JP2006157089A - 非可逆回路素子 - Google Patents
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Abstract
【選択図】 図1
Description
このアイソレータは、磁気ヨークとして機能する金属ケース(上ケース22、下ケース25)、永久磁石30、中心導体組立体3、平板コンデンサ50a、50b、50c、ダミー抵抗Rt、樹脂ケース27から構成されている。前記中心導体組立体3は、シールド板から放射状に3つの中心導体が突出した構造の導体薄板を用意し、そこにガーネットフェライト5(フェリ磁性体)を配置して、前記3つの中心導体を折り曲げて重ねて一体に構成される。このとき、各中心導体は絶縁されて重ねられる。中心導体の交差角度をそれぞれ120°と設定することで、対称性の良い電気的特性(挿入損失、逆方向損失(アイソレーション)、反射特性等)を得ていた。
フェライト磁石として現在最も優れた磁気特性を示すものとして、残留磁束密度Brが420〜460mT、保持力がHc=238〜351kA/m、iHc=254〜414kA/m、最大エネルギー積が(BH)max=33.4〜39.8kJ/m3、残留磁束密度Brの温度係数(ΔBr/Br)が−0.18〜−0.20%℃の磁気特性を有するLaCo置換型フェライト磁石が知られている。
これを避けるため、永久磁石は30を側面部23から少なとくも0.15mm以上の距離をもって配置する必要があり、この結果、永久磁石30の外形寸法を、上ケース22の開口面積よりも、小さなものとせざるを得なかった。
図4はその一例を示すフープ材の平面図である。長尺状のフープ材の帯状部100には、それぞれ所定の間隔でスプロケットホール120が設けられている。帯状部100から延在する複数の支持部130の先端には、非可逆回路素子の上ケースとなる金属板140が一体的に設けられている。しかる後、前記フープ材を金型で折曲げて上ケースの側面部を形成するとともに、フープ材から上ケース12を切り離す。なお、スリット部21a〜21dとなる溝は、例えば前記折曲用の金型に設けられた凸部で4ヶ所打設形成する。
図5は、永久磁石30を配置した上ケース22の断面図である。前記スリット部21a〜21dによって、永久磁石30を、その各側面と前記上ケースの各側面部23a〜23dの内側とを、ほぼ隙間無く密接するように上ケースに収容することが出来る。このため永久磁石30を、上ケースの開口面積と略同じに形成出来、フェリ磁性体に印加する外部磁界をより大きなものとすることが出来る。
さらに上ケース22内側の前記上面部に、永久磁石30を傾き無く密着して配置することが出来るので、磁気ギャップが生じることが無く、均一にフェリ磁性体に外部磁界を印加することが出来る。
そして、樹脂一体型下ケース25の金属フレームの側面部25aと、上ケース22の側面部23a、23cとを半田付けし、あるいは接着剤で固定して、図7に示した2ポートアイソレータを構成した。
5 フェリ磁性体
10 多層基板
22 上ケース
25 樹脂一体型下ケース
30 永久磁石
Claims (3)
- フェリ磁性体に複数の中心導体が配された中心導体組立体と、前記中心導体と共振回路を構成する複数のキャパシタンス素子を夫々収容する下ケースと、前記フェリ磁性体に直流磁界を印加する永久磁石と、前記永久磁石を収容する上ケースを備えた非可逆回路素子であって、
前記上ケースは、磁性金属からなる薄板から、上面部および4つの側面部を備えた略箱形状に形成され、上ケース内側の前記上面部と前記側面部との稜部に、連続するスリット部を設けたことを特徴とする非可逆回路素子。 - 前記上ケースに配置される前記永久磁石の側面と、前記上ケース側面部内側とがほぼ隙間無く密接していることを特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
- 前記下ケースは、磁性金属からなる薄板から形成された下面部、および対向する2つの側面部を備えた金属フレームと、前記金属フレームの側面部側及び下面部側に延在するとともに、前記側面部とは異なる他の2つの側面部を形成する樹脂フレームを備え、 前記上ケースの2つの側面部外側と、前記金属フレームの2つの側面部内側とを向かい合せ、かつ、前記上ケースの他の側面部と、前記樹脂フレームの2つの側面部とを積み重ねて配置したことを特徴とする請求項2に記載の非可逆回路素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004339977A JP2006157089A (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | 非可逆回路素子 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004339977A JP2006157089A (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | 非可逆回路素子 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=36634896
Family Applications (1)
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JP2004339977A Pending JP2006157089A (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | 非可逆回路素子 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006157089A (ja) |
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2004
- 2004-11-25 JP JP2004339977A patent/JP2006157089A/ja active Pending
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