JP3966053B2 - ネットワーク機器、ネットワーク機器制御装置、ネットワーク機器を区別する方法 - Google Patents

ネットワーク機器、ネットワーク機器制御装置、ネットワーク機器を区別する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワークを構築できるネットワーク機器に関するものであり、特にネットワークを介して他の機器に制御されるネットワーク機器(以下、被制御機器)、及び、ネットワークを介して他の機器を制御するネットワーク機器(以下、制御機器)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの普及により一般家庭内でもネットワークの構築が行なわれるようになってきている。AV機器においてはテレビ、VTR、ビデオカメラなどのデジタル化が進み、これらの機器では高い伝送レートとリアルタイム性を満足するIEEE1394規格による高速シリアルインターフェース(以下1394IF)が採用されている。また1394IFで接続された機器を制御するためにAV/C(Audio Video Controle)コマンドが規定されている。また、エアコンや冷蔵庫などいわゆる白物家電向けのネットワーク規格としてはECHONET規格が定められている。
【0003】
これらのネットワークにおいて、制御機器はAV/Cコマンドなど各ネットワークの規格で定められたコマンドを被制御機器に送信し制御する。このようにネットワーク経由で制御機器から家庭内の機器を遠隔操作する環境が整ってきている。制御機器が被制御機器を遠隔操作する場合、制御機器はモニタなどを備え、その表示画面上にネットワークに接続された被制御機器に対応するアイコンを表示し、ユーザが所望の被制御機器のアイコンを選択し操作する。この時、ユーザがアイコンと被制御機器の対応を区別する方法としては、アイコンの絵で区別す方法だけでなく、アイコンとともに機器に固有のIDやユーザが予め設定した機器の名前、メーカ名と製品名などの付加情報を表示したりして、なるべく誤った選択がされないように配慮されている。また、特開2001−119769号公報では被制御機器にたいするユーザ操作を基に制御機器の制御する被制御機器を自動的に選択する方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のアイコンと付加情報を合わせて表示する方法では、実際の機器と付加情報の対応をユーザが忘れてしまったり、名前を付ける手間がかかったりと必ずしも使い勝手の良いものではない。また、被制御機器を区別する為にモニタに表示される付加情報を読んで確認するため、似たような名前の機器がある場合などは読み違いなどで選択を誤りやすい。また、特開2001−119769号公報では被制御機器へのユーザが操作した被制御機器が制御対象であると判断し、制御機器の制御対象として自動的に選択する方法が提案されているが、被制御機器に対してユーザ操作を行なわずに制御機器だけで操作する場合については考慮されていない。また、制御機器のモニタに表示される操作パネルで複数の機器を操作しているうちに、ユーザ自身が現在どのネットワーク機器を制御対象としているのか混乱して判らなくなってしまう恐れがあることについては何ら考慮されていない。
【0005】
本発明の目的は、ネットワーク機器の中から被制御機器をユーザが直感的に判断し簡単に確実に選ぶ為に、直感的に理解できる識別情報をユーザの手を煩わせずに設定できるネットワーク機器と、ネットワーク機器の遠隔操作中にユーザが常に操作している被制御機器を直感的に認識できるような操作パネル提供するネットワーク機器制御装置を提供するものであり、一般ユーザが受け入れやすく直感的に判断し、所望のネットワーク機器を正しく選択するためのネットワーク機器を区別する方法を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題を達成するために、本発明ではネットワーク機器に機器区別色設定手段と色表示手段を設ける。ネットワーク機器がネットワークへ接続されると機器区別色設定手段は、他のネットワーク機器に設定されている機器区別色データを収集し、ネットワークに接続されている他のネットワーク機器の機器区別色と異なる色を自分自身の機器区別色として記憶するとともに、色表示手段で機器区別色をユーザに表示し知らせる。ネットワーク機器制御装置には、機器区別色管理手段と色変換手段を設け、機器区別色管理手段はネットワーク機器に設定された機器区別色データを収集し、ネットワーク機器制御のための操作画面に、色変換手段でネットワーク機器に対応する機器区別色に色変換したアイコンを表示する。また、個々のネットワーク機器の操作パネルも、色変換手段でネットワーク機器に対応する機器区別色に色変換し表示する。
以上により、ユーザは設定された機器区別色で個々のネットワーク機器を区別できる。また、ユーザは色を基準に所望の機器をすばやく選択することができ、ネットワーク機器制御装置のネットワーク機器操作パネルで操作中の機器が実際のどの機器に対応しているかを、操作パネルの色とネットワーク機器の機器区別色の表示で簡単に判断することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について詳しく説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るネットワーク機器とネットワーク機器制御装置からなるネットワークシステムの一例である。100はネットワーク機器制御装置となるデジタルテレビ(以下D−TV)である。ここで、ネットワーク機器制御装置とはネットワークに接続された他の機器を制御する機能を持つネットワーク機器である。101、102、103はD−TVに制御されるネットワーク機器で101、102がデジタルビデオレコーダ(以下D−VTR)、103はデジタルビデオカメラ(以下D−CAM)で、各機器は104、105、106のケーブルでネットワーク接続される。ここで使用されるネットワークは特定のものに限定されず、例えばIEEE1394シリアルバス、USB(Universal Serial Bus)、バス型のLAN(Local Area Network)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、ECHONETなどである。107、108、109、110は色表示手段で各々のネットワーク機器を色で記別するためネットワーク機器に設定された色を表示する。符号後ろ、括弧内の文字は各ネットワーク機器に設定されている機器区別色をしめす。111はD−TV100のモニタディスプレイで、114のコントロールパネルや受信した映像を表示する。112、113はディスプレイパネルで機器の動作状態などを表示する。
【0008】
図2は101のネットワーク機器(D−VTR)の詳細な構成の一例を示すブロック図である。図中、図1と同じものを示すブロックは同じ番号で表記する。機器全体の制御を行なうCPU200はシステムバス201を介して、D−VTR信号処理手段202、表示処理部203、表示手段(ディスプレイパネル)112、記憶手段204、色表示処理部205、色表示手段108、ネットワークインターフェース部206(以下ネットワークIF)、リモコンインターフェース部207(以下リモコンIF)にそれぞれ接続されている。D−VTR信号処理手段202は映像信号の記録再生などD−VTRに公知の信号処理を行なう。表示処理部203はCPU200の制御により表示手段112にD−VTRの動作状態を表示する。記憶手段204は機器区別色などD−VTR101に設定された設定情報を記録する。記憶手段204のデータの登録、更新、削除はCPU200が管理する。色表示処理部205はCPU200の制御によりD−VTR101に設定された機器区別色を色表示手段108に表示する。
【0009】
色表示手段108は複数の色を表現できるディスプレイや発光パネルで、カラー液晶ディスプレイ、カラーEL(Electroluminescence)ディスプレイ、発光ダイオードを用いたパネルなどである。ネットワークIF206はネットワーク上の他のネットワーク機器から送信される制御データを受信したり、他のネットワーク機器を制御する制御コマンドや、他のネットワーク機器からの状態問合せに対する応答メッセージを送信したりする。ユーザ操作によりリモコン208から送信される制御コードはリモコンIF207を介してCPU200に渡され、コードに対応したD−VTR本来の機能動作の制御や、他のネットワーク機器へのコマンド送受信など必要な処理を行なう。図2ではD−VTR101を例にネットワーク機器のブロック構成を示したが、D−CAM103の場合も基本構成はほぼ等しく、D−VTR信号処理手段202をD−CAMの信号処理手段、表示手段112を映像信号が表示可能なカラー液晶ディスプレイ等で構成し、表示処理部203は映像信号をディスプレイに表示できる能力を持つ画像表示処理部に置き換え構成すればよい。
【0010】
図3はD−VTR101のCPU200で動作するソフトウェアの構成を示したものである。D−VTR機能アプリケーション(以下D−VTR機能AP)300は、録画、再生、番組予約などD−VTRの本来持つ機能を制御するものである。ユーザの操作による制御コードをリモコンドライバ304から受け取り、D−VTR101の動作状態を操作に対応して制御し、現在の動作状態を表示ドライバ305を用いて表示させる。機器区別色設定アプリケーション(以下機器区別色設定AP)301は、ネットワーク上の他のネットワーク機器とD−VTR101をユーザが区別できるようにするために機器区別色を設定し色表示ドライバ302を介して表示する。パケット処理303は、ネットワークドライバが受信したデータパケットを処理し、データを受信すべきアプリケーションに渡したり、アプリケーションが送信したデータをネットワークドラのプロトコルに対応したデータに変換しネットワークドライバ306に渡したりする。ネットワークドライバ306はネットワークに対してデータの送受信を行なう。
【0011】
図4は100のネットワーク機器制御装置(D−TV)の詳細な構成の一例を示すブロック図である。図中、図1および図2と同じ機能を有するブロックは同じ番号で表記する。機器全体の制御を行なうCPU400はシステムバス401を介して、D−TV信号処理手段402、画像表示処理部403、表示手段(モニタディスプレイ)111、記憶手段404、色表示処理部405、色表示手段107、ネットワークIF206、リモコンIF207にそれぞれ接続されている。D−TV信号処理手段402は受信した映像をデコードし映像信号に復元し、画像表示処理部403を経て表示手段111に表示する。表示手段111はCRTや液晶ディスプレイである。なお、表示手段111は必ずしもD−TV100と一体型である必要はなく外付けのモニタディスプレイを用いてもよい。記憶手段404は機器区別色などD−TV100に設定された設定情報を記録する。
【0012】
色表示処理部405はCPU300の制御によりD−TV100に設定された機器区別色を色表示手段107に表示する。色表示手段107は、図2の色表示手段108と同様、複数の色を表現できるディスプレイや発光パネルである。ネットワークIF206はネットワーク機器間でのデータの送受信を処理する。リモコンIF207はリモコン208のユーザ操作に従い制御コードをCPUに渡し、リモコン操作に対応したD−TV本来の機能動作の制御、他のネットワーク機器へ制御データ送受信など必要な処理をCPU300が行なう。
【0013】
図5はD−TV100のCPU400で動作するソフトウェアの構成を示したものである。図3のソフトウェアの構成と同等の処理を行なう機能モジュールは同じ番号で表記し説明は省略する。D−TV機能アプリケーション(以下D−TV機能AP)500は放送の受信などD−TV本来の機能を制御するものである。ユーザの操作による制御コードをリモコンドライバ304から受け取り、D−TVの動作状態を操作に対応して制御したり、操作画面を表示ドライバ305を用いて表示したりする。ネットワーク機器制御アプリケーション501(以下ネットワーク機器制御AP)はネットワークに接続されたネットワーク機器の制御を行なうモジュールである。表示ドライバ305を用いて接続ネットワーク機器をアイコンや名前の一覧で表示したり、機器制御モジュール510からネットワーク機器個別の操作画面を取得し、表示したりする。機器制御モジュール510はネットワーク機器ごとに機器の制御を実施するモジュールで、ネットワーク機器操作画面や操作に対応した制御コマンドを生成する。
【0014】
ネットワーク機器に対応した機器制御モジュール510の取得方法は特定の方法に限定されず、D−TV100の記憶手段404に予め組み込まれていても良いし、ネットワークを介して制御対象となるネットワーク機器から取得しても良く、また、インターネットなど外部ネットワークを介して取得したり、CD−ROMやスマートメディアなど取り外し可能な記録メディアを介して取得したりしても良い。色変換モジュール511は、接続ネットワーク機器のアイコンや操作画面をネットワーク機器各々に設定された機器区別色に変換するモジュールである。ここでは色変換アルゴリズムは特定せず公知のアルゴリズムを用いる。機器区別色管理モジュール512はネットワーク機器に設定された機器区別色を管理し、ネットワーク機器の要求により設定可能な機器区別色を返したり、新規に追加されたネットワーク機器の機器区別色を設定したりするモジュールである。機器区別色設定アプリケーション(以下機器区別色設定AP)301は、ネットワーク上の他のネットワーク機器とD−VTR101をユーザが区別できるようにするために機器区別色を設定し色表示ドライバ302を介して表示する。パケット処理303、リモコンドライバ304、ネットワークドライバ306の処理は図3の説明で記述した通りである。
【0015】
以下、本発明における機器区別色設定アルゴリズムの一例を説明する。
図6は、ネットワーク機器が主体となって自分自身の機器区別色を設定する場合における、機器区別色設定APの処理フローチャートである。ネットワークに接続されたネットワーク機器は、機器区別色取得コマンドを送信し、他のネットワーク機器に設定されている機器区別色を取得する(S001)。次いで、自分自身の機器区別色が未設定かどうかを確認し(S002)未設定ならS003、設定済みならS004に進む。設定済み状態は過去にネットワークにネットワーク機器を接続したことがある場合などに発生する。
【0016】
S003では、取得した他のネットワーク機器区別色と自身が設定可能な色を比較し、他のネットワーク機器の機器区別色と重ならない色で設定可能な色があるならS005に進み、設定可能な色の中から任意の色を機器区別色に選び設定する。すなわち、自身が赤、青、緑、黄色が設定可能で、他のネットワーク機器が赤と緑を機器区別色に使用している場合は青か黄色のうちの1色を自身の機器区別色とする。機器区別色を設定したら、その色の色コードを記録手段に保存し(S009)、設定した機器区別色を色表示手段で表示しユーザに知らせ機器区別色設定処理を終了する(S010)。
【0017】
S002で自分自身の機器区別色が設定済みの場合の処理S004に進み、取得した他のネットワーク機器区別色と自身が設定されている機器区別色が重ならないかどうかを確認する(S004)。重なっていない場合は、既設定の機器区別色をそのまま機器区別色とし、S009以下の処理を行なう。
S003で設定可能な色が無い場合、S004で取得した他のネットワーク機器区別色と自身が設定されている機器区別色が重なっている場合は、ユーザに他のネットワーク機器と重ならない機器区別色を設定できないことを通知し、ユーザに機器区別色の設定を任せる(S006)。所定のタイムアウト期間内(S007)にユーザがネットワーク機器に設定する機器区別色を選択した場合は(S008)、ユーザ設定色を機器区別色とし、S009以下の処理を行なう。タイムアウト期間が過ぎても機器区別色が設定されなかった場合はそのままの状態で処理を終了する。
【0018】
すなわち、機器区別色が未設定の場合は未設定のまま、既設定の場合は設定済みの機器区別色がそのまま残る。ネットワーク機器に設定された機器区別色の表示はユーザの設定で任意に決定することが可能で、例えば、常に表示、電源投入時だけ表示、ユーザや他のネットワーク機器が要求した時だけ表示などの場合がある。尚、本実施の形態では機器区別色表示のための色表示手段108を設けたが、ネットワーク機器の操作状態などを表示するための表示手段112と兼用してもよい。また、色表示手段は必ずしもネットワーク機器と一体型である必要はなく、図9に示すようにネットワークを介して色を制御できるような色表示手段900を用いてネットワーク機器に設定された色を表示してもよい。
【0019】
図7はネットワーク機器制御装置がユーザに提供する、ネットワーク機器制御のための操作画面の一例である。700は操作画面全体、701は操作の為のユーザへのメッセージ、702はユーザが操作するリモコンボタンを表し、703、704、705はネットワークに接続されているネットワーク機器の一覧をアイコンと機器名で表示したもので、各ネットワーク機器に設定された機器区別色で表示する。図中、実線の四角(704)で囲まれたアイコンはユーザに選択されていることを示す。ネットワーク機器制御装置はユーザに選択したネットワーク機器が実際にどのネットワーク機器に対応するかをより明確に知らせる為に、対象ネットワーク機器に制御コマンドを送信し機器区別色を点滅させるなどしてもよい。
【0020】
ネットワーク機器制御装置は図5の機器区別色管理モジュール512が管理する内部テーブルからネットワーク機器に設定された機器区別色を取得し、ネットワーク機器のアイコンの色を、色変換モジュールを使用して対応する機器区別色に変換し表示する。ネットワーク機器制御装置はネットワークへの機器の接続や離脱を監視し、ネットワーク機器の接続を検出したときには、対象のネットワーク機器にコマンドを送信し設定されている機器区別色を取得して、内部テーブルにネットワーク機器を特定するIDと供に保存する。また、ネットワーク機器の離脱を検出したときには、対象のネットワーク機器に対応する内部データを無効にする。図8は図7で選択されたネットワーク機器の操作パネルの一例である。800は基本パネルでその上に、操作の為の部品である制御ボタンやデバイスアイコンパネルなどが表示される。ネットワーク機器制御装置はユーザが操作中のネットワーク機器を意識させるため、基本パネル800を色変換モジュールで対応する機器区別色に変換し表示する。
【0021】
以上、本発明によれば、ネットワーク機器はネットワーク接続時に機器区別色を自動的に設定するためユーザの手を煩わせない。また、設定した機器区別色を表示するためユーザはネットワーク機器を色の対応を意識的に憶えやすい。ネットワーク機器制御装置はネットワーク機器の操作画面に表示する機器一覧のアイコンの色をネットワーク機器に対応する機器区別色で表示する。ユーザは色を判断基準にネットワーク機器の中から操作対象のネットワーク機器選ぶため、アイコンや機器名を認識するよりもわかりやすい。更に、ネットワーク機器を操作する為の操作パネルも機器区別色に変換し表示する為、同時に複数のネットワーク機器の操作パネルを開き操作している場合など、色で操作しているネットワーク機器を把握することができる。
【0022】
次に、本発明にかかる他の実施の形態について説明する。本他の実施の形態において、ネットワーク機器とネットワーク機器制御装置のブロック構成とソフトウェア構成は図2、図3、図4、図5と同じであり、機器区別色設定AP301の処理と、機器区別色管理モジュール512の処理が異なる。
図10のフローチャートを用いて、本発明にかかる他の実施の形態における機器区別色設定アルゴリズムを説明する。前述した実施の形態の色設定アルゴリズムではネットワーク機器は自身で機器区別色を決定したが、図10の色設定アルゴリズムはネットワーク機器制御装置から機器区別色を取得する。
ネットワークに接続されたネットワーク機器は、ネットワーク上のネットワーク機器制御装置に「設定可能機器区別色取得」リクエストコマンドを送信し、そのレスポンスとして設定可能な機器区別色の情報を取得する。(S100)。「設定可能機器区別色取得」リクエストのレスポンスにより、機器区色を取得できたら(S102)へ、取得できなかったら(S006)の処理にうつる。
【0023】
機器区色を取得できなかったときの処理は図6のS006からS008の処理と同じである。機器区色を取得できた場合は、設定可能な色の中から任意に1色を機器区別色として選択する(S102)。この時、記録手段に機器区別色が既に設定されていて、「設定可能機器区別色取得」リクエストのレスポンスで取得した使用可能な色のリストに設定済みの機器区別色が含まれているなら、設定済みの機器区別色をそのまま機器区別色とする。これにより、ネットワークへの接続と離脱が頻繁になされるD−CAMなどのモバイルネットワーク機器の機器区別色が、ネットワークに接続するたびに変わってしまうような問題を防ぐことができる。次に、選択した機器区別色の色コードを記録手段に保存し(S009)、設定した機器区別色を色表示手段で表示しユーザに知らせ(S010)、設定した機器区別色の色コードをパラメータにした色設定完了イベントを送信し(S103)、機器区別色設定処理を終了する。
【0024】
次に、ネットワーク機器制御装置が「設定可能機器区別色取得」リクエストコマンドを受信した時の機器区別色管理モジュールの処理を図11から図14を用いて説明する。図11は設定した色と色コードの一例で、図12はネットワーク機器制御装置の機器区別色管理モジュール512(図5)で管理する内部テーブルの保持する情報の一例を示す。機器IDはネットワーク機器を特定する為のID、機器区別色はネットワーク機器に設定された色のコード、機器タイプはネットワーク機器の体表的な機能を表す。図13は図1のネットワーク構成に新たにD−VTR120が接続された様子を示し、図14はD−VTR120からネットワーク機器制御装置であるD−TV100に送信される「設定可能機器区別色取得」リクエストコマンドとレスポンスコマンドの一例を示す。
【0025】
「設定可能機器区別色取得」リクエストコマンドに含まれるパラメータは、ネットワーク機器が表示できる色数とその色コードのリスト。レスポンスに含まれるパラメータは、必須パラメータが色数と色リスト1、オプショナルパラメータ色数と色リスト2である。色コードリスト1、2とも「設定可能機器区別色取得」リクエストパラメータの表示可能な色コードから機器区別色として使用可能な色を選択して構成する。リスト1はネットワーク上のどのネットワーク機器も使用していない色のリストで、色リスト2はネットワーク上のネットワーク機器のうち機器タイプが異なるものが使用している色のリストである。例えば、D−VTRとD−TVは機器区別色として同じ色が設定されていたとしても、使用目的が全く異なるので色の重複によりユーザに与える混乱は少ないと考えられる。そこで、色リスト1が空の場合は、色リスト2に含まれる色を機器区別色として使用することとする。
【0026】
図13のネットワーク構成で、新規に追加されたD−VTR120が赤、黄色、緑、青、紫の5色表示可能である場合、D−VTR120はネットワーク機器制御装置であるD−TV100に図14に示すリクエストコマンド140を送信する。コマンドを受信したD−TV100の機器区別色管理モジュール512は内部テーブル図12を参照し、他のネットワーク機器に使用されていない色である紫の色コード6を色リスト1に、要求元と違う機器タイプのネットワーク機器が使用している色である黄色と緑の色コード3と4を色リスト2に入れてレスポンス141として返す。
【0027】
以上、本発明においても、ネットワーク機器はネットワーク接続時に機器区別色を自動的に設定するためユーザの手を煩わせないなど、前述の本発明にかかる他の実施の形態と同等の効果を得ることができる。更に、本発明にかかる他の実施の形態においては、ネットワーク機器はネットワーク機器制御装置とだけコマンドのやり取りを行ない、設定可能な機器区別色のリストを取得するため、ネットワーク機器の機器区別色設定APの処理が軽くなる、レスポンス待ち時間が短くなり、結果として機器区別色設定までの時間が短縮される、更に機器色設定に関わる通信トラフィックを抑えることができるなどの効果がある。
【0028】
次に、本発明にかかる更に他の実施の形態について説明する。本、更に他の実施の形態において、ネットワーク機器とネットワーク機器制御装置のブロック構成とソフトウェア構成は図2、図3、図4、図5と同じであり、機器区別色設定AP301の処理と、機器区別色管理モジュール512の処理が異なる。
本発明にかかる更に他の実施の形態における機器区別色設定アルゴリズムでは、ネットワーク機器制御装置の機器区別色管理モジュール512がネットワークに接続されたネットワーク機器の機器区別色を設定し、機器区別色設定AP301は設定された色の表示手段への表示、機器区別色管理モジュールの問合せに対する応答、設定された機器区別色の保存などの処理だけをになう。
【0029】
図15は機器区別色管理モジュールにおける機器区別色設定処理のフローチャートである。ネットワーク機器制御装置が新しい機器の接続を検出すると(S200)、接続されたネットワーク機器が表示可能な色のリストと、ネットワーク機器に設定されている機器区別色を要求する(S201)。次に、ネットワーク機器が表示可能な色の中から、ネットワーク機器に既に設定されている機器区別色データと機器区別色管理モジュール512の内部テーブルが管理する情報を参照して後述のような基準で機器区別色を決定し(S202)、対象のネットワーク機器に決定した機器区別色を通知し、内部テーブルに機器区別色情報を記憶し(S203)処理を終了する。このとき、機器区別色管理モジュールは表示手段111を介して、接続されたネットワーク機器に機器区別色を設定したことを通知してもよい。
【0030】
尚、内部テーブルに機器区別色情報を記憶された機器区別色情報は、ネットワーク機器のネットワークの離脱を検出時に削除することもできるが、ネットワークへのネットワーク機器の接続の度に機器区別色が変わってしまうことを防ぐ為に、記憶手段の容量の許す限り、残しておくのが望ましい。記憶容量がいっぱいになった時は最後にネットワークに接続された日付が古い順に削除する。
(1)ネットワーク機器に機器区別色が設定されている。
i)内部テーブルに対象ネットワーク機器の情報がある。
a) ネットワーク機器に設定されている機器区別色も、内部テーブルに設定されている機器区別色も他の同じ機器タイプのネットワーク機器に使用されていない場合は、どちらかを機器区別色とする。どちらを優先するかは任意に決められる。
b) どちらも他の同じ機器タイプのネットワーク機器に使用されている場合は、(2)ii)以下の処理と同じ。
c) どちらかの機器区別色が機器区別色も他の同じ機器タイプのネットワーク機器に使用されていない場合は、使用されていない方の色を機器区別色とする。
ii)内部テーブルに対象ネットワーク機器の情報がない。
d) ネットワーク機器に設定されている機器区別色が、他の同じ機器タイプのネットワーク機器に使用されていない場合、そのまま機器区別色とする。
e) ネットワーク機器に設定されている機器区別色が、他の同じ機器タイプのネットワーク機器に使用されている場合は、(2)ii)以下の処理と同じ。
(2)ネットワーク機器に機器区別色が設定されていない。
i)内部テーブルに対象ネットワーク機器の情報がある。
a) 内部テーブルにあるネットワーク機器の機器区別色が、他の同じ機器タイプのネットワーク機器に使用されていない場合、内部テーブルの色を機器区別色とする。
b) 内部テーブルに設定されている機器区別色が、他の同じ機器タイプのネットワーク機器に使用されている場合は、(2)ii)以下の処理と同じ。
ii)内部テーブルに対象ネットワーク機器の情報がない。
a) 対象ネットワーク機器が表示可能な色の中から他のネットワーク機器が使用していない色を選び、機器区別色とする。
b) a)に対応する色がないなら、対象ネットワーク機器と違う機器タイプのネットワーク機器に使用されている色から機器区別色を選ぶ。
c) 他のネットワーク機器と異なる機器区別色を設定できないこと
d) ユーザに通知し、機器区別色の設定はユーザの判断にまかせる。
【0031】
以上のように、本発明においても、ネットワーク機器はネットワーク接続時に機器区別色を自動的に設定するためユーザの手を煩わせないなど、前述の本発明にかかる他の実施の形態と同等の効果を得ることができる。更に、ネットワーク機器制御装置がネットワーク機器の機器区別色を設定するので、個々のネットワーク機器の機器色設定APはシンプルで実装しやすいものとなる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によればネットワーク機器の中から被制御機器をユーザが直感的に判断し簡単に確実に選ぶ為に、直感的に理解できる識別情報をユーザの手を煩わせずネットワーク機器に設定可能となる。また、ネットワーク機器制御装置はネットワーク機器に設定した直感的に理解できる識別情報とともに操作パネルを表示する為、ユーザの意識の中にネットワーク機器と識別情報が強い結びつきで記憶され操作している被制御機器を直感的に認識し、混乱をきたさない操作パネル提供するネットワーク機器制御装置を実現でき、更に、一般ユーザが受け入れやすく直感的な判断で、所望のネットワーク機器を正しく選択するためのネットワーク機器を区別する方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に掛かるネットワークシステム構成の一例である。
【図2】ネットワーク機器の構成の一例である。
【図3】ネットワーク機器のソフトウェア構成の一例である。
【図4】ネットワーク機器制御装置の構成の一例である。
【図5】ネットワーク機器制御装置のソフトウェア構成の一例である。
【図6】機器区別色設定APの処理フローチャートの一例である。
【図7】ネットワーク機器制御のための操作画面の一例である。
【図8】ネットワーク機器の操作パネルの一例である。
【図9】ネットワークを介して色を制御できるような色表示手段を用いてネットワーク機器の機器区別色を表示する例である。
【図10】色設定アルゴリズムの一例である。
【図11】設定した色と色コードの一例である。
【図12】機器区別色管理モジュールが管理する内部テーブルの保持する情報の一例である。
【図13】ネットワーク構成の一例である。
【図14】「設定可能機器区別色取得」リクエストコマンドとレスポンスコマンドの一例である。
【図15】機器区別色設定処理のフローチャートの一例である。
【符号の説明】
100 ネットワーク機器制御装置
101、102、103、120 ネットワーク機器
104、105、106 ケーブル
107、108、109、110 色表示手段
111 モニタディスプレイ
112、113 ディスプレイパネル
114 コントロールパネル
140 リクエストコマンド
141 レスポンス
200 CPU
201 システムバス
202 D−VTR信号処理手段
203 表示処理部
204 記憶手段
205 色表示処理部
206 ネットワークインターフェース部
207 リモコンインターフェース部
208 リモコン
300 D−VTR機能アプリケーション
301 機器区別色設定アプリケーション
302 色表示ドライバ
303 パケット処理
304 リモコンドライバ
305 表示ドライバ
306 ネットワークドライバ
400 CPU
401 システムバス
402 D−TV信号処理手段
403 画像表示処理部
404 記憶手段
405 色表示処理部
500 D−TV機能アプリケーション
501 ネットワーク機器制御アプリケーション
510 機器制御モジュール
511 色変換モジュール
512 機器区別色管理モジュール
700 操作画面全体
701 操作の為のユーザへのメッセージ
702 ユーザが操作するリモコンボタン
703、704、705 アイコン
900 色表示手段

Claims (13)

  1. 他のネットワーク機器とともにネットワークに接続されるネットワーク機器において、
    ネットワーク上の各ネットワーク機器を区別するために該他のネットワーク機器に設定された機器区別色データを取得し、該ネットワーク機器が表示可能な色の中から、該他のネットワーク機器に設定された機器区別色と異なる色を選択し、該ネットワーク機器の機器区別色として設定する機器区別色設定手段と、
    該設定した機器区別色を記憶する記憶手段と、
    該設定した機器区別色を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記ネットワークに接続される前に機器区別色が設定されていた場合、取得した前記他のネットワーク機器に設定された機器区別色データの中にネットワークに接続される前に設定されていた機器区別色と一致するものがない場合は、前記ネットワークに接続される前に設定されていた機器区別色を該ネットワーク機器の機器区別色として使用することを特徴とするネットワーク機器。
  2. 他のネットワーク機器とともにネットワークに接続されるネットワーク機器において、
    該ネットワーク機器はネットワーク上のネットワーク機器制御装置に使用可能機器区別色要求コマンドを送信して、ネットワーク上の各ネットワーク機器を区別するための機器区別色として使用可能な色データからなる使用可能機器区別色リスト取得し、取得した該使用可能機器区別色リストの中から任意に1色を選択し、該ネットワーク機器の機器区別色として設定する機器区別色設定手段と、
    該設定した機器区別色を記憶する記憶手段と、
    該設定した機器区別色を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記ネットワークに接続される前に機器区別色が設定されていた場合、前記ネットワーク接続前に設定されていた機器区別色が前記ネットワーク機器制御装置から取得した使用可能機器区別色リストに含まれている場合は、前記ネットワークに接続される前に設定されていた機器区別色を該ネットワーク機器の機器区別色として使用することを特徴とするネットワーク機器。
  3. 他のネットワーク機器とともにネットワークに接続されるネットワーク機器において、
    該ネットワーク機器はネットワーク上のネットワーク機器制御装置に使用可能機器区別色要求コマンドを送信して、ネットワーク上の各ネットワーク機器を区別するための機器区別色として使用可能な色データからなる使用可能機器区別色リスト取得し、取得した該使用可能機器区別色リストの中から任意に1色を選択し、該ネットワーク機器の機器区別色として設定する機器区別色設定手段と、
    該設定した機器区別色を記憶する記憶手段と、
    該設定した機器区別色を表示する表示手段と、
    を備え、
    機器区別色として使用可能な色データを持つ使用可能機器区別色リストをネットワーク上のネットワーク機器制御装置から取得する際に、前記使用可能機器区別色要求コマンドのパラメータとして該ネットワーク機器が表示可能な色データリストを付加することを特徴とするネットワーク機器。
  4. ネットワーク機器とともにネットワークに接続され、他のネットワーク機器を制御する能力をもつネットワーク機器制御装置において、
    該ネットワーク上の該ネットワーク機器を区別するために各ネットワーク機器に設定されている機器区別色データを取得し、少なくとも該ネットワーク機器を特定する固有のIDと、該取得した機器区別色データからなる機器区別色情報を記憶し管理する機器区別色管理手段と、
    該ネットワーク機器を制御するための制御情報やアイコン情報を取得し、操作対象の該ネットワーク機器を選択させるネットワーク機器一覧パネルや、選択された該ネットワーク機器を操作する為の操作パネルをユーザに提供するネットワーク機器制御手段と、
    該機器区別色管理手段が管理する該機器区別色情報を参照し、該ネットワーク機器一覧パネルに表示する該ネットワーク機器のアイコンや、該操作パネルを、該ネットワーク機器に設定された機器区別色に変換する色変換手段と、
    ユーザがネットワーク機器機器制御装置や操作パネルを操作するための操作手段とを備え、
    該機器区別色管理手段は該ネットワーク機器から送信される使用可能機器区別色要求に対し、該機器区別色情報を参照し、他のネットワーク機器が機器区別色として使っていない色からなる使用可能機器区別色リストとして返し、
    前記機器区別色管理手段はネットワーク上のネットワーク機器から機器区別色データを取得し、少なくとも取得した該機器区別色データと該ネットワーク機器を特定する固有のIDと機器の代表的な機能を表す機器タイプからなる機器区別色情報を記憶し、ネットワーク機器から送信される使用可能機器区別色要求に対し、第一の色リストとして、他のネットワーク機器が使用していない色からなる使用可能機器区別色リスト1を、第2の色リストとして、機器タイプが該ネットワーク機器と異なる該他のネットワーク機器が使用している色からなる使用可能機器区別色リスト2を返すことを特徴とするネットワーク機器制御装置。
  5. ネットワーク機器とともにネットワークに接続され、他のネットワーク機器を制御する能力をもつネットワーク機器制御装置において、
    該ネットワーク上の該ネットワーク機器を区別するために各ネットワーク機器に設定されている機器区別色データを取得し、少なくとも該ネットワーク機器を特定する固有のIDと、該取得した機器区別色データからなる機器区別色情報を記憶し管理する機器区別色管理手段と、
    該ネットワーク機器を制御するための制御情報やアイコン情報を取得し、操作対象の該ネットワーク機器を選択させるネットワーク機器一覧パネルや、選択された該ネットワーク機器を操作する為の操作パネルをユーザに提供するネットワーク機器制御手段と、
    該機器区別色管理手段が管理する該機器区別色情報を参照し、該ネットワーク機器一覧パネルに表示する該ネットワーク機器のアイコンや、該操作パネルを、該ネットワーク機器に設定された機器区別色に変換する色変換手段と、
    ユーザがネットワーク機器機器制御装置や操作パネルを操作するための操作手段と、を備え、
    該機器区別色管理手段は該ネットワーク機器から送信される使用可能機器区別色要求に対し、該機器区別色情報を参照し、他のネットワーク機器が機器区別色として使っていない色からなる使用可能機器区別色リストとして返し、
    前記ネットワーク機器から送信される使用可能機器区別色要求コマンドのパラメータとして該ネットワーク機器が表示可能な色データリストが付加されている場合には、前記機器区別色管理手段が返す前記使用可能機器区別色リストには、機器区色として使用可な色のうち、該使用可能機器区別色要求コマンドを送信したネットワーク機器が表示可能な色だけを含むことを特徴とするネットワーク機器制御装置。
  6. ネットワーク機器とともにネットワークに接続され、他のネットワーク機器を制御する能力をもつネットワーク機器制御装置において、
    該ネットワーク上の該ネットワーク機器を区別するために各ネットワーク機器に設定されている機器区別色データを取得し、少なくとも該ネットワーク機器を特定する固有のIDと、該取得した機器区別色データからなる機器区別色情報を記憶し管理する機器区別色管理手段と、
    該ネットワーク機器を制御するための制御情報やアイコン情報を取得し、操作対象の該ネットワーク機器を選択させるネットワーク機器一覧パネルや、選択された該ネットワーク機器を操作する為の操作パネルをユーザに提供するネットワーク機器制御手段と、
    該機器区別色管理手段が管理する該機器区別色情報を参照し、該ネットワーク機器一覧パネルに表示する該ネットワーク機器のアイコンや、該操作パネルを、該ネットワーク機器に設定された機器区別色に変換する色変換手段と、
    ユーザがネットワーク機器制御装置や操作パネルを操作するための操作手段とを備え、
    該機器区別色管理手段はネットワークへのネットワーク機器の接続を検出したら、接続されたネットワーク機器が表示可能な色情報を取得し、取得した該表示可能な色情報と記憶していた該機器区別色情報とを比較して、該ネットワーク機器に設定された機器区別色と異なる色で、且つ、該接続されたネットワーク機器が表示可能な色を任意に1色選び、該接続されたネットワーク機器の機器区別色として該接続されたネットワーク機器に設定し、該機器区別色管理手段が管理する該機器区別色情報に該接続されたネットワーク機器の機器区別色情報を追加し、
    前記機器区別色管理手段はネットワーク上のネットワーク機器から機器区別色データを取得し、少なくとも取得した該機器区別色データと該ネットワーク機器を特定する固有のIDと機器の代表的な機能を表す機器タイプからなる機器区別色情報を記憶し、ネットワークに接続されたネットワーク機器へ該ネットワーク機器と異なる機器区別色を設定できない場合には、該機器タイプが等しいネットワーク機器が機器区別色として使用していない色の中から任意に1色選び、該接続されたネットワーク機器の機器区別色として設定することを特徴とするネットワーク機器制御装置。
  7. 請求項に記載のネットワーク機器制御装置において、ネットワークへ接続されたネットワーク機器の機器区別色情報を前記機器区別色管理手段に記憶していた場合、前記機器区別色管理手段は記憶していた該機器区別色を第一の候補とし、該接続されたネットワーク機器の機器区別色を決定することを特徴とするネットワーク機器制御装置。
  8. 請求項に記載のネットワーク機器制御装置において、前記機器区別色管理手段はネットワークへ接続されたネットワーク機器に設定された機器区別色データを取得し、該接続されたネットワーク機器に既に機器区別色が設定されていた場合、前記機器区別色管理手段は設定されていた該機器区別色を第一の候補として該接続されたネットワーク機器の機器区別色を決定することを特徴とするネットワーク機器制御装置。
  9. 機器区別色設定手段がネットワーク上の各ネットワーク機器を区別するために該他のネットワーク機器に設定された機器区別色データを取得し、該ネットワーク機器が表示可能な色の中から、該他のネットワーク機器に設定された機器区別色と異なる色を選択し、該ネットワーク機器の機器区別色として設定するステップと、
    記憶手段が該設定した機器区別色を記憶する記憶ステップと、
    表示手段が該設定した機器区別色を表示する表示ステップと、
    を備えるネットワーク機器を区別する方法であって、
    前記ネットワークに接続される前に機器区別色が設定されていた場合、取得した前記他のネットワーク機器に設定された機器区別色データの中にネットワークに接続される前に設定されていた機器区別色と一致するものがない場合は、前記ネットワークに接続される前に設定されていた機器区別色を該ネットワーク機器の機器区別色として使用することを特徴とするネットワーク機器を区別する方法。
  10. 機器区別色設定手段が他のネットワーク機器とともにネットワークに接続されるネットワーク機器はネットワーク上のネットワーク機器制御装置に使用可能機器区別色要求コマンドを送信して、ネットワーク上の各ネットワーク機器を区別するための機器区別色として使用可能な色データからなる使用可能機器区別色リスト取得し、取得した該使用可能機 器区別色リストの中から任意に1色を選択し、該ネットワーク機器の機器区別色として設定する機器区別色設定ステップと、
    記憶手段が該設定した機器区別色を記憶する記憶ステップと、
    表示手段が該設定した機器区別色を表示する表示ステップと、
    を備えるネットワーク機器を区別する方法であって、
    前記ネットワークに接続される前に機器区別色が設定されていた場合、前記ネットワーク接続前に設定されていた機器区別色が前記ネットワーク機器制御装置から取得した使用可能機器区別色リストに含まれている場合は、前記ネットワークに接続される前に設定されていた機器区別色を該ネットワーク機器の機器区別色として使用することを特徴とするネットワーク機器を区別する方法。
  11. 機器区別色設定手段が他のネットワーク機器とともにネットワークに接続されるネットワーク機器はネットワーク上のネットワーク機器制御装置に使用可能機器区別色要求コマンドを送信して、ネットワーク上の各ネットワーク機器を区別するための機器区別色として使用可能な色データからなる使用可能機器区別色リスト取得し、取得した該使用可能機器区別色リストの中から任意に1色を選択し、該ネットワーク機器の機器区別色として設定する機器区別色設定ステップと、
    記憶手段が該設定した機器区別色を記憶する記憶ステップと、
    表示手段が該設定した機器区別色を表示する表示ステップと、
    を備えるネットワーク機器を区別する方法であって、
    機器区別色として使用可能な色データを持つ使用可能機器区別色リストをネットワーク上のネットワーク機器制御装置から取得する際に、前記使用可能機器区別色要求コマンドのパラメータとして該ネットワーク機器が表示可能な色データリストを付加することを特徴とするネットワーク機器を区別する方法。
  12. 機器区別色設定手段がネットワーク上のネットワーク機器を区別するために各ネットワーク機器に設定されている機器区別色データを取得し、少なくとも該ネットワーク機器を特定する固有のIDと、該取得した機器区別色データからなる機器区別色情報を記憶し管理する機器区別色管理ステップと、
    機器制御手段が該ネットワーク機器を制御するための制御情報やアイコン情報を取得し、操作対象の該ネットワーク機器を選択させるネットワーク機器一覧パネルや、選択された該ネットワーク機器を操作する為の操作パネルをユーザに提供するネットワーク機器制御ステップと、
    色変換手段が該機器区別色情報を参照し、該ネットワーク機器一覧パネルに表示する該ネットワーク機器のアイコンや、該操作パネルを、該ネットワーク機器に設定された機器区別色に変換する色変換ステップと、
    ユーザがネットワーク機器機器制御装置や操作パネルを操作するための操作ステップと、を備えるネットワーク制御方法であって、
    該機器区別色管理ステップにおいては、該ネットワーク機器から送信される使用可能機器区別色要求に対し、該機器区別色情報を参照し、他のネットワーク機器が機器区別色として使っていない色からなる使用可能機器区別色リストとして返すと共に、
    ネットワーク上のネットワーク機器から機器区別色データを取得し、少なくとも取得した該機器区別色データと該ネットワーク機器を特定する固有のIDと機器の代表的な機能を表す機器タイプからなる機器区別色情報を記憶し、ネットワーク機器から送信される使用可能機器区別色要求に対し、第一の色リストとして、他のネットワーク機器が使用していない色からなる使用可能機器区別色リスト1を、第2の色リストとして、機器タイプが該ネットワーク機器と異なる該他のネットワーク機器が使用している色からなる使用可能機器区別色リスト2を返すことを特徴とするネットワーク制御方法。
  13. 機器区別色設定手段が、ネットワーク上のネットワーク機器を区別するために各ネット ワーク機器に設定されている機器区別色データを取得し、少なくとも該ネットワーク機器を特定する固有のIDと、該取得した機器区別色データからなる機器区別色情報を記憶し管理する機器区別色管理ステップと、
    機器制御手段が、該ネットワーク機器を制御するための制御情報やアイコン情報を取得し、操作対象の該ネットワーク機器を選択させるネットワーク機器一覧パネルや、選択された該ネットワーク機器を操作する為の操作パネルをユーザに提供するネットワーク機器制御ステップと、
    色変換手段が該機器区別色情報を参照し、該ネットワーク機器一覧パネルに表示する該ネットワーク機器のアイコンや、該操作パネルを、該ネットワーク機器に設定された機器区別色に変換する色変換ステップと、
    ユーザがネットワーク機器制御装置や操作パネルを操作するための操作ステップと、を備えるネットワーク制御方法において、
    該機器区別色管理ステップにおいては、該ネットワーク機器から送信される使用可能機器区別色要求に対し、該機器区別色情報を参照し、他のネットワーク機器が機器区別色として使っていない色からなる使用可能機器区別色リストとして返し、
    前記ネットワーク機器から送信される使用可能機器区別色要求コマンドのパラメータとして該ネットワーク機器が表示可能な色データリストが付加されている場合には、前記前記機器区別色管理ステップにおいて返す前記使用可能機器区別色リストには、機器区色として使用可な色のうち、該使用可能機器区別色要求コマンドを送信したネットワーク機器が表示可能な色だけを含むことを特徴とするネットワーク制御方法。
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