JP3943313B2 - ガラス管螺旋加工装置および製造方法 - Google Patents

ガラス管螺旋加工装置および製造方法 Download PDF

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    • C03B23/045Tools or apparatus specially adapted for re-forming tubes or rods in general, e.g. glass lathes, chucks

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガラス管螺旋加工装置および製造方法に係わり、特に、加熱されたガラス管が巻き付けられる巻き付けドラムを回転させ、かつ軸方向に移動させて、滑らかな螺旋形状のガラス管が製造できるガラス管螺旋加工装置および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラス管、例えば、石英ガラス管を螺旋形状に加工する場合、螺旋溝が形成されたガラス管巻き付けドラムを用い、バーナにより加熱されたガラス管を、作業者の手作業により、ガラス管巻き付けドラムに巻き付け、螺旋形状の石英ガラス管を製造していた。
【0003】
しかし、石英ガラス管は熱膨張係数が小さく、加工が難しいため、手作業による製造では、滑らかな螺旋形状にすることができず、多角形に製造するのが限度であった。また、この多角形に製造するにも経験が必要であった。さらに、手作業による製造では、作業者がバーナを取り扱うため、火傷などの危険性があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、自動化され、経験の少ない作業者にも容易にガラス管を滑らかな螺旋形状に加工でき、安全なガラス管螺旋加工装置および製造方法が要望されていた。
【0005】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、自動化され、経験の少ない作業者にも容易にガラス管を滑らかな螺旋形状に加工でき、安全なガラス管螺旋加工装置および製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述目的を達成するためになされた本願請求項1の発明は、置台本体に揺動可能に取り付けられた長尺状の支持アームと、この支持アームの長手方向に揺動可能に取り付けられた複数個の振動吸収用補助アームを有するガラス管置台と、このガラス管置台に近接して設けられ、ガラス管を送る送りローラ機構と、この送りローラ機構により送られたガラス管を加熱する加熱手段と、この加熱手段により加熱されて可塑性が与えられたガラス管が巻き付けられる巻き付けドラムと、この巻き付けドラムを回転させ、かつ軸方向に移動させる駆動手段とを有し、可塑性が与えられたガラス管を巻き付けドラムに巻き付けながら、巻き付けドラムを軸方向に移動して、ガラス管を螺旋加工することを特徴とするガラス管螺旋加工装置であることを要旨としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わるガラス管螺旋加工装置および製造方法の実施形態について添付図面に基づき説明する。
【0012】
図1に示すように、ガラス管螺旋加工装置1は、ガラス管、例えば石英ガラス管Gが長手方向に載置されるガラス管置き台10と、このガラス管置き台10に近接して設けられ、ガラス管Gを送る送りローラ機構30と、この送りローラ機構30により送られたガラス管Gを加熱し螺旋形状に加工する管巻き付け組立50とを有している。
【0013】
図1ないし図3に示すように、ガラス管置台10は、移動用キャスター11と固定およびレベル調整用のレベルリングパッド12が設けられた置台本体13と、この置台本体13に昇降自在に設けられた柱形状の昇降部材14と、この昇降部材14に揺動可能に取り付けられた長尺幅狭板形状の支持アーム15と、この両端部に設けられ幅狭板形状の複数個、例えば、2個の振動吸収用補助アーム16a、16bを有している。
【0014】
図2に示すように、昇降部材14は、この昇降部材14に設けられた昇降天板17と置台本体13間に設けられたスクリューシャフト18を、ハンドノブ19を回動させることにより昇降されるようになっており、昇降部材14を昇降させることによって、支持アーム15、補助アーム16a、16bおよび石英ガラス管Gを任意の高さに昇降させることができる。
【0015】
また、支持アーム15の昇降部材14への揺動可能な取り付けは、図2および図3に示すように、昇降天板17に取り付けられ、揺動軸21を有する取付部材22により軸支されることで行われており、さらに、支持アーム15の揺動は、揺動軸21に対して対称に配置された支持マーム揺動量規制ストッパ23により規制されるようになっている。
【0016】
また、補助アーム16a、16bの支持アーム15への揺動可能な取り付けは、図1および図4に示すように、上記支持アーム15の取り付けと同様に、揺動軸24により軸支され、揺動軸24に対して対称に配置された補助アーム揺動量規制ストッパ25により規制されるようになっている。
【0017】
補助アーム16aの一端および補助アーム16bの両端には、図5に示すような鍔付支持ローラ26が設けられており、さらに、補助アーム16aの他端には、図6に示すようなV溝付案内ローラ27と押えローラ28が設けられている。鍔付支持ローラ26は、石英ガラス管Gを案内するためのものであり、石英ガラス管Gの曲がりを逃がすために幅広形状になっており、また、V溝付案内ローラ27は、位置決めのためにV溝に形成されている。
【0018】
図1、図7ないし図9に示すように、ガラス管置台10に設けられたV溝付案内ローラ27に近接して送りローラ機構30が配置されている。なお、図1および図9は石英ガラス管Gを大きい直径の螺旋形状に加工する場合のローラ機構30および管巻き付け組立50に状態を示し、図7は石英ガラス管Gを小さい直径の螺旋形状に加工する場合のローラ機構30および管巻き付け組立50に状態を示す。
【0019】
この送りローラ機構30は、図9および図12に示すように、石英ガラスGを送り出すためのもので、ローラ駆動軸31sに取り付けられたV溝付送りローラ31と、この送りローラ31に対向して設けられ、石英ガラスGを押え、かつ、ローラ固定軸32sに取り付けられ非駆動の押えローラ32とから構成され、さらに、送りローラ31はACサーボモータ33により回転駆動されるようになっている。
【0020】
また、図12に示すように、ローラ機構基台34には、スクリューシャフト35が設けられ、このスクリューシャフト35は、ACサーボモータ33の回転力を送りローラ31に伝達するローラ駆動軸結合部36近傍とハンドノブ37との間に橋設され、ハンドノブ37を回動させることにより、送りローラ31と押えローラ32の高さを調整できるようになっており、石英ガラス管Gの螺旋外径の変化に対応できるようになっている。さらに、図12に示すように、押えローラ32は石英ガラス管Gの外径の変化に対応できるようにするため、押えローラ32を押圧状態に保ったまま上下方向に移動できるようにスプリング38が設けられている。
【0021】
また、送りローラ31の石英ガラス管Gの送り出し方向には、図8に示すように、ローラ駆動軸結合部36にはL字形状のガラス管支持部材39aが取り付けられ、さらに、このガラス管支持部材39aの先端には円筒形状のガラス管支持体39が設けられており、このガラス管支持体39は一般に用いられるようなネジ機構(図示せず)によってその傾きが変えられるようになっており、図8および図11に示すような支持部材位置調整ボルト40を回動させることにより、傾きの調整を行うことができる。
【0022】
図7、図9ないし図12に示すように、ガラス管巻き付け組立50は、ローラ駆動軸結合部36が取り付けられたローラ機構基台34と直線上に対向して配置され、さらに、図7に示すように、ガラス管巻き付け組立50とローラ機構基台34間に位置し、上記直線上から偏倚して上記ガラス管置台10が配置され、ガラス管巻き付け組立50、ローラ機構基台34およびガラス管置台10はほぼT字形状に配置される。
【0023】
図7および図9に示すように、ガラス管巻き付け組立50は、移動用キャスター51と固定およびレベル調整用のレベルリングパッド52が設けられた巻き付け組立本体53と、この巻き付け組立本体53には、正方形状の取付板54が設けられており、この取付板54には、図11および図13に示すように、ボールねじ・スプライン55を介して巻き付け回転軸56が取り付けられており、この巻き付け回転軸56には、ドラム回転用プーリ57と、ドラム移動用プーリ58が設けられ、さらに、その一端には、螺旋溝59cが形成され直径の異なる巻き付けドラム59を適宜変更して取り付けられるようにするコレットチャック60が設けられている。
【0024】
さらに、取付板54には、ドラム回転用ACサーボモータ61が設けられ、ドラム回転用ベルト62、ドラム回転用プーリ57、ボールねじ・スプライン55を介して巻き付け回転軸56を回転させ、巻き付けドラム59を回転させるようになっている。また、ドラム移動用ACサーボモータ63が設けられ、ドラム移動用ベルト64、ドラム移動用プーリ58、ボールねじ・スプライン55を介して巻き付け回転軸56を進退自在に移動させて、巻き付けドラム59を進退移動させ、巻き付けドラム59に螺旋ピッチが作り出されるようになっている。
【0025】
図9ないし図11に示すように、取付板54にはアーチ形状の外径押えローラ取付板65が設けられ、このローラ取付板65には、ハンドノブ66を有するスクリューシャフト67が垂直に設けられ、さらに、スクリューシャフト67の先端には巻き付け回転軸56と平行に延伸する外径押えローラ軸68が設けられており、この外径押えローラ軸68の先端にはガラス管Gの螺旋外径を押えるための外径押えローラ69が設けられている。従って、ハンドノブ66を回動させることにより、スクリューシャフト67を介して外径押えローラ69の高さを調整できるようになっており、石英ガラス管Gの螺旋外径の変化に対応できるようになっている。
【0026】
図10に示すように、外径押えローラ軸69の中心点C2は、巻き付け回転軸56の中心点C1を通る垂直線と巻き付けドラム59の外周との交点Pとオフセットしており、ガラス管Gが巻き付けドラム59に巻き付かずに反対方向に曲がるのを防止する。
【0027】
また、図10ないし図12に示すように、取付板54の上面には、取付板54から巻き付け回転軸56と平行に延伸し、加熱手段としてのバーナBが取り付けられるアングル形状のバーナ支持部材70と、このバーナ支持部材70から垂下するように設けられたバーナ昇降部材71と、このバーナ昇降部材71に昇降自在に設けられ巻き付け回転軸56と平行に延伸するバーナ取付部材72が設けられている。
【0028】
従って、バーナ取付部材72に取り付けられたバーナBは、図10に示すように、バーナ昇降部材71を昇降させることにより、バーナBから噴出される炎(バーナBの延長線)は、所望の位置(高さ)、例えば、巻き付け回転軸56の中心点C1を通る垂直線と巻き付けドラム59の外周との交点Pを指すようになっている。
【0029】
次に本発明に係わるガラス管螺旋加工装置を用いたガラス管の螺旋加工方法を説明する。
【0030】
図1に示すように、ガラス管螺旋加工装置1のガラス管置台10を石英ガラス管Gの長さに応じた位置に移動用キャスター11を利用して移動し、レベルリングパッド12により、その位置に固定し、しかる後、図5に示すように、用意した母材の石英ガラス管Gを長手方向が水平になるようにして振動吸収用補助アーム16a、16bに載置する。
【0031】
この載置時、長手石英ガラス管Gの載置による衝撃により石英ガラス管Gおよび補助アーム16a、16bに振動を発生するが、補助アーム16a、16bと支持アーム15間には、揺動軸24と補助アーム揺動量規制ストッパ25が設けられ、また、支持アーム15と昇降部材14間には揺動軸21と支持アーム揺動量規制ストッパ23が設けられて、緩衝可能になっているので、長手石英ガラス管Gの振動は効果的に減衰され、石英ガラス管Gの破損等が防止される。
【0032】
次に、図2に示すように、ハンドノブ19を回動させて、スクリューシャフト18、昇降天板17、支持アーム15および補助アーム16a、16bを介して石英ガラス管Gを所定の高さ(巻き付けドラム59の外径に応じた高さ)に調整する。
【0033】
さらに、石英ガラス管Gを補助アーム16a、16b上でスライドさせて、図6に示すように、V溝付案内ローラ27と押えローラ28との間を貫通させ、図9および図10に示すように、送りローラ機構30のV溝付送りローラ31と押えローラ32との間を貫通させ、さらに図8および図10に示すように、ガラス管支持体39を貫通させて巻き付け回転軸56の中心点C1を通る垂直線と巻き付けドラム59の外周との交点Pに到達させる。
【0034】
なお、図10、図11および図12に示すように、石英ガラス管Gを大きな螺旋形状に加工する場合には、大きな巻き付けドラム59を、コレットチャック60を介して巻き付け回転軸56に取り付け、小さな螺旋形状に加工する場合には、鎖線で示すように小さな巻き付けドラム59sに取り付ける。このように巻き付けドラム59を交換することで、容易に異なる直径を有する螺旋形状に加工することができる。
【0035】
しかる後、バーナBを点火して石英ガラス管Gに可塑性を与え、その先端を巻き付けドラム59に固定し、巻き付けドラム59の螺旋溝59cに沿って石英ガラス管Gに巻き付ける。石英ガラス管Gは送りローラ機構30に設けられ駆動軸31sにより駆動されるV溝付送りローラ31により継続的に送られ、可塑性を与えられて石英ガラス管Gに巻き付けられる。このとき、巻き付けドラム59の巻き取り速度を、石英ガラス管Gの送り速度に比べて等速または高速にする。これにより、螺旋加工された石英ガラス管Gの外径を母材ガラス管Gの外径と同一または小さくすることができる。
【0036】
一方巻き付けドラム59は、ボールねじ・スプライン55を介してドラム回転用ACサーボモータ61により回転され、ドラム移動用ACサーボモータ63により水平軸方向(図11中左方向)に移動させるので、可塑性を与えられた石英ガラスGは巻き付けドラム59に設けられた螺旋溝59cに巻き付けられ、螺旋形状に加工される。
【0037】
上記石英ガラス管Gの螺旋加工工程において、石英ガラス管Gをガラス管置台10に設けられた補助アーム16a、16bに載置することにより、石英ガラス管Gは送りローラ機構30、ガラス管支持体39により、所定の位置に送られ、バーナBで可塑性を与えられ、巻き付けドラム59に巻き付けられ、螺旋形状に加工されるので、石英ガラス管Gのガラス管置台10への載置以降自動的螺旋加工が行われ、経験の少ない作業者にも容易に石英ガラス管を滑らかな螺旋加工することができ、さらに、安全である。
【0038】
石英ガラス管Gの送り工程において、石英ガラス管Gは送りローラ機構30に挟まれながら送られるが、補助アーム16a、16bは上記にように支持アーム15、昇降部材14に緩衝可能に取り付けられているので、石英ガラス管Gが振動を生じることがなく、石英ガラス管Gの破損等が防止される。
【0039】
また、石英ガラス管Gを異なる直径の螺旋形状に加工する場合には、大きな巻き付けドラム59を変更し、さらに、図8に示すように、ガラス管支持体39を貫通する石英ガラス管Gを交点Pに到達させる必要があるが、ガラス管支持体39が揺動可能になっているので、巻き付けドラム59を変更に応じて、石英ガラス管Gを正確かつ迅速に交点Pに位置させることができる。さらに、バーナBは図12に示すように、バーナ取付部材72をバーナ昇降部材71に沿って降下させて、図12中鎖線で示すように位置させることで、石英ガラス管Gの所定の位置を加熱することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明に係わるガラス管螺旋加工装置および製造方法によれば、自動化され、経験の少ない作業者にも容易にガラス管を滑らかな螺旋形状に加工でき、安全なガラス管螺旋加工装置および製造方法を提供することができる。
【0041】
すなわち、ガラス管が長手方向に載置される支持アームを有するガラス管置台と、このガラス管置台に近接して設けられ、ガラス管を送る送りローラ機構と、この送りローラ機構により送られたガラス管を加熱する加熱手段と、この加熱手段により加熱されて可塑性が与えられたガラス管が巻き付けられる巻き付けドラムと、この巻き付けドラムを回転させ、かつ軸方向に移動させる駆動手段とを有し、可塑性が与えられたガラス管を巻き付けドラムに巻き付けながら、巻き付けドラムを軸方向に移動して、ガラス管を螺旋加工するガラス管螺旋加工装置であるので、石英ガラス管のガラス管置台への載置以降自動的螺旋加工が行われ、経験の少ない作業者にも容易に石英ガラス管を滑らかに螺旋加工することができ、さらに、安全である。
【0042】
また、巻き付けドラムは、異なる直径を有する巻き付けドラムに交換可能であるので、直径の異なる螺旋形状を自動的に加工することができる。
【0043】
また、ガラス管置台の支持アームは、複数個の振動吸収用補助アームが設けられているので、ガラス管載置時の振動、送り時の振動が緩衝され、石英ガラス管の破損等が防止される。
【0044】
また、送りローラ機構と加熱手段間に設けられたガラス管支持体は、傾きが変えられるようになっているので、巻き付けドラム59が変更されても、石英ガラス管を正確かつ迅速に所定の場所に位置させることができる。
【0045】
また、送られてくるガラス管を順次加熱して巻き付けドラムに巻き付けるガラス管螺旋加工方法において、巻き付けドラムの巻き取り速度を、ガラス管の送る速度に比べて等速または高速にすることにより、螺旋加工されたガラス管の外径を母材ガラス管の外径と同一または小さくするガラス管螺旋加工方法であるので、自動的に螺旋形状に加工されるガラス管の直径を所望の直径にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるガラス管螺旋加工装置の正面図。
【図2】本発明に係わるガラス管螺旋加工装置に用いられるガラス管置き台の正面図。
【図3】本発明に係わるガラス管螺旋加工装置に用いられるガラス管置き台の側面図。
【図4】図1における矢視Aの断面図。
【図5】図1における矢視Bの断面図。
【図6】図1における矢視Cの断面図。
【図7】本発明に係わるガラス管螺旋加工装置の側面図。
【図8】本発明に係わるガラス管螺旋加工装置に用いられる送りローラ機構の斜視図。
【図9】本発明に係わるガラス管螺旋加工装置に用いられる送りローラ機構と管巻き付け組立の斜視図。
【図10】図9に示す送りローラ機構と管巻き付け組立の主要部を示す正面図。
【図11】本発明に係わるガラス管螺旋加工装置に用いられる送りローラ機構と管巻き付け組立の平面図。
【図12】本発明に係わるガラス管螺旋加工装置に用いられる送りローラ機構と管巻き付け組立の側面図。
【図13】図10における矢視D−Dの断面図。
【符号の説明】
1 ガラス管螺旋加工装置
10 ガラス管置台
11 移動用キャスター
12 レベルリングパッド
13 置台本体
14 昇降部材
15 支持アーム
16a、16b 振動吸収用補助アーム
17 昇降天板
18 スクリューシャフト
19 ハンドノブ
20 ストッパ
21 揺動軸
22 取付部材
23 支持アーム揺動量規制ストッパ
24 揺動軸
25 補助アーム揺動量規制ストッパ
26 鍔付支持ローラ
27 V溝付案内ローラ
28 押えローラ
30 送りローラ機構
31 V溝付送りローラ
31s ローラ駆動軸
32 押さえローラ
32s ローラ固定軸
33 ACサーボモータ
34 ローラ機構基台
35 スクリューシャフト
36 ローラ回転軸結合部
37 ハンドノブ
38 スプリング
39 ガラス管支持体
39a ガラス管支持部材
40 支持部材位置調整ボルト
50 ガラス管巻き付け組立
51 移動用キャスター
52 レベルリングパッド
53 巻き付け組立本体
54 取付板
55 ボールねじ・スプライン
56 巻き付け回転軸
57 ドラム回転用プーリ
58 ドラム移動用プーリ
59 巻き付けドラム
59c 螺旋溝
60 コレットチャック
61 ドラム回転用ACサーボモータ
62 ドラム回転用ベルト
63 ドラム移動用ACサーボモータ
64 ドラム移動用ベルト
65 外径押えローラ取付板
66 ハンドノブ
67 スクリューシャフト
68 外径押えローラ軸
69 外径押えローラ
70 バーナ支持部材
71 バーナ昇降部材
72 バーナ取付部材
B バーナ
C1 中心点
C2 中心点
P 交点

Claims (1)

  1. 置台本体に揺動可能に取り付けられた長尺状の支持アームと、この支持アームの長手方向に揺動可能に取り付けられた複数個の振動吸収用補助アームを有するガラス管置台と、
    このガラス管置台に近接して設けられ、ガラス管を送る送りローラ機構と、
    この送りローラ機構により送られたガラス管を加熱する加熱手段と、
    この加熱手段により加熱されて可塑性が与えられたガラス管が巻き付けられる巻き付けドラムと、
    この巻き付けドラムを回転させ、かつ軸方向に移動させる駆動手段とを有し、
    可塑性が与えられたガラス管を巻き付けドラムに巻き付けながら、巻き付けドラムを軸方向に移動して、ガラス管を螺旋加工することを特徴とするガラス管螺旋加工装置。
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