JP3932921B2 - エンジン駆動式冷凍サイクル装置及び空調装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の圧縮機と、その圧縮機を駆動するエンジンとを有し、空気や水等の流体の冷却や加熱を行うエンジン駆動式冷凍サイクル装置に関するもので、特に圧縮機を起動する際の負荷変動によるエンジン停止を回避する制御に関し、空気を冷却・過熱して居室内の冷暖房を行う空調装置等に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】
圧縮機の駆動にエンジンを用いたエンジン駆動式冷凍サイクル装置を適用した空調装置等においては、近年の大能力化に伴い圧縮機の容量も大きくなっている。このため、圧縮機起動時の負荷も増大しており、この圧縮機起動時の負荷によりエンジンが停止するという問題が生じている。
【0003】
この圧縮機起動時のエンジン停止を回避する従来技術として、圧縮機の吸入(低圧)側と吐出(高圧)側とを一時的にバイパス回路で連通させて起動時の負荷を抑えること(いわゆるアンローダ)が実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この際の冷媒のバイパス量は、上記圧縮機の大容量化に伴い増大させる必要があるが、バイパス弁(電気膨張弁等)の口径の制約等から対応が困難になってきているという問題がある。
【0005】
本発明は、上記従来の問題に鑑みて成されたものであり、その目的は、バイパス弁等を使わなくとも、圧縮機起動時のエンジン停止を回避することのできるエンジン駆動式冷凍サイクル装置及び空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では以下の技術的手段を採用する。請求項1記載の発明では、冷媒を圧縮して吐出する第1、第2圧縮機(2、3)と、冷媒を凝縮させる第1熱交換器(6、10)と、冷媒を減圧する減圧手段(7、9)と、冷媒を蒸発させる第2熱交換器(6、10)とを環状に接続して形成した冷凍サイクル(R)と、第1、第2圧縮機(2、3)を駆動するエンジン(1)と、これら冷凍サイクル(R)及びエンジン(1)の状態を制御する制御手段(20)とを備えるエンジン駆動式冷凍サイクル装置において、
第1、第2圧縮機(2、3)の吸入側圧力(Ps)を検知する圧力検知手段(13)を設けると共に、制御手段(20)は、第1、第2圧縮機(2、3)を起動させる際、まず第1圧縮機(2)を起動すると共に減圧手段(7、9)を閉じ、圧力検知手段(13)で検知する吸入側圧力(Ps)が所定値(A)以下になった時に第2圧縮機(3)を起動することを特徴とする。
【0007】
これは、発明者が圧縮機起動時の負荷は冷媒の比重によって増減することに着目したものであり、冷媒の比重が高い、すなわち圧縮機の吸入側圧力(Ps)が高いほど圧縮機を起動する駆動力が大きくなることより、エンジン停止を回避するためには逆に吸入側圧力(Ps)を下げてから第2圧縮機(3)を起動すれば良いという着想に至ったものである。
【0008】
よって、第1圧縮機(2)を起動すると共に減圧手段(7、9)を閉じることによって圧縮機の吸入側圧力(Ps)が下がり、その状態で第2圧縮機(3)を起動することで駆動するエンジン(1)に大きな負荷を掛けることなく第2圧縮機(3)も起動することができる。
【0009】
そして、エンジン(1)の回転が安定したところで閉じていた減圧手段(7、9)を通常制御での開度に戻すこととなる。これにより、圧縮機(2、3)起動時のエンジン(1)停止を回避することができる。また、バイパス回路やバイパス弁等を設ける必要がなく、従来の冷凍サイクルを構成する機器の制御だけで行えるため、コストアップを抑えることができる。
【0010】
請求項2記載の発明では、制御手段(20)は、第2圧縮機(3)を起動することによってエンジン(1)が停止した場合、所定値(A)を下げてエンジン(1)及び第1、第2圧縮機(2、3)の再起動を行うことを特徴とする。
【0011】
この所定値(A)は、エンジン(1)の出力に対する圧縮機(2、3)の起動時負荷の大きさによって決められるが、もしこの所定値(A)まで吸入側圧力(Ps)を下げてもエンジン停止が発生する条件であった場合、所定値(A)を下げてエンジン(1)及び第1、第2圧縮機(2、3)の再起動が試みることにより、確実にエンジン駆動式冷凍サイクル装置が起動されることとなる。
【0012】
請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2に記載のエンジン駆動式冷凍サイクル装置を空調装置に用い、第1、第2熱交換器(6、10)を室内熱交換器(6)及び室外熱交換器(10)としたことを特徴とする。これにより、バイパス弁等を使わなくとも、圧縮機(2、3)起動時にエンジン(1)停止を起こすことのない空調装置とすることができる。因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図に基づいて説明する。図1は本発明に係わるエンジン駆動のヒートポンプ式空調装置(以下、空調装置)100の模式図である。本実施形態は、複数の圧縮機2、3を備え、その圧縮機2、3がエンジン(例えばディーゼルエンジン)1によって駆動されるもので、この空調装置100は定置型或いは車両搭載型として用いられ、屋内や車室内を冷暖房することができるが、本実施形態では定置型に適用したものとして述べる。
【0014】
圧縮機2、3の駆動部分は、エンジン1のクランクシャフトに直結したプーリ1aから、エンジン1の両側に配置された第1、第2圧縮機2、3にVベルト1bによって回転力が伝えられる。圧縮機2、3には其々電磁クラッチ2a、3aが付いており、Vベルト1bで伝えられる回転力を圧縮機2、3に伝達したり遮断したりする。
【0015】
そして、必要となる冷・暖房能力等に対応して圧縮機の能力を小さくしたい時には、片方の圧縮機のクラッチを切って運転することで容量を半分にすることができる。それ以外での圧縮機の能力の調整は、エンジン1の回転数を調整して行なっている。因みに、エンジン1のクランクシャフトには回転数を検知する回転数センサ12が付いている。
【0016】
また、空調装置100は、冷凍サイクル装置を構成する各機器間を冷媒配管で環状に接続して冷凍サイクルRを構成しており、屋内暖房時には、圧縮機2、3→四方弁5→室内熱交換器(第1熱交換器)6→室内機電動弁7→レシーバ8→室外機電動弁(減圧手段)9→室外熱交換器(第2熱交換器)10→四方弁5→アキュームレータ11→圧縮機2、3の順に冷媒を流通(実線矢印)させて暖房している。
【0017】
また、屋内冷房時には、圧縮機2、3→四方弁5→室外熱交換器(第1熱交換器)10→室外機電動弁9→レシーバ8→室内機電動弁(減圧手段)7→室内熱交換器(第2熱交換器)6→四方弁5→アキュームレータ11→圧縮機2、3の順に冷媒を流通(破線矢印)させて冷房している。
【0018】
室内熱交換器6は、暖房時には凝縮器である第1熱交換器として機能し、冷房時には蒸発器である第2熱交換器として機能する。また、室外熱交換器10は、暖房時には蒸発器である第2熱交換器として機能し、冷房時には凝縮器である第1熱交換器として機能する。そして、暖房時には、室外機電動弁9が冷媒を減圧する減圧手段である膨張弁として機能し、冷房時には、室内機電動弁7が減圧手段である膨張弁として機能する。
【0019】
レシーバ8とアキュームレータ11は、冷媒を気液分離して蓄えるものである。また、6aと10aは、それぞれ室内熱交換器6及び室外熱交換器10に空気を送って熱交換させるための送風ファンである。
【0020】
また、圧縮機2、3の吐出側(四方弁5側)に接続された冷媒配管には、圧縮機2、3が吐出した冷媒からオイルを分離する周知のオイルセパレータ4が設けられており、オイルセパレータで分離されたオイルはオイルリターンチューブ(図示せず)を介して、圧縮機2、3の吸入側(アキュームレータ11側)に接続された冷媒配管の経路中に圧縮機2、3前後の差圧により戻されるようになっている。
【0021】
また、同じく圧縮機2、3の吸入側(アキュームレータ11側)には、吸入側圧力Psを検知する圧力検知手段としての圧力センサ13が設けられている。上記構成を有する空調装置100において、各構成要素のうち室内熱交換器6、送風ファン6a及び室内機電動弁7は、室内機200を構成して室内の適所に設置され、その他のものは、室外機300を構成して室外の適所に設置されている。
【0022】
そして、空調装置100は、電子回路等からなる制御手段としての制御装置20を有し、この制御装置20は、室内に設けられた図示しないコントローラ、図示しない各種センサ、前記の回転数センサ12、圧力センサ13等からの情報を入力し、室内機200及び室外機300を作動制御するようになっている。
【0023】
次に、本実施形態の作動を上記構成に基づいて説明する。制御装置20は、空調装置100に電力供給されている時には、図示しないコントローラからの情報に基づいて、暖房運転時の制御処理、又は冷房運転時の制御処理のいずれかを実行する。まず、暖房運転時の作動について説明する。例えば外気温が低い時、図示しないコントローラの暖房スイッチがONされ、ON信号が制御装置20に入力されると、制御装置20は暖房運転時の制御処理を実行する。
【0024】
制御装置20は四方弁5を暖房側(実線)に切り替えると共に、エンジン1を起動し圧縮機2、3を駆動する。尚、この圧縮機2、3を起動する時の作動は本発明の要部であるため、詳細は後述する。そして、室内機電動弁7を全開にすると共に、室外機電動弁9を膨張弁として機能する開度に調節する。
【0025】
圧縮機2、3を出た高温のガス冷媒は、四方弁5を通り、室内熱交換器6で凝縮することで暖房を行なった後、レシーバ8で気液分離され、液冷媒が室外機電動弁9で減圧され、室外熱交換器10で蒸発し、四方弁5を再び通ってからアキュームレータ11にて気液分離され、ガス冷媒が圧縮機2、3に戻る。
【0026】
次に、冷房運転時の作動について説明する。例えば外気温が高い時、図示しないコントローラの冷房スイッチがONされ、ON信号が制御装置20に入力されると、制御装置20は冷房運転時の制御処理を実行する。制御装置20は四方弁5を冷房側(破線)に切り替えると共に、エンジン1を起動し圧縮機2、3を駆動する。また、室外機電動弁9を全開にすると共に、室内機電動弁7を膨張弁として機能する開度に調節する。
【0027】
圧縮機2、3を出た高温のガス冷媒は、四方弁5を通り、室外熱交換器10で凝縮し、レシーバ8で気液分離され、液冷媒は室内機電動弁7で減圧され、室外熱交換器10で蒸発することで冷房を行なった後、四方弁5を再び通ってからアキュームレータ11にて気液分離され、ガス冷媒が圧縮機2、3に戻る。
【0028】
次に、制御装置20が実行するエンジン制御の全体について、図2の制御プログラムの一例を示すフローチャートに沿って説明する。空調装置100の運転スイッチがONされると、まずステップS1で記憶している数値の初期化の処理を行なう。
【0029】
次にステップS2で、図示しないスタータをONさせてエンジン1を始動させるための始動制御が行われる。そして、ステップS3で、設定されている空調運転に合った回転数を保つよう、回転数制御が行われる。そして、ステップS4は、エンジン1が異常回転して暴走状態になった場合に停止させるための制御部分である。最後のステップS5は、空調装置100の運転スイッチがOFFされた時に、エンジン1を停止させるための停止制御である。
【0030】
次に、本発明に係わるステップS2の始動制御について、図3のフローチャートに沿って説明する。まずステップS11で、図示しないスタータをONさせてエンジン1を始動させる。次にステップS12で、回転数が各目標回転数毎に設定された公差内に安定したか否かを確認する。
【0031】
回転数が公差内に安定したことを確認したら次のステップS13へ進み、第1圧縮機2を起動すると共に、電動弁7、9を閉じる。実際には、上記したように暖房と冷房とで四方弁5の向きが変わるので、その時の四方弁5の向きでアキュームレータ11(圧縮器2、3の吸入側)に近い側の電動弁を閉じれば良い。
【0032】
次のステップS14で、圧力センサ13で検知する圧縮器2、3の吸入側圧力Psが所定値A(本実施形態ではスタート時の初期値としてA=0.65Mpaとしている)以下に下がったか否かを確認し、所定値A以下に下がったことを確認したら次のステップS15へ進み、第2圧縮機3を起動する。
【0033】
そして次のステップS16で、エンジン1が停止していないかを判定する。その結果、エンジン1が停止してまった場合はステップS17へ進んで所定値Aを下げ(本実施形態では0.1Mpaずつ下げている)、ステップS11へ戻ってエンジン1の始動から第1、第2圧縮機2、3の起動までを再度行うものである。尚、所定値Aは学習機能で最適化されるようにしても良い。
【0034】
そして、ステップS16の判定でエンジン1が停止していない場合はステップS18へと進み、再度回転数が公差内に安定したか否かを確認する。そして、回転数が公差内に安定したことを確認したら最後のステップS19へ進み、閉じていた電動弁7、9を通常制御の開度に開いて始動制御を終了し、通常運転に入る。
【0035】
次に、本実施形態での特徴を述べる。圧縮機2、3の吸入側圧力Psを検知する圧力センサ13を設けると共に、制御装置20は、圧縮機2、3を起動させる際、まず第1圧縮機2を起動すると共に電動弁7、9を閉じ、圧力センサ13で検知する吸入側圧力Psが所定値A以下になった時に第2圧縮機3を起動している。
【0036】
これにより、圧縮機2、3を起動する時のエンジン1の停止を回避することができる。また、バイパス回路やバイパス弁等を設ける必要がなく、従来の冷凍サイクルを構成する機器の制御だけで行えるため、コストアップを抑えることができる。
【0037】
また、制御装置20は、第2圧縮機3を起動することによってエンジン1が停止した場合、所定値Aを下げてエンジン1及び圧縮機2、3の再起動を行っている。これにより、確実にエンジン駆動式冷凍サイクル装置が起動されることとなる。
【0038】
また、上記特徴のエンジン駆動式冷凍サイクル装置を空調装置100に用い、第1、第2熱交換器6、10を室内熱交換器6及び室外熱交換器10としている。これにより、バイパス弁等を使わなくとも、圧縮機2、3を起動する時にエンジン1が停止することのない空調装置100とすることができる。
【0039】
(その他の実施形態)
上記実施形態は、エンジン駆動のヒートポンプ式空調装置であったが、本発明はこれに限らず、ヒートポンプ式以外の冷媒圧縮式冷凍サイクルに適用してもよい。また、空調装置以外の水や不凍液等のブライン(熱交換媒体)を加熱する給湯装置等に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるエンジン駆動のヒートポンプ式空調装置の模式図である。
【図2】エンジン駆動式空調装置のエンジン制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態における始動制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディーゼルエンジン(エンジン)
2 第1圧縮機
3 第2圧縮機
6 室内熱交換器(暖房時の第1熱交換器、冷房時の第2熱交換器)
7 室内機電動弁(冷房時の減圧手段)
9 室外機電動弁(暖房時の減圧手段)
10 室外熱交換器(冷房時の第1熱交換器、暖房時の第2熱交換器)
13 圧力センサ(圧力検知手段)
20 制御装置(制御手段)
A 所定値
Ps 吸入側圧力
R 冷凍サイクル
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の圧縮機と、その圧縮機を駆動するエンジンとを有し、空気や水等の流体の冷却や加熱を行うエンジン駆動式冷凍サイクル装置に関するもので、特に圧縮機を起動する際の負荷変動によるエンジン停止を回避する制御に関し、空気を冷却・過熱して居室内の冷暖房を行う空調装置等に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】
圧縮機の駆動にエンジンを用いたエンジン駆動式冷凍サイクル装置を適用した空調装置等においては、近年の大能力化に伴い圧縮機の容量も大きくなっている。このため、圧縮機起動時の負荷も増大しており、この圧縮機起動時の負荷によりエンジンが停止するという問題が生じている。
【0003】
この圧縮機起動時のエンジン停止を回避する従来技術として、圧縮機の吸入(低圧)側と吐出(高圧)側とを一時的にバイパス回路で連通させて起動時の負荷を抑えること(いわゆるアンローダ)が実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この際の冷媒のバイパス量は、上記圧縮機の大容量化に伴い増大させる必要があるが、バイパス弁(電気膨張弁等)の口径の制約等から対応が困難になってきているという問題がある。
【0005】
本発明は、上記従来の問題に鑑みて成されたものであり、その目的は、バイパス弁等を使わなくとも、圧縮機起動時のエンジン停止を回避することのできるエンジン駆動式冷凍サイクル装置及び空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では以下の技術的手段を採用する。請求項1記載の発明では、冷媒を圧縮して吐出する第1、第2圧縮機(2、3)と、冷媒を凝縮させる第1熱交換器(6、10)と、冷媒を減圧する減圧手段(7、9)と、冷媒を蒸発させる第2熱交換器(6、10)とを環状に接続して形成した冷凍サイクル(R)と、第1、第2圧縮機(2、3)を駆動するエンジン(1)と、これら冷凍サイクル(R)及びエンジン(1)の状態を制御する制御手段(20)とを備えるエンジン駆動式冷凍サイクル装置において、
第1、第2圧縮機(2、3)の吸入側圧力(Ps)を検知する圧力検知手段(13)を設けると共に、制御手段(20)は、第1、第2圧縮機(2、3)を起動させる際、まず第1圧縮機(2)を起動すると共に減圧手段(7、9)を閉じ、圧力検知手段(13)で検知する吸入側圧力(Ps)が所定値(A)以下になった時に第2圧縮機(3)を起動することを特徴とする。
【0007】
これは、発明者が圧縮機起動時の負荷は冷媒の比重によって増減することに着目したものであり、冷媒の比重が高い、すなわち圧縮機の吸入側圧力(Ps)が高いほど圧縮機を起動する駆動力が大きくなることより、エンジン停止を回避するためには逆に吸入側圧力(Ps)を下げてから第2圧縮機(3)を起動すれば良いという着想に至ったものである。
【0008】
よって、第1圧縮機(2)を起動すると共に減圧手段(7、9)を閉じることによって圧縮機の吸入側圧力(Ps)が下がり、その状態で第2圧縮機(3)を起動することで駆動するエンジン(1)に大きな負荷を掛けることなく第2圧縮機(3)も起動することができる。
【0009】
そして、エンジン(1)の回転が安定したところで閉じていた減圧手段(7、9)を通常制御での開度に戻すこととなる。これにより、圧縮機(2、3)起動時のエンジン(1)停止を回避することができる。また、バイパス回路やバイパス弁等を設ける必要がなく、従来の冷凍サイクルを構成する機器の制御だけで行えるため、コストアップを抑えることができる。
【0010】
請求項2記載の発明では、制御手段(20)は、第2圧縮機(3)を起動することによってエンジン(1)が停止した場合、所定値(A)を下げてエンジン(1)及び第1、第2圧縮機(2、3)の再起動を行うことを特徴とする。
【0011】
この所定値(A)は、エンジン(1)の出力に対する圧縮機(2、3)の起動時負荷の大きさによって決められるが、もしこの所定値(A)まで吸入側圧力(Ps)を下げてもエンジン停止が発生する条件であった場合、所定値(A)を下げてエンジン(1)及び第1、第2圧縮機(2、3)の再起動が試みることにより、確実にエンジン駆動式冷凍サイクル装置が起動されることとなる。
【0012】
請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2に記載のエンジン駆動式冷凍サイクル装置を空調装置に用い、第1、第2熱交換器(6、10)を室内熱交換器(6)及び室外熱交換器(10)としたことを特徴とする。これにより、バイパス弁等を使わなくとも、圧縮機(2、3)起動時にエンジン(1)停止を起こすことのない空調装置とすることができる。因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図に基づいて説明する。図1は本発明に係わるエンジン駆動のヒートポンプ式空調装置(以下、空調装置)100の模式図である。本実施形態は、複数の圧縮機2、3を備え、その圧縮機2、3がエンジン(例えばディーゼルエンジン)1によって駆動されるもので、この空調装置100は定置型或いは車両搭載型として用いられ、屋内や車室内を冷暖房することができるが、本実施形態では定置型に適用したものとして述べる。
【0014】
圧縮機2、3の駆動部分は、エンジン1のクランクシャフトに直結したプーリ1aから、エンジン1の両側に配置された第1、第2圧縮機2、3にVベルト1bによって回転力が伝えられる。圧縮機2、3には其々電磁クラッチ2a、3aが付いており、Vベルト1bで伝えられる回転力を圧縮機2、3に伝達したり遮断したりする。
【0015】
そして、必要となる冷・暖房能力等に対応して圧縮機の能力を小さくしたい時には、片方の圧縮機のクラッチを切って運転することで容量を半分にすることができる。それ以外での圧縮機の能力の調整は、エンジン1の回転数を調整して行なっている。因みに、エンジン1のクランクシャフトには回転数を検知する回転数センサ12が付いている。
【0016】
また、空調装置100は、冷凍サイクル装置を構成する各機器間を冷媒配管で環状に接続して冷凍サイクルRを構成しており、屋内暖房時には、圧縮機2、3→四方弁5→室内熱交換器(第1熱交換器)6→室内機電動弁7→レシーバ8→室外機電動弁(減圧手段)9→室外熱交換器(第2熱交換器)10→四方弁5→アキュームレータ11→圧縮機2、3の順に冷媒を流通(実線矢印)させて暖房している。
【0017】
また、屋内冷房時には、圧縮機2、3→四方弁5→室外熱交換器(第1熱交換器)10→室外機電動弁9→レシーバ8→室内機電動弁(減圧手段)7→室内熱交換器(第2熱交換器)6→四方弁5→アキュームレータ11→圧縮機2、3の順に冷媒を流通(破線矢印)させて冷房している。
【0018】
室内熱交換器6は、暖房時には凝縮器である第1熱交換器として機能し、冷房時には蒸発器である第2熱交換器として機能する。また、室外熱交換器10は、暖房時には蒸発器である第2熱交換器として機能し、冷房時には凝縮器である第1熱交換器として機能する。そして、暖房時には、室外機電動弁9が冷媒を減圧する減圧手段である膨張弁として機能し、冷房時には、室内機電動弁7が減圧手段である膨張弁として機能する。
【0019】
レシーバ8とアキュームレータ11は、冷媒を気液分離して蓄えるものである。また、6aと10aは、それぞれ室内熱交換器6及び室外熱交換器10に空気を送って熱交換させるための送風ファンである。
【0020】
また、圧縮機2、3の吐出側(四方弁5側)に接続された冷媒配管には、圧縮機2、3が吐出した冷媒からオイルを分離する周知のオイルセパレータ4が設けられており、オイルセパレータで分離されたオイルはオイルリターンチューブ(図示せず)を介して、圧縮機2、3の吸入側(アキュームレータ11側)に接続された冷媒配管の経路中に圧縮機2、3前後の差圧により戻されるようになっている。
【0021】
また、同じく圧縮機2、3の吸入側(アキュームレータ11側)には、吸入側圧力Psを検知する圧力検知手段としての圧力センサ13が設けられている。上記構成を有する空調装置100において、各構成要素のうち室内熱交換器6、送風ファン6a及び室内機電動弁7は、室内機200を構成して室内の適所に設置され、その他のものは、室外機300を構成して室外の適所に設置されている。
【0022】
そして、空調装置100は、電子回路等からなる制御手段としての制御装置20を有し、この制御装置20は、室内に設けられた図示しないコントローラ、図示しない各種センサ、前記の回転数センサ12、圧力センサ13等からの情報を入力し、室内機200及び室外機300を作動制御するようになっている。
【0023】
次に、本実施形態の作動を上記構成に基づいて説明する。制御装置20は、空調装置100に電力供給されている時には、図示しないコントローラからの情報に基づいて、暖房運転時の制御処理、又は冷房運転時の制御処理のいずれかを実行する。まず、暖房運転時の作動について説明する。例えば外気温が低い時、図示しないコントローラの暖房スイッチがONされ、ON信号が制御装置20に入力されると、制御装置20は暖房運転時の制御処理を実行する。
【0024】
制御装置20は四方弁5を暖房側(実線)に切り替えると共に、エンジン1を起動し圧縮機2、3を駆動する。尚、この圧縮機2、3を起動する時の作動は本発明の要部であるため、詳細は後述する。そして、室内機電動弁7を全開にすると共に、室外機電動弁9を膨張弁として機能する開度に調節する。
【0025】
圧縮機2、3を出た高温のガス冷媒は、四方弁5を通り、室内熱交換器6で凝縮することで暖房を行なった後、レシーバ8で気液分離され、液冷媒が室外機電動弁9で減圧され、室外熱交換器10で蒸発し、四方弁5を再び通ってからアキュームレータ11にて気液分離され、ガス冷媒が圧縮機2、3に戻る。
【0026】
次に、冷房運転時の作動について説明する。例えば外気温が高い時、図示しないコントローラの冷房スイッチがONされ、ON信号が制御装置20に入力されると、制御装置20は冷房運転時の制御処理を実行する。制御装置20は四方弁5を冷房側(破線)に切り替えると共に、エンジン1を起動し圧縮機2、3を駆動する。また、室外機電動弁9を全開にすると共に、室内機電動弁7を膨張弁として機能する開度に調節する。
【0027】
圧縮機2、3を出た高温のガス冷媒は、四方弁5を通り、室外熱交換器10で凝縮し、レシーバ8で気液分離され、液冷媒は室内機電動弁7で減圧され、室外熱交換器10で蒸発することで冷房を行なった後、四方弁5を再び通ってからアキュームレータ11にて気液分離され、ガス冷媒が圧縮機2、3に戻る。
【0028】
次に、制御装置20が実行するエンジン制御の全体について、図2の制御プログラムの一例を示すフローチャートに沿って説明する。空調装置100の運転スイッチがONされると、まずステップS1で記憶している数値の初期化の処理を行なう。
【0029】
次にステップS2で、図示しないスタータをONさせてエンジン1を始動させるための始動制御が行われる。そして、ステップS3で、設定されている空調運転に合った回転数を保つよう、回転数制御が行われる。そして、ステップS4は、エンジン1が異常回転して暴走状態になった場合に停止させるための制御部分である。最後のステップS5は、空調装置100の運転スイッチがOFFされた時に、エンジン1を停止させるための停止制御である。
【0030】
次に、本発明に係わるステップS2の始動制御について、図3のフローチャートに沿って説明する。まずステップS11で、図示しないスタータをONさせてエンジン1を始動させる。次にステップS12で、回転数が各目標回転数毎に設定された公差内に安定したか否かを確認する。
【0031】
回転数が公差内に安定したことを確認したら次のステップS13へ進み、第1圧縮機2を起動すると共に、電動弁7、9を閉じる。実際には、上記したように暖房と冷房とで四方弁5の向きが変わるので、その時の四方弁5の向きでアキュームレータ11(圧縮器2、3の吸入側)に近い側の電動弁を閉じれば良い。
【0032】
次のステップS14で、圧力センサ13で検知する圧縮器2、3の吸入側圧力Psが所定値A(本実施形態ではスタート時の初期値としてA=0.65Mpaとしている)以下に下がったか否かを確認し、所定値A以下に下がったことを確認したら次のステップS15へ進み、第2圧縮機3を起動する。
【0033】
そして次のステップS16で、エンジン1が停止していないかを判定する。その結果、エンジン1が停止してまった場合はステップS17へ進んで所定値Aを下げ(本実施形態では0.1Mpaずつ下げている)、ステップS11へ戻ってエンジン1の始動から第1、第2圧縮機2、3の起動までを再度行うものである。尚、所定値Aは学習機能で最適化されるようにしても良い。
【0034】
そして、ステップS16の判定でエンジン1が停止していない場合はステップS18へと進み、再度回転数が公差内に安定したか否かを確認する。そして、回転数が公差内に安定したことを確認したら最後のステップS19へ進み、閉じていた電動弁7、9を通常制御の開度に開いて始動制御を終了し、通常運転に入る。
【0035】
次に、本実施形態での特徴を述べる。圧縮機2、3の吸入側圧力Psを検知する圧力センサ13を設けると共に、制御装置20は、圧縮機2、3を起動させる際、まず第1圧縮機2を起動すると共に電動弁7、9を閉じ、圧力センサ13で検知する吸入側圧力Psが所定値A以下になった時に第2圧縮機3を起動している。
【0036】
これにより、圧縮機2、3を起動する時のエンジン1の停止を回避することができる。また、バイパス回路やバイパス弁等を設ける必要がなく、従来の冷凍サイクルを構成する機器の制御だけで行えるため、コストアップを抑えることができる。
【0037】
また、制御装置20は、第2圧縮機3を起動することによってエンジン1が停止した場合、所定値Aを下げてエンジン1及び圧縮機2、3の再起動を行っている。これにより、確実にエンジン駆動式冷凍サイクル装置が起動されることとなる。
【0038】
また、上記特徴のエンジン駆動式冷凍サイクル装置を空調装置100に用い、第1、第2熱交換器6、10を室内熱交換器6及び室外熱交換器10としている。これにより、バイパス弁等を使わなくとも、圧縮機2、3を起動する時にエンジン1が停止することのない空調装置100とすることができる。
【0039】
(その他の実施形態)
上記実施形態は、エンジン駆動のヒートポンプ式空調装置であったが、本発明はこれに限らず、ヒートポンプ式以外の冷媒圧縮式冷凍サイクルに適用してもよい。また、空調装置以外の水や不凍液等のブライン(熱交換媒体)を加熱する給湯装置等に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるエンジン駆動のヒートポンプ式空調装置の模式図である。
【図2】エンジン駆動式空調装置のエンジン制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態における始動制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディーゼルエンジン(エンジン)
2 第1圧縮機
3 第2圧縮機
6 室内熱交換器(暖房時の第1熱交換器、冷房時の第2熱交換器)
7 室内機電動弁(冷房時の減圧手段)
9 室外機電動弁(暖房時の減圧手段)
10 室外熱交換器(冷房時の第1熱交換器、暖房時の第2熱交換器)
13 圧力センサ(圧力検知手段)
20 制御装置(制御手段)
A 所定値
Ps 吸入側圧力
R 冷凍サイクル
Claims (3)
- 冷媒を圧縮して吐出する第1、第2圧縮機(2、3)と、
前記冷媒を凝縮させる第1熱交換器(6、10)と、
前記冷媒を減圧する減圧手段(7、9)と、
前記冷媒を蒸発させる第2熱交換器(6、10)とを環状に接続して形成した冷凍サイクル(R)と、
前記第1、第2圧縮機(2、3)を駆動するエンジン(1)と、
これら前記冷凍サイクル(R)及び前記エンジン(1)の状態を制御する制御手段(20)とを備えるエンジン駆動式冷凍サイクル装置において、
前記第1、第2圧縮機(2、3)の吸入側圧力(Ps)を検知する圧力検知手段(13)を設けると共に、
前記制御手段(20)は、前記第1、第2圧縮機(2、3)を起動させる際、まず前記第1圧縮機(2)を起動すると共に前記減圧手段(7、9)を閉じ、前記圧力検知手段(13)で検知する前記吸入側圧力(Ps)が所定値(A)以下になった時に前記第2圧縮機(3)を起動することを特徴とするエンジン駆動式冷凍サイクル装置。 - 前記制御手段(20)は、前記第2圧縮機(3)を起動することによって前記エンジン(1)が停止した場合、前記所定値(A)を下げて前記エンジン(1)及び前記第1、第2圧縮機(2、3)の再起動を行うことを特徴とする請求項1に記載のエンジン駆動式冷凍サイクル装置。
- 請求項1または請求項2に記載のエンジン駆動式冷凍サイクル装置を備え、前記第1、第2熱交換器(6、10)を室内熱交換器(6)及び室外熱交換器としたことを特徴とする空調装置。
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