JPH11174803A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11174803A
JPH11174803A JP9354126A JP35412697A JPH11174803A JP H11174803 A JPH11174803 A JP H11174803A JP 9354126 A JP9354126 A JP 9354126A JP 35412697 A JP35412697 A JP 35412697A JP H11174803 A JPH11174803 A JP H11174803A
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JP
Japan
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toner
toner bottle
image forming
bottle
forming apparatus
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JP9354126A
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English (en)
Inventor
Hajime Sekiguchi
肇 関口
Shinichi Onodera
小野寺  真一
Ayumi Murakami
歩 村上
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像装置に対するトナー補充容器(トナーボ
トル)12を画像形成装置本体内に着脱可能に収納でき
る画像形成装置において、トナー補充容器を新しいもの
に交換後ただちにスタンバイの状態にできるようにす
る、不必要なウェイトアップタイムを無くす、ユーザー
の作業効率の向上を図る。 【解決手段】 現像装置に対するトナー補充容器12を
画像形成装置本体内に着脱可能に収納できる画像形成装
置において、トナー補充容器12の脱着の動作を検知す
る手段13を設ける。該検知手段13を電磁石26とレ
バー20・23等を用いた構成とする。また重量検知ま
たは非接触トナーセンサーを用いて、空のトナー補充容
器とトナーのある新しいトナー補充容器の検知をも可能
にした構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置等の
ように、感光体等の像担持体上に形成した潜像を現像装
置でトナー現像して画像形成を実行する画像形成装置に
関する。
【0002】より詳しくは、現像装置に対するトナー補
充容器を画像形成装置本体内に着脱可能に収納できる画
像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】感光体等の像担持体上に形成した潜像を
現像装置でトナー現像して画像形成を実行する画像形成
装置においては、画像形成プロセスの進行に伴い現像装
置内のトナー(現像剤)は消費されていくので、適宜な
補給が必要である。
【0004】現像装置内へのトナーの補給は、補給用ト
ナーを収納したトナー補充容器(以下、トナーボトルと
記す)からトナーを現像装置内へ移し換えることでなさ
れる。
【0005】しかし、トナーは流動性の高い超微粒体で
構成されているため非常に飛散しやすい。したがって、
トナーボトルから現像装置内へトナーを移し換える際、
あるいは移し換え終了後にトナーボトルを現像装置から
取り外した直後にトナーが飛散し、この飛散したトナー
によって付近の部材が汚染されるおそれがあった。
【0006】そこでトナーボトルを画像形成装置本体内
に収納可能にすることで、トナーの飛散、トナー汚れの
改善及びユーザーの操作性を向上したものがある。該ト
ナーボトルは多量の現像剤を収納できるように大きめに
形成されており、このトナーボトルから現像装置内に対
してトナーを適時・適量自動的に補給させて、人手を介
した煩雑なトナーの補給作業の回数を大幅に低減するよ
うにしている。
【0007】現像装置内のトナー残量はピエゾセンサー
等のトナー量検知手段により検知される。その検知され
るトナー残量情報に基づいてトナーボトル内のスクリュ
ー等のトナー搬送手段を適時に動作させてトナーボトル
内のトナーを現像装置内に適量補給することで現像装置
内のトナー量を所定の許容範囲内に保つようにしてい
る。
【0008】トナーボトル内のトナー搬送手段が一定時
間動作しても、現像装置内のトナー量の増加がトナー量
検知手段で検知されない場合は、画像形成装置本体の制
御手段はトナーボトル内のトナーが無くなったものと判
断する。それにより、操作パネル等の表示手段部にトナ
ーボトルの交換の表示、あるいは警告音のブザーを鳴ら
しユーザーにその旨の報知を行なう。その表示等の知ら
せをユーザーが見た後、トナーボトルはトナーの有る新
しいものに交換される。
【0009】この場合において、画像形成装置には、ユ
ーザーが新しいトナーボトルに交換する際に必ず画像形
成装置本体電源がOFFするものと(OFFタイプ)、
電源ONの状態でも交換できるもの(ONタイプ)があ
る。
【0010】OFFタイプは、画像形成装置本体電源が
OFFからONとなるたびにトナー量検知手段で現像装
置内のトナー有無を検知させる。
【0011】トナー無を検知後にトナーボトルのトナー
搬送手段であるスクリューを一定時間回転させる。その
一定時間内に現像装置のトナー量検知手段がトナー有を
検知しない時は再びトナーボトル交換の表示をする。こ
の一定時間内はトナーボトルが交換されたか判断できな
い。
【0012】逆に、トナー量検知手段がトナー有を検知
したときはコピー動作可能状態になる。
【0013】ONタイプは、トナーボトルの装着の検知
手段等がある。ONのときの交換はトナーボトルの装着
の検知信号によりトナーボトルの交換動作を制御手段が
確認する。それによりコピー動作の可能状態(スタンバ
イ)となる。
【0014】しかし、OFFのときの交換は前述の場合
と同様にONしたときに一定時間センサーでトナーの有
無を検知する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではトナーボトルを交換したとき画像形成装置本体
の制御手段自身がトナーボトル交換動作を確認できない
ため、トナーボトルを交換後もただちに画像形成装置は
画像形成が可能な状態(スタンバイ状態)にすることが
できない(ただし、ONタイプのONのときはでき
る)。
【0016】この原因はトナーボトルを交換した後に現
像装置内へトナーが搬送され、現像装置内のトナー量検
知手段がトナーを検知し、トナー補給の信号を解除する
までの時間差があるためである。
【0017】すなわち、トナーボトル側から現像装置側
へのトナーの搬送時間の分だけ必ずボトル交換の表示等
を出し続けるか、ウェイトアップタイムを長くすること
になる。
【0018】このように従来例ではユーザーに適確なト
ナーボトルの交換を促すことができず、作業効率を下げ
る要因の1つになる。またユーザーに不快感を与える結
果にもなってしまう。また、不必要に電源ON後のウェ
イトアップイムを長くすることになる。
【0019】そこで本発明は、現像装置に対するトナー
補充容器を画像形成装置本体内に着脱可能に収納できる
画像形成装置について、上述のような問題を解消するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0021】(1)現像装置に対するトナー補充容器を
画像形成装置本体内に着脱可能に収納できる画像形成装
置において、トナー補充容器の脱着の動作を検知する手
段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【0022】(2)トナー補充容器の脱着動作の検知手
段に電磁石を用いたことを特徴とする(1)に記載の画
像形成装置。
【0023】(3)トナー補充容器の脱着動作の検知手
段に回転駆動機構を用いたことを特徴とする(1)に記
載の画像形成装置。
【0024】(4)現像装置に対するトナー補充容器を
画像形成装置本体内に着脱可能に収納できる画像形成装
置において、トナー補充容器が空のものからトナーが入
っているものに交換されたことを検知する手段を設けた
ことを特徴とする画像形成装置。
【0025】(5)トナー補充容器が空のものからトナ
ーが入っているものに交換されたことを検知する手段
に、トナー補充容器の重量を検知する手段を用いたこと
を特徴とする(4)に記載の画像形成装置。
【0026】(6)トナー補充容器が空のものからトナ
ーが入っているものに交換されたことを検知する手段
に、非接触のトナーセンサー用いたことを特徴とする
(4)に記載の画像形成装置。
【0027】〈作 用〉トナー補充容器(トナーボト
ル)の脱着の動作を検知する手段は、トナー補充容器の
交換を促す表示が出された後の、トナー補充容器を画像
形成装置本体から取り外す動作(脱)と、また新しいト
ナー補充容器を画像形成装置本体に取り付ける動作
(着)を検知するものである。即ち、ユーザーが画像形
成装置本体に対してトナー補充容器の脱着をしたか、し
ないかを検知できるのである。
【0028】ユーザーが画像形成装置本体に対してトナ
ー補充容器を装着した際は、その検知信号によって、ト
ナー補充容器のトナー搬送手段のスクリュー等を動作さ
せるとともに、表示手段部に出ているトナー補充容器交
換の表示を解除し、または、ただちにコピー可能状態
(スタンバイ)にすることができる。
【0029】すなわち本発明は画像形成装置本体電源O
FFの状態でのトナー補充容器交換後、電源ONになる
と、ただちにスタンバイ状態にすることができる。
【0030】これにより不必要にウエイトアップタイム
(画像形成装置本体電源ONからスタンバイになるまで
の時間)を長くすることがなくなる。ユーザーの作業効
率の向上ができる。またユーザーへの不快感を無くすこ
とができる。
【0031】なお、本発明において現像装置4は、1成
分現像剤を用いるものでも、2成分現像剤を用いるもの
でも、どちらであってもよい。また接触式の現像装置で
も、非接触式の現像装置のどちらであってもよい。
【0032】
【発明の実施の形態】〈第1の実施例〉(図1・図2) (1)画像形成装置例 図1は本発明に従う画像形成装置例の概略構成図であ
る。本例の画像形成装置は転写方式電子写真プロセス利
用の複写機である。
【0033】1はドラム型の電子写真感光体であり、矢
印の時計方向に所定の周速度(プロセススピード)をも
って回転駆動される。
【0034】感光体1はその回転過程において帯電器2
により所定の極性・電位の一様な帯電処理を受け、次い
で露光部3において不図示の露光装置(原稿画像のアナ
ログ露光装置、画像情報のデジタル走査露光装置等)に
よる画像パターン露光を受けることにより、その周面に
該露光に対応した静電潜像が形成される。その静電潜像
が現像装置4によりトナー画像として現像される。
【0035】一方、予め指定した第1または第2の給紙
カセット5Aまたは5Bから転写材Sが給紙ローラ5a
により繰り出され、分離給送ローラ対5bにより1枚分
離され、搬送ローラ対5cを含むシートパス5dを通し
て回転感光体1と転写装置6との対向部である転写部に
所定の制御タイミングをもって給送され、その給送転写
材Sに回転感光体1面のトナー画像が順次に転写され
る。
【0036】転写部を出た転写材Sは回転感光体1面か
ら分離されて搬送装置8にて定着装置9に搬送導入さ
れ、該定着装置にてトナー画像の加熱定着処理を受け、
コピーとして排紙ローラ対10aを含むシートパス10
bから装置外の排紙トレイ11に排出される。
【0037】転写材Sに対するトナー画像転写後の回転
感光体1面はクリーニング装置7により転写残りトナー
等の付着残留物の除去を受けて清掃されて、繰り返して
作像に供される。
【0038】12は現像装置4に対するトナー補充容器
であるトナーボトルであり、複写機本体内に着脱可能に
収納される。このトナーボトル12の複写機本体内に対
する着脱収納手段機構は図には省略したけれども任意・
自由に設計・構成できる。
【0039】トナーボトル12は複写機本体内に正規に
装着された状態において該トナーボトル12のトナー排
出口部12bと、現像装置4の現像剤容器(現像剤貯蔵
部)4a側のトナー受け入れ口部4bとが連絡している
状態にある。
【0040】13はトナーボトル12の脱着の動作を検
知する手段である。これについては後述する。
【0041】14は複写機の制御回路部、15は操作パ
ネル部等に設けた液晶式等の表示手段部である。
【0042】(2)現像装置4に対するトナー補充動作 現像装置4は現像剤容器4a内に現像剤としてのトナー
を収容させてあり、この現像剤容器4a内のトナーが現
像剤容器内に配設された不図示の攪拌搬送部材の動作に
より現像剤担持搬送部材としての現像スリーブ4c側に
攪拌されつつ寄せ移動され、その一部が現像スリーブ4
c面に保持されて回転感光体1と対向する現像部に搬送
され静電潜像の現像に供される。
【0043】現像装置4内の収容トナーは画像形成プロ
セスの進行に伴い消費されていく。現像装置4内のトナ
ー残量はピエゾセンサー等のトナー量検知手段4dによ
り検知され、その検知のトナー残量情報が制御回路部1
4へ入力する。
【0044】制御回路部14はその検知されるトナー残
量情報に基づいてトナー残量が許容下限値よりも少なく
なったときにはトナーボトル12内のトナー搬送手段
(スクリュー等)12aを動作させてトナーボトル内の
トナーをトナー排出口部12b・トナー受け入れ口部4
bを介して現像装置4の現像剤容器4a内に補給する。
そしてこのトナー補給により現像装置4内のトナー量が
増量して許容上限値に達したことがトナー量検知手段4
dで検知されたときトナーボトル12内のトナー搬送手
段12aを動作を停止させる。
【0045】このようにしてトナーボトル12から現像
装置4への適時・適量のトナー補給が自動的に間欠的に
実行されてトナーの消費にかかわらず現像装置4内のト
ナー量を所定の許容範囲内に保つようにしている。
【0046】制御回路部14のトナー補給指令に基づい
てトナーボトル12内のトナー搬送手段12aが一定時
間動作しても、現像装置4内のトナー量の増加がトナー
量検知手段4dで検知されない場合は、制御回路部14
はトナーボトル12内のトナーが無くなったものと判断
する。
【0047】それにより、表示手段部15にトナーボト
ルの交換の表示、あるいは警告音のブザーを鳴らしユー
ザーにその旨の報知を行なう。
【0048】その表示等の知らせをユーザーが見た後、
トナーボトル12はトナーの有る新しいものに交換され
る。
【0049】(3)トナーボトル12の脱着の動作を検
知する手段13 図2は本実施例におけるトナーボトル12の脱着の動作
を検知する手段13の構成図である。本例のトナーボト
ル脱着動作検知手段13はマグネットとレバー等を用い
たものである。
【0050】図2の(a)はトナーボトル12が複写機
本体に装着されていないときの該検知手段13の状態図
である。(b)は(a)の状態からトナーボトル12を
装着したときの状態図である。すなわち(b)の状態は
トナーボトル12の脱着動作が行なわれることでなりう
る状態である。(a)の状態に一度なると、脱着検知レ
バー23は磁性を有する部材であるので、磁石24に
(b)の状態で保持される。
【0051】本体電源がONであれば脱着センサー25
が脱着検知レバー23を検知することでトナーボトル1
2の脱着動作を判断する。
【0052】また、本体電源がOFFでも、脱着検知レ
バー23は磁石24に保持される。再び本体電源がON
になると、脱着センサー25が検知して脱着動作を判断
する。
【0053】判断後に電磁石26を動作させ、脱着検知
レバー23を磁石24の磁力よりも強い磁力で引きよせ
ることで保持状態を解除する。保持状態を解除した後
は、電磁石26をOFFし、脱着検知レバー23はピン
20aの上方に磁力の影響を受けない位置に置かれる
(自由落下する)。
【0054】上記一連の動作をより詳しく説明する。2
0は扇型のトナーボトル検知レバーであり、支軸21を
回動中心として上方向Aである反時計方向と下方向Bで
ある時計方向に回動可能で、引っ張りバネ22により常
に上方向Aに回動付勢されている。
【0055】トナーボトル12が複写機本体に装着され
ていない(a)の状態において、トナーボトル12が複
写機本体に装着されると、(b)のように、該トナーボ
トル12の下面でトナーボトル検知レバーボトル20が
下方に押されて支軸21を中心に引っ張りバネ22の引
っ張り力に抗して下方向Bに回動する。
【0056】23は磁性を有する部材で構成した脱着検
知レバーであり、トナーボトル検知レバー20と同じ支
軸21を回動中心としてトナーボトル検知レバー20と
は独立に上方向Aである反時計方向と下方向Bである時
計方向に回動可能で、トナーボトル検知レバー20に設
けた突起部(ピン)20a上に置かれ、自重で下方向B
に回動しようとしている。
【0057】この脱着検知レバー23はトナーボトル1
2が装着されてないときは(a)のようにトナーボトル
検知レバー20とともに上方向Aに回動移動し、マグネ
ット24によって保持される。
【0058】マグネット24に保持された状態の脱着検
知レバー23は脱着センサー25(フォトセンサー等)
に検知される。脱着センサー25から出力される脱着レ
バー検知信号が制御回路部14(図1)に入力する。制
御回路部14はこの信号によりトナーボトル12が装着
されていないと判断する。この判断は本体電源がONに
なると、またはONのときなされる。
【0059】トナーボトル12が再びセットされ、本体
電源がONになると、またはONのとき本体すなわち制
御回路部14がボトル交換動作を確認した後電磁石26
に電流を流す制御をする。そうすると、マグネット24
より強い電磁石26の磁力により脱着検知レバー23は
(c)のように下方向Bに回動させられる。
【0060】そのときはトナーボトル検知レバー20は
(c)のように下方向Bに回動している位置にあり、脱
着レバー23は脱着センサー25の検知部から移動して
逃げた状態になる。
【0061】制御回路部14は、脱着検知レバー23を
マグネット24の保持から解除したら電磁石26への通
電をOFFするように制御をする。
【0062】電磁石26をOFFしたにもかかわらず脱
着センサー25が脱着レバー検知信号を出し続けた場合
はボトルが装着されていないことになる。すなわちトナ
ーボトル12の装着の検知も同時に行なえる構成であ
る。
【0063】上記のトナーボトル脱着動作検知手段13
は、トナーボトル12の交換を促す表示が出された後
の、トナーボトル12を複写機本体から取り外す動作
(脱)と、また新しいトナーボトル12を複写機本体に
取り付ける動作(着)を検知するものである。即ち、ユ
ーザーが複写機本体に対してトナーボトル12の脱着を
したか、しないかを検知できるのである。
【0064】ユーザーがトナーボトル12を複写機本体
に対して装着した際は、その検知信号によって、トナー
ボトル12のトナー搬送手段を動作させるとともに、表
示部15に出ているトナーボトル交換の表示を解除し、
または、ただちにコピー可能状態(スタンバイ)にする
ことができる。
【0065】すなわち複写機本体電源OFFの状態での
トナーボトル交換後、電源ONになると、ただちにスタ
ンバイ状態にすることができる。
【0066】これにより不必要にウエイトアップタイム
(複写機本体電源ONからスタンバイになるまでの時
間)を長くすることがなくなる。ユーザーの作業効率の
向上ができる。またユーザーへの不快感を無くすことが
できる。
【0067】本実施例ではトナーボトル脱着動作検知手
段13の脱着検知レバー23の保持力としてマグネット
24を用いたが、特にマグネット24に限ったものでは
なく、その保持力を解除するのに電磁石26を用いたこ
とが特徴である。
【0068】〈第2の実施例〉(図3) 上記第1の実施例のトナーボトル脱着動作検知手段13
において、脱着検知レバー23を保持する手段として図
3のようにソレノイド30で揺動される保持アーム27
を用いてもよい。
【0069】保持アーム27は支軸28を回動中心とし
て時計方向Cと反時計方向Dに回動可能であり、引っ張
りバネ29により常に時計方向Cへ回動付勢されてい
る。
【0070】図3の(a)の状態はトナーボトル12が
装着されていない状態である。(b)は(a)の状態か
らトナーボトル12を装着したときの状態である。トナ
ーボトル検知レバー20はトナーボトル12が装着され
ることで下方に回動したが、脱着検知レバー23は保持
アーム27に保持された状態になっている。
【0071】本体電源がONになると、またはONのと
き、脱着検知センサー25で検知した後ソレノイド30
で保持アーム27をバネに抗して反時計方向Dに引くこ
とで脱着レバー23を解除する。
【0072】着脱動作の判断は前述した第1の実施例の
ものと同様である。
【0073】〈第3の実施例〉(図4) 本実施例は駆動力を用いたときのトナーボトル脱着動作
検知手段13の例である。
【0074】図4の(a)はトナーボトルが装着されて
いる時の手段13の状態図、(b)はトナーボトルが装
着されていない時の手段13の状態図、(c)はトナー
ボトルが再装着された時の手段13の状態図である。
【0075】31は脱着レバーであり、支軸32を中心
に時計方向A・反時計方向Bに回動可能である。この脱
着レバー31は引っ張りバネ33により反時計方向Bに
回動付勢されている。
【0076】トナーボトル12は右方向Eと左方向Fに
着脱移動される。トナーボトル12が右方向Eに装着移
動されて、所定の装着位置まで十分に装着移動される
と、脱着レバー31がその装着のトナーボトル12で押
されて引っ張りバネ33に抗して時計方向Aに回動移動
されて(a)または(c)のように略起立した角度姿勢
に転換された位置をとる。
【0077】また逆にトナーボトル12が左方向Fに抜
き外し移動されると脱着レバー31は引っ張りバネ33
に引かれて(b)のように左側に略45°傾いた角度姿
勢に転換された位置をとる。
【0078】(b)はトナーボトル12が装着されてな
い状態であり、トナーボトル12が再び装着されること
で(c)の位置に脱着レバー31はもどる。
【0079】34は脱着レバー31を解除するための解
除アームであり、支軸35を中心に回動可能であり引っ
張りバネ36により反時計方向C(B)に回動付勢され
ている。
【0080】そしてこの解除アーム34は脱着レバー3
1の回動に連動して(a)・(b)・(c)のように位
置をとる。
【0081】即ち解除アーム34は常に反時計方向Bに
バネ36で付勢されている。この解除アーム34は
(a)では脱着レバー31を反時計方向C(B)に押す
ようにしてトナーボトル12によって位置が決まる脱着
レバー31に突き当たっている。
【0082】トナーボトル12が外されると、(b)の
ように反時計方向Bに回動移動した脱着レバー31に連
動して解除アーム34も反時計方向Bに回転して、再び
脱着レバー31に突き当たって止まる。
【0083】再びトナーボトル12がE方向より装着さ
れると、脱着レバー31は(c)のように(a)と同じ
位置になるが、解除アーム34は反時計方向C(B)に
さらに回動してバネ36の反時計方向Cの(c)の位置
となる、ギア37とかみ合って止まる。
【0084】また解除アーム34の同軸上には欠け歯ギ
ア等の駆動伝達機構38があり、解除アーム34を
(a)の位置までギア37が回転することで位置を変え
られる。
【0085】本体電源ONのとき、一連のトナーボトル
交換(脱着動作)を行なうと、脱着センサー25が穴3
4aを検知するので脱着動作が行なわれたと判断する。
【0086】また本体電源OFFのとき、一連のトナー
ボトル脱着動作を行なうと、解除アーム34は(c)の
状態に保持される。ここで再び本体電源をONすると脱
着センサー25が穴34aを検知することで脱着動作が
行なわれたと判断する。
【0087】以上によって判断された後に交換表示を消
すとともにギア37を駆動させて解除アーム34を
(a)の状態にもどす。
【0088】解除アーム34の同軸上には特に欠け歯ギ
ア38でなくてもよいが、ギア37のON/OFFを無
くすため、ギア37が回転しつづけてもよい機構にし、
コストダウンをした。たとえばモータにしてもよいがコ
ストが高く付く場合もある。
【0089】解除アーム34は脱着センサー25により
その位置を検知できるのでトナーボトル12の脱着動作
を検知することができる。
【0090】解除アーム34に検知用の穴34aを設
け、脱着センサー25で検知できるようにしてある。
【0091】〈第4の実施例〉(図5) ところで、以上述べた構成はトナーボトル12の脱着動
作を検知することでボトルの交換の判断をするものであ
った。
【0092】しかしトナーボトルの交換の判断を次のよ
うな手段を用いても行なえる。
【0093】まず1つ目はトナーボトルの重量を検知す
ることで新しく交換したトナーボトルなのかどうかを判
断する。すなわちボトルの重量検知手段を備えた構成で
ある。前述の実施例と同様にしてトナーボトルの交換の
表示を出した後にユーザーがトナーボトルを交換すると
トナー無しのトナーボトルと新しいトナーボトルの重量
の変化からトナーの交換を判断する。それにより、トナ
ーボトル交換の表示をただちに解除することが可能とな
る。
【0094】図5に重量の変化を検知する手段構成を示
す。トナーボトル12の着脱によって回動するトナーボ
トル検知レバー20は支軸21を回動中心として上方向
Aである反時計方向と下方向Bである時計方向に回動可
能で、引っ張りバネ22により常に上方向Aに回動付勢
されている。
【0095】バネ22の付勢力はトナーボトル12のト
ナーが無くなったときの重量による力よりも少しだけ大
きくする。そうすることでトナーボトル12のトナーが
無くなったときに空のトナーボトル12′はトナーボト
ル検知レバー20の反時計方向Aへの回動力で2点鎖線
示のように持ち上げられて、トナーボトル検知レバー2
0はA方向に位置を変え、脱着センサー25はトナーボ
トル検知レバー20の検知が無くなった信号を出す。
【0096】トナーが有る新しいトナーボトル12を交
換すると、本体電源がONであれば、再び脱着センサー
25にトナーボトル検知レバー20が検知されるのでト
ナー無しの空トナーボトル12′でないことを判断し、
トナーボトルの交換を判断する。
【0097】このとき、空のトナーボトルを装着したら
2点鎖線示12′の状態になり、検知レバー20は脱着
センサー25に検知されない。よってトナーボトル交換
の表示を出し続ける。
【0098】またこの実施例では空のトナーボトル1
2′の交換動作とトナーの有る新しいトナーボトルの交
換動作の判断ができるので、コスト面でやや高価になる
ものの、より適確なトナーボトルの交換をユーザーに提
供できる。
【0099】さらに2つ目として非接触のトナーセンサ
ーを用いることでも同様の効果が可能である。通常の非
接触のトナーセンサーは透磁率の変化を利用したものが
一般にある。
【0100】これを利用してトナーボトル内のトナーの
無しのときと、新しく交換したトナーボトルの変化を検
知してトナーボトルの交換の断判する。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像装置に対するトナー補充容器(トナーボトル)を画
像形成装置本体内に着脱可能に収納できる画像形成装置
について、トナー補充容器を新しいものに交換後ただち
にスタンバイの状態にできる。ウェイトアップタイムの
減少が可能である。これによりユーザーの作業効率の向
上ができる。また、ユーザーへの不快感を無くすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例における画像形成装置の概略構
成図
【図2】 トナーボトル脱着動作検知手段の構成図
【図3】 第2の実施例におけるトナーボトル脱着動作
検知手段の構成図
【図4】 第3の実施例におけるトナーボトル脱着動作
検知手段の構成図
【図5】 第4の実施例におけるトナーボトル脱着動作
検知手段の構成図
【符号の説明】
1 回転ドラム型の電子写真感光体 4 現像装置 4a 現像剤容器(現像剤貯蔵部) 4b トナー受け入れ口部 4c 現像スリーブ 4d トナー量検知手段 12 トナー補充容器(トナーボトル) 12a トナー排出口部 12b トナー搬送手段 13 トナーボトル脱着動作検知手段 14 制御回路部 15 表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像装置に対するトナー補充容器を画像
    形成装置本体内に着脱可能に収納できる画像形成装置に
    おいて、 トナー補充容器の脱着の動作を検知する手段を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 トナー補充容器の脱着動作の検知手段に
    電磁石を用いたことを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 トナー補充容器の脱着動作の検知手段に
    回転駆動機構を用いたことを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 現像装置に対するトナー補充容器を画像
    形成装置本体内に着脱可能に収納できる画像形成装置に
    おいて、 トナー補充容器が空のものからトナーが入っているもの
    に交換されたことを検知する手段を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  5. 【請求項5】 トナー補充容器が空のものからトナーが
    入っているものに交換されたことを検知する手段に、ト
    ナー補充容器の重量を検知する手段を用いたことを特徴
    とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 トナー補充容器が空のものからトナーが
    入っているものに交換されたことを検知する手段に、非
    接触のトナーセンサー用いたことを特徴とする請求項4
    に記載の画像形成装置。
JP9354126A 1997-12-08 1997-12-08 画像形成装置 Pending JPH11174803A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195232A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2012226169A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195232A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
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