JP4423602B2 - 非可逆回路素子 - Google Patents

非可逆回路素子 Download PDF

Info

Publication number
JP4423602B2
JP4423602B2 JP2004339980A JP2004339980A JP4423602B2 JP 4423602 B2 JP4423602 B2 JP 4423602B2 JP 2004339980 A JP2004339980 A JP 2004339980A JP 2004339980 A JP2004339980 A JP 2004339980A JP 4423602 B2 JP4423602 B2 JP 4423602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
lower case
upper case
resin
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004339980A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006157090A (ja
Inventor
稔 野津
武文 寺脇
靖 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2004339980A priority Critical patent/JP4423602B2/ja
Publication of JP2006157090A publication Critical patent/JP2006157090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4423602B2 publication Critical patent/JP4423602B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Description

本発明は、高周波信号に対して非可逆伝送特性を有する非可逆回路素子に関し、特にはこれに用いる上下ケースに関する。
従来、マイクロ波帯、UHF帯で使用される携帯電話、自動車電話等の送受信回路部品の一つとしてアイソレータ,サーキュレータ等の非可逆回路素子がある。一般にアイソレータやサーキュレータは、アンプの破損を防止する目的で使用され、信号の伝送方向の挿入損失は小さく、かつ逆方向への逆方向損失は大きくなるような機能を持たせたものである。以下、本明細書では非可逆回路素子のうちアイソレータを例にとって説明する。
図11に従来のアイソレータの一例を分解斜視図で示す。このアイソレータは、磁気ヨークとして機能する金属ケース(上ケース1、下ケース12)、永久磁石2、中心導体組立体20、キャパシタンス素子(平板コンデンサ)8、9、10、抵抗素子(チップ抵抗)11、樹脂ケース7から構成されている。前記中心導体組立体20は、円板形状の薄板から放射状に3つの中心導体4、5、6が突出した構造の導体薄板を用意し、その導体薄板の円板状部にガーネットフェライト(フェリ磁性体)3を配置して、前記3つの中心導体4、5、6を折り曲げて重ねて一体に構成される。
樹脂ケース7は、アース電極や外部端子となる部分を構成する金属導体と、耐熱性を備えたエンジニアリングプラスチック(図中斜線で表示)等の樹脂で構成され、実装基板との接続のための外部端子IN、OUT、GNDを有するものである。前記樹脂は樹脂ケース7の外周壁部、内側壁部や、前記外周壁部や内側壁部で囲まれた円形、矩形の凹部13を形成し、前記凹部13の底面にはアース電極が表れている。
前記凹部13に中心導体組立体20、平板コンデンサ8、9、10、ダミー抵抗11等を収容してアース電極と適宜はんだ付けし、さらに中心導体5,6,7と平板コンデンサ8、9、10とをはんだ付けするとともに、下ケース12の内側面と樹脂ケース7の裏面側に露出した金属導体とをはんだ付けして一体化している。
そして、磁石2を固着した上ケース1の側壁の突起部100を下ケース12の切欠部101に嵌入した後、当該部位を支点として上ケース1を旋回させ、他の側壁に形成された突起部100により下ケース12の壁部を弾性変形させ、さらに切欠部101に嵌合させて、上ケース1を装着したアイソレータを構成していた(第1の従来例)。
また他の例として特許文献1に開示された非可逆回路素子がある。図12にその分解斜視図を示す。この非可逆回路素子は、第1の従来例に示した樹脂ケース7と下ケース12を一体成形した例である。つまり、この樹脂ケースは、アース電極や外部端子となる部分を下ケースで構成したものであり、前記下ケースを構成する金属材料を所定形状に金型で打ち抜き、或いはエッチングして、その後、曲げ成形し導体板となし、この導体板を成形金型内に配置して、樹脂を射出成形して樹脂ケース7と下ケース12を一体成形したものである。そして、永久磁石2を固着した上ケース1の側壁の突起部100を下ケース12の切欠部101に嵌入した後、当該部位を支点として上ケース1を旋回させ、他の側壁に形成された突起部100により下ケース12の壁部を弾性変形させ、さらに切欠部101に嵌合させて、上ケース1を装着したアイソレータを構成していた(第2の従来例)。
即ち、どちらの場合も切欠部101と突起100とで、上ケース1と下ケース12とを位置決めする構造である。
電気的特性のばらつきが少ない非可逆回路素子を得ようとするには、ガーネットフェライトと永久磁石とが対向する間隔を精度良く構成することが要件の内の一つとなる。しかしながら、前記上ケースや下ケースを構成する金属材料に、前記突起部、切欠部を形成し、さらに曲げ加工などを経て上ケースや下ケースを構成する従来の非可逆回路素子では、突起部100、切欠部101の形成位置にばらつきが生じ易く、その結果ガーネットフェライトと永久磁石との間隔を精度良く構成することが困難である場合があった。
また第2の従来例では、下ケース12の壁部にまで及ぶ樹脂により、下ケース12が変形し難くなり、上ケースを装着する際に、無理な力を作用させて下ケース12に塑性変形を生じさせ、非可逆回路素子の歩留まりを著しく低下させる場合もあった。
そこで本発明は、上ケースと下ケースとの装着において、それぞれに不要な塑性変形を生じさせることが無く、またガーネットフェライトと永久磁石との間隔を精度良く構成することが可能な非可逆回路素子を提供することを目的とする。
第1の発明は、フェリ磁性体に複数の中心導体が配された中心導体組立体と、前記中心導体と共振回路を構成する複数のキャパシタンス素子を夫々収容する略箱形状の下ケースと、前記フェリ磁性体に直流磁界を印加する永久磁石と、前記永久磁石を収容する上ケースを備えた非可逆回路素子であって、前記下ケースは、その下面部と前記下面部から立設して対向する2つの壁部を構成する磁気ヨーク部と、残余の2つの壁部を構成する樹脂部を備え、前記上ケースは、矩形状に形成され、上面部、および対向する2つの壁部と、壁部が形成されない2方向に前記上面部から延出した凸部を備え、上面の4隅に切欠き部が設けられており、前記下ケースの隅部近傍の樹脂部には、高さ方向に延長する樹脂柱状部を有し、前記下ケースの樹脂柱状部と前記上ケースの切欠き部とを合わせて下ケースに上ケースを被せ、上ケースの前記凸部と磁気ヨーク部の前記壁部に形成された凹部とを当接して固定したことを特徴とする非可逆回路素子である。
本発明においては、前記下ケースの樹脂部の2つの壁部には前記上ケースの壁部の高さに対応する窪みが形成され、前記窪みの上端面と前記上ケースの壁部の下端面を近接させるのが好ましい。
本発明によれば、上ケースと下ケースとの装着において、それぞれに塑性変形を生じさせることが無く、またガーネットフェライトと永久磁石との間隔を精度良く構成することが可能な非可逆回路素子を提供することが出来る。
本発明の一実施例に係る非可逆回路素子について以下詳細に説明する。
図1は、本発明の参考例に係る非可逆回路素子の外観図であり、図2はその分解斜視図であり、図3は下ケースの平面図である。図1〜図3において、斜線部は樹脂で構成された部分を示す。
まず下ケース30の作製方法について説明する。図4〜図6は製造方法を説明するための図である。磁性金属材料からなる長尺状のシート材を、プレス加工機で所定の形状に打ち抜き、図4に示すような、フープ60と連接する複数の支持部53の先端部に下ケースの一部をなす磁気ヨーク部を一体的に形成する。
しかる後、金型で所定部位を折り曲げ加工して、図5に示すように、下ケースの下面部を形成する磁気ヨーク部から立設して対向する2つの壁部25を形成する。図5に示すように、他の支持部54の先端は磁気ヨーク部と分離して形成される。この指示部54は下ケースとしたときに、非可逆回路素子の入出力端子を構成する。
支持部53、54の途中には、その幅を狭くした部位が形成されている。後工程で、この幅狭部でフープ60と切り離されるが、このように幅狭部で切り離しを行うことで、磁気ヨーク部の金属表面が露出する面積を極力小さくし、露出部の酸化を低減している。
フープ60を構成する磁性金属材料は、SPCC,42Ni・Fe合金,45Ni・Fe合金、Fe−Co合金などの磁気特性に優れるものであって、これらの金属材料は、100〜300μm程度に冷間圧延又は熱間圧延されている。磁気ヨーク部は磁気回路の一部として用いられるので、磁気特性に優れた磁性材料を選択するのが好ましい。その磁気特性は、最大透磁率が5000以上で飽和磁束密度は0.6テスラ以上、好ましくは1.4テスラ以上が好ましい。このような磁性材料を選択すれば、非可逆回路素子を小型化する際に、厚みが160μm以下の薄板を利用しても、磁束の漏れが少なくて済み、ガーネットフェライトに必要十分な直流磁界を与えることが出来る。
さらに、その表面には、銀、銅、金、アルミニウムのうち少なくとも一つを含む金属または合金で電気抵抗率が5.5μΩ・cm以下の導電性の高い金属皮膜が形成されている。このときの皮膜厚さは0.5〜25μmである。磁気ヨークはグランドとしても機能するが、このように構成することで前記金属皮膜が高周波電流のアース端子への経路となり、よって高周波信号の伝送効率を高めるとともに、外部との相互干渉を抑制して損失を低減することができる。
導電性の高い前記金属皮膜のうち銀は、半田付け性がよく、接触抵抗が小さく、金に比べ安価等、優れた特性を持っている。しかしながら、銀表面は非常に活性で表面吸着傾向をもつ空気中の硫黄,塩素.水分等の腐食媒体との反応により変色が容易に生じる。この変色膜は半田付け性を損ない、接触抵抗を増大させる。このため銀表面に有機キレート皮膜などの保護膜を形成させ、銀の表面を保護するのが好ましい。
フープ60には、所定の間隔でスプロケットホール52が設けられており、スプロケットにより射出成形用金型内にフープ60が順次送られる。射出成形機に配置された磁気ヨーク部には、液晶ポリマーやポリフェニレンサルファイド等、高耐熱の熱可塑性エンジニアリングプラスチック等の樹脂が射出されてインサート成形を行い、図6に示す様に、前記樹脂により2つの壁部35を形成した。さらに後工程において、幅狭部でフープ60と切り離すことで、磁気ヨーク部、入出力端子を一体化した下ケース30となる
この下ケース30は図3の平面図に示すように、その内側底面に入出力端子IN、OUTと連続する端子部TT1,TT2、アース端子GNDと連続する磁気ヨーク部が露出しており、前記下ケース12の内側底面は、磁気ヨーク部、端子部TT1、TT2、前記端子部を支持する樹脂とで同一平面として形成される。
下ケース12は、磁気ヨーク部で構成される2つの側面部25と、残余の2つの壁部を構成する樹脂部35を備えた矩形箱型に形成され、下ケース12の隅部近傍の樹脂部には、壁部35と一体的に形成された複数の樹脂柱状部26を有するとともに、前記樹脂柱状部26の間には、上ケース1の壁部と対応する窪み60が形成される。
このように形成された下ケース30は、スプロケットホール52を利用し、フープに連接されたまま、各組立工程を順次搬送される。次工程において、下ケース30の入出力端子IN、OUTと連続する端子部TT1,TT2、アース端子GNDと連続する磁気ヨーク部にはんだを塗布した後、複数のコンデンサを一体化した積層基板を配置した。
積層基板15は、誘電体セラミックグリーンシートに、キャパシタンス素子を形成する電極パターンを印刷し、電極パターンどうしを適宜対向するように積層してなり、所定のコンデンサ容量を有する複数のキャパシタンス素子が形成されてなるものである。セラミックグリーンシートは積層、圧着され、積層体とした後焼成され積層基板15となる。積層基板内部の電極は、セラミックとの同時焼成によって形成される。この積層基板において、異なる層にまたがる電極は基板内に形成されたビア電極によって導通されている。積層基板15の上面には複数の電極パターン17が形成されており、前記電極パターン間には印刷、焼き付け法により抵抗11が形成されている。
また、積層基板15の下面、すなわち下ケースの内底面側との接続面には、下ケース12に形成されたの端子電極TT1,TT2と接続する入出力用電極と、積層基板15の下面の略中央部を含む領域に、下ケースに形成されたアース端子GNDと連続する磁気ヨーク部と接続するアース用電極が形成されている。このアース用電極は下ケース30の内底面に対して広面積に接触するように載置させるようになっている。このように構成することで、下ケース12の内底面における高周波電流の分布を均一にして電気的な特性安定なものとしている。
次いで、積層基板15の上面に形成された電極パターン17に、はんだを塗布し、中心導体5,6とガーネットフェライト3とでなる中心導体組立体20を前記電極パターンに載置し、半田リフローして、積層基板15、下ケース12、中心導体組立体20の接触部を機械的かつ電気的に接続する。前記抵抗11は、チップ抵抗として中心導体組立体20とともに電極パターン17に載置することも当然可能である。
次いで、中心導体組立体20に直流磁界を印加するように永久磁石2を配置した上ケース1を下ケース30に被せた。
前記上ケース1は、下ケース30と同様に磁性金属材料からなる長尺状のシート材を、プレス加工機で所定の形状に打ち抜き、さらに金型で折り曲げ加工して、上面部および4つの壁部を備えた略箱形状に形成され、隣り合う側面の稜部には高さ方向に連続するスリット部22が形成されている。前記スリット部22と前記下ケース30の樹脂柱状部26とをあわせて、上ケース1を下ケース30に被せている。図7は、上ケース1を下ケース30に被せた状態を示す平面図である。上ケース1のスリット部22と下ケース30の樹脂柱状部26とで上ケース1の平面方向の移動を制限している。本実施例においては、下ケース30の4隅に樹脂柱状部26を形成しているが、上ケース12の位置決めを行う機能を発揮するには、少なくとも下ケースの対角に位置する2隅に形成すれば良い。
また図1あるいは図2に示すように、下ケース30の樹脂部の2つの壁部35には、前記上ケース1の壁部の高さに対応する窪み60が形成されており、前記窪みの上端面と前記上ケースの壁部の下端面とを当接させることで、上ケースの高さ方向の位置決めを行い、上下ケースそれぞれに塑性変形を生じさせることが無く、また中心導体組立体と永久磁石との間隔を精度良く構成している。
図8は本発明に係る上ケース1の構成例である。この上ケース1は上面部と、対向する2つの壁部を備え、壁部を有さない2方向には、上面部から延出した凸部を有し、断面視がコの字状に形成されてなるものである。図9は、前記上ケースを用いた非可逆回路素子の斜視図である。上ケース1の凸部と、下ケース12の下面部から立設して対向する2つの壁部25に形成された凹部と当接させることで、上ケース1の高さ方向の位置決めを行っている。また本実施例によれば上下ケース間に磁気ギャップを形成することなく構成出来るので、磁束の漏れや、中心導体組立体に与えられる直流磁界の減少も少なく済むので好ましい。
しかる後、長尺状のフープ60の連接部53,54を切断して、図1に示す非可逆回路素子を得た。本実施例ではフープ60の状態で非可逆回路素子の組立を行ったが、下ケース形成後、連接部53,54を切断し、個々の下ケースを用いて組立を行っても良いことは、言うまでも無い。
図8は上ケース1の他の構成例である。この上ケース1は上面部と、対向する2つの壁部を備え、壁部を有さない2方向には、上面部から延出した凸部を有し、断面視がコの字状に形成されてなるものである。図9は、前記上ケースを用いた非可逆回路素子の斜視図である。上ケース1の凸部と、下ケース12の下面部から立設して対向する2つの壁部25に形成された凹部と当接させることで、上ケース1の高さ方向の位置決めを行っている。また本実施例によれば上下ケース間に磁気ギャップを形成することなく構成出来るので、磁束の漏れや、中心導体組立体に与えられる直流磁界の減少も少なく済むので好ましい。
図10は、四方が樹脂壁に囲まれるとともに、平板コンデンサや組立体の配置が容易なように、前記樹脂(図中斜線部)で形成された仕切壁が形成された下ケース12を用いた非可逆回路素子の分解斜視図である。本実施例においても、上下ケースに塑性変形を生じさせることが無く、またガーネットフェライトと永久磁石との間隔を精度良く構成することが出来た。
本発明によれば、ガーネットフェライトと永久磁石との間隔を精度良く構成することが可能な非可逆回路素子を提供することが出来、もって電気的特性のばらつきが少なく、上ケースと下ケースとの装着において、それぞれに塑性変形を生じさせることが無く、非可逆回路素子の歩留まりを低下させる事が無い。
本発明の参考例に係る非可逆回路素子の斜視図である。 本発明の参考例に係る非可逆回路素子の分解斜視図である。 本発明の参考例に係る非可逆回路素子に用いる下ケースの平面図である。 本発明の参考例に係る非可逆回路素子に用いる下ケースの組立状態を示す図である。 本発明の参考例に係る非可逆回路素子に用いる下ケースの組立状態を示す図である。 本発明の参考例に係る非可逆回路素子に用いる下ケースの組立状態を示す図である。 本発明の参考例に係る非可逆回路素子の平面図である。 本発明の一実施例に係る非可逆回路素子に用いる上ケースの斜視図である。 本発明の一実施例に係る非可逆回路素子の斜視図である。 本発明の一実施例に係る非可逆回路素子の分解斜視図である。 従来の非可逆回路素子の分解斜視図である。 従来の非可逆回路素子の分解斜視図である。
符号の説明
1 上ケース
2 永久磁石
3 ガーネットフェライト
5,6,7 中心導体
12 下ケース
15 積層基板
20 中心導体組立体

Claims (2)

  1. フェリ磁性体に複数の中心導体が配された中心導体組立体と、前記中心導体と共振回路を構成する複数のキャパシタンス素子を夫々収容する略箱形状の下ケースと、前記フェリ磁性体に直流磁界を印加する永久磁石と、前記永久磁石を収容する上ケースを備えた非可逆回路素子であって、
    前記下ケースは、その下面部と前記下面部から立設して対向する2つの壁部を構成する磁気ヨーク部と、残余の2つの壁部を構成する樹脂部を備え、
    前記上ケースは、矩形状に形成され、上面部、および対向する2つの壁部と、壁部が形成されない2方向に前記上面部から延出した凸部を備え、上面の4隅に切欠き部が設けられており、
    前記下ケースの隅部近傍の樹脂部には、高さ方向に延長する樹脂柱状部を有し、
    前記下ケースの樹脂柱状部と前記上ケースの切欠き部とを合わせて下ケースに上ケースを被せ、上ケースの前記凸部と磁気ヨーク部の前記壁部に形成された凹部とを当接して固定したことを特徴とする非可逆回路素子。
  2. 前記下ケースの樹脂部の2つの壁部には前記上ケースの壁部の高さに対応する窪みが形成され、前記窪みの上端面と前記上ケースの壁部の下端面を近接させたことを特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
JP2004339980A 2004-11-25 2004-11-25 非可逆回路素子 Active JP4423602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004339980A JP4423602B2 (ja) 2004-11-25 2004-11-25 非可逆回路素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004339980A JP4423602B2 (ja) 2004-11-25 2004-11-25 非可逆回路素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006157090A JP2006157090A (ja) 2006-06-15
JP4423602B2 true JP4423602B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=36634897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004339980A Active JP4423602B2 (ja) 2004-11-25 2004-11-25 非可逆回路素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4423602B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213034A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Murata Mfg Co Ltd フェライト・磁石素子及びその製造方法
JP2013247567A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Tdk Corp 非可逆回路素子及び通信機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006157090A (ja) 2006-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4423602B2 (ja) 非可逆回路素子
US20050180093A1 (en) Non-reciprocal circuit element
JP3680682B2 (ja) 非可逆回路素子および通信機装置
JP4507192B2 (ja) 非可逆回路素子
JP4200504B2 (ja) 非可逆回路素子
US6906597B2 (en) Non-reciprocal circuit device and resin casing used therefor
JP4465659B2 (ja) 非可逆回路素子
JP4151789B2 (ja) 非可逆回路素子
JP4605501B2 (ja) 非可逆回路素子
US6724276B2 (en) Non-reciprocal circuit device and communication apparatus
JP4655274B2 (ja) 非可逆回路素子
JP4639540B2 (ja) 非可逆回路素子及び通信装置
US6796840B2 (en) Surface mounting type non-reversible circuit element having superior productivity
US6930566B2 (en) Small nonreciprocal circuit element that can be easily wired
JP4530165B2 (ja) 非可逆回路素子及び通信装置
US7138883B2 (en) Non-reciprocal circuit element
JP4529330B2 (ja) 非可逆回路素子及び通信装置
JP4110526B2 (ja) 非可逆回路素子
JP4024709B2 (ja) 非可逆回路素子
JP4189920B2 (ja) 非可逆回路素子及びその製造方法
JP3660316B2 (ja) 非可逆回路素子
JP2006157089A (ja) 非可逆回路素子
US20040164816A1 (en) Nonreciprocal circuit element with reduced insertion loss and excellent manufacturability
JP2006222520A (ja) 非可逆回路素子
JP2004312625A (ja) 非可逆回路素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4423602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350