JP4960759B2 - 平角線の連結コイル巻線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、平角線の連結コイル巻線装置に係り、より詳しくは、断面角筒状の平角線をその幅方向一方側端面を内側とすると共に他方側端面を外側として、順次所定角度ずつ折り曲げて略角筒状の第1積層コイルを形成し、引き続きこの第1積層コイルの巻き終わり端に連結され、当該第1積層コイルと略同様の形状の第2積層コイルを形成する平角線の連結コイル巻線装置に関する。
従来、トランスやモータ等用として、断面矩形形の平角線を順次折り曲げて形成された角形コイルが用いられている。この角形コイルは、断面円形状の導線である丸線のソレノイドコイルと比較して、空間の利用効率がよいうえに、大電流を流すことができ、又熱損失も少ないものであることから多用されている。
一般に、平角線をその厚み方向に折り曲げることは容易であるが、幅方向に折り曲げることは困難である。平角線を曲げ困難な幅方向に折り曲げる装置として、線材をコイリングするコイル成形装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示されたコイル成形装置では、治具とローラとを備えて構成され、治具の軸部周りをローラが回動することにより線材が曲げ加工され、この曲げ加工を繰り返すことによりコイリングするようになっている。
そして、このコイル成形装置では、治具とローラとにより曲げ加工を繰り返すことでコイリングされ、所定巻き数に達した時点で、線材が切断されるようになっており、銅コイルは1個ずつ製作されるようになっている。
特開2003−181579号公報
ところで、断面矩形形の平角線を順次折り曲げ角形コイルに形成し、トランスやモータ等用として使用する場合、それらのコアに、2個の角形コイルを並列に取り付けて使用することが多い。
ところが、前記特許文献1に開示されたコイル成形装置では、1個ずつしか銅コイルを製作することができない。
そして、線材をコイリングして角形に積層された連結コイルを2個連続して製作することができる巻き線装置の開発が要望されている。
本発明の目的は、平角線の送り出し作業と折り曲げ加工作業との繰り返しにより形成される角筒形状の積層コイルを、2個連続して製作することができる平角線の連結巻線装置を提供することである。
本発明の平角線の連結コイル巻線装置は、断面角筒状の平角線をその幅方向一方側端面を内側とすると共に他方側端面を外側として順次所定角度ずつ折り曲げ、所定高さの略角筒状の第1積層コイルを形成し、引き続きこの第1積層コイルの巻き終わり端に所定長さの連結部を形成し、かつ当該連結部に続く前記第1積層コイルと略同様の形状の第2積層コイルからなる連結コイルを形成する平角線の連結コイル巻線装置であって、前記平角線の幅方向一方側端面と当接しかつ折り曲げの中心となる巻治具と、この巻治具と対向配置されるとともに前記平角線の他方側端面を前記巻治具側に押圧して前記巻治具とで挟持しかつ前記平角線を折り曲げ成形する成形治具と、この成形治具を支持するとともに前記平角線を前記巻治具と前記成形治具とで挟持した状態で前記巻治具の周囲を回動する成形治具用回動手段と、前記巻治具及び成形治具の近傍に設けると共に、形成された前記連結コイルを支持する連結コイル支持体と、この連結コイル支持体を昇降可能とさせる支持体駆動手段と、を備えて構成し、前記連結コイル支持体を、前記平角線の搬送方向に沿った面を分割面とする第1支持部材と第2支持部材とで構成すると共に、これらの第1支持部材と第2支持部材との前記分割面を含む中央部に前記巻治具及び成形治具による前記平角線の折り曲げ加工を行う折り曲げ加工領域を設け、前記第1支持部材の上面に、前記折り曲げ加工領域で形成され完成した所定高さの前記第1積層コイルを載置可能とすると共に、前記第2支持部材の上面に、前記折り曲げ加工領域で形成され完成した所定高さの前記第2積層コイルを載置可能としたことを特徴とする(請求項1)。
この発明によれば、平角線の送り出し作業と折り曲げ加工作業との繰り返しにより、第1積層コイルを製作した後、第1支持部材に載置することができ、又、平角線の送り出し作業と折り曲げ加工作業との繰り返しにより、第2積層コイルを製作した後、第2支持部材に載置することができる。従って、第1積層コイルを製作した後、引き続き第2積層コイルを製作することができ、これにより、角筒形状の積層コイルを2個連続して製作することができる。
ここで、前記第1支持部材及び第2支持部材の前記分割面を、前記搬送方向に沿った前記平角線の幅方向一端から離れた位置に形成してもよい(請求項2)。
この発明によれば、第1支持部材及び第2支持部材の分割面が平角線の幅方向一端から離れた位置に形成されているので、平角線を送出方向に沿って送り出したとき、形成された第1積層コイル及び第2積層コイルの下面における平角線の連結部の延長部全部が第1支持部材又は第2支持部材に載置され、これにより、安定した姿勢を維持することができる。
また、前記第1支持部材及び第2支持部材のうち、前記平角線の折り曲げ方向側を第2支持部材とすると共に、この第2支持部材と前記第1支持部材との分割面を、前記第1支持部材に対して前記第2支持部材が第1支持部材側に突出し、かつ前記平角線の幅方向一端から離れた位置に設け、この第2支持部材の上面を、当該第2支持部材における前記平角線の搬送方向上流側、かつ前記平角線の上方に位置する平坦な第1上面と、前記折り曲げ加工領域で折り曲げ形成され、かつ前記平角線の搬送方向下流側に送り出される前記第1積層コイル又は第2積層コイルを載置する平坦な第2上面と、前記第1上面及び第2上面を連結する傾斜上面とを有する上面としてもよい(請求項3)。
この発明によれば、第1支持部材及び第2支持部材が昇降するためには、上記両支持部材が平角線の上方に配置される必要があり、一方では、第1支持部材及び第2支持部材は、形成された第1積層コイル又は第2積層コイルを支持しなければならないが、第2支持部材の上面が、平角線の搬送方向上流側に形成し、かつ平角線の上方に位置する平坦な第1上面と、第1積層コイル又は第2積層コイルを載置する平坦な第2上面と、前記第1上面及び第2上面を連結する傾斜上面とを有する形状となっている。従って、形成された第1積層コイル又は第2積層コイルを安定した姿勢で第2上面に載置することができると共に、それらの積層コイルを支持した状態で、第1支持部材及び第2支持部材を昇降させることができる。
また、前記折り曲げ加工領域を、前記巻治具を中心とする円形形状とすると共に、この円形形状の大きさを、前記第1積層コイル及び第2積層コイルを形成する際に、当該第1積層コイル及び第2積層コイルが前記第1支持部材及び第2支持部材に干渉しない大きさとしてもよい(請求項4)。
この発明によれば、第1積層コイル、又は第2積層コイルを形成する際に、平角線の送り出し作業の後の折り曲げ加工作業が平角線Wの回転運動となるが、円形形状の折り曲げ加工領域内での折り曲げ加工となり、これにより、どこにも干渉せずに行えるので、加工が円滑に行われるようになる。
また、前記支持体駆動手段を、前記第1支持部材及び第2支持部材をそれぞれ支持すると共にそれぞれ単独で昇降可能とする複数のリフト上下軸と、これらのリフト上下軸を連結する連結部材と、この連結部材を駆動させる駆動源とを備えて構成してもよい(請求項5)。
この発明によれば、第1支持部材及び第2支持部材がそれぞれ複数のリフト上下軸で支持されているので、安定した姿勢を維持することができる。又、複数のリフト上下軸が連結部材で連結され、連結部材は、駆動源により駆動されるので、連結部材及び駆動源を一つとすることができ、構成を簡略化することができる。
また、前記駆動源を、前記連結部材に固着されたピニオンと、このピニオンと係合するラックと、前記ピニオンを駆動させるモータとを備えて構成してもよい(請求項6)。
この発明によれば、駆動源をピニオンとモータとを含み構成し、機械的な駆動となり、第1支持部材及び第2支持部材の確実な昇降が可能となる。
また、前記折り曲げ加工領域で前記第2積層コイルを形成する際に、前記駆動源のモータの制御により前記第1支持部材及び第2支持部材を前記第2積層コイルの一巻き毎に上昇させる構成としてもよい(請求項7)。
この発明によれば、第2積層コイルと第1積層コイルとは連結部により連続しており、第2積層コイルが一巻きされると、第1積層コイルも一巻き分上昇する。そのため、第1支持部材及び第2支持部材がそのままの状態では積層コイルが浮き上がった状態となるが、第1支持部材及び第2支持部材が一巻き毎に上昇するので、第1積層コイルが、第1支持部材あるいは第2支持部材、もしくは第1,2支持部材と常時接触した状態を維持でき、その結果、安定した支持が可能となる。
また、本発明の平角線の連結コイル巻線方法は、前記請求項1ないし3のいずれかに記載の平角線の連結コイル巻線装置を用いた連結コイル巻線方法であって、前記平角線を前記巻治具と成形治具との配置領域を所定距離越える位置まで送り込む第1の工程、この第1の工程の後、前記巻治具と成形治具とで前記平角線を挟持した状態で前記折り曲げ加工領域において巻治具を中心として成形治具を回動させて1回目の折り曲げ加工を行う第2の工程、この第2の工程の後、前記平角線を所定寸法送り出して2回目の折り曲げ加工を行うと共に、同様の動作により3回目、4回目の折り曲げ加工を行って第1積層コイルの一巻き目を実施し、引き続き所定巻き数に達するまで折り曲げ加工を実施し、前記第1積層コイルを形成する第3の工程、この第3の工程の後、前記平角線を搬送方向に所定寸法送り出し、前記第1積層コイルを前記2支持部材に載置する第4の工程、この第4の工程の後、前記折り曲げ加工領域において前記第1積層コイルの形成と同様の動作により第2積層コイルの一巻き目を実施する第5の工程、この第5の工程の後、前記第2積層コイルを引き続き所定巻き数に達するまで折り曲げ加工を実施し、前記第2積層コイルを完成させるまで当該第2積層コイルの一巻き毎に前記支持体駆動手段により前記第1、第2支持部材を所定寸法上昇させる第6の工程、この第6の工程の後、前記第2支持部材を前記巻治具と成形治具とによる折り曲げ高さ位置まで下降させる第7の工程、この第7の工程の後、前記平角線を搬送方向に所定寸法送り出し、前記完成した第2積層コイルを前記第2支持部材の上面に載置させる第8の工程を有することを特徴とする(請求項8)。
この発明によれば、平角線の送り出し作業と折り曲げ加工作業との繰り返しにより、第1積層コイルを製作した後、第1支持部材に載置することができ、又、平角線の送り出し作業と折り曲げ加工作業との繰り返しにより、第2積層コイルを製作した後、第2支持部材に載置することができる。従って、第1積層コイルを製作した後、引き続き第2積層コイルを製作することができ、これにより、角筒形状の積層コイルを2個連続して製作することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、平角線の送り出し作業と折り曲げ加工作業との繰り返しにより形成される角筒形状の積層コイルを、2個連続して製作することができる。
以下、本発明に係る平角線の連結コイル巻線装置10(以下、単に巻線装置という)の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2には、上記巻線装置10を備えた平角線折曲げ機1が示されている。図1は、平角線折曲げ機1の正面を示し、図2は、図1におけるII矢視図であり、平角線折曲げ機1の平面を示す。
まず、図1,2に基づいて平角線折曲げ機1の説明をする。
ここで、図1,2における左方を平角線Wの送出方向上流側とし、右方を送出方向下流側とする。
平角線折曲げ機1は、図1,2の左方に配置されたボビン装置(図示せず)から連続的に繰り出され、かつ矢印K方向に送出される平角線Wを平角線折曲げ機1にガイドする導入口ガイドユニットAと、この導入口ガイドユニットAの平角線Wの送出方向下流位置に配置され、送出される平角線Wの幅方向の癖(凹凸)を取る幅方向癖取りユニットBと、幅方向癖取りユニットBの下流位置に配置され、平角線Wの厚み方向の癖(凹凸)を取る厚み方向癖取りユニットCと、厚み方向癖取りユニットCの下流位置に配置され、幅および厚み方向の癖が取られ平滑化された平角線Wを所定の速度に制御して送出する平角線送りユニットDと、平角線送りユニットDから送出された平角線Wをガイドする平角線ガイドユニットEと、この平角線ガイドユニットEを経由して送出された平角線Wを所定の角度に折り曲げ、所定高さに完成された角筒状の第1積層コイルWC1と、この第1積層コイルWC1と連結した第2積層コイルWC2からなる連結コイルWCを製作する連結コイル製作ユニットFと、を備えて構成され、この連結コイル製作ユニットFにより、前記巻線装置10が構成されている。
そして、前記各ユニットA〜Eは、ベース2を介して架台3に取り付けられ、連結コイル製作ユニットFは、ベース2Aを介して架台3Aに取り付けられている。
導入口ガイドユニットAは、ボビン装置から連続的に繰り出されかつ送り込まれる平角線Wを挟み込んでガイドする一対のガイドローラA1を備えて構成されている。
このガイドローラA1は、回転軸を介して支持部材A2に回転自在に支持されており、支持部材A2はベース2に固着されている。
幅方向癖取りユニットBは、水平面内において平角線Wの幅方向両端面と当接する複数個(本実施形態では5個)の幅方向癖取りローラB1を備えて構成されている。この幅方向癖取りローラB1は、図2に示すように、平角線Wの幅方向一方側に3個、他方側に2個が交互に配置されている。
交互に配置された前記各幅方向癖取りローラB1のうち、2個の幅方向癖取りローラB1は、図2に矢印Hで示すように、平角線Wの幅方向に移動できるように構成され、平角線Wに対して位置調整可能となっている。そのため、平角線Wの幅方向端部との接触隙間を調整できるようになっている。
そして、これらの幅方向癖取りローラB1は、ローラ支持台B2を介してベース2に取り付けられている。
厚み方向癖取りユニットCは、垂直面内において平角線Wの厚み方向両面(表裏面)と当接する複数個(本実施形態では5個)の厚み方向癖取りローラC1を備えて構成されている。厚み方向癖取りローラC1は、図1に示すように、平角線Wの厚み方向裏面側に3個、表面側に2個が交互に配置されている。そして、これらの厚み方向癖取りローラC1は、ローラ支持台C2を介してベース2に取り付けられている。
交互に配置された前記各厚み方向癖取りローラC1のうち、2個の厚み方向癖取りローラC1は、図1に矢印Jで示すように、平角線Wの厚み方向下方側に移動できるように構成され、平角線Wに対して位置調整可能となっている。そのため、平角線Wの厚み方向上方側との接触隙間を調整できるようになっている。
平角線送りユニットDは、平角線Wを送り出す一対の送りローラD1を備えている。このローラD1は、平角線Wを所定圧で挟み込んで保持し、あるいは保持を開放して平角線Wを移動フリーとすることができる。
そして、送りローラD1は、垂直面内で回転可能となっており、それぞれが互いに反対方向に回転し、平角線Wを送り出せるようになっている。又、送りローラD1は、ローラ支持台D2に支持されるとともに、カップリングD3等を介して駆動源D4に連結されている。又、平角線送りユニットDは、前記ベース2に固着されている。
平角線ガイドユニットEは、平角線送りユニットDから送り出される平角線Wを巻線装置10にガイドする線材ガイド5を備えて構成されている。この線材ガイド5は、図2に示すように、平面略角筒状に形成され、取り付けボルト6によってベース2、2Aにわたって固定されている。
図3に示すように、線材ガイド5は、巻線装置10側先端部が突出部5Aとなっており、この突出部5Aは、上記巻線装置10の巻治具11の小径軸部12Aを越えた位置まで延びている。
突出部5Aには挿通孔5Bがあけられ、この挿通孔5Bには、上記巻治具11の巻芯12がスライド可能に挿通されている。言い換えれば、線材ガイド5の突出部5Aが巻芯12の補強部材を兼用しており、平角線Wを折り曲げる際にかかる曲げ圧力により巻芯12が水平面内で変位する、つまり倒れるのを防止している。
線材ガイド5の上面は、平角線Wの上流側から下流側に低くなる傾斜面5Cとなっており、又、図3〜7に示すように、線材ガイド5の一方の側面側には、線材送出方向と直交するもう一つの傾斜ガイド面5Dが形成されている。この傾斜ガイド面5Dの上面は、線材ガイド5の上面とほぼ同一高さとなっている。
送出方向から略直交する方向に所定角度に折り曲げられた平角線Wは、順次折り曲げが繰返されるとともに、傾斜ガイド面5Dを滑って最終ガイド部材7の上面にガイドされ、装置上流側から送り出される平角線Wの上方に積層し、角筒状の積層コイルを形成するようになっている。
又、傾斜ガイド面5Dの上端には、平角線Wの送出方向に沿った横溝5E(図7参照)が形成され、最終ガイド部材7の先端部7Cを受ける構造になっている。
前記最終ガイド部材7は、線材ガイド5において、前記巻線装置10の巻治具11および成形治具20側端部に取り付けられている。この最終ガイド部材7は、傾斜ガイド面5Cに沿って送られた平角線Wを覆い、かつ平角線Wを折り巻線装置10の巻治具11と成形治具20とにガイドする構造となっている。
すなわち、図7に詳細を示すように、最終ガイド部材7は、平角線Wを覆うカバー状に形成され、内面に平角線Wをガイドするガイド溝7Aが形成されている。又、最終ガイド部材7の上面の一部には、傾斜面7Bが形成されている。傾斜面7Bは、最終ガイド部材7において前記傾斜ガイド面5Dの先端部7Cから平角線W側に向かって高くなる傾斜となっている。この傾斜面7Bは、傾斜ガイド面5Dとほぼ同じ傾斜に形成され、かつ傾斜ガイド面5Dとほぼ連続している。
以上のような傾斜面7Bには、水平状態で順次折り曲げられた平角線Wを積層して角筒状の積層コイルにする際に、平角線Wの最終ガイド部材7にさしかかった部位が乗り上げ、この動作を繰返すことにより、平角線Wが角筒状に積層される。
ここで、折り曲げられた平角線Wは、線材ガイド5の上面と、最終ガイド部材7における傾斜面7Bと水平面との交点とで支持されている。つまり、わずかに傾いた状態で積層されていくようになっている。
さらに、最終ガイド部材7の先端部7Cは、前記傾斜ガイド面5Dの横溝5E内に係合するようになっている。
このような最終ガイド部材7は、上面からねじ込まれた小ねじ19により、線材ガイド5に固着されている。
前記巻線装置10は、図8,9に詳細を示すように、平角線Wを折り曲げる際の折り曲げの中心となる前記巻治具11と、この巻治具11との間で平角線Wを折り曲げ成形する成形治具20と、平角線Wを巻治具11と成形治具20とで挟み込んだ状態で当該成形治具20を所定角度回動させる成形治具用回動手段30と、形成された第1積層コイルWC1、第2積層コイルWC2からなる連結コイルWCを支持する板状の連結コイル支持体50と、この連結コイル支持体50を昇降可能とさせる支持体駆動手段60と、を備えて構成されている。
巻治具11は、略垂直に立設された巻芯12と、この巻芯12の上端部に設けられ平角線Wの幅半分弱を押圧し、かつガイドする異形フランジ13とで形成され、巻芯12の下端は、巻治具開閉シリンダ40と連結されている。
巻芯12は、上部の前記小径軸部12Aと、下部の大径軸部12Bとで構成され、この大径軸部12Bは、巻治具開閉シリンダ40側に延出されている。
巻芯12の大径軸部12Bは、図8,9に示すように、その一部が巻芯リフト上下軸14に挿入されている。巻芯リフト上下軸14の上部にはフランジ14Aが形成され、このフランジ14Aは、複数本の取り付けボルト18によって線材ガイド5に取り付けられている。
又、巻芯リフト上下軸14の下部において外周には雄ねじ14Bが切られ、この雄ねじ14Bは、次に述べる支持部材15の内径に切られた雌ねじ15Bに螺合され、これにより、巻芯リフト上下軸14は支持部材15に支持されている。
この支持部材15は、略丸パイプ状に形成されるとともに下部にフランジ15Aを有しており、このフランジ15Aを介して支持部材15が前記巻治具開閉シリンダ40と接続されている。
支持部材15の内径空間部にはカップリング16が収容されており、このカップリング16の上部に巻芯12の前記大径軸部12Bが連結されている。又、カップリング16の下部に前記巻治具開閉シリンダ40のロッド40Aが連結されている。
従って、巻治具開閉シリンダ40を駆動させ、ロッド40Aを上下動させることにより、巻芯12および異形フランジ13が上下移動する。そして、図4〜6に詳細を示すように、異形フランジ13は、巻治具11と成形治具20とで平角線Wを折り曲げるとき下降して、異形フランジ13の平角線押圧部13Aによって平角線Wが略水平となるように押し当てると共に、折り曲げるときガイドする機能を有している。
又、平角線Wの移動時、つまり送出時には、平角線Wが傷つかないように異形フランジ13が上昇するようになっている。
前記巻芯リフト上下軸14の外周、かつ雄ねじ14Bの上方には、上下に間隔をあけて2個の軸受31,31が装着されている。これらの軸受31,31は、軸受箱であるハウジング32に内嵌されるとともに、巻芯リフト上下軸14のフランジ14Aの下面段付き部と、支持部材15の上端面と、各軸受31,31の間に介在されるスペーサー33とによって位置決めされている。
ハウジング32の外周には、図8に示すように、ブラケット34が嵌め込まれている。このブラケット34は、図示しないが、その平面形状は、長さ方向一方側端部が半円形状の外形に形成されている。そして、半円形部に丸穴があけられ、この丸穴に前記ハウジング32が嵌着されている。
ブラケット34の上面には、本体部35を介して前記成形治具20を保持する成形治具ホルダ(以下、単にホルダという)36が取り付けられている。ホルダ36は、角板状部材で形成されており、本体部35に形成された溝に嵌合取付けされ、図略のシリンダによって、平角線Wに対して、その送出方向と直角方向に摺動可能な構造となっている。
そして、ここにおいて、前記軸受31,31、ハウジング32、スペーサー33、ブラケット34およびホルダ36を含み前記成形治具用回動手段30が構成され、この成形治具用回動手段30全体は、前記複数本の取り付けボルト18によって線材ガイド5に吊るされた状態で取り付けられている。
前記ハウジング32のフランジ32Aの下面には、前記成形治具用回動手段30を所定角度回動させる駆動手段である駆動プーリ38が、取り付けボルト39によって取り付けられている。駆動プーリ38は、図示しない駆動源であるモータ等にベルトで連結されており、モータ等の駆動により回動させることができるようになっている。
従って、駆動プーリ38を回動させることにより、成形治具用回動手段30および成形治具20が巻治具11を中心に回動することになる。その結果、巻治具11と成形治具20とで平角線Wを挾持した状態で成形治具20が巻治具11を中心に回動するので、平角線Wを折り曲げることができる。
そして、図2に実線で示すように、巻治具11に対して、成形治具20が、平角線Wの送出方向と直交する方向に位置しているとき、この位置が、成形治具20による折り曲げ開始の初期位置Sとなっている。
図4,5に戻って、前記成形治具20は、前記ホルダ36の巻治具11側先端部に装着されている。
成形治具20は、ホルダ36に挿入される軸部21Aを有する成形本体部21と、軸部21Aを含む成形本体部21をホルダ36に固定するナット22とを含み構成されている。成形本体部21の上部には、間隔をあけて2枚のフランジ21B,21Cが設けられ、これらのフランジ21B,21Cと成形本体部21の外径との間は、それらで形成される凹溝21Dとなっている。
凹溝21Dの幅寸法(フランジ21B,21C間の寸法)は、送られてくる前記平角線Wが余裕をもって挿通できる大きさに形成されている。又、凹溝21Dの深さ寸法は、平角線Wの幅方向の例えば半分程度を挿通させ、かつガイドできる大きさに形成されている。
前記異形フランジ13は、図10に平面形状を示すように、巻芯12の上端に設けられた平角線押圧部13Aと、この平角線押圧部13Aの上面に、当該平角線押圧部13Aと一体に形成された積層コイル支持部13Bとで構成されている。
なお、平角線押圧部13Aと積層コイル支持部13Bとを別部材で形成し、両者13A、13B点溶接等で一体的に形成されている。
平角線押圧部13Aは、前記小径軸部12Aの直径より大きな直径の円板状に形成され、平角線Wを折り曲げるとき、図4に示すように、矢印M方向に下降し、平角線Wを押圧して、当該平角線Wを略水平状態、すなわち線材ガイド5の上面と平行となるようにし、かつ折り曲げるときガイドする機能を有している。
又、平角線押圧部13Aは、平角線Wを押し当てるとき、平角線Wの幅方向一方側における幅の略半分弱を押えるように外形寸法が設定されている。
前記積層コイル支持部13Bは、平角線押圧部13Aと略同一厚さの板状部材となっており、図10に示すように、平面矩形形状に形成されている。
すなわち、矩形形状の積層コイル支持部13Bの矩形形状は、その長辺が、平角線Wの送出方向と直交する一端部M1を平角線押圧部13Aの外周一部に略揃えると共に、他端部M2を上記一端部M1から送出方向先端側に所定寸法延出させて形成されている。
又、矩形形状の一辺が、平角線Wの送出方向に沿った一端部N1を平角線押圧部13Aの外周一部に略揃えると共に、他端部N2を上記一端部N1から送出方向と直交する方向に所定寸法延出させて形成されている。
従って、図24に示すように、平角線Wを送り出し作業と折り曲げ加工作業とを繰り返すことで形成される角筒状の積層コイルWCを、その積層コイルWCが自重で垂れ下がることなく支持することができる。
なお、一端部M1を平角線押圧部13Aの外周一部に略揃えるとは、一端部M1が押圧部13Aの外周よりわずかに外れている場合を含むものである。又、図10は、平角線Wと成形治具20と巻治具11の特に異形フランジ13との相互関係を表しており、線材ガイド5等は省略してある。
ここで、図4〜6に基づいて、巻治具11の異形フランジ13と、成形治具20のフランジ21B,21Cおよび凹溝21Dとの、上下方向の位置関係を説明する。
ホルダ36に固定された成形本体部21の上部のフランジ21B,21Cに対して、巻治具11の異形フランジ13は、前述のように上下方向に移動可能である。この異形フランジ13が、図4,5に示すように、最大限上方に位置するとき、異形フランジ13における平角線押圧部13Aの下面は上記フランジ21Bの下面より所定寸法高い位置にあるように設定されている。
すなわち、平角線Wの上面と異形フランジ13の平角線押圧部13Aの下面との間には、線送り、つまり平角線Wを容易に送り出すために最大限の隙間S1が形成されている。
そして、平角線Wを送り出すとき、成形治具20は、図5に矢印N1で示すように巻治具11の異形フランジ13から後退している。
又、図6に示すように、平角線Wを折り曲げるに際して、送出方向に沿って(図6で紙面直交方向)送られてくる平角線Wを異形フランジ13により略水平に押し下げたとき、異形フランジ13の平角線押圧部13Aが最大限下方の位置にあり、このとき、前記フランジ21Bの下面と平角線Wの上面とが当接し合っている。又、フランジ21B,21C間の凹溝21Dの幅寸法は、前述のように、平角線Wの厚み寸法よりも所定寸法大きな寸法に形成されている。
これに対して、異形フランジ13における平角線押圧部13Aの下面と平角線Wの上面との間は、巻芯側の折り曲げ部Rの線材膨らみによる皮膜剥離を防止するため、前記隙間S1より小さな隙間S2となっている。
そして、平角線Wを折り曲げるときの状態は、図6に矢印N2で示すように、成形治具20が巻治具11の異形フランジ13側に前進している。
送出方向に送られてくる平角線Wに対して、異形フランジ13を押し下げて異形フランジ13の平角線押圧部13Aにより平角線Wを略水平にし、成形治具20により平角線Wを所定角度折り曲げた後に、異形フランジ13は上昇する。この異形フランジ13の下面は、前述のように、上方位置にあるときも、下方位置にあるときも、平角線Wの上面との間で隙間を形成するようになっており、上方位置にあるとき隙間S1、下方位置にあるとき隙間S2が形成されている。
図11,12に詳細を示すように、前記巻治具11及び成形治具20の近傍には、巻き上げられた第1積層コイルWC1を支持し、かつ昇降させる連結コイル支持体50が設けられている。
この連結コイル支持体50は、第2積層コイルWC2の成形中に、巻き上げられた第1積層コイルWC1を支持する第1支持部材51と第2支持部材52とで構成され、連結コイル支持体50全体が平面略正方形に形成され、その中心部に折り曲げ加工領域50Aが形成されている。
これらの第1支持部材51及び第2支持部材52の分割面Dは、平角線Wの搬送方向に沿っており、また、両支持部材51,52の分割面D側中央部には、巻治具11及び成形治具20による平角線Wの折り曲げ加工作業範囲となる円形形状の前記折り曲げ加工領域50Aが形成されている。
この折り曲げ加工領域50Aの大きさは、第1積層コイルWC1及び第2積層コイルWC2を形成する際に、両コイルWC1、WC2が第1支持部材51及び第2支持部材52に干渉しない大きさとなっている。
また、図12に示すように、第1支持部材51及び第2支持部材52の分割面Dは、搬送方向Kに沿って送られる平角線Wの幅方向一端から離れた位置に形成されている。そして、本実施形態では、平角線Wの折り曲げ方向側に第2支持部材52が配置されており、第2支持部材52と第1支持部材51との分割面Dは、平角線Wの幅方向一端から第1支持部材51側に離れた位置に形成されている。つまり、第2支持部材52が第1支持部材51側に突出した状態となっている。
従って、搬送方向Kに沿って送られる平角線Wは、第2支持部材52の裏面側を通過することになる。
ここで、第1支持部材51及び第2支持部材52が昇降するためには、両支持部材51,52が平角線Wの上方に配置される必要があり、一方では、第1支持部材51及び第2支持部材52は、形成された第1積層コイルWC1又は第2積層コイルWC2を支持しなければならない。
又、前記最終ガイド部材7は、第1支持部材51及び第2支持部材52における平角線Wの送出方向上流側、かつ折り曲げ加工領域50A内に配設されており、この最終ガイド部材7の前記ガイド溝7Aは、第1支持部材51及び第2支持部材52の下面より低い高さに位置している。
従って、そのままの状態では、最終ガイド部材7内の平角線Wの下面と、第1支持部材51及び第2支持部材52の上面との間には、図13,14に示すように、寸法Hの段差が生じていることになる。
そこで、本実施形態では、図14に示すように、第1支持部材51及び第2支持部材52のうち、少なくとも第2支持部材52の上面を、平角線Wの搬送方向上流側に形成し、かつ平角線Wの上方に位置する平坦な第1上面52Aと、完成した第1積層コイルWC1又は第2積層コイルWC2を送り出し、かつ載置する平坦な第2上面52Bと、第1上面52A及び第2上面52Bを連結する傾斜上面52Cとを有する形状に形成し、上記段差Hによる問題を解消した。
その結果、形成された第1積層コイルWC1又は第2積層コイルWC2を安定した姿勢で第2上面52Bに載置することができると共に、それらの積層コイルWC1、WC2を支持した状態で、第1支持部材51及び第2支持部材52を昇降させることができる。
図11に戻って、前記連結コイル支持体50の第1支持部材51及び第2支持部材52は、支持体駆動手段60により支持され、かつそれぞれ単独で昇降可能となっている。
すなわち、図11には、第2支持部材52用の支持体駆動手段60が示されており、この支持体駆動手段60は2本のリフト上下軸61を備えて構成されている。これらのリフト上下軸61は、コイル受けガイド軸62と当該コイル受けガイド軸62を上下方向にスライド自在に支持するガイド軸ベアリング63とを含み構成されている。
コイル受けガイド軸62は、図12に示すように、第2支持部材52の、平角線Wの搬送方向に沿った前端及び後端位置を支持するようになっており、コイル受けガイド軸62の上端が第2支持部材52を貫通すると共に、当該第2支持部材52の上方でボルトナット64により固定されている。又、コイル受けガイド軸62の下部はガイド軸ベアリング63を貫通し、かつ基台2Aの下方に延出している。
ガイド軸ベアリング63は、取付け部材70を介して前記基台2Aの上方に立設されている。又、前記2本のコイル受けガイド軸62の下端は、水平方向に延びた連結部材65で連結されている。そして、この連結部材65は、上記コイル受けガイド軸62間の略中央位置で下方に延出した上下駆動ラック66の上端部に連結されている。
上下駆動ラック66は、ピニオン(図略)との係合により上下方向に移動可能となっており、上記ピニオンは、リフタ上下駆動モータ67の駆動により駆動されるようになっている。又、リフタ上下駆動モータ67は、一端が前記基台2Aの下面に固着されると共に、下方に延出したモータ支持部材68の下端にモータ取付け台69を介して固定されている。
従って、リフタ上下駆動モータ67を駆動させ、ピニオンを回転させると上下駆動ラック66が、例えば下方に移動する。すると、上下駆動ラック66と一体化した連結部材65も下方に移動し、これにより、コイル受けガイド軸62が下方に移動する。つまり、第2支持部材52が下方に移動することになる。
そして、前記コイル受けガイド軸62及びガイド軸ベアリング63からなるリフト上下軸61、連結部材65、上下駆動ラック66、リフタ上下駆動モータ67等を備えて前記支持体駆動手段60が構成されている。
図11は、前述のように、第2支持部材52及びこの第2支持部材52用の支持体駆動手段60を表しているが、図11において、第2支持部材52等の向こう側には、第2支持部材52及び第2支持部材52用の支持体駆動手段60と略同じ構造の、第1支持部材51 用の支持体駆動手段が設けられている。従って、第1支持部材51用の支持体駆動手段については図示及び詳細な説明はしないものとする。
次に、平角線の連結コイル巻線装置1による平角線Wの連結コイルWCの製作手順を、図12、図15〜22を参照しながら、図23のフローチャートに基づいて説明する。
平角線Wの連結コイルWCの製作に際して、まず、図12に示すように、第1の工程としてステップ(ST)1で、線材送りユニットDから、平角線Wの送出方向Kと直交する位置に配列された巻治具11と成形治具20とを結ぶ線を所定距離越える位置まで平角線Wを送り込む。
ステップ1の後、第2の工程としてステップ2で、巻治具11を平角線W側に下降させ平角線Wを押圧して略水平の状態とし、かつ巻治具11と成形治具20とで平角線Wを挟持した状態で、巻治具11を中心として、図12に仮想線で示すように、成形治具用回動手段30および成形治具20を回動させて、所定の角度、例えば90度回動させ、1回目の折り曲げ加工として、平角線Wを90度に折り曲げる。
このとき、折り曲げ加工作業は、前記折り曲げ加工領域50A内で行われる。
なお、後の工程を示す図15、図17等において、図12に示した線材ガイド5、最終ガイド部材7、および異形フランジ13については、工程とは直接関連性がなく、又、図面が煩雑となることから、省略してある。
ステップ2の後、第3の工程としてステップ3で、図15,16に示すように、平角線Wを矢印K方向に所定寸法送り出した後、ステップ2と同様の動作により、成形治具20を今度は折り曲げ補正角度で回動させて平角線Wの2回目の折り曲げを行い、引き続き上記と同様の動作により、3回目、4回目の折り曲げを行い、さらに1回目〜4回目の折り曲げを繰り返し、図16に示すように、所定高さの角筒状の第1積層コイルWC1を形成する。
このとき、第1支持部材51及び第2支持部材52は、何ら作動しておらず、初期位置に保持されている状態である。
ステップ3の後、第4の工程としてステップ4で、設定された高さの第1積層コイルWC1が形成されたら、図17に示すように、第1積層コイルWC1と、それに続く第2積層コイルWC2とのリード部(連結部)Rを確保するため、平角線Wを矢印K方向に中間連結部Rの寸法L分送り出し、第1積層コイルWC1を、第2支持部材52の第2上面52Bに載置させる。
ステップ4の後、第5の工程としてステップ5で、図18に示すように、前述した第1積層コイルWC1の製作と同じような手順により、折曲げ加工領域50A内において第2積層コイルWC2の折り曲げを開始する。
ステップ5の後、第6の工程としてステップ6で、図19,20に示すように、第2積層コイルWC2の1巻き目が完了した時点で、この第2積層コイルWC2を積層する方向に1ピッチ(厚み分)だけ上昇させる。このとき、第1積層コイルWC1は第1支持部材51の上面に載置されている。第1積層コイルWC1と第2積層コイルWC2とは、前述のように中間連結部Rにより連結されているので、第1積層コイルWC1も上記1ピッチだけ上昇することになる。
その結果、そのままの状態では第1積層コイルWC1が第1支持部材51の上面から離れることになるため、第1支持部材51用及び第2支持部材52用の支持体駆動手段60の駆動により、上記1ピッチ分だけ第1支持部材51、および第2支持部材52を上昇させ、第1積層コイルWC1が第1支持部材51の上面に保持された状態を維持させる。
ステップ6において第2積層コイルWC2を設定高さまで巻き上げて完成させたら、第7の工程としてステップ7で、図21に示すように、第2支持部材52用の支持体駆動手段60を駆動させて第2支持部材52を初期高さ位置まで下降させ、完成した第2積層コイルWC2の待機状態をつくる。
なお、このときの待機状態は、図21において第2積層コイルWC2が第2支持部材52上に載置されていない状態である。
ステップ7の後、第8の工程としてステップ8で、図22に示すように、第1積層コイルWC1を第1支持部材51の上面、第2積層コイルWC2を第2支持部材52の上面に保持させた状態で、ステップ4と同様に、第1積層コイルWC1及び第2積層コイルWC2を矢印K方向に移動した後、第1積層コイルWC1が第1支持部材51の上面、第2積層コイルWC2が第2支持部材52の上面に、それぞれ保持された状態を維持させる。
このとき、第1支持部材51と第2支持部材52とは、図21に示すように、第2積層コイルWC2の高さ分だけの段差となっており、第1支持部材51が高い位置にある。
前述のような手順により連続して製作された第1積層コイルWC1及び第2積層コイルWC2は、図21の状態からさらに所定寸法送り出して、所定の連結コイル切断装置(図略)に移載させ、そこで平角線Wの所定位置を切断して、第1積層コイルWC1及び第2積層コイルWC2からなる連結コイルWCを完成させる。
以後、前述と同様の手順が繰り返され、順次連結コイルWCが製作される。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)平角線Wの送り出し作業と折り曲げ加工作業との繰り返しにより、第1積層コイルWC1を製作した後、中間連結部Rの寸法L分を送り出して、第1積層コイルWC1を支持体50に移載してから、同様の平角線Wの送り出し作業と折り曲げ加工作業との繰り返しにより第2積層コイルWC2を製作することができ、第2積層コイルWC2の形成中、第1積層コイルWC1は第1支持部材51及び第2支持部材52からなる支持体50の上面を回転摺動あるいは停止保持される。これにより、角筒形状の積層コイルが2個連続した連結コイルWCを容易に製作することができる。
(2)第1支持部材51及び第2支持部材52の分割面Dが平角線Wの幅方向一端から離れた位置に形成されているので、平角線Wを送出方向Kに沿って送り出したとき、形成された第1積層コイルWC1及び第2積層コイルWC2の下面における平角線Wの連結部の延長部全部が第1支持部材51又は第2支持部材52に載置され、これにより、安定した姿勢を維持することができる。
(3)第1支持部材51及び第2支持部材52が昇降するためには、両支持部材51,52が平角線Wの上方に配置される必要があり、一方では、第1支持部材51及び第2支持部材52は、形成された第1積層コイルWC1又は第2積層コイルWC2を支持しなければならないが、第2支持部材52の上面が、平角線Wの搬送方向Kの上流側に形成し、かつ平角線Wの上方に位置する平坦な第1上面52Aと、第1積層コイルWC1又は第2積層コイルWC2を載置する平坦な第2上面52Bと、第1上面52A及び第2上面52Bを連結する傾斜上面52Cとを有する形状となっている。従って、形成された第1積層コイルWC1又は第2積層コイルWC2を安定した姿勢で第2上面52Bに載置することができると共に、それらの積層コイルWC1、WC2を支持した状態で、第1支持部材51及び第2支持部材52昇降させることができる。
(4)折り曲げ加工領域50Aを、巻治具11を中心とする円形形状とすると共に、この円形形状の大きさを、第1積層コイルWC1及び第2積層コイルWC2を形成する際に、当該第1積層コイルWC1及び第2積層コイルWC2が第1支持部材51及び第2支持部材52に干渉しない大きさとなっている。従って、第1積層コイルWC1、又は第2積層コイルWC2を形成する際に、平角線Wの送り出し作業の後の折り曲げ加工作業が平角線Wの回転運動となるが、円形形状の折り曲げ加工領域50A内での折り曲げ加工となり、これにより、どこにも干渉せずに行え、加工が円滑に行われるようになる。
(5)第1支持部材51及び第2支持部材52をそれぞれ支持すると共にそれぞれ単独で昇降可能とする支持体駆動手段60が、複数のリフト上下軸61と、これらのリフト上下軸61を連結する連結部材65と、この連結部材65を駆動させる上下駆動モータ67とを備えて構成され、第1支持部材51及び第2支持部材52が複数のリフト上下軸61で支持されているので、安定した姿勢を維持することができる。
(6)連結部材65の上下動、つまり第1支持部材51と第2支持部材52との昇降が、連結部材65に固着されたピニオンを上下駆動モータ67で駆動させ、このピニオンにラックを係合させて行われるので、機械的な駆動となり、第1支持部材51及び第2支持部材52の確実な昇降が可能となる。
(7)折り曲げ加工領域50Aで第2積層コイルWC2を形成する際に、上下駆動モータ67の制御により第1支持部材51及び第2支持部材52を第2積層コイルWC2の一巻き毎に上昇させる構成となっている。第2積層コイルWC2と第1積層コイルWC1とは連結部Rで連続しており、第2積層コイルWC2が一巻きされると、第1積層コイルWC1も一巻き分上昇する。そのため、第1支持部材51及び第2支持部材52がそのままの状態では積層コイルWC1が浮き上がった状態となるが、第1支持部材51及び第2支持部材52が一巻き毎に上昇するので、第1積層コイルWC1が第1支持部材51あるいは第2支持部材52、もしくは第1,2支持部材51,52と常時接触した状態を維持でき、その結果、安定した支持が可能となる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、第1積層コイルWC1及び第2積層コイルWC2を形成する折曲げ加工領域50Aを円形形状としたが、これに限らず、矩形形状としてもよい。要は、第1積層コイルWC1等の折り曲げ加工が何らの支障なく行えればよい。
又、前記実施形態では、第1支持部材51と第2支持部材52との分割面Dが、送り出される平角線Wの幅方向一端面から第1支持部材51の端面が離れた部分、つまり第2支持部材52が第1支持部材51側に突出して形成されているが、逆でもよい。すなわち、第1支持部材51を平角線Wの幅方向一端面から第2支持部材52側に突出するように形成し、第1支持部材51の下方を平角線Wが送出されるようにしてもよい。
更に、前記実施形態では、第1支持部材51又は第2支持部材52を昇降させる支持体駆動手段60が、2本のコイル受けガイド軸62を連結した連結部材65を、上下駆動ラック66とピニオンとの係合により行うように構成したが、これに限らない。上下駆動ラック66とピニオンとの係合による構成に替えて、図略のシリンダにより上記連結部材65を昇降させる構成としてもよい。
又、前記実施形態では、第1支持部材51及び第2支持部材52のうち、第2支持部材52の上面を、第1上面52A、第2上面52B、傾斜上面52Cとして、第2支持部材52の上面と、平角線Wの下面との間に生じている段差Hを解消していたが、第1支持部材51の上面も同じような形状の上面としてもよい。
このようにすれば、第2積層コイルWC2を形成するとき、完成した第1積層コイルWC1が、第1支持部材51及び第2支持部材52の上面を第2積層コイルWC2の一巻き毎に回転するが、第1支持部材51の第2上面と第2支持部材52の第2上面52Bとが同じ高さ面となっているので、第1支持部材51から第2支持部材52への移載がスムーズに行われ、これにより、完成した第1積層コイルWC1の姿勢を安定した状態で保持することができる。
本発明は、断面矩形形状の平角線を、その幅方向一方側端面を内側とするとともに、他方側端面を外側として順次折り曲げて、所定高さに積層された第1の積層コイルを製作した後、引き続きその第1の積層コイルに連結させ、当該第1の積層コイルと同じような形状の第2の積層コイルを製作する際に利用できる。
本発明の平角線の連結コイル巻線装置を備えた平角線折り曲げ機を示す正面図である。 図1のII矢視図である。 線材ガイドの上面部の側面拡大図である。 図3のIV−IV線に沿った断面拡大図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置の平角線を折り曲げる前の巻芯の異形フランジと成形治具と平角線相互の位置関係を示す断面拡大図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置により平角線を折り曲げる際に成形治具が回動した位置にある状態を示す縦断面図である。 図3のVII−VII線に沿った部分の断面拡大図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置の成形治具が回動した位置にある状態を示す縦断面図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置の成形治具が初期位置にある状態を示す縦断面図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置の異形フランジと成形治具と巻治具との相互関係を示す平面図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置のコイル支持体及び支持体駆動手段を示す正面図である。 図11におけるXII矢視図でコイル支持体部を示す平面図であり、平角線の連結コイル巻線装置による第1、第2の工程を示す平面図である。 図12におけるXIII−XIII線に沿った断面図である。 図12におけるXIV矢視を示す側面図である。 平角線の連結コイル巻線装置による第3の工程を示す平面図である。 図15におけるXVI矢視を示す側面図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置による第4の工程を示す平面図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置による第5の工程を示す平面図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置による第6の工程を示す平面図である。 図19におけるXX矢視図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置による第7の工程を示す平面図である。 図21におけるXXII矢視図で前記平角線の連結コイル巻線装置による第8の工程を示す平面図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置による連結コイル巻線方法の手順を示す図である。 前記平角線の連結コイル巻線装置の異形フランジに連結コイルが載置された状態を示す側面図である。
符号の説明
1 平角線折り曲げ機
5 線材ガイド部材
7 最終ガイド部材
10 平角線の連結コイル巻線装置
11 巻治具
12 巻芯
20 成形治具
30 回転部材
40 巻治具開閉シリンダ
50 連結コイル支持体
50A 折り曲げ加工領域
51 第1支持部材
52 第2支持部材
60 支持体駆動手段
61 リフト上下軸
65 連結軸
66 上下駆動ラック
67 上下駆動モータ
WC 連結コイル
WC1 第1積層コイル
WC2 第2積層コイル

Claims (8)

  1. 断面角筒状の平角線をその幅方向一方側端面を内側とすると共に他方側端面を外側として順次所定角度ずつ折り曲げ、所定高さの略角筒状の第1積層コイルを形成し、引き続きこの第1積層コイルの巻き終わり端に所定長さの連結部を形成し、かつ当該連結部に続く前記第1積層コイルと略同様の形状の第2積層コイルからなる連結コイルを形成する平角線の連結コイル巻線装置であって、
    前記平角線の幅方向一方側端面と当接しかつ折り曲げの中心となる巻治具と、この巻治具と対向配置されるとともに前記平角線の他方側端面を前記巻治具側に押圧して前記巻治具とで挟持しかつ前記平角線を折り曲げ成形する成形治具と、この成形治具を支持するとともに前記平角線を前記巻治具と前記成形治具とで挟持した状態で前記巻治具の周囲を回動する成形治具用回動手段と、前記巻治具及び成形治具の近傍に設けると共に、形成された前記連結コイルを支持する連結コイル支持体と、この連結コイル支持体を昇降可能とさせる支持体駆動手段と、を備えて構成し、
    前記連結コイル支持体を、前記平角線の搬送方向に沿った面を分割面とする第1支持部材と第2支持部材とで構成すると共に、これらの第1支持部材と第2支持部材との前記分割面を含む中央部に前記巻治具及び成形治具による前記平角線の折り曲げ加工を行う折り曲げ加工領域を設け、
    前記第1支持部材の上面に、前記折り曲げ加工領域で形成され完成した所定高さの前記第1積層コイルを載置可能とすると共に、前記第2支持部材の上面に、前記折り曲げ加工領域で形成され完成した所定高さの前記第2積層コイルを載置可能としたことを特徴とする平角線の連結コイル巻線装置。
  2. 請求項1に記載の平角線の連結コイル巻線装置において、
    前記第1支持部材及び第2支持部材の前記分割面を、前記搬送方向に沿った前記平角線の幅方向一端から離れた位置に形成したことを特徴とする平角線の連結コイル巻線装置。
  3. 請求項2に記載の平角線の連結コイル巻線装置において、
    前記第1支持部材及び第2支持部材のうち、前記平角線の折り曲げ方向側を第2支持部材とすると共に、この第2支持部材と前記第1支持部材との分割面を、前記第1支持部材に対して前記第2支持部材が第1支持部材側に突出し、かつ前記平角線の幅方向一端から離れた位置に設け、
    この第2支持部材の上面を、当該第2支持部材における前記平角線の搬送方向上流側、かつ前記平角線の上方に位置する平坦な第1上面と、前記折り曲げ加工領域で折り曲げ形成され、かつ前記平角線の搬送方向下流側に送り出される前記第1積層コイル又は第2積層コイルを載置する平坦な第2上面と、前記第1上面及び第2上面を連結する傾斜上面とを有する上面としたことを特徴とする平角線の連結コイル巻線装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1に記載の平角線の連結コイル巻線装置において、
    前記折り曲げ加工領域を、前記巻治具を中心とする円形形状とすると共に、この円形形状の大きさを、前記第1積層コイル及び第2積層コイルを形成する際に、当該第1積層コイル及び第2積層コイルが前記第1支持部材及び第2支持部材に干渉しない大きさとしたことを特徴とする平角線の連結コイル巻線装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1に記載の平角線の連結コイル巻線装置において、
    前記支持体駆動手段を、前記第1支持部材及び第2支持部材をそれぞれ支持すると共にそれぞれ単独で昇降可能とする複数のリフト上下軸と、これらのリフト上下軸を連結する連結部材と、この連結部材を駆動させる駆動源とを備えて構成したことを特徴とする平角線の連結コイル巻線装置。
  6. 請求項5に記載の平角線の連結コイル巻線装置において、
    前記駆動源を、前記連結部材に固着されたピニオンと、このピニオンと係合するラックと、前記ピニオンを駆動させるモータとを備えて構成したことを特徴とする平角線の連結コイル巻線装置。
  7. 請求項6に記載の平角線の連結コイル巻線装置において、
    前記折り曲げ加工領域で前記第2積層コイルを形成する際に、前記駆動源のモータの制御により前記第1支持部材及び第2支持部材を前記第2積層コイルの一巻き毎に上昇させることを特徴とする平角線の連結コイル巻線装置。
  8. 前記請求項1ないし3のいずれか1に記載の平角線の連結コイル巻線装置を用いた連結コイル巻線方法であって、
    前記平角線を、前記巻治具と成形治具との配置領域を所定距離越える位置まで送り込む第1の工程、
    この第1の工程の後、前記巻治具と成形治具とで前記平角線を挟持した状態で前記折り曲げ加工領域において巻治具を中心として成形治具を回動させて1回目の折り曲げ加工を行う第2の工程、
    この第2の工程の後、前記平角線を所定寸法送り出して2回目の折り曲げ加工を行うと共に、同様の動作により3回目、4回目の折り曲げ加工を行って第1積層コイルの一巻き目を実施し、引き続き所定巻き数に達するまで折り曲げ加工を実施し、前記第1積層コイルを形成する第3の工程、
    この第3の工程の後、前記平角線を搬送方向に所定寸法送り出し、前記第1積層コイルを前記2支持部材に載置する第4の工程、
    この第4の工程の後、前記折り曲げ加工領域において前記第1積層コイルの形成と同様の動作により第2積層コイルの一巻き目を実施する第5の工程、
    この第5の工程の後、前記第2積層コイルを引き続き所定巻き数に達するまで折り曲げ加工を実施し、前記第2積層コイルを完成させるまで当該第2積層コイルの一巻き毎に前記支持体駆動手段により前記第1、第2支持部材を所定寸法上昇させる第6の工程、
    この第6の工程の後、前記第2支持部材を前記巻治具と成形治具とによる折り曲げ高さ位置まで下降させる第7の工程、
    この第7の工程の後、前記平角線を搬送方向に所定寸法送り出し、前記完成した第2積層コイルを前記第2支持部材の上面に載置させる第8の工程を有することを特徴とする平角線の連結コイル巻線方法。
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