JP3923369B2 - 中空壁の配線ボックス設置箇所の遮音・防火処理方法 - Google Patents

中空壁の配線ボックス設置箇所の遮音・防火処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐火ボード(石膏ボードや珪酸カルシウム板等)で構成される中空壁の、内部に配線ボックス(アウトレットボックスやスイッチボックス等)が設置された箇所の遮音・防火処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、建築物内の間仕切りとして、軽量鉄骨を柱とし、その両面に石膏ボード等の耐火ボードを張り付けて構成される中空壁(乾式間仕切り壁)が普及している。この中空壁は施工が簡単で、コストが安いという利点がある。このような中空壁にコンセントやスイッチを取り付ける場合には、中空壁の内部にアウトレットボックス等の配線ボックスを設置し、耐火ボードの配線ボックス前面開口部に対応する位置に開口部を形成し、配線ボックス内に電気配線を引き込んだ後、耐火ボードの開口部を通して必要な配線接続処理を行い、その後コンセントやスイッチを取り付けて耐火ボードの開口部を外面から塞ぐようにしている。
【0003】
耐火ボードで構成される中空壁は不燃性であるが、上記のように中空壁にコンセントやスイッチを取り付けると、室内で火災が発生した場合、コンセントやスイッチのプラスチック製部品が燃焼して、配線ボックス内に火が入り、さらに配線ボックスの開口部や隙間などを通して中空壁内に火災が広がる危険性がある。これを防止するために既に防火型の配線ボックスが開発されている。従来の防火型配線ボックスは、金属製配線ボックスの内面又は外面に熱発泡性耐火材シートを張り付けたもので、火災発生時にはこの熱発泡性耐火材シートが膨張して延焼を防止するようになっている(特許第2945272号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
石膏ボード等の耐火ボードで構成される中空壁は耐火性だけでなく遮音性も良好であるが、前記のように中空壁内に配線ボックスを設置した箇所では、耐火ボードに形成した開口部を通して音が漏れ、遮音性が低下するという問題がある。例えばビジネスホテルなどでは、この音漏れの問題は利用者に不快感を与える。従来提案されている防火型配線ボックスは、必要な防火性能は備えているが、遮音性には考慮がはらわれていない。
【0005】
本発明の目的は、以上のような問題点に鑑み、耐火ボードで構成される中空壁の配線ボックス設置箇所を防火性能と遮音性能を兼ね備えた構造にするための遮音・防火処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明に係る遮音・防火処理方法は、配線ボックスの外面、内面又は内外両面をシート状耐熱シール材で覆うと共に、このシート状耐熱シール材の前端縁を配線ボックスの前端縁より前方に張り出させ、この状態で配線ボックスを中空壁の内部となる所定の位置に設置し、その後、耐火ボードを張り付けて中空壁を構成するときに、耐火ボードで前記シート状耐熱シール材の前端縁を押圧変形させることにより、シート状耐熱シール材の前端縁を耐火ボードの内面に接触させ、かつ耐火ボードを張り付けた後又は張り付ける前に耐火ボードの配線ボックス前面開口部に対応する位置に開口部を形成することを特徴とするものである。
【0007】
削除
【0008】
削除
【0009】
削除
【0010】
削除
【0011】
削除
【0012】
このようにシート状耐熱シール材を設けると、耐火ボードの開口部がシート状耐熱シール材によって塞がれた状態となる。耐熱シール材は柔軟性のあるパテ状のもので、従来から防火壁を電線が貫通する箇所などで防火のために穴内の隙間を埋めるものとして使用されてきたものである。本発明ではこの耐熱シール材を適当な厚さ(3〜5mm程度)のシート状にしたものを使用する。耐熱シール材は比重も大きく(1.8程度)、遮音性を有している。したがって上記のようにシート状耐熱シール材を設けると、配線ボックス設置箇所の遮音性を向上させることができる。
【0013】
また上記のようにシート状耐熱シール材を設けると、配線ボックスの穴やスリット、配線ボックス前面と耐火ボードの開口部の周りの内面との間の隙間がシート状耐熱シール材で塞がれ、また配線ボックス内の熱が外に逃げ難くなるため、火災で配線ボックス内に火が入った場合でも、配線ボックス外(すなわち中空壁内)に火災が広がるのを遅らせることができる。つまり配線ボックス設置箇所の防火性能を向上させることができる。
【0014】
本発明の遮音・防火処理方法において、配線ボックスの外面をシート状耐熱シール材で覆った場合は、シート状耐熱シール材の配線ボックスの周壁の外側に位置する部分を不燃性接着テープで押さえ巻きすることが好ましい。
このようにすると、シート状耐熱シール材が配線ボックスから剥がれて脱落することがなくなり、遮音性、防火性を確実に維持することができる。
【0015】
また本発明の遮音・防火方法において、配線ボックスの外面を覆うシート状耐熱シール材で覆う場合は、外面に剥離性シートが張り付けられたままのシート状耐熱シール材を使用することが好ましい。
シート状耐熱シール材は粘着性があり、変形しやすいため、両面に剥離性シートを張り付けた状態で運搬、保管され、使用現場で剥離性シートを剥がして使用される。配線ボックスを覆うときに、両面の剥離性シートを剥がしてしまうと、シート状耐熱シール材が伸びたり千切れたりすることがあり、また長期的にはシート状耐熱シール材のだれが生じて厚さが不均等になるおそれがある。上記のようにシート状耐熱シール材の外面側の剥離性シートを張り付けたままの状態にしておけば、剥離性シートによりシート状耐熱シール材が補強され、上記のような問題を解消できる。
【0016】
削除
【0017】
削除
【0018】
削除
【0019】
削除
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1(A)、(B)は本発明の一実施形態を示す。図において、10は軽量鉄骨12よりなる支柱の両面に石膏ボード等の耐火ボード14を張り付けて構成された中空壁、16は中空壁10の内部に設置された金属製配線ボックス(アウトレットボックス等)、18は耐火ボード14の配線ボックス16に対応する位置に形成された開口部、20は開口部18を外側から塞ぐように取り付けられたコンセント、22は中空壁10内に配管された自己消火性樹脂よりなる電線管、24は電線管22の端部を配線ボックス16に接続するコネクタ、26は電線管22内に配線されて端部が配線ボックス16内に引き出された電線である。電線26の端部はコンセント24に接続されている。
【0022】
配線ボックス16は、その外面(奥壁と周壁の外面)をシート状耐熱シール材28で覆われた状態で、支持金具30にボルトナット32により固定されている。支持金具30は配線ボックス16が所定の位置に設置されるように軽量鉄骨12に取り付けられている。シート状耐熱シール材28の前端縁は開口部18の周りで耐火ボード14の内面に接触している。このため耐火ボード14と配線ボックス16の間に隙間Sがあっても、この隙間Sはシート状耐熱シール材28で塞がれることになる。なおシート状耐熱シール材18は、パテ状の耐熱シール材をシート状にしたもので、例えば株式会社古河テクノマテリアルの「ヒートメルシート」(商品名)等を使用することができる。
【0023】
図1のような構造にすると、耐火ボード14の開口部18が配線ボックス16の外側から遮音性を有するシート状耐熱シール材18で塞がれた状態となるので、配線ボックス16設置箇所の遮音性が向上する。またコンセント24側の部屋で火災が発生してコンセント24が燃え、配線ボックス16内に火が入ったとしても、配線ボックス16と耐火ボード14の隙間Sがシート状耐熱シール材18で塞がれ、また配線ボックス16内の熱が外に逃げ難くなっているため、火災が配線ボックス16の外、つまり中空壁10内に広がるのを遅らせることができる。
【0024】
なお、シート状耐熱シール材18の配線ボックス16の周壁の外側に位置する部分には不燃性接着テープ(接着剤付きアルミテープ等)で押さえ巻きを施しておくことが好ましく(後述)、またシート状耐熱シール材18は外面に剥離性シートを張り付けた状態にしておくことが好ましい(後述)。
【0025】
以上のような配線ボックス設置箇所の遮音・防火構造は次のようにして組み立てられる。まず図2に示すように、配線ボックス16の外面全面をシート状耐熱シール材28で覆う。このとき、シート状耐熱シール材28の前端縁を配線ボックス16の前端縁より前方に張り出させるようにする。
【0026】
配線ボックス16を覆う前のシート状耐熱シール材28は、図3に示すように、両面に離型紙などの剥離性シート34が張り付けられている。この剥離性シート34はシート状耐熱シール材28の品質を目視で確認できるように透明であることが好ましい。また配線ボックス16を覆う前のシート状耐熱シール材28は配線ボックス16の外面を容易に覆えるようにするため、予め幅の広い十字形(箱を展開した形)に形成しておくことが好ましい。
【0027】
図3のように形成されたシート状耐熱シール材28で配線ボックス16の外面を覆うときは、片面の剥離性シート34のみを剥がし、残された剥離性シート34を外側にして図2のように配線ボックス16の外面に張り付ける。このようにすると軟質のシート状耐熱シール材28が伸びたり千切れたりせず、シート状耐熱シール材28を配線ボックス16の外面に容易に張り付けることができる。シート状耐熱シール材28の外面の剥離性シート34は、シート状耐熱シール材28を配線ボックス16の外面に張り付けた後もそのまま残しておく。これはシート状耐熱シール材28のだれを防止し、シート状耐熱シール材28の厚さを長期的にほぼ均一に保つためである。
【0028】
次に図2に示すように、シート状耐熱シール材18の配線ボックス16の周壁の外側に位置する部分に、接着剤付きアルミテープのような不燃性接着テープ36で押さえ巻きを施す。これにより、配線ボックス16の取付け作業中にシート状耐熱シール材18が剥がれたり、火災時に配線ボックス18の温度が上昇してシート状耐熱シール材18が配線ボックス16から剥がれて脱落したりするのを防止できる。
【0029】
図2のようにシート状耐熱シール材18で覆った状態の配線ボックス18を、耐火ボードを張り付ける前の軽量鉄骨12(図1参照)に支持金具30を介して取り付ける。次に配線ボックス16の周壁の一部不連続環状スリット38で囲まれた円板40(図2参照)を取り除き、かつその部分の不燃性接着テープ36及びシート状耐熱シール材28をカッターで切除し、電線管接続用の穴をあける。この穴に所定のルートに配管された電線管22の端部をコネクタ24により接続する。このあと軽量鉄骨12の両面に耐火ボード14を張り付ける。すると、配線ボックス16の前端縁から前方に張り出していたシート状耐熱シール材28の前端縁が耐火ボード14により押圧変形させられ、耐火ボード14の内面に接触する。その後、耐火ボード14の配線ボックス16に対応する位置に開口部18を形成する。なお開口部18は耐火ボード14を軽量鉄骨12に張り付ける前に予め形成しておいてもよい。
【0030】
このあと、電線26を配線し、電線26の端部をコンセント20に接続し、開口部18を外側から塞ぐようにコンセント20を取り付ければ、図1のような遮音・防火構造を得ることができる。
【0031】
次に以上のように構成された配線ボックス設置箇所の遮音・防火構造について遮音性能、防火性能を試験した結果を説明する。軽量鉄骨12は厚さ0.6mmで60×45mm角、耐火ボード14は厚さ12.5mmの強化石膏ボード2枚張り、配線ボックス16は119×119×44mmの鋼製アウトレットボックス(JIS規格品)、シート状耐熱シール材28は厚さ3mmのヒートメルシート(比重1.78)で外面に剥離性シート34付き、厚さ50μのアルミ接着テープで1周押さえ巻き、電線管22及びコネクタ24は自己消火性樹脂製、電線26は1.6mmφ2心VVケーブル、コンセント20はカバープレートが樹脂製である。遮音性能試験、防火性能試験とも、配線ボックス16の背面側に耐火ボードがない状態(つまり耐火ボード14はコンセント20側のみ)で行った。
【0032】
遮音性能試験はJIS A 1416及びJIS A 1417併用による室間音圧レベル差測定により行った。試験体は、(A)耐火ボード14に開口部がないもの(比較例)、(B)耐火ボード14に開口部18が形成され、裸の配線ボックス16が取り付けられているもの(従来構造)、(C)耐火ボード14に開口部18が形成され、シート状耐熱シール材28で覆われた配線ボックス16が設置されているもの(本発明構造)の三種である。図4(a)、(b)に遮音性能の試験結果を示す。この結果によれば、本発明構造Cは開口部のない耐火ボードAとほぼ同等の遮音性能を有することが明らかである。
【0033】
また防火性能試験は、JIS A 1304による耐火試験を行った。(B)の試験体では17分で耐火ボード裏面への延焼が発生したが、(C)の試験体では34分まで耐火ボード裏面への延焼を遅らせることができた。これにより配線ボックスの外面をシート状耐熱シール材で覆うことにより防火性能が向上することも確認された。
【0034】
図5は本発明の他の実施形態を示す。この実施形態が図1の実施形態と異なる点は、配線ボックス16の内面にシート状耐熱シール材28が張り付けられていることと、配線ボックス16の前面と耐火ボード14の開口部18の周りの内面との間の隙間Sが、その両面間にシート状耐熱シール材28aを挟み込むことにより塞がれていることである。上記以外の構成は図1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。このような構造でも、図1の実施形態と同様の遮音性能、防火性能を得ることができる。ちなみに図6は図5の構造について遮音性能を試験した結果である。試験条件は前記実施形態の場合と同じである。図5の構造でも開口部のない耐火ボード(無開口)とほぼ同等の遮音性能を有することが確認された。また防火性能試験でも前記実施形態の場合と同等の結果が得られている。
【0035】
図7は本発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態が図1の実施形態と異なる点は、シート状耐熱シール材28の前端縁を配線ボックス16の前面側に折り曲げ、折り曲げた前端縁を、配線ボックス16の前面と耐火ボード14の開口部18の周りの内面とで挟み付けたものである。上記以外の構成は図1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。このような構造でも、図1の実施形態と同様の遮音性能、防火性能を得ることができる。
【0036】
削除
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、耐火ボードで構成された中空壁の、配線ボックスを設置した箇所の遮音性能及び防火性能を共に向上させることができる。このため施工性がよく、コストが安く、しかも遮音性能及び防火性能が良好な間仕切り壁を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る遮音・防火構造の一実施形態を示す、(A)は垂直断面図、(B)は水平断面図。
【図2】 本発明の一実施形態において、配線ボックスの外面をシート状耐熱シール材で覆った状態を示す一部切開側面図。
【図3】 本発明に用いるシート状耐熱シール材の好ましい例を示す斜視図。
【図4】 (a)、(b)は本発明の一実施形態の構造と従来の構造についての遮音性能の試験結果を示すグラフ。
【図5】 本発明に係る遮音・防火構造の他の実施形態を示す、(A)は垂直断面図、(B)は水平断面図。
【図6】 図5の構造についての遮音性能の試験結果を示すグラフ。
【図7】 本発明のさらに他の実施形態を示す垂直断面図。
【符号の説明】
10:中空壁
12:軽量鉄骨
14:耐火ボード(石膏ボード等)
16:配線ボックス(アウトレットボックス、スイッチボックス等)
18:開口部
20:コンセント
22:電線管
24:コネクタ
26:電線
28:シート状耐熱シール材
30:支持金具
34:剥離性シート
36:不燃性接着テープ

Claims (3)

  1. 配線ボックスの外面、内面又は内外両面をシート状耐熱シール材で覆うと共に、このシート状耐熱シール材の前端縁を配線ボックスの前端縁より前方に張り出させ、この状態で配線ボックスを中空壁の内部となる所定の位置に設置し、その後、耐火ボードを張り付けて中空壁を構成するときに、耐火ボードで前記シート状耐熱シール材の前端縁を押圧変形させることにより、シート状耐熱シール材の前端縁を耐火ボードの内面に接触させ、かつ耐火ボードを張り付けた後又は張り付ける前に耐火ボードの配線ボックス前面開口部に対応する位置に開口部を形成することを特徴とする中空壁の配線ボックス設置箇所の遮音・防火処理方法。
  2. 請求項記載の方法であって、配線ボックスの外面をシート状耐熱シール材で覆った場合は、シート状耐熱シール材の配線ボックスの周壁の外側に位置する部分を不燃性接着テープで押さえ巻きすることを特徴とする中空壁の配線ボックス設置箇所の遮音・防火処理方法。
  3. 請求項又は記載の方法であって、配線ボックスの外面をシート状耐熱シール材で覆う場合は、両面に剥離性シートを張り付けた、粘着性があり変形しやすいシート状耐熱シール材の片面の剥離性シートを剥がし、シート状耐熱シール材が伸びたり千切れたりしないように外面に剥離性シートが張り付けられたままのシート状耐熱シール材を使用することを特徴とする中空壁の配線ボックス設置箇所の遮音・防火処理方法。
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