JP4822505B2 - ガラス管螺旋加工装置および螺旋状ガラス管の製造方法 - Google Patents
ガラス管螺旋加工装置および螺旋状ガラス管の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4822505B2 JP4822505B2 JP2005283825A JP2005283825A JP4822505B2 JP 4822505 B2 JP4822505 B2 JP 4822505B2 JP 2005283825 A JP2005283825 A JP 2005283825A JP 2005283825 A JP2005283825 A JP 2005283825A JP 4822505 B2 JP4822505 B2 JP 4822505B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass tube
- spiral
- chuck
- ball screw
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
このガラス管螺旋加工装置について、図2に示すと共にその概略について説明する。
図2に示すように、このガラス管螺旋加工装置は、ガラス管30が長手方向に載置される支持アームを有するガラス管置台(図示せず)と、このガラス管置台に近接して設けられ、ガラス管30を送る送りローラ機構31と、この送りローラ機構31により送られたガラス管30を加熱する加熱手段32と、この加熱手段32により加熱されて可塑性が与えられたガラス管30が巻き付けられる巻き付けドラム33と、前記ガラス管30を巻き付けドラム33に押えるローラ34と、この巻き付けドラム33を回転させ、かつ軸方向に移動させる駆動手段(図示せず)とを備えている。
そして、可塑性が与えられたガラス管30を巻き付けドラム33に巻き付けながら、巻き付けドラム33を軸方向に移動することによって、ガラス管30に螺旋加工が施される。
しかしながら、巻き付けドラムを用いた場合、このドラムの直径によって螺旋状ガラス管の螺旋内径が決定されるため、螺旋内径が異なる螺旋状ガラス管を製造するには、これに対応した巻き付けドラムを用意しなければならなかった。また、ドラムに溝部を設け、前記溝部にガラス管を嵌め込みことで、螺旋状ガラス管の螺旋ピッチが決定されるため、螺旋ピッチが異なる螺旋状ガラス管を製造するには、これに対応した巻き付けドラムを用意しなければならなかった。
このように、多種類の螺旋状ガラス管を製造する場合、この数に対応した巻き付けドラムを用意しなければならず、生産性に問題があった。
しかも、任意の螺旋内径を有する螺旋状のガラス管、また任意の螺旋ピッチを有する螺旋状のガラス管を、更には任意の長さを有する螺旋状のガラス管を得ることができる。また巻き付けドラムに押え付けられないため、断面形状の変形を抑制することができる。
しかも、チャック部の後方移動量を変えることにより、所定の螺旋ピッチを有する螺旋状のガラス管を、また所定の長さを有する螺旋状のガラス管を得ることができる。更に巻き付けドラムに押え付けられないため、ガラス管の断面形状の変形を抑制することができる。
本発明にかかるガラス管螺旋加工装置1は、被加工物であるL字状のガラス管G端部を把持するチャック部2と、前記チャック部2を回転させるためのモータ等の第一駆動手段3と、前記第一の駆動手段3を上下動させる昇降手段4と、前記第一の駆動手段3を上下動させるためのモータ等の第二の駆動手段5とを備えている。
また、本発明にかかるガラス管螺旋加工装置1は、前記昇降手段4を前後に移動させる移動手段6と、前記昇降手段4を前後動させるためのモータ等の第三の駆動手段7とを備えている。
このように構成されているため、前記送り出しローラ9によって、送り出されたガラス管Gは加熱装置8で加熱され、可塑性を呈するようになる。
先ず、L字型に屈曲したガラス管の端部をチャック部2に把持させると共に、前記ガラス管Gの他方を送り出しローラ9の間に配置する。そして、図1(a)に示すように、加熱装置8によりガラス管Gを加熱し、ガラス管を可塑変形可能な状態にする。
続いて、前記ガラス管Gを加熱し、ガラス管Gを可塑変形可能な状態を維持しつつ、ガラス管Gを送り出しローラ9によって徐々に送り出しながら、図1(a)の仮想線の状態から、製造しようとしている螺旋状ガラス管の半径rに相当する寸法分、前記チャック部2を昇降装置4にて降下させる。尚、その状態を、図1(a)において実線で示す。
そして、チャック部2がほぼ1回転した後、ガラス管Gの加熱状態を維持しつつ、ガラス管Gを送り出しローラ9によって送り出しながら、チャック部2を徐々に回転させる共に、移動手段6によって昇降手段4を後方に移動させる。
このとき、ガラス管Gは巻き付けドラムに巻き付けられないため、前記ガラス管Gの断面形状の変形を抑制することができる。
なお、チャック部2が1回転する際の、移動手段6によるチャック部2の移動量が、螺旋のピッチとなる。したがって、移動量が小さい場合にはピッチの小さな螺旋状ガラス管を得ることができ、一方移動量が大きい場合には、ピッチの大きな螺旋状ガラス管を得ることができる。
2 チャック部
3 第一駆動手段(モータ)
4 昇降手段
5 第二駆動手段(モータ)
6 移動手段
7 第三駆動手段(モータ)
8 加熱手段(バーナ)
9 ローラ
10 第四駆動手段(モータ)
G ガラス管
l チャック部の軸線
Claims (5)
- ガラス管を把持するチャック部と、前記チャック部を回転させるための第一駆動手段と、前記チャック部を上下動させる昇降手段と、前記チャック部を前後に移動させる移動手段と、前記チャック部の軸線と直交する方向であって、前記チャック部の軸線から所定距離離れた位置に設けられた加熱手段と、前記加熱手段の奥方に設けられた、ガラス管を送り出すローラとを備えていることを特徴とするガラス管螺旋加工装置。
- 前記昇降手段は、ボールネジと、前記ボールネジと螺合するスライダーと、前記ボールネジを回転させる第二の駆動手段とから構成され、
前記第一の駆動手段の基台がスライダーに取り付けられ、前記ボールネジを第二の駆動手段によって回転させることにより、前記チャック部を上下動させることを特徴する請求項1に記載されたガラス管螺旋加工装置。 - 前記移動手段は、ボールネジと、前記ボールネジと螺合するスライダーと、前記ボールネジを回転させる第三の駆動手段とから構成され、
前記昇降手段の筐体がスライダーに取り付けられ、前記ボールネジを第三の駆動手段で回転させることにより、前記チャック部を前後動させることを特徴する請求項1または請求項2に記載されたガラス管螺旋加工装置。 - 前記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたガラス管螺旋加工装置を用いた螺旋状ガラス管の製造方法において、
L字状に屈曲したガラス管の端部をチャック部に把持させると共に、前記ガラス管の他方を送り出しローラの間に配置する工程と、
加熱装置によりガラス管を加熱し、ガラス管を可塑変形可能な状態に維持しつつ、送り出しローラによってガラス管を送り出しながら、前記チャック部を昇降装置にて所定距離、降下させる工程と、
前記ガラス管を加熱し、ガラス管を可塑変形可能な状態に維持しつつ、送り出しローラによってガラス管を送り出しながら、チャック部を回転させると共に、移動手段によって前記チャック部を後方に移動させる工程とを含むことを特徴とする螺旋状ガラス管の製造方法。 - 加熱装置によりガラス管を加熱し、ガラス管を可塑変形可能な状態を維持しつつ、送り出しローラによってガラス管を送り出しながら、前記チャック部を昇降装置にて所定距離、降下させる工程の後、
前記ガラス管を可塑変形可能な状態を維持しつつ、送り出しローラによってガラス管を送り出しながら、チャック部をほぼ1回転させ、
その後、更に前記ガラス管を可塑変形可能な状態を維持しつつ、送り出しローラによってガラス管を送り出しながら、チャック部を回転させると共に移動手段によって前記チャック部を後方に移動させることを特徴とする請求項4に記載された螺旋状ガラス管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005283825A JP4822505B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | ガラス管螺旋加工装置および螺旋状ガラス管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005283825A JP4822505B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | ガラス管螺旋加工装置および螺旋状ガラス管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007091535A JP2007091535A (ja) | 2007-04-12 |
JP4822505B2 true JP4822505B2 (ja) | 2011-11-24 |
Family
ID=37977666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005283825A Expired - Fee Related JP4822505B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | ガラス管螺旋加工装置および螺旋状ガラス管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4822505B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103204621A (zh) * | 2013-04-28 | 2013-07-17 | 连云港华源石英制品有限公司 | 连熔法直接拉制螺旋环形石英管的装置及拉制方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102786208A (zh) * | 2012-07-09 | 2012-11-21 | 宜兴市九州凯照明电器有限公司 | 一种电热式的螺旋灯管弯脚装置 |
CN102786207A (zh) * | 2012-07-09 | 2012-11-21 | 宜兴市九州凯照明电器有限公司 | 一种多工位的节能灯管螺旋弯管机 |
CN102786209A (zh) * | 2012-07-09 | 2012-11-21 | 宜兴市九州凯照明电器有限公司 | 一种四工位的螺旋灯管弯管机 |
CN106082606B (zh) * | 2016-06-03 | 2019-01-11 | 江苏科技大学 | 基于玻璃基微通道弯曲韧性的网络成型装置及成型方法 |
CN117430317B (zh) * | 2023-10-13 | 2024-09-24 | 浙江冠炯智能科技有限公司 | 一种螺纹管玻璃珠结构及其制备系统 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5112451Y2 (ja) * | 1971-03-29 | 1976-04-03 | ||
JPS5462213A (en) * | 1977-10-27 | 1979-05-19 | Tokyo Shibaura Electric Co | Method of bending glass tube |
JPS5678436A (en) * | 1979-11-29 | 1981-06-27 | Toshiba Corp | Device for bending glass bulb |
JPS59117631A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-07 | Hitachi Ltd | 端末画面エデイタの編集位置指定方式 |
JPS59203733A (ja) * | 1983-05-06 | 1984-11-17 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | 直線部を有するガラス蛇管の製造装置 |
JP3943313B2 (ja) * | 2000-06-23 | 2007-07-11 | 東芝セラミックス株式会社 | ガラス管螺旋加工装置および製造方法 |
-
2005
- 2005-09-29 JP JP2005283825A patent/JP4822505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103204621A (zh) * | 2013-04-28 | 2013-07-17 | 连云港华源石英制品有限公司 | 连熔法直接拉制螺旋环形石英管的装置及拉制方法 |
CN103204621B (zh) * | 2013-04-28 | 2015-06-10 | 连云港华源石英制品有限公司 | 连熔法直接拉制螺旋环形石英管的装置及拉制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007091535A (ja) | 2007-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4822505B2 (ja) | ガラス管螺旋加工装置および螺旋状ガラス管の製造方法 | |
JP2007261850A (ja) | ガラス丸棒の螺旋状加工装置 | |
JP4960759B2 (ja) | 平角線の連結コイル巻線装置 | |
CN1520949A (zh) | 线簧成形装置 | |
US9666364B2 (en) | Winding apparatus and winding method | |
JP2007074881A (ja) | エッジワイズコイル巻線方法及び装置 | |
JP2009302245A (ja) | エッジワイズコイルの巻線方法及び巻線装置 | |
JP6593877B2 (ja) | コイルの製造装置及びその製造方法 | |
JP2007289973A (ja) | パイプベンダー | |
KR101874569B1 (ko) | 헬릭스 파이프 벤딩장치 | |
JP2009183999A (ja) | マグネシウム合金管の曲げ加工方法 | |
WO2012157768A1 (ja) | 管材製造装置、管材製造方法、および、管材 | |
JP2002239666A (ja) | スプリング製造装置 | |
JP5389522B2 (ja) | コイル成形方法及びコイル成形装置 | |
JPH10323731A (ja) | ばね成形装置 | |
JP2010188406A (ja) | パイプ曲げ加工装置及び方法 | |
JP2009045699A (ja) | チューブ挿入装置および挿入方法 | |
JP2010131649A (ja) | 鋼管の曲げ加工装置及び鋼管の曲げ加工方法 | |
JP2002012434A (ja) | ガラス管螺旋加工装置および製造方法 | |
JP6502913B2 (ja) | フィン内蔵管 | |
JP4610202B2 (ja) | 加熱処理可能な軸肥大加工装置 | |
JP2020058155A (ja) | 線材の巻線装置及びその巻線方法 | |
JP5631438B2 (ja) | パイプ曲げ加工装置及び方法 | |
KR101648174B1 (ko) | 헬릭스 파이프 벤딩장치 | |
JP2017124431A (ja) | 螺旋溝付管製造装置及び螺旋溝付管製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070711 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080306 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100401 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110905 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |