JP3963279B2 - 輸送及び保存用コンテナ - Google Patents

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Description

この発明はほぼ四角形のベースと四側壁面とを有する輸送及び保存用コンテナに関するものである。
輸送及び保存用コンテナはいろいろな設計のものが知られており、特にプラスチック製のコンテナは複数回使用コンテナとして益々用いられるようになってきており、使い捨て梱包に取って代わりつつある。できるだけ小さなスペースで複数回使用コンテナを輸送、保管するためにはこれらのコンテナを折りたたみ式側面を使って設計することが実際的であり、又そうした方法が知られている。
第一の折りたたみ式輸送用コンテナはDE 29 00 857 A1で知られている。この輸送用コンテナは四角のベース・プレートとそのベースに関節方式で接続された四側壁面で構成されており、その四側壁面は内側に畳み込まれ、リブで固定される。このコンテナの場合カムが取り付けられている向き合った壁面の対が別の対の向き合った壁面の円形誘導溝内に誘導されるようになっている。隣接壁面間の分離線はその輸送用コンテナのコーナー領域内に直接延びている。
カムを誘導する円形誘導溝の故にその製造コストが比較的高く、そしてそれらカムが不注意に取り扱われると破損されて、簡単に壊れたり変形してしまって、輸送用コンテナとしての機能が損なわれてしまう点が、こうした公知の輸送用コンテナの欠陥であると考えられている。さらに、隣接壁面間の分離線が隅領域に直接延びているので、それら四側壁面のそれぞれは平たい平面であり、固定用リブが設けられていても簡単に変形してしまう可能性がある。従って、この輸送用コンテナは、特に、いくつかの輸送用コンテナが相互に積み上げられるような場合に重たい物を保存、輸送するための使用には適していない。
さらに、EP 0 655 392 A2から、四つの折り畳み式壁面を有する折り畳み式コンテナが知られている。このコンテナの場合、四側壁面のための枢動軸が対で異なった高さに設けられており、ひとつの対の側壁のための一番高い枢動軸が非常に高い位置にあるので、折り畳まれたコンテナの高さの減少が、それら壁面が立てられている場合の最初の高さのわずか三分の一に過ぎない。
さらに、ベース部分と四側壁面で構成された折り畳み式コンテナがEP 0 385 914 B1から知られており、この例でも四側壁面は内側に畳まれるようになっている。一対の側壁はコンテナ包囲壁面領域を有するように設計されており、従って、このコンテナは特に相互に積み重ねられる場合に比較的高い安定性と負荷担持容量を有している。しかしながら、折り畳まれた状態で、側壁が折り畳まれたコンテナの残りの高さが、それら側壁が立っている時の最初の高さの40%程度であるので、高さの減少が限定的である点がこの公知のコンテナの欠陥であると考えられている。
DE 81 19 990 U1からはベース・プレート、内側に折り畳むことができ、向き合った対で配置されている四側壁面で構成され、これら四側壁面をベース・プレートに接続するための複数の蝶番を有しており、好ましい二つの向き合った側壁の対がベース・プレートに直接接続されていて、他の二つの向き合った側壁がベース・プレートに対してほぼ直角に向き合った境界でそのベース・プレートに間接的に接続されており、そして立てられた時に相互に接続するためのそれら四側壁面が誘導スタブ、それら誘導スタブに対応した誘導開口部、そしてスナップ−イン要素で構成されている折り畳み式輸送用コンテナが知られている。さらに、この公知の輸送用コンテナの場合、立てられた時にベース・プレートに直角に延びるその縁の境界でベース・プレートに接続される四側壁面にその縁のほぼ全長にわたって延びているストップ・ウェブが設けられており、このストップ・ウェブがベース・プレートに直接接続される側壁と係合するようになっている。この公知の輸送用コンテナの場合、四側壁面を折り畳むことによってコンテナの高さはかなり減少されるのであるが、しかしながらこのコンテナはその側壁の設計から小さなものだけを運ぶのに使われ、そのコンテナはさらに別の輸送用コンテナがその上に積載されるような小さな負荷にのみ適している。それ故、実際にこの輸送用コンテナを経済的に使用しようとしても安全性が達成されない。さらに、側壁を相互にロックするのは立ち上げた場合に不安定で、従ってそのコンテナの安定性が十分に保証されないのが欠陥である。最後に、コンテナの積み上げには特に多数の蝶番が邪魔になって大きな労力を要する。
最後に、WO 95/18048からほぼ四角形のベースと、それに接続され、内側に折り畳まれる枢動可能な四側壁面で構成される折り畳み式コンテナが知られている。この公知のコンテナの場合、四側壁面が、立ち上げられた場合に相互にかみ合うようになったフランジ領域を有して設計されている点が基本的な特徴である。このかみ合い係合には比較的複雑な形状の四側壁面の接続領域が必要になり、さらに製造コストが高くなる。さらに、立ち上げた状態で係合を行わせるため四側壁面を接続する場合、これら接続領域の正確な位置合わせが必要になる。さらに、それら四側壁面が基本的には平たい四角形で設計されており、変形に対してほとんど安定性がないので、複数の積載コンテナを相互に積み上げる場合に大きな負荷を担持できない点がこの公知のコンテナの欠陥である。この公知のコンテナは比較的重い品物の保管と輸送にはあまり適していない。
従って、複数の積載コンテナを相互に積み上げた場合でも高い、そして長持ちする耐久性を有しており、製造、取り扱いが比較的簡単で、そして、四側壁面が立てられた場合と折り畳まれた場合との間で高さが大幅に減少される輸送及び保存用コンテナを提供することがこの発明の目的である。
この発明によれば、この目的は請求項1の輸送及び保存用コンテナによって達成される。
このコンテナは特に第一の側壁のコーナー包囲壁面端部領域とベースのコーナー包囲台座端部領域を使って積み上げられた場合に大きな負荷を担持する場合に安定で、適している。第一の側壁の下側にベース上に設けられたこの壁面台座はベースの高い安定性に寄与しており、後者は高い負荷がかかっても曲がらないようになっている。第二の側壁の横方向に突き出た広がり部分は、第一の側壁の壁面端部領域で負荷がかかった場合に、上部から下部へ積載負荷を垂直方向に直接伝える役割を果たしている。同時に、枢動軸を、第一の側壁の折り畳み能力をコーナー包囲壁面端部領域で邪魔することなく、ベースの境界の近くまで外側に配置することができる。第一の側壁と第二の側壁の枢動軸が異なった高さに配置されている構成により、折り畳まれた側壁を相互に重ねることができ、第二の側面が折り畳まれて第一の側壁の下側にあっても何の問題も生じない。請求項1の特徴g)によって、側壁端部領域がその前端部と共に折り畳まれた状態で立ち上げられた場合にコンテナのベース上に横たわるので、側壁が立ち上げられている場合のコンテナの高さと折り畳まれた側壁の高さとの間で大幅な高さの減少が達成されるという基本的な利点が達成される。
このコンテナの別の実施の形態が請求項2に開示されている。この実施の形態では、立てられた場合に横方向になるコーナー包囲壁面端部領域の前端部が折り畳まれた場合ベースの下側に横たわることになるので、高さがさらに大幅に減少される。
請求項3〜31までに、この発明によるコンテナのさらに好適な実施の形態と展開が述べられている。請求項3及び4はベース及び側面の実施の形態について述べている。請求項5〜9は一つの側の側面と他の側のベースとの間の、その間に設けられた蝶番による関節方式接続と、この関節方式接続の破損を防ぐための保護手段について述べている。請求項10〜21では、ロックの形態でのロッキング手段の実施の形態が開示されている。請求項21と23で、立ち上げ、ロッキング時の側壁の相互中心合わせ用の手段について述べられている。請求項24〜30はコンテナのベース及び側壁のさらなる展開と側壁に関するものである。最後に、請求項31は通常の頑丈なコンテナと共に積み上げが可能な本発明によるコンテナの特徴について述べている。
次にこの発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。各図の説明は以下のとおりである。
[図1]
接合前のコンテナのベースと第一の側壁と第二の側壁とを示す概略斜視図である。
[図2]
接合後のコンテナのベースと第一の側壁と第二の側壁とを示す概略斜視図である。上記両図においては図を簡略にするため他の二つの側壁は省略されている。
[図3]
コンテナの一方の前部の左側下部を示す部分図である。尚、図面における平面は、立ち上げ時の第二の側壁面に平行して拡大される。
[図4]
コンテナの隣接する二つの側壁を固定するためのロックを備えた第二の側壁の左側上部コーナー領域を示す部分図である。
[図4a]
図4のロックを示す部分平面図である。
[図5]
図4とは異なるロックを備えたコンテナの前部の左側上部領域と、同ロックの位置を示す部分図である。
[図6]
図5におけるコンテナのVI−VI部を示す水平部分図である。
[図7]
図5におけるコンテナとは同図であるが、ロックはリリース位置に表わされている。
[図8]
コンテナにおける第二の側壁の左側下部領域を示す部分図である。
[図9]
コンテナにおける第一の側壁のベースに接続する前の外側中央下部領域を示す部分図である。
[図10]
図9における第一側壁のXーX部を示す部分断面図である。
[図11]
コンテナにおける立ち上げ時の第二の側壁面に平行する垂直部分図である.尚、第一の側壁は折り畳まれており、第二の側壁は図示されていない。
図1に表わされているように、コンテナ1は、この図では見えないがベースの下側33と、ベースの上面35からなる、ほぼ四角形をしたベース30で構成されている。ベース30の二つの長手方向のボーダーには、ベース30と一体化された二つの壁面台座領域31が上部方向に突出している。ベース30の二つの前部には、さらに二つの壁面台座領域32が、一番目の壁面台座領域31と比べてかなり低い高さで設けられている。さらに、第二の壁面台座領域32において水平方向に測定された壁面の厚さは、第一の壁面台座領域31における壁面の厚さの約半分である。
さらにコンテナ1は、図1では図を簡略にするため一側壁面だけが示されているが、全部で四側壁面10,20で構成されている。図1の左側には、後方にある壁面台座領域31の上部に、ベース30に接続される前の第一の側壁10が描かれている。側壁10の横方向の両端部はそれぞれコーナー包囲台座壁面領域11で構成されており、壁面の厚さは先端では段部における最初の寸法から約半減されている。この半減された厚さの壁面領域は、後述する接続壁面領域12を形成する。この接続壁面領域12へと続く二つのコーナー包囲台座壁面領域11は垂直先端部16で終端となる。
側壁10の下端部13には下方に突き出た蝶番部品14が数個取り付けられている。これらの蝶番部品14は、関連する壁面台座領域31の上部側にある、上記蝶番部品に対応する蝶番受け部314に挿入されるが、しっかりとはめ込まれることが好ましい。図1の右側には後方の第二の側壁20が示されており、その下部側には外側に突き出た広がり部分21が設けられている。この各広がり部分21の上部側は支持面27を形成し、第一の側壁10の各コーナー包囲台座壁面領域11が、側壁の立ち上げ時において、上記各支持面に載置される。さらに、図の第二の側壁20では、上記広がり部分21の上の横方向ボーダー領域における上記側壁の壁厚が本来の壁厚の半分にまで薄くされていることがわかる。この特徴によって、接続壁面領域22は第一の側壁10の接続壁面領域12と合致するように形成されている。
第二の側壁20の下側には、この場合もまた、下部方向に突き出た蝶番部品24が数個取り付けられ、ベース30の第二の壁面台座領域32の、その蝶番部品に対応する蝶番受け部324にそれぞれ挿入される。蝶番受け部314と蝶番受け部324は実用的な理由で下側が開き、結果的に入り込んだ汚れなどの粒子が付かないように、また集まらないように、それを防止するために、機能が損なわれない程度に相対的に大きな広さを持つように設計されている。この折り畳み機構はこの特徴によって汚れに強くなっている。
第一の側壁10と第二の側壁20の上部はそれぞれ平滑な上端部15または25となっている。
図2はベース30と接続された状態の側壁10と20よりなるコンテナを表わしている。これ以外の他の二つの側壁は図面を簡単にするために省略されているが、コンテナ1を完成するためには当然必要なものである。これら図示されていない側壁の形態及び配置は、図示されている側壁10,20と対称的であるから、そのための特別な図も説明も必要としない。
図2に表わされているコンテナ1の状態では、第一の側壁10と第二の側壁20の下側に設けられた複数の蝶番部品は、関連する蝶番受け部314,324でしっかり留められているので、この時点では見えない。これによって、各側壁10と20のための回動軸18または28がそれぞれ形成され、それらは図2に一点鎖線で示されている。
回動軸18と28はそれぞれ壁面台座領域31,32内をベース30の各端部と平行に延びているが、レベルは異なる。ここで回動軸18は回動軸28よりもベース30から垂直にずっと高い場所に位置している。
曲がった矢印19と29で示されているように、側壁10と20はそれらに関連する回動軸18と28を中心にベース30に向かって内側に折り畳まれる。側壁10と20が立ち上げられた状態からコンテナ1を折り畳む際、まず第一に前部側の短い第二の側壁20を曲がった矢印29に従って内側に折り畳み、ベース30に添わせる。その後で、長い方の側壁10を曲がった矢印19に従って内側に畳み込む。コーナー包囲台座壁面領域11とベース30の上方にある回動軸18の寸法を適切に選ぶことによって、側壁10の折り畳み状態において、コーナー包囲壁面台座領域11の前端部16はほぼベース30のレベルに横たわり、本実施の形態においては、上記前端部はベース30の下側にぴったりと横たわっている。この方法により、コンテナ1の折り畳み状態としての可能な最小の高さが保証される。第一の側壁10の折り込み距離の限界は、接続壁面領域12の開始位置にある段部が第二の壁面台座領域32の上側に載置される位置となっている。
さらに、図2に第一の側壁10と第二の側壁20の二つの接続壁面領域12,22の接続状態が示されている。側壁10,20の立ち上がり状態では、二つの側壁はそれぞれ完全であって、接続壁面領域12,22以外の側壁10,20の領域では壁厚は完全な厚さで形成されている。これらの接続壁面領域12,22においては、側壁10,20が立ち上がり時にお互いをロックするために、また簡単に外すことができ、折り畳めるように、手動で、あるいは自動操作デバイスで外せる補足的なロック手段が装備されている。
さらに図2では第二の側壁20の各広がり部分21と各支持面27の機能が示されている。図2の右側で明らかなように、支持面27は壁面台座領域31の上端部と同一平面上にある。それによって、上記支持面と台座領域は第二の側壁10の下端部を支えるための共通の支持面を形成する。これにより、側壁10は大きな負荷を担持することが可能となり、問題なく、また充分な安全性を持って数個のコンテナ1を積み上げることが可能となる。
コンテナ1の長手側を形成する側壁10の高さは、折り畳み状態で、長手側の対向する二つの側壁10の上端部15がそれぞれお互いの先端部と水平に置かれるような高さに採寸される。この状態において、第一の二つの側壁10は水平位置となり、数個の空の折り畳みコンテナ1を積み上げることが可能となり、その際、その積荷が傾くような危険は全くない。
コンテナ1はプラスチック素材で構成されることが好ましいが、実用的な理由で、ベース30と四側壁10,20はそれぞれプラスチック素材射出成形部品として製造される。さらに、ベース30と四側壁10,20は重量のほとんどない場合でも高い安定性を獲得するために、外部リブを備えた設計が好ましい。必要ならば、ベース30及び/または側壁10,20は、換気装置及び/または排水口、あるいは排水溝を装備してもよい。さらに、少なくとも二つの第二の側壁20には操作口が設けられるが、それらは図1、図2には示されていない。
上記実施の形態の代替として、第二の側壁がコンテナの長辺側を形成し、第一の側壁がコンテナの短辺側を形成してもよい。
図3では折り畳み式輸送と保管用コンテナ1におけるコーナー領域の下部領域が示され、同図の下部領域ではベース30と一体的に形成された壁面台座領域32と31との関係が明らかである。図3の右側部分で壁面台座領域32の上方には、第二の側壁20の一方の側壁の左端部が見え、図3の左側部分で壁面台座領域31の上方には、第一の側壁10の一方の側壁のコーナー包囲台座壁面領域11が明らかにされている。側壁20は下側23に蝶番部品24が取り付けられ、この部品は壁面台座領域32に設けられた蝶番受け部324に挿入されている。この蝶番部品24と対応する蝶番受け部324とは外部からは見えないので、図3では破線で示されている。また同様に、側壁10は対応する壁面台座領域31と接続しているが、この場合もまた、壁面台座領域31に隠れた蝶番部品14の一つは破線で示されている。側壁10は軸18を中心に回転可能であり、側壁20は軸28を中心に回転可能であり、そしてこれら両側壁はコンテナの内部方向に回転する。
ベース30はウェブのように下方に突き出た連続積み重ね用の縁部331を備えた設計となっており、この積み重ね用の縁部は壁面台座領域31,32の外側の輪郭に対して少し内側に入り込んでいる。このバック・ステップの寸法は側壁10,20の厚さより心持ち厚く、それによって立ち上げられた側壁10,20においても、コンテナ1と、同様のコンテナとを安全に積み上げることが可能となる。また一般的な剛性のコンテナも、対応する寸法を用いることによって積み重ねが可能となる。
側壁20の左側下部コーナーには、壁面台座領域31と側壁10の方向に延びている広がり部21が見える。図3に示された立ち上げられた側壁10,20の場合は、広がり部21は第一の側壁10のコーナー包囲台座壁面領域11とベース30との間、より正確に言えば、一体型下部壁面台座領域32との間に位置している。広がり部21の上部側は、第一の側壁10のコーナー包囲台座壁面領域11の下側を支えるための支持面27を形成している。さらに、固定金具211は広がり部21に設けられ、図3の左側にあって、外側に突き出ている。この固定金具211は支持面27の上面と同一平面にある。この固定金具211を留めるために、対応する凹部321が壁面台座領域31の前端部の上部に設けられ、側壁が立ち上げられた状態において、固定金具211が第一の側壁10のコーナー包囲台座壁面領域11の下側と壁面台座領域31の間に置かれる。これによって側壁10,20の接続はお互いに改善され、また、立ち上げられた側壁10,20の場合は、壁面台座領域31,32を備えたベース30との接続が改善され、特に、さらに積み上げられた複数のコンテナ1による上部積荷との接続が改善される。
図3の上部には、側壁10と20が係合する領域で、両壁面が重なり合う壁面端部領域12,22による構成が示され、第一の側壁10の壁面端部領域12はコンテナ1の外側で係合し、したがって外部から見えるが、一方、第二の側壁20の壁面端部領域22はコンテナ1の内部で係合するので、壁面端部領域12に隠されており、外部からは見えない。各壁面端部領域12,22は、重なり合う領域ではそれぞれ側壁10,20の厚さの半分の厚さで構成され、重なり合わない残りの領域では壁面端部領域12,22はそれぞれ完全であって、側壁10,20の完全な壁厚で形成されている。
上に述べたように、複数のコンテナ1を相互に積み重ねることができるので、図3には見えない側壁10,20の上端部15,25の上側はひとつながりの上側積み重ね用ボーダー部で形成されており、複数のコンテナ1が積み重ねられた時にそれが下側の積み重ね用ボーダー部を包囲するようにその等高線が設計されている。
図3に示されているコンテナ1の実施の形態において、側壁10,20はそれぞれ垂直及び水平方向に述べている外側の突き出たリブ100ないし200と対面するように設計されている。第一の側壁10の水平に延びたリブ100に、図3の最上部に示されている段差部131が設けられている。側壁10が折り畳まれた状態で、段差部131が折り畳まれたコンテナ1の表面に垂直な段差部を形成する。コンテナ1がこの状態の場合、段差部131は積み重ねられた別のコンテナ1が第一の側壁10の縦方向に滑るのを防いでいる。こうした理由から、積み重ねられたコンテナ1の下側の積層用ボーダー部331が段差部131の後側を包むようになっており、それによって水平方向のずれに対する必要な安全性が達成される。対応する段差部131はコンテナ1のすべてのコーナーに設けられており、従って側壁10がコンテナ1の二つの向き合った前側の側壁が折り畳まれると、上記のひとつながりの段差部が上側の等高線となる。
最後に、図3にその上側の長さの少なくとも一部に沿った壁面台座領域31がコンテナの内側から外側に延びた傾斜部が設けられている様子が示されている。その下側の第一の側壁10は傾斜部311に対応する領域に傾斜部101を設けて設計されている。これらの傾斜部101,311で、その第一の側壁10からその上部に重ねる場合に、側壁10の下側端部がコンテナの内側に移動しようという傾向に対する抗力が働く。さらに、この第一の側壁10の下側とそれに対応する壁面台座領域311の上側の等高線によって、側壁の立てられた状態から始めて、それらをコンテナの内側に折り畳むときに、一定の摩擦抵抗を克服しなければならない。この抵抗は第二の側壁20がまだ立てられておらず第一の側壁10に接続されている場合でも、この状態で立ち上げられる場合に第一の側壁を自動的に支える役割を果す。これによって、最初に立てられる第一の側壁が別の手段を用いなくてもその位置を保持し、従ってコンテナ1を組み立てているオペレータが第二の側壁を同時に立てるのに両方の手を用いることができるので、特にコンテナ1を側壁10,20が折り畳まれた状態から側壁10,20が立てられた状態に移す作業が簡単になり、より速く実行できる。
側壁10,20を立ちあげた状態で相互にロックするために、全部で四つのロックがコンテナ1に設けられており、二つの第二の側壁20にロックが対で設けられている。
図4はロック4を有する側壁のひとつの一部を示している。各ロック4はひとつの平坦で細長い本体で構成されており、その外側端部は図示されていない側壁10の方向を指している。図4に示された状態で、ロック4はロックされた状態となり、そのロック端44はその外側位置にあって図示されていない隣接側壁10と係合するようになっている。
本体40に沿って、各ロックは起動端部42を含んでおり、この起動端部はこの実例では人の親指あるいはその他の指を受け入れるための眼として設計された起動ハンドル43を有している。さらに、本体40はそれぞれコンテナ1の、側壁20さらに正確にはリブあるいは段差241によって支えられた二つのV型分岐バネ・アーム41を担持している。その縦方向のロック4は見る者に面する側壁20の外側のリブ200のいくつかに配置された開口部内に取り外し可能に誘導される。バネ・アーム41は縦方向に働く力でロック4を付勢し、それによって、それ以上の外力がそれに作用しない限り、ロック4がその位置に固定される。
さらに、図4はその縦方向に立ち上がっている状態で折り畳み式側壁10,20を相互に芯出しするための芯出し手段を示している。この実例では、この芯出し手段は接続壁面領域22から外側に突き出た芯出しカム222で構成され、その芯出しカム222を受け入れるための開口部122が側面10に設けられている。
二つの側壁20のそれぞれに、二つのロックが側壁20の中心垂直線と中心として左右対称に配置されている。起動ハンドル43を有する起動端部42の下側に、側壁10,20が立てられたコンテナ1を把握するのに役立つハンドリング用開口部201がその側壁20に設けられている。ふたつのロックの起動用ハンドル43はこのハンドリング用開口部201のすぐ上に配置されており、相互に離れているのでオペレータは親指と人差し指を使ってこれら二つのロック4を同時に作動させることが簡単にできる。ロックを解除するためには、起動用ハンドル43を相互方向に押しつけてロック4を動かし、それによってロック4のロック端部の側壁10との係合を解除するだけで十分である。そうすれば、コンテナ1の折り畳みが可能になる。さらに別の対の二つのロック4が後側に配置された第二の側面20に設けられており、その配置は左右対称になっている。こうした方法で、オペレータが両手で全部で四つのロック4を同時に起動することが可能になる。
最後に、図4に示されているロック4の例では、係合要素48は見る者に面した前側のロック本体の上面に設けられている。この係合要素48はロック端44に向かって開いているV型ウェブで構成されている。この係合要素48を特に自動ハドリング装置の起動部材と係合させることによって、例えば、自動コンテナ洗浄装置を係合して、洗浄プロセス中に手で作業することなしにコンテナ1を側壁10,20が立てられた状態から側壁10,20が折り畳まれた状態に変えることができる。
ロックを担持し誘導する側壁20にロック4を取り付けるのは簡単で、図4で前側にロック端44を有するロック4を右から左方向にバネ・アームが図4の右側に示されている開口部204を通過するまで開口部204内に押し入れる。この位置で、ずれ止46が側壁20の対応溝246にぱちんとはまり、そのずれ止がロック本体40の後側から突き出し、その後、ロック4は図4に示された位置を取る。この位置で、ロック4は側壁20と拘束的に接続される。ロック4を取り付ける際はただひとつの方向だけでの取り付け動作が必要なだけなので、この取り付け工程は自動的なやり方で比較的簡単に行うことができ、これはコンテナ1製造の低コスト化に役立つ。好ましくは、側壁20には関連ロック4が取り付けられ、その後それらがコンテナ1のベース30に接続されるようにする。
ロック4が図4に示されているロック位置を越えて押し込まれるのを防ぐために、ロック4はその本体40からロック端44への移行部分にストップとして機能する広がり部分46′を含んでおり、この広がり部分が図示されているロック位置でこの位置に延びている側壁20のリブ200と接触するようになっている。
同時に、特に壊れた場合に、必要があればロック4を取り替えることもでき、そのためにはずれ止46を押し出さねばならず、その場合ロック4は弾力的に変形される。
図4aは図4のロック4を部分平面図で示している。左側にはロック4のロック端44が見え、ロック端は右側で本体につながっている。ロック端44と本体との間の移行部にロック4のロック位置の方向へのずれ動作を制限するためのストップを形成する広がり部分46′がある。図4の図示されていない後側に図4aで上側を指してずれ止46が存在している。図4aにははっきりと示されているが、ずれ止46がくさび型に設計されており、その平坦な端部はロック端44の方を指している。特にこの設計で、その取り付け中にロック4がリブ200の開口部204内で何のトラブルも起こさずに対応側壁内で誘導される。ずれ止46の高い方の側はロック4の解放方向へのずれ動作を制限するストップを形成している。
図5は第二の実施形態におけるロック4の形態と機能を示しており、この場合も隣接側壁10が示されている。図5の左側に、側壁10がそのコーナー包囲壁領域11及びその接続領域12と共に示されている。右側には側壁20がそのリブ200及びそのハンドリング用開口部201と共に示されている。
ロック4は、それぞれリブ200内に設けられている開口部204内でその本体及び起動用端部42と共に軸方向に誘導される。ロック4の本体40及び起動端部42は比較的平坦に設計されているので、開口部204の高さは比較的小さくても十分で、それで側壁20の固定及び安定化に関してリブ200の機能は損なわれない。
図5はロック位置にあるロック4を図示しており、関連側壁10に最大限にずれた位置をとっている。この位置でロック4のロック端44は側壁10の対応する溝型ロック受け部104と係合する。この位置では、ロック4と側壁10との間の係合によってそうした動きが妨げられるので、側壁10との関係でコンテナの内側に折り畳むことはできない。
上に述べた形態で、ロック4はロック4の残りの部分と一体的に設計されており、側壁20と一体化されている支持ウェブ241によって支持されている二つのバネ・アーム41によって固定されている。
図5に示されているロック4の右端に、側壁20のハンドリング用開口部201の上方、ロック4のハンドリング端42の内部端のところに配置されている起動ハンドル43が見えている。
図6は、特に、図5の線VI−VIに沿った断面に、ロック4の平坦で省スペース的な実施の形態と、側壁20のリブ200内の開口部内のガイダンスを示している。図6の左側の領域にコーナー包囲壁面領域11及び接続壁面領域12を有する側壁10が見えている。その裏側に、つまり、図6の接続壁面領域12の上方に、側壁20の関連接続壁面領域22が存在している。この領域で、側壁10,20のロック4による、あるいはより正確に言えばそのロック端44により相互のロッキングが行われる。
図6はロック端44の側壁10のロック受け104への係合を示している。側壁10が立ち上げられた後、側壁20を立ち上げねばならない場合にロック位置が自動的に位置決めされるようにするためには、側壁10のコーナー包囲壁面領域11が受け入れ傾斜部105を持つように設計されており、そしてロック端44はくさび形先端部45を持つように設計されている。この手段によって、ロックが側壁20を立ち上げる時に、さらに起動されなくてもドア・ロックのように後方に動かされる、つまり、ロック端44がバネ・アーム41の影響を受けてロック受け104に自動的にはまるまで図6内で右側に動かされる。
ロック4が取り付けられた状態でそのずれを制限するために、ずれ止46が側壁40に面した本体40の下側、あるいは後側に設けられており、そのずれ止は側壁20の対応するような形状を有する溝246と係合する。
図6の右側に、起動端42がロック4の起動ハンドル43と共に示されている。オペレータがこの起動ハンドル43を動かしやすくするために、ロック4のこの実施の形態では、起動端42は側壁20の平面に対してやや後方に曲げられている。この湾曲は、ロック4の起動端42の下側に短い側壁リブ205を側壁20の平面から外側に突き出るように取り付けることによって達成される。
図6の背景に、側壁10,20内にコンテナのベース30の小さな一部が見えている。
図7はロック4を図5と同じ様態で、ただし、リリース位置で示している。ロック4をこのリリース位置に移すためには、好ましくはオペレータが親指か人差し指で起動ハンドル43を握って、それを起動ハンドル43のところで矢印で示される方向にそれをずらすことによって、起動力がそれに加えられる。この手段によって、ロック4がバネ・アーム41の力に抗して、そのロック端44が側壁10のロック受け104との係合が外れるまでずらされる。側壁20の右側に取り付けられており、図面では見えないロック4が同時に同じリリース位置を取ると、その側壁が側壁10との関係でコンテナの内側に簡単に畳み込まれる。
その折り畳み距離のごく一部でも折り畳まれると、起動用ハンドル43に働いている起動力が外れて、その後ロック4がそのロック位置でバネ・アーム41のバネ力の影響で後方に動き、側壁20のそれ以上の折り畳みを妨害しない。
図8は第二の側壁20のひとつの一部を示しており、その左側ボーダーの下側部分と、側壁20の下側ボーダーの左側、及び中央部分を示している。
図8の上側に、接続壁面領域22の下側部分が見え、下側端部領域に芯出しカム222が配置されている。この接続壁面領域22はすでに図1及び2に関連して述べたように隣接する第一の側壁10の対応する接続領域12と共働し、同じ方法で芯出しカム222は隣接する側壁10の芯出し開口部と共働する。
接続壁面領域22の下側に、広がり部分21が見え、その上側が支持面27を形成している。ブラケット211がそこから支持面との左側フラッシュに延びている。
さらに、図8は側壁20の下側端部23から下方に伸びているいくつかの蝶番のうちのふたつを示しており、図示されている実施の形態の蝶番部品24は二つの外側に突出した軸スタブ249によって形成された蝶番軸を担持する一対の下方に突出したウェブ248によって形成されている。軸スタブ249の外側前端はくさび形で下方に傾斜している。この傾斜は側壁10,20とベース30の取り付けを簡単にしており、力を加えると、蝶番部品24はベース30の対応する蝶番受け入れ開口部314,324に押し込まれ、はめこまれる。蝶番部品14,24のその領域への手作業によるはめこみによって側壁10,20のベース30との接続は、良好な相互ガイダンスが達成されて取り付けが簡単になるので、側壁が折り畳まれる際に行われるのが好ましい。さらに、こうすることによって、ベース30の蝶番受け入れ開口部314,324はその上向き方向で小さくすることができ、より大きな負荷を担持して、特に側壁10,20のその領域を握って持ち上げた時のコンテナ1の負荷担持能力が改善される。
図8に示されている実施の形態の二つの蝶番部品の間に下端23から下方に突出した翼部247が側壁20に設けられており、側壁10,20が立ち上げられた場合、その翼部は図8には示されていないベース30の対応する台座領域31,32の上部ボーダーの外側に位置することになる。これらの翼部247は、外力の影響を受けてその下側部分の側壁20がコンテナの内側に押し込まれて蝶番部品が外れてしまうのを防ぐ。対応して設計されている第一の側壁10についても同様のことが言える。
最後に、図8はその右側にほぼ平行に延び、コンテナ・ラベルあるいはコンテナ・ドキュメントの受け入れ部を形成する二つのウェブ209を図示している。このラベルあるいはドキュメントは上から下に押し込まれ、輸送あるいは保管中安全に固定される。
図9は第一の側壁の一部、つまりその外側の中央下部を示しており、側壁10はベースから分離された状態で示されている。側壁10は下側端部13によってその下側が限定されている。ひとつづきのエプロン147が内側下方に延びている。
最後に、図9の中央下部に、側壁10の下端13から延びた蝶番部品14のひとつが見え、その長さは垂直方向のエプロン147の長さよりかなり大きくなっている。また、図9の蝶番要素14はそれぞれその軸スタブ149を担持している下方に延びた二つの平行なウェブ148で構成されている。これらの軸スタブ149は蝶番受け部340と共働して、図示されていないベース30で側壁10を回動させる。
ベースとの関係でそれが立ち上げられている状態で側壁10が外側に回転するのを防ぐために、エアプロン147が取り付けられている。このエプロン147は側壁10が立ち上げられた状態でベース30の関連壁面台座の上部ボーダー領域の内側と噛み合う。側壁20が立ち上げられる間に立ち上げられた側壁10が自動的に元の位置に倒れ込んでしまうような不都合を避けるために、横方向に突出したはめこみカム148′が軸スタブ149上方で、両方のウェブ148に取り付けられている。側壁10が立ち上げられた状態で、これらはめこみカム148′はベース30で蝶番受け部314の対応的に形成された領域によりロッキングとして機能する。
図10で、第一の側壁10の下側ボーダー領域のデザインが関連蝶番部品14と共に図9の線X−Xに沿った断面で示されている。左上側に背景に位置しているリブ100によって補強された第一の側壁の一部が見える。側壁10の右側に、コーナー包囲側壁領域10の下側部分が見える。さらに、図10の右側で、接続壁面領域12がコーナー包囲壁面端部領域11と接続されて配置され、自由端部16で終端している。この接続壁面領域12の内部に、芯だし開口部122のひとつが見えている。
側壁10はその下方は下端部13によって限定されており、そこから蝶番部品14が下方に延びている。前側にウェブ148のひとつがあり、そこから芯だしカム148′とさらにその下方に軸スタブ149が突出しており、回動軸18が形成されている。
側壁10の下端13の下側の右側に、エプロン147が断面で示されており、このエプロン147は側壁10がその立ち上がった状態を越えて回転するのを制限するためのものである。
図11は第一の側壁10が折り畳まれたコンテナ1の状態の一部を示しており、図を単純にするために第二の側壁20は示されていない。
図11の下側に、先ず、ベース30が見えており、下側ステープル・ボーダー331がそれと一体化されている。また壁面台座領域31もベース30と一体化されており、壁面台座が図11の右側に示されている。この壁面台座領域31によって、第一の側壁10がそのひとつが図面に見えている蝶番部品14によって関節方式で接続されている。蝶番部品14は壁面台座領域31の対応する蝶番受け入れ開口部314に挿入される。折り畳まれた状態で、側壁10はその上側のベース30と平行に延びる。その時点で下方に向いている第一の側壁10の内側とベース30の上側との間のスペースに、前に折り畳まれた図示されていない側壁20が横たわっている。この側壁20は背景に見えている壁面台座領域32と関節方式で接続されており、この壁面台座領域32は蝶番受け入れ開口部324を含んでいる。蝶番受け入れ開口部324はコンテナの内側に向きこの方向に広がっている受け入れ傾斜部324′で形成されており、この受け入れ傾斜部は側壁20とベース30を取り付ける際に蝶番部品24を受け入れ易くする。また、第一の側壁10の受け入れ開口部314も対応的に設計されている。この第一の側壁10と、同時にコンテナ1の図示されている実施の形態の第二の側壁も折り畳まれたあるいは水平位置でベース30と接続されている。こうした理由から、受け入れ傾斜部324′と第一の側壁のための対応する受け入れ傾斜部はそれらがコンテナ1の内側を向くように配置されている。
上にも述べたように、壁面台座領域31はその上部で、その上側部で、少なくともその長さ方向の一部が図11の右上部分に見えるように傾斜部311を配して設計されている。図11の右下部分で、壁面台座領域31がその下側に傾斜部311′を配して設計されており、その下側が傾斜部311と平行して延びているのが見える。この傾斜部311′は点線で示される別のコンテナ1′を側壁10,20が折り畳まれる際にずれないように正確に固定されて積み重ねるのに役立つ。同時に、壁面台座領域31はその下側の積載用ボーダー331′で積み重ねられた別のコンテナ1′がその外側で壁面台座領域31で包囲され積層内でのコンテナ1,1′の相互のずれが壁面台座領域31の方向に時計方向にずれるのが防げるような高さと等高線をもって設計されている。壁面台座領域31に平行な方向でのコンテナ1,1′の相対的なずれは第一の側面10のリブ100の段差部131によって防がれる。図11で、この時点で上側を向いているリブ100が折り畳まれた第一の側壁10のところに見えており、図3で説明したように見るもの側から見て反対側の段差部131と係合している。さらに、図11はこの段差部131がその後側で上側コンテナ1′の下側積載用ボーダー331′によって包囲されているのが見える。後側の包囲はコンテナ1の反対側前部で同じように行われ、それによって壁面台座領域31と平行な両方向へのずれが防がれる。
同時に、図19は側壁10,20を折り畳んでコンテナ1,1′を相互に積み重ねた場合、折り畳まれた側壁10,20に対して垂直方向への応力がかからない。これによって、特に蝶番部品14,24での側壁10,20の損傷が防がれる。

Claims (31)

  1. 四角形のベース(30)と四つの側壁(10,20)で構成された輸送及び保管用コンテナにおいて、
    a)コンテナ(1)が空の場合に、少なくとも側壁(10,20)の上側部分がベース(30)の方向となる内側に、ベース(30)の端部と平行に延びた回動軸(18,28)を中心に折り畳まれ、
    b)二つの向き合った第一の側壁(10)がコーナーを包囲するコーナー包囲台座壁面領域(11)を有しており、
    c)コーナー包囲台座壁面領域(11)と二つの向き合った第二の側壁(20)が、二つの側壁(10,20)が立ち上げられた状態で相互に重なり合う接続壁面領域(12,22)を有し、該接続壁面領域は各壁面の厚みが50%減少され、それでもって第一の側壁(10)の一部を形成する接続壁面領域(12)が第二の側壁(20)の一部を形成する接続壁面領域(22)の外側に配置されており、
    d)第一の側壁(10)の回動軸(18)が第二の側壁(20)の回動軸(28)より垂直方向に大きな間隔でベース(30)上方に配置されている輸送及び保管用コンテナであって、
    e)ベース(30)が第一の側壁(10)の下側部分を形成している二つの向き合った壁面台座領域(31)を有しており、該壁面台座領域はコーナー包囲台座端部領域(312)を有し、該台座端部領域のコーナーを包囲する長さが台座壁面領域(11)のコーナーを包囲する長さよりくなっており、
    f) 第二の側壁(20)がその下側部分に側壁(10,20)が立ち上げられた状態でコーナー包囲台座壁面領域(11)とベース(30)との間に配置される横方向に突出した広がり部(21)を有しており、そして
    g)第一の側壁(10)の回動軸(18)のベース(30)の上面からの垂直方向間隔が水平方向で測定したコーナー包囲台座壁面領域(11)の長さと対応していることを特徴とする輸送及び保管用コンテナ。
  2. 特徴g)の代わりに、第一の側壁(10)の回動軸(18)のベース(30)の下側からの垂直方向距離が水平方向で測定したコーナー包囲台座壁面領域(11)の長さと対応しており、ベース(30)の外側ボーダーが第二の側壁(20)の領域で第一の側壁(10)のコーナー包囲台座壁面領域(11)の壁厚と対応する長さだけステップ・バックされていることを特徴とする請求項1のコンテナ。
  3. ベース(30)の外側ボーダーが第二の側壁(20)の領域で第一の側壁(10)の接続壁面領域(12)の薄くなった壁厚と対応する長さだけステップ・バックされ、ベース(30)のこれら二つのステップ・バックされたボーダーのところで、それぞれそこから突出した第二の壁面台座領域(32)が立ち上げられた場合に水平方向で測定した第一の側壁(10)の接続壁面領域(12)の長さ対応する高さをもって配されていることを特徴とする請求項1又は2のコンテナ。
  4. 第一の側壁(10)の各コーナー包囲台座壁面領域(11)の立ち上げ時の水平方向で測定した長さが、その台座壁面領域(11)間の側壁(10)の長さの5%〜15%、好ましくは8%〜10%であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  5. 回動軸(18,28)を形成するために、側壁(10,20)のそれぞれの下端部(13,23)に下方に突出した蝶番部品(14,24)が設けられており、それら蝶番部品が壁面台座領域(31,32)あるいはベース(30)内の適切な蝶番受け部(314,324)にラッチされることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  6. 蝶番部品(14,24)がそれぞれ突出したウェブ(148,248)と横方向軸スタブ(149,249)で形成されていることを特徴とする請求項5のコンテナ。
  7. 軸スタブ(149,249)がその前側でくさび形に傾斜をつけられており、蝶番受け部(314,324)は相互に同様の形状を有する受け入れ傾斜部(324′)で形成されていることを特徴とする請求項6のコンテナ。
  8. 第一の側壁(10)が立ち上げられた状態で対応する壁面台座領域(31)の上端部の内側と噛み合うひとつの連続的な、あるいは不連続なエプロン(147)が第一の側壁(10)の各下端(13)から突出していることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  9. 各第一及び/又は第二の側壁(10,20)の下端(13,23)から下方に突出したいくつかの翼部(247)が設けられており、翼部が側壁(10,20)が立ち上げられた時に対応する壁面台座領域(31,32)の外側と噛み合うことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  10. 側壁(10,20)に、立ち上げられた時に直接隣接する領域(12,22)に止め手段が設けられており、その止め手段により取り外し可能にラッチ、ロック、インターロック、あるいはクランプされることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  11. 止め手段が少なくとも二対のロック(4)によって形成され、そのロック(4)の各対が二つの向き合った側壁(20)に配置、誘導され、各ロック(4)が二つの隣接側壁(10,20)をロックするロック位置とそのロックをリリースするリリース位置との間でずれることが可能であることを特徴とする請求項10のコンテナ。
  12. 各ロック(4)がロック位置の外側でロック方向に作用する力によってバイアスされることを特徴とする請求項11のコンテナ。
  13. 上記力がロック(4)ひとつあたり、あるいはロックの一対あたり少なくともひとつのバネ要素によって発生されることを特徴とする請求項12のコンテナ。
  14. 各ロック(4)に少なくともひとつの弾力的なバネ・アーム(41)が設けられており、そのバネ・アーム(41)の自由端でロック(4)を誘導する側壁(20)で支持されていることを特徴とする請求項13のコンテナ。
  15. 上記バネ要素がV字形に分岐した二つのバネ・アーム(41)によって形成されていることを特徴とする請求項14のコンテナ。
  16. 各ロックがくさび形テーパー加工ロック端(44)などのタブを含んでおり、ロックされるロック端(44)と共働する側壁(10)が受け入れ傾斜部(105)を有する溝型ロック受入部(104)を含んでいることを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載のコンテナ。
  17. 少なくともロック(4)を誘導する側壁(20)がその外側に固定用リブ(200)を含んでおり、ロック(4)がそのリブ(200)内に配置された開口部(204)内で拘束的に誘導されることを特徴とする請求項11〜16のいずれかに記載のコンテナ。
  18. ひとつの側壁(20)のロック対の両方のロック(4)が同じような形状を有しており、側壁(20)の中心垂直線に関して左右対称に配置されていることを特徴とする請求項11〜17のいずれかに記載のコンテナ。
  19. 相互に向き合い、側壁(20)の中心を向いたロックの端部(42)に起動用ハンドル(43)が設けられており、起動用ハンドルが相互に離れた位置関係で配置されて、オペレータの親指と人差し指で同時に起動することが可能となっていることを特徴とする請求項18のコンテナ。
  20. ロック(4)を含まない側壁(10)がベース(30)に対して完全に、あるいはほとんど立ち上がった状態の時に十分に大きな摩擦力及び/又ははめこみ要素(148′)によって自動的に固定可能であることを特徴とする請求項11〜19のいずれかに記載のコンテナ。
  21. 起動用ハンドル(43)から離れた位置にあるロック(4)に少なくともひとつの係合用要素(48)が、自動ハンドリング装置、特に自動コンテナ洗浄装置の起動部材と係合可能に設けられていることを特徴とする請求項11〜20のいずれかに記載のコンテナ。
  22. ロッキング手段の他に芯し手段が側壁(10,20)を立ち上げて接続する際に係合可能に接続壁面領域(122,222)に設けられていることを特徴とする請求項10〜21のいずれかに記載のコンテナ。
  23. 上記芯し手段が内側接続壁面領域(22)ひとつあたり少なくともひとつの外側に突出した芯し手段と、側壁(10,20)が立ち上げられた時に芯し体(222)を受け入れる外側接続壁面(12)ひとつあたり少なくともひとつの芯し標識あるいは開口部(122)によって形成されていることを特徴とする請求項22のコンテナ。
  24. 内側接続壁面領域(22)がそれぞれの上端部に壁厚み分まで外側に延びた少なくともひとつの固定用リブ(223)を含んでおり、外側接続壁面領域(12)がそれぞれ側壁(10,20)が立ち上げられた時に固定用リブ(223)を受け入れる段差付き凹部あるいはダウン・ステップ(123)を含んでいることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  25. 壁面台座領域(31)の上側が少なくともコンテナ(1)のコーナー領域でそれぞれコンテナの外側に向けて低くなる傾斜部(311)で形成されており、折り畳み可能な第一の側壁(10)が相互に傾斜部(311)と同様の傾斜部(101)で形成されていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  26. 傾斜部(101,311)がベース(30)の平面に向けて4°から8°の間の角度、好ましくは6°の角度で傾斜していることを特徴とする請求項25のコンテナ。
  27. 壁面台座領域(31)がベース(30)の平面に対して垂直方向で測定して折り畳み可能な側壁(10,20)の高さを越える高さを有しており、側壁(10,20)が折り畳まれた場合に壁面台座領域(31)の上側がさらに積み重ねられたコンテナ(1′)のための支持面を形成し、積み重ね用ボーダー(331′)がその下側にることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  28. 広がり部(21)が低い横方向に突出したブラケット(211)で形成されており、その上側が広がり部(21)の上側と接触しており、壁面台座領域(31)がその段差部(131)で側壁(10,20)が立ち上げられた場合にブラケット(211)を受け入れるためのダウン・ステップ(321)で形成されていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  29. ベース(30)にその下側端部の回りに延びた積み重ね用ボーダー(331)が設けられており、第一の側壁(10)が折り畳まれた時に上方を指しその前端部に近い側に積み重ねられた別のコンテナ(1′)の下側積載用ボーダーによって後方から包囲される垂直段差を含んでいることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
  30. 積み重ね用ボーダー(331)がその下側でベース(30)の縦方向中央で不連続になっており、その不連続部分の長さが側壁(10,20)のひとつの壁厚の少なくとも二倍に対応することを特徴とする請求項29のコンテナ。
  31. その下側が積み重ね用ボーダー(331)で形成され、積み重ね用ボーダー(331′)がその上側に設けられ、その表面の寸法が、通常の頑丈で積み重ね可能な輸送及び保管用コンテナの寸法に対応していることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。
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