JPH0477224A - 射出成形方法 - Google Patents

射出成形方法

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JPH0477224A
JPH0477224A JP19010390A JP19010390A JPH0477224A JP H0477224 A JPH0477224 A JP H0477224A JP 19010390 A JP19010390 A JP 19010390A JP 19010390 A JP19010390 A JP 19010390A JP H0477224 A JPH0477224 A JP H0477224A
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Miyuki Shimizu
幸 清水
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特に小物製品等を成形する際に用いて好適な射
出成形方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、インラインスクリュ式射出成形機の射出成形方法
は、スクリュの回転により材料を計量し、計量した材料
をスクリュの前進により金型に射出して成形を行うこと
を基本とし、−成形サイクル毎に一回の計量工程と一回
の射出工程を繰り返していた。
ところで、任意の成形品に対して良品を生産できるか否
かは、射出成形機の特性から装備されるスクリュの径に
よって決定される。したがって、小物製品を成形するた
めには、その製品の大きさに対応して径の小さいスクリ
ュが必要になり、例えば、射出容量が1g以下の小物製
品の場合には、径が10〜16mm程度の細いスクリュ
を必要とする。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかし、このような従来の射出成形方法は、次のような
解決すべき課題が存在した。
第一に、スクリュは成形材料に対する可塑化機能と射出
プランジャの機能を兼ね備えることから、径が16mm
以下の細いスクリュでは、射出力及び回転力に対しての
十分な強度を確保することがきわめて困難となり、特に
、高粘度樹脂材料の場合には、成形時に破損を生じ易く
なるとともに、可塑化能力も小さいことから、材料ペレ
ットの粒度が大きい場合には可塑化かできなくなる。
第二に、計量が小容量の場合、応答性の問題から、設定
し1こ計量速度及び背圧力に達する前に計量か終了し、
成形材料の状態を実質的に制御できないなど、本来の成
形品質を得れなくなる。
本発明はこのような従来の技術に存在する課題を解決し
たもので、特に、小物製品等を確実かつ安定に成形でき
る射出成形方法の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る射出成形方法は、加熱筒2内のスクリュ3
の回転により成形材料を計申し、計量した成形材料をス
クリュ3の前進により金型4に射出して成形を行うに際
し、一回の計量により、成形数が複数回分の成形材料を
計量するとともに、スクリュ3を一回成形ストロークの
単位で順次前進させることにより、計量した成形材料を
複数回に分けて射出することを特徴とする。この場合、
計量する際の計量値にはクッション量を含ませることが
望ましい。また、射出の制御方法としては、射出時にお
ける成形材料の残量に対する成形可能な限界値を予め設
定し、射出の際に、実際の残量を検出するとともに、残
量の検出値が限界値に達するまで射出を繰り返してもよ
いし、或は、成形数を予め設定し、成形数に相当する回
数だけ射出を繰り返してもよい。さらにまた、各射出単
位毎に同一の成形条件を用いてもよいし、個別に設定し
た成形条件を用いてもよい。
〔作  用〕
本発明に係る射出成形方法によれば、計中時には、成形
数が複数回分の成形材料を一回で計量する。このため、
小物製品のように一回の射出容量が小さい場合でも、計
量値は比較的大きく設定される。この結果、スクリュ3
の計量制御区間が長くなり、通常の材料ベレットでも安
定に可塑化できるとともに、径の大きいスクリュ3の使
用も可能となる。
また、射出時には、スクリュ3を一回成形ストロークの
単位で順次前進させる。この結果、成形材料は複数回に
分けて射出され、計量工程が介在しない複数回の成形サ
イクルが実現される。
〔実 施 例〕
以下には、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基
づき詳細に説明する。
まず、本発明に係る射出成形方法を実施できる射出成形
機について第1図を参照して説明する。
Mは射出成形機であり、射出装置5と金型4を備える。
射出装置5は後部に成形材料を供給するホッパ6を有す
るとともに、前端に射出ノズル7を有する加熱筒2を備
え、内部にはスクリュ3を備える。
一方、8はスクリュ駆動装置であり、射出シリンダ9を
備える。射出シリンダ9の内部には射出ラムlOを備え
、この射出ラム10の先端はスクリュ3の後端に結合す
るとともに、射出ラム10の後端には射出シリンダ9の
後部に配したオイルモータ11の回転シャフト12をス
プライン結合する。射出シリンダ9及びオイルモータ1
1にはそれぞれサーボバルブ13及び流量制御バルブ1
4を介して油圧ポンプ15から圧油が供給される。
また、16はコントローラであり、このコントローラ1
6にはスクリュ3の位置を検出する位置センサ17から
の位置検出信号、射出シリンダ9の油圧を検出する油圧
センサ18からの油圧検出信号が入力するとともに、前
記サーボバルブ13及び流量制御バルブ14を制御する
制御信号が出力する。なお、コントローラ16はマイク
ロコンピュータを内蔵し、射出成形機Mに対する全体の
制御も行う。このため、コントローラ16には射出速度
、保圧、計量値、スクリュ回転速度、背圧等の各種設定
値が設定されている。
よって、計量時には、コントローラ16から出力する制
御信号により流量制御バルブ14が制御され、オイルモ
ータ11の作動によりスクリュ3が回転する。スクリュ
3の回転により、ホッパ6から供給される成形材料は剪
断・混練され、さらに加熱筒2の加熱により可塑化され
る。そして、可塑化した成形材料はスクリュ3の前方に
蓄積され、同時にスクリュ3が後退して計量が行われる
なお、計量時には空気の巻込防止、良好で正確な計量を
行うためにスクリュ3に対して一定の背圧を付与する。
また、射出に際しては、コントローラI6から出力する
制御信号によりサーボバルブ13が制御され、射出ンリ
ンダ9の作動によりスクリュ3が前進する。この結果、
成形材料は射出ノズル7から金型4のキセピティ内に射
出充填される。
次に、本発明に係る射出成形方法について、第1図〜第
3図を参照して説明する。
まず、コントローラ16には、予め、成形数が2回(−
船釣には複数回)分の計量値SMを設定する。
そして、計量工程では計量値SMに基づき、成形数が2
回分の成形材料を一回で計量する。この場合、計量値S
Mには所定のクッション量SOが含まれている。なお、
クッション量とは射出終了後の保圧工程で生ずるスクリ
ュ3の前進を許容する量である。第1図では計量値SM
とクッション量Soをスクリュ3の位置として示す。こ
の場合、計量値SMはスクリュ3の計量終了位置(射出
開始位置)となり、また、クッション量S。は後述する
最終回の射出を行った後のクッション量を示す。
次に、射出工程では、スクリュ3を一回成形ストローク
の単位で順次前進させ、計量された成形材料を複数回に
分けて射出する。即ち、射出開始位置SNから、スクリ
ュ3を全ストローク区間の中間位置である第一回射出位
置SIまで前進させて第一回目の射出を行う。射出位置
S1までのストロークは一回の成形分に相当するもので
、金型4のキャビティには成形材料が完全に充填される
この場合、射出開始と同時に射出タイマが計時を開始し
、射出タイマのタイムアツプにより保圧に切換えられる
。この切換えと同時に保圧タイマが計時を開始し、保圧
タイマのタイムアツプにより射出が終了する。そして、
保圧工程、冷却工程、型開工程を経て、成形品の取出し
を行うとともに、金型4の型締めを行う。
次いで、スクリュ3を第一回射出位置S1から、さらに
前方に位置する第二回射出位置S2まで前進させ、第二
回目の射出を行う。このときのストロークも一回の成形
分に相当する。射出が終了したなら、上記同様に、保圧
工程、冷却工程、型開工程を経て成形品を取出すととも
に、金型4の型締めを行う。実施例の場合、第二回目の
射出が最終回となるため、この後は再び計量工程に移行
する。
なお、各射出単位における成形条件、例えば、射出速度
、保圧力、射出時間、保圧切換タイマ設定時間、冷却時
間等は各射出単位で同一に設定してもよいし、個別に設
定してもよい。
また、射出工程における射出の制御方法としては、第2
図及び第3図にフローチャートで示す二つの方法を採用
できる。
第2図に示す方法は、予め、射出時における成形材料の
残量に対する成形可能な限界値αSを設定し、第N+1
 (N=O,I、2・・・)回目の射出が終了した後、
実際の残量を検出するとともに、残量の検出値α。が限
界値α。に達するまで射出を繰り返す(ステップ21.
22.23)。そして、検出値αDが限界値αSに達し
たなら、前述した計量値SHに基づいて計量を行う(ス
テップ23.24.25)。なお、この方法は計量値s
Mを具体的な数値として設定しない場合にも利用できる
利点がある。
一方、第3図に示す方法は、予め、成形数NMを設定し
くステップ31)、射出時に、設定した回数NMだけ射
出を繰り返して行う。即ち、第N−1−1(N=0.1
.2・・・)回目の射出時には、カウンタにN+1を設
定し、射出を行うとともに、カウンタ値N+1が設定し
た成形数N、になるまで射出を繰り返す(ステップ32
.33.34.35)。そして、カウンタ値N+1が成
形数NMに達したなら計量工程に移行し、カウンタをO
リセットする(ステップ35.36.37)。この方法
は、各射出単位毎に個別の成形条件を設定する場合に好
適であり、予め、成形の順番に個別の成形条件を設定で
きる。
このような射出成形方法により、計量時には、一回の計
量により、二回成形分の計量が行われる。
したかって、小物製品のように射出容量が小さい場合で
あっても、計量値を比較的大きく設定でき、安定かつ確
実な計量を行うことができるとともに、強度の十分な大
きい径のスクリュを使用できる。
また、射出に際しては、任意の計量を行った後、次の計
量を行うまでに、二回分の射出が行われる。
したがって、計量工程を省略した二回の成形を行うこと
ができる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。
例えば、射出装置は油圧式を例示したが、電動式、プリ
プラ式等の各種形式を適用できる。その他、細部の構成
、形状等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任
意に変更できる。
〔発明の効果〕
このように、本発明に係る射出成形方法は、回の計量に
より、成形数が複数回分の成形材料を計量するとともに
、スクリュを一回成形ストロークの単位で順次前進させ
ることにより、計量した成形材料を複数回に分けて射出
するようにしたため、次のような顕著な効果を奏する。
■ 射出容量が小さい成形品でも計量値を大きくできる
ため、確実かつ安定した計量が可能となり、小物製品等
に対しても高品質の成形を行うことができる。
■ 大型の射出成形機であっても小成形品から大成形品
まで広範囲にわたって成形可能となり、汎用性を高める
ことができる。
■ 複数回の成形に対しての計量が一回で済むため、生
産効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図1本発明に係る射出成形方法を実施できる射出成
形機の原理的構成図、 第2図:同射出成形方法における射出の制御方法を示す
フローチャート、 第3図二同射出成形方法における他の例に係る射出の制
御方法を示すフローチャート。 尚図面中、 2:加熱筒      3:スクリュ 4、金型 第1図 特許出願人 日精樹脂工業株式会社 代理人弁理士 下  1)    茂 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕加熱筒内のスクリュの回転により成形材料を計量
    し、計量した成形材料をスクリュの前進により金型に射
    出して成形を行う射出成形方法において、一回の計量に
    より、成形数が複数回分の成形材料を計量するとともに
    、スクリュを一回成形ストロークの単位で順次前進させ
    ることにより、計量した成形材料を複数回に分けて射出
    することを特徴とする射出成形方法。 〔2〕計量する際の計量値にはクッション量を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の射出成形方法。 〔3〕射出時における成形材料の残量に対する成形可能
    な限界値を予め設定し、射出の際に、実際の残量を検出
    するとともに、残量の検出値が限界値に達するまで射出
    を繰り返すことを特徴とする請求項1記載の射出成形方
    法。 〔4〕成形数を予め設定し、成形数に相当する回数だけ
    射出を繰り返すことを特徴とする請求項1記載の射出成
    形方法。 〔5〕各射出単位毎に同一の成形条件を設定することを
    特徴とする請求項1記載の射出成形方法。 〔6〕各射出単位毎に成形条件を個別に設定することを
    特徴とする請求項1記載の射出成形方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07112464A (ja) * 1993-10-20 1995-05-02 Nissei Plastics Ind Co 射出成形機の成形方法
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JP2004330545A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Sodick Co Ltd 多数回射出成形方法及びそのための設定表示画面
JP2007080921A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Nittoku Eng Co Ltd 線材のフォーミング方法、及びそれを用いた装置
JP2008207562A (ja) * 2008-04-21 2008-09-11 Sodick Co Ltd 多数回射出成形方法
JP2008277606A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Tamura Seisakusho Co Ltd 平角線の連結コイル巻線装置
JP2018012222A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 東洋機械金属株式会社 射出成形機および射出成形方法

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