JP2000330475A - 車載用表示装置の取付構造 - Google Patents

車載用表示装置の取付構造

Info

Publication number
JP2000330475A
JP2000330475A JP11143758A JP14375899A JP2000330475A JP 2000330475 A JP2000330475 A JP 2000330475A JP 11143758 A JP11143758 A JP 11143758A JP 14375899 A JP14375899 A JP 14375899A JP 2000330475 A JP2000330475 A JP 2000330475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
display device
vehicle
mounting structure
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11143758A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Takahashi
泰 高橋
Yasukazu Ishii
安和 石井
Hiroaki Sugino
裕明 杉野
Manabu Kanbara
学 神原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Sanko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Sanko Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11143758A priority Critical patent/JP2000330475A/ja
Publication of JP2000330475A publication Critical patent/JP2000330475A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像モニターの向きを変更するにはネジを緩
めて位置調整してから、これらを締め直さなければなら
ず、保持位置の自由度が少ない上に、調節に手間がかか
るなどの課題があった。 【解決手段】 ナビゲーションユニット本体1とモニタ
ー2とを連結するアーム3は、同一方向に回動しかつ自
身の軸回りに回転可能に形成された第1アーム4および
第3アーム6と、第1アーム4と第3アーム6とを連結
しかつ自身の軸回りに回転可能に形成された第2アーム
5とで構成したので、モニター2を任意の位置に安定し
て保持できる。また、ヒンジ部における回動トルクは、
フリックプレート9,18,26,30,33による摩
擦力を調節することによって容易に所望の保持トルクを
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カーナビゲーシ
ョン装置などの車載用電子機器にその表示装置を取り付
けるための車載用表示装置の取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図21は例えば特開平7−52720号
公報に開示された従来の車載用表示装置の取付構造を示
す斜視図であり、図において、101はラジオ受信機と
カセットデッキとを一体化してなる車載用オーディオ装
置本体、102は液晶表示装置から構成される映像モニ
ター、103はクランク状の支持金具であり、その先端
部には映像モニター102がネジ104によって固定さ
れている。105は支持金具103を挿入保持する筒状
の固定金具であり、ネジ106によって支持金具103
を固定金具105に固定している。また、この固定金具
105は車載用オーディオ装置本体101の側面にネジ
107によって固定されている。
【0003】次に動作について説明する。映像モニター
102の向きを変更するには、ネジ106を緩め支持金
具103を固定金具105に対して回動させるととも
に、ネジ104を緩めて所望の向きに変更し、ネジ10
6,104を締めることによって行う。
【0004】なお、映像モニターの保持位置の自由度を
上げるべく、屈曲性を有する連結腕によって当該映像モ
ニターを車載用電子機器本体に取り付ける手段が、例え
ば特開平5−193420号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用表示装置
の取付構造は以上のように構成されているので、映像モ
ニター102の向きを変更するにはネジ106,104
を緩めて位置調整してから、これらを締め直さなければ
ならず、保持位置の自由度が少ない上に、調節に手間が
かかるなどの課題があった。
【0006】また、特開平5−193420号公報に開
示されている従来の車載用表示装置の取付構造は、以上
のように構成されているので、映像モニターの保持位置
の自由度を上げることはできるものの、連結腕の十分な
剛性が確保できず、自動車の振動や外力によって映像モ
ニターの保持位置がずれてしまい視認性が低下するなど
の課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、車載用表示装置を任意の位置に安
定して保持でき、視認性を向上できる車載用表示装置の
取付構造を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車載用表
示装置の取付構造は、アームは異なる方向に回動可能な
回動軸継手を複数備えたものである。
【0009】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、アームは異なる方向に回動可能な回動軸継手を複数
備え、表示装置は前記アームの先端部を固定する固定パ
ネルを内蔵して備え、当該アームの先端部と当該固定パ
ネルとの固定強度を前記回動軸継手に付与される最大回
動トルクに耐えるように設定したものである。
【0010】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、回動軸継手は圧力を加えることで摩擦力を発生する
摩擦力発生部材を備えたものである。
【0011】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、摩擦力発生部材の配設個数によって所望の回動トル
クを得るものである。
【0012】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、表示装置とアームとの連結部には回動軸継手を備え
たものである。
【0013】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、車載用電子機器本体近傍に配設した回動軸継手の回
動トルクを表示装置近傍に配設した回動軸継手の回動ト
ルクよりも大きく設定したものである。
【0014】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、アームの車載用電子機器本体側の端部にはプラグを
有したプラグハウジングを備え、前記車載用電子機器本
体にはソケットを有し前記プラグハウジングを挿入保持
するアーム接続部を備え、前記プラグハウジングは前記
アーム接続部の係合孔に係合する係合爪を備え、前記ア
ーム接続部はリリースノブを備えたものである。
【0015】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、アームは同一方向に回動しかつ自身の軸回りに回転
可能に形成された第1アームおよび第3アームと、前記
第1アームと前記第3アームとを回動継手を介して連結
しかつ自身の軸回りに回転可能に形成された第2アーム
とを備え、全体形状をクランク状に形成したものであ
る。
【0016】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、回動軸および回動軸継手は信号線及び電源線を配設
可能な配線スペースを備えたものである。
【0017】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、プラグハウジングおよびアーム接続部はプラグとソ
ケットの接続に先だってアース接続されるアース部を備
えたものである。
【0018】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、回動軸の回動範囲に開口部を有し当該回動軸および
回動軸継手を収納するカバーと、前記開口部を閉塞する
目隠し部材とを備えたものである。
【0019】この発明に係る車載用表示装置の取付構造
は、車載用電子機器本体のアームとの連結部近傍に強度
低減部を設けたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による車
載用表示装置の取付構造を示す断面図、図2は車載用表
示装置の取付構造を示す斜視図、図3は車載用表示装置
の取付構造を示す部分拡大断面図、図4は車載用表示装
置の取付構造を示す部分拡大断面図、図5は第1アーム
を示す組立斜視図、図6は第1アームを示す斜視図、図
7は第2アームを示す組立斜視図、図8は第2アームを
示す斜視図、図9は第3アームを示す組立斜視図、図1
0は第3アームを示す斜視図、図11は第2アームと第
3アームを示す組立斜視図、図12は第1アームと第2
アームを示す組立斜視図、図13はアームを示す斜視
図、図14はアームとプラグハウジングを示す組立斜視
図、図15はリード線の配設位置を示す説明図、図16
はアームとモニターを示す組立斜視図、図17はナビゲ
ーションユニット本体のプラグハウジング挿入口近傍を
示す透視斜視図、図18はアームおよびモニターの動作
範囲を示す側面図、図19はアームおよびモニターの動
作範囲を示す平面図、図20はアームおよびモニターの
動作範囲を示す正面図である。
【0021】図2において、1は自動車のダッシュボー
ドに配設されるナビゲーションユニット本体(車載用電
子機器本体)、1aはCDROMを挿入するCD挿入
口、2は各種情報を表示する液晶表示画面を備えたモニ
ター(表示装置)である。
【0022】3はモニター2をナビゲーションユニット
本体1に対して任意の位置に保持可能に形成したアーム
である。このアーム3は、第1アーム4、第2アーム5
および第3アーム6から構成されている。
【0023】まず、第1アーム4について図3、図5、
図6に基づいて説明する。図において、4a,5aはカ
バー、4b,5bは開口部、4cは目隠しシート(目隠
し部材)、7はモニター2を保持するモニタープレー
ト、8は先端部をモニタープレート7にかしめて固定さ
れた筒状のシャフト(回動軸)、9はフリックプレート
(摩擦力発生部材)、10はシャフト8を回動自在に保
持するコ字状のヒンジフレーム(回動軸継手)、11は
ストッププレート、12はウェイブプレート、13はエ
ンドプレートである。シャフト8の後端部はかしめてあ
る。これによって、シャフト8がヒンジフレーム10に
対して動作角度180度の範囲で回動自在に保持され、
かつ、所定の回動トルク(例えば12kgfcm)を付
与しなければ回動しないように形成されている。フリッ
クプレート9には、例えばワッシャーや皿バネを用いる
ことができ、その設置枚数を増減することによって所望
の保持トルクを得ることができる。
【0024】次に第2アーム5について図3、図4、図
7、図8に基づいて説明する。図において、6aはカバ
ー、14はコ字状のヒンジフレーム(回動軸継手)、1
5は先端部をヒンジフレーム14にかしめて固定された
筒状のシャフト(回動軸)、16はストッププレート、
17はシャフト15に回動自在に保持されるコ字状のヒ
ンジフレーム(回動軸継手)、18はフリックプレート
(摩擦力発生部材)、19はウェイブプレート、20は
エンドプレートである。シャフト15の後端部はかしめ
てある。これによって、ヒンジフレーム17がシャフト
15に対して動作角度180度の範囲で回動自在に保持
され、かつ、所定の回動トルク(例えば12kgfc
m)を付与しなければ回動しないように形成されてい
る。フリックプレート18には、例えばワッシャーや皿
バネを用いることができ、その設置枚数を増減すること
によって所望の保持トルクを得ることができる。
【0025】次に第3アーム6について図4、図9、図
10に基づいて説明する。図において、21はコ字状の
ヒンジフレーム(回動軸継手)、23は目隠しシート
(目隠し部材)22を介して先端部をヒンジフレーム2
1にかしめて固定された筒状のシャフト(回動軸)、2
4はストッププレート、25はシャフト23を回動自在
に保持するヒンジフレーム(回動軸継手)、26はフリ
ックプレート(摩擦力発生部材)、27はウェイブプレ
ート、28はエンドプレートである。シャフト23の後
端部はかしめてある。これによって、シャフト23がヒ
ンジフレーム25に対して動作角度180度の範囲で回
動自在に保持され、かつ、所定の回動トルク(例えば2
0kgfcm)を付与しなければ回動しないように形成
されている。フリックプレート26には、例えばワッシ
ャーや皿バネを用いることができ、その設置枚数を増減
することによって所望の保持トルクを得ることができ
る。
【0026】以上のように形成された第2アーム5と第
3アーム6は、図11および図12に示すように連結さ
れている。すなわち、図において、29はワッシャー、
30はフリックプレート(摩擦力発生部材)、31はピ
ンであり、ヒンジフレーム14に挿通されたワッシャー
29の端部はかしめてある。これによって、第2アーム
5が第3アーム6のヒンジフレーム21に対して動作角
度90度の範囲で回動自在に保持され、かつ、所定の回
動トルク(例えば22kgfcmで上記回動トルクのう
ちで最大値)を付与しなければ回動しないように形成さ
れている。フリックプレート30には、例えばワッシャ
ーや皿バネを用いることができ、その設置枚数を増減す
ることによって所望の保持トルクを得ることができる。
【0027】また、第1アーム4と第2アーム5は、図
12および図13に示すように連結されている。すなわ
ち、図において、32はワッシャー、33はフリックプ
レート(摩擦力発生部材)、34はピンであり、ヒンジ
フレーム17に挿通されたワッシャー32の端部はかし
めてある。これによって、第1アーム4が第2アーム5
のヒンジフレーム17に対して動作角度90度の範囲で
回動自在に保持され、かつ、所定の回動トルク(例えば
12kgfcm)を付与しなければ回動しないように形
成されている。フリックプレート33には、例えばワッ
シャーや皿バネを用いることができ、その設置枚数を増
減することによって所望の保持トルクを得ることができ
る。なお、上記各ヒンジ部における摺動面には、グリス
を適宜塗布してある。
【0028】また、図4および図14において、35は
プラグハウジング、35aはナビゲーションユニット本
体1に形成した後述するプラグハウジング挿入口53に
係合する挿入部、36はプラグ、37はネジ、38はリ
ード線(信号線および電源線)であり、図15に示すよ
うに、各アーム4,5,6内に挿通されてナビゲーショ
ンユニット本体1とモニター2とを電気的に接続するた
めのものである。
【0029】39はコネクタ、40はプラグハウジング
35の上下面にそれぞれネジ41によって固定された弾
性片たる係合爪であり、後述する係合孔52aに係合
し、かつ、リリースノブ54を押圧することによってそ
の係合を解除できるように形成されている。すなわち、
プラグハウジング35をプラグハウジング挿入口53に
対して着脱自在に形成したものである。41はプラグハ
ウジング35をヒンジフレーム25に固定するネジであ
る。
【0030】また、図16において、42は液晶パネ
ル、43はプリント基板、44はモニタープレート7を
ネジ47で固定する金属製の固定パネルである。この固
定強度は、アーム3に付与される最大の回動トルクに耐
えられるように設定してある。45はフロントケース、
46はリヤケース、48,49,50,51はネジであ
る。
【0031】また、図4および図17において、52は
第3アーム6のプラグハウジング35をナビゲーション
ユニット本体1に接続するためのアーム接続部、このア
ーム接続部52近傍には、図示しない切り欠き部(強度
低減部)が設けられ、あるいは他の部分よりも薄肉状に
形成してある。これは、万一の事故などの際に人員がモ
ニター2に衝突しても当該切り欠き部などで壊れ易く
し、人員の傷害を極力防止するためである。
【0032】52bはプラグ36を接続するソケット、
53はプラグハウジング35の挿入部35aを挿入する
プラグハウジング挿入口、54は押圧することによって
係合孔52aに係合した係合爪40を解除するリリース
ノブ、55はネジである。
【0033】56はプラグハウジング35に設けられ、
プラグ36のアースをとるためのアース部、57はアー
ム接続部52に設けられ、アース部56と当接可能に形
成されたアース部である。これらアース部56,57
は、プラグ36をソケット53bに接続する際に、その
接続が完了する前に両アース部56,57が先に当接し
てアースをとれるように形成したものである。
【0034】次に動作について説明する。アーム3は、
各ヒンジ部に所定の回動トルクを付与したときに、上述
した角度範囲で5つの自由度で変位できる。したがっ
て、図18〜図20に示すように、モニター2を任意の
位置に安定して保持でき、表示画面の視認性が向上す
る。特に、第2アーム5を第3アーム6のヒンジフレー
ム21に対して回動させる際に、他のヒンジ部よりも大
きな回動トルクを要するように設定してあるので、ユー
ザーの使用中に最もトルクのかかりやすい第2アーム5
が不用意に傾倒するのを有効に防止でき、安定して保持
できる。
【0035】また、モニター2をアーム3とともにナビ
ゲーションユニット本体1から容易に脱着できる。すな
わち、プラグハウジング35の挿入部35aをプラグハ
ウジング挿入口53に挿入すると、係合爪40が係合孔
52aに弾性係合するので容易に装着できる。そして、
プラグ36をソケット52bに接続する際には、その接
続が完了する前に両アース部56,57が先に当接して
アースをとることができ、電気的信頼性も向上する。一
方、この係合を解除する場合には、リリースノブ54を
押圧すればよい。
【0036】また、カバー4a,5aの開口部4b,5
bは、アーム3の動作時に目隠しシート4c,22によ
って閉塞されるので、当該部分からの指や異物の進入を
防止し、見栄えも良くなる。
【0037】また、ナビゲーションユニット本体1のア
ーム接続部52近傍には、図示しない切り欠き部が設け
られ、あるいは他の部分よりも薄肉状に形成してあるの
で、万一の事故などの際に人員がモニター2に衝突して
も当該切り欠き部などで壊れ易くなり、人員の傷害を極
力防止する。
【0038】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、モニター2を5つの自由度で任意の位置に安定して
保持でき、表示画面の視認性を向上できる効果が得られ
る。特に、第2アーム5を第3アーム6のヒンジフレー
ム21に対して回動させる際に、他のヒンジ部よりも大
きな回動トルクを要するように設定してあるので、ユー
ザーの使用中に最もトルクのかかりやすい第2アーム5
が不用意に傾倒するのを有効に防止でき、安定して保持
できる効果が得られる。
【0039】また、モニタープレート7を固定するため
の固定パネル44をモニター2に内蔵し、かつ、その固
定強度をアーム3に付与される最大の回動トルクに耐え
られるように設定したので、ユーザーがモニター2を把
持して保持姿勢を調節する場合でもアーム3とモニター
2との連結箇所の破損を防止できる効果が得られる。
【0040】さらに、ヒンジ部における回動トルクは、
フリックプレート9,18,26,30,33の設置枚
数を増減したり、かしめによる摩擦力を調節することに
よって容易に所望の保持トルクを得ることができる効果
が得られる。
【0041】また、係合爪40,係合孔52a,リリー
スノブ54を設けたことにより、モニター2をアーム3
とともにナビゲーションユニット本体1から容易に脱着
できる効果が得られる。さらに、アーム3の着脱機構を
これらの係合機構40,52a,54によって実現でき
るので、プラグ36やソケット52bの係合機構を簡略
化でき小型化できる効果も得られる。
【0042】さらに、シャフト8,15,23を筒状に
形成し、ヒンジフレーム10,14,17,21をコ字
状に形成したので、リード線38の配線スペースを容易
に確保でき、アーム3全体の小型化を図ることができる
効果が得られる。
【0043】さらに、アース部56,57を設けたこと
により、プラグ36をソケット53bに接続する際に、
その接続が完了する前に両アース部56,57が先に当
接してアースをとることができ、電気的信頼性を向上で
きる効果が得られる。
【0044】さらに、カバー4a,5aの開口部4b,
5bは、アーム3の動作時に目隠しシート4c,22に
よって閉塞されるので、当該開口部4b,5bへの指や
異物の進入を防止できるとともに、見栄えを良くするこ
とができる効果が得られる。
【0045】さらに、ナビゲーションユニット本体1の
アーム接続部52近傍に切り欠き部を設けたので、万一
の事故などの際に人員がモニター2に衝突しても当該切
り欠き部などで壊れ易くなるため、人員の傷害を極力防
止できる効果が得られる。
【0046】なお、上記実施の形態1においては、車載
用電子機器としてカーナビゲーションユニットを例にし
て説明したが、これに限定されず、アーム部材にて保持
する表示装置を備えたものであれば他のオーディオ装置
などであってもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アー
ムは異なる方向に回動可能な回動軸継手を複数備えたの
で、表示装置を任意の位置に容易に保持できる効果があ
る。
【0048】この発明によれば、アームは異なる方向に
回動可能な回動軸継手を複数備え、表示装置は前記アー
ムの先端部を固定する固定パネルを内蔵して備え、当該
アームの先端部と当該固定パネルとの固定強度を前記回
動軸継手に付与される最大回動トルクに耐えるように設
定したので、ユーザーが表示装置を把持して保持姿勢を
調節する場合でもアームと表示装置との連結箇所の破損
を防止できる効果がある。
【0049】この発明によれば、回動軸継手は圧力を加
えることで摩擦力を発生する摩擦力発生部材を備えたの
で、容易に所望の保持トルクを得ることができる効果が
ある。
【0050】この発明によれば、摩擦力発生部材の配設
個数によって所望の回動トルクを得るように構成したの
で、容易に所望の保持トルクを得ることができる効果が
ある。
【0051】この発明によれば、表示装置とアームとの
連結部には回動軸継手を備えたので、表示装置の姿勢を
容易に調節できる効果がある。
【0052】この発明によれば、車載用電子機器本体近
傍に配設した回動軸継手の回動トルクを表示装置近傍に
配設した回動軸継手の回動トルクよりも大きく設定した
ので、ユーザーの使用中に最もトルクのかかりやすい表
示装置近傍の回動軸継手の保持力が安定し、アームが不
用意に傾倒するのを有効に防止できる効果がある。
【0053】この発明によれば、アームの車載用電子機
器本体側の端部にはプラグを有したプラグハウジングを
備え、前記車載用電子機器本体にはソケットを有し前記
プラグハウジングを挿入保持するアーム接続部を備え、
前記プラグハウジングは前記アーム接続部の係合孔に係
合する係合爪を備え、前記アーム接続部はリリースノブ
を備えたので、表示装置をアームとともに車載用電子機
器本体から容易に脱着できる効果がある。
【0054】この発明によれば、アームは同一方向に回
動しかつ自身の軸回りに回転可能に形成された第1アー
ムおよび第3アームと、前記第1アームと前記第3アー
ムとを回動継手を介して連結しかつ自身の軸回りに回転
可能に形成された第2アームとを備え、全体形状をクラ
ンク状に形成したので、表示装置を5つの自由度で任意
の位置に安定して保持でき、表示画面の視認性を向上で
きる効果がある。
【0055】この発明によれば、回動軸および回動軸継
手は信号線及び電源線を配設可能な配線スペースを備え
たので、アーム全体の小型化を図ることができる効果が
ある。
【0056】この発明によれば、プラグハウジングおよ
びアーム接続部はプラグとソケットの接続に先だってア
ース接続されるアース部を備えたので、電気的信頼性を
向上できる効果がある。
【0057】この発明によれば、回動軸の回動範囲に開
口部を有し当該回動軸および回動軸継手を収納するカバ
ーと、前記開口部を閉塞する目隠し部材とを備えたの
で、当該開口部への指や異物の進入を防止できるととも
に、見栄えを良くすることができる効果がある。
【0058】この発明によれば、車載用電子機器本体の
アームとの連結部近傍に強度低減部を設けたので、万一
の事故などの際に人員が表示装置に衝突しても当該強度
低減部で壊れ易くなり、人員の傷害を極力防止できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車載用表示装
置の取付構造を示す断面図である。
【図2】 車載用表示装置の取付構造を示す斜視図であ
る。
【図3】 車載用表示装置の取付構造を示す部分拡大断
面図である。
【図4】 車載用表示装置の取付構造を示す部分拡大断
面図である。
【図5】 第1アームを示す組立斜視図である。
【図6】 第1アームを示す斜視図である。
【図7】 第2アームを示す組立斜視図である。
【図8】 第2アームを示す斜視図である。
【図9】 第3アームを示す組立斜視図である。
【図10】 第3アームを示す斜視図である。
【図11】 第2アームと第3アームを示す組立斜視図
である。
【図12】 第1アームと第2アームを示す組立斜視図
である。
【図13】 アームを示す斜視図である。
【図14】 アームとプラグハウジングを示す組立斜視
図である。
【図15】 リード線の配設位置を示す説明図である。
【図16】 アームとモニターを示す組立斜視図であ
る。
【図17】 ナビゲーションユニット本体のプラグハウ
ジング挿入口近傍を示す透視斜視図である。
【図18】 アームおよびモニターの動作範囲を示す側
面図である。
【図19】 アームおよびモニターの動作範囲を示す平
面図である。
【図20】 アームおよびモニターの動作範囲を示す正
面図である。
【図21】 従来の車載用表示装置の取付構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーションユニット本体(車載用電子機器本
体)、2 モニター(表示装置)、3 アーム、4 第
1アーム、4a,5a カバー、4b,5b 開口部、
4c,22 目隠しシート(目隠し部材)、5 第2ア
ーム、6 第3アーム、8,15,23 シャフト(回
動軸)、9,18,26,30,33 フリックプレー
ト(摩擦力発生部材)、10,14,17,21,25
ヒンジフレーム(回動軸継手)、35 プラグハウジ
ング、36 プラグ、38 リード線(信号線および電
源線)、40 係合爪、44 固定パネル、52 アー
ム接続部、52a 係合孔、52b ソケット、54
リリースノブ、56,57アース部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 安和 兵庫県川西市久代三丁目13番21号 株式会 社ケーディーエル内 (72)発明者 杉野 裕明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 神原 学 長野県塩尻市広丘野村959番地 株式会社 サンコー内 Fターム(参考) 3D020 BA04 BB01 BC03 BD09 BE01 3J105 AA03 AA05 AB11 AB22 AB42 AB46 AB48 AB50 AC10 BB03 DA06 5G435 AA00 AA01 AA07 EE13 EE15 EE16 EE50 GG21 GG34 GG41 LL17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載用電子機器本体と表示装置とをアー
    ムにて連結し当該表示装置を任意の位置に保持する車載
    用表示装置の取付構造において、前記アームは異なる方
    向に回動可能な回動軸継手を複数備えたことを特徴とす
    る車載用表示装置の取付構造。
  2. 【請求項2】 車載用電子機器本体と表示装置とをアー
    ムにて連結し当該表示装置を任意の位置に保持する車載
    用表示装置の取付構造において、前記アームは異なる方
    向に回動可能な回動軸継手を複数備え、前記表示装置は
    前記アームの先端部を固定する固定パネルを内蔵して備
    え、当該アームの先端部と当該固定パネルとの固定強度
    を前記回動軸継手に付与される最大回動トルクに耐える
    ように設定したことを特徴とする車載用表示装置の取付
    構造。
  3. 【請求項3】 回動軸継手は圧力を加えることで摩擦力
    を発生する摩擦力発生部材を備えたことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の車載用表示装置の取付構
    造。
  4. 【請求項4】 摩擦力発生部材の配設個数によって所望
    の回動トルクを得ることを特徴とする請求項3記載の車
    載用表示装置の取付構造。
  5. 【請求項5】 表示装置とアームとの連結部には回動軸
    継手を備えたことを特徴とする請求項4記載の車載用表
    示装置の取付構造。
  6. 【請求項6】 車載用電子機器本体近傍に配設した回動
    軸継手の回動トルクを表示装置近傍に配設した回動軸継
    手の回動トルクよりも大きく設定したことを特徴とする
    請求項5記載の車載用表示装置の取付構造。
  7. 【請求項7】 アームの車載用電子機器本体側の端部に
    はプラグを有したプラグハウジングを備え、前記車載用
    電子機器本体には前記プラグを接続するソケットを有し
    前記プラグハウジングを挿入保持するアーム接続部を備
    え、前記プラグハウジングは前記アーム接続部に形成さ
    れた係合孔に係合する係合爪を備え、前記アーム接続部
    は前記係合孔に係合した前記係合爪の係合を解除するリ
    リースノブを備えたことを特徴とする請求項5または請
    求項6記載の車載用表示装置の取付構造。
  8. 【請求項8】 アームは同一方向に回動しかつ自身の軸
    回りに回転可能に形成された第1アームおよび第3アー
    ムと、前記第1アームと前記第3アームとを回動継手を
    介して連結しかつ自身の軸回りに回転可能に形成された
    第2アームとを備え、全体形状をクランク状に形成した
    ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の車載用
    表示装置の取付構造。
  9. 【請求項9】 回動軸および回動軸継手は信号線及び電
    源線を配設可能な配線スペースを備えたことを特徴とす
    る請求項8記載の車載用表示装置の取付構造。
  10. 【請求項10】 プラグハウジングおよびアーム接続部
    はプラグとソケットの接続に先だってアース接続される
    アース部を備えたことを特徴とする請求項9記載の車載
    用表示装置の取付構造。
  11. 【請求項11】 回動軸の回動範囲に開口部を有し当該
    回動軸および回動軸継手を収納するカバーと、前記開口
    部を閉塞する目隠し部材とを備えたことを特徴とする請
    求項10記載の車載用表示装置の取付構造。
  12. 【請求項12】 車載用電子機器本体のアームとの連結
    部近傍に強度低減部を設けたことを特徴とする請求項1
    1記載の車載用表示装置の取付構造。
JP11143758A 1999-05-24 1999-05-24 車載用表示装置の取付構造 Pending JP2000330475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11143758A JP2000330475A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 車載用表示装置の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11143758A JP2000330475A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 車載用表示装置の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000330475A true JP2000330475A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15346349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11143758A Pending JP2000330475A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 車載用表示装置の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000330475A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005308175A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置の取付構造
JP2007037981A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Medison Co Ltd 超音波診断装置のモニタ支持装置
JP2007040441A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Kansai Crown Kogyosha:Kk モニタ等の取付金具用回動アタッチメント
JP2007145238A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Fujitsu Ten Ltd 情報表示装置
JP2009286307A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Yupiteru Corp 車載機器
JP2010076459A (ja) * 2008-09-23 2010-04-08 Murakami Corp モニタ装置の支持具
JP2013144498A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Toyota Motor Corp インストルメントパネル構造
JP2013256217A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Alpine Electronics Inc 車載用表示装置
JP2014004857A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Alpine Electronics Inc 車載用表示装置
JP2015047936A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 槌屋ヤック株式会社 車載用モニター取付台
US9220177B2 (en) 2012-12-04 2015-12-22 Fujitsu Ten Limited Display system
JP2016130037A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 アルパイン株式会社 車載用表示装置
WO2019154227A1 (zh) * 2018-02-11 2019-08-15 比亚迪股份有限公司 用于显示终端的旋转机构以及车辆
CN110473462A (zh) * 2018-05-10 2019-11-19 梅特勒-托利多(常州)测量技术有限公司 显示屏快速拆装机构及包括其的显示屏
EP3907095A1 (en) * 2020-05-07 2021-11-10 Shenzhen Maxmade Auto Electronics Co., Ltd. (China limited company (ltdl)) Five-axis angular adjustment and azimuth rotation mechanism

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005308175A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置の取付構造
JP4636359B2 (ja) * 2004-04-26 2011-02-23 日本精機株式会社 表示装置の取付構造
JP2007037981A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Medison Co Ltd 超音波診断装置のモニタ支持装置
JP2007040441A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Kansai Crown Kogyosha:Kk モニタ等の取付金具用回動アタッチメント
JP4545657B2 (ja) * 2005-08-03 2010-09-15 株式会社関西クラウン工業社 取付金具用回動アタッチメント
JP2007145238A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Fujitsu Ten Ltd 情報表示装置
JP2009286307A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Yupiteru Corp 車載機器
JP2010076459A (ja) * 2008-09-23 2010-04-08 Murakami Corp モニタ装置の支持具
JP2013144498A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Toyota Motor Corp インストルメントパネル構造
JP2013256217A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Alpine Electronics Inc 車載用表示装置
JP2014004857A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Alpine Electronics Inc 車載用表示装置
US9220177B2 (en) 2012-12-04 2015-12-22 Fujitsu Ten Limited Display system
JP2015047936A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 槌屋ヤック株式会社 車載用モニター取付台
JP2016130037A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 アルパイン株式会社 車載用表示装置
WO2019154227A1 (zh) * 2018-02-11 2019-08-15 比亚迪股份有限公司 用于显示终端的旋转机构以及车辆
US11427135B2 (en) 2018-02-11 2022-08-30 Byd Company Limited Rotating mechanism for display terminal and vehicle
CN110473462A (zh) * 2018-05-10 2019-11-19 梅特勒-托利多(常州)测量技术有限公司 显示屏快速拆装机构及包括其的显示屏
EP3907095A1 (en) * 2020-05-07 2021-11-10 Shenzhen Maxmade Auto Electronics Co., Ltd. (China limited company (ltdl)) Five-axis angular adjustment and azimuth rotation mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000330475A (ja) 車載用表示装置の取付構造
JP2933845B2 (ja) 印刷回路基板取付装置
JP3685955B2 (ja) カメラ付き液晶表示装置
US20070091215A1 (en) Fold-down monitoring apparatus
JP3276324B2 (ja) コネクタの嵌脱構造
JP2022501259A (ja) バックミラー組立体用の調整可能な取付機構
JP4459870B2 (ja) 回転体開閉角度検出装置
JP3134886B2 (ja) 回転機構付アンテナ
JP6440133B2 (ja) 車載機器接続用アダプタ
JP2937138B2 (ja) 通信装置の簡易アンテナ脱着構造
JP2523704B2 (ja) 盲蓋取付具
CN216650222U (zh) 电子设备安装组件以及电子设备
JP3956407B2 (ja) 車載用機器取付装置
CN220268189U (zh) 转轴装置及折叠设备
JP2002204409A (ja) 車載用av装置の保持機構
JP6452867B2 (ja) 車載機器接続用アダプタ
JPH0774993A (ja) 車載用カメラ
JP4361315B2 (ja) 車載機器の取り付け構造および車載機器
JP2550780B2 (ja) 制御機器
JP2535873Y2 (ja) 片口金ランプ用ソケット
JP2002070400A (ja) 電子機器及びグリスダンパー
JP2005119583A (ja) 車載用電子機器およびその製造方法
JP2021098509A (ja) 車載機器接続用アダプタ
JP2000159123A (ja) 舵角センサ及び舵角センサ組み込み式回転コネクタ装置
JP3622272B2 (ja) 車載用機器取付装置