JP5011478B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、表示パネルの基板面にチャージポンプ式昇圧回路が形成されたアクティブマトリクス型の表示装置に関する。
携帯電話やデジタルスチルカメラ等の携帯用機器は、主にバッテリにより駆動される。ただし、これらの携帯用機器には、バッテリ電圧より高い電圧を必要とするデバイスも含まれているため、機器内部で昇圧回路により高電圧を生成している。
一般に、高電圧を必要とするデバイスの消費電流が小さい場合には、チャージポンプ式昇圧回路が用いられる。
携帯機器に含まれる小型の液晶表示装置などは、通常バッテリ電圧より高い電圧や負極性の電圧が必要になるが、消費電流が小さい電圧には、前述のチャージポンプ式昇圧回路が用いられている。
高電圧を得るためには、チャージポンプ式の2倍昇圧回路が用いられ、負極性電位を得るためにはチャージポンプ式の反転昇圧回路が用いられる。
チャージポンプ式昇圧回路は、一般的に、出力電位を安定させるための安定化容量と、安定化容量に電荷を蓄積する(又は安定化容量から電荷を引き抜く)ためのポンピング容量及びこれらを制御するための複数のスイッチング素子から構成される。
チャージポンプ式昇圧回路は、2つの期間(例えばAとB)の繰り返しで駆動する。2倍昇圧回路の場合、期間Aで、ポンピング容量の第1の端子と入力電圧VCCを接続し、第2の端子にGNDを接続する。次に、期間Bにおいて、ポンピング容量の第1の端子をVCCと電気的に切断してから第2の端子とVCCを接続する。これにより、ポンピング容量の第1の端子における電位はVCCの2倍となり、この状態で安定化容量とポンピング容量の第1の端子を接続することで安定化容量に電荷を蓄積する。その後、ポンピング容量の第1の端子と安定化容量とを電気的に切断してから期間Aを繰り返す。
このように期間A、Bの繰り返しにより、安定化容量に電荷が蓄積され理想的にはVCCの2倍の出力電圧を得ることができる。
また、反転昇圧回路の場合、期間Aで、ポンピング容量の第1の端子とGNDを接続し、第2の端子にVCCを接続する。次に、期間Bにおいて、ポンピング容量の第1の端子をGNDと電気的に切断してから第2の端子とGNDを接続する。これにより、ポンピング容量の第1の端子における電位はVCCの−1倍となり、この状態で安定化容量とポンピング容量の第1の端子を接続することで安定化容量から電荷を抜き出す。その後、ポンピング容量の第1の端子と安定化容量とを電気的に切断してから期間Aを繰り返す。このように期間A、Bの繰り返しにより、安定化容量から電荷が抜き出され理想的には、VCCの−1倍(反転)の出力電圧を得ることができる。
このようなチャージポンプ式昇圧回路の出力電流を増加させるためには、期間Aと期間Bの繰り返し周波数を高くしたり、大きなポンピング容量を使用したりすることで対応できる。
下記特許文献1には、上記チャージポンプ式昇圧回路を液晶表示装置に用いた場合の回路構成が開示されている。一般に、液晶表示装置は、表示状態により消費電流が大きく変化する。そのため、下記特許文献1に記載のチャージポンプ式昇圧回路の適用例では、チャージポンプ式昇圧回路の出力電圧を監視することで、液晶表示装置の消費電流を推測し、チャージポンプ式昇圧回路の動作周波数(期間Aと期間Bの繰り返し回数)を最適に調整することを特徴としている。これにより、特定の表示パターンにおける最大消費電流にも対応しつつ、通常の消費電流が小さい場合にも消費電力損失が少なくすむ電源回路を実現している。
また、下記特許文献2には、ポンピング容量C1及びスイッチング素子SW1〜SW4からなる昇圧回路を備え、スイッチング素子SW1〜SW4のスイッチング動作によりポンピング容量C1の充放電を切り替えてポンピング容量C1の放電時に入力端子INに印加される直流電圧Vinを昇圧して出力するスイッチドキャパシタ型安定化電源装置において、直流電圧Vinを抵抗R1、R2で分圧して、出力電圧Vinを監視することが記載されている。
特開2002−291231号公報 特開2003−23770号公報
一般的に、携帯機器向けのアクティブマトリクス型液晶表示装置を駆動するのに必要な電圧には、走査線を制御するためのゲート電圧、画素の共通電極に印加するコモン電圧及び表示信号に対応した電圧である信号電圧などがある。
このうち、多階調化や高画質化の要求から高精度な電圧レベルが必要とされる信号電圧は、LSIで生成されることが多い。この場合、一般的に、信号電圧の低電圧側のレベルはGND近傍となり、高電圧側のレベルは、液晶の特性にもよるが約4V前後となる(例えば、共通電極の電位を交流する場合)。
一方のゲート電圧は、選択レベルと非選択レベルの2つの電圧が必要となる。選択レベルは、液晶表示装置の画素に含まれるスイッチング素子をオン状態にするため信号電圧に比べ高い電圧(例えば、10V)が必要となる。また、非選択レベルは、信号電圧を書込まれた画素が信号を保持できるように、充分低い電圧(例えば、−5V)が必要となる。
また、コモン電圧も交流駆動する場合には、2つのレベルが必要となり、液晶の閾値電圧を約1Vと仮定すると、高電位側で約5Vのレベル、低電位側で約−1Vのレベルが必要となる。一般に、LSIは耐圧が高くなると、チップ面積が大きくなり部材コストが高くなる。
そのため、画素TFTに低温ポリシリコンTFTなどを使用する液晶表示装置の場合には、LSIを6V耐圧程度として信号電圧(及びコモン電圧の高電圧)を生成し、ゲート電圧などの6Vを超える高電圧やGND以下の低電圧は、低温ポリシリコンTFTなどのスイッチング素子により、表示領域と同じガラス基板上に形成したチャージポンプ式昇圧部(電源部)により生成している。これにより、LSIの耐圧をあげることなく液晶表示装置のシステムを構築できる。
しかし、前述のようにガラス基板上でLSI耐圧を超える電圧を生成する場合には、電源部(チャージポンプ式昇圧部)の出力電圧をLSIにフィードバックすることができず、背景技術のように液晶表示装置の消費電流に応じた電源部の制御ができない。
また、ガラス基板上の電源部の出力電圧をモニタすることができないため、負荷変動により出力電圧が変化した場合にも調整することができない。
本発明の目的は、液晶表示装置においてガラス基板上に形成したチャージポンプ式昇圧部の出力状態を監視して、負荷状態に応じた出力電圧の制御を行うことができる電源部を備えた表示装置を提供することである。
また、前記ガラス基板上に形成したチャージポンプ式昇圧回路の出力電圧が、監視するLSIの耐圧を超える場合でも、負荷状態に応じた出力電圧の制御を行うことができる表示装置を提供することである。
本発明において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明による表示装置は、例えば、図1,2に示すように、昇圧部(16(17))は、複数のスイッチ部により構成され、第1の入力電圧は第1のスイッチ部(SW1)の第1端子に接続され、前記第1のスイッチ部の第2端子はポンピング容量(Cp)の第1端子と第2のスイッチ部(SW2)の第1端子に接続され、第2の入力電圧は第3のスイッチ部(SW3)の第1端子に接続され、前記第3のスイッチ部の第2端子は前記ポンピング容量の第2端子と第4のスイッチ部(SW4)の第1端子に接続され、第3の入力電圧は前記第4のスイッチ部の第2端子に接続され、前記第2のスイッチ部の第2端子は該昇圧部の出力端子を形成し、前記第1のスイッチ部は第1の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、前記第2のスイッチ部は第2の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、前記第3のスイッチ部は第3の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、前記第4のスイッチ部は第4の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御される昇圧部であり、前記昇圧部と、前記ポンピング容量を備えた表示装置において、前記昇圧部の前記ポンピング容量の第1端子の電圧信号を第5の入力信号により決められた期間でサンプリングして出力するサンプリング部(18(19))と、前記サンプリング部の出力信号と前記昇圧部の出力条件により決まる電圧範囲とを比較した結果を出力する出力監視部(6,9)と、前記昇圧部の前記第1の入力信号と前記第2の入力信号と前記第3の入力信号と前記第4の入力信号と前記サンプリング部の前記第5の入力信号を生成する制御部(3)と、前記昇圧部の前記第1の入力電圧と前記第2の入力電圧と前記第3の入力電圧を生成する内部電源生成部(2)とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、表示パネルにチャージポンプ式昇圧部が内蔵される場合において、その内蔵された昇圧部の出力を、外部に設置した駆動回路において制御することが可能となる。
これにより、表示パネルに内蔵する昇圧部の出力電圧精度を改善することが可能となるため、画質に影響するような駆動電圧源、例えば、信号電圧の基準電位や共通電極電圧などに使用することができる。また、外部のLSIに内蔵されていた電源部を表示パネル内に内蔵することが可能となり、表示装置のコストを低減させる効果が期待できる。さらに、負荷の状態(電力消費の状態)に応じて、昇圧部の駆動を制御することにより、昇圧部の消費電力を削減することが可能となる。
なお、本発明は、液晶表示装置や有機EL表示装置等、アモルファスシリコンよりも電荷の移動度の高いポリシリコンや単結晶シリコンに近いシリコンによって、周辺回路の薄膜トランジスタやダイオード等の素子が形成された表示装置全般に応用できる。
以下、図面を用いて、本発明に係る表示装置の実施例を説明する。
本実施例による液晶表示装置の全体の概略構成図は、図1に示すように、主に、駆動回路101と表示パネル102で構成され、その内部に、第1の出力電圧生成部としてのゲート選択電圧生成部103と第2の出力電圧生成部としてのゲート非選択電圧生成部104を備える。
駆動回路101は、外部からの信号を受けて液晶パネル102を駆動するのに必要な信号電圧、制御信号及び電源電圧を生成して、液晶パネル102に供給する。また、液晶パネル102に含まれる電源部16,17(以下「昇圧部」という。)の出力状況をモニタできる内部電圧信号を受けて、昇圧部16,17の出力を制御する。
一方、液晶パネル102は、内蔵する昇圧部16,17が生成した電源電圧と、駆動回路101が出力する信号電圧や制御信号などにより表示を行う。
本実施例において、液晶パネル102に内蔵される駆動用の回路の種類や、昇圧部が生成する電圧の種類に制限はないが、ここでは、一例として、液晶パネル102に含まれる駆動用の回路が走査線駆動部12であり、液晶パネル102に内蔵される昇圧部で生成される電圧が走査駆動回部12で必要とされるゲート選択電圧Vghとゲート非選択電圧Vglの2つである場合について説明する。
まず、駆動回路101の構成について説明する。駆動回路101は、駆動条件等を記憶するための設定レジスタ1と、駆動回路101に含まれる各回路の電源を生成する内部電源生成部2と、各回路及び液晶パネル102の駆動を制御するための駆動制御部3と、液晶表示装置に表示するデータに応じた信号電圧を生成する信号電圧生成部4と、液晶パネル102の共通電極に印加するための共通電極電圧を生成するための共通電極電圧生成部5と、液晶パネル102に含まれる昇圧部の出力状態を監視するための出力監視部6,9と、前記昇圧部の昇圧クロックを生成するための昇圧クロック生成部7,10と、前記昇圧部の入力電源を生成するための昇圧用電源生成部8,11から構成される。
以下、各回路について説明する。設定レジスタ1は、外部から入力される設定信号REGを記憶して、各回路に設定情報を出力する。例えば、設定レジスタ1は、各回路の駆動周期やタイミングなどの駆動用設定信号reg_drvを、駆動制御部3に出力し、ゲート選択電圧Vghの出力電圧値や許容出力電圧範囲などの情報を含むVgh用設定信号reg_hを、Vgh用昇圧部16を制御するための回路である出力監視部6、昇圧クロック生成部7及び昇圧用電源生成部8に出力し、ゲート非選択電圧Vglの出力電圧値や許容出力電圧範囲などの情報を含むVgl用設定信号reg_lを、Vgl用昇圧部17を制御するための回路である出力監視部9、昇圧クロック生成部10及び昇圧用電源生成部11に出力する。
内部電源生成部2は、外部から入力されるシステム電源VCCから各回路の駆動で必要となる内部電源VDD(VH,VL)を生成して出力する。なお、このVDDを液晶パネルの駆動用電圧として使用しても問題ない。
駆動制御部3は、外部から入力される制御信号CTLに基づいて、信号電圧生成部4の制御信号ctl_hと、共通電極電圧生成部5の制御信号ctl_mと、走査線駆動部12の制御信号ctl_v、及び液晶パネル102に内蔵する昇圧部の出力監視を行う制御信号trigを出力する。この制御信号trigは、Vgh用の昇圧用電源生成部8とVgl用の昇圧クロック生成部10に入力される。
信号電圧生成部4は、制御信号ctl_hと外部から入力される表示データDATAに基づいて信号電圧を生成し、信号線d(1)からd(k)に出力する。
共通電極電圧生成部5は、制御信号ctl_mに基づいて、共通電極電圧を生成して液晶パネル102の共通信号電極線comに出力する。
Vgh用の昇圧クロック生成部7は、Vgh用の昇圧部の昇圧クロックck_hを生成し出力する。また、Vgh用の出力監視部6は、出力監視用信号spo_hを受けて、監視結果信号up_h及びdn_hを出力する。
Vgh用の昇圧用電源生成部8は、出力監視部6からの監視結果信号up_hとdn_hを受けて、制御信号trigのタイミングに従って、Vgh用電源Vin_hを生成し出力する。ここでVgh用の各回路は、先に述べたように設定信号reg_hに基づき動作する。
また、Vgl用の昇圧用電源生成部11は、Vgl用電源Vin_lを生成し出力する。
Vgl用の出力監視部9は、出力監視用信号spo_lを受けて、監視結果信号up_l及びdn_lを出力する。
Vgl用の昇圧クロック生成部10は、出力監視部9からの監視結果信号up_lとdn_lを受けて、制御信号trigのタイミングに従って、Vgl用昇圧クロックck_lを生成し出力する。ここで、Vgl用の各回路は、先に述べたように設定信号reg_lに基づき動作する。
次に、液晶パネル102の構成について説明する。通常、液晶パネルは2枚の透明基板と、その基板に挟まれる液晶層及びカラーフィルタや偏光板などにより構成される。
図1に示す液晶パネル102は、表示部13が形成されている透明基板(例えば、ガラス基板)上の回路構成の概略図である。
液晶パネル102は、走査線駆動部12と、表示部13と、Vgh用のチャージポンプ式昇圧部16と、Vgl用のチャージポンプ式昇圧部17と、Vgh用のサンプリング部18及びVgl用のサンプリング部19で構成される。
表示部13は、水平方向にd(1)からd(k)まで併設されるk本の信号線dと、垂直方向にg(1)からg(m)まで併設されるm本の走査線gと、その信号線dと走査線gが交差する付近に、各々設置されるスイッチング素子14と、スイッチング素子を介して供給される信号電圧を液晶15に印加するための画素電極(図示せず)と、液晶15のもう一方の電極である共通信号電極線comとからなる。
図1では、共通信号電極線comとスイッチング素子14とが同一基板上にある場合を図示しているが、共通信号電極線はこれに限定されず、もう一方の透明基板上に設置される構造でもよい。
走査線駆動部12は、駆動回路101が出力する制御信号ctl_vと、液晶パネル102に内蔵される昇圧部16,17から供給される電源電圧VghとVglとにより、走査線駆動信号を走査線g(1)からg(m)に出力する。
走査線駆動部12により、走査線(1)からg(m)にゲート選択電圧Vghが印加されると、スイッチング素子14がオン状態となり、駆動回路101が出力する信号電圧を画素電極に印加し、液晶15には、共通信号電圧と信号電圧との電位差に応じた表示電圧が印加される。その後、走査線駆動部12により、ゲート非選択電圧Vglが印加されると、スイッチング素子14がオフ状態となり、液晶15に、表示データに対応した表示電圧が保持される。このように、走査線g(1)からg(k)まで、駆動動作を繰り返すことにより、液晶表示装置に表示データに対応した画像を表示することができる。
一方、Vgh用のチャージポンプ式昇圧部16は、昇圧クロック生成部7が出力する昇圧クロックck_hと昇圧用電源電圧Vin_hに基づいて、ゲート選択電圧Vghを生成し走査線駆動部12に出力する。この時、Vgh用のサンプリング部18は、昇圧用クロックck_hに基づいて、Vgh用昇圧部16の内部電圧spi_hをサンプリングし、Vghの出力監視用信号spo_hとして、出力監視部6に出力する。
また、Vgl用のチャージポンプ式昇圧部17は、昇圧クロック生成部10が出力する昇圧クロックck_lと昇圧用電源電圧Vin_lに基づいて、ゲート非選択電圧Vglを生成し走査線駆動部12に出力する。この時、Vgl用のサンプリング部19は、昇圧用クロックck_lに基づいて、Vgl用昇圧部17の内部電圧spi_lをサンプリングし、Vglの出力監視用信号spo_lとして、出力監視部9に出力する。
ここでは、ゲート選択電圧Vghが、正極性の電圧で2倍昇圧のチャージポンプ式昇圧部16で対応可能である電位と仮定し、一方、ゲート非選択電圧Vglが、負極性の電圧で反転昇圧のチャージポンプ式昇圧部17で対応可能である電位と仮定して説明を続ける。ただし、VghとVglの電位は、この電位に限定されるものではない。
本実施例における特徴は、チャージポンプ式昇圧部の駆動を制御する際に、出力電圧を監視するのではなく、昇圧部の内部電圧を監視することでチャージポンプ式昇圧部の出力の状況(駆動する負荷の状況)に応じた駆動制御を行うことを特徴とする。
以下では、チャージポンプ式昇圧部の制御方法に関して図2から図7を用いて説明する。
図2は、チャージポンプ式昇圧部16と17及びサンプリング部18と19の回路構成を示す概略図である。同図中の括弧()内は、Vgl用のチャージポンプ式昇圧部17及びサンプリング部19の信号を示しており、括弧()外は、Vgh用のチャージポンプ式昇圧部16及びサンプリング部18の信号を示している。以降、信号名に_hがつく記号はVghの生成に関係する信号を示し、_lがつく信号はVglの生成に関係する信号を示す。
以下に、本実施例におけるチャージポンプ式昇圧部の構成について説明する。図2に示すチャージポンプ式昇圧部は、ポンピング容量Cpと、このポンピング容量Cpの両端の接続を制御するためのSW1からSW4の4つのスイッチ部で構成される。このスイッチ部SW1からSW4には、各々のオン状態とオフ状態を制御するための昇圧クロックck1からck4が入力される。
第1のスイッチ部SW1の第1端子は昇圧用電源電圧Vinが接続され、第2端子はポンピング容量Cpの第1端子と第2のスイッチ部SW2の第1端子に接続される。また、第2のスイッチ部SW2の第2端子は、チャージポンプ式昇圧部の出力電圧を安定化させるための安定化容量Csの第1端子に接続される。ここでは、安定化容量Csの第2端子は、例えば、接地(GNDに接続)されている。
また、第3のスイッチ部SW3と第4のスイッチ部SW4の接続は、Vgh用の場合(2倍昇圧の場合)と、Vgl用の場合(反転昇圧の場合)で異なる。
すなわち、Vgh用(2倍昇圧)の場合、第3のスイッチ部SW3の第1端子は低電圧源VLに接続され、第3のスイッチ部SW3の第2端子はポンピング容量Cpの第2端子と第4のスイッチ部SW4の第1端子に接続される。また、第4のスイッチ部SW4の第2端子は高電圧源VHに接続される。
一方、Vgl用(反転昇圧)の場合、第3のスイッチ部SW3の第1端子は高電圧源VHに接続され、第3のスイッチ部SW3の第2端子はポンピング容量Cpの第2端子と第4のスイッチ部SW4の第1端子に接続される。また、第4のスイッチ部SW4の第2端子は低電圧源VLに接続される。
ここで、高電圧源VHと低電圧源VLは、設定レジスタ1で設定された設定信号reg_hやreg_lの設定に基づいて、内部電源生成部2などから供給される電圧源である。
本実施例におけるチャージポンプ式昇圧部16(17)では、ポンピング容量Cpの第1端子は、出力を監視するための内部電圧spiを生成してサンプリング部18(19)に接続される。このサンプリング部18(19)は、昇圧クロックckに含まれる制御信号ckspにより制御されるスイッチ部SW5と、サンプリングした内部電圧を保持するための容量Cmとで構成される。また、サンプリング部18(19)は、制御信号ckspのタイミングに応じて容量Cmに電圧を保持し、出力監視用信号spoを出力監視部6,9に出力する。
次に、図3と図4を用いて、図2に示すチャージポンプ式昇圧部とサンプリング部の動作について説明する。
図3は、チャージポンプ式昇圧部が、Vgh用(2倍昇圧)の場合の動作を説明するための昇圧クロックck_hのタイミングチャート及び昇圧部16の電圧波形図である。
以下では、説明を簡単にするために昇圧クロックckの電圧レベルをHiレベルとLowレベルの2レベルとし、昇圧クロックがHiレベルの時に、対応するスイッチ部SWはオン状態となって第1端子と第2端子を電気的に接続(オン状態と)し、Lowレベルの時に、対応するスイッチ部SWはオフ状態となって第1端子と第2端子を電気的に切断(オフ状態と)すると仮定する。
まず、時刻t1より前の期間では、昇圧クロックck1_hとck3_hがHiレベルであり、昇圧クロックck2_hとck4_hがLowレベルであるため、ポンピング容量CpにはSW1から入力されるVin_hの電圧がチャージされる。ここでは、低電圧源VLの電位をGNDと仮定して説明する。ただし、低電圧源VLの電位はGNDに限定されない。
その後、時刻t1では、ck1_hとck3_hがLowレベルとなるため、ポンピング容量Cpの両端子は電気的にフローティング状態となり、先に印加されたVin_hを保持する。
その後、時刻t2において、ck4_hがHiレベルになることでSW4がオン状態となり、Cpの第2端子であるn1_hは、高電圧源VHまでチャージされる。その際、Cpの第1端子の電位は、SW1とSW2及びサンプリング部のSW5が切断されているため、ほぼVH+Vin_hまで上昇する。
そして、時刻t3で、ck2_hがHiレベルとなりSW2がオン状態となることで、Cpの第1端子と安定化容量Csと負荷である走査線駆動部12が接続される。
この時刻t3からck2_hとck4_hがLowレベルとなる時刻t4までの期間に、CpからCsと走査線駆動部12に電力を供給することになる。この時、出力電圧Vghの電位は、スイッチ部SW2の出力抵抗に応じてCpの第1端子の電圧より低くなる。
また、走査線駆動部12の消費電流の状態により出力電圧VghとCpの第1端子の電圧は変化し、消費電流が小さい場合(負荷が小さい場合)には、時刻t3からt4におけるCpの第1端子の電圧降下が小さくなり、消費電流が大きい場合(負荷が大きい場合)には、時刻t3からt4におけるCpの第1端子の電圧降下が大きくなる。
したがって、時刻t4で、ck2_hとck4_hがLowレベルとなり、負荷(走査線駆動部12)と補償容量Csへ電力を供給する期間が終了すると、負荷へは補償容量Csから電荷が供給され、Cpの第1端子には、時刻t3から時刻t4までの消費電流の状態が反映された電圧が保持されることになる。
そこで、時刻t5において、ck3_hをHiレベルとしてCpの第2の端子をVLに接続した状態で、cksp_hをHiレベルとして、サンプリング部18における容量Cmに、Cpの第1端子の電圧をサンプリングすることができる。
これにより、容量Cmには、負荷状態に応じて変化するチャージポンプ式昇圧部の内部電圧をサンプルすることができ、さらに、その電位は昇圧用電源電圧Vin_hより低くすることができる。
よって、容量Cmにサンプルされた出力監視用信号spo_hは、駆動回路101の耐圧範囲内となるため、液晶パネル102に内蔵される昇圧部16の出力状態を駆動回路101が監視することが可能となる。
次に、時刻t6で、cksp_hがLowレベルとなりck1_hがHiレベルとなることで、Cpの第1端子にVin_hがチャージされることになる。
このように、時刻t7以降では、先に説明した時刻t1以降の動作を繰り返す。したがって、時刻t1から時刻t7の動作を繰り返すことにより出力電圧Vghを得ている。
以上で説明した図2に示すチャージポンプ式昇圧部16とサンプリング部18において、各スイッチ部をTFT(薄膜トランジスタ)などの3端子スイッチング素子で構成する場合、例えば、一つの例として、SW3をn型TFTで構成し、SW1、SW2及びSW4をp型TFTで構成する方式が考えられる。この場合、ck3_hはHiレベルでオン状態となる正論理動作となり、ck1_h、ck2_h、及びck4_hはLowレベルでオン状態となる負論理動作となる。
また、スイッチング素子のオンオフ制御の電圧が不足する場合には、駆動回路101が出力する昇圧クロックckと昇圧部及びサンプリング部との間に電圧レベル変換を行うレベルシフタを設置することが好ましい。例えば、ck2_hの信号は、HiレベルがVgh以上、LowレベルがVLに変換されることが好ましい。また、サンプリング部のSW5はn型TFT又はp型TFTのどちらを使用してもかまわないが、その際には、それに対応するようにcksp_hを変換する必要があることは言うまでもない。
図4は、チャージポンプ式昇圧部がVgl用(反転昇圧)の場合の動作を説明するための昇圧クロックck_lのタイミングチャート及び昇圧部17の電圧波形図である。
以下では、前述と同様に説明を簡単にするため、昇圧クロックckの電圧レベルをHiレベルとLowレベルの2レベルとし、昇圧クロックがHiレベルの時に、対応するスイッチ部SWはオン状態となって第1端子と第2端子を電気的に接続(オン状態と)し、Lowレベルの時に、対応するスイッチ部SWはオフ状態となって第1端子と第2の端子を電気的に切断(オフ状態と)すると仮定する。
まず、時刻t1より前の期間では、昇圧クロックck1_lとck3_lがHiレベルであり、昇圧クロックck2_lとck4_lがLowレベルであるため、ポンピング容量Cpには、SW1から入力されるVin_lの電圧と、SW3を介して高電圧源VHが印加される。ここで、Vin_lよりもVHが高電位であるとすると、CpにはVH−Vin_lの電圧が印加される。
その後、時刻t1では、ck1_lとck3_lがLowレベルとなるため、ポンピング容量Cpの両端子は、電気的にフローティング状態となり、先に印加されたVH−Vin_lを保持する。
その後、時刻t2において、ck4_lがHiレベルになることでSW4がオン状態となり、Cpの第2端子であるn1_lは、低電圧源VLまでチャージされる。以降、低電圧源VLの電位をGNDと仮定して説明する。ただし、VLの電位はGNDに限定されない。その際、Cpの第1端子の電位は、SW1とSW2及びサンプリング部19のSW5がオフ状態であるため、ほぼ−(VH−Vin_l)まで降下する。
そして、時刻t3で、ck2_lがHiレベルとなりSW2がオン状態となることで、ポンピング容量Cpの第1端子は、安定化容量Csと負荷である走査線駆動部12に接続される。この時刻t3からck2_lとck4_lがLowレベルとなる時刻t4までの期間に、CpからCsと走査線駆動部12に電力を供給することになる。この時、出力電圧Vglの電位は、スイッチ部SW2の出力抵抗に応じてCpの第1端子の電圧より高くなる。
また、走査線駆動部12の消費電流の状態により、出力電圧VglとCpの第1端子の電圧は変化し、消費電流が小さい場合(負荷が小さい場合)には、時刻t3からt4におけるCpの第1端子の電圧上昇が小さくなり、消費電流が大きい場合(負荷が大きい場合)には、時刻t3からt4におけるCpの第1端子の電圧上昇が大きくなる。
したがって、時刻t4で、ck2_lとck4_lがLowレベルとなり負荷(走査線駆動部12)と補償容量Csへ電荷を供給する期間が終了すると、負荷へは補償容量Csから電力が供給され、Cpの第1端子には、時刻t3から時刻t4までの負荷の消費電流の状態が反映された電圧が保持されることになる。
そこで、時刻t5において、ck3_lをHiレベルとしてCpの第2端子をVHに接続した状態で、cksp_lをHiレベルとして、サンプリング部19における容量Cmに、Cpの第1端子の電圧をサンプリングすることができる。
これにより、容量Cmには、負荷状態に応じて変化するチャージポンプ式昇圧部17の内部電圧をサンプルすることができ、さらに、その電位は高電圧源VHより低くすることができる。
よって、容量Cmにサンプルされた出力監視用信号spo_lは、駆動回路101の耐圧範囲内となるため、液晶パネル102に内蔵される昇圧部の出力状態を駆動回路101が監視することが可能となる。
次に、時刻t6でcksp_lがLowレベルとなりck1_lがHiレベルとなることで、Cpの第1端子にVin_lがチャージされることになる。
このように、時刻t7以降では、先に説明した時刻t1以降の動作を繰り返す。したがって、時刻t1から時刻t7の動作を繰り返すことにより出力電圧Vglを得ている。
以上で説明した反転昇圧時の図2に示すチャージポンプ式昇圧部とサンプリング部において、各スイッチ部をTFT(薄膜トランジスタ)などの3端子スイッチング素子で構成する場合、例えば、一つの例として、SW4をn型TFTで構成し、SW1からSW3をp型TFTで構成する方式が考えられる。この場合、ck4_lはHiレベルでオン状態となる正論理動作となり、ck1_lからck3_lはLowレベルでオン状態となる負論理動作となる。
また、スイッチング素子のオンオフ制御の電圧が不足する場合には、駆動回路101が出力する昇圧クロックck_lと昇圧部及びサンプリング部との間に電圧レベル変換を行うレベルシフタを設置することが好ましい。例えば、ck2_lの信号はHiレベルがVH、Lowレベルが−(VH−Vin_l)に変換されることが好ましい。
また、サンプリング部のSW5はn型TFT又はp型TFTのどちらを使用してもかまわないが、その際には、それに対応するようにcksp_lを変換する必要があることは言うまでもない。
また、図2に示す昇圧部のポンピング容量Cpや安定化容量Csは、液晶パネル102に含まれた構造で示しているが、配置構成はこれに限定されるものではない。
また、各スイッチ部を構成するTFTは、アモルファスSiで構成されてもよいし、移動度の高い多結晶Siで構成されてもよい。
さらに、サンプリング部の容量Cmもサンプリング部に含まれる構造であるが、配置構成はこれに限定されるものではない。
以上で述べたように、図3及び図4に示すタイミングチャートに従い、同時にサンプリング部を使用することで、昇圧部の負荷(出力電流)状態に応じて変化するする出力監視用の信号spoを得ることができる。
以下では、図5から図7を用いて出力監視用信号spoを用いたチャージポンプ式昇圧部の制御方法について説明する。
図5は、出力監視部6(9)の構成を示す概略図である。図中で括弧()内の記号は反転昇圧用(Vgl用)の出力監視部9における各種信号を示しており、括弧()外の記号は2倍昇圧用(Vgh用)の出力監視部6における各種信号を示している。この出力監視部6(9)は、参照電圧生成部601と、電圧比較器602及び電圧比較器603から構成される。
設定レジスタ1から出力される設定信号reg_h(reg_l)には、出力電圧Vgh(Vgl)の許容電圧範囲を決める設定値が含まれており、参照電圧生成部601は、reg_h(reg_l)によって設定される出力電圧の最大値vmax_h(vmax_l)と最小値vmin_h(vmin_l)を生成して、電圧比較器602,603に出力する。なお、参照電圧生成部601が出力する電位は、vmax_h>vmin_h、vmax_l>vmin_lの関係を満たすこととする。
電圧比較器602は、許容最大電圧vmax_h(vmax_l)と出力監視用信号spo_h(spo_l)が入力され、vmax_h(vmax_l)よりもspo_h(spo_l)が高電位の場合に、監視結果信号dn_h(dn_l)をアクティブ信号として出力する。ここでは、例えば、アクティブ信号をHiレベルとして説明を続けるが、Lowレベルとしても問題ない。
したがって、spo_h(spo_l)がvmax_h(vmax_l)よりも高電位の場合に、dn_h(dn_l)はHiレベルとなり、spo_h(spo_l)がvmax_h(vmax_l)以下の場合には、dn_h(dn_l)はLowレベルとなる。
一方、電圧比較器603は、許容最小電圧vmin_h(vmin_l)と出力監視用信号spo_h(spo_l)が入力され、vmin_h(vmin_l)よりもspo_h(spo_l)が低電位の場合に、監視結果信号up_h(up_l)をアクティブ信号として出力する。ここでは、例えば、アクティブ信号をHiレベルとして説明を続けるが、Lowレベルとしても問題ない。
したがって、spo_h(spo_l)がvmin_h(vmin_l)よりも低電位の場合に、up_h(up_l)はHiレベルとなり、spo_h(spo_l)がvmin_h(vmin_l)以上の場合には、up_h(up_l)はLowレベルとなる。
次に、図6と図7を用いて、監視結果信号dn及びupを用いたチャージポンプ式昇圧部の制御方法を説明する。
ここでは、チャージポンプ式昇圧部の出力を制御する方法として、図6に示す昇圧用電源電圧Vinの電圧レベルを制御する方法と、図7に示す昇圧用クロックの周期を制御する方法の2つについて説明する。
まずは、図6を用いて、Vgh用(2倍昇圧用)のチャージポンプ式昇圧部16の出力を、昇圧用電源電圧Vin_hのレベルを調整することで制御する方法について説明する。このとき、Vgh用の昇圧クロックck_hは、Vgh用設定信号reg_hの設定値に基づいて、昇圧クロック生成部7にて生成されており、監視用信号spo_hによって変化することはない。
昇圧用電源電圧Vin_hのレベルを調整する昇圧用電源生成部8の構成は、図6(a)に示すように、電源電圧レベル生成部801と、アップダウンカウンタ802と、セレクタ803と、電源電圧出力用のオペアンプ804とから構成される。
電源電圧レベル生成部801は、Vgh用設定信号reg_hに応じて、in_1からin_nまでのn個の電圧レベルを生成する。また、このn個の電圧レベルは、アップダウンカウンタ802の出力である1からnまでのカウント値ncntに対応している。
ここでは、図6(b)に示すように、カウント値ncntと電圧レベルinは1対1に対応しており、in_1<in_2<・・・<in_nの関係を満たしている。ただし、カウント値ncntと電圧レベルinとの関係は、これに限定されない。
また、1からnまでカウントするアップダウンカウンタ802は、駆動制御部3が出力する制御信号trigに同期して動作する。例えば、図6(c)に示すように、制御信号trigがアクティブ(ここではHiレベルがアクティブと仮定)になった際に、監視結果信号dn_hがアクティブ信号(ここではHiレベル)であれば、カウンタ値から1を減算し、監視結果信号up_hがアクディブ信号(ここではHiレベル)であれば、カウンタ値に1を加算する。なお、dn_h及びup_hが共にアクティブ信号でなければ、前回までのカウンタ値を保持する。また、アップダウンカウンタ802のカウント値ncntは1からnまでの値をとるものとする。
セレクタ803は、図6(b)に示す電圧レベルからアップダウンカウンタ802のカウント値ncntに対応する電圧レベルをino(in_1からin_n)として出力し、オペアンプ804のボルテージフォロワ回路を介して昇圧用電源電圧Vin_hとして昇圧部16に出力する。
これにより、負荷(走査線駆動部12)の出力が大きい場合には、出力監視部6により、up_hがアクティブ信号となり、その結果、昇圧用電源電圧Vin_hを高電位とすることができるため昇圧部16の出力を高くすることができる。
一方、負荷の出力が小さい場合には、出力監視部6により、dn_hがアクティブ信号となり、その結果、昇圧用電源電圧Vin_hを低電位とすることができるため昇圧部16の出力を低くすることができる。
次に、図7を用いて、Vgl用(反転昇圧用)のチャージポンプ式昇圧部17の出力を、昇圧用クロックck_lを調整することで制御する方法について説明する。このとき、Vgl用の昇圧用電源電圧Vin_lは、Vgl用設定信号reg_lの設定値に基づいて、昇圧用電源生成部11にて生成されており、監視用信号spo_lによって変化することはない。
昇圧用クロックck_lを調整する昇圧クロック生成部10の構成は、図7(a)に示すように、アップダウンカウンタ802と、加算器1002及びクロック生成部1001からなる。なお、アップダウンカウンタ802の動作は、図6(a)に示したカウンタ802と同じであるため、ここでは説明を省略する。
設定レジスタ1が出力するVgl用設定信号reg_lには、Vgl用の昇圧クロックck_lを生成するために必要な設定情報、例えば、Hiレベル期間、Lowレベル期間、周期、フロントポーチやバックポーチなどで表すことができる各種信号間の位置関係を決めるための設定値などが含まれている。
クロック生成部1001は、Vgl用設定信号reg_lで定められるクロックの各設定値と、駆動制御部3から転送される基本クロックbclkに基づいて昇圧クロックck_lを生成する。
ここで、加算器1002は、アップダウンカウンタ802のカウンタ値ncntに応じた数ncnt×α(αは任意に設定可能)を、Vgl用設定信号reg_lで転送されるクロック設定値の一部に加算し、クロック生成部1001に出力する。例えば、Vgl用の昇圧クロックにおいて、図7(c)に示す時刻t6からt7の期間txを調整することが可能となる。
すなわち、この期間txにおけるck1_lとck3_lのHiレベル期間を決める設定値と、ck2_lとck4_lとcksp_lのLowレベル期間を決める設定値に、アップダウンカウンタ802に応じた数ncnt×αを、各々加算器1002において加算することで、この期間txを調整することが可能となる。
これにより、走査線駆動部12の出力が増加した場合には、Vgl用の出力監視部9がdn_lにアクティブ信号を出力し、その結果、Vgl用の昇圧クロックck_lの周期cyc_lが短くなるため、昇圧部17の出力を高くすることができる。
一方、負荷の出力が小さい場合には、Vgl用の出力監視部9によりup_lがアクティブ信号となり、その結果、Vgl用の昇圧クロックck_lの周期cyc_lが長くなるため、昇圧部17の出力を低くすることができる。
ここでは、昇圧クロックck_lの周期cyc_lの制御を期間txの増減だけで行う方法について述べたが、最終的に昇圧クロックcyc_lの周期を調整できれば、これに限定されることはない。ただし、そのとき各昇圧クロックの立ち上がりと立ち下りの順序は維持されていることが好ましい。また、出力監視用信号spoの電圧レベルを条件によって変化させないためには、時刻t5からt6までの期間は変えないことが好ましい。
以上では、2倍昇圧用のチャージポンプ式昇圧部16の制御として、図6に示す昇圧用電源電圧Vinを調整する方法を適用した場合と、反転昇圧用のチャージポンプ式昇圧部17の制御として、図7に示す昇圧クロックckを調整する方法を適用した場合とについて説明したが、2倍昇圧用のチャージポンプ式昇圧部であっても、昇圧クロックckを調整する方法を適用してもよい。この場合には、αを負の数とすることが好ましい。
また、反転昇圧用のチャージポンプ式昇圧部であっても、昇圧用電源電圧Vinを調整する方法を適用してもよい。
さらに、昇圧クロックckと昇圧用電源電圧Vinのいずれか一方で、2倍昇圧用のチャージポンプ式昇圧部と反転昇圧用のチャージポンプ式昇圧部を調整する方式を適用してもよい。
なお、本実施例では液晶表示装置の場合について説明したが、表示素子は液晶に限定されることなく、有機ELなどであってもよい。
また、本実施例では、図1において、出力監視部6,9、昇圧クロック生成部7,10、昇圧用電源生成部8,11を、駆動回路101側に設けたが、これに限定されず、液晶パネル102側に設けてもよい。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例では、図1に示す液晶表示装置の液晶パネル102に内蔵されるチャージポンプ式昇圧部16,17の構成が異なる。したがって、実施例1と共通する信号名や回路名などはそのまま流用し、その説明は省略する。
図8(a)は、本実施例におけるチャージポンプ式昇圧部の構成を示した概略図である。以下、本実施例におけるチャージポンプ式昇圧部の構成について説明する。
図8(a)に示すチャージポンプ式昇圧部16(17)は、ポンピング容量Cpと、このポンピング容量Cpの第1端子に接続されたスイッチ部SW6とSW7で構成される。このスイッチ部SW6とSW7には、各々のオン状態とオフ状態を制御するための昇圧クロックck6とck7が入力される。
スイッチ部SW7の第1端子は、昇圧用電源電圧Vinが接続され、第2端子はポンピング容量Cpの第1端子とスイッチ部SW6の第2端子に接続される。また、スイッチ部SW6の第1端子は、チャージポンプ式昇圧部の出力電圧を安定化させるための安定化容量Csの第1端子に接続される。ここでは、安定化容量Csの第2端子は、例えば、接地(GNDに接続)されている。また、ポンピング容量Cpの第2端子は、昇圧クロックckpに接続されている。
本実施例における昇圧部の特徴は、単一導電型のTFTでスイッチ部を構成できることにある。
図8(b)と図8(c)は、昇圧部のスイッチ部を単一導電型のTFT、ここではn型TFTを用いて構成する場合の回路図を示したものであり、図8(b)は、2倍昇圧用の場合のスイッチ部を示し、図8(c)は、反転昇圧用のスイッチ部を示している。図8(b)と(c)のA,B,Cの各記号は、図8(a)の昇圧部のA,B,Cの各記号の端子部に対応している。
図8(b)に示す2倍昇圧時のスイッチ部の構成を以下で説明する。スイッチ部は3つのn型TFTと容量Cbで構成される。
第1のn型TFTであるtft1の第1端子とゲート端子は、端子Cに接続されている。また、端子Cには、第2のn型TFTであるtft2の第1端子と、第3のn型TFTであるtft3の第1端子が接続される。また、tft1の第2端子は、tft2の第2端子とtft3のゲート端子及び容量Cbの第1端子に接続され、ノードnaを形成する。また、容量Cbの第2端子は、端子Bに接続されている。さらに、端子Aには、tft3の第2端子とtft2のゲート端子が接続されている構成となっている。
一方、図8(c)に示す反転昇圧時のスイッチ部の構成を以下で説明する。このスイッチ部も、前述と同様に3つのn型TFTと容量Cbで構成される。
第4のn型TFTであるtft4の第1端子とゲート端子は、端子Aに接続されている。また、端子Aには、第5のn型TFTであるtft5の第1端子と、第6のn型TFTであるtft6の第1端子が接続される。また、tft4の第2端子は、tft5の第2端子とtft6のゲート端子及び容量Cbの第1端子に接続され、ノードnbを形成する。また、容量Cbの第2端子は、端子Bに接続されている。さらに、端子Cには、tft6の第2端子とtft5のゲート端子が接続される構成となっている。
次に、図8(a)に示す昇圧部の動作について図9と図10を用いて説明する。
図9は、チャージポンプ式昇圧部がVgh用(2倍昇圧)の場合の動作を説明するための昇圧クロックck_hのタイミングチャート及び昇圧部の電圧波形図である。
本実施例における昇圧部を制御するための昇圧クロックck6_h、ck7_h及びckp_hは、Hiレベルが高電圧源VHであり、Lowレベルが低電圧源VLである。
ここで、高電圧源VHと低電圧源VLは、設定信号reg_hやreg_lの設定に基づいて、内部電源生成部2から供給される電圧源である。
本実施例における昇圧部の昇圧クロックは、時刻t1からt7が1つの周期cyc_hであり、このcyc_hの周期を繰り返し行うことで電力を供給している。
時刻t5から時刻t6においては、昇圧部を制御する昇圧クロックck6_h、ck7_h及びckp_hは全てVLの状態である。その際、SW7の内部ノードであるnaは、tft1がダイオード接続であるためVin_hからtft1の閾値電圧Vthだけ低い電位までチャージされる。
その後、時刻t6において、ck7_hがVHに変化すると、SW7のCbの影響によりノードnaの電位がVH程度上昇する。そのため、ck7_hがVHとなる時刻t6からt7の期間では、tft3がオン状態となり、ポンピング容量Cpの第1端子がVin_hまで充電される。その際、ポンピング容量Cpの第2端子に接続されるckp_hの電位はVLであり、仮にVLの電位をGNDとすると、ポンピング容量Cpには、Vin_hの電圧が充電されることになる。以降、VLの電位をGNDとして説明するが、VLの電位はこれに限定されない。
次に、時刻t7(=t1)で、ck7_hがVLとなりtft3がオフ状態となったあと、時刻t2でckp_hがVHに変化すると、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧(spi_h)はVin_h+VH付近まで遷移する。
この時、SW7のtft2がオン状態となるためSW7のノードnaはVin_hまで充電されることになり、期間t6からt7においてSW7のtft3に、より高いゲート電圧を印加することができるようになる。また、この時SW7のtft3はオフ状態であるため、SW7はオフ状態となる。
一方、SW6においては、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧(spi_h)がVin_h+VH付近まで変化するため、ダイオード接続されたtft1により、内部ノードnaがVin_h+VHからtft1の閾値電圧Vthだけ低下した電位付近まで充電される。このとき、Cpの容量値を大きく設定することにより、spi_hの電圧降下を軽減できる。
その後、時刻t3において、ck6_hがVHとなると、SW6の容量Cbの影響によりノードnaの電位は約VH上昇し、SW6のtft3がオン状態となるためSW6自体がオン状態となり、Vin_h+VHの電圧を補償容量Csと負荷(走査線駆動部)に供給することができる。
その後、時刻t4において、ck6_hをVLとすることでSW6のtft3をオフ状態とし、さらに、時刻t5で、ckp_hをVLとすることで、次のCpの充電期間に備える。
よって、時刻t3からt4以外の期間では、補償容量Csから負荷へ電力が供給されることになる。以上で述べた周期cyc_hの動作を繰り返し行うことで、出力電圧Vghを得ることが可能となる。また、時刻t3からt4の期間では、ポンピング容量Cpの第1端子の電位(spi_h)に向かって出力電圧Vghが収束していくことになるが、この際の出力電圧Vghの電位は、スイッチ部SW6のtft3の出力抵抗に応じて、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧より低くなる。
また、走査線駆動部12の消費電流の状態により出力電圧Vghとポンピング容量Cpの第1端子の電圧は変化し、消費電流が小さい場合(負荷が小さい場合)には、この期間におけるポンピング容量Cpの第1端子の電圧降下が小さくなり、消費電流が大きい場合(負荷が大きい場合)には、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧降下が大きくなる。
したがって、時刻t4で、ck6_hがVLとなり、負荷(走査線駆動部12)と補償容量Csへ電荷を供給する期間が終了すると、負荷へは補償容量Csから電荷が供給され、ポンピング容量Cpの第1端子には、時刻t3から時刻t4までの消費電流の状態が反映された電圧が保持されることになる。
そこで、時刻t5において、ckp_hをVLとした状態で、cksp_hをHiレベルとして、サンプリング部における容量Cmに、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧をサンプリングすることができる。
これにより、容量Cmには、負荷状態に応じて変化するチャージポンプ式昇圧部の内部電圧をサンプルすることができ、さらに、その電位は昇圧用電源電圧Vinより低くすることができる。
よって、容量Cmにサンプルされた出力監視用信号spo_hは、駆動回路101の耐圧範囲内となるため、液晶パネル102に内蔵される昇圧部の出力状態を駆動回路101が監視することが可能となる。
また、スイッチ部SW6とSW7に含まれるtft3の出力抵抗が高い場合には、駆動回路101が出力する昇圧クロックck6_hとck7_hとスイッチ部との間にVHのレベルをより高電位にすることができるレベルシフタを設置することが好ましい。
また、サンプリング部のSW5は、n型TFT又はp型TFTのどちらを使用してもかまわないが、その際には、それに対応するようにcksp_hを変換する必要があることは言うまでもない。
次に、図10は、チャージポンプ式昇圧部がVgl用(反転昇圧)の場合の動作を説明するための昇圧クロックck_lのタイミングチャート及び昇圧部の電圧波形図である。
本実施例における昇圧部を制御するための昇圧クロックck6_l、ck7_l及びckp_lは、そのHiレベルが高電圧源VHであり、Lowレベルが低電圧源VLである。ここで、高電圧源VHと低電圧源VLは、設定信号reg_hやreg_lの設定に基づいて、内部電源生成部2から供給される電圧源である。
本実施例における昇圧部の昇圧クロックは、時刻t1からt7が1つの周期cyc_lであり、このcyc_lの周期を繰り返し行うことで電力を供給している。
時刻t4から時刻t5においては、昇圧部を制御する昇圧クロックck6_l、ck7_l及びckp_lは全てVLの状態である。その後、時刻t5で、ckp_lがVHとなると、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧(spi_l)は約VHだけ上昇する。その際、SW7に含まれるtft4を介して、ノードnbに電荷が供給され、nbの電位はspi_lよりtft4の閾値電圧Vthだけ低い電位まで充電される。
その後、時刻t6において、ck7_lがVHとなると、SW7に含まれる容量Cbの影響により、ノードnbの電位は約VHだけ上昇して、tft6がオン状態となり、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧(spi_l)はVin_lまで放電される。
その後、時刻t7(=t1)で、ck7_lがVLとなることで、SW7のtft6はオフ状態となる。
次に、時刻t2で、ckp_lをVLとすることで、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧spi_lは、仮にVLの電位をGNDと仮定すると、ほぼ−(VH−Vin_l)となる。以降、VLの電位をGNDとして説明するが、VLの電位はこれに限定されない。
その後、時刻t3で、ck6_lをVHとすることで、SW6のCbの影響により、ノードnbの電位が上昇して、tft6がオン状態となり、SW6がオン状態となるためポンピング容量Cpから補償容量Csと負荷に約−(VH−Vin_l)の電圧を供給する。
その後、時刻t4で、ck6_lはVLとなるためSW6がオフ状態となり、次のCpの放電期間に備える。よって、時刻t3からt4以外の期間では、補償容量Csから負荷へ電力が供給されることになる。
以上で述べた周期cyc_lの動作を繰り返し行うことで、出力電圧Vglを得ることが可能となる。
また、時刻t3からt4の期間では、ポンピング容量Cpの第1端子の電位(spi_l)に向かって出力電圧Vglが収束していくことになるが、この際の出力電圧Vglの電位は、スイッチ部SW6のtft6の出力抵抗に応じて、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧より高くなる。
また、走査線駆動部12の消費電流の状態により、出力電圧Vglとポンピング容量Cpの第1端子の電圧は変化し、消費電流が小さい場合(負荷が小さい場合)には、この期間におけるポンピング容量Cpの第1端子の電圧上昇が小さくなり、消費電流が大きい場合(負荷が大きい場合)には、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧上昇が大きくなる。
したがって、時刻t4で、ck6_lがVLとなり、負荷(走査線駆動部12)と補償容量Csへ電荷を供給する期間が終了すると、負荷へは補償容量Csから電力が供給され、ポンピング容量Cpの第1端子には、時刻t3から時刻t4までの消費電流の状態が反映された電圧が保持されることになる。
そこで、時刻t5において、ckp_lをVHとした状態で、cksp_lをHiレベルとして、サンプリング部における容量Cmに、ポンピング容量Cpの第1端子の電圧をサンプリングすることができる。
これにより、容量Cmには、負荷状態に応じて変化するチャージポンプ式昇圧部の内部電圧をサンプルすることができ、さらに、その電位は高電圧源VHより低くすることができる。
よって、容量Cmにサンプルされた出力監視用信号spo_lは、駆動回路101の耐圧範囲内となるため、液晶パネル102に内蔵される昇圧部の出力状態を駆動回路101が監視することが可能となる。
また、スイッチ部SW6とSW7に含まれるtft6の出力抵抗が高い場合には、駆動回路101が出力する昇圧クロックck6_hとck7_hとスイッチ部との間にVHのレベルをより高電位にすることができるレベルシフタを設置することが好ましい。
また、サンプリング部のSW5は、n型TFT又はp型TFTのどちらを使用してもかまわないが、その際には、それに対応するようにcksp_hを変換する必要があることは言うまでもない。
以上で述べたように、図8に示すチャージポンプ式昇圧部を用いた場合でも、負荷の出力状態に応じて変化する昇圧部の内部電圧を信号として取り出すことができるため、実施例1において図5から図7を用いて説明したのと同様に、昇圧部の出力制御を行うことが可能となる。
この場合、制御方式としては、昇圧用電源電圧Vinを調整する方法を適用してもよいし、昇圧クロックckを調整する方法を適用してもよい。また、昇圧クロックckと昇圧用電源電圧Vinの両方を調整する方式を適用してもよい。
また、実施例1と実施例2においては、昇圧部の出力を制御する際に、電源電圧を調整する方法として、昇圧用電源電圧Vinを調整する方法を述べたが、高電圧源VHや低電圧源VLの電位を調整する方法でもよい。
以下、図11を用いて、本発明の実施例3について説明する。本実施例では、図1に示す液晶表示装置の液晶パネル102に内蔵されるチャージポンプ式昇圧部16,17の構成及びサンプリング部18,19が異なる。ここで、実施例1と共通する信号名や回路名などはそのまま流用し、その説明は省略する。
図11は、本実施例におけるチャージポンプ式昇圧部とサンプリング部の構成を示した概略図である。以下、本実施例におけるチャージポンプ式昇圧部の構成について説明する。ここでは、その一例として、Vgh用の昇圧部についてのみ説明する。
本実施例におけるチャージポンプ式昇圧部の構成は、図2に示したチャージポンプ式昇圧部を2つ使用したデュアル構成である。したがって、2つのチャージポンプ式昇圧部16a,16bの出力電圧Vghは、同じ補償容量Csに接続されている。また、昇圧用電源電圧Vin_hも共通である。
昇圧クロック生成部7が出力する昇圧クロックck_hは、昇圧部16a用の信号cka_hと昇圧部16b用の信号ckb_hから構成される。また、サンプリング部18xは、スイッチ部SW8とスイッチ部SW9及びサンプリング容量Cmから構成される。
スイッチ部SW8は、昇圧クロックckspa_hにより制御され、昇圧部16aにおけるポンピング容量Cpの第1端子の電圧spia_hをCmにサンプリングする。また、スイッチ部SW9は、昇圧クロックckspb_hにより制御され、昇圧部16bにおけるポンピング容量Cpの第1端子の電圧spib_hをCmにサンプリングする。
また、サンプリング部18xは、サンプリング容量Cmに蓄えられた信号電圧を出力監視用信号spo_hとして出力する。
次に、図12を用いて、本実施例におけるチャージポンプ式昇圧部とサンプリング部18xの動作について説明する。チャージポンプ式昇圧部16a,16bの個々の動作に関しては、実施例1での説明と重複するため省略する。
本実施例におけるデュアル構成のチャージポンプ式昇圧部では、それぞれの昇圧部において、ポンピング容量Cpを用いて、補償容量Csと負荷に電力を供給するために必要な期間と、その期間内で供給した電力の情報を、昇圧クロックckspにより、サンプリングする期間とをサブ周期として考え、2つの昇圧部(16aと16b)のサブ周期が、1つの周期cyc_h内で、オーバーラップしないように設定している。
図12に示すように、昇圧部16aのサブ周期は、ポンピング容量Cpを用いて、補償容量Csと負荷に電力を供給するために必要な期間、すなわち、時刻t2からt4と、その期間内で供給した電力の情報を、昇圧クロックckspa_hにより、サンプリングする期間、すなわち、時刻t4から時刻t6に相当し、昇圧部16bのサブ周期は、ポンピング容量Cpを用いて、補償容量Csと負荷に電力を供給するために必要な期間、すなわち、時刻taからtcと、その期間内で供給した電力の情報を、昇圧クロックckspb_hにより、サンプリングする期間、すなわち、時刻tcから時刻t7に相当しており、それぞれのサブ周期は、オーバーラップしていない。
このように、サブ周期がオーバーラップしないように設定することで、2つの昇圧部から効率よく電力を供給することができる。
また、本実施例のようにデュアル構成のチャージポンプ式昇圧部を用いた場合でも、サンプリング部18xで各々の内部電圧spiをサンプリングすることで、負荷の出力状態に応じて変化する昇圧部の内部電圧を信号として取り出すことができる。そのため、実施例1と同様に、昇圧部の出力制御を行うことが可能となる。
この場合、制御方式としては、昇圧用電源電圧Vinを調整する方法を適用してもよいし、昇圧クロックckを調整する方法を適用してもよい。また、昇圧クロックckと昇圧用電源電圧Vinの両方を調整する方式を適用してもよい。
また、図12では、2倍昇圧の場合のみ説明したが、反転昇圧の場合でもデュアル構成にして、本実施例と同様に出力を制御できる。
また、本実施例では、図2に示したチャージポンプ式昇圧部をデュアル構成として説明したが、実施例2における図8に示したチャージポンプ式昇圧部をデュアル構成としても、本実施例と同様に出力を制御できる。
本発明の実施例1における液晶表示装置の概略図 本発明の実施例1におけるチャージポンプ式昇圧部とサンプリング部の構成図 本発明の実施例1におけるVgh用昇圧部の動作を説明するためのタイミングチャートと電圧波形図 本発明の実施例1におけるVgl用昇圧部の動作を説明するためのタイミングチャートと電圧波形図 本発明の実施例1における出力監視部の構成図 本発明の実施例1における昇圧用電源生成部の構成図とタイミングチャート 本発明の実施例1における昇圧クロック生成部の構成図とタイミングチャート 本発明の実施例2におけるチャージポンプ式昇圧部とサンプリング部の構成図 本発明の実施例2におけるVgh用昇圧部の動作を説明するためのタイミングチャートと電圧波形図 本発明の実施例2におけるVgl用昇圧部の動作を説明するためのタイミングチャートと電圧波形図 本発明の実施例3におけるチャージポンプ式昇圧部とサンプリング部の構成図 本発明の実施例3におけるVgh用昇圧部の動作を説明するためのタイミングチャートと電圧波形図
符号の説明
1…設定レジスタ、2…内部電源生成部、3…駆動制御部、4…信号電圧生成部、5…共通電極電圧生成部、6…出力監視部、7…昇圧クロック生成部、8…昇圧用電源生成部、9…出力監視部、10…昇圧クロック生成部、11…昇圧用電源生成部、12…走査線駆動部、13…表示部、14…スイッチング素子、15…液晶、16…Vgh用チャージポンプ式昇圧部、16a…チャージポンプ式昇圧部、16b…チャージポンプ式昇圧部、17…Vgl用チャージポンプ式昇圧部、18…サンプリング部、18x…サンプリング部、19…サンプリング部、101…駆動回路、102…液晶パネル、103…ゲート選択電圧生成部、104…ゲート非選択電圧生成部、601…参照電圧生成部、602…電圧比較器、603…電圧比較器、801…電源電圧レベル生成部、802…アップダウンカウンタ、803…セレクタ、804…オペアンプ、1001…クロック生成部、1002…加算器、
bclk…基本クロック、REG…設定信号、CTL…制御信号、DATA…表示データ、VCC…システム電源、VDD…内部電源、reg_h…Vgh用設定信号、reg_l…Vgl用設定信号、reg_drv…駆動用設定信号、ctl_v…走査線駆動用制御信号、ctl_h…信号線駆動用制御信号、ctl_m…交流駆動用制御信号、trig…制御信号、up_h…Vgh用監視結果信号、dn_h…Vgh用監視結果信号、up_l…Vgl用監視結果信号、dn_l…Vgl用監視結果信号、com…共通信号電極線、d…信号線、g…走査線、Vgh…ゲート選択電圧、Vgl…ゲート非選択電圧、ck_h…Vgh用昇圧クロック、ck_l…Vgl用昇圧クロック、Vin_h…Vgh用昇圧用電源電圧、Vin_l…Vgl用昇圧用電源電圧、spi_h…内部電圧、spi_l…内部電圧、spo_h…出力監視用信号、spo_l…出力監視用信号、SW…スイッチ部、VH…昇圧用高電圧源、VL…昇圧用低電圧源、Cs…安定化容量、Cp…ポンピング容量、Cm…サンプリング容量

Claims (7)

  1. 第1の入力電圧は第1のスイッチ部の第1端子に接続され、
    前記第1のスイッチ部の第2端子はポンピング容量の第1端子と第2のスイッチ部の第1端子に接続され、
    第2の入力電圧は第3のスイッチ部の第1端子に接続され、
    前記第3のスイッチ部の第2端子は前記ポンピング容量の第2端子と第4のスイッチ部の第1端子に接続され、
    第3の入力電圧は前記第4のスイッチ部の第2端子に接続され、
    前記第2のスイッチ部の第2端子は第1の電源部と第2の電源部の出力端子を形成し、
    前記第1のスイッチ部は第1の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第2のスイッチ部は第2の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第3のスイッチ部は第3の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第4のスイッチ部は第4の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御される昇圧部と、
    前記ポンピング容量の第1端子の電圧信号を第5の入力信号により決められた期間でサンプリングして出力するサンプリング部と、
    前記サンプリング部からの出力信号と予め決められた電圧範囲とを比較し、前記サンプリング部の出力信号が前記電圧範囲より高電位な場合に出力される高電位制御信号と、
    前記サンプリング部の出力信号が前記電圧範囲より低電位な場合に出力される低電位制御信号を出力する出力監視部と、
    前記第1の入力信号、前記第2の入力信号、前記第3の入力信号、前記第4の入力信号、および前記第5の入力信号を生成する昇圧クロック生成部と、
    前記第1の入力電圧、前記第2の入力電圧、及び前記第3の入力電圧を生成する昇圧用電源生成部とからなる第1の電源部と第2の電源部であり、
    前記第1の電源部は、前記出力監視部が前記低電位制御信号を出力すると、前記昇圧用電源生成部が出力する前記入力電圧を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第1の電源部の出力電圧を高電位に制御し、
    前記出力監視部が前記高電位制御信号を出力すると、前記昇圧用電源生成部が出力する前記入力電圧を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第1の電源部の出力電圧を低電位に制御し、
    前記第2の電源部は、前記出力監視部が前記低電位制御信号を出力すると、前記昇圧クロック生成部が出力する前記入力信号の周波数を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第の電源部の出力電圧を高電位に制御し、前記出力監視部が前記高電位制御信号を出力すると、前記昇圧クロック生成部が出力する前記入力信号の周波数を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第の電源部の出力電圧を低電位に制御することを特徴とする表示装置。
  2. 第1の入力電圧は第1のスイッチ部の第1端子に接続され、
    前記第1のスイッチ部の第2端子はポンピング容量の第1端子と第2のスイッチ部の第1端子に接続され、
    前記第2のスイッチ部の第2端子は第1の電源部と第2の電源部の出力端子を形成し、
    前記第1のスイッチ部は第1の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第2のスイッチ部は第2の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記ポンピング容量の第2端子は第3の入力信号に接続される昇圧部と、
    前記ポンピング容量の第1端子の電圧信号を第4の入力信号により決められた期間でサンプリングして出力するサンプリング部と、
    前記サンプリング部からの出力信号と予め決められた電圧範囲とを比較し、前記サンプリング部の出力信号が前記電圧範囲より高電位な場合に出力される高電位制御信号と、
    前記サンプリング部の出力信号が前記電圧範囲より低電位な場合に出力される低電位制御信号を出力する出力監視部と、
    前記第1の入力信号、前記第2の入力信号、前記第3の入力信号、前記第4の入力信号、および前記第5の入力信号を生成する昇圧クロック生成部と、
    前記第1の入力電圧、前記第2の入力電圧、及び前記第3の入力電圧を生成する昇圧用電源生成部とからなる第1の電源部と第2の電源部であり、
    前記第1の電源部は、前記出力監視部が前記低電位制御信号を出力すると、前記昇圧用電源生成部が出力する前記入力電圧を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第1の電源部の出力電圧を高電位に制御し、
    前記出力監視部が前記高電位制御信号を出力すると、前記昇圧用電源生成部が出力する前記入力電圧を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第1の電源部の出力電圧を低電位に制御し、
    前記第2の電源部は、前記出力監視部が前記低電位制御信号を出力すると、前記昇圧クロック生成部が出力する前記入力信号の周波数を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第の電源部の出力電圧を高電位に制御し、前記出力監視部が前記高電位制御信号を出力すると、前記昇圧クロック生成部が出力する前記入力信号の周波数を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第の電源部の出力電圧を低電位に制御することを特徴とする表示装置。
  3. 第1の入力電圧は第1のスイッチ部の第1端子に接続され、
    前記第1のスイッチ部の第2端子は一方のポンピング容量の第1端子と第2のスイッチ部の第1端子に接続され、
    第2の入力電圧は第3のスイッチ部の第1端子に接続され、
    前記第3のスイッチ部の第2端子は前記一方のポンピング容量の第2端子と第4のスイッチ部の第1端子に接続され、
    第3の入力電圧は前記第4のスイッチ部の第2端子に接続され、
    前記第2のスイッチ部の第2端子は出力端子を形成し、
    前記第1のスイッチ部は第1の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第2のスイッチ部は第2の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第3のスイッチ部は第3の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第4のスイッチ部は第4の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御される一方の昇圧部と、
    第1の入力電圧は第5のスイッチ部の第1端子に接続され、
    前記第5のスイッチ部の第2端子は他方のポンピング容量の第1端子と第6のスイッチ部の第1端子に接続され、
    第4の入力電圧は第7のスイッチ部の第1端子に接続され、
    前記第7のスイッチ部の第2端子は前記他方のポンピング容量の第2端子と第8のスイッチ部の第1端子に接続され、
    第5の入力電圧は前記第8のスイッチ部の第2端子に接続され、
    前記第6のスイッチ部の第2端子は出力端子を形成し、
    前記第5のスイッチ部は第5の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第6のスイッチ部は第6の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第7のスイッチ部は第7の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御され、
    前記第8のスイッチ部は第8の入力信号によりオン状態とオフ状態が制御される他方の昇圧部と、
    前記一方のポンピング容量の第1端子の電圧信号を第9の入力信号により決められた期間でサンプリングし、
    また前記他方のポンピング容量の第1端子の電圧信号を第10の入力信号により決められた期間でサンプリングして、出力するサンプリング部と、
    前記サンプリング部からの出力信号と予め決められた電圧範囲とを比較し、前記サンプリング部の出力信号が前記電圧範囲より高電位な場合に出力される高電位制御信号と、
    前記サンプリング部の出力信号が前記電圧範囲より低電位な場合に出力される低電位制御信号を出力する出力監視部と、
    前記第1の入力信号、前記第2の入力信号、前記第3の入力信号、前記第4の入力信号、前記第5入力信号、前記第6の入力信号、前記第7の入力信号、前記第8の入力信号、前記第9の入力信号、および前記第10の入力信号を生成する昇圧クロック生成部と、
    前記第1の入力電圧、前記第2の入力電圧、前記第3の入力電圧、前記第4の入力電圧、及び前記第5の入力電圧を生成する昇圧用電源生成部とからなる第1の電源部と第2の電源部であり、
    前記第1の電源部は、前記出力監視部が前記低電位制御信号を出力すると、前記昇圧用電源生成部が出力する前記入力電圧を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第1の電源部の出力電圧を高電位に制御し、前記出力監視部が前記高電位制御信号を出力すると、前記昇圧用電源生成部が出力する前記入力電圧を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第1の電源部の出力電圧を低電位に制御し、
    前記第2の電源部は、前記出力監視部が前記低電位制御信号を出力すると、前記昇圧クロック生成部が出力する前記入力信号の周波数を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第の電源部の出力電圧を高電位に制御し、前記出力監視部が前記高電位制御信号を出力すると、前記昇圧クロック生成部が出力する前記入力信号の周波数を制御することで、前記サンプリング部の出力信号および前記第の電源部の出力電圧を低電位に制御することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の表示装置おいて、
    前記出力監視部の比較結果の出力に応じて、前記第1の入力電圧を制御して前記出力電圧を調整することを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1に記載の表示装置おいて、
    前記出力監視部の比較結果の出力に応じて、前記第1の入力信号、前記第2の入力信号、前記第3の入力信号、前記第4の入力信号、及び前記第5の入力信号の周期を制御して、前記電源部の前記出力電圧を調整することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項2に記載の表示装置おいて、
    前記出力監視部の比較結果の出力に応じて、前記第1の入力信号、前記第2の入力信号、前記第3の入力信号、及び前記第4の入信号の周期を制御して、前記電源部の前記出力電圧を調整することを特徴とする表示装置。
  7. 請求項3に記載の表示装置おいて、
    前記出力監視部の比較結果の出力に応じて、前記第1の入力信号、前記第2の入力信号、前記第3の入力信号、前記第4の入力信号、前記第5の入力信号、前記第6の入力信号、前記第7の入力信号、前記第8の入力信号、前記第9の入力信号、及び前記第10の入力信号の周期を制御して、前記電源部の出力電圧を調整することを特徴とする表示装置。


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