JP3971869B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成方法、及びこれを用いるファクシミリ、プリンタ、複写機等の画像形成装置に係り、詳しくは、画像形成物質を攪拌する攪拌工程、又は画像形成物質に対する攪拌動作を制御する攪拌制御手段の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
磁性キャリアと画像形成物質としてのトナーとからなる二成分現像剤を用いる画像形成装置においては、二成分現像剤のトナー濃度が現像装置の現像能力を左右する主要因の一つとなる。従って、安定した濃度の画像を形成するためには、現像装置内の二成分現像剤中のトナー濃度を一定に保つことが望ましい。
【0003】
そこで、従来より、透磁率センサ等のトナー濃度センサにより現像装置内の二成分現像剤のトナー濃度を検知し、この検知結果に基づいて現像装置に適量のトナーを補給して該トナー濃度を安定化させる画像形成装置が広く用いられている。
【0004】
しかしながら、この種の画像形成装置において、何らかの理由によりトナー濃度センサに衝撃が付与された場合には、このトナー濃度センサの出力値が一時的に変動し、正確なトナー濃度の検知結果が得られなくなることがあった。そして、このことにより、現像装置に対するトナーの補給量が過多になって、感光体等の潜像担持体における非画像部にトナーを付着させる地汚れを引き起こしたり、該補給量が不足して形成画像の濃度低下を引き起こしたりといった不具合を生ずることがあった。更に、トナーの補給量が著しく不足すると、潜像担持体に磁性キャリアを付着させるいわゆるキャリア付着を引き起こすという不具合を生ずることもあった。これらの不具合は、特に、操作者が記録紙を補充した給紙カセットを装置本体に装着する際に、トナー濃度センサに衝撃を付与することにより生じ易かった。
【0005】
そこで、本出願人は先に、特開平7−28324号において、給紙カセット等の給紙装置の有無を検知する給紙装置有無検知手段の検知結果が、「無し」から「有り」へと変化した場合には、その後、所定時間内におけるトナー濃度センサの出力信号をトナー補給制御に供しないようにする制御手段とを備えた画像形成装置を提案した。この画像形成装置によれば、給紙装置の装着操作の際にトナー濃度センサに衝撃が付与されてその出力値が異常な値に変化しても、この異常な値に基づいたトナー補給制御がなされないので、上述のような各不具合の発生を低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにトナー濃度を制御していても、装置本体への衝撃の付与により上述のような各不具合を生ずる場合があった。
【0007】
そこで、本発明者らはこれら各不具合を生ずる原因について更に鋭意研究を行った結果、次のようなことを見出した。即ち、従来、現像に供されずに現像担持体上に残留したトナーを回収した後、搬送経路としての回収経路から現像装置に戻してリサイクル使用するリサイクル機構が広く用いられている。このリサイクル機構を備える画像形成装置においては、回収経路の内壁にトナーを付着・堆積させてトナーの堆積塊を形成し易い。この堆積塊は、振動等の軽い衝撃が付与されると、崩壊するかあるいはそのままの形で回収経路の内壁から離脱し、回収経路を経由して現像装置に一気に搬送されてしまう場合がある。特に、回収経路がトナーをその自重で落下させ得る方向で現像装置に連結されている場合には、衝撃の付与により回収経路の内壁から離脱した崩壊トナーや堆積塊が、現像装置内に落下して一気に搬送されることになる。このようにして搬送される崩壊トナーや堆積塊中のトナーは、帯電量が通常よりも不足しているので、磁性キャリアとの静電的な付着力が通常よりも弱まっている。そして、このように付着力の弱いトナーが現像に使用されることにより、地汚れが生じていたのである。また、堆積塊がトナー濃度センサの検知部位で滞留すると、該トナー濃度センサに対してトナー濃度を通常よりも高く検知させてしまう。そして、このことにより、トナーの補給量が急激に低下して形成画像の濃度低下やキャリア付着が生じていたのである。更に、この堆積塊はそのまま現像に使用されると画像品質を悪化させるおそれがある。
【0008】
なお、以上は磁性キャリアとトナーとからな二成分現像剤を用いる場合に生ずる不具合であるが、地汚れや画像品質の悪化については、トナーのみからなる一成分現像剤を用いる場合においても同様に生じ得る。
【0009】
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、帯電不良の画像形成物質を現像に使用することにより生ずる地汚れと、画像形成物質の堆積塊を現像に使用することにより生ずる画像品質の悪化とを低減することができる画像形成方法及び画像形成装置を提供することである。
【0010】
また、この目的に加えて、キャリアと画像形成物質とを含有する現像剤と、該現像剤の画像形成物質濃度を検知する濃度検知手段とを用いる場合であっても、画像形成物質の堆積塊による濃度検知手段の誤検知に起因して生ずる画像濃度の低下やキャリア付着を低減することができる画像形成方法及び画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像に画像形成物質を付着させて該潜像を現像する現像装置と、該現像装置内の画像形成物質を攪拌する攪拌手段と、該攪拌手段の動作を制御する攪拌制御手段と、該潜像担持体上に残留する画像形成物質を回収する回収手段と、該回収手段により回収された画像形成物質を該現像装置に搬送するための搬送経路と、該潜像担持体上の現像済みの像を直接あるいは中間転写体を介して記録部材に転写する転写手段と、該転写手段に記録部材を供給する記録部材供給装置と、画像形成装置本体に着脱可能な該記録部材供給装置の画像形成装置本体に対する装着操作を検知する装着操作検知手段とを備える画像形成装置において、該装着操作検知手段により該装着操作が検知された場合には、最初の画像形成動作に先立って該攪拌手段を作動させる制御を実施させるように、該攪拌制御手段を構成したことを特徴とするものである。
【0017】
この発明においては、搬送経路に衝撃を付与し得る操作である、画像形成装置本体に対する記録部材供給装置の装着操作が行われた後には、最初の画像形成に先立って現像に使用される画像形成物質を攪拌する。このように画像形成物質を攪拌すると、上記操作に伴う衝撃の付与により画像形成物質を搬送経路の内壁から離脱させて現像工程(現像装置)に搬送しても、攪拌により帯電させてから現像に使用することができる。また、上記装着操作に伴う衝撃の付与により画像形成物質の堆積塊を搬送経路の内壁から離脱させて現像工程(現像装置)に搬送しても、攪拌によってほぐしてから現像に使用することができる。更に、このように堆積塊をほぐすことで、キャリアと画像形成物質とからなる二成分現像剤を用いる場合であっても、堆積塊を濃度検知手段の検知部位に滞留させる機会を低減する。そして、このことにより、堆積塊による濃度検知手段の誤検知を低減することができる。
【0021】
請求項の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像に画像形成物質を付着させて該潜像を現像する現像装置と、該現像装置内の画像形成物質を攪拌する攪拌手段と、該攪拌手段の動作を制御する攪拌制御手段と、該潜像担持体上に残留する画像形成物質を回収する回収手段と、該回収手段により回収された画像形成物質を該現像装置に搬送するための搬送経路とを備える画像形成装置において、該搬送経路の振動を検知する振動検知手段を設け、該振動検知手段により該振動が検知された場合には、最初の画像形成動作に先立って該攪拌手段を作動させる制御を実施させるように、該攪拌制御手段を構成したことを特徴とするものである。
【0022】
この発明においては、衝撃の付与により搬送経路が振動せしめられると、攪拌制御手段の制御により最初の画像形成に先立って現像に使用される画像形成物質が攪拌せしめされる。このような制御においては、給紙カセット等の装着操作、メンテナンス用の開閉扉の閉扉操作などの他、例えば複写機本体の移動操作、地震、複写機本体と歩行者との接触など、搬送経路を振動させるような突発的な現象が生じた場合には、最初の画像形成に先立って画像形成物質を攪拌せしめる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を電子写真複写機(以下、単に複写機という)に適用した一実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る複写機の概略構成図である。図示のように、本複写機は、原稿の画像情報を読み取るスキャナ部100と、記録部材としての転写紙Pに画像を形成する画像形成部200と、この画像形成部200に転写紙Pを供給する給紙部300とを備えている。また、攪拌制御手段としての機能を有し、複写機内の各装置の動作を制御する図示しない制御部も備えている。
【0024】
スキャナ部100は、図示しないコンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報を受光装置101で読み取り、読み取った画像情報をこの制御部に送る。
【0025】
上記制御部は、スキャナ部100から受け取った上記画像情報に基づき、画像形成部200のレーザ書き込みユニット200A内に配設された図示しないレーザダイオードやポリゴンミラー等を制御してプロセスカートリッジ200Bの感光体ドラム201に向けてレーザ書き込み光Lを照射させる。この照射により、感光体ドラム201の表面には静電潜像が形成され、この潜像は所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像される。画像形成部200は、これらレーザ書き込みユニット200A、プロセスカートリッジ200Bの他、転写装置200C、定着装置200D、排紙装置200E、回動軸214を中心に図中矢印方向に開閉可能な開閉扉としてのドア200F、回動軸215を中心に図中前後方向に開閉可能な開閉扉としてのドア200G、図示しないトナー供給装置、トナーカートリッジ213等も備えている。なお、上記現像プロセスについては、後に詳述する。
【0026】
給紙部300は、記録部材供給装置としての4つの給紙カセット301a、b、c、d、4つのレジストローラ302a、b、c、d、4つの紙搬送ローラ対303a、b、c、d等を備えている。また、図2に示すような4つの紙サイズ表示回転板304a、b、c、dや、4つのプッシュスイッチ305a、b、c、d等も備えている。
【0027】
4つの給紙カセット301a、b、c、dは、それぞれ転写紙Pを載置収容するものであり、図2に示したように、複写機本体に対して矢印A方向(図1の前後方向)に着脱され得るように構成されている。
【0028】
レジストローラ302a、b、c、dは、それぞれ給紙カセット301a、b、c、dに載置されている転写紙Pを1枚だけ排出させ、搬送ローラ対303a、b、c、d等で構成される紙搬送経路に送る。
【0029】
紙サイズ表示回転板304a、b、c、dは、図2に示したように、回動により給紙カセット301a、b、c、dの表示窓306a、b、c、dからの表示内容を変化させて、各給紙カセットに載置・収容されている転写紙Pのサイズを表示する。また、給紙カセット301a、b、c、dが複写機本体に装着される際に、プッシュスイッチ305a、b、c、dのそれぞれに配設されたスイッチ列に対する押下パターンをこの表示に応じて変化させる。上記制御部は、この押下パターンの変化により各給紙カセット301a、b、c、dに載置・収容されている転写紙Pのサイズを検知する。また、上記スイッチ列の全てのスイッチが押下されていない状態を「給紙カセット無し」として検知し、これ以外の状態(該スイッチのうちどれか1つでも押下された状態)を「給紙カセット有り」として検知する。そして、プッシュスイッチ305a、b、c、dの検知結果が「給紙カセット無し」から「給紙カセット有り」に変化した場合に、給紙カセット301a、b、c、dの装着操作がなされたことを検知する。よって、本複写機は、上記制御部とプッシュスイッチ305a、b、c、dとの組み合わせからなる装着操作検知手段を備えている。
【0030】
上記制御部は、スキャナ部100から上記画像情報を受け取ると、上述のようなレーザ書き込みや、上記現像プロセスを実施させて感光体ドラム201上にトナー像を形成させるとともに、該画像情報に応じたサイズの転写紙Pを給紙させるべく、4つのレジストローラ302のうちの1つを作動させる。この作動により4つの給紙カセット301のうちの1つから転写紙Pが1枚排出され、紙搬送ローラ対303を経由した後、プロセスカートリッジ200Bと転写装置200Cとの間の転写位置に搬送される。この転写位置では、図示しないバイアス印加手段によって転写用バイアスを印加されている転写ローラが、感光体ドラム201に当接してニップを形成している。感光体ドラム201上で現像された上記トナー像は、このニップに挟まれた転写紙Pと重ね合わされる。そして、上記転写用バイアスの印加によってこのニップに形成されている転写用電界や、感光体ドラム201と上記転写ローラとの当接圧力などの影響を受けて転写紙P上に転写される。
【0031】
このようにしてトナー像が転写された転写紙Pは、定着装置200D内に送られ、加圧ローラ216と加熱ローラ217との間における加圧力の付与と加熱との相乗作用によりトナー像が定着せしめられる。そして、転写装置200Dから排出された後、排紙装置200Eの排紙ローラ対の間を経由して機外へと排出される。
【0032】
次に、本複写機における現像プロセスについて詳述する。
図3は本複写機のプロセスカートリッジを示す概略構成図である。図示のようにプロセスカートリッジ200Bは、現像装置としての現像部200B−3と、潜像形成部200B−4と、クリーニング部200B−5とを備えている。
【0033】
潜像形成部200B−4には、潜像担持体である上述の感光体ドラム201が回転可能に取り付けられており、この感光体ドラム201は、図示しない駆動系により図中反時計回りに回転駆動される。また、この潜像形成部200B−4は、帯電装置としての帯電ローラ211、除電ランプ212等を感光体ドラム201の周囲に備えている。
【0034】
感光体ドラム201の表面は、図中反時計回りの回転駆動に伴い、まず、除電ランプ212から除電光が照射されて除電された後、帯電ローラ211と当接して一様帯電する。次いで、上述のように、レーザ書き込みユニット200Aからレーザ書き込み光Lが照射される。感光体ドラム201の表面は、この照射により静電潜像を担持する。この静電潜像は、感光体ドラム201の回転に伴って後述の剤担持部200B−1との対向位置(現像位置)を通過する際に、画像形成物質としてのトナーが付着されてトナー像に現像される。
【0035】
上記現像部200B−3は、剤担持部200B−1と、剤収容部200B−2とから構成されている。
【0036】
図4はこの剤収容部200B−2の要部を示す斜視図である。図3において、この剤収容部200B−2は、第1トナー受入口202、第2トナー受入口203、第1搬送スクリュー204、第2搬送スクリュー205、収容部ケーシング206、トナー濃度センサ207(図1参照)等から構成されている。第1搬送スクリュー204、第2搬送スクリュー205は、互いに平行な位置関係を維持するように配設され、図示しない駆動系により回転駆動されるようになっている。これら搬送スクリューの間には収容部ケーシング206と一体に構成された仕切り壁206aが設けられ、これにより、トナーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤(以下、現像剤という)を収容する現像剤収容スペースが両者の周りに個別に確保されている。但し、各搬送スクリューの両端近傍に対応する領域には、仕切り壁206aが設けられておらず、2つの現像剤収容スペースは該両端近傍で連通するようになっている。
【0037】
図示しないトナー供給装置により第1トナー受入口202を介して剤収容部202B−2に受け入れられたトナーは、まず、第1搬送スクリュー204が収容された現像剤収容スペースに落下する。そして、この第1搬送スクリュー204の周りにある現像剤と接触した後、第1搬送スクリュー204の回転に伴ってこの現像剤と混合・攪拌されながら図中矢印で示すように奥側へと搬送されて行く。この搬送の際、トナーは磁性キャリアや第1搬送スクリュー204などと摩擦されて例えばマイナス極性に帯電する。
【0038】
第1搬送スクリュー204によって図中奥端まで搬送された現像剤は、第1搬送スクリュー204と第2搬送スクリュー205との間の連通空間を経由して第2搬送スクリュー205側の現像剤収容スペースに受け渡される。そして、第2搬送スクリュー205の回転によって今度は図中矢印で示すように手前側に搬送されてくる。この搬送により現像剤中のトナーは更に帯電が助長される。
【0039】
第2搬送スクリュー205側の現像剤収容スペースは、図3に示したように、隣接する剤担持部200B−1の現像スリーブ209に向けて開口している。この現像スリーブ209は、例えば5つの磁極を有する図示しないマグネットローラと、これを覆う筒状の非磁性パイプとで構成され、図示しない駆動系により該非磁性パイプのみが図中時計回りに回転駆動されるようになっている。この非磁性パイプは、その回転に伴い、第2搬送スクリュー205によって図中手前側に搬送されてくる現像剤を上記マグネットローラの発する磁力によって汲み上げて担持する。このように担持された現像剤は、上記非磁性パイプの回転に伴って剤担持部200B−1内に取り込まれる。
【0040】
剤担持体205B−1内には、現像スリーブ209に当接する可撓性の現像ドクタ210が配設されており、剤担持部200B−1内に取り込まれた現像剤はこのドクターブレード210との対向位置を通過する際に現像スリーブ209上における層厚が規制される。
【0041】
剤担持体205B−1は、第2搬送スクリュー205に向けて開口する開口部の他に、上述の感光体ドラム201に向けて開口する開口部も備えており、後者の開口部から現像スリーブ209の一部を露出させている。ドクターブレード210により層厚が規制された現像スリーブ209上の現像剤は、この後者の開口部を経由して感光体ドラム201との対向位置である現像位置まで搬送される。
【0042】
現像スリーブ209には、図示しないバイアス印加手段により例えば−800[V]程度の現像バイアスが印加されており、これにより感光体ドラム201と現像スリーブ209との間には電位差が生じせしめられている。そして、この電位差により感光体ドラム201と現像スリーブ209との間には現像電界が形成されている。
【0043】
上述のようにして現像位置まで搬送されてきた現像剤は、この現像電界の影響を受けると、トナーと磁性キャリアとの静電的な付着状態を解放し、該トナーを感光体ドラム201上の静電潜像に付着させる。但し、感光体ドラム201上の非画像部と現像スリーブ209上の現像剤との間には有効な現像電界が作用しておらず、該非画像部にはトナーが付着しない。このようにして静電潜像のみにトナーが付着することで、該静電潜像が現像されるのである。
【0044】
なお、上述のドクターブレード210は、現像スリーブ209上における現像剤の層厚を規制することで、上記現像位置に搬送される現像剤の量を一定にして画像濃度を安定化させている。また、規制に伴う圧力付与により現像剤中のトナーの摩擦帯電を助長する役割も果たしている。
【0045】
上記現像位置を通過した現像剤は、現像スリーブ209の回転に伴って再び剤担持部200B−1内に取り込まれた後、第2搬送スクリュー205の周りの現像剤に接触して剤収容部200B−2に回収される。このようにして回収された現像剤や、現像スリーブ209に担持されなかった現像剤は、第2搬送スクリュー205の回転によって図4の手前端まで搬送される。そして、第1搬送スクリュー204と第2搬送スクリュー205との間の連通空間を経由して第1搬送スクリュー204側の現像剤収容スペースに戻される。
【0046】
第1搬送スクリュー204側の現像剤収容スペースに戻された現像剤は、現像に伴ってトナーが消費されているので、トナー濃度を通常よりも低下させている状態になっている。このため、図示しないトナー補給装置から供給されるトナーを上述の第1トナー受入口202から受け入れて、トナー濃度を回復させるのである。
【0047】
トナー濃度センサ207は、例えば透磁率を検知する透磁率センサ等からなり、第1搬送スクリュー204側の現像剤収容スペースにおける現像剤を検知し、この現像剤中のトナー濃度に応じて出力電圧の値を変化させるように構成されている。
【0048】
上記制御部は、このトナー濃度センサ207からの出力電圧値に基づいて、第1搬送スクリュー204側の現像剤収容スペースに収容されている現像剤のトナー濃度を検知する。そして、この検知結果に基づいて図1に示したトナーボトル213の回転駆動数を決定した後、トナーボトル213を回転駆動させる。トナーボトル213内に収容されているトナーは、この回転駆動により、トナーボトル213の図示しない排出口から排出され、図示しない供給経路と後述の第1トナー受入口202とを経て、剤収容部200B−2内に供給される。このようにして、剤収容部200B−2内に必要量のトナーが供給され、剤収容部200B−2内の現像剤のトナー濃度がほぼ一定に維持される。
【0049】
感光体ドラム201上で現像されたトナー像は、感光ドラム201の回転に伴って転写装置200Cの転写ローラ(図1参照)との対向位置である転写位置に搬送され、上述のように転写紙Pに転写される。そして、トナー像が転写された転写紙Pは、分離爪220により感光体ドラム201から分離された後、上述の定着装置200Dに搬送される。
【0050】
上記転写位置を通過した後の感光体ドラム201の表面に残留している残留トナーは、図3に示したクリーニング部200B−5との対向位置まで搬送された際に、クリーニングブレード218により機械的に該表面から掻き落とされる。そして、クリーニング部200B−5のケーシング内に回収されて回収トナーとなった後、図示しない駆動系により回転駆動される回収スクリュー219により図中手前側へと搬送されてくる。
【0051】
図5はこの回収スクリュー219を示す斜視図である。図示のように、回収スクリュー219は、スクリュー部219aと、偏心カム部219bとを備えている。この偏心カム部219bは、回収スクリュー219の回転に伴って後述の回収経路内に配設されている揺動部材221の揺動軸221aを断続的に付勢することにより、この揺動部材221を図中矢印D方向に揺動させる。また、回収スクリュー219の回転に伴って図中矢印B方向に搬送される回収トナーは、この偏心カム部219bの位置で図中矢印C方向に落下し、揺動部材221と接触する。
【0052】
図6は、上記プロセスカートリッジ200Bを示す斜視図である。図示のように、プロセスカートリッジ200Bは、図中左下から右上に向けて斜め方向に延在する搬送経路としての回収経路222をその側壁に備えている。この回収経路222は、上述の揺動部材221を支持している。回収スクリュー219から落下して揺動部材221と接触した回収トナーは、この揺動部材221の揺動により落下が助長され、回収経路222に沿って図中矢印E方向に落下して行く。揺動部材221は、このように回収トナーの落下を助長することで、回収経路222上に生ずる回収トナーの堆積を軽減している。但し、回収トナーの堆積を完全に防止することはできない。このため、回収経路222上には、若干ながら回収トナーの堆積塊が生ずることになる。
【0053】
回収経路222に沿って落下する回収トナーは、剤収容部200B−2に設けられている第2トナー受入口203を経由してこの剤収容部200Bの−2内に搬送される。そして、上述の第1搬送スクリュー204側の現像剤収容スペース内に戻されて現像に再使用される。
【0054】
なお、図3に示したように、プロセスカートリッジ200Bは感光体ドラム201を覆うための感光体シャッタ223を備えている。この感光体シャッタ223は、プロセスカートリッジ200Bが装置本体から取り外された際に図中矢印F方向に移動して感光体ドラム201を覆って保護する。
【0055】
また、このプロセスカートリッジは、図3に示したように、工場出荷直後の初期状態には剤担持部200B−1と剤収容部200B−2との間にシール部材208を備えており、これにより該間の連通空間を遮断している。
【0056】
次に、本複写機の各ドアの構成について説明する。
図1に示したように、本複写機は、開閉扉としての2つのドア200F、200Gを画像形成部200に備えている。ドア200Fは、上記転写位置から排出装置200Eに至るまでの転写紙Pの紙搬送経路内で紙詰まりした転写紙Pを操作者に除去させるべく、該搬送経路を露出させるものである。また、ドア200Gは、画像形成部200内のレーザ書き込みユニット200A、プロセスカートリッジ200B、転写装置200C、定着装置200D、排紙装置200E、図示しないトナー補給装置、トナーカートリッジ213等のメンテナンスを操作者に実施させるべく、これらを露出させるものである。操作者は、トナーカートリッジ213の交換作業等もこのドア200Gを開閉して行う。
【0057】
図7は、ドア200Fの開閉機構を説明する斜視図である。図示のように、操作者は、紙詰まりが発生した場合、ドア200Fを図中矢印方向に開扉して上記紙搬送経路を露出させ、詰まっている転写紙Pを図中矢印H方向に引き出して除去する。本複写機は、このドア200Fの開閉操作を検知するためのプッシュスイッチ224を備えている。上記制御部は、このプッシュスイッチ224が押下されていない状態を「開扉」として検知し、押下されている状態を「閉扉」として検知する。そして、プッシュスイッチ224の検知結果が「開扉」から「閉扉」に変化した場合に、ドア200Fの閉扉操作がなされたことを検知する。よって、本複写機は、上記制御部とプッシュスイッチ224との組み合わせからなる閉扉操作検知手段を備えている。なお、ドア200Gについても、同様の閉扉操作検知手段を備えている(プッシュスイッチ225と制御部との組み合わせ)。
【0058】
図8は本複写機の電気回路の一部を示すブロック図である。図示のように、制御部1には、各給紙カセット301a、b、c、dの装着状態を検知するためのプッシュスイッチ305a、b、c、d、ドア200Fの開閉状態を検知するためのプッシュスイッチ224、ドア200Gの開閉状態を検知するためのプッシュスイッチ225が接続されている。また、ドライバ回路2を介して現像クラッチ3が接続されている。
【0059】
制御部1の制御によりこの現像クラッチ3がONされると、上述の現像スリーブ209の非磁性パイプ、第1搬送スクリュー204、第2搬送スクリュー205の駆動伝達部材が、図示しないメイン駆動系に接続される。この接続により、現像スリーブ209の非磁性パイプ、第1搬送スクリュー204、第2搬送スクリュー205が回転駆動される仕組みになっている。
【0060】
図9は制御部1の制御の一部を示すフローチャートである。制御部1は装置本体の図示しないメインスイッチをONされると、図9に示される制御をスタートする。この制御において、制御部1は、まず、操作者による給紙カセット301aの装着操作の有無を判定する(s1)。具体的には、プッシュスイッチ305aの状態について、非押下状態から押下状態に変化したか否かを判定する。そして、装着操作を「無し(変化なし)」として判定した場合(s1でN)には、制御をs2以降に進める。そして、s2、s3、s4の制御において、給紙カセット301b、c、dの装着操作の有無について順次同様の判定を実施する。更に、これら全ての制御において「無し」と判定した場合には、制御をs5以降に進める。
【0061】
このs5の制御において、制御部1は操作者によるドア200Fの閉扉操作の有無を判定する。具体的には、プッシュスイッチ224の状態について、非押下状態から押下状態に変化したか否かを判定する。そして、装着操作を「無し(変化なし)」として判定した場合(s5でN)には、次に、ドア200Gの閉扉操作の有無について同様の判定を実施する(s6)。
【0062】
制御部1は、上記s1からs6まで制御において、操作者の各操作を全て「無し」と判定した場合(s1からs6までで全てN)には、次に、コピー命令信号の受信の有無について判定する(s7)。具体的には、タッチパネル式液晶ディスプレイ等で構成される図示しない操作表示部に設けられたコピースタートボタンの押下の有無について判定する。そして、このコピー命令信号の受信を「無し」と判定した場合(s7でN)には、制御を上記s1にループさせる。
【0063】
これらs1からs7までの制御により、各給紙カセット301a、b、c、dの装着操作、ドア200Fの閉扉操作、及び、ドア200Gの閉扉操作の有無を順次判定しながら、コピー命令信号の受信を待機する。そして、s1からs6までの制御において、各操作のうちの1でも「有り」と判定した場合(s1〜s6でY)には、制御をs7に進める。
【0064】
このs7の制御において、制御部1は、現像クラッチ3を所定時間ONにすることで、現像スリーブ209の非磁性パイプ、第1搬送スクリュー204、第2搬送スクリュー205をそれぞれ所定時間回転駆動させる。そして、これら回転駆動により、剤収容部200B−2内に収容されている現像剤を第1搬送スクリュー204、第2搬送スクリュー205で攪拌させ、この攪拌により該現像剤中のトナーの摩擦帯電を助長させる。なお、このs7の制御において、必要に応じて感光体ドラム201や、回収スクリュー219も回転駆動させるように制御部1を構成してもよい。
【0065】
制御部1は、s7の制御を終了すると、制御をs7にループさせてコピー命令信号の受信の有無を判定する。そして、s7でコピー命令信号の受信を「有り」と判定すると(s7でY)、コピー処理の制御を開始してコピー動作を実行させた後、制御をリターンさせる。このコピー動作により、上述のような各プロセスが実行され、排紙部200Eからコピー原稿(転写紙P)が排出される。
【0066】
以上の構成において、本複写機は、給紙カセット301a、b、c、dの装着操作や、ドア200F、200Gの閉扉操作が行われた後には、最初のコピー動作に先立って剤収容部200B−2内に収容されている現像剤を攪拌する。このように現像剤を攪拌すると、これら装着操作や閉扉操作に伴う衝撃の付与によりトナーを回収経路222や揺動部材221から離脱させて剤収容部200B−2に搬送しても、攪拌により帯電させてから現像に使用することができる。また、上記装着操作や閉扉操作に伴う衝撃の付与によりトナーの堆積塊を回収経路222や揺動部材221から離脱させて剤収容部200B−2に搬送しても、攪拌によってほぐしてから現像に使用することができる。更に、このように堆積塊をほぐすことで、堆積塊をトナー濃度センサ207の検知部位に滞留させる機会を低減する。そして、このことにより、堆積塊によるトナー濃度センサ207の誤検知を低減することができる。
【0067】
以上、本実施形態の複写機によれば、上記装着操作や閉扉操作に伴う衝撃の付与によりトナーを回収経路222や揺動部材221から離脱させて剤収容部200B−2に搬送しても、攪拌により帯電させてから現像に使用するので、帯電不良のトナーを現像に使用することにより生ずる地汚れを低減することができる。また、衝撃の付与によりトナーの堆積塊を回収経路222や揺動部材221から離脱させて剤収容部200B−2に搬送しても、攪拌によりほぐしてから現像に使用するので、該堆積塊を現像に使用することにより生ずるコピー品質の悪化を低減することができる。また、堆積塊によるトナー濃度センサ207の誤検知を低減することができるので、該誤検知に起因して生ずる画像濃度の低下やキャリア付着を低減することができる。
【0068】
なお、本実施形態において、トナーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤を用いる複写機について説明したが、トナーのみからなる一成分現像剤を用いる画像形成装置についても本発明の適用が可能である。
【0069】
また、トナーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤を用いる乾式現像方式の複写機について説明したが、トナーと液体キャリアとからなる液体現像剤を用いる湿式現像方式の画像形成装置についても本発明の適用が可能である。
【0070】
また、所定機能発生手段として給紙カセット301a、b、c、dを備え、これら給紙カセットの装着操作の検知結果に基づいて現像剤を攪拌する複写機について説明したが、例えばトナーボトル213の装着操作など、他の所定手段発揮手段における装着操作の検知結果に基づいて現像剤を攪拌させるように画像形成装置を構成してもよい。
【0071】
また、回収経路222や装置本体の振動を検知する公知の振動センサを設け、この振動センサによる振動の検知結果に基づいて現像剤を攪拌させるように画像形成装置を構成してもよい。この場合には、回収経路222に対する衝撃付与を伴う操作者の操作に起因して生ずる不具合の他、例えば、地震や装置本体と歩行者との接触など、該操作以外による該衝撃付与で生ずる不具合をも低減することができる。
【0072】
また、感光体ドラム201上のトナー像を転写紙Pに直接転写する構成の複写機について説明したが、中間転写体を介して転写する画像形成装置についても本発明の適用が可能である。
【0073】
また、現像装置としての現像部200B−3を1つだけ備える複写機について説明したが、リボルバ現像ユニットなど、複数の現像器を備える画像形成装置についても本発明の適用が可能である。
【0074】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、画像形成装置本体に対する記録部材供給手段の装着操作に伴う衝撃の付与により崩壊させた画像形成物質を搬送経路の内壁から離脱させて現像工程(現像装置)に搬送しても、攪拌により帯電させてから現像に使用するので、帯電不良の画像形成物質を現像に使用することにより生ずる地汚れを低減することができるという優れた効果がある。
また、衝撃の付与により画像形成物質の堆積塊を搬送経路の内壁から離脱させて現像工程(現像装置)に搬送しても、攪拌によりほぐしてから現像に使用するので、該堆積塊を現像に使用することにより生ずる画像品質の悪化を低減することができるという優れた効果がある。
また、堆積塊による濃度検知手段の誤検知を低減することができるので、キャリアと画像形成物質とを含有する現像剤と、該現像剤の画像形成物質濃度を検知する該濃度検知手段とを用いる場合であっても、該誤検知に起因して生ずる画像濃度の低下やキャリア付着を低減することができるという優れた効果がある。
【0077】
請求項の発明によれば、給紙カセット等の装着操作、メンテナンス用の開閉扉の閉扉操作などの他、搬送経路を振動させるような突発的な現象が生じた場合にも、最初の画像形成に先立って画像形成物質を攪拌せしめるので、帯電不良の画像形成物質を現像に使用することにより生ずる地汚れをより確実に低減することができるという優れた効果がある。また、画像形成物質の堆積塊を現像に使用することにより生ずる画像品質の悪化をより確実に低減することができるという優れた効果がある。また、キャリアと画像形成物質とを含有する現像剤と、該現像剤の画像形成物質濃度を検知する該濃度検知手段とを用いる場合であっても、該誤検知に起因して生ずる画像濃度の低下やキャリア付着をより確実に低減することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る複写機の概略構成図。
【図2】同複写機の給紙カセットの着脱操作を説明する斜視図。
【図3】同複写機のプロセスカートリッジを示す概略構成図。
【図4】同プロセスカートリッジの剤収容部の要部を示す斜視図。
【図5】同プロセスカートリッジのクリーニング部の回収スクリューを示す斜視図。
【図6】同プロセスカートリッジを示す斜視図。
【図7】同複写機のドアの開閉機構を説明する斜視図。
【図8】同複写機の電気回路の一部を示すブロック図。
【図9】同複写機における制御部の制御の一部を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 制御部
2 ドライバ回路
3 現像クラッチ
100 スキャナ部
200 画像形成部
200A レーザ書き込みユニット
200B プロセスカートリッジ
200B−3 現像部
200B−1 剤担持部
209 現像スリーブ
210 現像ドクタ
200B−2 剤収容部
202 第1トナー受入口
203 第2トナー受入口
204 第1搬送スクリュー
205 第2搬送スクリュー
206 収容部ケーシング
206a 仕切り壁
207 トナー濃度センサ
200B−4 潜像形成部
201 感光体ドラム
211 帯電ローラ
212 除電ランプ
200B−5 クリーニング部
218 クリーニングブレード
219 回収スクリュー
200C 転写装置
200D 定着装置
216 加圧ローラ
217 加熱ローラ
200E 排紙装置
200F ドア
200G ドア
208 シール部材
213 トナーボトル
214、215 回動軸
220 分離爪
221 揺動部材
222 回収経路
223 感光体シャッタ
224、225 プッシュスイッチ
300 給紙部
301 給紙カセット
302 レジストローラ
303 紙搬送ローラ対
304 紙サイズ表示回転板
305 プッシュスイッチ
306 表示窓

Claims (2)

  1. 潜像を担持する潜像担持体と、
    該潜像に画像形成物質を付着させて該潜像を現像する現像装置と、
    該現像装置内の画像形成物質を攪拌する攪拌手段と、
    該攪拌手段の動作を制御する攪拌制御手段と、
    該潜像担持体上に残留する画像形成物質を回収する回収手段と、
    該回収手段により回収された画像形成物質を該現像装置に搬送するための搬送経路と、
    該潜像担持体上の現像済みの像を直接あるいは中間転写体を介して記録部材に転写する転写手段と、
    該転写手段に記録部材を供給する記録部材供給装置と、
    画像形成装置本体に着脱可能な該記録部材供給装置の画像形成装置本体に対する装着操作を検知する装着操作検知手段とを備える画像形成装置において、
    該装着操作検知手段により該装着操作が検知された場合には、最初の画像形成動作に先立って該攪拌手段を作動させる制御を実施させるように、該攪拌制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 潜像を担持する潜像担持体と、
    該潜像に画像形成物質を付着させて該潜像を現像する現像装置と、
    該現像装置内の画像形成物質を攪拌する攪拌手段と、
    該攪拌手段の動作を制御する攪拌制御手段と、
    該潜像担持体上に残留する画像形成物質を回収する回収手段と、
    該回収手段により回収された画像形成物質を該現像装置に搬送するための搬送経路とを備える画像形成装置において、
    該搬送経路の振動を検知する振動検知手段を設け、該振動検知手段により該振動が検知された場合には、最初の画像形成動作に先立って該攪拌手段を作動させる制御を実施させるように、該攪拌制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
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