JP2010026964A - 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器リストに提示された機器と、ネットワークに接続された実際の機器との対応関係を容易に把握することを可能とした構成を実現する。
【解決手段】、機器リストに提示された機器と、ネットワークに接続された実際の機器との対応関係が不明確である場合において、テスト画像の送信を実行して、テスト画像の出力確認を行うことで対応関係を確認することができる。また、機器を撮影した機器画像を機器リストのアイコンとして登録することで、機器リストのアイコンから実際の機器がどれであるかを間違いなく確認することが可能となる。
【選択図】図16

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。特にネットワーク内の機器間通信および制御を行う情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
さらに、具体的には、ネットワーク内の機器についての機器リストのエントリと実際の機器との対応の確認処理を行う情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
PC,デジタル家電の普及のともない、ホームIP(Internet Protocol)ネットワークを介してそれら機器を相互接続し、ビデオ、オーディオ、写真などのデジタルコンテンツを共有して楽しむことが現実のものとなってきている。例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)では、デジタル機器がデジタルコンテンツの共有を行うために必要となる技術仕様や実装ガイドラインを定め、異なるベンダーの機器同士の相互接続を可能とし、ホームIPネットワークの業界標準となっている。
家庭内のパソコンや周辺機器、AV機器、電話、家電製品などの機器をネットワーク経由で接続し、相互に機能を提供し合うためのプロトコルとしては、例えばUPnP(Universal Plug and Play)が利用される。
このようなUPnPやDLNAをベースとしたホームネットワークにおいては、例えばユーザの操作する1つの機器に、ネットワーク接続機器の一覧表としての機器リストを提示可能としている。ユーザは、制御したい機器をリストから選択し、選択機器に対する制御、例えばネットワークを介した画像転送などを行うことができる。なお、UPnPについては、(http://www.upnp.org)、DLNAについては、(http://www.dlna.org)]等にその仕様の詳細が記載されている。
UPnPやDLNAをベースとしたホームネットワークにおいて、ユーザに提供される機器リストには、ネットワーク接続機器の各々の識別情報として、機器に付けられた名前[フレンドリネーム(friendlyName))やアイコンが表示される。これらの機器に付けられる名前やアイコンは、各機器の製造段階で予め設定されているのが一般的である。ただし、ユーザが手動で変更できる設定としたものもある。
ホームネットワークにおいて、ユーザの選択機器がユーザの期待する機器であるかを判断するには、出荷時にあらかじめ設定されたあるいは、ユーザが設定した「名前」や「アイコン」が、どの機器であるかをユーザが知っていることが必要である。
しかし、多くの場合、同じ機器、例えば同一の型番のテレビなどは、製造段階で同じ「名前」や「アイコン」が設定されている。従って、例えば、同一の型番のテレビを複数所有し、それらを一階のリビングと、二階の子供部屋に設置しているといった状況では、機器リストとして表示される「名前」や「アイコン」が全く同じになってしまう。この場合、ユーザは機器リストのどちらの機器がリビングのテレビで、どちらの機器が子供部屋のテレビであるかの判別を行うことが困難となる。実際に制御してみなければ所望の機器であるか判断することができない。
ユーザの操作によって、機器に対応付けられた「名前」や「アイコン」を変更すれば、区別可能となるが、このような操作は面倒な操作であり、子供や年長者が簡単に行える操作でない場合が多い。
このような状況の場合における具体的な問題点について図1を参照して説明する。例えば図1に示すように、ユーザ11が一階のリビングにおり、デジタルカメラ12を所有している。デジタルカメラ12と、リビングにあるテレビ13と、二階の子供部屋にあるデレビ14とはホームネットワークによって接続されている。
ユーザ11はデジタルカメラ12で撮影しメモリに格納した画像を、目の前のリビングにあるテレビ13に表示しようとする。その際、上述の機器リストをデジタルカメラ12のディスプレイに表示して、機器選択を実行することが必要となる。
しかし、リビングにあるテレビ13と、二階の子供部屋にあるデレビ14とは同一型番のテレビであるため、機器リストとして提示される機器の「名前」や「アイコン」が全く同じになる。このような場合、ユーザ11は、の目の前にあるテレビ13に写真を送りたいが、機器リストからは、目の前にあるテレビ13と、二階の子供部屋にあるデレビ14を判別することができない従って、間違って2階のテレビに画像を出力してしまうおそれがある。
特許文献1(特開2006−345479号公報)では、選択された機器に特定のコマンドを送り、それを受信した機器が機器上で実動作により応答することによって、選択された機器をわかりやすくしている。しかし、あらかじめ機器側は特別なコマンドに応答をするようになっている必要があり、既存の機器では対応できない、という問題がある。
特開2006−345479号公報
本発明は、例えば上述の状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが画像を出力したい機器など、制御対象機器の判別を容易にすることを可能とする情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
具体的には、例えば、ユーザの選択機器がユーザの希望する機器であるか否かを確認するためにテストコンテンツの送信を行う構成とする。さらに、機器の撮影データを機器識別情報として登録することにより機器の判別を容易にする情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
ネットワークを介したデータ通信を行う通信部と、
前記ネットワークに接続された機器の検出処理を行うとともに、検出機器の一覧である機器リストを表示部に表示する制御を行う制御部を有し、
前記制御部は、
前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行するとともに、前記機器リストに提示するアイコンとして機器画像を登録する処理を行う構成である情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、テスト画像の送信機器識別情報を含む画像データを、前記テスト画像として前記通信部を介して送信する構成である。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、テスト画像の出力機器として選択された機器識別情報を含む画像データを、前記テスト画像として前記通信部を介して送信する構成である。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記機器画像を、前記テスト画像として前記通信部を介して送信する構成である。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行し、該テスト画像の送信先の確認が実行され後、ユーザ指示入力に応じて機器画像を前記機器リストに提示するアイコンとして登録する処理を行う構成である。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、機器情報管理テーブルを有し、該機器情報管理テーブルに、前記機器リストに提示する画像ファイルに対応するファイル情報を登録する処理を実行する構成である。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記機器リストの表示処理に際して、前記機器情報管理テーブルを参照し、該機器情報管理テーブルに、前記機器リストに提示する画像ファイル情報が登録されている場合は、登録された画像ファイル情報を適用して機器画像を前記機器リストのアイコンとして表示する処理を行う構成である。
さらに、本発明の第2の側面は、
データ送信機器と、データ受信機器とから構成される情報処理システムであり、
前記データ送信機器は、
ネットワークを介したデータ通信を行う通信部と、
前記ネットワークに接続された機器の検出処理を行い、検出機器の一覧である機器リストを表示部に表示する制御を行うとともに、前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行するとともに、前記機器リストに提示するアイコンとして、機器画像を登録する処理を行う制御部を有し、
前記データ受信機器は、
前記データ送信機器からの機器検出処理に際して、機器情報を提供する処理を行うとともに、前記データ送信機器から送信されるテスト画像の出力処理を行う構成である情報処理システムにある。
さらに、本発明の第3の側面は、
情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
制御部が、ネットワークに接続された機器の検出処理を行うステップと、
前記制御部が、検出機器の一覧である機器リストを表示部に表示するステップと、
前記制御部が、
前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行するとともに、前記機器リストに提示するアイコンとして機器画像を登録する処理を行うステップと、
を有する情報処理方法にある。
さらに、本発明の第4の側面は、
情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
制御部に、ネットワークに接続された機器の検出処理を行うわせるステップと、
前記制御部に、検出機器の一覧である機器リストを表示部に表示させるステップと、
前記制御部に、
前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行させるとともに、前記機器リストに提示するアイコンとして機器画像を登録する処理を行わせるステップと、
を有するプログラムにある。
なお、本発明のプログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例の構成においては、機器リストに提示された機器と、ネットワークに接続された実際の機器との対応関係が不明確である場合において、テスト画像の送信を実行して、テスト画像の出力確認を行うことで対応関係を確認することができる。また、機器を撮影した機器画像を機器リストのアイコンとして登録することで、機器リストのアイコンから実際の機器がどれであるかを間違いなく確認することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムの詳細について説明する。
本発明の適用可能なネットワークの構成例について、図2を参照して説明する。図2は、図1と同様、たとえば、DLNA(Digital Living Network Alliance)に準拠したホームネットワークである。プロトコルとして例えばUPnP(Universal Plug and Play)を利用した相互通信可能なホームネットワーク構成を示している。
図2に示す構成において、カメラ100、テレビA51、テレビB52、PC53がネットワーク54を介した通信が可能なホームネットワーク接続機器であり、カメラ100はアクセスポイント(AP)55を通信中継ポイントとして、無線通信を行う構成を持つ。
先に図1を参照して説明したと同様、UPnPやDLNAをベースとしたホームネットワークにおける各ネットワーク接続機器は、ネットワークに接続された機器情報として機器リストを取得して表示部としてのディスプレイに表示することができる。機器リストには、ネットワーク接続機器の各々の識別情報として、各機器に付けられた名前[フレンドリネーム(friendlyName))やアイコンが表示される。
例えば、図3に示すように、カメラ100のディスプレイには、テレビA51、テレビB52、PC53の「名前」や「アイコン」が表示される。ユーザは、この「名前」や「アイコン」によって制御対象機器を選択して、特定の選択機器に撮影画像を出力するといった処理を行うことが可能である。
しかし、前述したように、機器が同一の機器であるような場合には、機器リストに提示される「名前」や「アイコン」もほぼ同一なものとなってしまい、ユーザは機器リストを見ても、機器の選択ができなくなる。なお、図3に示す例では、
テレビA51の名前は[BRAVVIA AAA]、
テレビB52の名前は[BRAVVIA BBB]
PC53名前は[VVAIO CCC]
として機器リストに表示されている。
なお、テレビA51とテレビB52とは最後のAAA,BBBの違いがあるが、これらは、各機器に対応するコード情報などであり、このようなコードの意味するところはユーザが理解することは困難である。したがって、ユーザは、機器リストの各エントリに記載された機器が、リビングにあるテレビA51であるのか子供部屋にあるテレビB52のいずれであるかを即座に判断することは困難となる。
本発明の一実施例では、ユーザによる実際の操作、例えばカメラ100からの画像送信の前に、機器リストから選択した機器に対してテスト画像を出力する。テスト画像を出力して、機器リストのエントリがユーザの目的とする出力機器であるか否かの確認を行う。
また、さらに、本発明の一実施例では、ネットワークに接続された機器である例えばテレビ自体の撮影画像を機器リストに表示するアイコンとして設定する。
以下、これらの実施例について説明する。まず、ユーザによる実際の操作、例えばネットワーク接続機器間で画像を送信しようとする場合、機器リストから選択した機器が、ユーザの目的とする機器であるか否かを確認するために、テスト画像を送信する構成の概要について図4を参照して説明する。
本処理例においては、画像送信機器をネットワークを介した通信機能を有するカメラ100とする。ネットワークには、複数の画像出力可能な機器が接続されている。図4に示すテレヒA51、テレビB52、PC53である。ユーザは、まず、カメラ100をネットワーク接続し、UPnPのシーケンスに従って、ネットワーク接続機器から受信した機器情報(機器説明メッセージ)等に基づいて機器リストをディスプレイに表示する。なお、このシーケンスの詳細については後述する。
ユーザは、カメラ100のディスプレイに表示された機器リストから、ユーザが画像を送信したい機器であると考えるエントリを選択する。まず、この選択エントリに対して、テスト画像を送信する。テスト画像は、機器リストから選択された機器に送信されて表示される。ユーザは、ユーザが画像を送信したいと考えた目的機器にテスト画像が表示されれば、ユーザの機器リストからの選択は正解であったと判断し、続けて、実際のユーザ画像を送信する。もし、送信したテスト画像が、ユーザが画像を送信したいと考えた目的機器に表示されず、他の機器に表示された場合は、機器リストからの選択が誤りであったと判断し、再度、機器リストから異なるエントリを選択してテスト画像を送信する。
テスト画像が送信され表示された機器が、ユーザの目的とする機器であることが確認されれば、テスト画像の送信を完了し、続けて、実際のユーザ画像を送信する。このように、テスト画像の送信によって、機器リストと実際のネットワーク接続機器との対応関係を容易に把握することができる。
なお、テスト画像は、カメラ100に予め準備されている画像としてもよいし、ユーザが設定した任意の画像としてもよい。テスト画像の例を図5に示す。図5には、テスト画像の例として、以下の例を示している。
(a)画像送信機器名を含むテスト画像
(b)画像送信機器名とユーザ設定名を含むテスト画像
(c)任意の画像からなるテスト画像
(d)画像送信機器名と機器リストからの選択機器名を含むテスト画像
(e)ユーザの撮影した機器画像を含むテスト画像
例えば上記(a)〜(e)の画像がテスト画像として利用される。
このテスト画像を利用した機器確認処理の具体的シーケンスについては後段で詳細に説明する。
次に、本発明のもう一つの実施例では、ネットワークに接続された機器である例えばテレビ自体の撮影画像を機器リストに表示するアイコンとして設定する。この実施例の概要について図6を参照して説明する。
本実施例においても、画像送信機器は、図6に示すようにネットワークを介した通信機能を有するカメラ100とする。ネットワークには、複数の画像出力可能な機器が接続されている。図6に示すテレヒA51、テレビB52、PC53である。ユーザは、まず、カメラ100をネットワーク接続し、UPnPのシーケンスに従って、ネットワーク接続機器から受信した機器情報(機器説明メッセージ)等に基づいて機器リストをディスプレイに表示する。
ユーザは、カメラ100を用いて、ネットワーク接続機器自体の画像を撮影する。例えば、図に示す例では、テレビB52の画像である機器画像80をカメラ100で撮影する。
この機器画像80をディスプレイに表示する機器リストに提示されるアイコン81として登録する。このように、機器を撮影した写真をアイコンとして登録し、機器リストに表示させることによって、機器リストから容易に目的機器を判別可能とすることができる。
このネットワーク接続機器の撮影画像を機器リストに表示するアイコンとして設定する処理の具体的な詳細シーケンスについては、後段で説明する。
次に、図7を参照して、本発明の情報処理装置の一実施例であるネットワークを介した通信を行うデジタルカメラのハードウェア構成について説明する。なお、本発明の情報処理装置は、デジタルカメラに限らず、ネットワークに接続され、ネットワークを介したデータ通信が実行可能なさまざまな装置によって構成可能である。ここではその一例としてデジタルカメラの構成について説明する。
カメラ100は、カメラ機能からなるカメラ部150と、その他の操作部、制御部、メモリ、通信部等によって構成される。カメラ部150の概要についてまず説明する。フォーカスレンズ101、ズームレンズ102を介する入射光は、例えばCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子103に入力し、撮像素子103において光電変換される。光電変換データは、アナログ信号処理部104に入力され、アナログ信号処理部104においてノイズ除去等の処理がなされ、A/D変換部105においてデジタル信号に変換される。A/D変換部105においてデジタル変換されたデータは、例えばフラッシュメモリなどによって構成される記録デバイス115に記録される。さらに、モニタ117、ビューファインダ(EVF)116に表示される。
モータドライバ112は、フォーカスレンズ101に対応して設定されたフォーカスレンズ駆動モータ113、ズームレンズ102に対応して設定されたズームレンズ駆動モータ114を駆動する。垂直ドライバ107は、撮像素子(CCD)103を駆動する。タイミングジェネレータ106は、撮像素子103およびアナログ信号処理部104の処理タイミングの制御信号を生成して、これらの各処理部の処理タイミングを制御する。
操作部118は、カメラ本体にあるシャッター、ズームなど、各種の操作情報を入力する。さらに、テスト画像の送信などにおいてユーザの操作情報を入力するUI(ユーザインタフェース)も含む。なお、具体的なUI(ユーザインタフェース)の例については後段で説明する。
制御部110は、CPUを有し、撮像装置の実行する各種の処理の制御を予めメモリ(ROM)120などに格納されたプログラムに従って実行する。また、ネットワークを介した機器間通信の制御、機器リストの表示制御なども実行する。制御部110の機能については、図8等を参照して後段で説明する。
メモリ(EEPROM)119は不揮発性メモリであり、画像データ、各種の補助情報、プログラムなどが格納される。メモリ(ROM)120は、制御部(CPU)110が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。メモリ(RAM)121は、制御部(CPU)110において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。通信部122は、制御部110の制御の下で、ネットワークを介した通信を行う。
次に、図8を参照して、制御部110の有する機能について説明する。なお、制御部110は、カメラ部150を適用した撮影処理の制御も行うが、以下では、これの機能についての説明は省略し、本発明の処理に関して利用される機能を中心として説明する。
図8に示すように制御部110は、接続制御部201、機器発見処理実行部202、機器選択処理実行部203、機器管理処理部204、接続テスト処理実行部205、画像送信処理実行部206、さらに、機器情報管理テーブル208を有している。
接続制御部201は、ホームネットワーク等のネットワークを介した通信処理を行うため、例えば、アクセスポイントに接続する処理を行う。機器発見処理実行部202は、例えばUPnPに従った機器発見処理シーケンスを実行して、ネットワークに接続された機器発見処理、機器からの機器情報朱徳処理などを実行する。なお、このシーケンスについては、後述する。
機器選択処理実行部203は、例えばディスプレイに対する機器リストの提示処理や、機器リストに対するユーザからの入力情報を検出して、制御対象のネットワーク接続機器の選択処理を行う。
接続テスト処理実行部205は、機器選択処理部203において機器リストから選択された機器に対して接続テストを実施する。接続テストは、テストコンテンツを選択された機器に対して送信し、送信画像がユーザの意図した機器に送られたかを、ユーザ自らが確認することによって、機器リストのエントリと機器との対応関係の把握を行う処理である。画像送信処理実行部206は、例えばユーザの撮影画像の送信処理を実行する。
機器管理処理部204は、ネットワーク接続機器から受信する機器情報、カメラ部150によって撮影された機器画像などの管理処理を行う。管理情報は機器情報管理テーブル208として登録される。機器情報管理テーブル208の例を図9に示す。機器情報管理テーブルは、図9に示すように、ネットワーク接続機器の識別情報としてのUDN(デバイス固有ネーム)、機器の最終利用時間情報、さらに、機器リスト提示用のアイコンに対応する画像ファイルのパス情報などを含むデータである。
画像ファイルのパス情報としては、例えば、ユーザがカメラ100を用いて撮影した機器画像を登録することが可能である。この場合には、先に図6を参照して説明したように、機器リストにユーザの撮影した機器画像を機器アイコンとして提示することが可能となる。図9(b)に示す機器リストの態様である。
なお、ユーザの撮影した機器画像が無い場合は、機器リストに表示するアイコン画像は、そのネットワーク接続機器から取得することになる。この場合は、そのネットワーク接続機器から受信する機器説明メッセージに含まれるURLを利用する。これらの処理については後段で詳細に説明する。
次に、図10以下を参照して、本発明の情報処理装置の実行する処理のシーケンスについて説明する。図10には、ネットワーク接続機器としてのカメラ、テレビA、テレビB、これらの機器において実行される通信シーケンスを示している。ここでは、ユーザがカメラを所有して、カメラからデレビAまたはテレビBを画像出力先として画像を送信する場合の処理である。
図10に示すステップS101から図11に示すステップS112までの処理が、カメラによって行われる機器発見、機器情報の取得、機器リストの表示処理である。カメラは、ネットワーク接続機器であるテレビA、テレビBから機器情報(機器説明メッセージ)を受信して、受信情報や、機器情報管理テーブルの登録情報を利用して機器リストをディスプレイに表示する。
なお、機器発見、機器情報の取得処理は、例えばUPnPに従って実行される処理である。まず、ステップS101では、ネットワーク接続機器であるテレビA、テレビBは、マルチキャストのアドレス/ポートのモニタ処理を行う。これは、機器発見メッセージの受信を検出するために実行される。
ステップS102において、カメラは、機器発見メッセージをマルチキャスト送信する。この時点では、カメラはネットワークに接続されている機器についての情報を有していないので、メッセージをマルチキャスト送信する。
ステップS103は、カメラからの機器発見メッセージを受信したテレビAの応答処理であり、ネットワークに接続されている機器であることを示す応答をカメラに対して送信する。カメラは、テレビAからの応答を受信すると、ステップS104において、テレビAに対して、機器説明の要求を実行する。テレビAは、カメラからの機器説明要求の受信に応じて、ステップS105において、機器についての説明を記録したメッセージ(機器説明メッセージ)をカメラに送信する。
機器説明メッセージの例を図12に示す。機器説明メッセージは、機器情報を開示したメッセージであり、図12に示すように、機器名(フレンドリネーム)301、機器固有名(UDN)302、アイコン情報303などが含まれた情報である。アイコン情報303には、アイコンに対応する画像情報の取得に用いるアドレスとしてのURLが記録されている。実際にアイコン画像を取得する場合はURLを適用して、それぞれのネットワーク接続機器から画像情報を取り出すことになる。
カメラは、この機器説明メッセージを受信すると、機器管理処理部204において、機器情報管理テーブル208として登録する。
次に、図10のシーケンス図に続く図11のシーケンスについて説明する。ステップS106は、カメラからの機器発見メッセージを受信したテレビBの応答処理であり、ネットワークに接続されている機器であることを示す応答をカメラに対して送信する。カメラは、テレビBからの応答を受信すると、ステップS107において、テレビBに対して、機器説明の要求を実行する。テレビBは、カメラからの機器説明要求の受信に応じて、ステップS108において、機器についての説明を記録したメッセージ(機器説明メッセージ)をカメラに送信する。例えば図12を参照して説明したデータからなるメッセージである。
次のステップS109〜ステップS112の処理は、機器リストの表示処理を行うための処理シーケンスである。機器リストは、たとえば図3を参照して説明したように、ネットワーク接続機器の機器名、アイコンを含むリストである。この機器名、アイコンは、各機器から受信したメッセージに含まれるデータを利用して取得できる。ただし、アイコン画像として、ユーザが撮影した機器画像を自装置のメモリに格納している場合は、その格納画像を利用できる。
ステップS110では、まず、機器情報管理テーブル(図9参照)に、機器画像のパス情報、すなわち、ユーザが撮影し、自装置のメモリに格納した機器画像のパス情報が登録されているか否かを確認する。登録されている場合は、ステップS111に進み、パス情報に従って自装置のメモリから機器画像を取得する。機器情報管理テーブル(図9参照)に、機器画像のパス情報が登録されていない場合は、機器から受信した説明メッセージに含まれるアイコン画像のURLを利用して機器からアイコンを取得する。
ステップS112では、機器から取得したアイコン、または自装置のメモリに格納した機器画像を含む機器リストをディスプレイに表示する。機器から取得したアイコンを表示した機器リストは、たとえば、先に説明した図9(a)に示す態様の機器リストであり、自装置のメモリに格納した機器画像を含む機器リストは図9(b)に示す態様の機器リストである。
次に、図13に示すシーケンス図を参照して、ユーザが機器リストから選択した機器に対してテスト画像の送信処理等を実行して、機器リストのエントリと実際の機器との対応を確認する処理について説明する。
まず、ステップS200において、ユーザはカメラのディスプレイに表示された機器リストから、ユーザが画像を送信したいと機器に対応すると考えるエントリを1つ選択する。なおシーケンス図では、この選択エントリはテレビAに対応しているものとして記載している。
次に、ステップS201において、接続テストを実行するか否かを判定する。ユーザが、機器リストのエントリと実際の機器との対応関係に確信を持っている場合は、接続テストは不要となるので、接続テストを実行することなく、送信予定の画像の送信処理に移行する。
接続テストを実行する場合は、ステップS202以下において、接続テストを行う。まず、テスト画像送信側機器であるカメラは、機器リストから選択したテスト画像送信先機器(テレビA)に対して、通信プロトコルの確認のためにプロトコル情報を要求し、テレビAからプロトコル情報メッセージを受信して、テスト画像送信のためのプロトコル確認を終了する。
ステップS204において、送信するテスト画像を自装置のメモリから取得する。このテスト画像は、たとえば先に図5を参照して説明したテスト画像である。すなわち、
(a)画像送信機器名を含むテスト画像
(b)画像送信機器名とユーザ設定名を含むテスト画像
(c)任意の画像からなるテスト画像
(d)画像送信機器名と機器リストからの選択機器名を含むテスト画像
(e)ユーザの撮影した機器画像を含むテスト画像
例えば上記(a)〜(e)の画像がテスト画像として利用される。
ステップS205において、テスト画像送信機器であるカメラはテスト画像の再生を実行する設定をテレビAに要求する。ステップS206において、テレビAは設定可否応答をカメラに対して送信する。カメラがテレビAから設定可の応答を受信すると、カメラはステップS207において、テスト画像を送信し、テレビAに対して再生要求を出す。
テレビAは、ステップS208において、テスト画像の受信および再生処理の成功または失敗を示す可否応答をカメラに対して送信し、テスト画像の受信に成功した場合は、ステップS209で、画面上にテスト画像を表示する。
カメラ側のユーザは、ステップS210において、テスト画像の表示が、ユーザの意図した画像送信予定の機器において実行されたか否かを確認する。テスト画像の表示が、ユーザの意図した画像送信予定の機器において実行されたことが確認された場合は、次に、実際のユーザ画像の送信処理に移行することができる。
テスト画像の表示が、ユーザの意図した画像送信予定機器で実行されなかった場合、すなわちテスト画像がユーザの意図した機器以外の機器で実行されたような場合には、次に、機器リストの異なるエントリを選択して、同様のテスト画像送信を繰り返し実行する。
このようにして、テスト画像の表示が、ユーザの意図した画像送信予定の機器において実行されたことが確認された場合にテスト画像送信処理は終了する。なお、この時点で、機器リストのエントリと、実際の機器との対応関係は確認できたので、処理を終了し、ユーザ画像の送信に移行することが可能となる。しかし、さらに、ユーザの撮影した機器画像を機器リストのアイコンとして登録する処理を行うことができる。このアイコン登録は、例えばリビングのテレビの撮影画像をテレビAのアイコンとして登録し、子供部屋のテレビの撮影画像をテレビBのアイコンとして登録するといった処理である。機器画像に周りの風景を含めることで、どこのテレビであるかをアイコンから判別可能とするものである。
この機器画像のアイコン登録処理シーケンスについて、図14に示すシーケンス図を参照して説明する。まずカメラは、ステップS301において、ユーザから機器画像の設定処理を実行する要求があったか否かを判定する。無い場合は機器画像設定処理は行なわず、ステップS306に進み、ユーザの画像送信処理を行う。
ユーザから機器画像の設定処理を実行する要求があった場合は、ステップS302に進み、カメラを撮影モードに切り替えて、ステップS303において、機器画像をアイコンとして登録する機器、この例ではテレビAの画像を撮影する。
ステップS304において、撮影画像のアイコンとしての登録要求入力の有無を判定し、登録要求があった場合は、ステップS305に進み、撮影した画像の画像情報(たとえばパス情報)を機器情報管理テーブル(図9参照の[画像ファイル])に登録する。以上で、機器画像のアイコンとしての登録処理が完了する。次に、ステップS306において、送信予定の画像を指定機器に対して出力し表示を行う。
このように、ユーザの撮影した機器画像を機器リストのアイコンとして登録することで、次の機器リストの表示に際しては、登録された機器画像が機器リストのアイコンとして表示されることになる。たとえば、図15に示すように、アイコンとして登録される機器画像には周りの風景が含められるので、どこのテレビであるかをアイコンから即座に判別することが可能となる。
次に、図16を参照して、テスト画像の送信処理と、機器画像のアイコン登録処理の全体シーケンスについて、送信機器(本例ではカメラ)の表示部に表示されるUI(ユーザインタフェース)の遷移に併せて説明する。
ステップS501は、送信機器(本例ではカメラ)の表示部に表示される機器リストである。この機器リストには、ネットワーク接続機器の「名前」と「アイコン」が表示される。なお、この時点では、機器画像のアイコン登録は実行されていないものとする。機器リストに提示されるアイコンは、各機器から受領した機器説明メッセージに含まれるURLに基づいて、各機器から取得したアイコンである。
次に、ユーザが機器リストから1つの機器を選択すると、ステップS502に示すメニュー画面に移行する。メニュー画面は、
(a)テスト
(b)機器撮影
(c)画像選択
(d)終了
これらのいずれかの処理を選択可能とした画面である。
(a)テストは、選択機器に対してテスト画像を送信する処理、
(b)機器撮影は、選択機器の機器画像を撮影してアイコンとして登録する処理、
(c)画像選択は、ユーザの様々な撮影画像を選択して選択機器に対して送信する処理である。
例えば、画像選択を実行すれば、通常の画像送信処理が行われる。すなわち、ステップS508に進み、送信する画像を選択するための画像一覧リストが提示される。ユーザはこの一覧から送信画像を選択して、機器リストにおいて選択したネットワーク接続機器に送信して出力することができる。
機器リストに提示されたエントリと実際の機器との対応について、把握している場合は、この処理を行えばよい。しかし対応関係について不安がある場合は、ステップS502のメニュー画面において、[テスト]を選択してテスト画像の送信を行う。
メニュー画面で[テスト]を選択すると、ステップS503のテスト画像送信実行画面に遷移する。ステップS503のテスト画像送信実行画面には、ユーザがテスト画像送信機器として機器リストから選択した機器名と、テスト画像の送信指示ボタンが表示される。なお、送信するテスト画像は、予め設定されているものとする。
ステップS503のテスト画像送信実行画面において、ユーザが[実行]を指示すると、機器リストからユーザが選択した機器に対してテスト画像が送信され、テスト画像送信中を示す画面(ステップS504)に遷移する。
送信が完了すると、ステップS505の確認画面に遷移する。確認画面は、予定機器にテスト画像の表示がなされたか否かを確認する画面である。予定機器にテスト画像の表示がなされた場合、ユーザは、[OK]を指定する。この処理により、画面はステップS502のメニュー画面に戻る。
予定機器にテスト画像の表示がなされなかった場合、ユーザは、[機器選択へ戻る]を指定する。この処理により、ステップS501の機器リスト表示画面に遷移する。ユーザはこの機器リスト表示画面において、指定機器を変更して、同様のテスト画像送信によるエントリと実際の機器との対応関係の確認を行うことができる。
テスト画像が、ユーザの意図した機器に送信され表示された場合、ステップS502のメニュー画面に移行する。このメニュー画面からは機器の撮影画像をアイコンとして登録する[機器撮影]処理に進むことができる。
この場合、ステップS506に移行し、カメラモードに切り替えた後、機器の撮影を行い機器画像を取得してディスプレイに表示する。その後、ステップS507に進み、アイコン登録確認画面に移行する。このアイコン登録確認画面においてユーザが[実行]を指定することで、機器画像が、ステップS501で指定した機器リストの選択エントリのアイコンとして登録される。具体的には、先に図9を参照して説明した機器情報管理テーブルの画像ファイルの欄に、ユーザの撮影した機器画像の画像ファイルのパス情報が登録される。
この機器画像登録処理によって、次の機器リスト表示の際には、機器情報管理テーブルの登録データに基づいて機器画像の画像ファイルが読み出されて、アイコンとして表示されることになる。すなわち、先に図15を参照して説明した機器リストが提示されることになる。
上述した説明では、
(A)テスト画像の送信処理、
(B)機器画像のアイコン登録処理、
これらの(A),(B)2つの処理を個別に実行する設定とした処理例である。機器画像をテスト画像として利用して上記(A),(B)の処理を一度に実行する設定も可能である。以下、この実施例について、図17、図18を参照して説明する。
図17は、この実施例の処理シーケンスを説明するフローチャートであり、図18は、画像送信機器のディスプレイに表示されるUI(ユーザインタフェース)の画面遷移例である。
まず、図17に示すフローチャートについて説明する。ステップS601において、画像送信機器のディスプレイに表示された機器リストから、ユーザが画像送信予定機器を選択する。選択すると、ステップS602に進み、選択されたエントリに対応する機器画像が機器情報管理テーブル(図9参照)に登録済みであるか否かを判定する。
登録済みである場合は処理を終了する。登録済みでない場合は、ステップS603に進む。ステップS603では、カメラを撮影モードに切り替えて、ステップS604において機器画像を撮影する。次に、ステップS605において、撮影画像を機器リストから選択した画像送信予定機器に対して送信する。この送信画像がテスト画像として利用されることになる。
次に、ステップS606に進み、ユーザが意図した機器にテスト画像としての機器画像が送信、表示されたか否かを確認する。すなわち、例えばユーザのいるリビングのテレビAの機器画像を撮影して、機器リストにおいて選択した機器に撮影画像を送信した場合に、ユーザの前にあるテレビAに撮影画像が表示されたか否かを確認する。
表示されれば、予定の機器に撮影画像が送信されたことになり、ステップS606の判定がYesとなる。この場合は、ステップS607に進み、機器情報管理テーブルに撮影した機器画像の登録処理を行う。
一方、ステップS606において、ユーザが意図した機器にテスト画像としての機器画像が送信、表示されていないことが確認された場合は、ステップS608に進み、機器リストの選択エントリを変更する。さらに、ステップS605に進み、変更したエントリに対応する機器に画像の再送信を行う。この処理を繰り返すことで、ユーザの意図した機器に画像が送信、表示されたことが確認されたら、ステップS607に進み、機器情報管理テーブルに撮影した機器画像の登録処理を行う。
次に、図18を参照して、以上の処理シーケンスを行う場合に、画像送信機器の表示部に表示されるUIの遷移例について説明する。
ステップS701は、送信機器(本例ではカメラ)の表示部に表示される機器リストである。この機器リストには、ネットワーク接続機器の「名前」と「アイコン」が表示される。
次に、ユーザが機器リストから1つの機器を選択すると、ステップS702において、選択されたエントリに対応する機器画像が機器情報管理テーブル(図9参照)に登録済みであるか否かを判定する。
登録済みである場合は、ユーザは、機器画像に基づいて、機器リストから目的の機器を確実に見つけていることとなり、ステップS707にすすみ、送信画像の選択画面に遷移する。
一方、ステップS702において、選択されたエントリに対応する機器画像が機器情報管理テーブル(図9参照)に登録済みでない場合は、ステップS703に進む。ステップS703では、カメラを撮影モードに切り替えて機器画像を撮影する。次に、ステップS704において、撮影画像を機器リストから選択した画像送信予定機器に対して送信する。この送信画像がテスト画像として利用されることになる。
次に、ステップS705に進み、ユーザが意図した機器にテスト画像としての機器画像が送信、表示されたか否かの確認画面に遷移する。ユーザが意図した機器にテスト画像としての機器画像が表示されていれば、予定の機器に撮影画像が送信されたことになり、ステップS705の確認画面で[OK]を指定して、ステップS706のアイコン登録確認画面に遷移する。この画面で[実行]を指定すると機器画像が、指定エントリに対応するアイコントして登録される。
一方、ユーザが意図した機器にテスト画像としての機器画像が表示されていないことが確認された場合は、ステップS705の確認画面において、[No]を指定する。この処理により、ステップS701の機器リスト表示画面に遷移して、選択エントリを変更する。さらに、ステップS704に進み、変更したエントリに対応する機器に画像の再送信を行う。この処理を繰り返すことで、ユーザの意図した機器に画像が送信、表示されたことが確認されると、最終的に、ステップS706で機器情報管理テーブルに機器画像のアイコン登録処理を行う。
このように、機器画像をテスト画像として設定して送信することで、処理ステップを簡略化して、テスト送信および機器画像のアイコン登録が可能となる。
以上、本発明の実施例について説明した。実施例では画像送信機器をカメラとして説明したが、本発明の情報処理装置は、カメラに限らず、ビデオカメラ、携帯電話、PCなど、様々な機器を含むものである。また、通信手段も有線、無線ネットワーク、ブルートゥース、赤外線通信など、様々な通信ネットワークにおいて適用可能である。
また上記の実施例では、テスト用の送信データとして静止画像を想定して説明したが、静止画、動画、音声、これらの混在するデータをテスト用データとして適用することができる。
また、接続テストは、ユーザの指示によらず、機器選択時にこれまで選択したことがない機器の場合に自動的に行うようにしてもよい。また、アイコンとして利用する機器画像は、新規に撮影した機器画像ではなく、あらかじめ撮影してあった画像から選択する設定としてもよい。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例構成によれば、機器リストに提示された機器と、ネットワークに接続された実際の機器との対応関係が不明確である場合において、テスト画像の送信を実行して、テスト画像の出力確認を行うことで対応関係を確認することができる。また、機器を撮影した機器画像を機器リストのアイコンとして登録することで、機器リストのアイコンから実際の機器がどれであるかを間違いなく確認することが可能となる。
ネットワークを介した通信処理における問題点について説明する図である。 本発明の適用可能なネットワークの構成例について説明する図である。 機器リストの表示例について説明する図である。 機器リストから選択した機器が、ユーザの目的とする機器であるか否かを確認するために、テスト画像を送信する構成の概要について説明する図である。 テスト画像の例について説明する図である。 ネットワークに接続された機器である例えばテレビ自体の撮影画像を機器リストに表示するアイコンとして設定する処理例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の一実施例であるネットワークを介した通信を行うデジタルカメラのハードウェア構成について説明する図である。 本発明の情報処理装置の制御部の有する機能について説明する図である。 機器情報管理テーブルのデータ構成例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理のシーケンスについて説明するシーケンス図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理のシーケンスについて説明するシーケンス図である。 機器説明メッセージのデータ例について説明する図である。 ユーザが機器リストから選択した機器に対してテスト画像の送信処理等を実行して、機器リストのエントリと実際の機器との対応を確認する処理について説明するシーケンス図である。 機器画像のアイコン登録処理シーケンスについて説明する図である。 機器画像をアイコンとして使用した機器リストの例について説明する図である。 テスト画像の送信処理と、機器画像のアイコン登録処理の全体シーケンスについて、送信機器の表示部に表示されるUI(ユーザインタフェース)の遷移に併せて説明する図である。 テスト画像の送信処理と、機器画像のアイコン登録処理を併せて実行するシーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 テスト画像の送信処理と、機器画像のアイコン登録処理を併せて実行する送信機器の表示部に表示されるUI(ユーザインタフェース)の遷移について説明する図である。
符号の説明
11 ユーザ
12 カメラ
13,14 テレビ
51 テレビA
52 テレビB
53 PC
54 ネットワーク
55 アクセスポイント
80 機器画像
81 アイコン
100 カメラ
101 フォーカスレンズ
102 ズームレンズ
103 撮像素子
104 アナログ信号処理部
105 A/D変換部
106 タイミングジェネレータ(TA)
107 垂直ドライバ
108 デジタル信号処理部
110 制御部
112 モータドライバ
113,114 モータ
115 記録デバイス
116 ビューファインダ(EVF)
117 モニタ
118 操作部
119 メモリ(EEPROM)
120 メモリ(ROM)
121 メモリ(RAM)
122 通信部
150 カメラ部
201 接続制御部
202 機器発見処理実行部
203 機器選択処理実行部
204 機器管理処理部
205 接続テスト処理実行部
206 画像送信処理実行部
208 機器情報管理テーブル
301 機器名
302 ユニークデバイスネーム
303 アイコン情報

Claims (10)

  1. ネットワークを介したデータ通信を行う通信部と、
    前記ネットワークに接続された機器の検出処理を行うとともに、検出機器の一覧である機器リストを表示部に表示する制御を行う制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行するとともに、前記機器リストに提示するアイコンとして機器画像を登録する処理を行う構成である情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    テスト画像の送信機器識別情報を含む画像データを、前記テスト画像として前記通信部を介して送信する構成である請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    テスト画像の出力機器として選択された機器識別情報を含む画像データを、前記テスト画像として前記通信部を介して送信する構成である請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記機器画像を、前記テスト画像として前記通信部を介して送信する構成である請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行し、
    該テスト画像の送信先の確認が実行され後、ユーザ指示入力に応じて機器画像を前記機器リストに提示するアイコンとして登録する処理を行う構成である請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    機器情報管理テーブルを有し、該機器情報管理テーブルに、前記機器リストに提示する画像ファイルに対応するファイル情報を登録する処理を実行する構成である請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記機器リストの表示処理に際して、前記機器情報管理テーブルを参照し、該機器情報管理テーブルに、前記機器リストに提示する画像ファイル情報が登録されている場合は、登録された画像ファイル情報を適用して機器画像を前記機器リストのアイコンとして表示する処理を行う構成である請求項6に記載の情報処理装置。
  8. データ送信機器と、データ受信機器とから構成される情報処理システムであり、
    前記データ送信機器は、
    ネットワークを介したデータ通信を行う通信部と、
    前記ネットワークに接続された機器の検出処理を行い、検出機器の一覧である機器リストを表示部に表示する制御を行うとともに、前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行するとともに、前記機器リストに提示するアイコンとして、機器画像を登録する処理を行う制御部を有し、
    前記データ受信機器は、
    前記データ送信機器からの機器検出処理に際して、機器情報を提供する処理を行うとともに、前記データ送信機器から送信されるテスト画像の出力処理を行う構成である情報処理システム。
  9. 情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
    制御部が、ネットワークに接続された機器の検出処理を行うステップと、
    前記制御部が、検出機器の一覧である機器リストを表示部に表示するステップと、
    前記制御部が、
    前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行するとともに、前記機器リストに提示するアイコンとして機器画像を登録する処理を行うステップと、
    を有する情報処理方法。
  10. 情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
    制御部に、ネットワークに接続された機器の検出処理を行うわせるステップと、
    前記制御部に、検出機器の一覧である機器リストを表示部に表示させるステップと、
    前記制御部に、
    前記機器リストからユーザによって選択される機器選択情報の入力に応じて、選択機器に対するテスト画像の送信処理を実行させるとともに、前記機器リストに提示するアイコンとして機器画像を登録する処理を行わせるステップと、
    を有するプログラム。
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