JP5215187B2 - 電子棚札システム - Google Patents

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Description

本発明は、商品に対応して配置され、対応する商品に係る商品データを表示する複数の電子棚札を備える電子棚札システムに関する。
一般に、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗では、POSシステム等に記憶される商品マスタによって、店舗内の商品の売価が一元的に管理されている。その一方で、顧客(消費者)への売価の伝達は、商品の位置に配置される紙媒体の棚札によりなされることが多い。このような紙媒体の棚札を採用した場合においては、棚札の管理は人手に頼らざるを得ないことから、売価の間違いなどの人為的ミスが生じやすい。このため、POSシステムのレジスタによる精算時の売価とは異なる誤った売価が、顧客に対して伝達されるおそれがある。
このような問題を解決するため、特許文献1及び2にも記載されているように、近年、電子棚札システム(ESLシステム/Electronic Shelf Label System)が実用化されている。電子棚札システムにおいては、売価を示すデータなどの商品に係る商品データを表示する可搬性の電子棚札が、各商品に対応して配置される。そして、商品マスタに基づく売価を示すデータを含む通信信号が、情報を配信する配信側装置から各電子棚札に送信され、その売価が各電子棚札に表示される。これにより、電子棚札において精算時の売価と一致する正しい売価が表示され、正しい売価が顧客に伝達されるようになっている。
なお、特許文献3には携帯機器に関する技術が、特許文献4にはカメラに関する技術がそれぞれ開示されている。
特表2002−516430号公報 特開2001−5872号公報 特開2003−189485号公報 特開平10−73866号公報
上記特許文献1にも記載されているように、一般的に、電子棚札では、電池から供給される電力によってコンデンサから成る充電部を充電し、当該充電部に充電された電力を利用してLEDから成る送信部が上位の配信側装置に対してデータを送信している。通常、電池の内部抵抗は、低温環境下での動作時や、経時変化等による性能劣化時に上昇する。内部抵抗が上昇している状態において、電池から多くの電力を充電部に供給すると、電池の出力電圧が低下し、電子棚札が正常に動作できないことがある。
本発明は上記点に鑑みて成されたものであり、電子棚札システムに関して、電池の内部抵抗の上昇に起因する電子棚札の誤動作を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る電子棚札システムの第1の態様は、商品に対応して配置され、対応する商品に係る商品データを表示する複数の電子棚札と、前記複数の電子棚札と通信を行って、前記複数の電子棚札のそれぞれに対して当該電子棚札が表示すべき前記商品データを配信する情報配信部とを備え、前記複数の電子棚札のそれぞれは、当該電子棚札の電源を供給する電池と、前記電池から供給される電力によって充電される充電部と、前記充電部に蓄積された電力を利用して前記情報配信部にデータを送信する送信部と、前記充電部に対する前記電池の供給電力を制御する充電制御部とを有し、前記複数の電子棚札のそれぞれでは、前記情報配信部から所定のデータを受信すると、当該電子棚札の充電動作モードが、前記充電部に対して第1の期間充電を行う第1モードから、当該第1モードよりも前記充電部に対する前記電池の供給電力が低減するとともに、前記充電部に対して前記第1の期間よりも長い第2の期間充電を行う第2モードに切り替わる。
また、この発明に係る電子棚札システムの第2の態様は、第1の態様であって、前記充電制御部は、前記電池の電圧を昇圧して前記充電部に供給する昇圧回路を含み、前記充電部に対しては、前記昇圧回路を通じて前記電池から電力が供給される。
また、この発明に係る電子棚札システムの第3の態様は、第1及び第2の態様のいずれか一つであって、前記情報配信部は、前記電子棚札が配置される場所に基づいて当該電子棚札に対して前記所定のデータを送信するか否かを決定する。
また、この発明に係る電子棚札システムの第4の態様は、第1及び第2の態様のいずれか一つであって、前記情報配信部は、前記電子棚札との通信回数に基づいて当該電子棚札に対して前記所定のデータを送信するか否かを決定する。
また、この発明に係る電子棚札システムの第5の態様は、第1及び第2の態様のいずれか一つであって、前記情報配信部は、前記電子棚札におけるあるタイミングからの稼働時間に基づいて当該電子棚札に対して前記所定のデータを送信するか否かを決定する。
また、この発明に係る電子棚札システムの第6の態様は、第1乃至第5の態様のいずれか一つであって、前記複数の電子棚札のそれぞれは、モード設定スイッチをさらに有し、前記複数の電子棚札のそれぞれは、前記モード設定スイッチの状態に応じて前記充電動作モードを切り替える。
また、この発明に係る電子棚札システムの第7の態様は、第1乃至第5の態様のいずれか一つであって、前記複数の電子棚札のそれぞれは、当該電子棚札の温度を検出する温度センサをさらに有し、前記複数の電子棚札のそれぞれは、前記温度センサでの検出結果に応じて前記充電動作モードを切り替える。
また、この発明に係る電子棚札システムの第8の態様は、第1乃至第5の態様のいずれか一つであって、前記複数の電子棚札のそれぞれは、前記電池の電圧を検出する電圧検出部をさらに有し、前記複数の電子棚札のそれぞれは、前記電圧検出部での検出結果に応じて前記充電動作モードを切り替える。
この発明に係る電子棚札システムの第1の態様によれば、複数の電子棚札のそれぞれでは、情報配信部から所定のデータを受信すると、当該電子棚札の充電動作モードが、充電部に対して第1の期間充電を行う第1モードから、当該第1モードよりも充電部に対する電池の供給電力が低減するとともに、充電部に対して前記第1の期間よりも長い第2の期間充電を行う第2モードに切り替わるため、電池の低温環境下での動作や性能劣化によって当該電池の内部抵抗が上昇するような場合に、情報配信部からの指示によって、充電部に対する電池の供給電力を低減し、充電部に対する充電期間を長くすることができる。そのため、送信部に対する供給電力を維持しつつ、電池の内部抵抗の上昇に起因して電池の電圧が低下することを抑制できる。よって、送信性能を維持しつつ電子棚札の誤動作を抑制することができる。
また、この発明に係る電子棚札システムの第2の態様によれば、充電部に対しては、昇圧回路を通じて電池から電力が供給されている。電池からの電力を昇圧回路を通じて充電部に供給する場合には、電池からより多くの電力を取り出す必要があり、電池の低温環境下での動作時や性能劣化時に当該電池の電圧が低下しやすくなる。本発明は、このような場合に特に有効である。
また、この発明に係る電子棚札システムの第3の態様によれば、情報配信部は、電子棚札が配置される場所に基づいて当該電子棚札に対して所定のデータを送信するか否かを決定するため、店舗内の冷凍エリアや冷蔵エリアなど、周囲温度が低温である場所に電子棚札が配置される場合に、情報配信部から所定のデータを当該電子棚札に送信して、当該電子棚札の充電動作モードを切り替えることができる。よって、低温環境下での動作時における内部抵抗の上昇に起因する電池の電圧の低下を適切に抑制することができる。
また、この発明に係る電子棚札システムの第4の態様によれば、情報配信部は、電子棚札との通信回数に基づいて当該電子棚札に対して所定のデータを送信するか否かを決定するため、電子棚札での電池に性能劣化が生じるであろうタイミングで情報配信部から所定のデータを当該電子棚札に送信し、当該電子棚札の充電動作モードを切り替えることができる。よって、性能劣化時の内部抵抗の上昇に起因する電池の電圧の低下を適切に抑制することができる。
また、この発明に係る電子棚札システムの第5の態様によれば、情報配信部は、電子棚札におけるあるタイミングからの稼働時間に基づいて当該電子棚札に対して所定のデータを送信するか否かを決定するため、電子棚札での電池に性能劣化が生じるであろうタイミングで情報配信部から所定のデータを当該電子棚札に送信し、当該電子棚札の充電動作モードを切り替えることができる。よって、性能劣化時の内部抵抗の上昇に起因する電池の電圧の低下を適切に抑制することができる。
また、この発明に係る電子棚札システムの第6の態様によれば、電子棚札は、情報配信部からの指示によってだけではなく、それ単体でも充電動作モードを切り替えることができる。
また、この発明に係る電子棚札システムの第7の態様によれば、電子棚札は、情報配信部からの指示によってだけではなく、それ単体で充電動作モードを切り替えることができる。さらに、電池の低温環境下での動作時に確実に充電動作モードを第2モードに切り替えることができる。
また、この発明に係る電子棚札システムの第8の態様によれば、電子棚札は、情報配信部からの指示によってだけではなく、それ単体で充電動作モードを切り替えることができる。さらに、電池の性能が劣化し、当該電池の電圧が低下した際に確実に充電動作モードを第2モードに切り替えることができる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の実施の形態に係る電子棚札システムが導入される店舗の様子の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電子棚札システムが備える電子棚札が配置された様子を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電子棚札システムを含む店舗情報システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るESLサーバの構成を示す図である。 商品ファイルの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る通信装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電子棚札の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電子棚札の制御部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るESLサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子棚札の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子棚札の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るESLサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子棚札の動作を示すフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係る電子棚札システム1が導入される店舗200内の様子の一例を示す平面図である。本電子棚札システム1においては、売価を示すデータなど、商品に係る商品データを表示する可搬性の電子棚札が、各商品に対応して配置される。そして、商品マスタに基づく売価を示すデータを含む通信信号が、情報を配信する配信側装置から各電子棚札に送信され、その売価が各電子棚札に表示される。これにより、電子棚札において精算時の売価と一致する正しい売価が表示され、正しい売価が顧客に伝達されるようになっている。
図1に示されるように、店舗200には2つの出入り口210が設けられている。店舗200内の販売スペース201には、出入り口210の近傍に複数のレジスタ270が配置されている。また販売スペース201には、総菜が陳列されているショーケース220と、肉や魚が陳列されているショーケース230と、青果が陳列されているショーケース240と、冷凍食品やアイスクリームが陳列されているショーケース250と、お菓子や日用品などが陳列されている複数の商品棚260とが設けられている。電子棚札は、ショーケース220〜250や商品棚260に取り付けられている。なお店舗200には、在庫商品の保管等のために、図示しないバックルームも設けられている。
図2は電子棚札5が店舗200内に配置された様子を示す図である。図2では、一例として、店舗200内の商品棚260に電子棚札5が配置された様子を示している。図2に示されるように、商品棚260は、フェース61と呼ばれる空間に区分され、各フェース61には同一種の商品6が集約されて載置される。商品棚260のフレーム62には、各フェース61に対応する位置にそれぞれ電子棚札5が取り付けられている。すなわち、電子棚札5はそれぞれ一の商品6(正確には、一の商品の種類)に対応づけられ、その対応する商品6の近傍(一般的には、商品6の下側)のフレーム62に配置される。各電子棚札5はそれぞれディスプレイを備えており、ディスプレイには対応する商品6の売価が表示される。店舗200の顧客(消費者)は、このような電子棚札5の表示により商品6の売価を認識する。電子棚札5は可搬性の装置であり、商品6の配置変更に対応できるように、フレーム62から取り外して別の位置に再配置することも可能とされている。
図3は、店舗200に適用される、電子棚札システム1を含む店舗情報システム100の構成例を示す図である。図3に示されるように、店舗情報システム100は、電子棚札システム1とともに、ストアコントローラ2及びPOSシステム3を備えている。POSシステム3が備えるPOSサーバ31、及び電子棚札システム1が備えるESLサーバ10は、LAN21を介してストアコントローラ2に接続されている。これにより、ストアコントローラ2、POSシステム3及び電子棚札システム1の相互間でデータ通信が可能とされている。
ストアコントローラ2は一般的なコンピュータで構成され、店舗情報システム100を統括的に管理する装置として機能する。また、ストアコントローラ2はインターネットなどの外部ネットワークに接続されており、外部ネットワークを介して、店舗200を統括管理する本部センターに配置されたサーバ装置等のコンピュータと通信可能とされている。
POSシステム3は、商品の販売に係る情報をその販売時点において収集して分析するシステムであり、POSシステム3を統括的に管理するPOSサーバ31とともに、商品の精算を行う上述の複数のレジスタ270を備えている。POSサーバ31とレジスタ270とは専用の通信ケーブルで接続されている。
POSサーバ31は一般的なコンピュータで構成され、そのハードディスクには、売価などの商品に係る各種の情報を示す商品マスタ301が記憶されている。複数のレジスタ270のそれぞれにおいては、商品マスタ301に記載される売価に基づいて商品の精算がなされる。
店舗200内の全商品に係る情報は、この商品マスタ301により一元的に管理されている。商品マスタ301に記載される情報には、商品の識別情報となる「商品コード」、商品の名称である「商品名」、通常の売価である「通常価格」、特売における売価である「特売価格」、特売を実施する期間である「特売期間」等が含まれている。
電子棚札システム1は、上述した複数の電子棚札5と、電子棚札5に表示すべき商品の売価などを配信する配信側装置40とに大別される。
情報配信部たる配信側装置40は、電子棚札システム1を統括的に管理するサーバ装置であるESLサーバ10と、複数の通信装置4とを備えて構成される。ESLサーバ10と複数の通信装置4とは、専用の通信ケーブル22を介して相互に接続されており、相互間でデータ通信が可能とされている。各通信装置4は電子棚札5と赤外線通信を行う。通信装置4は、販売スペース201内に配置された全ての電子棚札5と通信可能なように、販売スペース201の天井などに略一定距離ごとに配置される。
ESLサーバ10のハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。図4はESLサーバ10の構成を示す図である。ESLサーバ10は、各種演算処理を行うCPU11、基本プログラムを記憶するROM12、演算処理の作業領域となるRAM13、プログラムや各種のデータファイルなどを記憶するハードディスク14、各種表示を行うディスプレイ15、キーボード及びマウスなどで構成される入力部16、LAN21を介したデータ通信機能を有するデータ通信部17、並びに、通信装置4と通信するためのインターフェイス18を備えている。電子棚札5に送信すべき売価を示す信号はインターフェイス18を介して通信装置4に伝達される。
ESLサーバ10のハードディスク14には、専用のプログラムが予め記憶されており、このプログラムに従ってCPU11が演算処理を行うことにより、ESLサーバ10としての各種機能が実現される。また、ESLサーバ10のハードディスク14には、商品に係る各種の情報を示すデータファイルである商品ファイル101が記憶されている。
図5は、商品ファイル101の例を示す図である。図5に示されるように、商品ファイル101はテーブル形式となっており、レコード102のそれぞれが一の商品に係る情報を示している。具体的には、各レコード102ごとに「商品コード」、「商品名」、「通常価格」、「特売価格」及び「特売期間」等が登録されている。これらの情報は、上述したPOSシステム3に記憶された商品マスタ301と同様の情報であり、ESLサーバ10とPOSシステム3との通信により商品マスタ301の情報に基づいて登録される。このため、商品ファイル101の情報と商品マスタ301の情報とは内容が一致する。
商品ファイル101の各レコード102には、さらに、電子棚札システム1が備える複数の電子棚札5のそれぞれに固有のハードウェアIDである一の「装置コード」が登録される。これにより、商品と電子棚札5とが一対一の関係でデータ的に対応づけられる(リンク付けされる)。この装置コードが利用されることにより、ある商品の売価が、その商品に対応する電子棚札5に対して送信されるようになっている。
以上の構成を有するESLサーバ10は、各電子棚札5に送信する送信データをCPU11で生成し、当該送信データをインターフェイス18を通じて各通信装置4に出力する。各通信装置4は、入力された送信データを含む通信信号を、自身が通信可能な各電子棚札5に出力する。これにより、販売スペース201に配置された各電子棚札5に対して同一の送信データが配信側装置40から入力される。ESLサーバ10から送信される送信データには、商品ファイル101中の通常価格や特売価格などの商品データや、装置コードなどが含まれている。
次に通信装置4の構成について詳細に説明する。図6は通信装置4の構成を示す図である。図6に示されるように、各通信装置4は、制御部41と、例えばLEDで構成されている発光部42と、例えばフォトダイオード及びアンプで構成されている受光部43とを備えている。
制御部41は、ESLサーバ10から入力された送信データに基づいて発光部42を制御する。これにより、発光部42からは、送信データで変調された赤外線信号IR1が出力される。
受光部43は、電子棚札5から出力される赤外線信号IR2を受信する。この赤外線信号IR2は、ESLサーバ10に対する電子棚札5からの送信データで変調されている。受光部43は、受信した赤外線信号IR2を電気信号に変換して制御部41に出力する。制御部41は、受光部43から入力された電気信号に対して検波処理等を行って、電子棚札5で生成された送信データを再生する。そして、制御部41は、再生した送信データをESLサーバ10に出力する。なお、電子棚札5からの送信データも符号化されており、ESLサーバ10は通信装置4から受け取った送信データに対して復号化処理を行う。
次に電子棚札5の構成について詳細に説明する。図7は電子棚札5の構成を示す図である。図7に示されるように、電子棚札5の前面には、商品の売価を表示するためのディスプレイ51と、配信側装置40との通信を担う通信部54とが配置されている。ディスプレイ51は、ドットマトリクス方式の表示デバイスであって、例えば電子ペーパで構成されている。
通信部54は、赤外線信号IR2を出力する発光部52と、通信装置4からの赤外線信号IR1を受信し、それを電気信号に変換して出力する受光部53とを備えている。データを送信する送信部として機能する発光部52は例えばLEDで構成されており、データを受信する受信部として機能する受光部53は、例えばフォトダイオード及びアンプで構成されている。
ディスプレイ51の下方には、電子棚札5が対応づけられた商品に係る「商品名」及び「商品コード」を示すバーコードが印刷されたオーバレイラベル55が貼付される。ラベル類が貼付されていない電子棚札5のままでは、電子棚札5がいずれの商品に対応づけられているかの把握は困難であるが、このオーバレイラベル55により電子棚札5と商品とが視覚的に対応づけられる。なお、オーバレイラベル55を使用する代わりに、当該オーバレイラベル55に示される情報をディスプレイ51に表示しても良い。
電子棚札5の内部には、当該電子棚札5の電源を供給する小型の電池56が設けられている。さらに、電子棚札5の内部には、当該電子棚札5の動作を統括的に制御する制御部57が設けられている。図8は制御部57の構成を示すブロック図である。図8に示されるように、制御部57は、制御回路570と、昇圧回路571と、充電部572と、発光制御スイッチ573と、モード設定スイッチ574と、温度センサ575と、記憶部576とを備えている。
制御回路570は、CPUなどで構成されており、制御部57の動作を統括的に管理する。制御回路570には、電池56から出力される電圧Vbatを検出する電圧検出部570aが設けられている。昇圧回路571は、例えばチャージポンプ型の昇圧回路であって、電池56から出力される電圧Vbatを昇圧し、それを昇圧電圧Vchとして充電部572及び発光部52に供給する。充電部572は、容量素子で構成されており、昇圧回路571を通じて電池56から供給される電力によって充電される。発光制御スイッチ573は、発光部52の発光を制御する回路であって、例えば、MOSトランジスタで構成されている。発光制御スイッチ573は、制御回路570によって、その動作が制御される。発光制御スイッチ573がオン状態となると、充電部572に蓄積された電力が発光部52に供給されて、発光部52を構成するLEDに順電流が流れる。その結果、発光部52が発光する。一方で、発光制御スイッチ573がオフ状態の場合には、充電部572に蓄積された電力は発光部52には供給されず、発光部52を構成するLEDには順電流は流れない。したがって、この場合には発光部52は発光しない。
本実施の形態に係る電子棚札5では、制御回路570及び昇圧回路571によって、充電部572に対する電池56の供給電力を制御することが可能である。昇圧回路571の動作モードとしては、充電部572に対して充電電流を供給する充電モードと、充電部572に対して充電電流を供給しないシャットダウンモードとが存在する。充電モードでは、昇圧回路571の内部抵抗値を例えば2段階に変化させることが可能であり、当該内部抵抗値が変化すると、昇圧回路571では、内部コンデンサを充電する際のスイッチング周波数が変化する。昇圧回路571のスイッチング周波数が変化すると、昇圧回路571から充電部572に供給される充電電流が変化する。その結果、充電部572に対する電池56からの供給電力が変化する。昇圧回路571の内部抵抗値の切り替え及び動作モードの切り替えは、制御回路570によって行われる。
このように、本実施の形態に係る電子棚札5では、制御回路570及び昇圧回路571が充電部572に対する充電を制御する充電制御部として機能する。そして、当該充電制御部によって、充電部572に対する電池56の供給電力を、シャットダウンモードを含めて3段階に制御することが可能である。
モード設定スイッチ574は、充電部572を充電する際の電子棚札5の動作モードを設定する回路であって、例えば、ユーザによって操作可能なディップスイッチで構成されている。後述するように、本実施の形態に係る電子棚札5では、充電部572を充電する際の動作モード(以後、「充電動作モード」と呼ぶ)として、通常充電モードと、長期間充電モードとが存在する。電子棚札5では、モード設定スイッチ574の状態に応じて、どちらかの充電動作モードが設定される。例えば、モード設定スイッチ574がオフ状態のときには通常充電モードに設定され、オン状態のときには長期間充電モードに設定される。
温度センサ575は、それが属する電子棚札5の温度を測定し、その測定結果を制御回路570に出力する。記憶部576は、例えば不揮発性メモリであって、自装置の装置コードを示すデータや、制御回路570のCPUが実行する動作プログラムが予め記憶されている。
なお、電池56から出力される電圧Vbatは、制御回路570、温度センサ575、記憶部576及びディスプレイ51などに、それらの電源電圧として供給されている。
以上の構成を有する制御部57では、受光部53から出力される電気信号が制御回路570に入力される。制御回路570は入力された電気信号に対して検波処理等を行い、ESLサーバ10から送信された送信データを再生する。そして、制御回路570は、再生した送信データを復号化して記憶部576に書き込む。その後、制御回路570は、記憶部576から復号化後の送信データを読み出して、その中に含まれる売価を示すデータを取得し、当該データに基づいてディスプレイ51を制御する。これにより、ディスプレイ51には、対応する商品の売価が表示される。
また制御回路570は、配信側装置40からの送信データを受信すると、その旨を示すデータ(以後、「ACKデータ」と呼ぶ)を配信側装置40への送信データとして生成し、当該送信データを所定の方式で符号化する。そして、制御回路570は、符号化した送信データに基づいて発光制御スイッチ573を制御して、発光部52での発光を制御する。これにより、発光部52からは、配信側装置40に対する送信データで変調された赤外線信号IR2が出力される。このとき、発光部52は、充電部572に蓄積された電力を利用して発光する。つまり、発光部52を構成するLEDに流れる順電流は充電部572から供給される。このように、発光部52は、充電部572に蓄積された電力を利用してデータを送信する。
本実施の形態に係る電子棚札5では、上位の配信側装置40にACKデータを送信する前には、必ず充電部572に対する充電が行われる。昇圧回路571は、通常はシャットダウンモードで動作し、発光部52から送信データを出力する前に、シャットダウンモードから充電モードに切り替えられる。そして、所定時間が経過すると、昇圧回路571の動作モードが充電モードからシャットダウンモードに切り替えられて、充電部572に対する充電が終了する。その後、充電部572に蓄積された電力を利用して発光部52が発光し、当該発光部52からは配信側装置40に対するデータが出力される。
また、本実施の形態に係る電子棚札5では、充電動作モードとして、通常充電モードと長期間充電モードとが存在する。通常充電モードでは、充電部572に対して、数秒程度の比較的短期間で充電が行われる。一方で、長期間充電モードでは、昇圧回路571と制御回路570の働きにより、充電部572に対する電池56の供給電力が通常充電モードよりも低減するとともに、充電部572に対して数十秒程度の比較的長期間で充電が行われる。
このように、長期間充電モードでは、充電部572に対する電池56の供給電力が低減するとともに、長期間かけて充電が行われるため、電池56の低温環境下での動作や性能劣化によって当該電池56の内部抵抗が上昇するような場合に、充電部572に対する電池56の供給電力を低減し、充電部572に対する充電期間を長くすることができる。したがって、発光部52に対して電力を十分に供給しつつ、電池56の内部抵抗の上昇に起因して電池56の電圧Vbatが低下することを抑制できる。なお、充電動作モードの切り替えについては、後で詳細に説明する。
次に、電子棚札5に売価が表示されるまでの電子棚札システム1の一連の動作について説明する。
本電子棚札システム1において、配信側装置40から電子棚札5への売価の配信は、システム起動時、及び電子棚札5に表示させる売価を更新する際などに行われる。ここで売価を更新する際とは、商品マスタ301の通常価格が変更されたときや、特売の実施にあたって売価を通常価格から特売価格に変更するときなどが該当する。システム起動時には、店舗内の全ての商品6に関して売価の配信がなされる。一方、売価を更新する際には、対象となる商品6のみに関して売価の配信がなされる。これにより、電子棚札5に表示される売価と、レジスタ270による精算時の売価とが常時に一致されることになる。以下では、システム起動時や複数の商品6の売価を更新する際などの、複数の商品6の売価を配信側装置40から連続して配信する際の動作について説明する。以下の説明において、売価を配信する対象の商品6を「対象商品6」という。
図9はESLサーバ10の動作を示すフローチャートである。図9に示されるように、ステップs1において、ESLサーバ10は、対象商品6に関する商品データを含む送信データを生成して各通信装置4に出力する。ステップs1において、ESLサーバ10は、まず、商品ファイル101のうちの対象商品6に係るレコード102を参照し、通常価格及び特売価格のうちの配信すべき売価、及び装置コードを取得する。ここで取得された装置コードは、対象商品6に対応する電子棚札5の装置コードであり、また、取得された売価はその電子棚札5が表示すべき売価となる。そして、ESLサーバ10は、取得した売価及び装置コードを示すデータを含む送信データを生成し、それを通信ケーブル22を介して各通信装置4に出力する。
次にステップs2において、ESLサーバ10は、対象商品6に対応する電子棚札5からACKデータを通信装置4を通じて受信すると、再度ステップs1を実行して、次の対象商品6に関する送信データを生成し、各通信装置4に出力する。
一方で、ESLサーバ10は、ステップs2において、所定時間の間、対象商品6に対応する電子棚札5からACKデータを受信しない場合には、ステップs3において、当該対象商品6に関する送信データを再送する。そして、ステップs4において、ESLサーバ10は、対象商品6に対応する電子棚札5からACKデータを受信すると、ステップs1を実行して、次の対象商品6に関する送信データを生成し出力する。ESLサーバ10は、ステップs4において、所定時間の間、ACKデータを受信しない場合には、ステップs5において、ステップs3の実行回数が所定回数に達したかどうかを判断し、所定回数に達していれば、ステップs1を実行する。一方で、ステップs3の実行回数が所定回数に達していない場合には、ステップs3を再度実行して、送信データの再送を行う。
以後、ESLサーバ10は、売価を配信すべきすべての対象商品6に関する送信データを出力するまで、ステップs1〜ステップs5の動作を実行する。
各通信装置4では、ESLサーバ10から送信データが入力されると、制御部41が、入力された送信データに基づいて発光部42を制御する。これにより、各通信装置4からは、ESLサーバ10で生成された送信データで変調された赤外線信号IR1が出力される。つまり、各通信装置4からESLサーバ10で生成された送信データが出力される。
図10は各電子棚札5の動作を示すフローチャートである。図10に示されるように、各電子棚札5では、ステップs11において、配信側装置40からの送信データを受信すると、ステップs12において、制御回路570は昇圧回路571の動作モードをシャットダウンモードから充電モードに変更する。これにより、充電部572に対する充電が開始される。このとき、制御回路570は、現在の充電動作モードに応じて昇圧回路571の内部抵抗値を設定する。つまり、現在の充電動作モードが通常充電モードに設定されている場合には、充電部572に対する電池56の供給電力は比較的大きくなり、長期間充電モードに設定されている場合には、充電部572に対する電池56の供給電力は比較的小さくなる。なお、現在の充電動作モードに種類について記憶部576に記憶されている。
次にステップs13において、充電部572に対する充電の開始から所定時間が経過すると、制御回路570は、ステップs14において、昇圧回路571の動作モードを充電モードからシャットダウンモードに変更し、充電部572に対する充電を終了する。ステップs13での所定時間は、現在の充電動作モードに応じた時間であって、通常充電モードよりも長期間充電モードの方が長く設定される。これにより、長期間充電モードの方が通常充電モードよりも充電期間が長くなる。
ステップs14において充電部572に対する充電が終了すると、ステップs15において、制御回路570は、受信した送信データが、自身が属する電子棚札5宛のデータであるか否かを判断する。具体的には、制御回路570は、受信した送信データから装置コードを取り出して、当該装置コードと、記憶部576に予め記憶されている自装置の装置コードとを比較し、両装置コードが一致すれば、受信した送信データが、自装置宛のデータであると判断してステップs16を実行し、両装置コードが一致しなければ、自装置宛のデータでないと判断して受信処理を終了する。
ステップs16では、制御回路570は、ACKデータを生成し、当該ACKデータを所定の方式で符号化する。そして、制御回路570は、符号化後のACKデータに基づいて発光制御スイッチ573を制御して、ACKデータで変調された赤外線信号IR2を発光部52から出力させる。このとき、発光部52は、充電部572に蓄積された電力を利用して発光する。発光部52から送信されたACKデータは配信側装置40に入力される。これにより、配信側装置40のESLサーバ10は、「売価」を示すデータが電子棚札5で正常に受信されたか否かを確認できる。したがって、電子棚札5からACKデータが出力されない場合は、「売価」を示すデータが電子棚札5で正常に受信されなかったと判断して、上述のように、ESLサーバ10は、ACKデータが返答されるまで「売価」を示すデータを繰り返し出力する処理が可能となる。これにより、電子棚札5の表示を確実に更新でき、システムの信頼性を大幅に向上できる。
ステップs16が実行されると、ステップs17において、制御回路570は、受信した送信データから商品データを読み出し、当該商品データが示す売価をディスプレイ51に表示させて、受信処理を終了する。
電子棚札5は、受信処理を終了した後、ステップs11において、新たなデータを受信すると、その後同様の動作を実行する。
次に電子棚札5での充電動作モードの切り替え処理について説明する。図11は、各電子棚札5での充電動作モードの切り替え処理を示すフローチャートである。本実施の形態に係る電子棚札5では、図11に示される切り替え処理が定期的に実行される。
図11に示されるように、まずステップs21において、制御回路570は、モード設定スイッチ574の状態を確認する。そして、ステップs22において、制御回路570は、モード設定スイッチ574が示す充電動作モードが、現在の充電動作モードと異なる場合には、充電動作モードを変更すべきと判断してステップs27を実行し、一致する場合には変更不要と判断してステップs23を実行する。
ステップs23では、制御回路570は、温度センサ575での検出結果を確認する。制御回路570は、自身が属する電子棚札5の温度が所定温度以上の場合には、電池56が低温環境下では動作していないと判定して、充電動作モードを通常充電モードに設定すべきと判断する。一方で、制御回路570は、自身が属する電子棚札5の温度が所定温度よりも低い場合には、電池56が低温環境下で動作していると判定し、充電動作モードを長期間充電モードに設定すべきと判断する。そして、ステップs24において、制御回路570は、設定すべきと判断した充電動作モードと、現在の充電動作モードとを比較し、両者が異なる場合にはステップs27を実行し、一致する場合にはステップs25を実行する。
ステップs25では、制御回路570は、電圧検出部570aでの検出結果を確認する。制御回路570は、電池56からの電圧Vbatが所定電圧以上の場合には、電池56の性能が劣化していないと判定し、充電動作モードを通常充電モードに設定すべきと判断する。一方で、制御回路570は、電圧Vbatが所定電圧よりも低い場合には、電池56の性能が劣化して、その内部抵抗が上昇していると判定し、充電動作モードを長期間充電モードに設定すべきと判断する。そして、ステップs26において、制御回路570は、設定すべきと判断した充電動作モードと、現在の充電動作モードとを比較し、両者が異なる場合にはステップs27を実行し、一致する場合には処理を終了する。
ステップs27では、制御回路570は、記憶部576内の現在の充電動作モードの種類を変更する。その後、ステップs28において、制御回路570は、充電動作モードを変更した旨を通知する変更通知データを生成して、それを発光部52から出力させる。
配信側装置40では、ESLサーバ10が、電子棚札5からの変更通知データを受信すると、ハードディスク14に記憶する、当該電子棚札5の充電動作モードの種類を変更する。ESLサーバ10では、各電子棚札5の充電動作モードの種類がハードディスク14に記憶されている。
ここで、ESLサーバ10では、上述のように、ステップs2,s4において、データを送信した電子棚札5から、所定時間の間、ACKデータを受信しない場合には、ステップs3,s5がそれぞれ実行される。変更通知データを受け取ったESLサーバ10は、当該変更通知データを送信した電子棚札5についての、ステップs2,s4で使用される所定時間を、変更後の充電動作モードに応じて変更する。具体的には、変更通知データを送信した電子棚札5についての当該所定時間を、当該電子棚札5の充電動作モードが通常充電モードに設定されている場合には比較的短い時間に設定し、長期間充電モードに設定されている場合には比較的長い時間に設定する。これは、電子棚札5では、通常充電モードに設定されている場合よりも長期間充電モードに設定されている場合の方が、配信側装置40からのデータを受信してからACKデータを送信するまでの時間が長くなるからである。これにより、ESLサーバ10は、電子棚札5での充電動作モードに関わらず、当該電子棚札5においてデータが正常に受信されたどうかを正確に判定することができる。
このように、本実施の形態に係る電子棚札5では、モード設定スイッチ574の状態の基づいて充電動作モードを切り替えることができるため、電子棚札5単体で簡単に充電動作モードを切り替えることができる。
また、本実施の形態に係る電子棚札5では、当該電子棚札5の温度を検出する温度センサ575での検出結果に基づいて充電動作モードを切り替えることができるため、電池56が低温環境下で動作する場合に、充電動作モードを確実に長期間充電モードに設定することができる。よって、電池56が低温環境下で動作して、その内部抵抗が上昇したとしても、充電時に電池56の電圧Vbatが低下することを確実に抑制することができる。
また、本実施の形態に係る電子棚札5では、電池56の電圧Vbatを検出する電圧検出部570aでの検出結果に基づいて充電動作モードを切り替えることができるため、電池56の性能が劣化してその内部抵抗が上昇した場合に、充電動作モードを長期間充電モードに確実に設定することができる。よって、電池56の性能が劣化し、その内部抵抗が上昇したとしても、充電時に電池56の電圧Vbatが低下することを確実に抑制することができる。
上述のように、本実施の形態に係る電子棚札システム1では、電子棚札5単体でその充電動作モードを変更することができる。さらに、本電子棚札システム1では、配信側装置40が、各電子棚札5の充電動作モードを変更することができる。以下に、配信側装置40が電子棚札5の充電動作モードを変更する際の本電子棚札システム1の動作について具体的に説明する。以下の説明では、充電動作モードを変更する対象の電子棚札5を「対象電子棚札5」と呼ぶ。
図12は電子棚札5の充電動作モードを変更する際のESLサーバ10の動作を示すフローチャートである。図12に示されるように、ステップs31において、ESLサーバ10は、対象電子棚札5に充電動作モードの変更を指示する変更指示データと、対象電子棚札5の装置コードを示すデータとを含む送信データを生成し、それを通信ケーブル22を介して各通信装置4に出力する。ステップs31が実行されると、上述の図9に示されるフローチャートと同様に、上記ステップs2〜s5が実行される。各通信装置4は、ESLサーバ10から入力された送信データを赤外線信号IR1に変換して出力する。
ESLサーバ10は、システム起動時に、各電子棚札5の配置場所を確認し、店舗200内の低温エリアに配置されている電子棚札5を対象電子棚札5とする。本実施の形態では、低温エリアとは、店舗200内の冷蔵エリア及び冷凍エリアを意味している。電子棚札5が、肉や魚が陳列されているショーケース230、及び冷凍食品やアイスクリームが陳列されているショーケース250のいずれかに取り付けられている場合には、当該電子棚札5は低温エリアに配置されていることになる。各電子棚札5の初期状態では、その充電動作モードは通常充電モードに設定されているため、システム起動時には各電子棚札5の充電動作モードは通常充電モードになっている。したがって、システム起動時に、店舗200内の低温エリアに配置されている電子棚札5を対象電子棚札5とする。なお、各電子棚札5の配置場所については、商品ファイル101において、装置コードと対応付けて登録されている。
また、ESLサーバ10は、電子棚札5の配置場所が店舗200内の低温エリアに変更されると、当該電子棚札5の現在の充電動作モードを確認し、通常充電モードであれば、当該電子棚札5を対象電子棚札5とする。なお、各電子棚札5は、自身で充電動作モードの変更を行うと、ESLサーバ10にその旨を通知するため、電子棚札5自身で充電動作モードを変更していたとしても、ESLサーバ10は、各電子棚札5についての現在の充電動作モードを把握することができる。
また、ESLサーバ10は、定期的に、各電子棚札5との今までの通信回数を確認し、当該通信回数が所定回数以上となると当該電子棚札5の性能が劣化していると判定して、当該電子棚札5の現在の充電動作モードを確認し、通常充電モードであれば、当該電子棚札5を対象電子棚札5とする。ここでの通信回数は、電子棚札5からACKデータを受け取った回数でも良いし、電子棚札5に対して送信データを送信した回数であっても良い。ESLサーバ10は、各電子棚札5との通信回数をハードディスク14に記憶している。
なお、電子棚札5との通信回数に基づいて当該電子棚札5の充電動作モードを変更する替わりに、電子棚札5におけるあるタイミングからの稼働時間に基づいて当該電子棚札5の充電動作モードを変更しても良い。例えば、本実施の形態に係るESLサーバ10では、システム起動時に各電子棚札5に売価を配信した時点からの各電子棚札5の稼働時間をハードディスク14に記憶しており、ESLサーバ10は、この稼働時間が所定時間以上となると、各電子棚札5の性能が劣化していると判定し、各電子棚札5について現在の充電動作モードを確認し、通常充電モードの電子棚札5を対象電子棚札5とする。
また、ESLサーバ10から、商品データとともに変更通知データを電子棚札5に送信しても良い。
図13は、配信側装置40から変更通知データが入力された場合の各電子棚札5の動作を示すフローチャートである。図13に示されるように、各電子棚札5では、上述の図10に示されるフローチャートと同様に、ステップs11〜s15が順次実行される。
ステップs15において、制御回路570は、受信した送信データが、自装置宛のデータであると判断すると上述のステップs16を実行し、自装置宛のデータでないと判断すると受信処理を終了する。
ステップs16が実行されると、ステップs47において、制御回路570は、受信した送信データ中の変更通知データを確認し、記憶部576内の充電動作モードの種類を通常充電モードから長期間充電モードに変更する。これにより、当該電子棚札5では、次回の充電部572に対する充電の際の動作モードが長期間充電モードとなり、受信処理が終了する。
このように、各電子棚札5では、配信側装置40から変更通知データを受信すると、充電動作モードが、通常充電モードから、当該通常充電モードよりも充電部572に対する電池56の供給電力が低減するとともに、充電部572に対して当該通常充電モードよりも長い期間充電を行う長期間充電モードに切り替わるため、電池56の低温環境下での動作や性能劣化によって当該電池56の内部抵抗が上昇するような場合に、配信側装置40からの指示によって、充電部572に対する電池56の供給電力を低減し、充電部572に対する充電期間を長くすることができる。したがって、送信部たる発光部52に対する供給電力を維持しつつ、電池56の内部抵抗の上昇に起因して電池56の電圧Vbatが低下することを抑制できる。よって、送信性能を維持しつつ電子棚札5の誤動作を抑制することができる。
また、本実施の形態では、充電部572に対しては、昇圧回路571を通じて電池56から電力が供給されている。電池56からの電力を昇圧回路571を通じて充電部572に供給する場合には、電池56からより多くの電力を取り出す必要があり、電池56の低温環境下での動作時や性能劣化時に当該電池56の電圧Vbatが低下しやすくなる。本発明は、このような場合に特に有効である。
また、本実施の形態では、配信側装置40は、電子棚札5が配置される場所に基づいて当該電子棚札5に対して変更通知データを送信するか否かを決定するため、店舗200内の冷凍エリアや冷蔵エリアなど、周囲温度が低温である場所に電子棚札5が配置される場合に、配信側装置40から変更通知データを当該電子棚札5に送信して、当該電子棚札5の充電動作モードを切り替えることができる。よって、低温環境下での動作時における内部抵抗の上昇に起因する電池56の電圧Vbatの低下を適切に抑制することができる。
また、本実施の形態では、配信側装置40は、電子棚札5との通信回数に基づいて、あるいは電子棚札5におけるあるタイミングからの稼働時間に基づいて、当該電子棚札5に対して変更通知データを送信するか否かを決定するため、電子棚札5での電池56に性能劣化が生じるであろうタイミングで配信側装置40から変更通知データを当該電子棚札5に送信し、当該電子棚札5の充電動作モードを切り替えることができる。よって、性能劣化時の内部抵抗の上昇に起因する電池56の電圧Vbatの低下を適切に抑制することができる。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。

Claims (8)

  1. 商品(6)に対応して配置され、対応する商品に係る商品データを表示する複数の電子棚札(5)と、
    前記複数の電子棚札と通信を行って、前記複数の電子棚札のそれぞれに対して当該電子棚札が表示すべき前記商品データを配信する情報配信部(40)と
    を備え、
    前記複数の電子棚札のそれぞれは、
    当該電子棚札の電源を供給する電池(56)と、
    前記電池から供給される電力によって充電される充電部(572)と、
    前記充電部に蓄積された電力を利用して前記情報配信部にデータを送信する送信部(52)と、
    前記充電部に対する前記電池の供給電力を制御する充電制御部(570,571)と
    を有し、
    前記複数の電子棚札のそれぞれでは、前記情報配信部から所定のデータを受信すると、当該電子棚札の充電動作モードが、前記充電部に対して第1の期間充電を行う第1モードから、当該第1モードよりも前記充電部に対する前記電池の供給電力が低減するとともに、前記充電部に対して前記第1の期間よりも長い第2の期間充電を行う第2モードに切り替わる、電子棚札システム。
  2. 請求項1に記載の電子棚札システムであって、
    前記充電制御部は、前記電池の電圧を昇圧して前記充電部に供給する昇圧回路(571)を含み、
    前記充電部に対しては、前記昇圧回路を通じて前記電池から電力が供給される、電子棚札システム。
  3. 請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の電子棚札システムであって、
    前記情報配信部は、前記電子棚札が配置される場所に基づいて当該電子棚札に対して前記所定のデータを送信するか否かを決定する、電子棚札システム。
  4. 請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の電子棚札システムであって、
    前記情報配信部は、前記電子棚札との通信回数に基づいて当該電子棚札に対して前記所定のデータを送信するか否かを決定する、電子棚札システム。
  5. 請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の電子棚札システムであって、
    前記情報配信部は、前記電子棚札におけるあるタイミングからの稼働時間に基づいて当該電子棚札に対して前記所定のデータを送信するか否かを決定する、電子棚札システム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の電子棚札システムであって、
    前記複数の電子棚札のそれぞれは、モード設定スイッチ(574)をさらに有し、
    前記複数の電子棚札のそれぞれは、前記モード設定スイッチの状態に応じて前記充電動作モードを切り替える、電子棚札システム。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の電子棚札システムであって、
    前記複数の電子棚札のそれぞれは、当該電子棚札の温度を検出する温度センサ(575)をさらに有し、
    前記複数の電子棚札のそれぞれは、前記温度センサでの検出結果に応じて前記充電動作モードを切り替える、電子棚札システム。
  8. 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の電子棚札システムであって、
    前記複数の電子棚札のそれぞれは、前記電池の電圧を検出する電圧検出部(570a)をさらに有し、
    前記複数の電子棚札のそれぞれは、前記電圧検出部での検出結果に応じて前記充電動作モードを切り替える、電子棚札システム。
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