JP3919567B2 - 液体収納容器の包装構造およびその開封方法 - Google Patents

液体収納容器の包装構造およびその開封方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置に着脱自在に搭載される、記録用の液体、例えばインクを収容した液体収容容器に関し、特に液体収納容器の包装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドとは別体に構成されて、インク供給管などを通してインクジェット記録ヘッドにインクを供給する交換型インクタンクが提案されている。交換型インクタンクは多くの場合、その筐体内にインク吸収体が装填されていて、インク吸収体にインクを保持するように構成されている。そして、インクタンクをインクジェット記録装置に連結したときにインクジェット記録ヘッドにインクが供給され易くするため、インクジェット記録ヘッドへインクを供給するインク供給口の近傍ではインクが密に、インクタンク内部を大気に連通させる大気連通口の側ではインクが疎になるように、インク吸収体にインクが保持されている。
【0003】
上述した交換型インクタンクは、物流時のインク漏れに備えて、上記のインク供給口や大気連通口をシール部材で封止した包装形態を採っている。このインク供給口や大気連通口を封止する包装形態として、可撓性材料のシール部材で大気連通口やインク供給口を覆い、このシール部材における大気連通口やインク供給口の周縁の部分を粘着または熱溶着することによってインクタンクの密閉を保っている構成のものがあった。この包装形態は安価で且つ確実にインクタンクを密閉できるため、多くのインクタンクで適用されている。またインク供給口や大気連通口の開封方法としては、特開平 09-290516 号公報や特開平 06-328712 号公報に開示されているように、ユーザーが直接シール部材を剥ぎ取ることによって行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上述した従来のインクタンクには、物流時での環境変化におけるインクタンク内の内圧上昇を考慮して、シール部材の粘着や熱溶着が強力に施されている場合がある。このような場合、シール部材の接着部はこれを剥ぎ取るときの力(剥離力)が高くなっているため、ユーザーは力をこめてシール部材を剥ぎ取らなければならなかった。
【0005】
このような開封方法が行われると、これまでシール部材の剥ぎ取りに使っていた力が解放されてシール部材が勢いよくインクタンクから取り外されるので、シール部材で密封していたインクが飛散してユーザーの手や周囲のものを汚してしまう恐れがあった。
【0006】
このような開封時のインクの飛散には2つのメカニズムがある。1つはインク吸収体とシール部材との間のインクの飛散であり、2つ目はシール部材に付着しているインクの飛散である。
【0007】
1つ目は、シール部材がインク供給口から勢いよく離脱されると、図9の(a),(b),(c)に示すように、インクタンク51内の体積が膨張する方向に作用し、またシール部材52の離脱における慣性力により、インク吸収体53とシール部材52との間のインク54がシール部材52に追従するように、引っ張られる。この場合、引っ張られているインクは最終的には切断されることとなり、その際の、インク吸収体53およびシール部材52のいずれの側にも付かずに別れたインク滴54が飛散することになる。
【0008】
また、2つ目は図10の(a),(b),(c)に示すように、シール部材52の開封直後、インク供給口55に接着されているシール部材52がインク供給口55から離れた瞬間に、シール部材52ははじかれ、なびいてしまい、シール面に付着しているインク滴54aが飛散してしまうということがあった。
【0009】
また、このインクの飛散防止に対して、図11に示すようなインク供給口61にキャップ62が溶着されて密閉を保っている構成のものがある。このインクタンク63を開封する際には、キャップ62を離脱方向とは異なる方向に回動して溶着部64をせん断した後に、キャップ62を離脱させる。このため、キャップ開封時にインクタンク63内の体積膨張はなく、また溶着が開放されてからキャップ62を離脱させるので、勢いの良い開封がなされない。このような開封手段では、キャップを回動して開封するので、図10で示すシール部材を開封手段に用いた場合のインク飛散を防止することができる。
【0010】
また、このキャップでは、インクタンク63内のインク吸収体とインク供給口61のキャップ62との間に隙間が生じないように構成することで、開封する前からキャップ内部にて自由に存在するインクを極力減らす工夫がなされている。
【0011】
しかしながら、上述したインクタンクの開封にはキャップを“ひねる”という動作がある。この“ひねる”という動作は、キャップを指でつまんで、手首をまわす動作である。子供やお年寄り、手や手首に障害を持ったユーザーにおいては、手首をまわす“ひねる”という動作が大変難しい動作となっており、簡便なインクタンクの開封が望まれていた。
【0012】
そこで、本発明は上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は開封時にインクの供給口からインクが飛散することを防止し、更に誰でも容易に開封可能な信頼性の高い液体収納容器の包装構造を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、液体を収納する液体収納部と前記液体を供給するための液体供給口とを有する液体収納容器において該液体収納容器の底部に設けられた前記液体供給口を被覆部材により被覆した液体収納容器の包装構造であって、
前記被覆部材は第1の部位および第2の部位からなり前記液体収納容器の外周を覆う環状の部材であり、前記第1の部位は前記液体供給口を封止する封止部を具え、前記第2の部位は前記液体収納容器の側面または天井部の一部に沿って位置し前記第1の部位に対して離脱可能になっており、
前記液体収納容器が前記被覆部材により被覆された状態で、前記封止部は前記液体供給口に対して非溶着状態で封止しており、
前記第2の部位が前記液体収納容器の側面の一部に沿って位置する場合も、前記天井部の一部に沿って位置する場合も、前記第2の部位が前記第1の部位に対して離脱されても、
前記第1の部位は落下せずに、前記液体供給口に対向する該液体供給口近傍の位置に前記封止部を具えた状態で、該第1の部位の一部が前記液体収納容器の天井部に沿った位置に維持される液体収納容器の包装構造であることを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、液体収納容器の外周を覆う環状の被覆部材に対してユーザーが、その被覆部材の第1の部位より第2の部位を離脱させると、被覆部材が第1の部位と第2の部位に分離され、第1の部位とともに前記液体供給口を封止する封止部が液体収納容器から離れ、液体供給口が開封される。このような本発明では、液体供給口を封止する手段(封止部)を直接取り去って開封するのではなく、第2の部位を離脱させる操作で間接的に開封するため、液体供給口の開封はユーザーの開封(第2の部位の離脱)の勢いにおける個体差によらないその結果、開封時の液体の飛散を防止できる。
【0015】
本発明によれば、前記第2の部位が前記第1の部位に対して離脱しても、前記第1の部位は前記液体収納容器の天井部に沿った位置に維持され、第2の部位の離脱によって第1の部位が液体収納容器から脱落しない。さらに、液体収納容器に対して第1の部位は接着されておらず、独立して存在するので、第1の部位の取り去りの際にユーザーによる勢いのついた引っ張りは行われない。そのため、液体供給口を封止する手段に付着している液体が飛散することはない。
【0016】
また、ユーザーにおいて液体供給口を開封する動作は、第2の部位の取り去りによる被覆部材の破断と、第1の部位の取り去りだけであり、更に、開封時の勢いについても規制がないことから大きな力を必要としないため、誰でも簡単に開封することが可能である。
【0017】
なお、上記の被覆部材としてはフィルム状部材、より好ましくは熱収縮性フィルム状部材が適用できる。また、前記被覆部材の少なくとも第1の部位は弾性部材であってもよい。
【0018】
さらに、上記の包装構造において、前記第1の部位と前記第2の部位が一体に形成されていて、前記第1の部位と前記第2の部位の境界にこの境界を破断するための破断手段が設けられているものが適用できる。この場合、前記破断手段としてミシン目が考えられる。
【0019】
あるいは、上記の包装構造において、前記第1の部位と前記第2の部位が別体で形成されていて、前記第2の部位が前記第1の部材に対して離脱可能に接着されているものが適用できる。
【0020】
また、前記液体供給口を封止する手段としてはキャップ部材が適用できる。この場合、前記キャップ部材は弾性体またはエラストマを有するものが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0022】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態によるインクタンクの全体構成を説明するための図で、(a)はインクタンクの斜視図、(b)はインクタンクの側面図を示す。
【0023】
図1で示す形態のインクタンク100はインクを収納するインク容器101と、外部(例えばインクジェット記録ヘッド)にインクを供給するインク供給口102と、空気の導入出口である大気連通口104と、インク供給口102を覆い、且つインク容器101の全体を被覆する被覆部材103とを備えている。被覆部材103は第1の部位103aと第2の部位103bから構成されており、さらに第1の部位103aはインク供給口102を密封するキャップ121と、キャップ121を含めてインク容器101を包囲する包囲部材120とから構成されている。
【0025】
図2は図1に示したインク容器101の、最大面積面と平行な面に沿った断面図である。この図に示すように、インク容器101は直方体状で偏平の容器外形をなしている。インク容器101の内部(液体収納部)は、負圧を発生させてインクを吸収保持する負圧発生部材132を収納する負圧発生部材収容室130と、負圧発生部材収容室130に隣接してインクを収容するインク収容室131とから構成となっている。
【0026】
負圧発生部材収容室130とインク収容室131を仕切る壁の、容器底部側の端部には両室を連通させる連通路が設けられている。負圧発生部材収容室130は底部にインク供給口102を、天井部に室内を大気に連通する大気連通口104を備えている。負圧発生部材収容室130とインク供給口102内には圧接体133が配置されている。
【0027】
また、本実施形態では、偏平容器であるインクタンク100において最大面積面以外の面にインク供給口102を有する構成にしたことで、複数のインクタンク100をインクジェット記録装置(不図示)に搭載する場合にスペースをとらないで並列配置できるので有利となる。
【0028】
次に、インクタンク100のインク供給システムについて図2(b)を参照して説明する。
【0029】
インクタンク100がインクジェット記録装置(不図示)に搭載されると、インク供給口102内にインクジェット記録装置側のインク導入管200が挿入してきて圧接体133を押圧する。そのインク導入管200の開口部には図のようにフィルタ201が取り付けられていることもある。そして、インクジェット記録装置が稼動することにより、インクジェット記録ヘッド(不図示)からインクが吐出されて、インク容器101内のインクを吸引する力が働く。インクは、この吸引力によりインク収容室131から負圧発生部材収容室130へ入り、そして負圧発生部材132を通ってインク導入管200内に引き込まれて、インクジェット記録ヘッドへ供給される。これによりインク収容室131内の圧力が低下しインク収容室131と負圧発生部材収容室130との間に圧力差が生じる。インクジェット記録ヘッドによる記録動作が継続してインク供給が続行されると、その圧力差は上昇するが、負圧発生部材収容室130は大気連通口104により開放されているため、空気が負圧発生部材132を通過し、インク収納室131に入る。この時点でインク収容室131と負圧発生部材室130内の圧力差は解消される。記録動作中は、このような動作が繰り返されることによって、インクをスムースに供給することが可能になる。
【0030】
図3は、図1に示したようにインク容器101を被覆する被覆部材103を示す斜視図である。図中の斜線部は第2の部位103b、斜線部以外は第1の部位103aを表している。図3に示すように、被覆部材103の外形は環形状(本例では筒状)をなしており、前述したように被覆部材103は、大別して、第1の部位103aと第2の部位103bから構成されている。被覆部材103のキャップ121は、図1に示したように被覆部材103でインク容器101を被覆した際にキャップ121がインク供給口102と当接するように、第1の部位103aに設けられている。第1の部位103aにおいて、キャップ121のみ別材質となっている。キャップ121はインク供給口102を押圧し、インク容器101を密閉状態にするものであるため、キャップ121の材質としては、変形し易いエラストマが好ましい。
【0031】
被覆部材103において、第1の部位103aにおける包囲部材120と第2の部位103bは同じ材質で構成されている。その材質は、図1に示したようにインク容器101を被覆したとき、キャップ121に対してインク供給口102への押圧力を与えると共に、インク容器101全体をコンパクトに被覆することを考慮すると、熱処理により収縮してインク容器101の外縁にならう形状に変形するシュリンクフィルムであることが好ましい。第1の部位103aと第2の部位103bは一体で環形状の被覆部材103を形成しており、第1の部位103aと第2の部位103bとの境界に易破断手段としてのミシン目115を設けることで、第2の部位103bを引き上げることで被覆部材103を容易に破断することができる。
【0032】
さらに、被覆部材103の第1の部位103aについて詳細に説明する。第1の部位103aは包囲部材120にキャップ121を固定した構成であり、包囲部材120を単体で見れば、略コの字状に形成されている。本実施の形態において、キャップ121は2つの材質から構成されており、インク供給口102と当接し、封止している部分はエラストマで、そのエラストマ部分を包囲している周囲部はポリプロピレンで構成されている。そして、キャップ121は包囲部材120におけるコの字の底面に配置されており、この固定方法はキャップ121におけるエラストマ部分121aの周囲のポリプロピレン部分121bを包囲部材120に粘着材または熱溶着で固定する。本実施例において、包囲部材120とキャップ121は粘着材または熱溶着により固定されているが、第2の部位103bが離脱後、包囲部材120からキャップ121が落ちなければ、包囲部材120がキャップ121をホールドするような接着手段のない形態でも全く問題ない。
【0033】
次に、被覆部材103によるインク容器101およびインク供給口102の被覆方法について説明する。
【0034】
最初に、被覆部材103の包囲部材120はインク容器101の被覆される部分の外周長さよりも長い円周の環状形状となっており、その包囲部材120の環形状の中にインク容器101を挿入する。その後、インク容器101と被覆部材103を、キャップ121とインク供給口102が当接するように配置し、保持具(不図示)によりインク供給口102にキャップ121を押し付ける。この際、保持具としてはキャップ121のエラストマ部分121aに損傷を与えなければどのような構成のものでも使用可能である。
【0035】
そして、キャップ121に対して上述した保持具による押し付けを維持しながら、シュリンクフィルムである被覆部材103に熱処理を施し、被覆部材103を熱収縮させる。この際、熱処理は、被覆部材103であるシュリンクフィルムがインク容器101の外形にならって密接するまで収縮させ、且つインク供給口102をキャップ121で封止可能な張力が被覆部材103に発生するまで続ける。その後、インク容器101を保持具から解放し、被覆部材103のインク容器101への被覆が完了する。この被覆完了の状態を示したのが図1である。
【0036】
さらに、被覆部材103の熱収縮後のインク供給口102とキャップ121の封止状態について図4を用いて説明する。図4はインク供給口102とこれを封止するキャップ121の封止状態を示す断面図である。この図において、インク供給口102の開口部の周囲には、円筒状のカラーリブ150が設けられており、カラーリブ150の内径がインク供給口102の径とほぼ同径となっている。さらに、円筒状に突き出たカラーリブ150の端面に突起部151が形成されている。また、キャップ121のカラーリブ150が当接するエラストマ部分121aには、カラーリブ150の突起部151が入るV溝125が形成されている。
【0037】
図4に示すように、突起部151とV溝125とが圧接されることによって、突起部151がエラストマ部分121aの肉を押し広げてV溝125内に入り込む。この時、V溝125の、突起部151との接触面が突起部151の形状に合わせて変形し、突起部151とV溝125との接触面が密着している。このように突起部151とV溝125の斜面とが密着することによってインク供給口102を気密に封止する効果が生じる。
【0038】
次に、本発明の目的とするところのインクタンク開封方法について図5の(a)〜(d)を用いて説明する。図5の(a)は開封操作前、同図(b)は開封中、同図(c)は開封後のインクタンクの斜視図であり、同図(d)は開封後の第1の部位103aの挙動を表した正面図である。
【0039】
まずユーザーは、インク容器101の周囲面に被覆されている被覆部材103の第2の部位103bのみを離脱させるため、第2の部位103bの掴み部112を掴む。本実施形態において、図5(a)に示すように第2の部位103bの掴み部112はミシン目115に切り込みを入れて形成した箇所としているが、被覆部材103の幅よりも幅広の凸形状に形成した箇所(図6参照)でも良い。また、掴み部112には、ユーザーに明確に掴み部112であることを認識させるために表示がされているとなお良い。ユーザーはこの掴み部112を掴み、第1の部位103aと第2の部位103bの両縁との境界に設けられたミシン目115に沿って、第2の部位103bを取り去ることになる(図5(b))。ミシン目115は被覆部材103を容易に破断し、かつ第2の部位103bの取り去る方向を示唆するために設けられている。このため、ミシン目115によりユーザーは容易に且つ切断方向を間違えずに第2の部位103bを取り去ることが可能になる。ミシン目115を設ける方向は被覆部材103の被覆方向に対して垂直な方向にしてある。これは第2の部位103bを取り去る際に発生する応力を被覆部材103の被覆方向に分散させないために垂直方向としている。取り去る際の応力はミシン目115の大きさによって決定され、例えば、ミシン目115の目の間隔が広く、被覆部材103を破断する応力が大きくなってしまった場合、第2の部位103bを被覆部材103の被覆方向とは垂直方向に取り去らないと、被覆方向に分力が発生してしまい、最悪、ミシン目115が破断されずに、被覆方向に被覆部材103の位置がずれてしまうことがある。そうなると、キャップ121がずれてインク漏れが生じたり、インク供給口102が破損したりする恐れがある。インク供給口102の破損はインクタンクをインクジェットプリンタに装着した場合の良好な記録を妨げる。したがって、本実施形態においてミシン目115は被覆部材103の被覆方向と垂直方向に設けている。
【0040】
ユーザーが第2の部位103bを取り去ると、図5(c)に示すようにインク容器101を被覆しているのは第1の部位103aのみとなる。この状態では、被覆部材103であるシュリンクフィルムの熱収縮により発生していた、キャップ121を保持する張力が0となってしまうため、キャップ121を保持することが不可能となり、インク供給口102は開封される。本実施形態では、図5(d)に示すように、第1の部位103がインク容器101の天井部に引っ掛かったままとなる。そして、インク供給口102がインク容器101の底部に設けられているため、インク供給口102の開封後、インク供給口102を封止しているキャップ121が、キャップ121自身の自重により、インク容器101の底部の角部に当接する包囲部材120の角部(図中の回動中心A)を中心として図中矢印B方向に回動し、インク供給口102は開かれる。本実施形態によれば、ユーザーの開封動作となる被覆部材103の破断(第2の部位103bの取り去り)において、破断の勢いによらず、つまり開封動作におけるユーザーの個体差によらないで、インク供給口102の開封の勢いを一定にすることが可能となる。
【0041】
本実施形態において、第2の部位103bを取り去ったときの開封の勢いと、キャップ121の停止位置については、インク供給口102がインク容器101の底部に設けられているため、開封しようとする方向(図中矢印B方向)に働くキャップ121の自重と、開封方向と反対方向のキャップ121の閉塞を維持しようとする方向に働く包囲部材120の材質強度とで調整されている。つまり、キャップ121の自重、包囲部材120の材質強度を制御することで、勢いのある開封を抑えることができ、その結果、開封時にインク供給口102とキャップ121間のインクが引っ張られていずれの側にも付かずに飛散する現象を防止することができる。キャップ121の停止位置としては、キャップ121がインク供給口102に対してほぼ対向する位置で且つインク供給口102近傍であることが望ましい。それは、万が一、インクがインク供給口102から飛散したとしても、上述したキャップ121の停止位置であるならば、キャップ102内にインクが飛び込み、トラップするようになるため、外部へインクを飛散させないことができるためである。
【0042】
本実施形態で使用している包囲部材120の材質はポリエステル系のシュリンクフィルムであり、このシュリンクフィルムの材質強度は厚みに起因してくる事が解っている。本実施形態では包囲部材120の厚みを0.04mm、キャップ121の重さを2gと設定することでインクが飛散しない開封が可能となることが、実験から解った。しかし、これは開封時にインクの飛散が発生しない程度に設定すればよく、この値に限ったことではない。また、本実施形態ではインク供給口102が配置されている位置はインク容器101の底部であるため、開封の勢いについて説明してきたが、例えば、インク供給口が、底部とは反対側の天井部に設けられているインク容器では、上述したような開封の勢いに左右されないため、ある程度自由度が大きく材質を選定可能である。
【0043】
第2の部位103bを取り去った後、第1の部位103a全体がその自重で落ちてしまうことが懸念される。しかし、本実施形態では、第2の部位103bはインク容器101の側面に位置していることで対策としている。第2の部位103bを取り去った後でも、第1の部位103aの包囲部材120はシュリンクフィルムで形成されているため、包囲部材120の、インク容器101の天井部に対応する部分の形状は、インク容器101の外周に沿うように維持されている。この形状により、第2の部位103を取り去っても、図5(d)に示すように、引っ掛かり、さらにシュリンクフィルムの材質強度が高いため、第1の部位103aが容易に落下しないようにしている。本実施例では、第1の部位103aを略コの字形状に形成し、第2の部位103b離脱後における第1の部位の落下防止としているが、第1の部位103aが落下しなければ、図12に示すような形状の第1の部位103aでも全く問題はない。
【0044】
上述したように、第2の部位103bを取り去っても第1の部位103aはインク容器101に引っ掛かっている。ユーザーは第1の部位103aを掴み、被覆方向と垂直方向に引っ張ることにより第1の部位103aは取り去られる。この際、インク容器101に対して第1の部位103aは粘着や熱溶着などで接着されておらず、規制がないため、ユーザーによる勢いのついた引っ張りは行われない。そのため、キャップ121のシール部に付着しているインクが飛散することはない。
【0045】
本実施形態において、ユーザーにおいてインク供給口102を開封する動作は、第2の部位103bの取り去りによる被覆部材103の破断と、第1の部位103aの取り去りだけであり、共に掴んで引っ張るという動作のみである。更に、開封時の勢いについても規制がなく、またミシン目が施されていることから、大きな力を必要としないため、誰でも簡単に開封することが可能である。
【0046】
(第2の実施の形態)
次に、図7を参照して、第2の実施の形態によるインクタンクを説明する。ここでは、第1の実施の形態と異なる点を主に説明する。図7は本発明の第2の実施形態によるインクタンクの包装構造を示す斜視図である。
【0047】
図7で示す形態のインクタンク100では、被覆部材103が、第1の部位103aと第2の部位103bを接着することで環状に構成されている。第1の部位103aのキャップ121以外を構成している包囲部材120はシュリンクフィルム、第2の部位103bは粘着剤を有するフィルムで構成されている。包囲部材120は偏平な直方形状のインク容器101の外周に沿ってコの字に形成されており、包囲部材120の両端はインク容器101の側面(本例ではインク供給口102を有する面に隣接する最大面積面)において向き合っている。そして、第1の部位103a(包囲部材120)の開放端を第2の部位103bにより粘着材による接着で連結することで、被覆部材103がインク容器101の外周に筒状形状として維持されている。この構成では、第1の部位103aから、これに粘着された第2の部位103bを引き剥がすことで、被覆部材103を容易に分離してインク供給口102を開封することができる。
【0048】
本実施形態も上述の第1の実施形態と同様に、インク供給口を封止している部位を直接開封する構造ではないため、ユーザーの開封の勢いにおける個体差によらず、一定の勢いで開封することができる。また、上述した開封の勢いは第1の部位におけるキャップ121の自重と包囲部材120の材料強度で制御できるため、インク飛散の防止を容易に設定することが可能である。
【0049】
(第3の実施の形態)
次に、図8を参照して、第3の実施の形態によるインクタンクを説明する。ここでは、第1および第2の実施の形態と異なる点を主に説明する。図8は本発明の第3の実施形態によるインクタンクの包装構造を示す斜視図である。
【0050】
図8で示す形態のインクタンク100の被覆部材103が、第1の部位103aと第2の部位103bを接着することで環状に構成されており、第1の部位103aのキャップ121以外を構成している包囲部材120はシュリンクフィルム、第2の部位103bはフィルム状部材で構成されている。
【0051】
本実施形態では、第2の実施形態と比べて、第1の部位103aと第2の部位103bの接着方法が異なる。すなわち、第1の部材103a(包囲部材120)を、偏平な直方形状のインク容器101の側面(本例ではインク供給口102を有する面に隣接する最大面積面)において両端が向き合うように、インク容器101の外周に沿ってコの字に被覆し、被覆した第1の部材103aの開放端を第2の部位103bによりスポット熱溶着で連結することで、被覆部材103がインク容器101の外周に筒状形状として維持されている。この構成では、第1の部位103aから、これにスポット溶着された第2の部位103bを引き剥がすことで、被覆部材103を容易に分離してインク供給口102を開封することができる。
【0052】
本実施形態も上述の第1の実施形態と同様に、インク供給口を封止している部位を直接開封する構造ではないため、ユーザーの開封の勢いにおける個体差によらず、一定の勢いで開封することができる。また、上述した開封の勢いは第1の部位におけるキャップ121の自重と包囲部材120の材料強度で制御できるため、インク飛散の防止を容易に設定することが可能である。
【0053】
上述した第2および第3の実施の形態では、被覆部材103の第1の部位103aにシュリンクフィルム、第2の部材103bにフィルム部材を用いて互いに接着する構成を採っているが、被覆部材103がキャップ121に対しインク供給口102への押圧力を発する構成となれば、本発明はこれらの材料に限られない。例えば、第1の部位103aにインク容器101の外周に沿わせた形状の弾性体(例えばゴム材、エラストマ等)を用い、第1の部位103aをインク容器101の外周に配置し、第1の部位103aに張力を持たせた状態で第1の部位103aの両端を第2の部位103bで仮固定することで、キャップ121によりインク供給口102を気密に封止することが可能となる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、内部に液体を収納する液体収納容器の液体供給口を被覆部材により被覆した包装構造であって、その被覆部材として、液体収納容器の外周を覆う、第1の部位と第2の部位からなる環状の部材を用い、第1の部位に液体供給口を封止する手段を設け、第2の部位を第1の部位に対して離脱可能にしたことにより、液体供給口を封止する手段(キャップ)を直接取り去って開封するのではなく、第2の部位を離脱させる操作で間接的に開封することができる。この結果、ユーザーの開封の勢いによらずに液体供給口を開封することができるため、開封時の液体の飛散を防止できる。
【0055】
また、前記第2の部位が前記第1の部位に対して離脱しても、前記第1の部位は前記液体収納容器の天井部に沿った位置に維持されることにより、第2の部位の離脱後は液体収納容器の外周に第1の部位が留まるので、第2の部位の離脱による第1の部位の液体収納容器から脱落しない。さらに、液体収納容器に対して第1の部位は接着されておらず、独立して存在するので、第1の部位の取り去りの際にユーザーによる勢いのついた引っ張りは行われない。そのため、液体供給口を封止する手段に付着している液体が飛散することはない。
【0056】
また、ユーザーにおいて液体供給口を開封する動作は、第2の部位の取り去りによる被覆部材の破断と、第1の部位の取り去りだけであり、更に、開封時の勢いについても規制がないことから大きな力を必要としないため、誰でも簡単に開封することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるインクタンクの全体構成を説明するための図で、(a)はインクタンクの斜視図、(b)はインクタンクの側面図である。
【図2】図1に示したインク容器の、最大面積面と平行な面に沿った断面図である。
【図3】図1に示したインク容器を被覆する被覆部材を示す斜視図である。
【図4】図1に示したインク供給口とキャップの係合関係を示した断面図である。
【図5】図1で示したインクタンクの開封方法を示し、(a)は開封操作前、(b)は開封中、(c)は開封後のインクタンクの斜視図であり、(d)は開封後の第1の部位の挙動を表した正面図である。
【図6】図1に示した第2の部位の変形例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態によるインクタンクの包装構造を示す斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施形態によるインクタンクの包装構造を示す斜視図である。
【図9】従来の、インクタンク開封時のインクの飛散の原因を説明するための図である。
【図10】従来の、インクタンク開封時のインクの飛散の原因を説明するための図である。
【図11】従来のインクタンクの開封手段としてキャップを使用した例を示す図である。
【図12】図1に示した被覆部材の第1の部位の形状を説明する斜視図である。
【符号の説明】
100 インクタンク
101 インク容器
102 インク供給口
103 被覆部材
103a 第1の部位
103b 第2の部位
104 大気連通口
112 掴み部
115 ミシン目
116 掴み代
120 包囲部材
121 キャップ
121a エラストマ部分
121b ポリプロピレン部分
125 V溝
130 負圧発生部材収容室
131 インク収容室
132 負圧発生部材
133 圧接体
150 カラーリブ
151 突起部
200 インク導入管
201 フィルタ

Claims (2)

  1. 液体を収納する液体収納部と前記液体を供給するための液体供給口とを有する液体収納容器において該液体収納容器の底部に設けられた前記液体供給口を被覆部材により被覆した液体収納容器の包装構造であって、
    前記被覆部材は第1の部位および第2の部位からなり前記液体収納容器の外周を覆う環状の部材であり、前記第1の部位は前記液体供給口を封止する封止部を具え、前記第2の部位は前記液体収納容器の側面または天井部の一部に沿って位置し前記第1の部位に対して離脱可能になっており、
    前記液体収納容器が前記被覆部材により被覆された状態で、前記封止部は前記液体供給口に対して非溶着状態で封止しており、
    前記第2の部位が前記液体収納容器の側面の一部に沿って位置する場合も、前記天井部の一部に沿って位置する場合も、前記第2の部位が前記第1の部位に対して離脱されても、
    前記第1の部位は落下せずに、前記液体供給口に対向する該液体供給口近傍の位置に前記封止部を具えた状態で、該第1の部位の一部が前記液体収納容器の天井部に沿った位置に維持される液体収納容器の包装構造。
  2. 液体を収納する液体収納部と前記液体を供給するための液体供給口とを有する液体収納容器の開封方法であって、
    前記液体供給口は前記液体収納容器の底部に設けられ被覆部材により被覆されており、前記被覆部材は第1の部位および第2の部位からなり前記液体収納容器の外周を覆う環状の部材であり、前記第1の部位は前記液体供給口を封止する封止部を具え、前記第2の部位は前記液体収納容器の側面に沿って位置し前記第1の部位に対して離脱可能になっており、前記液体収納容器が前記被覆部材により被覆された状態で、前記封止部は前記液体供給口に対して非溶着状態で封止しており、
    前記第2の部位が前記第1の部位に対して離脱された後に、前記第1の部位が前記封止部を具えつつ前記第1の部位の一部が前記液体収納容器の前記天井部に沿った位置に維持された状態で、前記液体供給口に対向した該液体供給口近傍の位置に前記封止部が回動して停止するとともに前記液体供給口が開封される液体収納容器の開封方法。
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