JP3969236B2 - 端子装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
端子装置としては、端子装置を納装している器体外部から電線挿入孔を介して電線先部を器体内部に差し込むだけで電線の心線を鎖錠できる速結式の端子装置が従来から提供されている。この端子装置はねじ端子を用いるものに比べてねじ緩みなどがなく安定した接続ができるということで広く普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の端子装置は、電線が確実に結線されているのか否かが外部から分からないため、施工者に結線に対して不安視を与えるという問題があった。
【0004】
また接続している電線を外す場合にはドライバーなどの冶具を用いて行うため施工しづらいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、電線の接続完了を外部から確実に確認でき、また結線された電線を特別な冶具なしに簡単に行える端子装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、配線器具等の使用器具の器体内に内蔵されて使用される端子装置において、先端で電線の心線を弾発力で押圧鎖錠する鎖錠ばね片を有する鎖錠ばね部と、鎖錠ばね片に並行するように配置され、上記電線を鎖錠ばね片方向に押圧する押さえばね片を有する押さえばね部とからなる速結端子部を備えるとともに、
一端が回転自在に軸体に軸支されたレバーと、該レバーに一体に設けられ、上記レバーが初期位置に回転している状態で先端により上記鎖錠ばね片の先部を押圧鎖錠方向とは反対方向に押圧する端子押圧体と、上記レバーに一体に設けられ、上記鎖錠ばね片と上記押さえばね片との間に介入される上記電線の心線の先端部で押圧力を受け、上記鎖錠ばね片への上記端子押圧体による押圧を解除するよう上記端子押圧体を移動させる方向に回転させる回転力を上記レバーに与える押し受け体と、上記レバーから上記鎖錠ばね片の押圧鎖錠方向とは反対方向に一体延出され、上記レバーが初期位置にあるとき先端部を上記器体に設けた係止部に離脱自在に係止し、上記レバーが上記回転力を受けて回転しようとするときの力によって撓んで上記係止部から先部を離脱する腕体とを有し、上記レバーの他端を上記器体に設けた孔より外部に臨ませている表示・電線解除機構部を備えていることを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記軸体を上記レバーに対して相対的に回転自在で且つ軸方向に移動自在に上記レバー支持させ、且つ上記軸体の一端部に上記器体の別の孔を介して外部に出没自在な接続完了表示部を設け、上記レバーには上記軸体を中心とするカム体を一体に設け、該カム体の上記軸体の他端部側面に中心部位から外縁方向に拡がった凹部を形成するとともに該凹部に対応して上記軸体には凹部に嵌って上記カム体の回転により上記凹部内を回転方向に移動する突起を一体に設け、上記レバーが初期位置から回転力を受けて回転する方向の上記突起の側面を下り傾斜面に形成し、該突起の上記傾斜面が凹部の端縁に摺接しながら移動する際に上記軸体を他端部側に軸移動させることを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明では、請求項2の発明において、上記レバーが上記速結端子部での電線接続が完了する位置まで回転したときに上記軸体の上記突起が乗り越える段差を上記傾斜面が摺接する凹部の端縁近傍に設けていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明を一実施形態により説明する。
【0010】
図2(a)は、本実施形態の端子装置の構成部材の全体を示しており、この図で示すように本実施形態の端子装置は速結端子部1と、電線接続状態完了を表示する機能と、電線接続を解除する機能とを備えた表示・電線解除機構部2とから構成される。
【0011】
速結端子部1は一枚の導電性ばね材料を折り曲げて鎖錠ばね部10と、押さえばね部11とを一体に形成したものであって、鎖錠ばね部10は、図1に示すおように端子装置を収納する配線器具の器体3内に固持される基片10aと、この基片10aの一端よりU字状に折り返して、基片10aとは徐々に離れるように傾斜しながら基片10aの他端側へ延長形成され、その先端で後述する電線4の心線4aを弾発力で押圧鎖錠する鎖錠部10dを形成する鎖錠ばね片10bと、基片10aの他端より略S字状に折り曲げ形成された延長片10cとで構成され、押さえばね部11は延長片10cの先端より鎖錠ばね片10bの先端近傍を通って、鎖錠ばね片10bと並行しながら鎖錠ばね片10bの基部付近まで延長形成された押さえばね片11aからなり、その先部には突出方向が鎖錠ばね片10b方向になるようにく字状に折り曲げてその屈曲部により形成される押圧部11bを設けている。
【0012】
一方表示・電線解除機構部2は、合成樹脂成形品からなり、図2(a)(b)に示すように円盤状のカム体20を一端に設けた接続完了表示手段と解除手段とを兼ねたレバー21と、このレバー21の中間部からカム体20方向に一体延出され、その先端部が速結端子部1の鎖錠ばね部10の鎖錠ばね片10bの先部を反弾発方向に押圧する端子押圧体22と、端子押圧体22の基部付近のレバー21の側面より側面に直交する方向に突出し、後述する電線4の心線4a先端で押されることで後述する軸体25を中心とした回転力をレバー21に与える押し受け体23と、上記端子押圧体22の基部よりカム体20方向に一体突出され、その先端をL字状とした撓み可能な弾性を持つ腕体24と、カム体20の中心に設けた挿通孔(図示せず)に挿通することにより回動自在で且つ軸方向に移動可能なように支持され、一端部に軸方向に直交する面形状が四角形の接続完了表示部29を設けた軸体25とからなり、軸体25の他端部側のカム体20の面には図4(b)に示すように中心部に円形の凹部26を形成するとともにこの凹部26に要側が連通した扇状の凹部27,27を中心部を挟んで対称的に形成し、これら凹部27,27に対応して軸体25からは突起28,28を突出させ凹部26と凹部27との連通部を介して図4(a)に示すように先部を凹部27に嵌め込み、軸体25とカム体20とが相対的に一方向に回転したときに当該回転方向側の突起28,28の側面に形成した下がりの傾斜面28aが凹部27,27の端縁に乗り上げることで軸体25を図4(b)に示すよう他端側へ軸方向に移動させることができるようなっている。尚突起28が乗り越える段差27bを電線接続完了に対応する凹部27,27の端縁近傍の位置に設けてある。
【0013】
以上のように構成した速結端子部1及び表示・電線解除機構部2を組み込む配線器具の器体3は次のように構成される。
【0014】
つまり器体3はボディ3aとこれに被着されるカバー3bとからなるもので、図3(a)(b)に示すように一側面にはレバー21の先端を露出させる細角孔30を開口し、この細角孔30を開口した側面に対して直交する側面には接続完了表示部29を出没自在に挿入する角孔31を開口してある。
【0015】
そして器体3の内部では、図1(a)に示すように上記細角孔30を開口した側壁とは反対側の側壁に沿うように鎖錠ばね部10の基片10aを配置して鎖錠ばね片10bとのU字状の連結部位を底壁上に載置して鎖錠ばね部10を器体3内に配設する。この場合例えば基片10aの側端を側方の側壁内面に形成した嵌合溝(図示せず)に嵌合して動かないように固持させることで保持するようになっている。
【0016】
ここで器体3は鎖錠ばね部10の鎖錠ばね片10bの基部と、押さえばね部11の押さえばね片11aの先端との間隙の開口部が臨む位置に対応する底壁に電線挿入孔33を開口してあり、外部から電線挿入孔33を介して器体3内に電線4の心線4aを挿入すれば、上記間隙内へ導入されるようになっている。
【0017】
一方表示・電線解除機構部2は、速結端子部1の側方に配置されるもので、器体3内部から上記細角孔30に内側からレバー21の先端を挿入するとともに、軸体25の一端部に設けた接続完了表示部29を角孔31に挿入して外部へ図3(a)に示すよう突出させる。この位置は上記腕体24のL字状先部24aが鎖錠ばね部10の基片10aと延長片10cとの連結部位付近に配置されるように設定されている。そして上記角孔31を開口した側壁の基片10aと延長片10cとの連結部位付近の内面側には上記腕体24のL字状先部24aを係止するための係止部34を先端に設けたリブ32を形成しており、上記腕体24のL字状先部24aが係止部34に離脱自在に係止されることで、表示・電線解除機構部2はレバー21に一体に設けた端子押圧体22の先端を鎖錠ばね片10bの先部に反弾発方向に押圧させて鎖錠ばね片10bを基片10a側に撓ませた初期状態に設定される。このとき腕体24が鎖錠ばね片10bの弾発力による荷重を受けて係止部34とL字状先部24aとの係止が保持される。この初期状態では表示・解除機構部2の押し受け体23の先部が鎖錠ばね片10bの先部よりやや奥で延長片10cの内角部に対応する押さえばね片11a近傍付近の速結端子部1内に配置される。
【0018】
尚図においては配線器具側の通電経路と速結端子部1との接続関係については省略しているが、配線器具がスイッチであれば、本発明端子装置が負荷或いは電源端子として用いられ、またコンセントであれば電源端子として用いられるの言うまでもなく、また配線器具に限らず機器組み込みの端子装置として用いることも勿論できる。
【0019】
而して今図1(a)の初期状態から、図1(b)に示すように電線4の心線4aを電線挿入孔33から器体3内に押入すると、電線4は押さえばね部11の押さえばね片11aの押圧部11bに近接しながら速結端子部1の奥部に進み、やがて心線4aの先端が表示・電線解除機構部2の押し受け体23に当たって、図において上向きの力を押し受け体23に加える。
【0020】
押し受け体23に与えられる上向きの力は、レバー21を図において反時計方向の回転させる力となる。ここで軸体25は一端部の接続完了表示部29が角孔31に嵌合しているため回転せず、レバー21が軸体25を中心として回転することになる。このレバー21の回転動作の力によって、腕体24は撓みながらその基端部が図1(c)に示す矢印方向に移動し、L字状先部24aが係止部34より離脱することになる。これにより一気にレバー21が回転し、この回転によって鎖錠ばね部10の鎖錠ばね片11bの先端を押圧していた端子押圧体22が後退するため、鎖錠ばね片11bはその弾発力により復帰して先端の鎖錠部11dで電線4の心線4aを押さえばね部11の押さえばね片11a側に押すとともに鎖錠部11dのエッジで鎖錠する。このとき電線挿入孔33に近い電線4の部位が押さえばね片11aの押圧部11bによって鎖錠ばね片11b方向に押圧されているため上記鎖錠は確実なものとなる。
【0021】
一方軸体25の突起28の傾斜面28aがカム体20の回転によって凹部27の端縁に乗り上げて突起28が凹部27から退出し、最終的には電線接続完了位置に対応して設けた段差27bを乗り越える。この段差27bを突起28が乗り越える際にカッチという音が発せされることにより施工者は電線接続が完了したことを知ることができる。
【0022】
また図4(a)の状態から図4(b)に示すように軸体25は他端部側に向けて軸方向に移動する。この移動によって軸体25の一端部に設けた接続完了表示部29が角孔31内に引き込まれ、接続が完了したことを表示する。またレバー21もその先端を細角孔30の下端位置から上端位置へ移動させることになり、この先端の位置や上記接続完了表示部29の位置によって電線4の接続が完了したことを施工者は器体3外部から視認できることになる。
【0023】
さて上記のように鎖錠された電線4を外す場合には、細角孔30の上端位置へ移動しているレバー21の先端を図5に示す矢印方向に押し下げて軸体25を中心としてレバー21を時計方向に回転させる。この回転によってカム体20の凹部27の端縁に傾斜面28aを摺接させながら軸体25の突起28が下るため軸体25は一端部側に向けて軸方向に移動し、一端部の接続完了表示部29を角孔31から器体3外部に突出させる。またレバー21の回転に伴って端子押圧体22の先端が前進して鎖錠ばね部10の鎖錠ばね片11bの先部を押して基片11a方向に撓ませるとともに、腕体24のL字状先部24がリブ32の上端の係止部34に嵌って係止され、表示・解除機構部2は初期状態に戻ることになる。これにより電線4の鎖錠状態が解除され電線4を器体3外へ抜くことができることになる。
【0024】
尚接続完了表示部29とカム体20との間の軸体25にコイルばねを装着し、このコイルばねの外向きの付勢力でレバー21が初期位置に復帰した際、接続完了表示部29を角孔31から器体3外部に自動復帰させるようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の発明は、配線器具等の使用器具の器体内に内蔵されて使用される端子装置において、先端で電線の心線を弾発力で押圧鎖錠する鎖錠ばね片を有する鎖錠ばね部と、鎖錠ばね片に並行するように配置され、上記電線を鎖錠ばね片方向に押圧する押さえばね片を有する押さえばね部とからなる速結端子部を備えるとともに、
一端が回転自在に軸体に軸支されたレバーと、該レバーに一体に設けられ、上記レバーが初期位置に回転している状態で先端により上記鎖錠ばね片の先部を押圧鎖錠方向とは反対方向に押圧する端子押圧体と、上記レバーに一体に設けられ、上記鎖錠ばね片と上記押さえばね片との間に介入される上記電線の心線の先端部で押圧力を受け、上記鎖錠ばね片への上記端子押圧体による押圧を解除するよう上記端子押圧体を移動させる方向に回転させる回転力を上記レバーに与える押し受け体と、上記レバーから上記鎖錠ばね片の押圧鎖錠方向とは反対方向に一体延出され、上記レバーが初期位置にあるとき先端部を上記器体に設けた係止部に離脱自在に係止し、上記レバーが上記回転力を受けて回転しようとするときの力によって撓んで上記係止部から先部を離脱する腕体とを有し、上記レバーの他端を上記器体に設けた孔より外部に臨ませている表示・電線解除機構部を備えているので、電線の心線を速結端子部に挿入接続する際に電線の挿入力を用いて上記レバーを回転させることができ、その結果上記レバーの回転によるレバーの他端の移動により電線接続完了を器体外部から確実に視認することができ、その結果結線に関する信頼性を施工業者に与えることができ、しかも上記レバーを操作するだけで該レバーの端子押圧体により上記鎖錠ばね片を反鎖錠方向へ押圧して鎖錠状態を解除することができ、そのためドライバー等の冶具を用いることなく簡単に電線を引き外すことができ、更に初期位置では上記鎖錠ばね片を反鎖錠方向に押圧した状態を腕体の係止によって維持できるから上記鎖錠ばね片と上記押さえばね片との間への電線の心線の挿入も容易に行え、しかも表示・電線解除機構部を一つの部品として構成できるため、部品費、組立加工費の削減が図れる。
【0026】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記軸体を上記レバーに対して相対的に回転自在で且つ軸方向に移動自在に上記レバー支持させ、且つ上記軸体の一端部に上記器体の別の孔を介して外部に出没自在な接続完了表示部を設け、上記レバーには上記軸体を中心とするカム体を一体に設け、該カム体の上記軸体の他端部側面に中心部位から外縁方向に拡がった凹部を形成するとともに該凹部に対応して上記軸体には凹部に嵌って上記カム体の回転により上記凹部内を回転方向に移動する突起を一体に設け、上記レバーが初期位置から回転力を受けて回転する方向の上記突起の側面を下り傾斜面に形成し、該突起の上記傾斜面が凹部の端縁に摺接しながら移動する際に上記軸体を他端部側に軸移動させるので、上記レバーの回転に連動して上記軸体を軸方向に移動させて、その軸体の一端部に設けた接続完了表示部を器体内外に出没させることができ、そのため接続完了表示部の出没状態でも電線接続完了を視認することができる。
【0027】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、上記レバーが上記速結端子部での電線接続が完了する位置まで回転したときに上記軸体の上記突起が乗り越える段差を上記傾斜面が摺接する凹部の端縁近傍に設けているので、上記突起が段差に乗り上げるときに発生する音でも電線接続完了を聴覚的に確認することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の電線接続の動作説明図である。
【図2】(a)は同上の速結端子部と表示・電線解除機構部の斜め側方から見た斜視図である。
(b)は同上の表示・電線解除機構部の斜視図である。
【図3】(a)は同上の電線非接続状態の外観斜視図である。
(b)は同上の電線接続状態の外観斜視図である。
【図4】(a)は同上の電線非接続状態の表示・電線解除機構部の斜視図である。
(b)は同上の電線接続状態の表示・電線解除機構部の斜視図である。
【図5】同上の電線外しの動作説明図である。
【符号の説明】
1 速結端子部
2 表示・電線解除機構部
3 器体
4 電線
4a 心線
10 鎖錠ばね部
10b 鎖錠ばね片
11 押さえばね部
11a 押さえばね片
20 カム体
21 レバー
22 端子押圧体
23 押し受け体
24 腕体
24a L字状先部
25 軸体
30 細角孔
33 電線挿入孔
34 係止部

Claims (3)

  1. 配線器具等の使用器具の器体内に内蔵されて使用される端子装置において、先端で電線の心線を弾発力で押圧鎖錠する鎖錠ばね片を有する鎖錠ばね部と、鎖錠ばね片に並行するように配置され、上記電線を鎖錠ばね片方向に押圧する押さえばね片を有する押さえばね部とからなる速結端子部を備えるとともに、
    一端が回転自在に軸体に軸支されたレバーと、該レバーに一体に設けられ、上記レバーが初期位置に回転している状態で先端により上記鎖錠ばね片の先部を押圧鎖錠方向とは反対方向に押圧する端子押圧体と、上記レバーに一体に設けられ、上記鎖錠ばね片と上記押さえばね片との間に介入される上記電線の心線の先端部で押圧力を受け、上記鎖錠ばね片への上記端子押圧体による押圧を解除するよう上記端子押圧体を移動させる方向に回転させる回転力を上記レバーに与える押し受け体と、上記レバーから上記鎖錠ばね片の押圧鎖錠方向とは反対方向に一体延出され、上記レバーが初期位置にあるとき先端部を上記器体に設けた係止部に離脱自在に係止し、上記レバーが上記回転力を受けて回転しようとするときの力によって撓んで上記係止部から先部を離脱する腕体とを有し、上記レバーの他端を上記器体に設けた孔より外部に臨ませている表示・電線解除機構部を備えていることを特徴とする端子装置。
  2. 上記軸体を上記レバーに対して相対的に回転自在で且つ軸方向に移動自在に上記レバー支持させ、且つ上記軸体の一端部に上記器体の別の孔を介して外部に出没自在な接続完了表示部を設け、上記レバーには上記軸体を中心とするカム体を一体に設け、該カム体の上記軸体の他端部側面に中心部位から外縁方向に拡がった凹部を形成するとともに該凹部に対応して上記軸体には凹部に嵌って上記カム体の回転により上記凹部内を回転方向に移動する突起を一体に設け、上記レバーが初期位置から回転力を受けて回転する方向の上記突起の側面を下り傾斜面に形成し、該突起の上記傾斜面が凹部の端縁に摺接しながら移動する際に上記軸体を他端部側に軸移動させることを特徴とする請求項1記載の端子装置。
  3. 上記レバーが上記速結端子部での電線接続が完了する位置まで回転したときに上記軸体の上記突起が乗り越える段差を上記傾斜面が摺接する凹部の端縁近傍に設けていることを特徴とする請求項2記載の端子装置。
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