JP3958067B2 - 車載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶装置などの表示部を有するオーディオ・ヴィジュアル装置やナビゲーション装置等の車載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車載装置は、オーディオ装置の場合はチャンネルや曲番などを表示するために、また、テレビ受像機、DVDプレーヤ、ナビゲーション装置などにおいては、画像を表示するために表示部が使用される。しかしながら、この種の装置は高価であるため、盗難の被害に会うことが多くなり、盗難予防のための工夫が凝らされるようになった。図11はこのような盗難予防を施した従来の車載用オーディオ装置の例を示している。装置本体101は、筐体102内に収納され、筐体102の前面には前面パネル103が着脱可能に取り付けられ、駐車した車両を離れる際には、前面パネル103を取り外して持参したり、トランクルーム等に収容することにより、盗難防止を図っている。前面パネル103には、その外側表面に表示部104および各種の操作ボタンや操作ダイヤルなどの操作部105を有し、また内側表面にはコネクタを有し、前面パネル103を筐体102の前面に取り付けた時に、装置本体101のコネクタ106に接続されて電気的導通が図られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような盗難防止策を施した車載装置では、非使用時には前面パネル103を筐体102から取り外して、持ち出すかトランクルームなどに隠すようになっているが、そのような措置を忘れた場合には、外部から車内にオーディオ装置があることが明瞭に分かるので、盗難される恐れがあった。また、表示部104および操作部105が全て前面パネル103の表面に設けられているため、表示部104の面積を大きくすることができず、視認性が悪いという問題があった。また、操作部105の各ボタンが近接しているため、操作性が悪いという問題があった。さらに、前面パネル103には、内部に表示部104および操作部105などの部品が実装されているため、全体の厚さが厚くなり、車両のインストルメンタルパネルに取り付けた際に、インストルメンタルパネルから出っ張る部分が多くなり、フィット感が悪いという問題があった。
【0004】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、盗難予防を図るとともに、視認性および操作性およびフィット感を向上させることのできる車載装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の車載装置は、前面を開放してなる筐体と、前記筐体の開放してなる内部に収容するとともに前面に操作部を設けた装置本体と、前記筐体の前面に一対のヒンジを介して回動可能に設けるとともに内側表面に表示部を有する前面パネルと、前記前面パネルを使用しない時に前記前面パネルを閉塞状態に保持して前記筐体の前面を閉じる第1の位置決め手段と、前記前面パネルを使用する時に前記前面パネルを起立状態に保持して前記筐体の前面を開放する第2の位置決め手段と、前記装置本体に設けた第1のコンタクトと、前記前面パネルの閉塞状態における頂部に設けた第2のコンタクトとを備え、前記前面パネルを使用する時は、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトとが接触して前記前面パネルと前記装置本体とを電気的に導通し、前記前面パネルを使用しない時は、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトとが接触せずに前記前面パネルと前記装置本体とを電気的に導通しないことを特徴とするものである。この構成により、非使用時には前面パネルを閉じることにより、外観からはその内側に本体装置が存在することが分からず、ユーザが駐車して車両から離れる場合でも車載装置の盗難を防止することができる。また、使用時には、前面パネルを開けて起立状態にすることにより、裏側の表示部が表側になるので、表示部を見やすい状態で見ることができる。さらに、操作部は装置本体の前面にゆとりをもって設けることができるので、操作性が向上するとともに、表示部を前面パネルの面積いっぱいに使用することができるので、視認性を向上させることができる。さらに、操作部と表示部とを分離することにより、前面パネルを薄型化することができるので、この車載装置が取り付けられる車両のインストルメンタルパネルに対するフィット感を向上させることができる。さらに、この構成により、コネクタ構造が簡単になり、耐久性が向上するとともに、回動する前面パネルへの導通を容易に行うことができる。
【0006】
また、本発明の車載装置は、前記第2の位置決め手段が、前記前面パネルの起立状態における角度を調整する手段を備えたことを特徴とするものである。この構成により、前面パネルを使用者の見やすい角度に調整することができ、視認性をより向上させることができる。
【0007】
また、本発明の車載装置は、前記前面パネルが、前記筐体に対して前記ヒンジを介して着脱可能に取り付けられていることを特徴とするものである。この構成により、ユーザが駐車して車両から離れる場合に、前面パネルを筐体から取り外して持ち出すかトランクルーム等に格納することにより、前面パネルのない装置は装置として機能しないので、盗難を防止することができる。
【0008】
また、本発明の車載装置は、前記第1のコンタクトが板ばね状であり、前記第2のコンタクトが面状であることを特徴とするものである。この構成により、コネクタ構造が簡単になり、耐久性が向上するとともに、回動する前面パネルへの導通を容易に行うことができる。
【0009】
また、本発明の車載装置は、前記第2のコンタクトを覆う開閉可能なカバーを備えたことを特徴とするものである。この構成により、非使用時にはコンタクトをカバーで覆うことにより、コンタクトへの汚れの付着を防止することができる。
【0010】
また、本発明の車載装置は、前面を開放してなる筐体と、前記筐体の開放してなる内部に収容するとともに前面に操作部を設けた装置本体と、前記筐体内に設けた一対のガイドレール保持して前後方向に移動可能なスライダと、前記スライダの前後方向の位置を保持するスライダロック手段と、前記スライダに一対のヒンジを介して回動可能に設けるとともに内側表面に表示部を有する前面パネルと、前記前面パネルを使用しない時に前記前面パネルを閉塞状態に保持して前記装置本体の前面を閉じる第1の位置決め手段と、前記前面パネルを使用する時に前記前面パネルを起立状態に保持して前記装置本体の前面を開放する第2の位置決め手段と、前記スライダに設けた第1のコンタクトと、前記前面パネルの閉塞状態における頂部に設けた第2のコンタクトとを備え、前記前面パネルを使用する時は、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトとが接触して前記前面パネルと前記スライダとを電気的に導通し、前記前面パネルを使用しない時は、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトとが接触せずに前記前面パネルと前記スライダとを電気的に導通しないことを特徴とするものである。この構成により、非使用時には、スライダを筐体内に押し込んで前面パネルを閉じることにより、外観からはその内側に本体装置が存在することが分からず、ユーザが駐車して車両から離れる場合でも車載装置の盗難を防止することができる。また、使用時には、スライダを筐体から引き出して前面パネルを開けて起立状態にすることにより、裏側の表示部が表側になるので、表示部を見やすい状態で見ることができる。さらに、この車載装置が取り付けられる車両のインストルメンタルパネルの構造によっては、前面パネルを起立状態にしたときに前面パネルがインストルメンタルパネルに当たるような場合もあるので、このような場合であっても、スライダを引き出して位置調整することにより、前面パネルのインストルメンタルパネルに対する干渉を防止することができ、この車載装置を種々の車両に取り付けることができる。また、操作部は装置本体の前面にゆとりをもって設けることができるので、操作性が向上するとともに、表示部を前面パネルの面積いっぱいに使用することができるので、視認性を向上させることができる。また、操作部と表示部とを分離することにより、前面パネルを薄型化することができるので、この車載装置が取り付けられる車両のインストルメンタルパネルに対するフィット感を向上させることができる。さらに、この構成により、コネクタ構造が簡単になり、耐久性が向上するとともに、回動する前面パネルへの導通を容易に行うことができる。
【0011】
また、本発明の車載装置は、前記第2の位置決め手段が、前記前面パネルの起立状態における角度を調整する手段を備えたことを特徴とするものである。この構成により、前面パネルを使用者の見やすい角度に調整することができ、視認性をより向上させることができる。
【0012】
また、本発明の車載装置は、前記前面パネルが、前記スライダに対して前記ヒンジを介して着脱可能に取り付けられていることを特徴とするものである。この構成により、ユーザが駐車して車両から離れる場合に、前面パネルをスライダから取り外して持ち出すかトランクルーム等に格納することにより、前面パネルのない装置は装置として機能しないので、盗難を防止することができる。
【0013】
また、本発明の車載装置は、前記第1のコンタクトが板ばね状であり、前記第2のコンタクトが面状であることを特徴とするものである。この構成により、コネクタ構造が簡単になり、耐久性が向上するとともに、回動する前面パネルへの導通を容易に行うことができる。
【0014】
また、本発明の車載装置は、前記第2のコンタクトを覆う開閉可能なカバーを備えたことを特徴とするものである。この構成により、非使用時にはコンタクトをカバーで覆うことにより、コンタクトへの汚れの付着を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における車載用オーディオ装置の外観を示しており、図1(a)は使用状態の外観を示し、図1(b)は非使用状態の外観を示している。筐体1は、車両のインストルメンタルパネルに形成された1DINサイズの穴に挿入可能な大きさを有し、内部には前面に複数の操作ボタンからなる操作部3を備えた装置本体2が収容されている。筐体1の前面開口部には、左側アーム部1aおよび右側アーム部1bを有し、それぞれのアーム部1a、1bに、前面パネル4が上部のヒンジピン5およびラチェットユニット6を介して回動可能に設けられ、前面パネル4が、図1(a)に示す使用状態と図1(b)に示す非使用状態との間で回動できるようになっている。各アーム部1a、1bにはガーニッシュ7が被せられ、このガーニッシュ7と前面パネル4とが、インストルメンタルパネルから突出するように設計されている。前面パネル4の外側表面4aは、ガーニッシュ7と同様に湾曲しており、好ましくはインストルメンタルパネルと同質の板面に形成され、その反対側の内側表面4bには、そのほぼ全面に液晶パネルの表示部8が設けられている。この内側表面4bには、表示部8の他に最小限必要な操作部を設けてもよい。ラチェットユニット6は、図1(b)に示す前面パネル4の非使用状態の時に、面パネル4を筐体1に固定する第1の位置決め手段と、図1(a)に示す前面パネル4の使用状態の時に、前面パネル4を筐体に起立状態に保持する第2の位置決め手段と、起立状態において前面パネル4の角度を調整する手段を兼用している。
【0016】
図2(a)はラチェットユニット6の取付断面図であり、図2(b)はラチェットユニット6の内部を示す正面図である。ラチェットユニット6は、上部を湾曲面とした矩形のケーシング61と、ケーシング61の内部に配置されたラチェットホイール62と、ケーシング61のピン穴63にコイルばね64を介して挿入されて、先端部がラチェットホイール62の歯に係合するラチェットピン65とを有する。ケーシング61には、ラチェットホイール62の案内軸部62aに回転可能に嵌合する軸受部61aと、ラチェットホイール62の歯車部62bを収容する歯車収容部61bと、円形のカバープレート66を取り付けるための段部61cとが形成されている。段部61cにはカバープレート66を取り付けるためのねじ穴67が4箇所設けられている。ケーシング61は、4個の取付穴68を通して取付ねじにより前面パネル4の凹部4cに固定される。ラチェットホイール62の歯車部62bには、約40度の範囲に亘って4〜5枚の波型の歯T1が形成され、歯T1から反時計回り方向に約180度の位置には歯T1と同じ大きさの2枚の歯T2が形成され、他の部分には歯が形成されていない。歯T1、T2の形状は、ラチェットピン65の先端部と係合、離脱し、ラチェットホイール62の回転を許容するように設計されている。ラチェットホイール62の固定軸部62cは、周面の一部にDカット部62dを有し、筐体アーム部1bに形成された固定軸穴1cの上部に接合された固定キー69に位置合わせして抜き差し可能に挿入される。固定キー69は、固定軸62cのDカット部62dと同じ半月形状である。
【0017】
図3に示すように、前面パネル4のラチェットユニット6とは反対側の部分は、ヒンジピン5の一端部が前面パネル4に形成されたピン穴4dに圧入されるとともに、ヒンジピン5の他端部が筐体1の左側アーム部1aに形成されたピン穴1dに圧縮コイルばね70を介して回動可能に挿入され、前面パネル4と左側アーム部1aとの間に間隔Dが確保されている。圧縮コイルばね70は、ばね取付ねじ71により固定されている。間隔Dは、組み立てに際して、ヒンジピン5により圧縮コイルばね70を撓ませながら前面パネル4を左側アーム部1a側に押し付けて間隔Dがゼロになった場合に、反対側の前面パネル4から突出するラチェットホイール62の固定軸部62cの先端が筐体1の右側アーム部1bの固定軸穴1cから抜け出るようにし、また前面パネル4をラチェットユニット6側に移動させて間隔Dを確保した場合に、ヒンジピン5が尚もピン穴1dと嵌合しているように寸法が設定されている。
【0018】
次に、本実施の形態1の動作について説明する。筐体1内に装置本体2を挿入して取付ねじにより固定する。次いで、上記したように、前面パネル4のヒンジピン5を筐体1の左側アーム部1aのピン穴1dに挿入して、前面パネル4を左側に押し付けながら、右側のラチェットユニット6の固定軸部62cを筐体1の右側アーム部1bの固定軸穴1cにDカット部62dを固定キー69に合わせて挿入すると、左側アーム部1aのピン穴1d内の圧縮コイルばね70のばね力により、前面パネル4は、右側に押圧されて間隔Dが確保され、回動可能となる。
【0019】
このようにして前面パネル4を組み立てた筐体1を車両のインストルメンタルパネルに形成された取付穴に挿入して、ねじ等により固定する。使用状態では、図1(a)に示すように、前面パネル4を上方に回動させて、前面パネル4の表示部8を前面に向けるとともに、筐体1の前面を開放して装置本体2の前面を現し、操作部3を操作して表示部8に文字や映像等を表示し、必要な場合は、表示部8を見ながら操作部3を操作する。この状態は、図2に示すように、ラチェットホイール62の歯T1がラチェットピン65に係合して、コイルばね64により押圧されて位置決めされている状態であり、前面パネル4を回動させることにより、歯T1によってラチェットピン65が上下に移動して、歯T1が形成された範囲で前面パネル4の角度を調整することができる。約40度の範囲に歯T1が4枚形成されている場合は、3個の谷の部分で約10度毎に3段階の調整が可能であり、約40度の範囲に歯T1が5枚形成されている場合は、4個の谷の部分で約8度毎に4段階の調整が可能である。そして、前面パネル4を閉じるように回動させると、ラチェットピン65は、ラチェットホイール62の歯のない部分を移動して反対側の2枚の歯T2の谷間に係合し、前面パネル4はその閉じた位置で固定される。
【0020】
このように、本実施の形態1によれば、非使用時には前面パネル4を閉じることにより、外観からはその内側に本体装置が存在することが分からず、ユーザが駐車して車両から離れる場合でも車載装置の盗難を防止することができる。また、使用時には、前面パネル4を開けて起立状態にすることにより、裏側の表示部8が表側になるので、表示部8を見やすい状態で見ることができる。また、第1の位置決め手段と第2の位置決め手段および前面パネル4の起立状態における角度調整手段とをラチェットユニット6により兼用にしたので、構造を簡単にすることができる。また、操作部3は装置本体2の前面にゆとりをもって設けることができるので、操作性が向上するとともに、表示部8を前面パネル4の面積いっぱいに使用することができるので、視認性を向上させることができる。また、操作部3と表示部8とを分離することにより、前面パネル4を薄型化することができるので、この車載装置が取り付けられる車両のインストルメンタルパネルに対するフィット感を向上させることができる。
【0021】
(実施の形態2)
上記した実施の形態1では、前面パネル4が筐体1に対して着脱可能であり、前面パネル4の電子回路と装置本体2の電子回路とは、雄雌のコネクタにより接続されるが、本実施の形態2では、前面パネル4を筐体1に取り付けた時に、前面パネル4と装置本体2のそれぞれに設けられたコンタクトが、互いに接触して電気的導通を図る構造を採用している。
【0022】
図4は本実施の形態2における車載用オーディオ装置の外観を示しており、図4(a)は使用状態の外観を示し、図4(b)は非使用状態の外観を示している。前面パネル4およびコンタクト構造を除いては、図1に示した実施の形態1と同様なので、同様な部材には同様な符号を付して詳細についての重複した説明を省略する。図4において、前面パネル4は、非使用状態では、筐体1の左右のアーム部1a、1bに被せられたガーニッシュ7とともに、インストルメンタルパネルから突出するように設計されている。前面パネル4の外側表面4aは、ガーニッシュ7と同様に湾曲しており、その反対側の内側表面4bには、そのほぼ全面に液晶パネルの表示部8が設けられている。前面パネル4の下部は、図4(a)に示す使用状態では前方に突出し、図4(b)に示す非使用状態では後方に突出する台座部4eが形成されている。台座部4eの先端部の左側は、ヒンジピン5により筐体1の左アーム部1aに回動可能に支持され、台座部4eの右側は、ラチェットユニット6を介して、筐体1の右アーム部1bに回動可能に支持されている。筐体1内に固定される装置本体2には、その前面に操作部3が設けられるとともに、その頂板前端部にコンタクト基板73に設けられた板ばね状のコンタクト74が配置されている。このコンタクト74は、基端部をコンタクト基板73に固定され、湾曲形状の先端部を自由状態にしたもので、必要な本数だけ設けられ、コンタクト基板73を通じて装置本体2の電子回路に接続される。一方、このコンタクト74に対向する位置の台座部4eの閉塞状態における頂部には、図4(b)に示すように、コンタクト74と同じ数の面状のコンタクト75が設けられて表示部8に接続され、これらコンタクト75を覆うように、スライドカバー76が摺動可能に設けられている。
【0023】
本実施の形態2における車載用オーディオ装置の動作については、おおよその部分について上記実施の形態1と同様であり、以下には実施の形態1と異なるコンタクト部分についてのみ説明する。図5に示すように、前面パネル4の閉塞位置P1では、台座部4eの先端部にラチェットユニット6の回動中心Oがあるため、前面パネル4は、回動中心Oの下方にある装置本体2を避けて装置本体2の前面を閉塞することができる。そして、前面パネル4を回動中心Oの回りに時計回り方向に開放位置P2まで回動させると、台座部4eの頂部に設けられた面状のコンタクト75が、装置本体2の頂板に設けられた板ばね状のコンタクト74の先端部に圧接して電気的な導通が図られる。前面パネル4をさらに角度調整位置P3まで回動させると、コンタクト74が板ばね状に形成されているため、コンタクト75の位置変動を吸収して電気的導通を維持することができる。
【0024】
このように、本実施の形態2によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、前面パネル4の閉塞状態における頂部に、前面パネル4を起立状態にした時に装置本体2に設けられた板ばね状のコンタクト74に接触する面状のコンタクト75を備えているので、前面パネル4の再装着時の電気的導通が容易になり、また、コネクタ構造が簡単になり、耐久性が向上するとともに、回動する前面パネル4への導通を容易に行うことができる。さらに、前面パネル4頂部に設けられたコンタクト75を覆う開閉可能なカバー76を備えているので、非使用時にはコンタクト75をカバー76で覆うことにより、コンタクト75への汚れの付着を防止することができる。
【0025】
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。図6は本実施の形態3における車載用オーディオ装置の外観を示しており、図6(a)は使用状態の外観を示し、図6(b)は非使用状態の外観を示している。前面パネル4およびスライダ80を除いては、図1に示した実施の形態1と同様なので、同様な部材には同様な符号を付して詳細についての重複した説明を省略する。
【0026】
図6において、前面パネル4は、非使用状態では、筐体1の左右のアーム部1a、1bに被せられたガーニッシュ7とともに、インストルメンタルパネルから突出するように設計されている。前面パネル4の外側表面4aは、ガーニッシュ7と同様に湾曲しており、その反対側の内側表面4bには、そのほぼ全面に液晶パネルの表示部8が設けられている。前面パネル4の下部両側は、図7(a)に示すように、コ字形に形成されたスライダ80の両側部80a、80bの前端部に、それぞれヒンジピン5およびラチェットユニット6を介して回動可能に支持されている。スライダ80の両側部80a、80bとその後部の桟部80cとは、それぞれ連結金具81、82により連結され、両側部80a、80bの後部両側からはロックピン83、84が外側に突出して設けられている。ロックピン83、84によるロック構造は同じであり、これをロックピン84について、図7(b)を参照して説明する。ロックピン84は、そのピン径よりも大きなフランジ部84aを有し、このフランジ部84aが、スライダ80の桟部80cに形成されたガイド穴85に圧縮コイルばね86を介して摺動可能に挿入されている。ロックピン84の先端部84bは半球面に形成されており、この先端部84bが、スライダ80の側部80bが摺動可能に嵌合するガイドレール88のロック穴88aに嵌合することにより、スライダ80がガイドレール88に位置決めされることになる。左右のガイドレール87、88には、それぞれの長手方向に沿って多数のロック穴87a、88aが設けられており、これらロック穴の数によって調整量の粗さを変化させることができる。
【0027】
本実施の形態3における車載用オーディオ装置の動作については、おおよその部分について上記実施の形態1と同様であり、以下には実施の形態1と異なるスライダ部分についてのみ説明する。図7において、前面パネル4の左側下部にヒンジピン5を圧入し、右側下部にラチェットユニット6を固定し、さらに図3で説明したように、ヒンジピン5をスライダ80のガイド穴80dに挿入して、前面パネル4を左側に押し付けながら、右側のラチェットユニット6の固定軸部62cをスライダ80の固定軸穴80eにDカット部を固定キー69に合わせて挿入する。このようにして前面パネル4を組み立てたスライダ80を、筐体1のガイドレール87、88に挿入する。スライダ80を挿入すると、ロックピン83、84が対向するロック穴87a、88aに順次嵌合、離脱を繰り返し、嵌合した位置で止めると、その位置でスライダ80が位置決めされる。したがって、この装置をインストルメンタルパネルに取り付けて使用する場合、図6の前面パネル4を上に回動させた使用状態では、前面パネル4が上部のインストルメンタルパネル部分に当たってしまうような場合であっても、スライダ80を前方に摺動させて面パネル4を位置調整することにより、インストルメンタルパネルとの干渉を防止することができる。
【0028】
このように、本実施の形態3によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、面パネル4を枠状のスライダ80の前端部両側に、それぞれヒンジピン5およびラチェットユニット6を介して回動可能且つ着脱可能に設けるとともに、スライダ80を筐体1内の上部両側に設けられたガイドレール87、88に摺動可能に保持して、ロックピン82、83とロック穴87a、88aとによりスライダロック手段を構成したので、使用時にスライダ80を筐体1から引き出して前面パネル4を起立状態にしたときに、前面パネル4がインストルメンタルパネルに当たるような場合であっても、スライダ80を引き出して前方に位置調整することにより、前面パネル4のインストルメンタルパネルに対する干渉を防止することができる。
【0029】
(実施の形態4)
上記した実施の形態3では、前面パネル4がスライダ80に対して着脱可能であり、前面パネル4の電子回路と装置本体2の電子回路とは、雄雌のコネクタにより接続されるが、本実施の形態4では、前面パネル4をスライダ90に取り付けた時に、前面パネル4とスライダ90のそれぞれに設けられたコンタクトが、互いに接触して電気的導通を図る構造を採用している。
【0030】
図8は本実施の形態4における車載用オーディオ装置の外観を示しており、図8(a)は使用状態の外観を示し、図8(b)は非使用状態の外観を示している。前面パネル4およびスライダ構造を除いては、図6および図7に示した実施の形態3と同様なので、同様な部材には同様な符号を付して詳細についての重複した説明を省略する。図8において、前面パネル4は、非使用状態では、筐体1の左右のアーム部1a、1bに被せられたガーニッシュ7とともに、インストルメンタルパネルから突出するように設計されている。前面パネル4の外側表面4aは、ガーニッシュ7と同様に湾曲しており、その反対側の内側表面4bには、そのほぼ全面に液晶パネルの表示部8が設けられている。前面パネル4の下部は、図8(a)に示す使用状態では前方に突出し、図8(b)に示す非使用状態では後方に突出する台座部4eが形成されている。台座部4eの先端部の左側は、ヒンジピン5によりスライダ90に回動可能に支持され、台座部4eの右側は、ラチェットユニット6を介してスライダ90に回動可能に支持されている。台座部4eの閉塞状態における頂部には、図8(b)に示すように、面状のコンタクト75が設けられて表示部8に接続され、これらコンタクト75を覆うように、スライドカバー76が摺動可能に設けられている。筐体1内に固定される装置本体2には、その前面に操作部3が設けられている。
【0031】
矩形の枠状に形成されたスライダ90は、図9に示すように、その両側部90a、90bその後部の桟部90cとは、それぞれ連結金具81、82により連結され、両側部90a、90bの後部両側からはロックピン83、84が外側に突出して設けられている。ロックピン83、84によるロック構造は図7(b)と同じである。スライダ90の両側部90a、90bの前部を連結する桟部90dは、比較的幅広に形成されており、その中央部に、コンタクト基板73に設けられた板ばね状のコンタクト74が配置されている。このコンタクト74は、基端部をコンタクト基板73に固定され、湾曲形状の先端部を自由状態にしたもので、前面パネル4のコンタクト75と同様に必要な本数だけ設けられ、コンタクト基板73からリード線を通じて装置本体2の電子回路に接続される。また、スライダ90の両側部90a、90bの前端部には、ブラケット90e、90fが立ち上がり形成され、それぞれに軸穴90g、90hが形成されている。軸穴90gには前面パネル4のヒンジピン5が挿入され、軸穴90hには、その上部に固定キー69が接合されて前面パネル4のラチェットユニット6の固定軸62cがDカット部62dを位置合わせして挿入される。
【0032】
本実施の形態4における車載用オーディオ装置の動作については、おおよその部分について上記実施の形態3と同様であり、以下には実施の形態3と異なるコンタクト部分についてのみ説明する。図10に示すように、前面パネル4の閉塞位置P1では、台座部4eの先端部に回動中心Oがあるため、前面パネル4は、回動中心Oの下方にあるスライダ90の桟部90dを避けて装置本体2の前面を閉塞することができる。そして、前面パネル4を回動中心Oの回りに時計回り方向に開放位置P2まで回動させると、台座部4eの頂部に設けられた面状のコンタクト75が、スライダ90の桟部90dに設けられた板ばね状のコンタクト74の先端部に圧接して電気的な導通が図られる。前面パネル4をさらに角度調整位置P3まで回動させると、コンタクト74が板ばね状に形成されているため、コンタクト75の位置変動を吸収して電気的導通を維持することができる。
【0033】
このように、本実施の形態4によれば、上記実施の形態3の効果に加えて、前面パネル4の閉塞状態における頂部に、前面パネル4を起立状態にした時にスライダ90に設けられた板ばね状のコンタクト74に接触する面状のコンタクト75を備えているので、前面パネル4の再装着時の電気的導通が容易になり、また、コネクタ構造が簡単になり、耐久性が向上するとともに、回動する前面パネル4への導通を容易に行うことができる。さらに、前面パネル4頂部に設けられたコンタクト75を覆う開閉可能なカバー76を備えているので、非使用時にはコンタクト75をカバー76で覆うことにより、コンタクト75への汚れの付着を防止することができる。
【0034】
なお、上記各実施の形態では、前面パネル4を閉塞状態に保持する第1の位置決め手段と、前面パネル4を起立状態に保持する第2の位置決め手段および起立状態における角度調整手段とを1つのラチェットユニット6により兼用としたが、これら各手段をそれぞれ公知の技術を用いて個々に設けてもよい。また、スライダ80、90のロック手段も他の公知の技術を用いてもよい。
【0035】
以上説明したように、本発明の車載装置は、前面に操作部を設けた装置本体と、前面を開放されて装置本体を収容する筐体と、筐体の前面に上部両側のヒンジを介して回動可能に設けられ、外側表面が板面で内側表面に表示部を有する前面パネルと、前面パネルを非使用時に筐体の前面を閉塞状態に保持する第1の位置決め手段と、前面パネルを使用時に起立状態に保持して筐体の前面を開放する第2の位置決め手段とを備えているので、非使用時には前面パネルを閉じることにより、その外側表面が板面なので、外観からはその内側に本体装置が存在することが分からず、ユーザが駐車して車両から離れる場合でも車載装置の盗難を防止することができる。また、使用時には、前面パネルを開けて起立状態にすることにより、裏側の表示部が表側になるので、表示部を見やすい状態で見ることができる。さらに、操作部は装置本体の前面にゆとりをもって設けることができるので、操作性が向上するとともに、表示部を前面パネルの面積いっぱいに使用することができるので、視認性を向上させることができる。さらに、操作部と表示部とを分離することにより、前面パネルを薄型化することができるので、この車載装置が取り付けられる車両のインストルメンタルパネルに対するフィット感を向上させることができる。
【0036】
また、本発明の車載装置は、前面に操作部を設けた装置本体と、前面を開放されて装置本体を収容する筐体と、筐体内の上部両側に設けられたガイドレールに保持されて前後方向に移動可能なスライダと、スライダの前後方向の位置を保持するスライダロック手段と、スライダの前端部両側のヒンジを介して回動可能に設けられ、外側表面が板面で内側表面に表示部を有する前面パネルと、前面パネルを非使用時に筐体の前面を閉塞状態に保持する第1の位置決め手段と、前面パネルを使用時に起立状態に保持して筐体の前面を開放する第2の位置決め手段とを備えているので、非使用時には、スライダを筐体内に押し込んで前面パネルを閉じることにより、その外側表面が板面なので、外観からはその内側に本体装置が存在することが分からず、ユーザが駐車して車両から離れる場合でも車載装置の盗難を防止することができる。また、使用時には、スライダを筐体から引き出して前面パネルを開けて起立状態にすることにより、裏側の表示部が表側になるので、表示部を見やすい状態で見ることができる。さらに、前面パネルを起立状態にしたときに前面パネルがインストルメンタルパネルに当たるような場合であっても、スライダを引き出して位置調整することにより、前面パネルのインストルメンタルパネルに対する干渉を防止することができ、この装置を種々の車両に取り付けることができる。また、操作部は装置本体の前面にゆとりをもって設けることができるので、操作性が向上するとともに、表示部を前面パネルの面積いっぱいに使用することができるので、視認性を向上させることができる。また、操作部と表示部とを分離することにより、前面パネルを薄型化することができるので、この車載装置が取り付けられる車両のインストルメンタルパネルに対するフィット感を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1における車載用オーディオ装置の使用状態の外観を示す斜視図
(b)本発明の実施の形態1における車載用オーディオ装置の非使用状態の外観を示す斜視図
【図2】(a)本発明の各実施の形態におけるラチェットユニットの取付断面図
(b)本発明の各実施の形態におけるラチェットユニットのカバープレートを取り除いた正面図
【図3】本発明の実施の形態1におけるヒンジピン構造の断面図
【図4】(a)本発明の実施の形態2における車載用オーディオ装置の使用状態の外観を示す斜視図
(b)本発明の実施の形態2における車載用オーディオ装置の非使用状態の外観を示す斜視図
【図5】本発明の実施の形態2におけるコンタクト構造と動作を示す拡大部分側面図
【図6】(a)本発明の実施の形態3における車載用オーディオ装置の使用状態の外観を示す斜視図
(b)本発明の実施の形態3における車載用オーディオ装置の非使用状態の外観を示す斜視図
【図7】(a)本発明の実施の形態3における車載用オーディオ装置のスライダを引き出した状態を示す斜視図
(b)本発明の実施の形態3および4におけるスライダロック構造の拡大部分断面図
【図8】(a)本発明の実施の形態4における車載用オーディオ装置の使用状態の外観を示す斜視図
(b)本発明の実施の形態4における車載用オーディオ装置の非使用状態の外観を示す斜視図
【図9】本発明の実施の形態4における車載用オーディオ装置の前面パネルとスライダを示す斜視図
【図10】本発明の実施の形態4におけるコンタクト構造と動作を示す拡大部分側面図
【図11】従来の車載用オーディオ装置の前面パネルと筐体を示す斜視図
【符号の説明】
1 筐体
2 装置本体
3 操作部
4 前面パネル
4a 外側表面
4b 内側表面
5 ヒンジピン
6 ラチェットユニット
7 ガーニッシュ
8 表示部
69 固定キー
73 コンタクト基板
74 板ばね状のコンタクト
75 面状のコンタクト
76 スライドカバー
80 スライダ
81、82 連結金具
83、84 ロックピン
85 ガイド穴
86 圧縮コイルばね
87、88 ガイドレール
87a、88a ロック穴
90 スライダ

Claims (10)

  1. 前面を開放してなる筐体と、前記筐体の開放してなる内部に収容するとともに前面に操作部を設けた装置本体と、前記筐体の前面に一対のヒンジを介して回動可能に設けるとともに内側表面に表示部を有する前面パネルと、前記前面パネルを使用しない時に前記前面パネルを閉塞状態に保持して前記筐体の前面を閉じる第1の位置決め手段と、前記前面パネルを使用する時に前記前面パネルを起立状態に保持して前記筐体の前面を開放する第2の位置決め手段と、前記装置本体に設けた第1のコンタクトと、前記前面パネルの閉塞状態における頂部に設けた第2のコンタクトとを備え、
    前記前面パネルを使用する時は、前記第1のコンタクトと第2のコンタクトとが接触して前記前面パネルと装置本体とを電気的に導通し、前記前面パネルを使用しない時は、前記第1のコンタクトと第2のコンタクトとが接触せずに前記前面パネルと装置本体とを電気的に導通しないことを特徴とする車載装置。
  2. 前記第2の位置決め手段が、前記前面パネルの起立状態における角度を調整する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車載装置。
  3. 前記前面パネルが前記筐体に対して前記ヒンジを介して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載装置。
  4. 前記第1のコンタクトは、板ばね状であり、前記第2のコンタクトは、面状であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車載装置。
  5. 前記第2のコンタクトを覆う開閉可能なカバーを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車載装置。
  6. 前面を開放してなる筐体と、前記筐体の開放してなる内部に収容するとともに前面に操作部を設けた装置本体と、前記筐体内に設けた一対のガイドレール保持して前後方向に移動可能なスライダと、前記スライダの前後方向の位置を保持するスライダロック手段と、前記スライダに一対のヒンジを介して回動可能に設けるとともに内側表面に表示部を有する前面パネルと、前記前面パネルを使用しない時に前記前面パネルを閉塞状態に保持して前記装置本体の前面を閉じる第1の位置決め手段と、前記前面パネルを使用する時に前記前面パネルを起立状態に保持して前記装置本体の前面を開放する第2の位置決め手段と、前記スライダに設けた第1のコンタクトと、前記前面パネルの閉塞状態における頂部に設けた第2のコンタクトとを備え、
    前記前面パネルを使用する時は、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトとが接触して前記前面パネルと前記スライダとを電気的に導通し、前記前面パネルを使用しない時は、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトとが接触せずに前記前面パネルと前記スライダとを電気的に導通しないことを特徴とする車載装置。
  7. 前記第2の位置決め手段が、前記前面パネルの起立状態における角度を調整する手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の車載装置。
  8. 前記前面パネルが、前記スライダに対して前記ヒンジを介して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項6または請求項7記載の車載装置。
  9. 前記第1のコンタクトは、板ばね状であり、前記第2のコンタクトは、面状であることを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の車載装置。
  10. 前記第2のコンタクトを覆う開閉可能なカバーを備えたことを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれかに記載の車載装置。
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