JPH11502492A - 輸送及び保存用コンテナ - Google Patents

輸送及び保存用コンテナ

Info

Publication number
JPH11502492A
JPH11502492A JP9526564A JP52656497A JPH11502492A JP H11502492 A JPH11502492 A JP H11502492A JP 9526564 A JP9526564 A JP 9526564A JP 52656497 A JP52656497 A JP 52656497A JP H11502492 A JPH11502492 A JP H11502492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
container
side wall
area
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9526564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3963279B2 (ja
Inventor
ラールホーヴェン,ハンス
バナスキウィッズ,ホースト
Original Assignee
ベクプラスト クンストストフヴェラル ベイタングス−ゲーエムベーハー
ベロリナ クンストストフ ゲーエムベーハー アンド シーオー.ベルパックウングスシステーム ウンド テクニシュ ティル カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE1996102651 external-priority patent/DE19602651A1/de
Priority claimed from DE19623690A external-priority patent/DE19623690A1/de
Application filed by ベクプラスト クンストストフヴェラル ベイタングス−ゲーエムベーハー, ベロリナ クンストストフ ゲーエムベーハー アンド シーオー.ベルパックウングスシステーム ウンド テクニシュ ティル カーゲー filed Critical ベクプラスト クンストストフヴェラル ベイタングス−ゲーエムベーハー
Publication of JPH11502492A publication Critical patent/JPH11502492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3963279B2 publication Critical patent/JP3963279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D11/00Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of plastics material
    • B65D11/18Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of plastics material collapsible, i.e. with walls hinged together or detachably connected
    • B65D11/1833Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of plastics material collapsible, i.e. with walls hinged together or detachably connected whereby all side walls are hingedly connected to the base panel

Abstract

(57)【要約】 この発明はひとつのベース(30)及び四つの折り畳み可能な側壁(10,20)で構成される輸送及び保管用コンテナにおいて、二つの第一の壁面(10)がコーナー包囲壁面端部領域(11)を有しており、コーナー包囲壁面端部領域と二つの側壁(20)が立ち上げられた状態で相互に重なり合う接続壁面領域(12,22)を有しており、ベース(30)は上記第一の壁面(10)の下側部分を形成し、コーナー包囲台座端部領域(131)を含んでいて、台座端部領域のコーナーを包囲する長さが上記壁面端部領域(11)のコーナーを包囲する長さより短く、二つの側壁は上部壁面台座領域(31)と同じ高さにあり、側壁(19,20)が立ち上げられた状態でコーナー包囲壁面端部領域(11)とベース(30)との間にある横方向に突出した広がり部分を有しており、上記第一の側壁(10)の回動軸(18)が第二の側壁(20)の回動軸(28)よりベース(30)から垂直方向でより大きな間隔を設けて配置されており、そして、上記第一の側壁(10)の回動軸(18)の垂直方向のベース(30)上面からの間隔が水平方向で測って上記コーナー包囲壁面端部領域(11)の長さとほぼ等しくなっていることを特徴とする輸送及び保管用コンテナ。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 輸送及び保存用コンテナ この発明はほぼ四角形のベースと四側壁面とを有する輸送及び保存用コンテナ に関するものである。 輸送及び保存用コンテナはいろいろな設計のものが知られており、特にプラス チック製のコンテナは複数回使用コンテナとして益々用いられるようになってき ており、使い捨て梱包に取って代わりつつある。できるだけ小さなスペースで複 数回使用コンテナを輸送、保管するためにはこれらのコンテナを折りたたみ式側 面を使って設計することが実際的であり、又そうした方法が知られている。 第一の折りたたみ式輸送用コンテナはDE 29 00 857 A1で知られて いる。この輸送用コンテナは四角のベース・プレートとそのベースに関節方式で 接続された四側壁面で構成されており、その四側壁面は内側に畳み込まれ、リブ で固定される。このコンテナの場合カムが取り付けられている向き合った壁面の 対が別の対の向き合った壁面の円形誘導溝内に誘導されるようになっている。隣 接壁面間の分離線はその輸送用コンテナのコーナー領域内に直接延びている。 カムを誘導する円形誘導溝の故にその製造コストが比較的高く、そしてそれら カムが不注意に取り扱われると破損されて、簡単に壊れたり変形してしまって、 輸送用コンテナとしての機能が損なわれてしまう点が、こうした公知の輸送用コ ンテナの欠陥であると考えられている。さらに、隣接壁面間 の分離線が隅領域に直接延びているので、それら四側壁面のそれぞれは平たい平 面であり、固定用リブが設けられていても簡単に変形してしまう可能性がある。 従って、この輸送用コンテナは、特に、いくつかの輸送用コンテナが相互に積み 上げられるような場合に重たい物を保存、輸送するための使用には適していない 。 さらに、EP 0 655 392 A2から、四つの折り畳み式壁面を有する折 り畳み式コンテナが知られている。このコンテナの場合、四側壁面のための枢動 軸が対で異なった高さに設けられており、ひとつの対の側壁のための一番高い枢 動軸が非常に高い位置にあるので、折り畳まれたコンテナの高さの減少が、それ ら壁面が立てられている場合の最初の高さのわずか三分の一に過ぎない。 さらに、ベース部分と四側壁面で構成された折り畳み式コンテナがEP 0 3 85 914 B1から知られており、この例でも四側壁面は内側に畳まれるよう になっている。一対の側壁はコンテナ包囲壁面領域を有するように設計されてお り、従って、このコンテナは特に相互に積み重ねられる場合に比較的高い安定性 と負荷担持容量を有している。しかしながら、折り畳まれた状態で、側壁が折り 畳まれたコンテナの残りの高さが、それら側壁が立っている時の最初の高さの40 %程度であるので、高さの減少が限定的である点がこの公知のコンテナの欠陥で あると考えられている。 DE 81 19 990 U1からはベース・プレート、内 側に折り畳むことができ、向き合った対で配置されている四側壁面で構成され、 これら四側壁面をベース・プレートに接続するための複数の蝶番を有しており、 好ましい二つの向き合った側壁の対がベース・プレートに直接接続されていて、 他の二つの向き合った側壁がベース・プレートに対してほぼ直角に向き合った境 界でそのベース・プレートに間接的に接続されており、そして立てられた時に相 互に接続するためのそれら四側壁面が誘導スタブ、それら誘導スタブに対応した 誘導開口部、そしてスナップ−イン要素で構成されている折り畳み式輸送用コン テナが知られている。さらに、この公知の輸送用コンテナの場合、立てられた時 にベース・プレートに直角に延びるその縁の境界でベース・プレートに接続され る四側壁面にその縁のほぼ全長にわたって延びているストップ・ウェブが設けら れており、このストップ・ウェブがベース・プレートに直接接続される側壁と係 合するようになっている。この公知の輸送用コンテナの場合、四側壁面を折り畳 むことによってコンテナの高さはかなり減少されるのであるが、しかしながらこ のコンテナはその側壁の設計から小さなものだけを運ぶのに使われ、そのコンテ ナはさらに別の輸送用コンテナがその上に積載されるような小さな負荷にのみ適 している。それ故、実際にこの輸送用コンテナを経済的に使用しようとしても安 全性が達成されない。さらに、側壁を相互にロックするのは立ち上げた場合に不 安定で、従ってそのコンテナの安定性が十分に保証されないのが欠陥である。最 後に、コンテナの積み上げには特に多数の蝶番が邪魔になって大きな労力を要す る。 最後に、WO 95/18048からほぼ四角形のベースと、それに接続され、内側に 折り畳まれる枢動可能な四側壁面で構成される折り畳み式コンテナが知られてい る。この公知のコンテナの場合、四側壁面が、立ち上げられた場合に相互にかみ 合うようになったフランジ領域を有して設計されている点が基本的な特徴である 。このかみ合い係合には比較的複雑な形状の四側壁面の接続領域が必要になり、 さらに製造コストが高くなる。さらに、立ち上げた状態で係合を行わせるため四 側壁面を接続する場合、これら接続領域の正確な位置合わせが必要になる。さら に、それら四側壁面が基本的には平たい四角形で設計されており、変形に対して ほとんど安定性がないので、複数の積載コンテナを相互に積み上げる場合に大き な負荷を担持できない点がこの公知のコンテナの欠陥である。この公知のコンテ ナは比較的重い品物の保管と輸送にはあまり適していない。 従って、複数の積載コンテナを相互に積み上げた場合でも高い、そして長持ち する耐久性を有しており、製造、取り扱いが比較的簡単で、そして、四側壁面が 立てられた場合と折り畳まれた場合との間で高さが大幅に減少される輸送及び保 存用コンテナを提供することがこの発明の目的である。 この発明によれば、この目的は請求項1の輸送及び保存用コンテナによって達 成される。 このコンテナは特に第一の側壁のコーナー包囲壁面端部領域とベースのコーナ ー包囲台座端部領域を使って積み上げられた場合に大きな負荷を担持する場合に 安定で、適している。第一の側壁の下側にベース上に設けられたこの壁面台座は ベースの高い安定性に寄与しており、後者は高い負荷がかかっても曲がらないよ うになっている。第二の側壁の横方向に突き出た広がり部分は、第一の側壁の壁 面端部領域で負荷がかかった場合に、上部から下部へ積載負荷を垂直方向に直接 伝える役割を果たしている。同時に、枢動軸を、第一の側壁の折り畳み能力をコ ーナー包囲壁面端部領域で邪魔することなく、ベースの境界の近くまで外側に配 置することができる。第一の側壁と第二の側壁の枢動軸が異なった高さに配置さ れている構成により、折り畳まれた側壁を相互に重ねることができ、第二の側面 が折り畳まれて第一の側壁の下側にあっても何の問題も生じない。請求項1の特 徴g)によって、側壁端部領域がその前端部と共に折り畳まれた状態で立ち上げ られた場合にコンテナのベース上に横たわるので、側壁が立ち上げられている場 合のコンテナの高さと折り畳まれた側壁の高さとの間で大幅な高さの減少が達成 されるという基本的な利点が達成される。 このコンテナの別の実施の形態が請求項2に開示されている。この実施の形態 では、立てられた場合に横方向になるコーナー包囲壁面端部領域の前端部が折り 畳まれた場合ベースの下側に横たわることになるので、高さがさらに大幅に減少 される。 請求項3〜31までに、この発明によるコンテナのさらに好適な実施の形態と展 開が述べられている。請求項3及び4はベース及び側面の実施の形態について述 べている。請求項5〜9は一つの側の側面と他の側のベースとの間の、その間に 設けられた蝶番による関節方式接続と、この関節方式接続の破損を防ぐための保 護手段について述べている。請求項10〜21では、ロックの形態でのロッキング手 段の実施の形態が開示されている。請求項21と23で、立ち上げ、ロッキング時の 側壁の相互中心合わせ用の手段について述べられている。請求項24〜30はコンテ ナのベース及び側壁のさらなる展開と側壁に関するものである。最後に、請求項 31は通常の頑丈なコンテナと共に積み上げが可能な本発明によるコンテナの特徴 について述べている。 次にこの発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。各図の説明は 以下のとおりである。 [図1] 接合前のコンテナのベースと第一の側壁と第二の側壁とを示す概略斜視図であ る。 [図2] 接合後のコンテナのベースと第一の側壁と第二の側壁とを示す概略斜視図であ る。上記両図においては図を簡略にするため他の二つの側壁は省略されている。 [図3] コンテナの一方の前部の左側下部を示す部分図である。尚、図面における平面 は、立ち上げ時の第二の側壁面に平行して拡大される。 [図4] コンテナの隣接する二つの側壁を固定するためのロックを備えた第二の側壁の 左側上部コーナー領域を示す部分図である。 [図4a] 図4のロックを示す部分平面図である。 [図5] 図4とは異なるロックを備えたコンテナの前部の左側上部領域と、同ロックの 位置を示す部分図である。 [図6] 図5におけるコンテナのVIーVI部を示す水平部分図である。 [図7] 図5におけるコンテナとは同図であるが、ロックはリリース位置に表わされて いる。 [図8] コンテナにおける第二の側壁の左側下部領域を示す部分図である。 [図9] コンテナにおける第一の側壁のベースに接続する前の外側中央下部領域を示す 部分図である。 [図10] 図9における第一側壁のXーX部を示す部分断面図である。 [図11] コンテナにおける立ち上げ時の第二の側壁面に平行する垂直部分図である.尚 、第一の側壁は折り畳まれており、第二の側壁は図示されていない。 図1に表わされているように、コンテナ1は、この図では見えないがベースの 下側33と、ベースの上面35からなる、ほぼ四角形をしたベース30で構成されてい る。ベース30の二つの長手方向のボーダーには、ベース30と一体化された二つの 壁面台座領域31が上部方向に突出している。ベース30の二つの前部には、さらに 二つの壁面台座領域32が、一番目の壁面台座領域31と比べてかなり低い高さで設 けられている。さらに、第二の壁面台座領域32において水平方向に測定された壁 面の厚さは、第一の壁面台座領域31における壁面の厚さの約半分である。 さらにコンテナ1は、図1では図を簡略にするため一側壁面だけが示されてい るが、全部で四側壁面10,20で構成されている。図1の左側には、後方にある壁 面台座領域31の上部に、ベース30に接続される前の第一の側壁10が描かれている 。側壁10の横方向の両端部はそれぞれコーナー包囲台座壁面領域11で構成されて おり、壁面の厚さは先端では段部における最初の寸法から約半減されている。こ の半減された厚さの壁面領域は、後述する接続壁面領域12を形成する。この接続 壁面領域12へと続く二つのコーナー包囲台座壁面領域11は垂直 先端部16で終端となる。 側壁10の下端部13には下方に突き出た蝶番部品14が数個取り付けられている。 これらの蝶番部品14は、関連する壁面台座領域31の上部側にある、上記蝶番部品 に対応する蝶番受け部314に挿入されるが、しっかりとはめ込まれることが好ま しい。図1の右側には後方の第二の側壁20が示されており、その下部側には外側 に突き出た広がり部分21が設けられている。この各広がり部分21の上部側は支持 面27を形成し、第一の側壁10の各コーナー包囲台座壁面領域11が、側壁の立ち上 げ時において、上記各支持面に載置される。さらに、図の第二の側壁20では、上 記広がり部分21の上の横方向ボーダー領域における上記側壁の壁厚が本来の壁厚 の半分にまで薄くされていることがわかる。この特徴によって、接続壁面領域22 は第一の側壁10の接続壁面領域12と合致するように形成されている。 第二の側壁20の下側には、この場合もまた、下部方向に突き出た蝶番部品24が 数個取り付けられ、ベース30の第二の壁面台座領域32の、その蝶番部品に対応す る蝶番受け部324にそれぞれ挿入される。蝶番受け部314と蝶番受け部324は実用 的な理由で下側が開き、結果的に入り込んだ汚れなどの粒子が付かないように、 また集まらないように、それを防止するために、機能が損なわれない程度に相対 的に大きな広さを持つように設計されている。この折り畳み機構はこの特徴によ って汚れに強くなっている。 第一の側壁10と第二の側壁20の上部はそれぞれ平滑な上端部15または25となっ ている。 図2はベース30と接続された状態の側壁10と20よりなるコンテナを表わしてい る。これ以外の他の二つの側壁は図面を簡単にするために省略されているが、コ ンテナ1を完成するためには当然必要なものである。これら図示されていない側 壁の形態及び配置は、図示されている側壁10,20と対称的であるから、そのため の特別な図も説明も必要としない。 図2に表わされているコンテナ1の状態では、第一の側壁10と第二の側壁20の 下側に設けられた複数の蝶番部品は、関連する蝶番受け部314,324でしっかり留 められているので、この時点では見えない。これによって、各側壁10と20のため の回動軸18または28がそれぞれ形成され、それらは図2に一点鎖線で示されてい る。 回動軸18と28はそれぞれ壁面台座領域31,32内をベース30の各端部と平行に延 びているが、レベルは異なる。ここで回動軸18は回動軸28よりもベース30から垂 直にずっと高い場所に位置している。 曲がった矢印19と29で示されているように、側壁10と20はそれらに関連する回 動軸18と28を中心にベース30に向かって内側に折り畳まれる。側壁10と20が立ち 上げられた状態からコンテナ1を折り畳む際、まず第一に前部側の短い第二の側 壁20を曲がった矢印29に従って内側に折り畳み、ベース30に添わせる。その後で 、長い方の側壁10を曲がった矢印19に従 って内側に畳み込む。コーナー包囲台座壁面領域11とベース30の上方にある回動 軸18の寸法を適切に選ぶことによって、側壁10の折り畳み状態において、コーナ ー包囲壁面台座領域11の前端部16はほぼベース30のレベルに横たわり、本実施の 形態においては、上記前端部はベース30の下側にぴったりと横たわっている。こ の方法により、コンテナ1の折り畳み状態としての可能な最小の高さが保証され る。第一の側壁10の折り込み距離の限界は、接続壁面領域12の開始位置にある段 部が第二の壁面台座領域32の上側に載置される位置となっている。 さらに、図2に第一の側壁10と第二の側壁20の二つの接続壁面領域12,22の接 続状態が示されている。側壁10,20の立ち上がり状態では、二つの側壁はそれぞ れ完全であって、接続壁面領域12,22以外の側壁10,20の領域では壁厚は完全な 厚さで形成されている。これらの接続壁面領域12,22においては、側壁10,20が 立ち上がり時にお互いをロックするために、また簡単に外すことができ、折り畳 めるように、手動で、あるいは自動操作デバイスで外せる補足的なロック手段が 装備されている。 さらに図2では第二の側壁20の各広がり部分21と各支持面27の機能が示されて いる。図2の右側で明らかなように、支持面27は壁面台座領域31の上端部と同一 平面上にある。それによって、上記支持面と台座領域は第二の側壁10の下端部を 支えるための共通の支持面を形成する。これにより、側壁10 は大きな負荷を担持することが可能となり、問題なく、また充分な安全性を持っ て数個のコンテナ1を積み上げることが可能となる。 コンテナ1の長手側を形成する側壁10の高さは、折り畳み状態で、長手側の対 向する二つの側壁10の上端部15がそれぞれお互いの先端部と水平に置かれるよう な高さに採寸される。この状態において、第一の二つの側壁10は水平位置となり 、数個の空の折り畳みコンテナ1を積み上げることが可能となり、その際、その 積荷が傾くような危険は全くない。 コンテナ1はプラスチック素材で構成されることが好ましいが、実用的な理由 で、ベース30と四側壁10,20はそれぞれプラスチック素材射出成形部品として製 造される。さらに、ベース30と四側壁10,20は重量のほとんどない場合でも高い 安定性を獲得するために、外部リブを備えた設計が好ましい。必要ならば、ベー ス30及び/または側壁10,20は、換気装置及び/または排水口、あるいは排水溝 を装備してもよい。さらに、少なくとも二つの第二の側壁20には操作口が設けら れるが、それらは図1、図2には示されていない。 上記実施の形態の代替として、第二の側壁がコンテナの長辺側を形成し、第一 の側壁がコンテナの短辺側を形成してもよい。 図3では折り畳み式輸送と保管用コンテナ1におけるコーナー領域の下部領域 が示され、同図の下部領域ではベース30と一体的に形成された壁面台座領域32と 31との関係が明らか である。図3の右側部分で壁面台座領域32の上方には、第二の側壁20の一方の側 壁の左端部が見え、図3の左側部分で壁面台座領域31の上方には、第一の側壁10 の一方の側壁のコーナー包囲台座壁面領域11が明らかにされている。側壁20は下 側23に蝶番部品24が取り付けられ、この部品は壁面台座領域32に設けられた蝶番 受け部324に挿入されている。この蝶番部品24と対応する蝶番受け部324とは外部 からは見えないので、図3では破線で示されている。また同様に、側壁10は対応 する壁面台座領域31と接続しているが、この場合もまた、壁面台座領域31に隠れ た蝶番部品14の一つは破線で示されている。側壁10は軸18を中心に回転可能であ り、側壁20は軸28を中心に回転可能であり、そしてこれら両側壁はコンテナの内 部方向に回転する。 ベース30はウェブのように下方に突き出た連続積み重ね用の縁部331を備えた 設計となっており、この積み重ね用の縁部は壁面台座領域31,32の外側の輪郭に 対して少し内側に入り込んでいる。このバック・ステップの寸法は側壁10,20の 厚さより心持ち厚く、それによって立ち上げられた側壁10,20においても、コン テナ1と、同様のコンテナとを安全に積み上げることが可能となる。また一般的 な剛性のコンテナも、対応する寸法を用いることによって積み重ねが可能となる 。 側壁20の左側下部コーナーには、壁面台座領域31と側壁10の方向に延びている 広がり部21が見える。図3に示された立ち上げられた側壁10,20の場合は、広が り部21は第一の側壁 10のコーナー包囲台座壁面領域11とベース30との間、より正確に言えば、一体型 下部壁面台座領域32との間に位置している。広がり部21の上部側は、第一の側壁 10のコーナー包囲台座壁面領域11の下側を支えるための支持面27を形成している 。さらに、固定金具211は広がり部21に設けられ、図3の左側にあって、外側に 突き出ている。この固定金具211は支持面27の上面と同一平面にある。この固定 金具211を留めるために、対応する凹部321が壁面台座領域31の前端部の上部に設 けられ、側壁が立ち上げられた状態において、固定金具211が第一の側壁10のコ ーナー包囲台座壁面領域11の下側と壁面台座領域31の間に置かれる。これによっ て側壁10,20の接続はお互いに改善され、また、立ち上げられた側壁10,20の場 合は、壁面台座領域31,32を備えたベース30との接続が改善され、特に、さらに 積み上げられた複数のコンテナ1による上部積荷との接続が改善される。 図3の上部には、側壁10と20が係合する領域で、両壁面が重なり合う壁面端部 領域12,22による構成が示され、第一の側壁10の壁面端部領域12はコンテナ1の 外側で係合し、したがって外部から見えるが、一方、第二の側壁20の壁面端部領 域22はコンテナ1の内部で係合するので、壁面端部領域12に隠されており、外部 からは見えない。各壁面端部領域12,22は、重なり合う領域ではそれぞれ側壁10 ,20の厚さの半分の厚さで構成され、重なり合わない残りの領域では壁面端部領 域12,22はそれぞれ完全であって、側壁10,20の完全な壁厚 で形成されている。 上に述べたように、複数のコンテナ1を相互に積み重ねることができるので、 図3には見えない側壁10,20の上側15,25の上側はひとつながりの上側積み重ね 用ボーダー部で形成されており、複数のコンテナ1が積み重ねられた時にそれが 下側の積み重ね用ボーダー部を包囲するするようにその等高線が設計されている 。 図3に示されているコンテナ1の実施の形態において、側壁10,20はそれぞれ 垂直及び水平方向に述べている外側の突き出たリブ100ないし200と対面するよう に設計されている。第一の側壁10の水平に延びたリブ100に、図3の最上部に示 されている段差部131が設けられている。側壁10が折り畳まれた状態で、段差部1 31が折り畳まれたコンテナ1の表面に垂直な段差部を形成する。コンテナ1がこ の状態の場合、段差部131は積み重ねられた別のコンテナ1が第一の側壁10の縦 方向に滑るのを防いでいる。こうした理由から、積み重ねられたコンテナ1の下 側の積層用ボーダー部331が段差部131の後側を包むようになっており、それによ って水平方向のずれに対する必要な安全性が達成される。対応する段差131はコ ンテナ1のすべてのコーナーに設けられており、従って側壁10がコンテナ1の二 つの向き合った前側の側面が折り畳まれると、上記のひとつながりの段差部が上 側の等高線となる。 最後に、図3にその上側の長さの少なくとも一部に沿った壁面台座領域31がコ ンテナの内側から外側に延びた傾斜部が 設けられている様子が示されている。その下側の第一の側壁10は傾斜部311に対 応する領域に傾斜部101を設けて設計されている。これらの傾斜部101,311で、 その第一の側面10からその上部に重ねる場合に、側面10の下側端部がコンテナの 内側に移動しようという傾向に対する抗力が働く。さらに、この第一の側壁10の 下側とそれに対応する壁面台座領域311の上側の等高線によって、側壁の立てら れた状態から始めて、それらをコンテナの内側に折り畳むときに、一定の摩擦抵 抗を克服しなければならない。この抵抗は第二の側面20がまだ立てられておらず 第一の側壁10に接続されている場合でも、この状態で立ち上げられる場合に第一 の側壁を自動的に支える役割を果す。これによって、最初に立てられる第一の側 壁が別の手段を用いなくてもその位置を保持し、従ってコンテナ1を組み立てて いるオペレータが第二の側壁を同時に立てるのに両方の手を用いることができる ので、特にコンテナ1を側壁10,20が折り畳まれた状態から側壁10,20が立てら れた状態に移す作業が簡単になり、より速く実行できる。 側壁10,20を立ちあげた状態で相互にロックするために、全部で四つのロック がコンテナ1に設けられており、二つの第二の側壁20にロックが対で設けられて いる。 図4はロック4を有する側壁のひとつの一部を示している。各ロック4はひと つの平坦で細長い本体で構成されており、その外側端部は図示されていない側壁 10の方向を指している。図4に示された状態で、ロック4はロックされた状態と なり、 そのロック端44はその外側位置にあって図示されていない隣接側壁10と係合する ようになっている。 本体40に沿って、各ロックは起動端部42を含んでおり、この起動端部はこの実 例では人の親指あるいはその他の指を受け入れるための眼として設計された起動 ハンドル43を有している。さらに、本体40はそれぞれコンテナ1の、側壁20さら に正確にはリブあるいは段差241によって支えられた二つのV型分岐バネ・アー ム41を担持している。その縦方向のロック4は見る者に面する側壁20の外側のリ ブ200のいくつかに配置された開口部内に取り外し可能に誘導される。バネ・ア ーム41は縦方向に働く力でロック4を付勢し、それによって、それ以上の外力が それに作用しない限り、ロック4がその位置に固定される。 さらに、図4はその縦方向に立ち上がっている状態で折り畳み式側壁10,20を 相互に芯出しするための芯出し手段を示している。この実例では、この芯出し手 段は接続壁面領域22から外側に突き出た芯出しカム222で構成され、その芯出し カム222を受け入れるための開口部122が側面10に設けられている。 二つの側壁20のそれぞれに、二つのロックが側壁20の中心垂直線と中心として 左右対称に配置されている。起動ハンドル43を有する起動端部42の下側に、側壁 10,20が立てられたコンテナ1を把握するのに役立つハンドリング用開口部201 がその側壁20に設けられている。ふたつのロックの起動用ハ ンドル43はこのハンドリング用開口部201のすぐ上に配置されており、相互に離 れているのでオペレータは親指と人差し指を使ってこれら二つのロック4を同時 に作動させることが簡単にできる。ロックを解除するためには、起動用ハンドル 43を相互方向に押しつけてロック4を動かし、それによってロック4のロック端 部の側壁10との係合を解除するだけで十分である。そうすれば、コンテナ1の折 り畳みが可能になる。さらに別の対の二つのロック4が後側に配置された第二の 側面20に設けられており、その配置は左右対称になっている。こうした方法で、 オペレータが両手で全部で四つのロック4を同時に起動することが可能になる。 最後に、図4に示されているロック4の例では、係合要素48は見る者に面した 前側のロック本体の上面に設けられている。この係合要素48はロック端44に向か って開いているV型ウェブで構成されている。この係合要素48を特に自動ハドリ ング装置の起動部材と係合させることによって、例えば、自動コンテナ洗浄装置 を係合して、洗浄プロセス中に手で作業することなしにコンテナ1を側壁10,20 が立てられた状態から側壁10,20が折り畳まれた状態に変えることができる。 ロックを担持し誘導する側壁20にロック4を取り付けるのは簡単で、図4で前 側にロック端44を有するロック4を右から左方向にバネ・アームが図4の右側に 示されている開口部204を通過するまで開口部204内に押し入れる。この位置で、 ずれ止46が側壁20の対応溝246にぱちんとはまり、そのずれ 止がロック本体40の後側から突き出し、その後、ロック4は図4に示された位置 を取る。この位置で、ロック4は側壁20と拘束的に接続される。ロック4を取り 付ける際はただひとつの方向だけでの取り付け動作が必要なだけなので、この取 り付け工程は自動的なやり方で比較的簡単に行うことができ、これはコンテナ1 製造の低コスト化に役立つ。好ましくは、側壁20には関連ロック4が取り付けら れ、その後それらがコンテナ1のベース30に接続されるようにする。 ロック4が図4に示されているロック位置を越えて押し込まれるのを防ぐため に、ロック4はその本体40からロック端44への移行部分にストップとして機能す る広がり部分46′を含んでおり、この広がり部分が図示されているロック位置で この位置に延びている側壁20のリブ200と接触するようになっている。 同時に、特に壊れた場合に、必要があればロック4を取り替えることもでき、 そのためにはずれ止46を押し出さねばならず、その場合ロック4は弾力的に変形 される。 図4aは図4のロック4を部分平面図で示している。左側にはロック4のロッ ク端44が見え、ロック端は右側で本体につながっている。ロック端44と本体との 間の移行部にロック4のロック位置の方向へのずれ動作を制限するためのストッ プを形成する広がり部分46′がある。図4の図示されていない後側に図4aで上 側を指してずれ止46が存在している。図4aにははっきりと示されているが、ず れ止46がくさび型に 設計されており、その平坦な端部はロック端44の方を指している。特にこの設計 で、その取り付け中にロック4がリブ200の開口部204内で何のトラブルも起こさ ずに対応側壁内で誘導される。ずれ止46の高い方の側はロック4の解放方向への ずれ動作を制限するストップを形成している。 図5は第二の実施形態におけるロック4の形態と機能を示しており、この場合 も隣接側壁10が示されている。図5の左側に、側壁10がそのコーナー包囲壁領域 11及びその接続領域12と共に示されている。右側には側壁20がそのリブ200及び そのハンドリング用開口部201と共に示されている。 ロック4は、それぞれリブ200内に設けられている開口部204内でその本体及び 起動用端部42と共に軸方向に誘導される。ロック4の本体40及び起動端部42は比 較的平坦に設計されているので、開口部204の高さは比較的小さくても十分で、 それで側壁20の固定及び安定化に関してリブ200の機能は損なわれない。 図5はロック位置にあるロック4を図示しており、関連側壁10に最大限にずれ た位置をとっている。この位置でロック4のロック端44は側壁10の対応する溝型 ロック受け部104と係合する。この位置では、ロック4と側壁10との間の係合に よってそうした動きが妨げられるので、側壁10との関係でコンテナの内側に折り 畳むことはできない。 上に述べた遺伝子治療で、ロック4はロック4の残りの部分と一体的に設計さ れており、側壁20と一体化されている支 持ウェブ241によって支持されている二つのバネ・アーム41によって固定されて いる。 図5に示されているロック4の右端に、側壁20のハンドリング用開口部201の 上方、ロック4のハンドリング端42の内部端のところに配置されている起動ハン ドル43が見えている。 図6は、特に、図5の線VI−VIに沿った断面に、ロック4の平坦で省スペース 的な実施の形態と、側壁20のリブ200内の開口部内のガイダンスを示している。 図6の左側の領域にコーナー包囲壁面領域11及び接続壁面領域12を有する側面10 が見えている。その裏側に、つまり、図6の接続壁面領域12の上方に、側壁20の 関連接続壁面領域22が存在している。この領域で、側壁10,20のロック4による 、あるいはより正確に言えばそのロック端44により相互のロッキングが行われる 。 図6はロック端44の側壁10のロック受け104への係合を示している。側壁10が 立ち上げられた後、側壁20を立ち上げねばならない場合にロック位置が自動的に 位置決めされるようにするためには、側壁10のコーナー包囲壁面領域11が受け入 れ傾斜部105を持つように設計されており、そしてロック端44はくさび形先端部4 5を持つように設計されている。この手段によって、ロックが側壁20を立ち上げ る時に、さらに起動されなくてもドア・ロックのように後方に動かされる、つま り、ロック端44がバネ・アーム41の影響を受けてロック受け104に自動的にはま るまで図6内で右側に動かされる。 ロック4が取り付けられた状態でそのずれを制限するため に、ずれ止46が側壁40に面した本体40の下側、あるいは後側に設けられており、 そのずれ止は側壁20の対応するような形状を有する溝246と係合する。 図6の右側に、起動端42がロック4の起動ハンドル43と共に示されている。オ ペレータがこの起動ハンドル43を動かしやすくするために、ロック4のこの実施 の形態では、起動端42は側壁20の平面に対してやや後方に曲げられている。この 湾曲は、ロック4の起動端42の下側に短い側壁リブ205を側壁20の平面から外側 に突き出るように取り付けることによって達成される。 図6の背景に、側壁10,20内にコンテナのベース30の小さな一部が見えている 。 図7はロック4を図5と同じ様態で、ただし、リリース位置で示している。ロ ック4をこのリリース位置に移すためには、好ましくはオペレータが親指か人差 し指で起動ハンドル43を握って、それを起動ハンドル43のところで矢印で示され る方向にそれをずらすことによって、起動力がそれに加えられる。この手段によ って、ロック4がバネ・アーム41の力に抗して、そのロック端44が側壁10のロッ ク受け104との係合が外れるまでずらされる。側壁20の右側に取り付けられてお り、図面では見えないロック4が同時に同じリリース位置を取ると、その側壁が 側面10との関係でコンテナの内側に簡単に畳み込まれる。 その折り畳み距離のごく一部でも折り畳まれると、起動用 ハンドル43に働いている起動力が外れて、その後ロック4がそのロック位置でバ ネ・アーム41のバネ力の影響で後方に動き、側壁20のそれ以上の折り畳みを妨害 しない。 図8は第二の側壁20のひとつの一部を示しており、その左側ボーダーの下側部 分と、側壁20の下側ボーダーの左側、及び中央部分を示している。 図8の上側に、接続壁面領域22の下側部分が見え、下側端部領域に芯出しカム 222が配置されている。この接続壁面領域22はすでに図1及び2に関連して述べ たように隣接する第一の側壁10の対応する接続領域12と共働し、同じ方法で芯出 しカム222は隣接する側面10の芯出し開口部と共働する。 接続壁面領域22の下側に、広がり部分21が見え、その上側が支持面27を形成し ている。ブラケット211がそこから支持面との左側フラッシュに延びている。 さらに、図8は側壁20の下側端部23から下方に伸びているいくつかの蝶番のう ちのふたつを示しており、図示されている実施の形態の蝶番部品24は二つの外側 に突出した軸スタブ249によって形成された蝶番軸を担持する一対の下方に突出 したウェブ248によって形成されている。軸スタブ249の外側前端はくさび形で下 方に傾斜している。この傾斜は側面10,20とベース30の取り付けを簡単にしてお り、力を加えると、蝶番部品24はベース30の対応する蝶番受け入れ開口部314,3 24に押し込まれ、はめこまれる。蝶番部品14,24のその領域への手作業によるは めこみによって側壁10,20のベース30 との接続は、良好な相互ガイダンスが達成されて取り付けが簡単になるので、側 壁が折り畳まれる際に行われるのが好ましい。さらに、こうすることによって、 ベース30の蝶番受け入れ開口部314,324はその上向き方向で小さくすることがで き、より大きな負荷を担持して、特に側壁10,20のその領域を握って持ち上げた 時のコンテナ1の負荷担持能力が改善される。 図8に示されている実施の形態の二つの蝶番部品の間に下端23から下方に突出 した翼部247が側壁20に設けられており、側壁10,20が立ち上げられた場合、そ の翼部は図8には示されていないベース30の対応する台座領域31,32の上部ボー ダーの外側に位置することになる。これらの翼部247は、外力の影響を受けてそ の下側部分の側壁20がコンテナの内側に押し込まれて蝶番部品が外れてしまうの を防ぐ。対応して設計されている第一の側壁10についても同様のことが言える。 最後に、図8はその右側にほぼ平行に延び、コンテナ・ラベルあるいはコンテ ナ・ドキュメントの受け入れ部を形成する二つのウェブ209を図示している。こ のラベルあるいはドキュメントは上から下に押し込まれ、輸送あるいは保管中安 全に固定される。 図9は第一の側壁の一部、つまりその外側の中央下部を示しており、側壁10は ベースから分離された状態で示されている。側壁10は下側端部13によってその下 側が限定されている。ひとつづきのエプロン147が内側下方に延びている。 最後に、図9の中央下部に、側壁10の下端13から延びた蝶番部品14のひとつが 見え、その長さは垂直方向のエプロン147の長さよりかなり大きくなっている。 また、図9の蝶番要素14はそれぞれその軸スタブ149を担持している下方に延び た二つの平行なウェブ148で構成されている。これらの軸スタブ149は蝶番受け部 340と共働して、図示されていないベース30で側壁10を回動させる。 ベースとの関係でそれが立ち上げられている状態で側壁10が外側に回転するの を防ぐために、エアプロン147が取り付けられている。このエプロン147は側壁10 が立ち上げられた状態でベース30の関連壁面台座の上部ボーダー領域の内側と噛 み合う。側壁20が立ち上げられる間に立ち上げられた側壁10が自動的に元の位置 に倒れ込んでしまうような不都合を避けるために、横方向に突出したはめこみカ ム148′が軸スタブ149上方で、両方のウェブ148に取り付けられている。側壁10 が立ち上げられた状態で、これらはめこみカム148′はベース30で蝶番受け部314 の対応的に形成された領域によりロッキングとして機能する。 図10で、第一の側壁10の下側ボーダー領域のデザインが関連蝶番部品14と共に 図9の線X−Xに沿った断面で示されている。左上側に背景に位置しているリブ 100によって補強された第一の側壁の一部が見える。側壁10の右側に、コーナー 包囲側壁領域10の下側部分が見える。さらに、図10の右側で、接続壁面領域12が コーナー包囲壁面端部領域11と接続されて 配置され、自由端部16で終端している。この接続壁面領域12の内部に、芯だし開 口部122のひとつが見えている。 側壁10はその下方は下端部13によって限定されており、そこから蝶番部品14が 下方に延びている。前側にウェブ148のひとつがあり、そこから芯だしカム148′ とさらにその下方に軸スタブ149が突出しており、回動軸18が形成されている。 側壁10の下端13の下側の右側に、エプロン147が断面で示されており、このエ プロン147は側壁10がその立ち上がった状態を越えて回転するのを制限するため のものである。 図11は第一の側壁10が折り畳まれたコンテナ1の状態の一部を示しており、図 を単純にするために第二の側壁20は示されていない。 図11の下側に、先ず、ベース30が見えており、下側ステープル・ボーダー331 がそれと一体化されている。また壁面台座領域31もベース30と一体化されており 、壁面台座が図11の右側に示されている。この壁面台座領域31によって、第一の 側面10がそのひとつが図面に見えている蝶番部品14によって関節方式で接続され ている。蝶番部品14は壁面台座領域31の対応する蝶番受け入れ開口部314に挿入 される。折り畳まれた状態で、側壁10はその上側のベース30と平行に延びる。そ の時点で下方に向いている第一の側壁10の内側とベース30の上側との間のスペー スに、前に折り畳まれた図示されていない側壁20が横たわっている。この側壁20 は背景に見えている壁面台座領域32と関節方式で接続されており、この壁面台座 領域32は蝶番受け入れ開口部324を含んでいる。蝶番受け入れ開口部324はコンテ ナの内側に向きこの方向に広がっている受け入れ傾斜部324で形成されており、 この受け入れ傾斜部は側壁20とベース30を取り付ける際に蝶番部品24を受け入れ 易くする。また、第一の側壁10の受け入れ開口部314も対応的に設計されている 。この第一の側壁10と、同時にコンテナ1の図示されている実施の形態の第二の 側壁も折り畳まれたあるいは水平位置でベース30と接続されている。こうした理 由から、受け入れ傾斜部324と第一の側壁のための対応する受け入れ傾斜部はそ れらがコンテナ1の内側を向くように配置されている。 上にも述べたように、壁面台座領域31はその上部で、その上側部で、少なくと もその長さ方向の一部が図11の右上部分に見えるように傾斜部311を配して設計 されている。図11の右下部分で、壁面台座領域31がその下側に傾斜部311′を配 して設計されており、その下側が傾斜部311と平行して延びているのが見える。 この傾斜部311′は点線で示される別のコンテナ1′を側壁10,20が折り畳まれ る際にずれないように正確に固定されて積み重ねるのに役立つ。同時に、壁面台 座領域31はその下側の積載用ボーダー331′で積み重ねられた別のコンテナ1′ がその外側で壁面台座領域31で包囲され積層内でのコンテナ1,1′の相互のず れが壁面台座領域31の方向に時計方向にずれるのが防げるような高さと等高線を もって設計されている。壁面台座領域31に平行な方向でのコンテナ 1,1′の相対的なずれは第一の側面10のリブ100の段差部131によって防がれる 。図11で、この時点で上側を向いているリブ100が折り畳まれた第一の側壁10の ところに見えており、図3で説明したように見るもの側から見て反対側の段差部 131と係合している。さらに、図11はこの段差部131がその後側で上側コンテナ1 ′の下側積載用ボーダー331′によって包囲されているのが見える。後側の包囲 はコンテナ1の反対側前部で同じように行われ、それによって壁面台座領域31と 平行な両方向へのずれが防がれる。 同時に、図19は側壁10,20を折り畳んでコンテナ1,1′を相互に積み重ねた 場合、折り畳まれた側壁10,20に対して垂直方向への応力がかからない。これに よって、特に蝶番部品14,24での側壁10,20の損傷が防がれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 19623690.8 (32)優先日 1996年6月14日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 AU,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,HU,JP,PL,RO,RU,SK,T R,UA,US (72)発明者 ラールホーヴェン,ハンス オランダ エヌエル−7316 ディゼット アペルドーン,バス バッカーラーン 20 番地 (72)発明者 バナスキウィッズ,ホースト ドイツ連邦共和国 ディ−13591 ベルリ ン,ネンハウザー ダム 158番地 【要約の続き】 用コンテナ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ほぼ四角形のベース(30)と四つの側壁(10,20)で構成された輸送及び保管用 コンテナにおいて、 a) コンテナ(1)が空の場合に、少なくとも側壁(10,20)の上側部分が上記 ベース(30)の方向となる内側に、上記ベース(30)の端部と平行に延びた回動軸(1 8,28)を中心に折り畳まれ、 b) 二つの向き合った第一の側壁(10)がコーナーを包囲する壁面端部領域(11) で形成されており、 c) 第一(10)及び第二(20)の側壁のコーナー包囲壁面端部領域(11)が立ち上げ られた状態で重なり合う接続壁面領域(12,22)で形成され、各壁面の厚みが外側 に配置された第一の側壁(10)の一部を形成する接続用壁面領域(12)で50%程度減 少されており、 d) ベース(30)が第一の側壁(10)の下側部分を形成している二つの向き合った 壁面台座領域(31)で形成されており、上記壁面台座領域(31)はその前端部にコー ナー包囲台座端部領域(131)を含んでおり、上記台座端部領域(131)のコーナーを 包囲する長さは上記壁面端部領域(11)のコーナー包囲長さより小さくなっており 、 e) 二つの向き合った第二の側壁(20)がその下側部分の上記壁面台座領域(31) のレベルで横方向に突出した広がり部(21)を含んでおり、この広がり部は側壁(1 0,20)が立てられた時に、垂直方向で見てコーナー包囲 壁面端部領域(11)とベース(30)との間に配置されており、 f) 上記第一の側壁(10)の回動軸(18)が第二の側壁(20)の回動軸(28)より大き な垂直方向間隔でベース(30)上方に配置されており、そして g) 上記第一の側壁(10)の回動軸(18)のベース(30)の上面からの垂直方向間隔 が水平方向で立ち上げられた回動軸(18)から図ったコーナー包囲壁面端部領域(1 1)とほぼ対応していることを特徴とする輸送及び保管用コンテナ。 2.特徴g)の代わりに、第一の側壁(10)の回動軸(18)のベース(30)の下側からの 垂直方向距離が水平方向で立ち上げられた状態の回動軸(18)から測定したコーナ ー包囲壁面端部領域(11)の長さとほぼ対応しており、そして、ベース(30)の外側 ボーダーが上記第二の側壁(20)の領域で第一の側壁(10)のコーナー包囲壁面端部 領域(11)の壁厚をほぼ対応する長さだけステップ・バックされるようになってい る請求項1のコンテナ。 3.ベース(30)の上記外側ボーダーが第二の側壁(20)の上記領域で第一の側壁(1 0)の接続壁面領域(12)の薄くなった壁厚にほぼ対応する長さだけステップ・バッ クされ、ベース(30)のこれら二つのステップ・バックされたボーダーのところで 、それぞれそこから突出した第二の壁面台座領域(32)が立ち上げられた場合に水 平方向で測って 第一の側壁(10)の接続壁面領域(12)の長さにほぼ対応する高さをもって配されて いることを特徴とする請求項1又は2のコンテナ。 4.第一の側壁(10)の各コーナー包囲壁面端部領域(11)の立ち上げ時の水平方向 で測った長さが、その壁面端部領域(11)間の側壁(10)の長さの5%〜15%、好ま しくは8%〜10%であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテ ナ。 5.回動軸(18,28)を形成するために、側壁(10,20)のそれぞれの下端(13,23) に下方に突出した蝶番部品(14,24)が設けられており、それら蝶番部品が壁面台 座領域(31,32)あるいはベース(30)内の適切な蝶番受け入れ開口部にラッチされ ることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。 6.上記蝶番部品(14,24)がそれぞれ突出したウェブ(148,248)と横方向軸スタ ブ(149,249)で形成されることを特徴とする請求項5のコンテナ。 7.上記軸スタブ(149,249)がその前側でくさび形に傾斜をつけられており、上 記蝶番受け入れ開口部(314,324)は相互に同様の形状を有する受け入れ傾斜部(3 24′)で形成されていることを特徴とする請求項6のコンテナ。 8.第一の側壁(10)が立ち上げられた状態で対応する壁面台座領域(31)の上側端 部の内側と噛み合うひとつの連続的な、あるいは不連続なエプロン(147)が第一 の側壁(10) の各下端(13)から突出していることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の コンテナ。 9.各第一及び/又は第二の側壁(10,20)の下端(13,23)から下方に突出したい くつかの翼部(247)が設けられており、上記翼部が側壁(10,20)が立ち上げられ た時に対応する壁面台座領域(31,32)の外側と噛み合うことを特徴とする前記請 求項のいずれかに記載のコンテナ。 10.側壁(10,20)に、立ち上げられた時に直接隣接する領域(12,22)に止め手段 が設けられており、その止め取り外し可能にラッチ、ロック、インターロック、 あるいはクランプされることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテ ナ。 11.上記止め手段が少なくとも二対のロック(4)によって形成され、そのロック (4)の各対が二つの向き合った側壁(20)に配置、誘導され、各ロック(4)が二つ の隣接側壁(10,20)をロックするロック位置とそのロックをリリースするリリー ス位置との間でずれることが可能であることを特徴とする請求項10のコンテナ。 12.各ロック(4)がロック位置の外側でロック方向に作用する力によってバイ アスされることを特徴とする請求項11のコンテナ。 13.上記力がロック(4)ひとつあたり、あるいはロックの一対あたり少なくと もひとつのバネ要素によって発生されるべきであることを特徴とする請求項12の コンテナ。 14.各ロック(4)に少なくともひとつの弾力的なバネ・アーム(41)が設けられ ており、その自由端でそのロック(4)を誘導する側壁(20)で支持されていること を特徴とする請求項13のコンテナ。 15.上記バネ要素がV字形に分岐した二つのバネ・アーム(41)によって形成され ていることを特徴とする請求項14のコンテナ。 16.各ロックがくさび形テーパー加工ロック端(44)などのタブを含んでおり、そ して、ロックされるロック端(44)と共働する側壁(10)が受け入れ傾斜部(105)を 有する溝型ロック受入部(104)を含んでいることを特徴とする請求項11〜15のい ずれかに記載のコンテナ。 17.少なくともロック(4)を誘導する側壁(20)がその外側に固定用リブ(200)を 含んでおり、そして、ロック(4)がそのリブ(200)内に配置された開口部(204)内 で拘束的に誘導されることを特徴とする請求項11〜16のいずれかに記載のコンテ ナ。 18.ひとつの側壁(20)のロックの対の両方のロック(4)が同じような形状を有し ており、側壁(20)の中心垂直線に関して左右対称に配置されていることを特徴と する請求項11〜17のいずれかに記載のコンテナ。 19.相互に向き合い、側壁(20)の中心を向いたロックの端部(42)に起動用ハンド ル(43)が設けられており、そして、上記起動用ハンドル(43)が相互に離れた位置 関係で配置 されているので、オペレータの親指と人差し指でそれを同時に起動することが可 能であることを特徴とする請求項18のコンテナ。 20.ロック(4)を含まない側壁(10)がベース(30)に対して完全に、あるいはほと んど立ち上がった状態の時に十分に大きな摩擦力及び/又ははめこみ要素(148′ )によって自動的に固定可能であることを特徴とする請求項11〜19のいずれかに 記載のコンテナ。 21.起動用ハンドル(43)から離れた位置にあるロック(4)に少なくともひとつの 係合用要素(48)が、自動ハンドリング装置、特に自動コンテナ洗浄装置の起動部 材と係合可能に設けられていることを特徴とする請求項11〜20のいずれかに記載 のコンテナ。 22.ロッキング手段の他に芯だし手段が側壁(10,20)を立ち上げて接続する際に 係合可能に接続壁面領域(122,222)に設けられていることを特徴とする請求項10 〜21のいずれかに記載のコンテナ。 23.上記芯だし手段が内側接続壁面領域(22)ひとつあたり少なくともひとつの外 側に突出した芯だし手段と、側壁(10,20)が立ち上げられた時に芯だし体(222) を受け入れる外側接続壁面(12)ひとつあたり少なくともひとつの芯だし標識ある いは開口部(122)によって形成されることを特徴とする請求項22のコンテナ。 24.上記内側接続壁面領域(22)がそれぞれの上端部に壁厚 み分まで外側に延びた少なくともひとつの固定用リブ(223)を含んでおり、上記 外側接続壁面領域(12)がそれぞれ、側壁(10,20)が立ち上げられた時に上記固定 用リブ(223)を受け入れる段差付き凹部あるいはダウン・ステップ(123)を含んで いることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。 25.上記壁面台座領域(31)の上側が少なくともコンテナ(1)のコーナー領域でそ れぞれコンテナの外側に向けて低くなる傾斜部(311)で形成されており、上記折 り畳み可能な第一の側壁(10)が相互に上記傾斜部(311)と同様の傾斜部(101)で形 成されていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。 26.上記傾斜部(101,311)がベース(30)の平面に向けて4°から8°の間の角度 、好ましくは6°の角度で傾斜していることを特徴とする請求項25のコンテナ。 27.上記壁面台座(31)が上記ベース(30)の平面に対して垂直方向で測定して上記 折り畳み可能側壁(10,20)の高さを越える高さを有しており、そして、側壁(10 ,20)が折り畳まれた場合に上記壁面台座領域(31)の上側がさらに積み重ねられ たコンテナ(1′)のための支持面を形成し、積み重ね用ボーダー(331′)がその 下側に来ることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコンテナ。 28.上記広がり部(21)が低い横方向に突出したブラケット(211)で形成されてお り、その上側が上記広がり部(21) の上側と接触しており、壁面台座領域(31)がその台座端部領域(131)で側壁(10, 20)が立ち上げられた場合に上記ブラケット(211)を受け入れるためのダウン・ス テップ(321)で形成されていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の コンテナ。 29.ベース(30)にその下側端部の回りに延びた積み重ね用ボーダー(311)が設け られており、そして、上記第一の側壁(10)が折り畳まれた時に上方を指しその前 端部に近い側に積み重ねられた別のコンテナ(1′)の下側積載用ボーダーによっ て後方から包囲される垂直段差を含んでいることを特徴とする前記請求項のいず れかに記載のコンテナ。 30.積み重ね用ボーダー(311)がその下側でベース(30)の縦方向中央で不連続に なっており、その不連続部分の長さが側壁(10,20)のひとつの壁厚の少なくとも 二倍に対応することを特徴とする請求項29のコンテナ。 31.その下側が積み重ね用ボーダー(331)で形成され、積み重ね用ボーダー(332) がその上側に設けられ、その表面の寸法が、通常の頑丈で積み重ね可能な輸送及 び保管用コンテナの寸法に対応していることを特徴とする前記請求項のいずれか に記載のコンテナ。
JP52656497A 1996-01-26 1997-01-25 輸送及び保存用コンテナ Expired - Fee Related JP3963279B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19602651.2 1996-01-26
DE1996102651 DE19602651A1 (de) 1996-01-26 1996-01-26 Transport- und Lagerbehälter
DE19613086.7 1996-04-02
DE1996113086 DE19613086A1 (de) 1996-01-26 1996-04-02 Transport- und Lagerbehälter
DE19623690A DE19623690A1 (de) 1996-01-26 1996-06-14 Transport- und Lagerbehälter
DE19623690.8 1996-06-14
PCT/EP1997/000348 WO1997027115A1 (de) 1996-01-26 1997-01-25 Transport- und lagerbehälter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11502492A true JPH11502492A (ja) 1999-03-02
JP3963279B2 JP3963279B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=27215846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52656497A Expired - Fee Related JP3963279B2 (ja) 1996-01-26 1997-01-25 輸送及び保存用コンテナ

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5967356A (ja)
EP (1) EP0786412B1 (ja)
JP (1) JP3963279B2 (ja)
CN (1) CN1071241C (ja)
AT (1) ATE210580T1 (ja)
AU (1) AU734508B2 (ja)
CA (1) CA2216121C (ja)
DK (1) DK0786412T3 (ja)
ES (1) ES2169280T3 (ja)
PT (1) PT786412E (ja)
RU (1) RU2180647C2 (ja)
TR (1) TR199701038T1 (ja)
WO (1) WO1997027115A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6669044B2 (en) 2000-04-10 2003-12-30 Gifu Plastic Kogyo Kabushikigaisha Foldable container
JP2009184732A (ja) 2008-02-04 2009-08-20 Ifco Systems Gmbh 「魚用クレート」鮮魚を輸送するための折り畳み式の容器
JP2011051618A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Sanko Co Ltd 折り畳みコンテナー
CN103523328A (zh) * 2012-07-02 2014-01-22 江苏立华塑料制品有限公司 周转筐

Families Citing this family (64)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6918502B1 (en) 1997-12-19 2005-07-19 Rehrig Pacific Company Collapsible container
SE514741C2 (sv) 1998-03-13 2001-04-09 Arca Systems Ab Formverktyg för framställning av delar till ett fällbart emballage samt fällbart emballage framstllt däri och förfarande för hopmontering av emballaget
NL1012013C2 (nl) 1999-05-10 2000-11-13 Wavin Trepak B V Houder met vergrendelbare zijwanden.
US6293418B1 (en) 1999-12-09 2001-09-25 Norseman Plastics Limited Collapsible container
NL1013830C2 (nl) 1999-12-13 2001-06-14 Schoeller Wavin Systems N V Inrichting voor het oprichten van een houder met neerklapbare zijwanden.
US6386388B1 (en) * 1999-12-27 2002-05-14 Rehrig Pacific Company Container
US6142329A (en) 2000-01-31 2000-11-07 Dolav Dvir Lahav Plastic Products Knock-down bin
US6843386B2 (en) * 2001-01-15 2005-01-18 Norseman Plastics Limited Biased latch hinge
US6386383B1 (en) 2001-08-31 2002-05-14 F. X. Coughlin Co. Collapsible shipping container
US6722515B2 (en) * 2002-01-23 2004-04-20 Donald Rumpel Folding crate
US7159730B2 (en) 2002-01-23 2007-01-09 Donald Rumpel Folding crate with array connection features
ES1055985Y (es) * 2003-10-31 2004-06-01 Sp Berner Plastic Group Sl Caja plegable.
CN100572203C (zh) * 2003-12-05 2009-12-23 三甲株式会社 折叠贮存器
DE202004011894U1 (de) 2004-07-29 2004-11-04 Bekuplast Kunststoffverarbeitungs-Gmbh Behälter für den Transport und die Lagerung von Produkten
DE202004014382U1 (de) * 2004-09-16 2006-02-02 Bekuplast Kunststoffverarbeitungs-Gmbh Kastenförmiger Behälter, insbesondere für Transport und Lagerung von landwirtschaftlichen Produkten
DE202004015081U1 (de) 2004-09-27 2006-02-09 Bekuplast Kunststoffverarbeitungs-Gmbh Klappbox mit Zentriernocken
DE202004018927U1 (de) * 2004-12-07 2005-02-24 Ifco Systems Gmbh Transportkasten mit klappbaren Seitenteilen aus Kunststoff
AU2005327509B2 (en) * 2005-02-17 2009-07-30 Bradken Resources Pty Limited Bulk materials container
WO2006086824A1 (en) * 2005-02-17 2006-08-24 Bradken Resources Pty Limited Bulk materials container
US8152014B2 (en) * 2005-04-11 2012-04-10 Paul J. Elstone, Sr. Collapsible container system
ES2306558B1 (es) 2005-12-27 2009-07-14 Sp Berner Plastic Group, S.L. Dispositivo de anclaje para cajas plegables.
DE102006015423A1 (de) * 2006-04-03 2007-10-04 Schoeller Arca Systems Services Gmbh Lager- und Transportbehälter mit teleskopierbarer Seitenwandung
DE102006040864B3 (de) * 2006-08-31 2007-10-11 Bekuplast Kunststoffverarbeitungs-Gmbh Transport- und Lagerbehälter mit verstellbaren Seitenwänden
DE202007015378U1 (de) 2007-08-20 2008-02-21 Odesa Gelistirilmis Polimer Yatirimlari Ve Dis Ticaret A.S. Gleitverriegelungsvorrichtung für zusammenklappbare Kisten
US8261923B2 (en) * 2008-04-22 2012-09-11 Otto Industries North America, Inc. Collapsible container
US7748538B2 (en) * 2008-08-14 2010-07-06 Esrich Michael J Holder for pet food bowls and dishes and a kit for making said holder
DE102009005212A1 (de) * 2009-01-20 2010-07-22 Schoeller Arca Systems Gmbh Behälter für Transport und Lagerung von Gütern mit einem Behälterboden und zumindest zwei übereinander klappbaren Seitenwänden
DE102009049185A1 (de) 2009-04-15 2011-01-05 Ifco Systems Gmbh Kiste mit faltbaren Seitenwänden mit stabiler Seitenwandstruktur
DE102009049186A1 (de) 2009-04-15 2010-11-04 Ifco Systems Gmbh Kiste mit faltbaren und selbstarretierenden Seitenwänden
DE102009049184A1 (de) 2009-04-15 2010-11-04 Ifco Systems Gmbh Kiste mit faltbaren Seitenwänden und Verriegelungsmechanismen mit Überlastschutz
DE102009049103A1 (de) 2009-04-15 2010-11-04 Ifco Systems Gmbh Kiste mit faltbaren und demontierbaren Aussenwänden
DK2408677T3 (da) 2009-04-15 2013-04-22 Ifco Systems Gmbh Beholder med klapbar sidevæg
US20100282136A1 (en) * 2009-05-08 2010-11-11 Robert Stanley Portable vault
DE102009024043A1 (de) * 2009-05-29 2010-12-02 Ktp Kunststoff Palettentechnik Gmbh Zusammenlegbarer Behälter
ES2350791B1 (es) 2009-06-15 2011-11-16 Sp Berner Plastic Group, S.L. Caja plegable
CN201849862U (zh) * 2009-12-10 2011-06-01 嘉兴市中达金属制品有限公司 一种集成式垃圾筒
US9463898B2 (en) * 2009-12-28 2016-10-11 Lamar & Associates, Llc Reusable container kit
ES1072252Y (es) * 2010-04-08 2010-09-10 Miquel Pujadas S A Bandeja para lavaplatos
US9095249B2 (en) 2010-04-08 2015-08-04 Miguel Pujadas, S.A. Dishwasher tray
DE202010009336U1 (de) 2010-06-21 2011-09-22 Bekuplast Kunststoffverarbeitungs-Gmbh Faltbarer Transport- und Lagerbehälter
JP5491335B2 (ja) * 2010-09-24 2014-05-14 三甲株式会社 組立・分解可能容器
BR112013009705A2 (pt) * 2010-10-21 2016-07-19 Groupe Dusogat frisos de canto para receber paredes de uma caixa e caixa dobrável ligável e desmontável
DE202011002551U1 (de) 2011-02-09 2012-05-11 Ringoplast Gmbh Transport- und Lagerbehälter
US20130178145A1 (en) * 2011-07-01 2013-07-11 Chiquita LLC Controlled atmosphere sea van container including carbon dioxide scrubber curtain
EP2669207B1 (en) * 2012-05-29 2016-07-20 Nefab Ab A system for creating a container and corresponding container
PL220963B1 (pl) * 2012-06-01 2016-01-29 Laude Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością Kontener do przewozu produktów, zwłaszcza w kształcie zwojów
US9510518B2 (en) * 2012-07-11 2016-12-06 Dimitri Shein Sheet metal structure
US8602240B1 (en) * 2013-02-04 2013-12-10 Joseph N. Laurita Method and apparatus for carrier
US9067521B1 (en) * 2014-10-31 2015-06-30 Macneil Ip Llc Cargo organizer
CN104691892B (zh) * 2015-01-16 2017-07-28 上海鸿研物流技术有限公司 折叠箱
CN105173317A (zh) * 2015-06-10 2015-12-23 赵静 一种磨轮储物壳
US10703531B2 (en) 2016-03-11 2020-07-07 Rehrig Pacific Company Collapsible crate with wood appearance
CN105836254B (zh) 2016-05-24 2018-12-07 上海鸿研物流技术有限公司 折叠箱
CN114455169A (zh) * 2017-04-10 2022-05-10 上海鸿研物流技术有限公司 折叠箱
CN107200165A (zh) * 2017-06-26 2017-09-26 成都星胜塑科技有限公司 多功能集成折叠筐
RU180807U1 (ru) * 2017-09-06 2018-06-22 Публичное акционерное общество "Абаканвагонмаш" Контейнер
CN207810030U (zh) * 2018-01-03 2018-09-04 周芯宇 一种三开门式收纳盒
CN108860921B (zh) * 2018-08-08 2020-11-20 上海鸿研物流技术有限公司 可折叠容器
US11597557B2 (en) 2018-10-04 2023-03-07 Rehrig Pacific Company Reconfigurable beverage crate
US11382439B1 (en) * 2019-07-12 2022-07-12 Walgreen Co. Locking case system and method for cosmetic products
US10993602B1 (en) * 2020-04-24 2021-05-04 Jonathan Sims Adjustable dishwasher rack
CN112278509B (zh) * 2020-09-30 2022-04-22 佛山市顺德区大良塑料二厂有限公司 一种可折叠收纳的塑料箱
CN112896269A (zh) * 2021-02-05 2021-06-04 东莞市天誉箱包配件有限公司 一种箱包货物周转装置
US11958053B2 (en) * 2021-09-21 2024-04-16 The Government of the United States of America, as represented by the Secretary of Homeland Security Media holder for sample preparation

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3628683A (en) * 1969-11-20 1971-12-21 Wolfgang Erhard Friedrich Collapsible box
US4186841A (en) * 1977-09-29 1980-02-05 Federal Reserve Bank Of Boston Pallet
US4240555A (en) * 1978-12-22 1980-12-23 Eagle-Picher Industries, Inc. Collapsible material handling container
DE3347767C2 (de) * 1982-08-23 2002-01-31 Canon Kk Steuergerät
DE3347367A1 (de) * 1983-12-29 1985-07-18 Uwe Wolfgang 4444 Bad Bentheim Friedrich Zusammenklappbarer transportkasten
CA1225941A (en) * 1985-01-22 1987-08-25 Larry R. Hughes Collapsible shipping container
US4674647A (en) * 1985-06-21 1987-06-23 Xytec Plastics, Inc. Collapsible storage bin
US4917255A (en) * 1989-02-24 1990-04-17 J.I.T. Corporation Collapsible container
SE500433C2 (sv) * 1990-05-25 1994-06-27 Nefab Ab Behållare
AT401765B (de) * 1992-11-18 1996-11-25 Furtner Josef Behälter mit verschwenkbaren seitenwänden
US5467885A (en) * 1993-11-29 1995-11-21 Blinstrub; Robert M. Collapsible material handling container
AU2400295A (en) * 1993-12-30 1995-07-17 Hae Soon Oh Folding and unfolding box
JPH10506868A (ja) * 1994-10-07 1998-07-07 ショーラー インターナショナル エンジニアリング ソシエテ アノニム 折りたたみ可能なプラスチック容器
DK0705764T3 (da) * 1994-10-07 1999-09-20 Schoeller Plast Ag Kasseformet beholder
DE9419993U1 (de) * 1994-12-14 1995-02-16 Schaefer Gmbh Fritz Lager- und Transportkasten, insbesondere zusammenfaltbarer Ladungsträger
DE29501696U1 (de) * 1995-02-03 1995-03-16 Utz Ag Georg Zusammenklappbarer Transport- und Lagerbehälter

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6669044B2 (en) 2000-04-10 2003-12-30 Gifu Plastic Kogyo Kabushikigaisha Foldable container
JP2009184732A (ja) 2008-02-04 2009-08-20 Ifco Systems Gmbh 「魚用クレート」鮮魚を輸送するための折り畳み式の容器
JP2011051618A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Sanko Co Ltd 折り畳みコンテナー
CN102001498A (zh) * 2009-09-01 2011-04-06 三甲株式会社 折叠集装箱
CN103523328A (zh) * 2012-07-02 2014-01-22 江苏立华塑料制品有限公司 周转筐

Also Published As

Publication number Publication date
EP0786412A1 (de) 1997-07-30
EP0786412B1 (de) 2001-12-12
RU2180647C2 (ru) 2002-03-20
CA2216121A1 (en) 1997-07-31
AU734508B2 (en) 2001-06-14
US5967356A (en) 1999-10-19
CA2216121C (en) 2002-11-12
CN1182398A (zh) 1998-05-20
CN1071241C (zh) 2001-09-19
ES2169280T3 (es) 2002-07-01
ATE210580T1 (de) 2001-12-15
WO1997027115A1 (de) 1997-07-31
TR199701038T1 (xx) 1997-12-21
PT786412E (pt) 2002-06-28
AU1719697A (en) 1997-08-20
JP3963279B2 (ja) 2007-08-22
DK0786412T3 (da) 2002-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11502492A (ja) 輸送及び保存用コンテナ
US4735330A (en) Collapsible bin
US7641066B2 (en) Collapsible container
EP2311743B1 (en) Crate with collapsible wall
AU632349B2 (en) Folding crate for holding packages
JP3274857B2 (ja) 折り畳みコンテナ
US20070068941A1 (en) Storage and transport container
US20040178197A1 (en) Collapsible container
JPH10506868A (ja) 折りたたみ可能なプラスチック容器
PT102242B (pt) Caixa dobravel e empilhavel
JPS624048A (ja) 折りたたみ式コンテナ
KR102367324B1 (ko) 차폐 슬리브를 구비한 전기차 배터리 운송용기
EP4124587A1 (en) Electric vehicle battery transportation container having battery fixing hook
US8348076B2 (en) Collapsible container with locking device
EP2194000B1 (en) Container with retractable supports
JP5681032B2 (ja) 折り畳みコンテナ
TWI306436B (en) Freight-loading deck
EP2354025B1 (en) Container
JP3903253B2 (ja) 輸送用折畳コンテナ
EP0377626A1 (en) Transit box
JP4400813B2 (ja) 組立式合成樹脂製容器
JP5215754B2 (ja) 折り畳み容器
JP3008772U (ja) 折り畳み式コンテナ
JP3561873B2 (ja) 折畳み箱用コーナージョイント
US20210323728A1 (en) Bread tray merchandiser barrier

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031215

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20031215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060911

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees