JPH0658464A - 配管,配線などのための壁体または床体貫通部耐火構造体 - Google Patents
配管,配線などのための壁体または床体貫通部耐火構造体Info
- Publication number
- JPH0658464A JPH0658464A JP4253399A JP25339992A JPH0658464A JP H0658464 A JPH0658464 A JP H0658464A JP 4253399 A JP4253399 A JP 4253399A JP 25339992 A JP25339992 A JP 25339992A JP H0658464 A JPH0658464 A JP H0658464A
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- Japan
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- wiring
- refractory
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来は、建築物の壁体と床体に設けた貫通部内
に金属性管状体を挿入し、次に、その金属性管状体内に
配管,配線を挿通し、その配管,配線を行なってきた。
つまり、その金属性管状体により、配管,配線の中央部
材の保護をしてきた。しかし、それだけでは、地震、火
災などの災害対策にはならないで、地震に伴う火災のみ
ならず、台所の火の不始末或いは煙草の火の不始末など
での火災への対策はなかった。それ故に、火災への対策
をして、配管,配線を火災から保護することが必要であ
る。本発明は、上記の問題を解決することを目的とす
る。 【構成】本発明は、配管,配線などの中央部材の外側に
耐火性管状体を配設しその耐火性管状体を壁体およびま
たは床体などの貫通部に挿入しうるようにしてなる配
管,配線のための壁体または床体貫通部耐火構造体と製
造方法である。
に金属性管状体を挿入し、次に、その金属性管状体内に
配管,配線を挿通し、その配管,配線を行なってきた。
つまり、その金属性管状体により、配管,配線の中央部
材の保護をしてきた。しかし、それだけでは、地震、火
災などの災害対策にはならないで、地震に伴う火災のみ
ならず、台所の火の不始末或いは煙草の火の不始末など
での火災への対策はなかった。それ故に、火災への対策
をして、配管,配線を火災から保護することが必要であ
る。本発明は、上記の問題を解決することを目的とす
る。 【構成】本発明は、配管,配線などの中央部材の外側に
耐火性管状体を配設しその耐火性管状体を壁体およびま
たは床体などの貫通部に挿入しうるようにしてなる配
管,配線のための壁体または床体貫通部耐火構造体と製
造方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管,配線などのため
の壁体または床体貫通部耐火構造体とそれらの床体また
は壁体貫通部耐火構造体の配管組み立て方法に関する。
の壁体または床体貫通部耐火構造体とそれらの床体また
は壁体貫通部耐火構造体の配管組み立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、建築物の壁体または床体に設け
た貫通部内に金属性管状体を挿入し、次に、その金属性
管状体内に冷媒用被覆銅管と制御ケーブルなどの配管,
配線などの中央部材を挿通し、その配管,配線などの中
央部材の保護を金属性管状体によって行なってきた。そ
して、建築物の利用に際して、その金属性管状体によっ
て、冷媒用被覆銅管と制御ケーブルなどの配管,配線な
どの中央部材を保護することによって確実な施工をして
きた。
た貫通部内に金属性管状体を挿入し、次に、その金属性
管状体内に冷媒用被覆銅管と制御ケーブルなどの配管,
配線などの中央部材を挿通し、その配管,配線などの中
央部材の保護を金属性管状体によって行なってきた。そ
して、建築物の利用に際して、その金属性管状体によっ
て、冷媒用被覆銅管と制御ケーブルなどの配管,配線な
どの中央部材を保護することによって確実な施工をして
きた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、地震、火災な
どの災害を未然に防止しうるものではなく、地震に伴う
火災を含めて台所の火の不始末或いは煙草の火の不始末
など火災の原因となりうる事柄はきわめて多い。それ故
に、それらの火災の原因を排除することが、他の全ての
事柄に優先して実施していかねばならない事柄なのであ
った。ところが、そのような火災の予防策では間に合わ
ず、現実には、火災の原因を積極的に少なくするように
し、出来たら、火災の原因を全く排除することが必要な
のである。本発明は、上記の問題を解決することを目的
とする。
どの災害を未然に防止しうるものではなく、地震に伴う
火災を含めて台所の火の不始末或いは煙草の火の不始末
など火災の原因となりうる事柄はきわめて多い。それ故
に、それらの火災の原因を排除することが、他の全ての
事柄に優先して実施していかねばならない事柄なのであ
った。ところが、そのような火災の予防策では間に合わ
ず、現実には、火災の原因を積極的に少なくするように
し、出来たら、火災の原因を全く排除することが必要な
のである。本発明は、上記の問題を解決することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、配管,配線な
どの中央部材の外側に耐火性管状体を配設し、その耐火
性管状体を壁体およびまたは床体などの貫通部に挿入し
うるようにしてなる配管,配線などのための壁体または
床体貫通部耐火構造体である。
どの中央部材の外側に耐火性管状体を配設し、その耐火
性管状体を壁体およびまたは床体などの貫通部に挿入し
うるようにしてなる配管,配線などのための壁体または
床体貫通部耐火構造体である。
【0005】
【作用】本発明の配管,配線などのための壁体または床
体貫通部耐火構造体は、配管,配線などの中央部材の外
側に耐火性管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体お
よびまたは床体などの貫通部に挿入しうるようにしてな
るので、火災が生じても耐火性管状体によりその内側の
配管,配線などの中央部材を火災により生じる火熱から
守り、かつ外部から接触などによる被害からの保護を確
実にしうる。
体貫通部耐火構造体は、配管,配線などの中央部材の外
側に耐火性管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体お
よびまたは床体などの貫通部に挿入しうるようにしてな
るので、火災が生じても耐火性管状体によりその内側の
配管,配線などの中央部材を火災により生じる火熱から
守り、かつ外部から接触などによる被害からの保護を確
実にしうる。
【0006】
【実施例1】配管,配線などのための壁体または床体1
などの建築物の区画部分に設けた貫通口に冷媒供給用被
覆銅管と冷媒排出用被覆銅管のそれぞれの銅管2,2と
制御ケーブル3などの配管,配線を貫通させて配管,配
線の施工を行なうようにし、結露防止のため、被覆銅管
2の外周に断熱性合成樹脂製発泡体を被覆し、施工に際
して、被覆銅管2の表面に、さらに所定範囲即ち所望長
さにわたってアルミガラスクロス4を二重巻に被覆し、
建築物の配管,配線などのための壁体または床体などの
貫通口には、金属薄板製貫通用ボイド5を取付け、その
金属薄板製貫通用ボイド5には、少なくとも内側フラン
ジ5’が形成され、下側蓋6は、石綿セメントなどの耐
火性材料製部品からなり、フランジ部6’と挿入筒部
6”とを有した割形体からなり、割形の数は、貫通する
被覆銅管2の本数により任意に選定することができ、壁
体耐火性貫通管状体8は、耐火セメントなどの耐火性材
料製であり、上側蓋9は、下側蓋6と同様に耐火セメン
トなどの耐火性材料製部品からなり、フランジ部9’と
挿入筒部9”とを有した割形体からなり、割形の数は、
貫通する被覆銅管2の本数により任意に選定することが
でき、上側蓋9の外周には、目地カバー10が配置さ
れ、その目地カバー10を金属薄板で製作し、目地材1
1を充填する空間を形成するため利用されるのであり、
下側蓋6と壁体耐火性貫通管状体8との隙間と下側蓋6
の上面には目地材7が充填され、また、施工された壁体
耐火性貫通管状体8が貫通されている床体1の貫通口の
周囲には、セメントモルタルなどの不燃材料12が施さ
れた配管,配線などのための壁体貫通部耐火構造体であ
る。
などの建築物の区画部分に設けた貫通口に冷媒供給用被
覆銅管と冷媒排出用被覆銅管のそれぞれの銅管2,2と
制御ケーブル3などの配管,配線を貫通させて配管,配
線の施工を行なうようにし、結露防止のため、被覆銅管
2の外周に断熱性合成樹脂製発泡体を被覆し、施工に際
して、被覆銅管2の表面に、さらに所定範囲即ち所望長
さにわたってアルミガラスクロス4を二重巻に被覆し、
建築物の配管,配線などのための壁体または床体などの
貫通口には、金属薄板製貫通用ボイド5を取付け、その
金属薄板製貫通用ボイド5には、少なくとも内側フラン
ジ5’が形成され、下側蓋6は、石綿セメントなどの耐
火性材料製部品からなり、フランジ部6’と挿入筒部
6”とを有した割形体からなり、割形の数は、貫通する
被覆銅管2の本数により任意に選定することができ、壁
体耐火性貫通管状体8は、耐火セメントなどの耐火性材
料製であり、上側蓋9は、下側蓋6と同様に耐火セメン
トなどの耐火性材料製部品からなり、フランジ部9’と
挿入筒部9”とを有した割形体からなり、割形の数は、
貫通する被覆銅管2の本数により任意に選定することが
でき、上側蓋9の外周には、目地カバー10が配置さ
れ、その目地カバー10を金属薄板で製作し、目地材1
1を充填する空間を形成するため利用されるのであり、
下側蓋6と壁体耐火性貫通管状体8との隙間と下側蓋6
の上面には目地材7が充填され、また、施工された壁体
耐火性貫通管状体8が貫通されている床体1の貫通口の
周囲には、セメントモルタルなどの不燃材料12が施さ
れた配管,配線などのための壁体貫通部耐火構造体であ
る。
【0007】
【実施例2】まず、最初に、建築物の壁体または床体1
に貫通口を穿孔し、その貫通口に金属薄板製貫通用ボイ
ド5の筒部5’を挿通した後、前記貫通用ボイド5に形
成した外側舌片などの適宜の手段を介して壁体または床
体1に慣用の固着手段の釘などを打ち付けることによっ
て前記貫通用ボイド5を壁体または床体1に取り付けう
るようにし、他方で、挿通すべき被覆銅管2の表面にア
ルミガラスクロス4を多重巻に被覆し、その被覆範囲の
長さLを、耐火性を考慮して施工後に、壁体耐火性貫通
管状体8の各端部から外方に向けてほぼ20cmまでの
範囲とした被覆銅管2を予め準備し、次に、二つ割の下
側蓋6,6’の分割対抗面に目地材7などの耐火性不燃
材料を塗布し、アルミガラスクロス4を被覆させ挿通し
うる状態にして被覆銅管2,2を前記貫通用ボイド5内
に落し込むようにしてなる配管,配線などのための壁体
貫通部耐火構造体の施工方法である。
に貫通口を穿孔し、その貫通口に金属薄板製貫通用ボイ
ド5の筒部5’を挿通した後、前記貫通用ボイド5に形
成した外側舌片などの適宜の手段を介して壁体または床
体1に慣用の固着手段の釘などを打ち付けることによっ
て前記貫通用ボイド5を壁体または床体1に取り付けう
るようにし、他方で、挿通すべき被覆銅管2の表面にア
ルミガラスクロス4を多重巻に被覆し、その被覆範囲の
長さLを、耐火性を考慮して施工後に、壁体耐火性貫通
管状体8の各端部から外方に向けてほぼ20cmまでの
範囲とした被覆銅管2を予め準備し、次に、二つ割の下
側蓋6,6’の分割対抗面に目地材7などの耐火性不燃
材料を塗布し、アルミガラスクロス4を被覆させ挿通し
うる状態にして被覆銅管2,2を前記貫通用ボイド5内
に落し込むようにしてなる配管,配線などのための壁体
貫通部耐火構造体の施工方法である。
【0008】
【実施例3】本発明は、配管,配線などの中央部材の外
側に耐火性管状体を配設し、その耐火性管状体内の配
管,配線の被覆部分を剥離した状態で挿入させてなる配
管,配線などのための壁体または床体貫通部耐火構造体
である。
側に耐火性管状体を配設し、その耐火性管状体内の配
管,配線の被覆部分を剥離した状態で挿入させてなる配
管,配線などのための壁体または床体貫通部耐火構造体
である。
【0009】
【効果】本発明の配管,配線などのための壁体または床
体貫通部耐火構造体は、配管,配線などの中央部材の外
側に耐火性管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体お
よびまたは床体などの貫通部に挿入しうるようにしてな
るので、火災が生じても耐火性管状体によりその内側の
配管,配線などの中央部材を火災により生じる火熱から
守り、かつ外部から接触などによる被害からの保護を確
実にしうる効果がある。また、耐火性管状体内の配管,
配線の被覆部分を剥離した状態で挿入させたので火災が
生じても、配管,配線の被覆部分から火が伝わらない効
果がある。
体貫通部耐火構造体は、配管,配線などの中央部材の外
側に耐火性管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体お
よびまたは床体などの貫通部に挿入しうるようにしてな
るので、火災が生じても耐火性管状体によりその内側の
配管,配線などの中央部材を火災により生じる火熱から
守り、かつ外部から接触などによる被害からの保護を確
実にしうる効果がある。また、耐火性管状体内の配管,
配線の被覆部分を剥離した状態で挿入させたので火災が
生じても、配管,配線の被覆部分から火が伝わらない効
果がある。
【図1】図1は、本発明の配管,配線などの床体貫通部
耐火構造体の縦断面図である。
耐火構造体の縦断面図である。
【図2】図2は、本発明の配管,配線などの床体貫通部
耐火構造体の製造或いは施工の過程で床体の貫通口を密
封部材で密封させうる状態を示す縦断面図である。
耐火構造体の製造或いは施工の過程で床体の貫通口を密
封部材で密封させうる状態を示す縦断面図である。
【図3】図3は、本発明の配管,配線などの壁体貫通部
耐火構造体の縦断面図である。
耐火構造体の縦断面図である。
【図4】図4は、本発明の配管,配線などの壁体貫通部
耐火構造体の製造の過程で壁体の貫通口を密封部材で密
封させうる状態を示す縦断面図である。
耐火構造体の製造の過程で壁体の貫通口を密封部材で密
封させうる状態を示す縦断面図である。
1 床体或いは壁体 2 被覆
銅管 3 制御ケーブル 4 アル
ミガラスクロス 5 貫通用ボイド 6 下側
蓋 7 目地材 6’ フラ
ンジ部 9 上側蓋 6” 挿入
筒部 9’ フランジ部 8 壁体
耐火性貫通管状体 9” 挿入筒部 10 目地
カバー 11 目地材 12 耐火
セメントなどの不燃材料
銅管 3 制御ケーブル 4 アル
ミガラスクロス 5 貫通用ボイド 6 下側
蓋 7 目地材 6’ フラ
ンジ部 9 上側蓋 6” 挿入
筒部 9’ フランジ部 8 壁体
耐火性貫通管状体 9” 挿入筒部 10 目地
カバー 11 目地材 12 耐火
セメントなどの不燃材料
Claims (13)
- 【請求項1】配管,配線などの中央部材の外側に耐火性
管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体およびまたは
床体などの貫通部に挿入しうるようにしてなる配管,配
線などのための壁体または床体貫通部耐火構造体。 - 【請求項2】配管,配線などの中央部材の外側に耐火性
管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体およびまたは
床体などの貫通口に挿入しうるようにし、その貫通口に
挿入した配管,配線などの中央部材をその周囲に設けた
配管,配線などの中央部材用支持体によって支持し、配
管,配線などの中央部材の可燃性被覆部材の耐火性管状
体内の部分を剥離して支持しうるようにしてなる請求項
1記載の配管,配線などのための壁体または床体貫通部
耐火構造体。 - 【請求項3】配管,配線などの中央部材の外側に耐火性
管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体およびまたは
床体などの貫通口に挿入しうるようにし、その貫通口に
挿入した配管,配線などの中央部材を、その周囲に設け
た耐火性中央部材用支持体によって支持してなる請求項
1記載の配管,配線などのための壁体または床体貫通部
耐火構造体。 - 【請求項4】配管,配線などの中央部材の外側に耐火性
管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体およびまたは
床体などの貫通口に挿入しうるようにし、その貫通口に
貫通用ボイド或いはモルタルなどの不燃材料製環状支持
部を配設し、その貫通用ボイド或いはモルタルなどの不
燃材料製環状支持部の内側に前記耐火性管状体を配設
し、前記耐火性管状体を配管,配線などの中央部材の外
側に配設し、その耐火性管状体を耐火性支持体によって
支持し、配管,配線などの中央部材を前記耐火性管状体
によって支持してなる請求項1記載の配管,配線などの
ための壁体または床体貫通部耐火構造体。 - 【請求項5】配管,配線などの中央部材の外側に耐火性
管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体およびまたは
床体などの貫通口に挿入しうるようにし、その貫通口に
貫通用筒状部或いは不燃材料製環状支持部を配設し、そ
の貫通用筒状部或いは不燃材料製環状支持部の内側に配
設した配管,配線などの中央部材の耐火性蓋状支持体に
よって配管,配線などの中央部材を支持してなる請求項
1記載の配管,配線などのための壁体または床体貫通部
耐火構造体。 - 【請求項6】配管,配線などの中央部材の外側に耐火性
管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体およびまたは
床体などの貫通口に挿入しうるようにし、その貫通口に
貫通用ボイドを配設し、その貫通用ボイドの内側に配設
した配管,配線などの中央部材の耐火性蓋状支持体によ
って配管,配線などの中央部材をその外側から支持し、
前記耐火性管状体の他端側の開口部に耐火性蓋状支持体
を配設してなる請求項1記載の配管,配線などのための
壁体または床体貫通部耐火構造体。 - 【請求項7】配管,配線などの中央部材の外側に耐火性
管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体およびまたは
床体などの貫通口に挿入しうるようにし、その貫通口に
貫通用ボイドを配設し、その貫通用ボイドの内側に配設
した配管,配線などの中央部材の耐火性蓋状支持体によ
って配管,配線などの中央部材をその外側から支持し、
前記耐火性管状体の他端側の開口部に設けた耐火性蓋状
支持体の外側に目地材を配設し、その目地材を環状目地
カバーで保護しうるようにしてなる請求項1記載の配
管,配線などのための壁体または床体貫通部耐火構造
体。 - 【請求項8】配管,配線などの中央部材の外側に耐火性
管状体を配設し、その耐火性管状体を床体の貫通口に挿
入しうるようにし、その貫通口に貫通用ボイドを配設
し、その貫通用ボイドの内側に配設した配管,配線など
の中央部材の耐火性蓋状支持体によって配管,配線など
の中央部材をその外側から支持し、前記耐火性管状体の
他端側の開口部に設けた耐火性蓋状支持体の外側に目地
材を配設し、その目地材を前記耐火性管状体の他端側の
開口部に一体的に結合された環状目地カバーで保護しう
るようにてなる請求項1記載の配管,配線などのための
床体貫通部耐火構造体。 - 【請求項9】配管,配線などの中央部材の外側に耐火性
管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体などの貫通口
に挿入しうるようにし、その貫通口にセメントモルタル
などの不燃材料製環状支持部を形成し、その不燃材料の
内側に配設した配管,配線などの中央部材の耐火性管状
体の一端側の開口部に設けた耐火性蓋状支持体の外側に
目地材を配設し、その目地材を環状目地カバーでその外
側から支持し、前記耐火性管状体の他端側の開口部に設
けた耐火性蓋状支持体の外側に目地材を配設し、その目
地材を環状目地カバーで保護しうるようにしてなる請求
項1記載の配管,配線などのための壁体貫通部耐火構造
体。 - 【請求項10】配管,配線などの中央部材の外側に耐火
性管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体などの貫通
口に挿入しうるようにし、その貫通口にセメントモルタ
ルなどの不燃材料製環状支持部を形成し、その不燃材料
製環状支持部の内側に配設した配管,配線などの中央部
材の耐火性管状体の一端側の開口部に設けた耐火性蓋状
支持体の外側に目地材を配設し、その目地材を環状目地
カバーでその外側から支持し、前記耐火性管状体の他端
側の開口部に設けた耐火性蓋状支持体の外側に目地材を
配設し、それらの目地材を前記耐火性管状体の一端側お
よび他端側の開口部に一体的に結合された環状目地カバ
ーで保護しうるようにてなる請求項1記載の配管,配線
などのための壁体貫通部耐火構造体。 - 【請求項11】配管,配線などの中央部材の外側に耐火
性管状体を配設し、その耐火性管状体を壁体などの貫通
口に挿入しうるようにし、前記耐火性管状体の両端の近
くの部分を吊下げ具により吊下げうるようにし、前記壁
体などの貫通口にセメントモルタルなどの不燃材料製環
状支持部を形成し、その不燃材料製環状支持部の内側に
配設した配管,配線などの中央部材の耐火性管状体の一
端側の開口部に設けた耐火性蓋状支持体の外側に目地材
を配設し、その目地材を環状目地カバーでその外側から
支持し、前記耐火性管状体の他端側の開口部に設けた耐
火性蓋状支持体の外側に目地材を配設し、それらの目地
材を前記耐火性管状体の一端側および他端側の開口部に
一体的に結合された環状目地カバーで保護しうるように
てなる請求項1記載の配管,配線などのための壁体貫通
部耐火構造体。 - 【請求頂12】まず、床体に設けた開口部に貫通用ボイ
ドを打ち込み、次に、貫通用ボイド内に耐火性管状体を
挿入し、次に、その耐火性管状体内に冷媒用被覆銅管と
制御ケーブルなどの配管,配線などの中央部材を挿通
し、その配管,配線などの中央部材をその外側から前記
耐火性管状体用蓋状支持体によって支持し、前記耐火性
管状体の一端側の開口部に設けた耐火性蓋状支持体の外
側に目地材を配設し、前記耐火性管状体の他端側の開口
部に設けた耐火性蓋状支持体の外側に目地材を配設し、
それらの目地材を前記耐火性管状体の一端側の開口部お
よび他端側の開口部に一体的に結合された環状目地カバ
ーで保護しうるようにした請求項1記載の配管,配線な
どのための床体貫通部耐火構造体の配管組み立て方法。 - 【請求項13】まず、壁体などに設けた貫通口にセメン
トモルタルなどの不燃材料製環状支持部を形成し、次
に、配管,配線などの中央部材を保護するため、その外
側に耐火性管状体を配設し、次に、その耐火性管状体を
壁体などの貫通口に挿入させて、前記耐火性管状体の両
端の近くの部分を吊下げ具により吊下げうるようにし、
前記不燃材料製環状支持部の内側に配設した配管,配線
などの中央部材の耐火性管状体の一端側の開口部に設け
た耐火性蓋状支持体の外側に目地材を配設し、その目地
材を環状目地カバーでその外側から支持し、前記耐火性
管状体の他端側の開口部に設けた耐火性蓋状支持体の外
側に目地材を配設し、それらの目地材を前記耐火性管状
体の一端側および他端側の開口部に一体的に結合された
環状目地カバーで保護しうるようにてなる請求項1記載
の配管,配線などのための壁体貫通部耐火構造体の配管
組み立て方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253399A JPH0658464A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 配管,配線などのための壁体または床体貫通部耐火構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253399A JPH0658464A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 配管,配線などのための壁体または床体貫通部耐火構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658464A true JPH0658464A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=17250839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4253399A Pending JPH0658464A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 配管,配線などのための壁体または床体貫通部耐火構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658464A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09204734A (ja) * | 1996-01-29 | 1997-08-05 | Nec Gumma Ltd | フロッピィディスク装置 |
JP2002310339A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 配管化粧カバー |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP4253399A patent/JPH0658464A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09204734A (ja) * | 1996-01-29 | 1997-08-05 | Nec Gumma Ltd | フロッピィディスク装置 |
JP2002310339A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 配管化粧カバー |
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