即ちノードDの電位は、先ずダイオードD11によって、負側の回路電源電位であるグランド(GND)レベルからダイオードD11のしきい値電圧Vth分だけレベルシフトした電位に”H”レベルクランプされる。
【0042】
そして、スイッチングパルスが“L”レベル(0V)のときは、PchMOSトランジスタQp11,Qp12がオン状態となるため、コンデンサC11が充電される。このとき、NchMOSトランジスタQn11がオフ状態にあるため、ノードBの電位がVCCレベルとなる。次いで、スイッチングパルスが“H”レベル(VCC)になると、NchMOSトランジスタQn11,Qn12がオン状態となり、ノードBの電位がグランドレベル(0V)になるため、ノードCの電位が−VCCレベルとなる。このノードCの電位がそのままNchMOSトランジスタQn12を通して出力電圧Vout(=−VCC)となる。
【0043】
次に、出力電圧Voutがある程度立ち上がると(起動プロセス終了時)、クランプパルス用のレベルシフト回路35が動作を始める。このレベルシフト回路35が動作し始めると、パルス発生回路34で発生された振幅VCC−0[V]のクランプ用パルスは、当該レベルシフト回路35において、振幅VCC−Vout[V]のクランプ用パルスにレベルシフトされ、しかる後PchMOSトランジスタQp13のゲートに印加される。
【0044】
このとき、クランプ用パルスの“L”レベルが出力電圧Vout、即ち−VCCであるため、PchMOSトランジスタQp13が確実にオン状態となる。これにより、ノードDの電位は、グランドレベルからダイオードD11のしきい値電圧Vth分だけレベルシフトした電位ではなく、グランドレベル(負側の回路電源電位)にクランプされる。これにより、以降のポンピング動作において、特にPchMOSトランジスタQp12に対して十分な駆動電圧が得られる。
【0045】
上述したように、チャージポンプを用いた電源電圧変換回路において、その出力部に設けられたスイッチ素子(NchMOSトランジスタQn12およびPchMOSトランジスタQp12)に対する制御パルス(スイッチングパルス)の電圧を、本回路の起動時には先ず第1のクランプ回路33のダイオードD11によるクランプ、起動プロセス終了後は第2のクランプ回路36によるクランプ、というように2段階に分けてクランプすることにより、特にPchMOSトランジスタQp12に対して十分な駆動電圧をとることができる。
【0046】
これにより、PchMOSトランジスタQp12において十分なスイッチング電流が得られるようになるため、安定したDC−DC変換動作が行えるようになるとともに、変換効率を向上させることができる。特に、PchMOSトランジスタQp12のトランジスタサイズを大きくしなくても、十分なスイッチング電流が得られるため、小面積の回路規模にて電流容量の大きな電源電圧変換回路を実現できる。
【0047】
その効果は、しきい値Vthが大きいトランジスタ、例えば薄膜トランジスタを用いた場合に特に大きい。本構成例を用いることにより、電源電圧変換回路のガラス基板11上への集積化が容易になり、結果として、表示装置の小型化に貢献できる。
【0048】
また、スイッチングパルスの基準となる信号として水平同期信号HDを用いた場合において、その入力段にデューティ変換回路31を設け、このデューティ変換回路31によってスイッチングパルスのデューティ比を50%に近づけるようにしたことで、水平同期信号HDをそのままスイッチングパルスとして用いる場合に比べて、効率的なDC−DC変換動作が可能となる。
【0049】
図4(B)に示す昇圧タイプのDDコンバータにおいても、基本的な回路構成および回路動作は同じである。
【0050】
すなわち、図4(B)において、スイッチングトランジスタおよびクランプようトランジスタ(MOSトランジスタQp14,Qn14,Qn13)が、図4(A)の回路のMOSトランジスタQn12,Qp12,Qp13と逆導電型となるとともに、ダイオードD11がコンデンサC11の他端と電源(VCC)との間に接続され、かつレベルシフト回路35が本回路の出力電圧Voutを正側回路電源とし、グランドレベルを負側回路電源とした構成となっており、この点が図4(A)の回路と構成上相違するのみである。
【0051】
回路動作上においても、基本的には、図4(A)の回路と全く同じである。異なるのは、スイッチングパルス電圧(制御パルス電圧)が起動時に先ずダイオードクランプされ、起動プロセス終了時にVCCレベル(正側の回路電源電位)にクランプされ、また出力電圧Voutとして電源電圧VCCの2倍の電圧値2×VCCが導出される点だけである。図5(B)に、図4(B)の回路におけるノードA〜Gの各信号波形A〜Gのタイミングチャートを示す。
【0052】
なお、本構成例では、スイッチングパルスの基準となる信号として、水平同期信号HDを用いたが、垂直同期信号VDを用いることも可能である。ここで、水平同期信号HDと垂直同期信号VDとは周波数が大きく異なるが、その周波数の違いについては、コンデンサC11,C13の容量値を変更することによって対処可能である。
【0053】
また、タイミングコントロール回路16で生成される垂直転送クロックVCKをスイッチング動作の基準となるクロック信号として用いることも可能である。垂直転送クロックVCKは、水平同期信号HDに基づいて生成されるクロック信号であり、映像信号に同期した信号であることから、水平同期信号HDや垂直同期信号VDを用いた場合と同様の作用効果を得ることができ、しかも垂直転送クロックVCKは元々デューティ比50%のクロック信号であることから、デューティ変換回路31を設ける必要がないため、その分だけ回路面積を低減できるという利点がある。
【0054】
図6は、チャージポンプ型の電源電圧変換回路の第2構成例を示す回路図であり、(A)は負電圧発生タイプを、(B)は昇圧タイプをそれぞれ示している。また、図中、図4と同等部分には同一符号を付して示している。
【0055】
本構成例に係る電源電圧変換回路は、装置全体の低消費電力化を図るために、省電力モードを選択的に採る構成の液晶表示装置に搭載されるものであり、スイッチング動作の基準クロック信号として例えば水平同期信号HDを用いている。ただし、第1構成例の場合と同様に、スイッチング動作の基準クロックとして、垂直同期信号VDや垂直転送クロックVCKなどを用いることも可能である。
【0056】
図6において、デューティ変換回路31の後段には、2入力AND回路37が新たに付加された構成となっており、それ以外は図4の構成と全く同じである。2入力AND回路37は、水平同期信号HDをデューティ変換回路31でデューティ変換してえられるクロックパルスを一方の入力とし、省電力モード時に供給される“L”レベルのモード選択信号SELを他方の入力としている。
【0057】
上記構成の第2構成例に係る電源電圧変換回路では、省電力モード時に“L”レベルのモード選択信号SELが供給されることで、AND回路37は水平同期信号HDに基づくクロックパルスの回路内部への供給を停止する。これにより、本電源電圧変換回路におけるスイッチング動作(チャージポンプのポンピング動作)が一時的に停止するため、本回路内での消費電流が低下し、省電力化が図られる。なお、水平同期信号HDのデューティ比の変換を行わずに、直接入力する構成(デューティ変換回路31を省略した構成)を採った場合にも、同様のことが言える。
【0058】
このように、省電力モードの設定によってクロック供給が一時的に停止するような場合でも、先述したように、出力部に設けられたスイッチ素子(NchMOSトランジスタQn12およびPchMOSトランジスタQp12)に対する制御パルス(スイッチングパルス)の電圧を、起動時と起動プロセス終了後で2段階に分けてクランプすることで、ノードDのクランプレベルが安定となるため、クロック供給/停止の移行期間においても十分な電流能力を確保でき、よって安定したDC−DC変換動作が可能になる。
【0059】
図7は、チャージポンプ型の電源電圧変換回路の第3構成例を示す回路図であり、(A)は負電圧発生タイプを、(B)は昇圧タイプをそれぞれ示している。また、図中、図4と同等部分には同一符号を付して示している。本構成例に係る電源電圧変換回路では、スイッチング動作の基準クロック信号として、水平同期信号HD(または、垂直同期信号VD)と垂直転送クロックVCKとを併用する構成を採っている。
【0060】
図7において、水平同期信号HD/垂直転送クロックVCKの入力段には、デューティ変換回路31に代えて切り替えスイッチ38が設けられた構成となっており、それ以外は図4の構成と全く同じである。切り替えスイッチ38は、水平同期信号HDと垂直転送クロックVCKとを2入力とし、スタンバイ期間中に与えられるスタンバイ信号に基づいてその入力の選択を行う。ここで、スタンバイ期間とは、電源が投入されてから他の回路、即ち図3に示すHドライバ13U,13D、Vドライバ14およびタイミングコントロール回路16が動作を開始するまでの期間である。
【0061】
上記構成の第3構成例に係る電源電圧変換回路において、スタンバイ期間中には、切り替えスイッチ38はスタンバイ信号に応答して水平同期信号HDを選択する。このスタンバイ期間においては、Hドライバ13U,13D、Vドライバ14およびタイミングコントロール回路16は、上記スタンバイ信号により電流をできるだけ消費しないように制御される。これにより、低消費電力化が図られている。
【0062】
一方、電源回路15、即ち本電源電圧変換回路は、切り替えスイッチ38によって水平同期信号HDが選択されたことで、水平同期信号HDを動作クロックとしてスイッチング動作を行い、所定の電圧値(本例では、−VCCと2VCCであるが、これは一例に過ぎない)の直流電圧を発生する。これらの直流電圧は、Hドライバ13U,13D、Vドライバ14およびタイミングコントロール回路16に電源電圧として供給される。
【0063】
これにより、タイミングコントロール回路16においては、水平同期信号HDを基に垂直転送クロックVCKが生成される。この垂直転送クロックVCKは、電源投入から一定期間が終了した後、即ちスタンバイ期間が終了した後、切り替えスイッチ38によって水平同期信号HDに代えて選択される。すると、本電源電圧変換回路は、垂直転送クロックVCKを動作クロックとしてスイッチング動作を行い、DC−DC変換動作を継続する。
【0064】
このように、電源投入時には水平同期信号HDを動作クロックとして用いてスイッチング動作を行い、スタンバイ期間が終了した後は垂直転送クロックVCKを動作クロックとしてスイッチング動作を行うようにしたことにより、スタンバイ期間が終了して消費電流が増大しても、デューティ比50%の垂直転送クロックVCKに基づく効率的なDC−DC変換動作が可能になるため、十分な電流能力を持つことが可能になる。
【0065】
以上述べた第1〜第3構成例に係るチャージポンプ型の電源電圧変換回路の回路構成は一例に過ぎず、チャージポンプ回路の回路構成としては種々の改変が可能であり、上記の回路構成例に限定されるものではない。
【0066】
なお、上記実施形態では、アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用した場合を例に採って説明したが、これに限られるものではなく、エレクトロルミネッセンス(EL)素子を各画素の電気光学素子として用いたEL表示装置などの他のアクティブマトリクス型表示装置にも同様に適用可能である。
【0067】
また、本発明に係るアクティブマトリクス型表示装置は、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等のOA機器やテレビジョン受像機などのディスプレイとして用いられる外、特に装置本体の小型化、コンパクト化が進められている携帯電話機やPDAなどの携帯端末の表示部として用いて好適なものである。
【0068】
図8は、本発明が適用される携帯端末、例えば携帯電話機の構成の概略を示す外観図である。
【0069】
本例に係る携帯電話機は、装置筐体41の前面側に、スピーカ部42、表示部43、操作部44およびマイク部45が上部側から順に配置された構成となっている。かかる構成の携帯電話機において、表示部43には例えば液晶表示装置が用いられ、この液晶表示装置として、先述した実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置が用いられる。
【0070】
このように、携帯電話機などの携帯端末において、先述した実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置を表示部43として用いることにより、当該液晶表示装置が装置全体の小型化、低ノイズ化を図ることができるため、端末本体の小型化、高画質化が可能となり、特に省電力モード時には回路での消費電流を低減できるため、低消費電力化も可能となる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、アクティブマトリクス型表示装置あるいはこれを用いた携帯端末において、映像信号に同期した信号を電源回路の動作の基準となるクロック信号として用いることにより、クロック信号を生成するための回路が不要となり、またクロック信号と映像信号との非同期によるノイズが発生することもないため、小型化、低ノイズ化が可能で、かつ省電力モードにも対応できることによって低消費電力化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアクティブマトリクス型表示装置の構成例を示す概略構成図である。
【図2】液晶表示装置の表示エリア部の構成例を示す回路図である。
【図3】Hドライバの具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【図4】チャージポンプ型電源電圧変換回路の第1構成例を示す回路図であり、(A)は負電圧発生タイプを、(B)は昇圧タイプをそれぞれ示している。
【図5】チャージポンプ型電源電圧変換回路の回路動作を説明するためのタイミングチャートであり、(A)は負電圧発生タイプの場合を、(B)は昇圧タイプの場合をそれぞれ示している。
【図6】チャージポンプ型電源電圧変換回路の第2構成例を示す回路図であり、(A)は負電圧発生タイプを、(B)は昇圧タイプをそれぞれ示している。
【図7】チャージポンプ型電源電圧変換回路の第3構成例を示す回路図であり、(A)は負電圧発生タイプを、(B)は昇圧タイプをそれぞれ示している。
【図8】本発明に係る携帯端末である携帯電話機の構成の概略を示す外観図である。
【図9】従来例1に係る表示装置を示すブロック図である。
【図10】従来例2に係る表示装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
11…ガラス基板、12…表示エリア部、13U,13D…Hドライバ(水平駆動回路)、14…Vドライバ(垂直駆動回路)、15…電源回路、16…タイミングコントロール回路、23…単位画素、31…デューティ変換回路、32…CMOSインバータ、33…第1のクランプ回路、34…パルス発生回路、35…レベルシフト回路、36…第2のクランプ回路、37…AND回路、38…切り替えスイッチ
Claims (9)
- 電気光学素子を有する画素がマトリクス状に配置されてなる表示エリア部と、
前記表示エリア部の各画素を行単位で選択する垂直駆動回路と、
前記垂直駆動回路によって選択された行の各画素に対して画像信号を供給する水平駆動回路と、
単一の直流電圧を電圧値の異なる複数種類の直流電圧に変換して少なくとも前記垂直駆動回路および前記水平駆動回路に与える電源回路と、
前記電源回路から直流電圧が与えられることによって動作し、前記表示エリア部に表示する映像信号に同期した水平同期信号および垂直同期信号に基づいて少なくとも垂直転送クロックを生成し、当該垂直転送クロックを前記垂直駆動回路に対してその動作の基準となるクロック信号として与えるタイミングコントロール回路とを備え、
前記電源回路は、電源投入直後には水平同期信号もしくは垂直同期信号に基づいて動作し、電源投入から一定期間経過後に前記タイミングコントロール回路から与えられる前記垂直転送クロックに基づいて動作する
アクティブマトリクス型表示装置。 - 前記電源回路は、前記水平同期信号もしくは垂直同期信号、及び、前記垂直転送クロックに基づいてスイッチング動作を行うチャージポンプ型の電源電圧変換回路である
請求項1に記載のアクティブマトリクス型表示装置。 - 前記電気光学素子が液晶セルである
請求項1または請求項2に記載のアクティブマトリクス型表示装置。 - 前記電気光学素子がエレクトロルミネッセンス素子である
請求項1または請求項2に記載のアクティブマトリクス型表示装置。 - 前記表示エリア部の各画素において、前記電気光学素子を駆動する能動素子が薄膜トランジスタからなり、
前記電源回路を構成する少なくともトランジスタ回路は、薄膜トランジスタにより前記表示エリア部と同一基板上に一体的に形成される
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス型表示装置。 - 表示部として、
電気光学素子を有する画素がマトリクス状に配置されてなる表示エリア部と、
前記表示エリア部の各画素を行単位で選択する垂直駆動回路と、
前記垂直駆動回路によって選択された行の各画素に対して画像信号を供給する水平駆動回路と、
単一の直流電圧を電圧値の異なる複数種類の直流電圧に変換して少なくとも前記垂直駆動回路および前記水平駆動回路に与える電源回路と、
前記電源回路から直流電圧が与えられることによって動作し、前記表示エリア部に表示する映像信号に同期した水平同期信号および垂直同期信号に基づいて少なくとも垂直転送クロックを生成し、当該垂直転送クロックを前記垂直駆動回路に対してその動作の基準となるクロック信号として与えるタイミングコントロール回路とを備え、
前記電源回路は、電源投入直後には水平同期信号もしくは垂直同期信号に基づいて動作し、電源投入から一定期間経過後に前記タイミングコントロール回路から与えられる前記垂直転送クロックに基づいて動作する
アクティブマトリクス型表示装置を用いた携帯端末。 - 前記電源回路は、前記水平同期信号もしくは垂直同期信号、及び、前記垂直転送クロックに基づいてスイッチング動作を行うチャージポンプ型の電源電圧変換回路である
請求項6に記載の携帯端末。 - 前記アクティブマトリクス型表示装置は、前記電気光学素子として液晶セルを用いた液晶表示装置である
請求項6または請求項7に記載の携帯端末。 - 前記アクティブマトリクス型表示装置は、前記電気光学素子としてエレクトロルミネッセンス素子を用いたエレクトロルミネッセンス表示装置である
請求項6または請求項7に記載の携帯端末。
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