JP3952267B2 - 非可逆回路素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非可逆回路素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、アイソレータ等の非可逆回路素子は、例えば携帯電話のごとき移動体無線機器等に使用されている。この種の非可逆回路素子としては、例えば、特開平9−326604号公報等に開示されているものが知られている。この公知技術では、複数のキャパシタ、抵抗器及び磁気回転子を、ケース部材の内部に配置する。磁気回転子は複数の中心導体を含み、複数の中心導体の各々は、端子部を有する。端子部の各々は複数のキャパシタ及び抵抗器の上に載置される。そして、押圧部材により、中心導体の端子部を複数のキャパシタ及び抵抗器の電極に押し付ける構造となっている。永久磁石は押圧部材の上面に設けられる。
【0003】
しかし、上述した非可逆回路素子では、非可逆回路素子のシリーズ化に伴い永久磁石の厚みを変えると全体の厚みが変わり、それに合わせてケースやカバー部材等の非可逆回路素子を構成する部材の大きさを変更しなくてはならないので、製造コストが上がってしまうという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、非可逆回路素子のシリーズ化に伴い、永久磁石の厚みを変えても、共通の部材を用いることができる安価な非可逆回路素子を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係る非可逆回路素子は、ケース部材と、複数のキャパシタと、磁気回転子と、押圧部材と、永久磁石と、カバー部材とを含む。前記複数のキャパシタは、前記ケース部材の内部に設けられている。
【0006】
前記磁気回転子は、複数の中心導体を含み、前記ケース部材内部に設けられている。前記複数の中心導体のそれぞれは、端子部を有する。前記端子部のそれぞれは、前記複数のキャパシタの上に載置されている。
【0007】
前記押圧部材は、絶縁材料からなり、空洞部と、枠部とを有し、前記ケース部材の内部に設けられている。前記空洞部は上面及び下面において開口する。前記下面は、前記磁気回転子に対向する。前記枠部は、前記端子部のそれぞれの上に載置され、前記端子部を前記複数のキャパシタに固定させる。
【0008】
前記永久磁石は、前記空洞部の内部に設けられる。前記カバー部材は、前記ケース部材と結合される。
【0009】
上述のように、本発明に係る非可逆回路素子において、複数のキャパシタ、磁気回転子及び押圧部材がケース部材内部に設けられ、永久磁石は押圧部材の空洞部内に設けられ、カバー部材はケース部材と結合されている。従って、全体をカバー部材及びケース部材で囲った非可逆回路素子が得られる。
【0010】
磁気回転子は、複数の中心導体を含み、複数の中心導体のそれぞれは、端子部を有する。端子部のそれぞれは複数のキャパシタの上に載置されている。押圧部材は枠部を有し、枠部は端子部のそれぞれの上に載置され、端子部を複数のキャパシタに固定させる。従って、押圧部材の枠部により、中心導体の端子部をキャパシタに押し付け、電気的,機械的に固定する。押圧部材は絶縁材料からなるから、枠部を端子部に押し付けても、押圧部材が電気的な影響を持つことはない。
【0011】
押圧部材は空洞部を有し、空洞部内に永久磁石が設けられているから、永久磁石の厚みを、本発明に係る非可逆回路素子の総合的な厚みに加算する必要はない。このため、非可逆回路素子の寸法を削減することができる。
【0012】
空洞部は上面及び下面において開口する。下面は磁気回転子に対向する。永久磁石は空洞部の内部に設けられる。従って、非可逆回路素子のシリーズ化に伴い、永久磁石の厚みを変えても、共通の部材を用いることができる安価な非可逆回路素子を提供することができる。
【0013】
非可逆回路素子がアイソレータとして用いられる場合、キャパシタの他に、終端用の抵抗器が備えられる。この抵抗器は、キャパシタと同様にケース内に内蔵され、磁気回転素子の中心導体の端子部が、押圧部材の枠部によって押し付けられる。
【0014】
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る非可逆回路素子の分解斜視図、図2は図1に示した非可逆回路素子の斜視図、図3は図2の3−3線に沿った断面図、図4は図2の4−4線に沿った断面図である。図示する非可逆回路素子は、アイソレータであって、ケース部材1と、第1乃至第3のキャパシタC1〜C3と、抵抗器Rと、磁気回転子6と、押圧部材7と、永久磁石8と、カバー部材9とを含む。
【0016】
ケース部材1は、金属磁性部分と、電気絶縁部分とを含む。第1乃至第3のキャパシタC1〜C3、抵抗器R及び磁気回転子6は、ケース部材1の内部に設けられる。第1乃至第3のキャパシタC1〜C3及び抵抗器Rは、チップ状であり、相対する両端に端部電極を有する。
【0017】
磁気回転子6は、第1乃至第3の中心導体64〜66を含む。第1乃至第3の中心導体64〜66は第1乃至第3の端子部641〜661を有する。第1乃至第3の端子部641〜661は第1乃至第3のキャパシタC1〜C3及び抵抗器Rの端部電極の上に載置され、はんだ付等の手段によって固定される。
【0018】
押圧部材7は、空洞部70及び枠部74を有し、ケース部材1の内部に設けられている。枠部74は第1乃至第3の端子部641〜661に接触し、これを、第1乃至第3のキャパシタC1〜C3及び抵抗器Rの端部電極の方向に押し付ける。空洞部70は、上面71及び下面72において開口する。下面72は磁気回転子6と向き合う。押圧部材7は、主に、組立工程において、第1乃至第3の端子部641〜661を、第1乃至第3のキャパシタC1〜C3及び抵抗器Rの端部電極の方向に押し付け、それによって、第1乃至第3の端子部641〜661を、第1乃至第3のキャパシタC1〜C3及び抵抗器Rの端部電極に確実に固定させるために用いられるものである。
【0019】
永久磁石8は、空洞部70の内部に配置され、平面方向の位置が決められる。永久磁石8は、その厚みが押圧部材7の厚みよりも大きくならない。カバー部材9は、磁性金属材料からなり、ケース部材1と結合され、ヨークを構成する。永久磁石8の上面81はカバー部材9に接触している。
【0020】
上述のように、押圧部材7は空洞部70を含み、空洞部70は上面71及び下面72において開口し、磁気回転子6に向きあっている。永久磁石8は空洞部70に設けられる。永久磁石8は、その厚みが押圧部材7の厚みよりも小さい。この構造によれば、永久磁石8の厚みが変わっても、非可逆回路素子の総合的な厚みは変わらない。
【0021】
また、非可逆回路素子のシリーズ化に伴い、永久磁石8の厚みが変わっても、押圧部材7の枠部74は第1乃至第3の中心導体64〜66の第1乃至第3の端子部641〜661と接触し続けることになり、第1乃至第3の中心導体64〜66の第1乃至第3の端子部641〜661も、第1乃至第3のキャパシタC1〜C3及び抵抗器Rの端部電極と接触し続けることになる。このため、はんだ等で接触部を固着させる際、導通不良が生じなくなる。
【0022】
図示実施例において、ケース部材1は、磁性金属材料で構成された第1のケース部材と、絶縁樹脂等の絶縁材料で構成された第2のケース部材とを組み合わせて構成されている。これらは、インサートモールド成形法により、一つのケースとして構成してもよい。第1のケース部材は、磁性金属側壁12、14及び磁性金属底板16を含んでいる。第2のケース部材は、絶縁側壁25、26、28、29を含んでいる。
【0023】
絶縁側壁25、26は相対向する。絶縁側壁28、29は、絶縁側壁25、26の配置方向とは異なる方向において相対向し、絶縁側壁25、26のそれぞれと垂直に交わる。絶縁側壁25、26と、絶縁側壁28、29は、磁性金属底板16から延びる。絶縁側壁28、29のそれぞれは、一部に、磁性金属底板16から延びる磁性金属側壁12、14が組み込まれている。
【0024】
磁性金属底板16は導電性高段部11を備え、導電性高段部11は磁性金属側壁12に延びる絶縁側壁28の付近に設けられる。磁性金属底板16は、更に、導電性高段部13を備える。導電性高段部13は磁性金属側壁14に延びる絶縁側壁29の付近に設けられる。
【0025】
磁性金属底板16は更に絶縁性高段部27を備える。絶縁性高段部27は、導電性高段部11、13の間で、絶縁側壁26と平行する方向に設置される。絶縁性高段部27はエンジニアリングプラスチック等の絶縁材料からなり、表面に導体膜31を備える。導体膜31は金属膜である。絶縁性高段部27の高さは、磁性金属側壁12の付近にそれぞれ設けられる導電性高段部11、13の高さと略等しい。
【0026】
絶縁側壁25及び絶縁側壁28が直交する角部分には、金属からなる第1の端子15が設けられる。第1の端子15は絶縁側壁25、28に組み込まれ、ケース部材1の内部に露出する。
【0027】
同様に、絶縁側壁25と絶縁側壁29が直交する角部分には、金属からなる第2の端子17が設けられる。第2の端子17は絶縁側壁25、29に組み込まれ、ケース部材1の内部に露出する。
【0028】
図示するように、絶縁性高段部22は、導電性高段部11と第1の端子15との間に設けられる。同様に、絶縁性高段部24は、導電性高段部13と第2の端子17との間に設けられる。絶縁性高段部22、24の高さは、導電性高段部11、13の高さとほぼ一致する。
【0029】
第1のキャパシタC1は、絶縁側壁28及び磁性金属側壁12に沿って載置される。絶縁側壁28及び磁性金属側壁12は、同一方向に延びる。第2のキャパシタC2及び抵抗器Rは絶縁側壁26に沿って載置される。第3のキャパシタC3は絶縁側壁29及び磁性金属側壁14に沿って載置される。絶縁側壁29及び磁性金属側壁14は同一方向に延びる。
【0030】
第1のキャパシタC1の端部電極の1つは絶縁性高段部22の上に載置される。絶縁性高段部22は導電性高段部11と第1の端子15との間に設けられている。第1のキャパシタC1の端部電極の他方は導電性高段部11の上に載置される。絶縁性高段部22の高さは導電性高段部11の高さとほぼ一致するから、第1のキャパシタC1はケース部材1の内部に平面状に載置される。
【0031】
第2のキャパシタC2の端部電極の1つは、絶縁性高段部27の上面の上で、導体膜31の上に載置される。第2のキャパシタC2の端部電極の他方は、導電性高段部11の上に載置される。絶縁性高段部27の高さは導電性高段部11の高さとほぼ一致するから、第2のキャパシタC2もケース部材1の内部に平面状に載置される。
【0032】
第3のキャパシタC3の端部電極の1つは絶縁性高段部24の上に載置され、絶縁性高段部24は導電性高段部13と第2の端子17との間に設けられる。第3のキャパシタC3の端部電極の他方は導電性高段部13の上に載置される。絶縁性高段部24の高さは導電性高段部13の高さとほぼ一致するから、第3のキャパシタC3はケース部材1の内部に平面状に載置される。
【0033】
抵抗器Rの端部電極の1つは、絶縁性高段部27の上面の上で、導体膜31の上に載置される。抵抗器Rの端部電極の他方は、導電性高段部13の上に載置される。絶縁性高段部27の高さは、導電性高段部13の高さとほぼ一致するから、抵抗器Rもケース部材1の内部に平面状に載置される。
【0034】
磁気回転子6は軟磁性基体60を含む。軟磁性基体60は、イットリウム鉄ガーネット(YIG)等の軟磁性材料からなる。磁気回転子6は、上面61、下面62及び側面63を有する。図示実施例において、軟磁性基体60の形状は略四角形であるが、例えば円板形状等の異なる形状を採ることもできる。
【0035】
第1乃至第3の中心導体64〜66は、軟磁性基体60の下面62において、共通に接続され、共通部分から枝わかれして、軟磁性基体60の側面63に沿い、上面61に導かれ、軟磁性基体60の上面において、約120度で交わる。第1乃至第3の中心導体64〜66は、少なくとも交差部分で、相互に電気絶縁される。
【0036】
第1乃至第3の中心導体64〜66の各々は、第1乃至第3の端子部641〜661を含み、第1乃至第3の端子部641〜661は軟磁性基体60の上面領域からはみ出すように設けられる。磁気回転子6の寸法は、第1乃至第3のキャパシタC1〜C3及び抵抗器Rが、導電性高段部11、13と絶縁性高段部27との間に適切に載置できるように設定されている。
【0037】
第1の中心導体64の第1の端子部641は、第2のキャパシタC2の端部電極の一つ及び抵抗器Rの端部電極の上に搭載され、第2のキャパシタC2の端部電極、及び、抵抗器Rの端部電極に、はんだ付け等の手段によって接続される。
【0038】
第2の中心導体65の第2の端子部651は、第1の端子15と、第1のキャパシタC1の端部電極とに搭載される。第1の端子15の上面と、第1のキャパシタC1の端部電極の上面とは共にほぼ同一面を構成する。従って、第2の中心導体65の第2の端子部651を、第1の端子15及び第1のキャパシタC1の端部電極に対して平面状に設置し、確実にはんだ付けすることができる。
【0039】
第3の中心導体66の第3の端子部661は、第2の端子17と、第3のキャパシタC3の端部電極とに搭載される。第2の端子17の上面と、第3のキャパシタC3の端部電極の上面とは、ほぼ同一平面を構成する。従って、第2の端子17及び第3のキャパシタC3の端部電極に対して、第3の中心導体66の第3の端子部661を平面状に配置し、確実にはんだ付けすることができる。
【0040】
押圧部材7は、図示実施例では、U字形状(若しくはC字形状)であって、空洞部70は四角形状をとる。押圧部材7はエンジニアリングプラスチック等の絶縁材料からなる。
【0041】
永久磁石8は四角形状であって、押圧部材7の空洞部70に設置される。永久磁石8は、上面81、下面82及び側面83を含む。下面82は磁気回転子6に面する。永久磁石8は、磁気回転子6に直流磁界を印加する。
【0042】
カバー部材9は永久磁石8に接触し、ケース部材1を覆う。カバー部材9は、上面91、下面92及び側面93を含む。図2乃至図4で図示するように、ケース部材1がカバー部材9で覆われる場合、側面93はケース部材1の磁性金属側壁12と接触する。
【0043】
図5は本発明に係る非可逆回路素子の回路図である。図5を参照すると、図示する非可逆回路素子は、第1乃至第3のキャパシタC1〜C3と抵抗器Rを含み、第1乃至第3のキャパシタC1〜C3と抵抗器Rは磁気回転子6に電気的に導通している。
【0044】
図6は本発明に係る非可逆回路素子の第2の実施例を示す分解斜視図である。図示実施例において、図1乃至図4に図示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付し、重複説明は省略する。
【0045】
図6を参照すると、押圧部材7及び永久磁石8の形状が、図1乃至図4に図示された形状と異なる。より詳細に説明すると、押圧部材7は四角形状であって、孔形状の空洞部70が設けられる。空洞部70は四角形状の押圧部材7において貫通孔として機能する。永久磁石8も円板形状であって、その形状及び寸法は、四角形状の押圧部材7において貫通孔として機能する空洞部70の形状及び寸法にほぼ一致する。
【0046】
図6に示した実施例に係る非可逆回路素子が有する利点は、図1乃至図5を参照して説明した非可逆回路素子の利点とほぼ同じであるので、重複説明は省略する。
【0047】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、非可逆回路素子のシリーズ化に伴い永久磁石の厚みを変えても、共通の部材を用いることができ安価な非可逆回路素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非可逆回路素子の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る非可逆回路素子の斜視図である。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図2の4−4線に沿った断面図である。
【図5】本発明に係る非可逆回路素子の回路図である。
【図6】本発明に係る非可逆回路素子の別の実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース部材
C1〜C3 キャパシタ
R 抵抗器
6 磁気回転子
64〜66 中心導体
641〜661 端子部
7 押圧部材
70 空洞部
71 上面
72 下面
73 側面
74 枠部
8 永久磁石
9 カバー部材
Claims (5)
- ケース部材と、複数のキャパシタと、磁気回転子と、押圧部材と、永久磁石と、カバー部材とを含む非可逆回路素子であって、
前記複数のキャパシタは、前記ケース部材の内部に設けられており、
前記磁気回転子は、複数の中心導体を含み、前記ケース部材内部に設けられており、
前記複数の中心導体のそれぞれは、端子部を有しており、
前記端子部のそれぞれは、前記複数のキャパシタの上に載置されており、
前記押圧部材は、絶縁材料からなり、空洞部と、枠部とを有し、前記ケース部材の内部に設けられており、
前記空洞部は、上面及び下面において開口しており、
前記下面は、前記磁気回転子に対向しており、
前記枠部は、前記端子部のそれぞれの上に載置され、前記端子部を前記複数のキャパシタに固定させるものであり、
前記永久磁石は、前記押圧部材の厚みよりも小さな厚みを有して、前記空洞部の内部に設けられており、
前記カバー部材は、前記ケース部材と結合される、
非可逆回路素子。 - ケース部材と、複数のキャパシタと、抵抗器と、磁気回転子と、押圧部材と、永久磁石と、カバー部材とを含む非可逆回路素子であって、
前記抵抗器は、前記ケース部材の内部に設けられており、
前記磁気回転子は、複数の中心導体を含み、前記ケース部材内部に設けられており、
前記複数の中心導体のそれぞれは、端子部を有しており、
前記端子部のそれぞれは、前記複数のキャパシタ及び前記抵抗器の上に載置されており、
前記押圧部材は、絶縁材料からなり空洞部と、枠部とを有し、前記ケース部材の内部に設けられており、
前記空洞部は、上面及び下面において開口しており、
前記下面は、前記磁気回転子に対向しており、
前記枠部は、前記端子部のそれぞれの上に載置され、前記端子部を前記複数のキャパシタ及び前記抵抗器に固定させるものであり、
前記永久磁石は、前記押圧部材の厚みよりも小さな厚みを有して、前記空洞部の内部に設けられており、
前記カバー部材は、前記ケース部材と結合される、
非可逆回路素子。 - 請求項1または2に記載された非可逆回路素子であって、前記空洞部の形状及び寸法は、前記永久磁石の形状及び寸法に対応する非可逆回路素子。
- 請求項1乃至3の何れかに記載された非可逆回路素子であって、前記押圧部材は、U字形状である非可逆回路素子。
- 請求項1乃至3の何れかに記載された非可逆回路素子であって、前記押圧部材は、板状であり、前記空洞部は、厚み方向に貫通する孔である非可逆回路素子。
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